JPS6012939Y2 - エンジン始動装置の保護装置 - Google Patents

エンジン始動装置の保護装置

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JPS6012939Y2
JPS6012939Y2 JP17131979U JP17131979U JPS6012939Y2 JP S6012939 Y2 JPS6012939 Y2 JP S6012939Y2 JP 17131979 U JP17131979 U JP 17131979U JP 17131979 U JP17131979 U JP 17131979U JP S6012939 Y2 JPS6012939 Y2 JP S6012939Y2
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JP
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engine
voltage
battery
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auxiliary relay
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JP17131979U
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JPS5688958U (ja
Inventor
勝幸 岡本
均 原田
Original Assignee
澤藤電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジン始動装置の保護装置、特に例えばバ
ス、トラック等の大型車輛などに用いられるエンジン始
動装置の保護装置に関するものである。
周知の通り、この種エンジン始動装置においては、エン
ジンを始動するため、まず運転者がキースイッチを閉路
すると、バラブリ電圧で補助リレーを作動させることに
より同バッテリ電圧でエンゲージスイッチおよびスター
ティングモータが作動し、これによりスターティングモ
ータのピニオンをエンジンのリングギヤに噛合させてエ
ンジンを駆動する。
そして、エンシンカ千自刃で回転したことを確認してか
ら前記キースイッチを開路すると、スターティングモー
タのピニオンは回転しているエンジンのりングギャより
自刃で分離して元の位置に復帰するが、その後の不、タ
ーティングモータは若干の時間(約5〜川秒)、惰性で
回転してから完全に停止するものである。
しかし、未熟な運転者などが、前記エンジンが自刃で正
常に回転しているとき(よもちろん、また、エンジンが
自刃で一旦回転しまた。
後に何んらかの原因でその自刃回転を停止し前記スター
ティングモータがなお、惰性で回転しているときに、誤
って前記キースイッチを再び閉路す、ると、エンジンの
リングギヤまたはスターティングモータのピニオンのど
ちらかが回転状態で撃突することになり、これによりリ
ングギヤおよびピニオンの歯先が破損することになると
いう欠点を有している。
そこで、従来より上記欠点を防止するため、エンジンの
自刃回転およびスターティングモータの惰性回転を検出
した信号電圧により、上記のように未熟な運転者がエン
ジンの自刃回転中およびスターティングモータの惰性回
転中において誤ってキースイッチを閉路してもエンゲー
ジスイッチおよびスターティングモータよりなる始動装
置が作動しないようにした保護装置が種々提案されてい
る。
そして本出願人も先にエンジンの自刃回転およびスター
ティングモータの惰性回転をそれぞれ複数のオペレーシ
ョナルアンプを用いて検出するようにして作動させる保
護装置(実願昭53−102126号)を提案している
しカルながら、この保護装置は複数個のオペレーショナ
ルアンプを用いるものであるから、回路構成が煩雑でI
C化が困難であると共に、装置全体が大型でかつ製造コ
ストが高価となる欠点があったのである。
本考案は上記の点に着目して特に工夫をこらしたもので
、複数のオペレーショナルアンプを用いることなく、単
一のオペレーショナルアンプを用いるのみでエンジンの
自刃回転およびスターティングモータの惰性回転を検出
して、その回路構成を簡単化してIC化を容易にし、こ
れによ゛り装置全体を小型化すると共に、製造コストも
大幅に安価とすることのできる優れた保護装置を提供す
ることをその目的とするものである。
以下図面に示す本考案の一実施例について説明するに、
図中1は運転席に設けたキースイッチ、2は補助リレー
で、この補助リレー2は常開の接点3と、リレーコイル
4と、ダイオード5とよりなっている。
6は保護装置で、この保護装置6は、単一のオペレーシ
ョナルアンプ7と、□スイッチングトランジスタ8と、
抵抗9乃至18と、ダイオード19.20と、ツェナー
ダイオード21.22.23と、コンデンサ24.25
とよりなっている。
26はエンゲージスイッチで、このエンゲージスイッチ
26は、プルコイル27と、ホルディングコイル28と
、可動鉄心29と、可動接点30と、バッテリ側固定接
点31と、・モータ側固定接点32とよりなっている。
33はスターティングモータで、このスターティングモ
ータ33は、電機子34と、この電機子34への駆動に
よってオーバーランニングクラッチ35を介して駆動さ
れるピニオン36と、ピニオンシフトレバ−37とより
なっている。
38はエンジン(図示せず)のりングギャ、39はバッ
テリ、40はバッテリスイッチ、41は前記エンジンに
よって駆動される充電発電機で、この充電発電機41は
、発電コイル42と、全波整流器43と、界磁コイル4
4と、電圧調整器45とよりなっている。
なお、図中T1.T2.T3はオペレーショナルアンプ
7の入力端子、基準端子、出力端子をそれぞれ表してお
り、Nは発電コイル42の中性点端子を表している。
この図面に示す本考案−実施例において、まずバッテリ
スイッチ40の閉路により、バッテリ39よりバッテリ
スイッチ40と保護装置6の抵抗14とを介して抵抗1
2,1・3によって分圧された基準電圧がオペレーショ
ナルアンプ7の基準端子TQに印加されており、これに
より該オペレーショナルアンプ7の出力端子T3は高レ
ベルとなりダイオード20を介してスイッチングトラン
ジスタ8にベース電流が供給され、該スイッチングトラ
ンジスタ8はオン状態になっている。
しかして、エンジンを始動させるため、キースイッチ1
を閉路すると、上記のようにスイッチングトランジスタ
8がオン状態になっているので、バッテリ39よりキー
スイッチ1を介して補助リレー2のリレーコイル4に電
流が流れ、接点3が閉成する。
この補助リレー2の接点3の閉放によりまず、保護装置
6の抵抗9とツェナーダイオード21(このツェナーダ
イオード21はバッテリ39よりの電圧では導通するが
、後述するスターティングモータ33の惰性回転による
発生電圧では導通しないように選定されている)とを介
してスイッチングトランジスタ8にベース電流を供給す
るようになる。
そして、このとき、保護装置6の他方の抵抗15を介し
てオペレーショナルアンプ7の入力端子T1にバッテリ
39よりの電圧が印加されるようになるが、この入力端
子T1には時定数回路を構成するコンデンサ25が接続
されているので、この入力信号は若干遅れて入力端子T
1に印加されることとなる。
これにより同オペレーショ、す、ルアンプ7の出力端子
T3が若干遅れて低レベルに移行してスイッチングトラ
ンジスタ8にベース電流を供給しなくなるが、このとき
にはすでに前記抵抗9とツェナーダイオード21とを介
してスイツチングトランジスタ8にベース電流が供給さ
れているので、該スイッチングトランジスタ8のオン状
態を続けておりキースイッチ1が閉路を持続している限
り持続している。
そこでキースイッチ1の閉路を持続することにより補助
リレー2の接点3は閉成している。
しかして、前記補助リレー2の接点3の閉成により、バ
ッテリ39よりこの接点3を介してエンゲージスイッチ
26のプルコイル27とホルディングコイル28とに電
流を流し、そのプルコイル27に流れる電流はスターテ
ィングモータ33の電機子34に流れるので、その電機
子34は低速度で回転する。
他方、プルコイル27とホルディングコイル28に流れ
る電流により可動鉄心29が吸引され、シフトレバ−3
7を介してピニオン36がエンジンのりングギャ38に
噛合すると同時に、可動接点30がバッテリ側およびモ
ータ側の両固定接点31.32に接合され、これにより
バッテリ39よりの電流はプルコイル2フを通ることな
く、可動接点30および両固定接点31゜32を介し直
接電機子34に流れるようになる。
即ち、電機子34は全力で回転しエンジンを駆動し、こ
れによりエンジンは自刃で回転するようになる。
運転者が上記エンジンが自刃で回転したことを確認した
後にキースイッチ1を開路すると、補助リレー2の接点
3は回路 ニジ゛−ジスイッチ26の保持コイル28
に 流れなくなるので、可動接点30は
31,3・2より開放されると共に1.ピニオン36
まエンジンのりングギャ38より分離して元の位置に復
ゆする。
そしてスターティングモータ33ρ電機子34はその後
若干の間惰性で回転してか、ら完全に停止する。
しかして、上記の始動動作によ:リエン□ンが自刃で回
転を開始すると、このエンジンに り充電発電機41が
駆動され、発電コイル42−電圧が発生する。
そこで、この発電コイ>L/42の発生電圧は中性点端
子Nより保護装置6の抵抗1・、8を介して抵抗16.
17により分圧された電圧が、オペレーショナルアンプ
7の入力端子T□に印加されるようになるので、同オペ
レーショナルアンプ7の出力端子T3は前述の低レベル
状態を持続し、この出力端子T3からスイッチングトラ
ンジスタ8にベース電流が供給されることがない。
したがってエンジンが正常に回転しているときにはスイ
ッチングトランジスタ部はオフ状態となっているから、
未熟な運転者が誤ってエンジンの回転中にキースイッチ
1を閉路しても、補助リレー2、エンゲージスイッチ2
6およびスターティングモータ33は作動せず、これに
よりピニオン36およびリングギヤ38の撃突による破
損を有効に防止するようにされる。
つぎに、前述のようにエンジンが自刃で回転を開始して
、スターティングモータ33のピニオン36がエンジン
のリングギヤ3Bから分離して元の位置に復帰した後に
電機子34が惰性で回転しているときには、このスター
ティングモータ33が発電機と同様になり、電機子34
に電圧が発生する。
そしてこの電圧はエンゲージスイッチ26のプルコイル
27と保護装置6の抵抗9とを介してツェナダイオード
21に印加□されるがこの電圧ではこのツェナーダイオ
−下21C*導通しない。
一方前記電圧は保護装置6の抵抗15を介してオペレー
ショナルアンプ7の入力端子T□に印加される。
なお、この入力端子T1に印加される電圧は前記スター
ティングモータ33の惰性回転速度が低下するにしたが
い著しく低電圧となるが、この抵抗15と入力端子T□
との間には時定数回路を構成するコンデンサ25が接続
されているので前記スターティングモータ33の惰性回
転がほぼ完全に停止するまで、この入力端子T□に印加
される電圧は、基準端子T2に印加されている基準電圧
より低下することはない。
したがって、オペレーショナルアンプ7の出力端子T3
は前記スターティングモータ33の惰性回転がほぼ完全
に停止するまで低レベルを持続し、これによりスイッチ
ングトランジスタ8のオフ状態はスターティングモータ
33の惰性回転がほぼ停止するまで持続する。
そこで、エンジンが自刃で一旦回転したが、その直後に
エンジンがその自刃回転を停止した場合などでスターテ
ィングモータ33が惰性で回転しているときに、未熟な
運転者が誤って、キースイッチ1を再び閉路しても、前
述のようにスイッチングトランジスタ8のオフ状態はス
ターティングモータ33の惰性回転がほぼ完全に停止す
るまで持続しているので、補助リレー2、エンゲージス
インチ26およびスターティングモータ33は作動せず
、これによりピニオン36およびリイグギャ38の撃突
による破損は有効に防止 。
以上の説明で明らかな通り本考案に 、出願人が先
に提案した保護装置のように のオペレーショナル
アンプを用いることな に工夫をこらして単一のオ
ペレーショナルアン、でよいようにしたものであるから
、回路構成が六幅に簡単化され、IC化が容易となり、
装置全体が小型にできるのみならず、製造コストも大幅
!二安価とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案−実施例を示す回路図である。 図中1はキースイッチ、2は補助リレー、6は保護装置
、7はオペレーショナルアンプ、8はスイッチングトラ
ンジスタ、21,22.23はツェナーダイオード、2
4.25はコンデンサ、26はエンゲージスイッチ、3
3はスターティングモータ、36はピニオン、38はエ
ンジンのりングギャ、39はバッテリ、40はバッテリ
スイッチ、41は充電発電機、T1は入力端子、T2は
基準端子、T3は出力端子をそれぞれ示している。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キースイッチと、該キースイッチの閉路によりバッテリ
    によって作動される補助リレーと、該補助リレーの作動
    により前記バッテリによって作動されてエンジンを始動
    させるエンゲージスイッチとスターティングモータとよ
    りなるエンジン始動装置において、前記補助リレーの作
    動を制御するスイッチングトランジスタと、該スイッチ
    ングトランジスタの作動を制御する単一のオペレーショ
    ナルアンプとを設け、前記オペレーショナルアンプの基
    準端子には前記バッテリより基準電圧を印加すると共に
    、同人力端子には前記補助リレーの作動中には前記バッ
    テリからの と、同補助リレーの非作動中には スターテ
    ィングモータ発生電圧による第2 入力端子と、エンジ
    ン回転中の充電発電機の出力電圧による第3の入力電圧
    とを単一の時定数回蕗を介して印加し、さらに前記スイ
    ッチングトランジスタのベースには前記補助リレ、−の
    作動中前記バッテリ電圧を閾値装置を介、して印加する
    ようにしたことを特徴とするエンジン始動装置の保護装
    置。
JP17131979U 1979-12-11 1979-12-11 エンジン始動装置の保護装置 Expired JPS6012939Y2 (ja)

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JPS5688958U JPS5688958U (ja) 1981-07-16
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