JPH0649906Y2 - スタータ保護装置 - Google Patents

スタータ保護装置

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JPH0649906Y2
JPH0649906Y2 JP1988007406U JP740688U JPH0649906Y2 JP H0649906 Y2 JPH0649906 Y2 JP H0649906Y2 JP 1988007406 U JP1988007406 U JP 1988007406U JP 740688 U JP740688 U JP 740688U JP H0649906 Y2 JPH0649906 Y2 JP H0649906Y2
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JP
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starter
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start switch
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JP1988007406U
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暸 森下
京平 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スタータのオーバーラン防止およびスター
タの長時間通電を防止するスタータ保護装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
スタータのオーバラン防止装置に関しては、たとえば、
特開昭60-175765号公報により開示されており、スター
タの電流もしくは電圧のリップルの上限と下限との差を
計算して、この計算値と基準設定値とを比較し、前記計
算値が小さい時にエンジンの着火を判断することにより
始動電動機がオーバランされる時間を小さくするように
したものである。
一方、第4図は別の従来のスタータ保護装置の一例を示
す回路図であり、図において、1はバッテリ、2はスタ
ータで、スタータ2はスタータモータ3と電磁スイッチ
4で構成されている。
さらに、電磁スイッチ4は1対の固定接点4a,4bと可動
接点4cにより常開の接点を構成し、これを駆動する電源
コイル4d、電圧コイル4eを備えている。
6はリレー装置であり、一対の固定接点6a,6bと可動接
点6cにより常閉の接点を構成し、これを駆動するコイル
6dを備えている。
7は始動スイッチであり、バッテリ1の正極と電流コイ
ル4dと電圧コイル4eとの接続点すなわち、S点との間
に、リレー装置6の常閉の接点とともに直列回路を形成
している。
15はタイマであり、このタイマ15は始動スイッチ7と固
定接点6bとの接続点に接続された入力線15aより始動ス
イッチ7が閉じられたことを入力され、設定時間後出力
線15cに出力し、コイル6dを励磁して常閉の接点を開路
するものである。なお、15bはアースである。
次に動作について説明する。始動スイッチ7を閉じる
と、リレー装置6の常閉の接点を通り、電磁スイッチ4
のS点にバッテリ1の電圧が印加され、電流コイル4d、
電圧コイル4eが励磁されて、可動接点4cが1対の固定接
点4a,4bに当接し、バッテリ1よりスタータモータ3に
給電し、図示しないピニオンがエンジンのリングギヤ
(図示せず)に噛合し、エンジンを始動付勢する。
エンジンが始動しなかったり、また始動したにもかかわ
らず始動スイッチ7を閉じ続けていても、タイマ15は始
動スイッチ7を閉じてから設定時間後、出力線15cに出
力を出し、コイル6dを励磁して常閉の接点を開路して、
S点への電圧印加を終了するため、電磁スイッチ4の接
点は図のように復帰し、図示しないピニオンが復帰して
エンジンの付勢を終了する。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のスタータ保護装置は以上のように構成されている
ので、エンジンが始動しない場合、また始動したにもか
かわらず始動スイッチ7を閉じ続けている場合のいずれ
の場合も、設定された一定の時間でスタータ2をオフす
るため、タイマ15の設定時間が長いとエンジンンが早い
うちに始動した場合、エンジンからのオーバランの時間
が長くなり、スタータ2が破損したり、逆に設定時間を
短くすると、エンジンが始動しない早いうちにスタータ
2がオフしてしまうなど、時間設定上の問題点があっ
た。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、エンジンが始動しない場合は比較的早いうち
のスタータのオフを防止し、適度のスタータ駆動時間が
設定できるとともに、エンジンが始動した場合は、比較
的早いうちにスタータをオフしてオーバランからの保護
を行なうことができるスタータ保護装置を得ることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るスタータ保護装置は、始動スイッチの投
入直後からスタータ端子電圧あるいはスタータ電流に重
畳する交流成分すなわちリップルの数を計算し、予め定
めた設定数を上回ったときスタータをオフする演算開路
を設けたものである。
〔作用〕
この考案における演算開路は始動スイッチの投入直後か
らスタータ端子電圧あるいはスタータ電流に重畳するリ
ップルの数を計数し、予め定めた設定数を上回ったとき
出力を送出してスタータをオフさせる。
〔実施例〕
以下、この考案のスタータ保護装置の一実施例を図につ
いて説明する。まず、この考案の実施例の具体構成の説
明に先立ち、この考案の理解を容易にするために、この
考案の原理を先に説明する。
第2図はスタータ端子電圧およびスタータ電流を示す特
性図である。この第2図において、上側の波形Aはスタ
ータ端子電圧を示し、下側の波形Bはスタータ電流を示
す。
この考案はこれら波形A,Bがエンジンが未だ始動完了し
ていない状態と、エンジンが自立運転可能となった状態
とでは、交流成分(リップル)の周期に差があることに
着目してなされたものである。
まず、時間が0〜t1の間はスタータは作動前であり、バ
ッテリ電圧V1が現われている。もちろん、スタータ電流
はゼロ(I1=0)である。
次に時間t1点にて、スタータが作動すると、スタータお
よびバッテリの内部抵抗や、配線抵抗などで定まる突入
電流I3が流れ、スタータ端子電圧もこれによりV3に低下
する。
この後、時間t3点までスタータはエンジンを駆動し、時
間t3点でエンジンが自爆し、自力回転を始めるため、負
荷が減少してスタータ電流は減少し、時間t2点でスター
タをオフしたことを示している。
なお、波形から明らかなように、スタータ端子電圧とス
タータ電流の間には波形の凸凹が逆になっている。
ここで、周期Tcはエンジンが未だ始動していないとき
(クランキング中)の周期であり、周期T0はエンジンが
始動し、オーバランされているときの周期である。両者
にはその周期に差がある(Tc>T0)ことに気がつく。
リップルはエンジンの圧縮・爆発によるスタータ電流の
変化を示しており、圧縮時は電流増加(電圧低下)、爆
発時は電流減少(電圧上昇)するために生じ、このリッ
プルはエンジンの回転数を示しているにほかならない。
通常、自動車では、周期TcはT0の数倍程度となり、この
リップルの数を計数することにより、オーバランになれ
ば、単位時間あたりのリップル数が増加し、すみやかに
スタータをオフすることができる。
この考え方に基づくこの考案の一実施例を第1図に示
す。第1図は演算回路5に入力線5aを介し、バッテリ端
子電圧を入力し、演算開路5にて、その交流成分(リッ
プル)の数を計数して予め定めた設定数を上回れば、出
力線5cに出力を送出し、リレー装置6のコイル6dを励磁
してスタータ2をオフするように構成している。なお5b
はアースである。その他の構成は第4図と同構成であ
り、第4図と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
次に動作について説明する。始動スイッチ7が閉じられ
ると、従来例と同様、スタータモータ3はエンジンを駆
動し、始動スイッチの投入直後からスタータ端子電圧は
第2図に示した変化をする。
まず、エンジンをクランキングしているとき(t1〜t3
はオーバラン時(t3〜t2)間に比べ周期の長いTcなる周
期でリップルが発生しており、演算回路5はこのリップ
ルの数を計数している。
したがって、エンジンが始動しない場合でも、この計数
値が演算回路5に予め設定された設定数を上回れば出力
線5cに出力を送出し、コイル6dを励磁して、スタータ2
をオフする。これにより、スタータ2の長時間通電によ
る焼損を防止する。
また、始動スイッチ7を閉じて、少しの時間のうちに始
動した場合は、周期の短いリップル(周期T0)が発生
し、比較的早いうちに設定値を上回り、上記同様スター
タ2はオフして、オーバランを防止する。
たとえば、設定数が100でリップルがクランキング時は
0.2秒周期(Tc=0.2)、オーバラン時は0.04秒周期(T0
=0.04)のとき、エンジンが始動せずクランキング状態
が続いたときは20秒でスタータ2はオフし、長時間通電
を防止し、またすぐ始動したときは4秒でスタータ2は
オフし、オーバラン防止されることとなる。
第3図はこの考案の第2の実施例を示す回路図であり、
この第3図ではスタータ電流に重畳するリップルを計数
する例であり、バッテリ1の正極と電磁スイッチ4の固
定接点4bとの間にシャント8が挿入されており、このシ
ャント8より入力線5aを介して演算回路5に入力してい
るもので、第2図で説明したとおり、スタータ端子電圧
を検出する第1図の例と同様の動作をするものである。
なお、第1図において、演算回路5およびリレー装置6
をスタータ2と組み合わせることにより、スタータ保護
装置を構成しており、第3図においては、上記に加え、
シャント8を組み合わせて構成している。これらをそれ
ぞれ一体的に構成してもよく、また保護装置部分を後か
ら追加することにより構成してもよい。
このように、始動スイッチ7の投入直後から交流成分
(リップル)を計数開始することにより、エンジンが始
動しない時であっても計数値が設定数以上に達した時点
でスタータ2の駆動を終了させることができる。したが
って、スタータ2の長時間通電によるオーバーヒートを
防止することができる。
また、エンジンが始動した時にも、交流成分(リップ
ル)の計数値が設定数以上に達した時点でスタータ2の
駆動を終了させるが、エンジン回転数が高く周期T0(第
2図参照)が短くなっているので、短時間で計数値が設
定数以上に達する。したがって、エンジン始動開始後は
速やかにスタータ2の駆動が終了して、オーバーランを
防止することができる。
さらに、第1図及び第3図から明らかなように、主に演
算回路5が付加されるのみで他の構成は従来通りである
から、構成が汎用的且つ簡素であり、特にコストアップ
につながることもなく安価に実現することができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、演算回路により始動ス
イッチの投入直後からスタータ端子電圧またはスタータ
電流に重畳する交流成分(リップル)の数を計数し、予
め定めた設定数を上回ったとき、スタータをオフするよ
うに構成したため、エンジンが始動しないときは適度の
時間でスタータをオフし、長時間通電を防止でき、エン
ジンが始動すればすみやかにオーバランを防止すること
ができるほか、汎用的でかつ安価に装置を構成できるな
どの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるスタータ保護装置の
回路図、第2図は同上実施例におけるスタータ端子電圧
およびスタータ電流を示す特性図、第3図はこの考案の
他の実施例を示す回路図、第4図は従来のスタータ保護
装置を示す回路図である。 1……バッテリ、2……スタータ、4……電磁スイッ
チ、5……演算回路、6……リレー装置、7……始動ス
イッチ。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリを電源として、始動スイッチの投
    入によりエンジンを始動付勢するスタータと、 上記始動スイッチの投入直後から上記スタータの端子電
    圧またはスタータ電流に重畳するリップルの数を計数し
    て、この計数値が予め定めた設定数を上回ったときに上
    記スタータの駆動を終了させる演算回路と を備えたスタータ保護装置。
JP1988007406U 1988-01-22 1988-01-22 スタータ保護装置 Expired - Lifetime JPH0649906Y2 (ja)

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JP1988007406U JPH0649906Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 スタータ保護装置
US07/289,894 US4947051A (en) 1988-01-22 1988-12-27 Starter protector for an engine
DE3900780A DE3900780A1 (de) 1988-01-22 1989-01-12 Schutzeinrichtung fuer den anlasser eines motors
KR1019890000510A KR920006245B1 (ko) 1988-01-22 1989-01-19 시동기 보호 장치
FR898900712A FR2626417B1 (fr) 1988-01-22 1989-01-20 Protecteur de demarreur pour un moteur

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JPH01113161U JPH01113161U (ja) 1989-07-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19949822A1 (de) * 1999-10-15 2001-04-19 Bosch Gmbh Robert Elektrostarter für einen Verbrennungsmotor mit einer Schutzvorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE2700982C2 (de) * 1977-01-12 1984-03-08 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Schaltanordnung für elektrische Andrehmotoren
JPS60175765A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Nippon Denso Co Ltd スタ−タのオ−バ−ラン防止装置
JPS62133965U (ja) * 1986-02-19 1987-08-24

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JPH01113161U (ja) 1989-07-31
KR890012080A (ko) 1989-08-24
KR920006245B1 (ko) 1992-08-01

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