JPS60119962A - 腔内用電極装置 - Google Patents

腔内用電極装置

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JPS60119962A
JPS60119962A JP22714483A JP22714483A JPS60119962A JP S60119962 A JPS60119962 A JP S60119962A JP 22714483 A JP22714483 A JP 22714483A JP 22714483 A JP22714483 A JP 22714483A JP S60119962 A JPS60119962 A JP S60119962A
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bag
electrode
electrode device
tube
frequency
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潔 井口
杉町 圭蔵
甲斐 秀信
堀田 鉄也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医用電極装置に係り、より詳細には高周波加熱
電極装置、特に腫瘍に対づ−る温熱治療等に適用され得
る腔内用高周波電極装置に係る。
癌am等が正常細胞と比較して熱に弱いことを利用して
患部を加温することにより治療を行なう高周波温熱治療
は知られている。
従来、高周波温熱治療装置として、一対の電極を対向さ
せて生体表面に配設りると共に生体内の目標とする加温
部位に金属針等を配置し、対向電極間の電場を金属針近
傍で強くして、金属針近傍の目標加湿部位の局所的加熱
を行なうようにしたものがあった。
この装置は電界を目標部位に集中させるためには有効で
あるが、金属針等の設置及び抜去に外科的手技を要Jる
点、並びに患者に苦痛等を与える点において必ずしも好
ましいものではない。
かかる問題点を解決Jべく、前記一対の電極のうちの一
方の電極を目標加温部位近傍の管腔内に出入自在に配設
し得る腔内用電極装置として構成覆ると共に、この腔内
用電極装置を、高周波用電極と、この電極を囲繞りる伸
縮性薄膜よりなる袋状体と、この伸縮性の袋状体内に冷
却液を給排する機構とぐ形成したものも提案されている
この提案の電極装置の場合、高周波電流が効率的に体内
を流れ得るように袋状体を体腔壁に密接さゼるためには
、冷却液に圧力をかけて袋状体を膨らませる必要がある
が、そのためにか【プるべき圧力をいかに選定し制御す
るかが操作」二の難点となる。圧力が足りな【ノれば袋
状体と体腔壁との接触が不十分Cあり、圧力が高りぎれ
ば袋状体は体腔を押し拡げC膨張づるため、どれ位の圧
力をか【プたらよいかの判断がつかない。例えば食道に
この電極装置を適用した場合、食道壁に対する許容限度
L[力〈一般には30〜4(1mm+−1(1) JX
下に保てる保証がない。
本発明は、前記諸点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、患者に多大な苦痛を与えることなく
生体深部の所与の領域を選択的に加温し得るのみならず
、膣壁を過度に圧迫する虞れの少ない腔内用電極装置を
提供することにある。
本発明によれば、この目的は、高周波用電極と、この電
極を囲繞しており、伸張することなく管腔臓器の内壁に
接触し得る寸法を有する可撓性の袋状体と、この袋状体
内に冷却液を給排する手段とを有してなる腔内用電極装
置によって達成される。
本発明の別の目的は、前記目的を達成Jることに加えて
、生体深部の所与の領域を所望の温度に加温することを
可能にする腔内用電極装置を提供りることにある。
本発明によれば、前記別の目的は、伸張することなく管
腔蔵置の内壁に接触し得る寸法を有する可撓性の袋状体
の外表面に温度検出手段を更に固定してなる腔内用電極
装置によって達成される。
次に本発明による好ましい一具体例の腔内用電極装置を
用いた医用高周波加温装置の例を図面に基づいC説明−
4る。
図面中、医用高周波加温装置1は、生体2の食通3中等
腔内に出入可能に配設されるべく構成された腔内用電極
装置4と、食道壁等の目標加温部位5をはさむように電
極装置4に対向しC体表面上に配設されるべく構成され
ており、全体としく電極装置4J、すbIJJI率の小
さい外表面を有する体外用電極装置6と、一対の電極装
置4.6間に例えば3・〜30M tl z程度の高周
波電流を10〜300W程度の出力e流りように構成さ
れており、例えば周波数及び出力が調整自在な高周波電
源7とを有しくいる。この加温装置1においては、曲率
の大きい腔内用電極装置4の近傍に強い電場が形成され
るため電極装置ff14.6間にa3いC1腔内用電極
装@4近傍に位置する食道壁の目標加温部位5が選択的
に加温され得る。
尚、腔内用電極装置4は、経口、経肛門、経膣等の方法
で出入自在に他の管腔蔵置に適用されるように構成され
てもよい。
本発明による好ましい一具体例の腔内用電極装置4の詳
細は第3図乃至第8図に示されている。
第3図乃至第8図において、8は、冷却液送給路9と冷
却液排出路10とが一体的に形成されたシリコーンゴム
製の可撓性ニヂトンネル管である。
このニヂせンネル管8では送給路9と排出路10どが完
全に分離されているため冷却液の流れに対する管路抵抗
を低く抑え得る。小さな管路抵抗で通路9.10を介す
る冷却液の十分な流れを許容し得る限り、管8は所定の
管腔蔵置に容易に出入し得るように細い方が好ましい。
電極装置4が食道に適用されるものである場合、管8と
し−Cは例えば外径が5〜・6111n1程疫、長さが
70〜80cm程度のものが用いられる。管8は3チャ
ネル以上の冷却液通路を有してしいCもよく、またシリ
コーンゴム以外の毒性のない非尋電性の可撓性材料がら
なっCいてもよい。
この管8の先端側には、可撓性の高周波用電極11及び
伸長することなく管腔蔵置の内壁に接触し得る刈払をイ
iIJる可撓性の袋状体12が取り付1ノられており、
管8の基部側端部には冷却液の送給路9及びjiJF出
路10の人々と一体的に冷却液の送給用」ネクタ13及
び排出用コネクタ14が設【ノられている。コネクタ1
3.74と管8との接続部はシリコーン系接着剤で固め
られ、更にシリコーン製の熱収縮ヂ:L−ブ8aで7J
バーされている。
高周波用電極11は管8の外周に固定されでおり、金属
線の管状編組体よりなるが、可撓性を有するならばベロ
ーズ乃至らせlυ体等他のものでもよい。
電極11の軸方向の長さは腫瘍病変部の長さと、同程度
の長さに形成される。編組体の金属線は冷却液によって
侵されないものならばよく、例えばステンレス線又は錫
メッキした銅線からなる。
この高周波用電極11の基部側端部には、高周波用リー
ド線15(例えば外径1mm程度)の先端16がハンダ
付等の手段で固定的に接続されている。このリード線1
5はニチャネル管8の外周に沿って管8の基部近傍まで
伸延しており、その伸延端には電源7への接続用コネク
タ17が取り付けられている。
袋状体12は、適用されるべき病変部近傍の管腔の大ぎ
さ及び形状、所望ならば腫瘍による狭窄部の大きさ及び
形状に合わせて、円筒状に成形されており、電極11を
囲繞するように縮径された両端部18.19において管
8の外周に固定されている。
電極装置4が食道に適用されるものである場合、袋状体
12としては例えば外径が5〜b30〜8omm程度の
ものが用いられる。電極装置4を腔内に抑入りる際には
、袋状体12は第8図に示づ如くしぼまされて、l13
す、且つ好ましくは例えば第8図の想像線C示J如< 
ijiり畳まれている。折り畳まれ方は特に限定されな
いが、後述する温度検出手段の少なくとも一つが目的側
温部に密着できるようにりることが々了ましい。
袋状体12は例えは可撓性のポリエチレン膜乃至ポリプ
ロピレン膜鋳のプラスチックフィルムpj−至管を所定
形状に成形づることにより形成されてもJ、いが、生体
に対づる非毒性の観点よりして、シリ−1−ンゴム製の
成形管乃至バルーンを用いるのが好ましい。
この明細用において、袋状体12にに関して伸張づるこ
となく管腔蔵置の内壁に接触し得る寸法を右し旧つ用撓
f[どは、ニヂ(・ネル管8の冷却液送給路9に連通し
た送給口20を介して袋状体12の内部21に冷却液を
送給することにより所定の腔内において袋状体12をを
第3図及び第7図に示づ所与の形状に脹らませる際、袋
状体12の内部21におりる冷却液の圧力が小さくても
、袋状体12が折畳状態から拡げられ得(可撓性)、こ
の折畳状態から非折畳状態への変形の際袋状体12の膜
が実際上伸張されない寸法であることを指す。換言すれ
ば袋状体12内の室21における冷却液の圧力は、袋状
体12が膣壁に密接され1qるように袋状体12を折畳
状態から拡げるために用いられ、袋状体12を伸長して
膣壁に押しつけるものではない。袋状体12の膣壁への
押付圧は通常500mm水柱程度以下であり、i、oo
omm水柱を越えないことが好ましい。尚、拡がった状
態において袋状体12に部分的にしわがあってもよい。
22a 、 23a 、 24a 、 25a 、 2
6aは温麿検出手段としての銅・二1ンスタンタン熱電
対22.23.24゜25.26の温接点であり、熱電
対22.23.24.25゜26は、袋状)ホ12が冷
却液により拡tyられた際控壁に密接され1′7るJ、
うに袋状体12の外表面に接着固定されCいる。熱電対
の接着固定は例えば袋状体12を脹らませた状態でシリ
コーン系接着剤を用い−C行なわれる。接点22a 、
 23a 、 24aは袋状体12の長さブノ向の中間
に装置4の中心に対して相互に120°の角庶位置に設
【ノられCおり、電極11の長さん向の中央部におりる
周方向の控壁の温度分布を監視りるのに用いられる。尚
、周方向において4つ以上の点で温度を監視づるように
しても2点。
又は1点′C″温度を監視するようにしCもよい。接点
25a及び26aは電極11の長さ方向の両端にほぼ対
向りるように接点24aの両側に設けられており、患部
の長さ方向に沿つCの膣壁の温度分イl+を監視りるの
(J用いられる。長さyj向に沿って4点以上で又は2
点もしくは1点で控壁の湿度を監pAづるにうにしても
よい。温度検出手段としては銅・コンスタンタンのかわ
りにクロメル・アルメル等地の熱電対を用いても、また
熱電対のかわりに4ノーミスタ等を用いてもよい。尚、
袋状体12を通しての放熱が無視し得ない場合には、温
度検出手段の検出出力は正確には生体表面温度とは異な
るが加温の程度を監視するには有用である。この腔内用
電極装置4では、袋状体12を伸張さけないために、熱
電対22.23.24.25.26のリード線22b 
、 23b 。
241+ 、 25b 、 26bを袋状体12の外表
面に沿って接着固定しておいても、袋状体12の所定の
動作が阻害されない。
熱電対22.23.24.25.26のリード線22b
23b 、 24b ’+ 25b 、 26bは高周
波用リード線15と実際上交差することなく、リード線
15及び袋状体12の基部側端部18と共にシリコーン
製の熱収縮チコーブ27によって菅8の中央部の外周に
固定されている。(尚、管8の外径が6mm程度でリー
ド線15の外径が1mm程度の場合、チj−121の外
径は例えば8111111程度である。)すなわち、例
えば第3図、第5−図及び第6図に示されCいる如く、
高周波用リード線15が笛8の外周の一方の側に沿って
伸延し、温石監視用リード線22b 、 23b 、 
24b 。
25b 、 26bJ)<笛8の外周の伯方の側に沿っ
て伸延覆るように熱収縮ヂ:1−ブ27によって管8の
外周に固定されCおり、高周波リード線15がらの雑音
にJ、り温度監視用リード線22b 、 23b 、 
24b 。
2511 、2611の温度信躬が変動する虞れが少な
い。
ブコーゾ27はまた装置4の出入を容易にしている。
尚、袋状体12の端部19はシリコーン系接着剤で管8
に固定されている。
281よ熱電対のリード線22b 、 23b 、 2
4b 、 25b 。
26シの接続用」ネクタであり、コネクタ28はり一ド
線22b 、 23b 、 24b 、 25b 、 
26bが固定的に接続され蓋部29が圧着されてなる1
0ビン式のソケット部30と、管8の外周に固着された
ソクッ1へ部3゜に対して着脱自在であり側温用電圧計
に接続されるリード線31を有する10ピン式のプラグ
部32とからなる。
33は管8の冷却液排出路1oに連通された冷却液排出
孔、34はポンプ35及び冷却器36に接続された冷却
液送給チューブのコネクタであり、コネクタ13に着脱
自在に装着されるべく構成されている。
37は]ネクタ14に着脱自在に装着されるべく構成さ
れており且つ冷却液排出チューブ38を介して冷却液を
排出覆るか冷却器36に戻づべく構成されたコネクタで
ある。尚、孔33側から冷却液を送給し、孔20側から
冷却液を排出するようにしてもよく、また孔20.33
の夫々を2つ以上設りてもよい。
次に、以上の如く構成された腔内用電極装首4を有りる
医用高周波加熱装置1の操作乃至動作について説明する
まず、袋状体12を第8図の想像線の如く折り畳んだ状
態のまま、電極装@4をその封止栓39のある先端部側
から所定の深さまで腔内に挿入する。
電極11が膣壁の患部に対向するように電極装置4が腔
内に挿入されると、]ネクタ34.13及び37゜14
が接続され、ポンプ35により管路抵抗の小さい送給路
9及び送給孔20を介して袋状体12の内部21に冷J
JI液が導入される。冷却液としてはイオン交換水等の
非導電性液体が好ましいが水通水等を用いCもよい。冷
却水の室21内への導入により袋状体12が折畳状態か
ら拡げられると、膣壁を強く圧迫りることなく、袋状体
12及び該袋状体12の外表面上の熱電対接魚22a 
、 23a 、 24a 、 25a 、 26aが膣
壁に密接せしめられ、熱電対22.23.24.25゜
26による膣壁表面の温度検出信号がリード線31を介
して取り出される。室21内に導入された冷却水は室2
1をほぼ軸方向に流れた後、管路抵抗の小さい排出孔3
3、排出′路10及びチューブ38を介して排出される
。一方、冷却水の循環を開始すると同時に、コネクタ1
7a 、 17を介して高周波電源7から腔内用電極4
と所定位置の体外電極6との間に高周波電流を流1゜リ
ード線31からの温度出力に基づぎ、高周波電源7の出
力、並びに冷却器36による冷却水温及びポンプ35等
による冷却水流量を手動又は自動で調整することにより
電極4の近傍の電場の大きい膣壁の患部を所望の温度に
加温し得る。このとき、循環冷却水によって、袋状体1
2に接する膣壁表面、袋状体12及び電極11の過熱が
防止される。
所定時間の加温が終了づると、例えば冷却水の送給を止
め、排出チューブ38側から冷却水を排出りることによ
り袋状体12をしぼませた後、所望ならば更にコネクタ
類の接続を解除した後、電極装置4を腔外に取り出ず。
尚、実際の使用にあっては、本発明の電極装置4が適用
される管腔蔵置の内壁にあわせ、数種類の外径及び長さ
の異なる袋状体を用意−リ−ることが好ましい。
尚、体外電極6としては、所望加温部の形状に応じで、
体表面の一方の側に配設されるもののかわりに体表面の
一ケ所に配設されるもので−し、無端環状[配設される
ものでもよい。体外電極6もイホ表面に密接され得るよ
うに可撓性を有り−るものが好ましく、所望ならば電極
6に対向する体表面を冷却水で冷)Jlりるようにして
もよい。
実施例 第3図に承り構造の本発明に従った腔内用電極装置4を
製作した。この腔内用電極装置4において、電極11は
外径が8111111 、長さが80111mテあり、
袋状体12はシリコーンゴム製で、非伸長状態での袋の
平均肉厚が0.2n+m、非伸長状態での拡径部12a
の外径が15non、長さが約80mmであった。
そして比較用としてこの腔内用電極装置4の袋状体12
のかわりに非伸長状態での拡径部の外径が約8Il1m
の袋状体(その他の条件は電極装置4と同一)を二枚重
ねたものを用いた比較例の電極装置を作製した。
尚、電極装置4では温接点22a 、 23a 、 2
4aが互いに120瓜の角度位置にある3つの熱電対2
2.23.24を用いて測湿した。比較例の電極装置で
は3つの熱電対を二枚の袋状体の間に同様に配設した。
内径的12mmの管状に加工した犬の背中に本発明の一
具体例の電極装置4又は比較例の電極装置を挿入し、冷
却液を流して夫々の袋状体を胃の内表面に接触させ、体
外電極板を犬の腹部に固定し、電極装置4ど体外電極と
の間、又は比較例の電極装置と体外電極との間に13.
5f3 M H7、100Wの電源で高周波電流を1l
li続的に流して犬の胃壁を加温した。尚電極装置4の
袋状体12を所定形状に拡げるに必要な内圧は約500
mm水柱、比較例の電極装置の袋状体を外形1211I
IIlにふくらませるに必要な内圧は3 、000mm
水柱であった。
電極装置4を用いlこ前記断続的加温による昇温・冷却
のパターン乃至様子は第10図に示されており、比較例
の電4iUi装首を用いた前記断続的加温にJ、る昇温
・冷却のパターンpJ至様子は第11図に示されCいる
。第10図及び第11図かられかるように、電極装置1
を用いた場合(第10図)、42°Cから44°Cに譬
温するのに要しIζ時間T1aが約30秒、高周波電流
の供給を断った後44°Cから42°Cまで下がるのに
要した時間下2aが約20秒であったのに対して、比較
例の電極装置を用いた場合(第11図)、同−条例下で
42°Cから44°Cまで2度上昇させるのに要した時
間T1bが約50秒、44°Cから42°Cまで下がる
のに要した時間T2bが約30秒であった。
この応答速度の差異よりして、胃壁に過大な圧力を加え
ることなく、長手方向にも広範囲で胃の内表面に密接さ
れ得る本発明の電極装置40袋状体12の方が比較例の
電極装置の袋状体よりも接触熱抵抗が小さいことがわか
る。
尚、第10図及び第11図において、縦軸は夫々、電極
装置4及び比較例の電極装置の夫々の三つの熱電対のう
ち最高温度を示した熱電対で検出した温度であるが、夫
々の三つの熱雷対で測定された各時点での最高温度と最
低温度との差は、電極装置4の場合2度以内であったの
に対して、比較例の電極装置の場合3giもあった。
このことは、腫瘍を42〜45°Cの温度で30分〜数
助間加温づる瀉熱冶療に使用する電極装置とじCは、患
部を均一に暖め得る点で電極装置4の方が比較例の電極
装置よりも有用であることを示している。
生体とのインピータンス・ンツヂングの観点においCも
、電極装置4 ’c゛は安定したマツチングを実現し得
、実在波比(SWR)1.5以下で加温をtj−ない得
たが、比較例の電極装置では、SWRがしばしば増大し
、その都麿マツヂング条件の修正を要し、SWRを2以
下に保つのが困難であった。
以上の如く、本発明の腔内用電極装置では、高周波電極
を囲繞しており、内部に冷却液が給1ノ1される袋状体
か十分なiiJ I化性を有し、冷却水圧により伸張さ
れることなく膣壁に接触することができるIこめ、袋状
体が膣壁を過度に圧迫することなく腔内で・拡げられη
膣壁に密接せしめられ得、曲率のより小さい体外TI[
Iと組み合わせて用いられることにより、患者に多大な
苫痛を与えることなく腔内用電極装置の高周波用電極近
傍の膣壁部等の生体深部を選択的に加温し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい一具体例の腔内用電極装
置を用いた医用高周波加温装置の適用例の説明図、第2
図は第1図の■−■線断面説明図、第3図は第1図の腔
内用電極装置の詳細説明図、第4図は第3図のIV −
IV線断面説明図、第5図は第4図のV部の詳細説明図
、第6図は第3図のVl−Vl線断面説明図、第7図は
第3図のVl −Vl線断面説明図、第8図は袋状体が
しぼんだ状態におりる第7図と同様な断面説明図、第9
図は第3図の熱電対用コネクタの説明図、第10図及び
第11図は夫々本発明による好ましい一具体例の腔内用
電極装置及び比較例の電極装置を用いた場合の加熱パタ
ーンの例を示すグラフである。 9・・・冷却液送給路、10・・・冷却液排出路、11
・・・高周波用電極、12・・・袋状体、20・・・冷
却液送給孔、 22、23.24.25.26・・・熱電対、33・・
・冷却液排出路。 代理人弁層士今 村 ル 第10図 第11図 Hり &’l (分]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高周波用電極と、この電極を囲繞しており、伸張
    することなく管腔臓器の内壁に接触し得る1法を右りる
    可撓性の袋状体ど、この袋状体内に冷却液を給排づる手
    段とを有してなる腔内用電極装置。 く2)高周波用電極と、この電極を囲繞しており、伸張
    Jることなく管腔臓器の内壁に接触し得る刈払を有する
    司撓性の袋状体と、この袋状体の外表面に固定された温
    度検出手段と、前記袋状体内に冷却液を給排Jる手段と
    を有してなる腔内用電極装置。
JP22714483A 1983-01-24 1983-12-01 腔内用電極装置 Granted JPS60119962A (ja)

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