JPS60117391A

JPS60117391A - 循環式自動入出金機

Info

Publication number: JPS60117391A
Application number: JP58225163A
Authority: JP
Inventors: 重秋平岡; 瀬尾　貴政
Original assignee: Glory Ltd
Current assignee: Glory Ltd
Priority date: 1983-11-29
Filing date: 1983-11-29
Publication date: 1985-06-24
Also published as: DE3414519A1; DE3414519C2; US4697071A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は受入れた入金紙幣を収納し　これを出金紙幣と
して繰出す循環式自動入出金機に関する。

〔従来技術〕

最近の循環式自動入出金機では、出金紙幣を繰出す際に
表裏を取シ揃えることを要求されることが多い。そのた
め、紙幣の搬送経路に表裏を取シ揃える機構を備えたも
のが提供されている。

しかるに従来装置では、紙幣の表裏を取り揃えるための
機構は、入金紙幣の搬送経路もしくは出金紙幣の搬送経
路のいずれかに設置されているため、下記の様な欠点を
持っている。

すなわち、入金紙幣専用の搬送経路にのみ表裏数シ揃え
機構を設けたものでは、入金紙幣が出金紙幣となって繰
出されるとぎは表裏か取如揃えられているので都合がよ
い。しかし、テラー・が紙幣収納部に紙幣を補充する際
には、紙幣整理機等で補充紙幣の表裏をあらかじめ取シ
揃えておかなければならない。このような作業は、紙幣
整理機を備えていない銀行等では極めて繁雑なものにな
シ、またテラーが表裏を取りちがえて手詰めすることも
ある。

他方、出金紙幣専用の搬送経路にのみ表裏域９揃え機構
を設けたものでは、出金紙幣は常に表真が揃って出金さ
れるので都合が良い。しかし、紙幣収納部からテラーが
紙幣を回収する際には、紙幣の表裏が揃っていないので
、紙幣整理機等で改めて取シ揃え作業をしなければたら
ない。このため、銀行の閉店の際にはテラーに多くの労
力の負担をかげることになり、ＩＩＩＫ紙幣整理機を備
えていない銀行等ではこの傾向が著しい。

上記のような事情から、循環式自動入出金機を使用する
銀行等では、その事情に応じて入金経路に表裏数シ揃え
機構を備えたもの、出金経路に表裏数シ揃え機構を備え
たもののいずれか、又は双方を購入、設置している。

〔発明の目的〕

本発明は上記の従来技術の欠点を克服するためになされ
たもので、入金紙幣収納部に収納される紙幣および出金
紙幣として繰出される紙幣のいずれもが、その表裏が一
定方向に取シ揃えられているようにできる循環式自動入
出金機を提供することを目的と゛する。

〔発明の概要〕

上記の目的を実現するため本発明は、入金経路と出金経
路を一部共通にし、この共通経路部分に少くとも紙幣の
表裏を識別し、表裏を取シ揃える機構を設けた循環式自
動入出金機を提供するものである。

〔発明の実施例１以下、添付図面を参照して本発明のいくつかの実施例を
説明する。第１図は一実施例の内部構成図である。なお
、以下の図面の説明において同一要素は同一符号で示す
。第１図の循環式自動入出金機は、例えは銀行の窓口に
おいてテレ−が使用するようになっている。そして、テ
ラーズマシンと循環式自動入出金機か互いに電気的に接
続され、テラーの操作するテラーズマシンからの指示に
もとづいて作動する。

第１図の循環式自動入出金機は紙幣の投入、識別、表裏
反転および支払返却等を行う本体１００と。

金種別に紙幣を一時的に保留する一時保留ユニット２０
０と、投入された紙幣を支払返却可能な状態で収納する
収納ユニット３００とから構成される。

投入口１０１から投入された入金紙幣１０２はパルスモ
ータＴＭ１によ駆動される取込機構１０３によ’す１枝
づつ内部に取込まれ、搬送路ａ、ｂを経て紙幣識別部１
０４に送られる。入金紙幣１０２には金種の異なるもの
、損券などが混在しており、紙幣識゛別部１０４では入
金紙幣の真偽、金種□、正損、表裏、厚さ、斜行（斜あ
の状態で搬送され七いること）、連鎖（複数枚の紙幣が
連なっていること）等が識別される（高級識別）。識別
された入金紙幣ｉ紙幣表裏反転部１０５に送られ、例え
ば上側の面か裏面と判断された紙幣の表裏が反転される
。こうして、全ての入金紙幣の上側の面が例えば表面に
揃えられて紙幣表裏反転部１０５から送出される。なお
、紙幣表裏反転部１０５の詳細な構造は後述す゛る。

入金時にはパルスモータＫＭ、によってレバー１０６が
上を向いているので、紙幣表裏反転部１０５から送出さ
れた紙幣は搬送路ｅ’ｆ介して一時保留ユニット２００
に送られる。但し、入金紙幣が偽札、厚さ異常、銀行、
連鎖等であるとぎは、レバー１０６は下を向いて紙幣は
返却されることになる、パルスモータＫＭ４．　ＫＭ３
．　ＫＭ２．　ＫＭ５により駆動されるレバー２０１．
２０２．２０３．２０４は、紙幣識別部１０４の識別結
果にもとづいて搬送路を切シ換える。その切換えのタイ
ミングは紙幣の先端がセンサＳ３．Ｓ４．Ｓ６によシ検
知されたときであシ、復帰迩タイミングは紙幣の後端が
センサＳ２．　Ｓ、。

Ｓ７，５８ｖｃよ”シ検知されたとぎである。こ、うし
て、例えば１ｏ　、　’ｏｏｏ円札は搬送路り、ｉを経
て第１の一時保留部２０５へ、５　、０００円札は搬送
路りを経て第２の一時保留部２０６へ、１　、０００円
札は搬送路ｇを経て第゛３の一時保留部２０７へ、５０
０円札（硬貨に切り換える）や損券等の回収すべき紙幣
は搬送路ｈｒ　Ｉ　ｔＪを経てリジェクト用一時保留部
２０８へ送られる。また、紙幣識別部１０４で損券と識
別された紙幣は搬送路り、＋、ｊ、ｋを経てリジェクト
部３０１に送られる。なお、一時保留部２０５〜２０８
に紙幣が保留されていることの検知は、センサＳｏ＋　
字１゜、Ｓ１□、Ｓｌ。によりなされる。そして、パル
スモータＳＭ２．８Ｍ３，８Ｍ４．　ＳＭｌによって保
持片２０９．２１０．２１１．２１２が開かれると、入
金紙幣は金種ごとに第１．第２．第３の収納カセット部
３０２．　３０３．３０４およびリジェクトカセット部
３０５に収納される。

リジェクト部３０１、第１＋　第２　＋ｚａの収納カセ
ット部３０２　、３０３．３０４およびリジェクトカセ
ット部３０５に紙幣が収納されていることの検知は、セ
ンサＳ１３〜Ｓ１７によシなされる。また、各収納カセ
ット部３０２〜３０４およびリジェクトカセット部３０
５は本体１００から一括して引出すことかできるように
なっておυ、カセット内の紙幣１０２ａ。

１０２ｂ、　ｌ０２ｃ、　１０２ｄ　は別々に引出して
テラーが回収できるようになっている。

出金の際にはパルスモータＴＭ２〜ＴＭ５　によシ駆動
される取出機構３０６．３０７．３０８．３０９　Ｋよ
って１枚づつ紙幣か取出され、搬送路１　、　ｍ　、　
ｎ　。

０＊ｐｅｑ＋ｒ＋ｂを経て、紙幣識別部１０４　Ｋ送出
される。紙幣識別部１０４では金種、表裏、厚さ、斜行
、連鎖等が識別される（低級識別ン。上側の面が裏面で
あると識別されたとぎは紙幣表裏反転部１０５で表裏が
反転され、搬送路ｆを紅で返却口１０７に送出される。

なお、センサＳ２□はレバー１０６の復帰タイミングの
ためのもので、センサＳ２３は出金されたことを検知す
るためのものである。また、各カセット部からの紙幣１
０２ａ〜１０２ｄの取出はセンサＳ１８〜Ｓ２□によっ
て検知される（取出枚数計数用として利用される）。モ
ータＨＭ１．ＨＭ２．′ＨＭ３は各搬送路を駆動するモ
ータである。

テラーによる紙幣の補充には、主に収納ユニット３００
を引出して各カセット部３０２〜３０５１Ｃ［接搬入す
る場合と、紙幣投入口１０１から補光する場合とがある
か、後者の場合には紙幣識別部１０４でいわゆる低級識
別かなされ、各収納カセット部３０２〜３０５に収納さ
れる。

第２図は第１図の実施例の制御機構のブロック図である
。ＣＰＵ４０１にはパスライン４０２を介して紙幣識別
部１０４、紙幣表裏反転部１０５、ＲＯＩＭ　４０　ａ
。

ＲＡＭ４０４およびテラーズマシン４０５か接続されて
いる。ＲＯＭ４０３はＣＰＵ４０１　を動作させるため
のプログラム等が記憶されておシ、ＲＡＭ　４０４には
金額、枚数等のデータが書き込み、読み出される。

テラーズマシン４０５はテラーが操作するキーボード等
の操作部４０６と、金額、枚数等を表示する表示部４０
７とによ多構成される。

−さらに、ＣＰＵ４０ＨＣはパスライン４０２を介して
、駆動機構関係では、モータＩ（Ｍ１〜）ＩＮ４３から
なる搬送駆動部４０８、パルスモータＴｈ４□〜ＴＭ、
からなる取込取出駆動部４０９、パルスモータＫＭ、〜
に屯からなる切換駆動部４１０、パルスモータＳＭ　１
〜ＳＭ４からなる保持片駆動部４１１が接続されている
。また、センサ関係では、センサＳ１．Ｓ２３からなる
投入払出検知部４１２、センサＳ２〜Ｓ２□からなる搬
送紙幣検知部４１３、センサＳ１８〜Ｓ、１からなる取
出紙幣検知部４１４．センサＳ、〜Ｓ１□からなる一時
保留紙幣検知部４１５、Ｓ１４〜Ｓ１７からなる収納紙
幣検知部４１６か接続されている。

第３図は紙幣表裏反転部１０５の詳細な構成図である。

主ローラ５０１　、５０２に張設された無端ベルト５０
３０入口側には、無端ベル）　５０３の下面に近接して
ガイド板５０４が設けられ、これらの間隙に紙幣の搬送
通路が形成される。この搬送通路の入口側には主ローラ
５０１に対応して補助ローラ５０５が設けられ、出口側
にはセンサＳ３１と羽根付ローラ５０６が設けられる。

羽根付ローラ５０６は放射状に延びる弾性材料製（例え
ばゴム製）の羽根５０７が取シ付けられ、ローラ上面は
無端ベルト５０３の下面に当接している。また、主ロー
ラ５０２側には無端ベルト５０３の下面に当接する補助
ローラ５０８と　装置の外側に補助ローラ５０８との間
で搬送通路を形成する案内部材５０９とが設けられ°Ｃ
いる。

羽根付ローラ５０６と補助ローラ５０８との間には紙幣
の搬送方向を切換えるための反転板５１０が設けられて
いる。反転板５１０は軸５１１を中心に図示しないソレ
ノイド等によシ矢印方向に回動させることができ、後端
にはストツバ５１２か固着されている。

羽根付ローラ５０６の下方には無端ベルト５１３が主ロ
ーラ５１４　、５１５によシ張設され、無端ベルト５１
３の上面咳は羽根付ローラ５０６か当接している。

主ローラ５１５側の無端ベルト５１３の外側にはガイド
板５１６が近接して設けられ、これらによって形成され
る搬送通路には補助ローラ５１７　、５１８が設けられ
ている。さらに搬送通路はガイド板５１６に対面して設
けられたカイト板５１９および一対の補助ローラ５２０
　、５２１によシ斜め下方へと延びている。

補助ローラ５０８の下方に設けられた主ローラ５２２と
、装置の下部に設けられた主ローラ５２３とには無端ベ
ルト５２４か強膜されている。無端ベルト５２４の上側
には補助ローラ５２５　、５２６が当接して設けられ、
下側には補助ローラ５２７　、５２８か当接して設けら
れている。また、無端ベルト５２４に近接して上側には
ガイド板５２９、下側にはカイト板５３０が設けられ、
主ローラ５２２　、５２３の下側にはそれぞれ補助ロー
ラ５３１　、５３２か無端ベルト５２４に当接して設け
られている。さらに、主ローラ５２３の近傍にはセンサ
Ｓ３□か設けられている。

なお、第３図中の矢印はローラの回転方向を示し、Ｐｌ
、Ｐ２は紙幣の搬入、搬出方向を示している。

次に、第４図および第５図を参照して紙幣の表裏反転動
作を説明する。ここで、第４図は紙幣識別部１０４で上
側面か裏面であると識別されたとぎに、これを表裏反転
するときの動作説明図で、第５図は上側面が表面である
と識別されたとぎに紙幣をそのまま送出するときの動作
説明図である。

第４図（ａｌの如く上側面か裏面になった紙幣１０２が
搬入され、センサＳ８□かその先端を検知すると反転板
５］０は反時計まわりに回動する。第４図（ｂｌの如く
羽根付ローラ５０６の上側を搬送された紙幣］０２は、
第４図（ｃｌの如くストッパ５１２によって走行を停止
させられる。すると、走行停止した紙幣１０２０後端は
羽根５０７によって下方（矢印）に送られ、第４図（ｄ
ｌの如く搬送路を切換えられろ。主ローラ５１５の外側
を通った紙幣は、第４図ｔｅｌの如く主ローラ５２３に
達すると先端かセンサＳ３□に検知され、これにもとづ
いて反転板５１０か復帰させられる。その後、第４図（
ｆｌの如く主ローラ５２２、補助ローラ５３１の間を通
って搬出される際には、紙幣の上側面は裏面から表面に
反転させられている。

これに対し、紙幣１０２の上側面が表面であると識別さ
れたとぎは、反転板５１０は回動しない。このため、第
５図（ａｔの如く搬入された紙幣はそのまま直進し、第
５図（ｂｌの如く補助ローラ５０８の外側の搬送通路を
通って第５図（ｃ）の如く主ローラ５２３の外側の搬送
通路へ進む。このため、第５図（ｄ）の如く主ローラ５
２２、補助ローラ５３１の間を通って搬出された際には
、紙幣の上側面は表面のままである。

第６図は第２図のＲＡＭ　４０４の記憶内容の説明図で
、第６図（ａ）は人、出金額、および金種ごとの枚数の
メモリ等を示し、第６図（ｂ）は取出金種フラグを示す
。なお、これらのメモリはテラーズマシン４０５の中に
持つようにしてもよく、必要に応じて分けて持つように
してもよい。

以下、第７図乃至第９図を参照して第１図乃至第６図に
示す装置の動作を説明する。第７図は基本動作のフロー
チャートである。装置が稼動し、オペレータ（例えばテ
ラー）によって取引モードが指定され（ブロック６０１
）、かつテラーにより入金取引が指示されると（ブロッ
ク６０２）入金処理かなされる（ブロック６０３）。入
金取引が指示されないで出金取引が指示されると（ブロ
ック６０２　、６０４　）、出金処理が実行される（ブ
ロック６０５）。テラーによって取引モードが指令され
ずに補充モードが指示されると（ブロック６０１゜６０
６）補充処理がなされ（ブロック６０７）、補充モード
が指示されずに回収モードか指示されたとぎ（ブロック
６０６　、６０８　）は回収処理が実行される（ブロッ
ク６０９）。

第８図（ａ）　、　（ｂｌは第７図の入金処理のフロー
チャートである。まず、テラーがテラーズマシン４０５
の操作部４０６を操作し、入金金額または金種および枚
数を入力すると、第６図（ａ）に示した入金金額メモＩ
ＪＮＫＭまたは入金金種別枚数メモＩＪ　１０１０００
ＯＮ、５００ＯＮＭＭ、１０１００ＯＮ　にこのデータ
が記憶される。次にテラーが客から受取った紙幣を投入
口１０１　Ｋ投入すると、センサＳ１　がこれを検知し
くブロック７０１）、取込機構１０３によって１枚づつ
内部に取込まれる（ブロック７０２）。

１枚づつ取込まれた紙幣は紙幣識別部１０４で高紙識別
される（ブロック７０３）。そして、厚み異常、斜行、
連鎖または偽券であること等が識別されたときは（ブロ
ック７０４）、レバー１０６が切換って搬送路ｆに送ら
れ、返却口１０７から返却される（ブロック７０５）。

正常であると識別されたとぎは、入金計数メモリ１０１
００ＯＯＫ　、　５０００Ｉ（ＭＭ。

１０１０００Ｋの該当金種のところに「＋１」がなされ
る（ブロック７０６）。

紙幣識別部１０４で上側面が裏面であると識別されてい
るときは（ブロック７０７）、紙幣表裏反転部１０５を
通過する際に表裏が反転される（ブロック７０８）。損
券であると識別されているときは（ブロック７０９）、
この紙幣を出金用紙幣とすることができないので、リジ
ェクト用一時保留部２０８に収納される（ブロック７１
Ｏ）。正券のとぎには金種ごとに分けられ、該当金種の
一時保留部２０５〜２０７に収納される（ブロック７１
１）。

以後、次の紙幣をセンサＳ□　が検知している間は取込
動作が継続される（ブロック７１２）。

全ての紙幣が取込まれると、テラーはテラーズマシン４
０５の表示部４０７に表示されている金種別の枚数や合
計金額（取込まれて計数されたもの）と、入金処理の前
に手で入力した人出金額または金種別枚数と比較する。

そして、これらが一致しているとぎは入金キーを操作す
る（ブロック７１３）。

何枚かの紙幣か入会金機から返却され、手入力の値と表
示部４０７の表示値が不一致であっても、テラーと客と
の合意によって承認キーが操作されることかある。この
場合には、入出金機から返却された紙幣は客に返される
。他方、上記不一致のため取引をやめたい場合には返却
キーが操作され、メモリクリヤされることがある（ブロ
ック７１４゜７１５）。この場合にはテラーは一時保留
ユニット２００を手で引き出し、紙幣を取シ出して客に
返却する（ブロック７１６）。

なお、返却された紙幣は再び投入口１０１よシ投入して
もよいし、分割して投入する場合に追加投入するように
してもよい。

承認キーが操作されると、各一時保留部２０５〜２０８
に保留されていた紙幣は、保持片２０９〜２１２が動作
することによシ各カセット部３０２〜３０５に収納され
る（ブロック７１７）。そして、入金合計金額メモリＧ
ＫＭ入金計数メモリ１０１００ＯＯＫ　。

５０００ＫＭＭ　、　１０１００ＯＩ（がクリアされる
（ブロック７１８）。

第９図（ａｌ　、　（ｂｌは出金処理のフローチャート
である。テラーがテラーズマシン４０５の操作部４０７
　’ｉ操作すると、第６図（ａ）の出金金額メモリＳＫ
Ｍ　に出金金額が記憶される。すると、ＣＰＵ４０１は
取出しに必要な金種を判断し、第６図（ｂｌの取出金種
フラグＭＦＬ−８ＦＬに「１」をセットすると共に、金
種別に投出枚数を判断し、これを出金枚数メモリ１００
００８ＭＭ〜１０００８ＭＭ　に記憶する。

まず、万円、五千円、千円の順に投出に必要な金種のフ
ラグが１１」にセットされているか否かが判断される（
ブロック８０１．８０２．８０３　）。そして、例えば
万円のフラグＭＦＬ　か「１」であれば万円の取出か開
始される。すなわち、第１の収納カセット部３０２の紙
幣（１万円札）　１０２ａが取出機構によシ取出され、
１枚づつ搬送路ｎに送出される（ブロック８０４）。な
お、上記の動作は五千円、千円についても同様である（
ブロック８０５゜８０６）。また、取出金種フラグＭＦ
Ｌ−８ＦＬのいずれにも「１」の７ラグがセットされて
いないとぎは、テラーズマシン４０５の表示部４０７に
異常表示がなされる（ブロック８０７）。

取出された紙幣は搬送路０＋　ｐ＋　Ｑ　１　ｒ　Ｈｂ
を経て紙幣識別部１０４に送られ、ここで低級識別がな
される（ブロック８０８）。そして、異常紙幣かあると
識別されたときは（ブロック８０９）、搬送路ｅ、ｂ、
ｔ＋Ｊ＊ｋを経てリジェクト部３０１に収納される（ブ
ロック８１０）。表裏識別の結果、上側面が裏面になっ
ていると識別されたとぎ（ブロック８１１）は、紙幣表
裏反転部１０５で表裏反転される（ブロック８１２）。

また、異金種紙幣であると判別されたとぎ１例えば、第
１の収納カセット部３０２から取出したにも拘らず千円
札であったトキ（ブロック８１３）は、その紙幣（千円
札）を該当金種の一時保留部２０７へ送る（ブロック８
１４）。

適正な紙幣（正常紙幣）であるときは第６図（ａ）の取
出枚数メモリＴＭＭに１−＋１ｊが加算計数され（ブロ
ック８１５）、紙幣は返却口１０７に送られる。

上記の動作は出金枚数メモＩＪ　１１０００Ｏ８の値と
取出枚数メモＩＩ　ＴＭＭＯ値が一致するまで繰シ返さ
れる（ブロック８１６）。一致したとぎにその金種の７
ラグ万円であるとぎはＭＦＬ　に１０」かセットされ、
取出枚数メモリＴＭＭもクリアされる（ブロック８１７
）。

次に他の金種（五千円、千円）フラグが１１」にセット
されているか否かが判断され、次の金種の紙幣の取出し
がなされる（ブロック８１８）。

全ての取出し処理か終了すると、テラーはテラーズマシ
ン４６５の表示部４０７を見て支払いが正常に終了した
かどうかを確認しくブロック８１９）、終了キーを操作
する。これにより、一時保留部２０９〜２１１に保留さ
れている紙幣（異金種）は各カセット部３０２〜３０４
に収納され（ブロック８２０　）　、全てのメモリはク
リアされる（ブロック８２１）。また、支払いが異常終
了した場合や、取消したい場合には、操作部４０６の取
消キーか操作されることによシ取消枚数メモリＴＭＭは
クリアされ（ブロック８２３）、同時に払出された紙幣
はテラーによって取出され、補充モードにセットした後
に紙幣取入口１０１から回収させられる（ブロック８２
２）。

なお、再放出か必要な場合には、テラーはメモリを再セ
ットし操作をやり直す（ブロック８２４゜８２５）。

次に補充処理についで説明する。補充モードを指定して
補充用紙幣を紙幣投入口１０１に投入する方式の補充処
理は、第８図のフローチャートにおいてブロック７０６
．７１５．７１８か省略されること以外は全く同一であ
る。

その他の補充処理の方法としては、下記のようなものが
ある。

第１は、一時保留ユニツ）　２００を本体１００から引
出し、各一時保留部２０５〜２０７にテラーが金種別に
紙幣を入れる方法である。紙幣を入れた後に操作部４０
６の収納キーを操作すると、各保持片２０９〜２１１が
回動して各収納カセット部３０２〜３０４に収納される
。

第２は、収納ユニット３００を本体１００から引出し、
各収納カセット部３０２〜３０４にテラーが金種別に紙
幣を入れる方法である。

第３は、リジェクトカセット部３０５のみを収納ユニツ
）　３００から取出し、複数金種を一括して入れる方法
である。この場合には、取出機構３０９によって紙幣を
１枚づつ取出し、紙幣識別部１０４で低級識別を行い５
その後各収納カセット部３０２〜３０４に収納させる必
要かある。

次に回収処理について説明する。テラーによシ操作部４
０６から回収モードが指定されると、ます取出機構３０
８が動作して第３の収納カセット部３０４　（７）′紙
幣（千円札）　１０２ｃが取出される。取組された紙幣
は搬送路１”＋　ｍ＊　ｎ＋’Ｏ＋　ｐ＊　Ｑ・ｒ・ｂ
を経て紙幣識別部１０４に送られる。回収モードでは紙
幣識別部】０４および一幣表裏反転部１０５は（２１）
　、、。

動作せず、紙幣はそれらを通過して搬送路ｅ、ｈ。

１＋Ｊ＋ｋを経てリジェクトカセット部３０５　ｖｃ送
られる。第３の収納カセット部３０４が空になると。

第２．４１の収納カセット部３０３　、３０２からの回
収が順次なされ、途中でリジェクトカセット部３０５が
満杯になったとぎは、他の収納カセット部（例えば第１
の収納カセット部３０２）に送られる。

回収が終了したらテラーはリジェクトカセット部３０５
を収納ユニット３００から取出し、精査する。

なお、他の回収方法としては、収納ユニット３００を本
体１００から引出し、各収納カセット３０２〜３０５ご
とに紙幣を精査してもよい。

〔発明の効果〕

上記の如く本発明によれば、入金経路と出金経路を一部
共通にし、この共通経路部分に少くとも紙幣の表裏を識
別する機構と、表裏を取シ揃える機構とを設けたので、
紙幣収納部に収納されている紙幣および出金紙幣として
繰出される紙幣のいずれもが、その表裏を一足方向に取
り揃えられ七いるようにできる循環式自動入出金機を提
供する（２２）ことができる。これによって、紙幣の取シ揃え等に要す
るテラーの労力を著しく軽減できるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の内部構成図、第２図は第１
図の実施例の制御機構のブロック図、第３図は第１図お
よび第２図の実施例における紙幣表裏反転部の詳細な構
成図、第４図おザ〒５図　□は第３図の紙幣表裏反転部
の動作説明図、轡６図　／は第２図のＲＡＭの記憶内容
の説明図、第７図乃至第９図は第１図万全第６図の実施
例の動作を説明するフローチャートである。１００・・・本体、１０１・・・投入口、１０２．１０
２ａ　〜１０２ｄ・・・紙幣、１０３．３０６〜３０９
・・・取□込機構、１０４・・・紙幣識別部、１０５・
・・紙幣表裏反転部、１０６、２０１〜４２０４・・・
レバー、１．０７・・・返却口、２００・・・一時保留
ユニット、２０５〜２０８・・・一時保留部、２０９〜
２１２・・・保持片、３００・・・収納ユニット、３０
１・・・リジェクト部、３０２〜３０４・・・収納カセ
ット部、３０５・・・リジェクトカセット部、３０６〜
３０９・・・取込機構、Ｓ１〜Ｓ２３．Ｓ３０．Ｓ３□
・・・センサ、■■１〜ｌ−ｌ１ｖＩ３・・・モータ、
ＴＭ１〜ＴＭ５゜ＫＭ１〜ＫＭ５．ＳＭ工〜ＳＭ４・・
・パルスモータ、ａ　、　ｂ　、　ｅ−ｒ−・・搬送路
、５０１．５０２．５１４゜５１５、　５２２．　５２
３・・・主ローラ、５０３．　５１３．　５２４・・・
無端ベルト、５０４．５１６．５２９．５３０・・・ガ
イド板、　５０５．５０８．５１７．５１８．５２０．
５２５．５２６゜５２７、　５２８．　５３１．　５３
２・・・補助ローラ、５０６・・・羽根付ローラ、５１
０・・・反転板、５１２・・・ストッパ。出願人代理人　猪　股　清第４図（ｄ、）第４図（Ｃ）箆５図（α）鬼５図（ｂ）Ｉｔ／１特開口ＲＧＯ−１１７３９１（１１）

Claims

【特許請求の範囲】

受入れた入金紙幣を収納し、これを出金紙幣として繰出
す循環式自動入出金機において、入金紙幣の搬送経路の
一部を出金紙幣の搬送経路の一部と共通、にし、この共
通経路部分に、少くシ揃えを行なう紙幣表裏取揃手段と
を設け、表裏を取シ揃えた紙幣を出金紙幣として繰シ出
すことができるようにした循環式自動入出金機、