JPS60114204A - スライドフアスナ−の仕上加工におけるグリツパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 スライドファスナーの仕上加工装置における、加工を完
了した完成ファスナーを（Ｉ２持して取出すグリッパ−
装置に関するものである。

ｂ、従来技術 第１図は、公知のスライドファスナーの連続仕上加工１
１こおけるファスナーチェーンとグリッパ−との関係を
簡略に示したもの（特公昭４４−１２５４３号）で、こ
のグリッパ−装置は、スライドファスナーの連続仕上加
工の最終段１５ｆＪにおいて、加工を完了した完成ファ
スナーの取出しに用いられるもので、第１図は尻上金具
Ｃ、スライダーｄ及び前止金具ｅを夫々着装して加工を
完了したファスナーチェーンをグリッパ−ａにより引出
した状態を示している。このあと上下のカッターｂ、ｂ
によりファスナー装置でグリッパ−ａを開放して下方に
落下集積した後、左方に移ＤｎＵ帰して次のファスナー
チェーンを把持するように作動するものである。このよ
うに従来は１個のグリッパ−を直線状に往復移動させて
完成ファスナーを取出していたため、取出効率が悪く、
連続仕上加工工程の高速化にともない取出効率の高いグ
リッパ−装置の出現が望まれていた。

Ｃ０発明の目的 本発明は、前記のような要請に答へるために発明された
もので、往復回動するベルトにグリッパ−を２個取付け
、２個のグリッパ−を交互に取出口に移送して完成ファ
スナーを取出すようにして取出効率を高め、スライドフ
ァスナーの連続仕上加工工程の高速化に対応したグリッ
パ−装置θを提供することを目的とするものである。

Ｃ１発明の構成 本発明の構成は、特許請求の範囲に記載したところのも
のであり、２イ固のグリッパ−２，３をベルト乙に装着
し、このベルト６を往復回動させて、完成ファスナーを
グリッパ−２，６により交互に取出ずようにして取出効
率を高めた点を特徴とするもので、本発明の装置を、図
面に示す実施例についてさらに具体的に説明すると、第
２商は、本発明のグリッパ−装置の全体を示す平面図で
あって、一定間隔をおいて設けた２個の歯車５，５間に
、タイピングベルト６をエンドレスに張架し、両側に設
けたガイドバー４，４に嵌合されているグリッパ−装着
体を夫々等間隔をおいてタイミングベルト６に取付け、
歯車５，５を往復回動さセることによりタイピングベル
ト６を往復回動さセて、タイミングベルト６に取イ」け
たグリッパ−装着体ン、カイトバー４，４に沿って完成
ファスナー１の取出口８まで交互に移送し、該取出口８
において、或いは取出口附近で取出口８の中心位１４に
グリッパ−２，６を変位移動させた後、グリッパ−２，
６を閉じて完成ファスナー１の端部のスペース部分を把
持し、そのまき集積位置まで完成ファスナー１を引出し
、ＤＩ定の位置でグリッパ−２，３を開放して完成ファ
スナー１を落下集積させた後、書び取出口８まで移送す
るようにしたものである。したかつて２個のグリッパ−
装着体は、エンドレスのタイピングベルト６に等間隔を
おいて取付けられて、該ベルトが往ケ回動されるため、
一方のグリッパ−装着体が完成ファスナー１を引出して
いる間に、他方のグリッパ−装危体を取出口８に移送さ
Ｊ恢の完成ファスナーな把持させることができるので完
成ファスナーのＪ収出効率を向上させることができた。

更に詳しく本発明のグリッパ−装置を説明すると、第６
図は、第２図のＡ−ＡＩＪＩの断面図であって、取出１
」８に４多送されたグリッパ−２゜６を取出口８の中心
位置に移動させる変位１・炎構を明らかにしたもので、
図面では取出口８の中心位１ａにグリッパ−２が移動し
たときを示してい４）。グリッパ−装置の両側に設けた
カイトバー４に嵌合されているグリッパ−装着体は、下
部がラムガイド１１に構成し、スプリング１３により常
時引張られているラムシリンダー１０が塩１寸けられて
おり、このラムシリンダー１０には、グリッパ−２を備
えたグリッパ−シリンダー１５が設けられている。そし
てラムシリンダー１０は、ヘッドカバー１２に開口する
エアパイプ１４からの空気の注排出により左右に往複動
して、グリッパ−２を取出口８の中心位置（ｌこ移動、
退去を行わせるように構成されている。

これは、完成ファスナーの取出しに際して、完成ファス
ナーをファスナーチェーンの流れの延長士で真直ぐに引
出すとぎに、他方のグリッパ−が衝突しないように、グ
リッパ−がファスナーを把持していないときにＱま、常
にグリッパ−を取出口８の中心位置から内ＩＬれた位１
直に退去させておき、完成ファスナー１を把持するとき
Ｖこは取出口８の中心位置に移動して正しい位置で把持
を行うようにしたものである。

第４図は、第２図のＢ−Ｂ線の断面図であって、完成フ
ァスナーな把持するグリッパ一部分を明らかにしたもの
で、ラムシリンダー１０に設けられたグリッパ−シリン
ダー１５の先端には、グリッパ−２が設けられており、
スプリング２０により常時は開放位置にあるように構成
されている。そしてグリッパ−シリンダー１５の内部に
は、円錐形の先端乞もつピストン１６が嵌め込まれてお
り、ヘッドカバー１７に開口するエアパイプ１８からの
空気の注排出によりビスｊ・ン１６の先Ａｌｊ　’ｌ　
、グリッパ−シリンダー１５の先端から出没させて、ピ
ストン１６のりν端の円／４１．部によりグリッパ−２
の後端部を開（４′さゼ、これによりグリッパ−の先端
部を開閉さセで完成ファスナーの把持・開放を行うよう
にしたものである。

なお、図面に示す実施例においては、タイミングベルト
を用いてグリッパ−装着体を移送しているが、タイミン
グベルトの代りにチェーンロー）等を用いて移送しても
よい。また同実施例においては２個のグリッパ−装沿体
が同−水平面上に設けられているが、これを同−正直面
上に土と下との関係に設けても同様な効果が得られる。

この場合は上部のグリッパ−より完成ファスナーを開放
する際に、下部のグリッパ−装着体に支障がないように
、シュータ−等の排出装置ぷを設ける必要がある。

ｅ１発明の効果 本発明は、２個のグリッパ−を用いて、一方のグリッパ
−が完成ファスナーを取出し退去中に、他方のグリッパ
−を取出口に移送するようにして、２個のグリッパ−を
交互に効率よく働１　かせで、完ＩＪｙ、ファスナーの
取出ができるため、従来の１個のグリッパ−を用いたも
のに比べて取出効率を倍増することができ、しかもグリ
ッパ−変位機構により常に取出口の中心位置で把持する
ことができるため、ファスナーチェーンの流れの延長土
で真直ぐに引出すことができ、ファスナーの品質を損う
ことな（円滑に取出しができるという優れた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、公知のファスナー仕上加工装置を簡略に示し
た斜視図、第２図は、本発明装置の全体を示した平面図
、第６図は、本発明装置のグリッパ−変位機構を示ず第
２図のＡ−Ａ線の断面図、第４図は、本発明装置のグリ
ッパ一部分を示す第２図のＢ−Ｂ線の断面図である。 １・・・完成ファスナー、２・・・グリッパ−１６・・
・グリッパ−１４・・・ガイドバー、５・・・歯車、６
・・・タイミングベルト、７・・・カッター、８・・・
取出口、１０・・ラム／す／ダー、１トラムガイド、１
５・・・グリソバ−／リンダ−０ 一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スライドファスナ〜の仕上加工装置において、一定間隔
   をおいて設けた２個の歯車５，５Ｋ、エンドレスにベル
   ｌ−６を張架し、このベルト乙に勢間隔に、２個のグリ
   ッパ−２，５を変位可能に設けたグリッパ−装着体を１
   伐付け、歯車５゜５を往復回動することにより、名グリ
   ッパー装着体を交互に完成ファスナー１の取出口８に移
   送し、グリッパ−２，３により完成ファスナー１を把持
   して取出すようにしたグリッパ−装置。