JPS5911805A - 開離嵌挿具付スライドファスナの製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 」〈発明は開離嵌挿具付スライドファスナを自動的（て
作ろための製造装置に関する。

これまで、）７スナエレメントの欠如したスペース部を
有しこのスペース部に隣接して上止め其を装着した１対
のストリンガに自動的に、蝶棒、箱棒、スライダ及び箱
体を取付けろ装置が知られている。特公昭／１９−１Ｉ
４２４３号公報はこのような装置の一例を示す。しカル
ながら、このような装置においては、一方のストｌ）ン
カに蝶棒を取付け、他方のストｌ）ンガに箱棒、箱体及
びスライダを取付けるものであるため、最終製品とする
ためには手作業で２つのストリンカを組合わせる必要が
あった。

本発明は、２つのス）　ｌ）ンガが組合わされかつスラ
イダが土止め具の位置まで完全に引上げられた最終製品
の形態の開離嵌挿具付スライドファスナを自動的に作る
ことが可能な装置を提供することを目的とするものであ
り、以下その実施例について説明ず゛ろ。

第１図は本発明による開離嵌挿具付スライドファスナ製
造装置の全体を略示するもので、図中外より左右１対の
ファスナストリンガ１．２（第１図には１のみが図示さ
れている）が互いに並列にかつほぼ同一平面内に配置さ
れた状態で送られてくる。これらストリンガには連続し
たファスナエレメント列を最終製品の長さに区切るため
、エレメントの欠如しているスペース部分が間欠的に設
けられており、このスペース部分に隣接するエレメント
列の後端には上止め具が装着されている。

これら連続したストｌ）ンガ１．２は後に説明ずろグリ
ッパによってテープ部を把持されこれによって、切断ユ
ニットＡ、棒金具取付ユニットＢ、スライダ取付ユニツ
ｌ−Ｃ１箱伴取伺ユニンｌ−Ｄを通して移動せしめられ
、まず棒金具取付ユニットＢにおいて各ストＩＪンカの
先端に蝶棒と箱棒が取付けられ、スライダ取付ユニット
で後に詳述する如き態様で両ストリンガがスライダ内に
同時に挿通されてファスナ・チェーンに組合わされ、箱
体取１−・１ユニツトＤで蝶棒及び箱棒に箱体が取イ」
けられ切断ユニ：ノｌ−ｐ、でスペース部分を切断して
最終製品長さに仕上げられろ。但しこの切断工程は製品
の長さに応じて前述のユニツＩＢ、Ｃ，Ｄによる工程の
前後との時点にきてもよい。尚、これらユニットＡ、Ｂ
、Ｄの構成は前述した所望の作用を発揮ずろ周知の機構
を用いることができる。

グリッパは第２図に示ずように左右１対のものが各々第
１クリツパ３及び第２グリンパ４として設けられている
。これら第１及び第２のグリッパの構成は同一であるの
で、以下の説明はグリッパ３について述べるが、これは
グリッパ４　ＱＣも同様に当てはまるもので゛ある。グ
リッパ３はスライドファスナ製造装置の長手方向に延在
するガイトレール５に沿って摺動可能なスライドベース
６と、スライドベースに対し横方向に摺動可能なように
設けられたクリッパベース７と、クリッパベースにピン
１１により枢動可能に取付られた上下１対のグリップ片
８とを有している。グリップ片８は圧縮はね９によって
常に互いに開く方向の力を受けているが、それらの後端
に係合するくさびロット１２が第３Ｎて見て右方に移動
することにより互いに閉じろようビン１１を中心に枢動
する。くさびロット１２はグリッパベース７内に、形成
された流体シリンダ部１３内に摺動可能に収容されたヒ
ストン１４に結合されており、シリンダ部１３に供給さ
れる流体を制御することにより所望時にグリップ片を開
閉でき、これによってストリンガ１の把持及び開放を行
う。

グリッパベース７は引張りばね１５によってストリンガ
１に向う方向の力を受けているが、スライドベース６に
形成した流体シリンダ部１６に収容されたピストン１７
に、ピストンロット１８及び連結板１９を介して連結さ
れることにより、所望時に第１図で見て左に変位できる
ようになっている。これによって第１及び第２のグリッ
パ３．４０間隔か、ストリンガ１．２を把持すべき初期
の位置においてそれらのテープ部のみを把持するように
、またその後の各作業工程時にはストリンガがその作業
に最も適する間隔となるように調節できる。

スライドベース６は適宜な駆動装置により駆動されろベ
ルト２１にねし２２によって取付けられこれによって並
列する２本のガイドレール５に沿って摺動するようにな
っている。

スライダ取付ユニットｃはスライダ用のフィーダ２３（
第１図）からシーート２４を介し送られてくるスライダ
２５（第４図）を、ストリンガの運動経路内に搬送する
移送ホルダ２６と、該移送ホルダとの間にスライダを保
持する保持装置２７とを有する。移送ホルダ２６の構成
は第５Ａ図より第５Ｃ図に示してあり、ここで２８はホ
ルダ本体でシュート２４からスライダ２５を受取る位置
（鎖線で示す）とスライダをストリンガの運動経路に配
置する位置（実線で示す）との間で揺動するようになっ
ている。ホルダ本体２８にはそれに対し移動可能にクラ
ンパホルダ２９が設けられており、これはピストンロッ
ド３１によって第５Ａ図で見て上下方向に駆動される。

クランパホルダ２９の下端には２つのクランパ３２がピ
ン３３によって枢着されまた引張りばね３４により互い
に引寄せられている。クランパ３２０間には固定ロッド
３６が設けられ、これは本体２８に固定されていて、ク
ランパは固定ロットに接することにより図示の位置に保
持される。クランパ３２の下端はシュート２４から送ら
れてくるスライダ２５を受入れろ開口３５を形成する如
き形状となっている。第５Ａ図に鎖線で示す位置におい
て開口３５にスライダ２５を収容した後、移送ホルダ２
６は実線で示す位置に揺動し、ここで後述する保持装置
２７と固定ロッド３６との間にスライダが保持された後
ピストンロッド３１によってクランパホルダ２９が引上
げられ、これによってクランパ３２は外方に揺動してス
ライダ２５がら外れ、スライダは固定ロッド３６と保持
装置２７とによってのみ保持されるようになる。

第４Ａ図より第４Ｅ図は保持装置２７の詳細を示すもの
で、図示のようにホルダケース３７を有し、これは２つ
のストリンガの中央に位置決めされている。ホルダケー
ス３７には縦穴３８が形成され−こいてこの中には２つ
の流体シリンダのピストンロッド４１．４２によって独
立して上下動するストッパブロック４３と係止ブロック
４４とが摺動可能に設けられている。これら２つのブロ
ックの間にはスライダ２５の引手４５を収容するスリッ
ト４６が形成されている。ストッパブロックの上部には
、移送ホルダ２６の固定ロット３６との間にスライダ２
５をはさむ部分であるスライダ載置面４７と、スライダ
のストリンガ進行方向への運動を阻止する肩部４８と、
ストリンガ１．２の蝶棒及び箱棒の先端をそろえるため
のストッパ部４９が形成されている。

係止ブロックは上方で二股に分岐して２本の指状柱を形
成し、両相状柱間の溝内にはスリット４６内に突出でき
る係止レバー５１がピノ５２により枢着されている。係
止レバー５１は圧縮ばね５３によってその先端がスリッ
ト４６内に突出するよう力を受けているが、係止ブロッ
ク４４の後面に設けたソレノイド５４０ロンド５５がソ
レノイドの付勢によって係止レバー５１の下端部に向い
突出しておりこれによって係止レバーの先端はスリット
４６から外れた位置に保たれる。係止ブロック４４はそ
の上面５６が固定ロッド３６と共にスライダ２５をはさ
むようになっている。

次に図示した実施例の作動について説明する。

棒金具取付ユニットＢにおいて蝶棒及び箱棒を取付けら
れたストリンガ１．２は第２図でＬで示すように大きく
離間した状態でグリッパ３．４に把持されてスライダ取
付ユニットＣＫ送られてくるが、この数例ユニットに到
達するまでにスライドベース６の流体／リンダ部１６か
ら流体を排出ずろことによって、はね１５０作用でグリ
ンパベース７を互いに近づく方向に変位させ、ストリン
ガ１．２０間隔をスライダ２５への挿通に適したものに
する。また、ストリンガの先端がスライダ取伺ユニソ）
Ｃに到達する以前に、第４Ａ図より第４Ｃ図に示す工程
によってスライダ２５はストリンガ１．２の運動経路内
に保持されており、この状態のスライダに第４Ｃ図から
第４Ｅ図に示すようにストリンガ１．２が挿通される。

以下これら工程を説明する。ここで以下に示す（ａ）〜
（ｅ）は第４Ａ図より第１’Ｅ図にそれぞれ対応する。

（ａ）　　マーｒストノパブロンク４３が上昇せしめら
れた状態においてシュート２４かもスライダ２５を受取
った移送ホルダ２６か第５Ａ図で実線で示ず位置まで回
動し、前述の如くクランパホルダ２９が上昇して、固定
ロット３６とストッパブロック４３のスライダ載置面４
７とによってスライダ２５がはさまれて保持される。

（ｂ）　　次℃・で係止ブロック４４がその上面５６か
スライダ２５に接するまで」二昇せしめられ、この時点
で形成されろスリット４６内にスライダの本体から下垂
する引手４５が収容される。この時点でスライダ２５は
移送ホルダ２６とス［・ソバブロック４３と係止ブロッ
ク４４の３者によって保持されろ。

（ｃ）　　ここで゛ソレノイド５４が消勢されろとロッ
ト５５は引込み圧縮ばね５３０作用で係止レノ・−５１
の上端はスリット４６内に突出し、スライダ２５の引手
４５に設け、た開口（図示せず）に係合しこれに下向き
の力を加える。この力はスライダの護持をさらに確実に
すると共に、スライダ２５が自動ロック式のもの即ち引
手に力を加えない限りロック爪かスライダ内の７７スナ
工レメント間に嵌入しスライダをロックする型式のもの
の場合、引手を引張ることによりロックを解放しスライ
ダ内にス）　ｌ）ンガを挿通させることを可能にする。

この状態で先端に蝶棒５７及び箱棒５８を備えるストｌ
）ンガ１．２かスライダ２５内に挿通された後これら棒
金具の先端がストッパ部４９に接することにより停止せ
しめられる。これによって蝶棒５７及び箱棒５８の相対
位置が正確に規制されろ。

（ｄ）　　次にソレノイド５４の付勢により係止レバー
５１の」二端部かスライダの引手４５から離れると共に
ストッパブロック４３が下降せしめられこれによってス
ライダ２５は移送ホルダ２６と係止ブロック４４の上面
５６のみによってはさまれ保持されるようになる。次い
で２′：）のストリンガ１．２の移送か同時に同速度で
再開され両ストリンガはスライダ内で適正に噛合しつつ
前方に送られる。

（ｅ）　　ファスナエレメント列の後端に固着された土
止め具かスライダ２５の位置に到達ずろと、それはスラ
イダの肩口に係合しスライダを係１Ｆブロック４４と移
送ホルダ２６との間から強制的に引外し、その後係止ブ
ロックは下降せしめられまた移送ホルダはスライダを受
取る位置に揺動せしめられ、次号・でストッパブロック
４３か上昇せしめられて再び第４Ａ図の状態となる。

上述の工程の間に箱体増刊ユニンｌ−Ｄにおいて、箱棒
に箱体が増刊けられ、また前述のように完成品の７７ス
ナの長さに応した任意の時点で切断ユニットＡにおける
ストリンカの切断がなされスライ［ファスナが完成ずろ
。

上述の如き構成により、本発明による開離嵌挿具付スラ
イドファスナ製造装置は、２つのストリンガがスライダ
に挿通された状態で組合わされかつスライダが完全に引
上けられた状態の完成品を自動的に製造することが可能
となっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による開離嵌挿具付スライドファスナ製
造装置の全体的構成を示ず構成説明図。 第２図は第１図に示した装置のスライダ増刊ユニットに
おけるグリッパの平面図、第３図は第２図に示したグリ
ッパの一方の構造を示す断面図、第４Ａ図より第＝ｌ　
Ｅ図はスライダの保持装置の作動をそれぞれ順に示す断
面図、第５Ａ図はスライダ用の移送ホルダの側面図、第
５Ｂ図は移送ホルダの構造の詳細を示す部分図であり第
５Ａ図のＸ−Ｘ線に沿う断面図；第５Ｃ図は第５Ｂ図に
類似する図であるが異った動作位置で示す断面図である
。 １．２　　ストリンガ、　３．４　・・・グリッパ、２
５　スライダ、　　　２６　・・移送ホルダ、２７　　
保持装置、　　　　４３−ストッパブロック、４４・・
・係止ブロック、　　４５・・・引　手、４７・−スラ
イダをはさむ部分、　　４８　・・肩　部、４９　・　
ストッパ部、　　５１　・・引手を引張る係止レバー、
５６　　スライダをはさむ部分、　５γ、５８・　蝶棒
、箱棒、Ｂ　・棒金具取付ユニット、 Ｃスライダ域側ユニット、 Ｄ　・箱体取付ユニット。 特許出願人　　吉田工業株式会社 右３　図 襄４Ｃ図　　　　　　　　乳ＡＤ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　ファスナエレメントの欠如したスペース部を
   有し該スペース部に隣接して土止め具を装着した］対の
   ストリンガをグリッパにより並列状態で送りつつ蝶棒、
   箱棒、スライダ及び箱体の取付を行う開離嵌挿具付スラ
   イドファスナの製造装置において、 前記１対のストＩＪンガは、ストｌ）ンガの芯部に蝶棒
   及び箱棒を取伺げる棒金具取付ユニットと、スライダ取
   付ユニットと、箱体を箱棒に取付ける箱体取付ユニット
   とを通るように送られまた前記スライダ取付ユニットは
   スライダをその供給装置からストリンガの運動経路内に
   搬送する移送ホルダと、該ホルダとの間にスライダを保
   持する保持装置とを有し、該保持装置は、移送ホルダと
   の間にスラ〈ダをはさむ部分とスライダのストリンガ移
   動方向への移動を阻止する肩部とを有したストッパブロ
   ックと、移送ホルダとの間にスライダをはさむ部分を有
   した係止ブロックとを有し、これら２つのブロックはス
   ライダへのストリンガの挿通時には共ＶＣ’Ｅ７ｓホル
   ダとの間にスライダを保持する位置をとり、その後スト
   ツパブロックはスライダから離れろように駆動され、こ
   れによって前記ストリンガの土止め具とスライダとの係
   合時にスライダが自動的に移送ホルダと係止ブロックと
   の間から外れるように構成されていることを特徴とする
   開離嵌挿具付スライドファスナの製造装置。 （２、特許請求の範囲第１項に記載の装置において前記
   係止ブロックは該ブロックと移送ホルダとの間に収容さ
   れるスライダの引手を引張る装置を有していることを特
   徴とする開離嵌挿共付スライトフ１スナの製造装置。 （３）特許請求の範囲第１項に記載の装置において前記
   ストッパブロックは送られてくるストリンガの蝶棒と箱
   棒の先端をそろえるストッパ部をさらに備えていること
   を特徴とする開離嵌挿具目×ライトファスナの製造装置
   。