JPS6011136B2 - 空気噴射式織機の緯入れ装置 - Google Patents
空気噴射式織機の緯入れ装置Info
- Publication number
- JPS6011136B2 JPS6011136B2 JP55046871A JP4687180A JPS6011136B2 JP S6011136 B2 JPS6011136 B2 JP S6011136B2 JP 55046871 A JP55046871 A JP 55046871A JP 4687180 A JP4687180 A JP 4687180A JP S6011136 B2 JPS6011136 B2 JP S6011136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary
- guide
- guide hole
- hole
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/27—Drive or guide mechanisms for weft inserting
- D03D47/277—Guide mechanisms
- D03D47/278—Guide mechanisms for pneumatic looms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主ノズル（縞糸射出用ノズル）と複数の補助ノ
ズルとを有して緒糸の搬送を主に補助／ズルからの噴出
空気により行なうようにした空気噴射式織機の緯入れ装
置に関する。
ズルとを有して緒糸の搬送を主に補助／ズルからの噴出
空気により行なうようにした空気噴射式織機の緯入れ装
置に関する。
従来この種の緯入れ装置として、例えば持関昭５４一１
１６４６０に示されるようなものがある。
１６４６０に示されるようなものがある。
即ち、凹所を形成した糸案内すなわちオープンタイプの
糸案内を前記凹所で柊道の三方を囲むように並べると共
に、適当間隔をおいて梓道方向に配した補助ノズルから
前記凹所に向けて斜めに空気を噴出することにより、主
ノズルからの噴射空気は絹糸を牽引して送出せしめる程
度にとどめて、送出された綾糸の搬送を補助ノズルから
の噴出空気に委ねるようにしたものである。そして、こ
のものでは糸案内の凹所付近を薄肉とすることにより、
補助ノズルから前記凹所に向けて斜めに噴出される空気
を、一部は前記凹所の底部から反射させるも残部は薄肉
部からその背万へ積極的に洩らすことにより凹所底部に
強い気流をつくりこの気流に乗せて緯糸を前記凹所の底
部に沿わせて所定区間搬送し、この作用を次々と次位の
補助ノズルに引きついで総入れを行なうのである。しか
しながら、このものでは、凹所に沿った気流は下流に行
くに従い箱肉部から背方へ洩れる空気量は少くなり、凹
所底部から離れてしまい、糸道もこの気流に乗って凹所
底部から離れる傾向となるので、補助ノズルの配設問隙
を小さくせねばならず、その分補助ノズルの本数を多く
必要とした。
糸案内を前記凹所で柊道の三方を囲むように並べると共
に、適当間隔をおいて梓道方向に配した補助ノズルから
前記凹所に向けて斜めに空気を噴出することにより、主
ノズルからの噴射空気は絹糸を牽引して送出せしめる程
度にとどめて、送出された綾糸の搬送を補助ノズルから
の噴出空気に委ねるようにしたものである。そして、こ
のものでは糸案内の凹所付近を薄肉とすることにより、
補助ノズルから前記凹所に向けて斜めに噴出される空気
を、一部は前記凹所の底部から反射させるも残部は薄肉
部からその背万へ積極的に洩らすことにより凹所底部に
強い気流をつくりこの気流に乗せて緯糸を前記凹所の底
部に沿わせて所定区間搬送し、この作用を次々と次位の
補助ノズルに引きついで総入れを行なうのである。しか
しながら、このものでは、凹所に沿った気流は下流に行
くに従い箱肉部から背方へ洩れる空気量は少くなり、凹
所底部から離れてしまい、糸道もこの気流に乗って凹所
底部から離れる傾向となるので、補助ノズルの配設問隙
を小さくせねばならず、その分補助ノズルの本数を多く
必要とした。
一方、別のタイプの緯入れ方法として、縞糸脱出門間隙
を残して全周をほぼ閉じた案内孔を備えたいわゆるクロ
ーズドタィプの案内子を並設し、補助ノズルからの空気
をなるべく洩らさないようにして空気を有効に使おうと
いう方法もある。
を残して全周をほぼ閉じた案内孔を備えたいわゆるクロ
ーズドタィプの案内子を並設し、補助ノズルからの空気
をなるべく洩らさないようにして空気を有効に使おうと
いう方法もある。
この方法では補助ノズルからの気流は案内孔壁面に当っ
ても案内子背面からの洩れは少ないため大部分が反射し
、案内孔にジグザグ状に誘導される。したがって綾糸も
ジグザグ状に進む。したがって空気の洩れが少ないので
補助ノズルの配置間隙は大きくでき、補助ノズルの本数
は少くできる。本発明者等はこれら二つの方法の縞入れ
方法の長所を併せ備えた縞入れ方法につき検討を重ねた
。すなわち、直状部と湾曲部とで案内孔を形成したクロ
ーズドタィプの案内子の補助ノズルからの噴射空気が当
る側（湾曲部）の肉厚を薄くし、この案内子を比較的に
密に並べ、補助ノズルからの噴出空気は薄肉部から案内
子背部へ洩らすことにより、案内孔中の薄肉部側に強い
安定した気流をつくると共に、下流側で薄肉部から強い
気流が離れようとするのを直状部によりおさえて強い気
流を案内孔内にできるだけ留めて案内孔の中に安定した
気流をつくり、空気をできるだけ有効に使い補助ノズル
の本数を少くしようとしたものである。本発明はこのよ
うな従来の問題点に着目してなされたもので、いわゆる
クローズドタィプの案内子を用い、またこの案内子に案
内孔の他に、補助ノズルに相対する側の案内孔内面の背
方に補助孔を形成すると共に、案内孔と補助孔との間に
、案内孔内面から補助孔に至る薄肉部を形成することに
より、比較的長い区間に亘つて安定した糸道が得られる
と共に空気利用効率に優れる総入れ装置を提供するもの
である。
ても案内子背面からの洩れは少ないため大部分が反射し
、案内孔にジグザグ状に誘導される。したがって綾糸も
ジグザグ状に進む。したがって空気の洩れが少ないので
補助ノズルの配置間隙は大きくでき、補助ノズルの本数
は少くできる。本発明者等はこれら二つの方法の縞入れ
方法の長所を併せ備えた縞入れ方法につき検討を重ねた
。すなわち、直状部と湾曲部とで案内孔を形成したクロ
ーズドタィプの案内子の補助ノズルからの噴射空気が当
る側（湾曲部）の肉厚を薄くし、この案内子を比較的に
密に並べ、補助ノズルからの噴出空気は薄肉部から案内
子背部へ洩らすことにより、案内孔中の薄肉部側に強い
安定した気流をつくると共に、下流側で薄肉部から強い
気流が離れようとするのを直状部によりおさえて強い気
流を案内孔内にできるだけ留めて案内孔の中に安定した
気流をつくり、空気をできるだけ有効に使い補助ノズル
の本数を少くしようとしたものである。本発明はこのよ
うな従来の問題点に着目してなされたもので、いわゆる
クローズドタィプの案内子を用い、またこの案内子に案
内孔の他に、補助ノズルに相対する側の案内孔内面の背
方に補助孔を形成すると共に、案内孔と補助孔との間に
、案内孔内面から補助孔に至る薄肉部を形成することに
より、比較的長い区間に亘つて安定した糸道が得られる
と共に空気利用効率に優れる総入れ装置を提供するもの
である。
以下に本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第１図〜第３図において、１は案内子であって、直状部
Ａと湾曲部Ｂとによりほぼ全周を囲った藤に長い形状の
案内孔２と、これに連なる綾糸脱出用間隙３とが形成さ
れると共に、後述する補助ノズル１５のノズルロー６に
相対する案内孔２内面の背方に案内孔２と並べて後述す
る補助ノズルの噴出方向線に対してシンメトリーに弧状
の補助孔４が形成されている。
Ａと湾曲部Ｂとによりほぼ全周を囲った藤に長い形状の
案内孔２と、これに連なる綾糸脱出用間隙３とが形成さ
れると共に、後述する補助ノズル１５のノズルロー６に
相対する案内孔２内面の背方に案内孔２と並べて後述す
る補助ノズルの噴出方向線に対してシンメトリーに弧状
の補助孔４が形成されている。
そして、案内孔２と補助孔４との間の部分はその他の部
分に較べて肉厚を薄肉とした薄肉片５として形成されて
いる。尚、この薄肉片５の肉厚は案内子１全体の肉厚が
例えば２．９肋の場合、２．４側程度とする。勿論補助
孔４の背部の部分Ｂ′の肉厚も２．劫肋である。このよ
うに形成された案内子１は所定の間隔をもたせて並べ、
それらの基部をガイドホルダ１０の構内に挿入して樹脂
１１で固着してあり、さらにガイドホルダ１０は筋１２
の下枠と共に、スレー１３の構内に挿入してボルト１４
で共締めしてある。また、適宜の案内子１の直状部Ａ間
に補助ノズル１５を立設してある。
分に較べて肉厚を薄肉とした薄肉片５として形成されて
いる。尚、この薄肉片５の肉厚は案内子１全体の肉厚が
例えば２．９肋の場合、２．４側程度とする。勿論補助
孔４の背部の部分Ｂ′の肉厚も２．劫肋である。このよ
うに形成された案内子１は所定の間隔をもたせて並べ、
それらの基部をガイドホルダ１０の構内に挿入して樹脂
１１で固着してあり、さらにガイドホルダ１０は筋１２
の下枠と共に、スレー１３の構内に挿入してボルト１４
で共締めしてある。また、適宜の案内子１の直状部Ａ間
に補助ノズル１５を立設してある。
この補助ノズル１５は本体がパイプ状でその上端部が閉
塞されて円錐状に形成されると共に、その側面にノズル
口１６が開設されている。このノズル口１６は、案内孔
２の鞠線と同一高さで所定の交差角をもって該軸線に指
向するように設けられており、したがってノズル口１６
の噴出方向線Ｎ‘ま案内孔２の鼠線と斜交してノズル口
１６よりも反韓入れ側にある案内子１の前記薄肉片５に
よって形成される案内孔２内面を指向する。次に作用を
説明する。
塞されて円錐状に形成されると共に、その側面にノズル
口１６が開設されている。このノズル口１６は、案内孔
２の鞠線と同一高さで所定の交差角をもって該軸線に指
向するように設けられており、したがってノズル口１６
の噴出方向線Ｎ‘ま案内孔２の鼠線と斜交してノズル口
１６よりも反韓入れ側にある案内子１の前記薄肉片５に
よって形成される案内孔２内面を指向する。次に作用を
説明する。
補助ノズル１５からの噴出空気は、基本的にはクローズ
ドタィプの案内子と同様に譲導される。
ドタィプの案内子と同様に譲導される。
しかし、薄肉片５間から空気を洩れるようにしてあるの
で、この部分においてはオープンタイプの糸案内と同様
に薄肉片５側に沿う気流の成分量が増大する。したがっ
て全体としてクローズドタィプに比較して薄肉片５側に
沿った気流成分が増すのでその分糸道は安定する。また
オープンタイプに比較して空気を有効に利用できるとい
うクローズドタィプの特徴も併せ備えている。また、薄
肉片６間から洩れた気流が補助孔４内で充分に膨張でき
るので、補助ノズルからの噴出空気が薄肉片５間から洩
れるのに支障は無く、したがって薄肉片５側に沿った気
流を生成するのに支障はない。
で、この部分においてはオープンタイプの糸案内と同様
に薄肉片５側に沿う気流の成分量が増大する。したがっ
て全体としてクローズドタィプに比較して薄肉片５側に
沿った気流成分が増すのでその分糸道は安定する。また
オープンタイプに比較して空気を有効に利用できるとい
うクローズドタィプの特徴も併せ備えている。また、薄
肉片６間から洩れた気流が補助孔４内で充分に膨張でき
るので、補助ノズルからの噴出空気が薄肉片５間から洩
れるのに支障は無く、したがって薄肉片５側に沿った気
流を生成するのに支障はない。
しかも補助孔４は噴出方向線に対してシンメトリーに形
成されているので、補助孔４内に乱れた気流は生じない
ので、案内孔２内の前記気流に悪影響を与えない。さら
に第２図の断面図でも明白なように薄肉片５は厚肉部Ｂ
′と直状部Ａとの間に位置するので経糸関口内に進入し
、あるいは退出する際に経糸は薄肉片５に接触すること
もなく、又引掛ることもない。以上説明したように本発
明によれば、綾糸搬送用気流を比較的長い区間に亘つて
安定して生成することができると共に、空気利用効率が
高まるので、補助ノズルの本数を少なくできると共に、
空気消費量も少なくなって、極めて経済的である。
成されているので、補助孔４内に乱れた気流は生じない
ので、案内孔２内の前記気流に悪影響を与えない。さら
に第２図の断面図でも明白なように薄肉片５は厚肉部Ｂ
′と直状部Ａとの間に位置するので経糸関口内に進入し
、あるいは退出する際に経糸は薄肉片５に接触すること
もなく、又引掛ることもない。以上説明したように本発
明によれば、綾糸搬送用気流を比較的長い区間に亘つて
安定して生成することができると共に、空気利用効率が
高まるので、補助ノズルの本数を少なくできると共に、
空気消費量も少なくなって、極めて経済的である。
図は本発明の一実施例を示し、１図は側面図、第２図は
第１図のローロ断面図、第３図は斜視図である。 １・・・・・・案内子、２・・・・・・案内孔、３・・
…・総糸脱出用間隙、４…・・・補助孔、６・・・・・
・薄肉片、１５・・・・・・補助ノズル、１６・・・・
・・ノズル口。 穣１図 蟹２縄 鏡３図
第１図のローロ断面図、第３図は斜視図である。 １・・・・・・案内子、２・・・・・・案内孔、３・・
…・総糸脱出用間隙、４…・・・補助孔、６・・・・・
・薄肉片、１５・・・・・・補助ノズル、１６・・・・
・・ノズル口。 穣１図 蟹２縄 鏡３図
Claims (1)
- １ ほぼ全周を囲った案内孔とこれに連なる緯糸脱出用
間隙とを形成した案内子を緯入れ方向に所定の間隙をも
たせて並設し、またそれらの案内子間の適所に補助ノズ
ルを配設し、そのノズル口から案内孔に向けて斜めに空
気を噴出して緯糸搬送用気流を生成するようにした空気
噴射式織機において、案内子に、補助ノズルに相対する
側の案内孔内面の背方に補助孔を形成すると共に、案内
孔と補助孔との間に、案内孔内面から補助孔に至る薄肉
部を形成したことを特徴とす空気噴射式織機の緯入れ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55046871A JPS6011136B2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55046871A JPS6011136B2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56144246A JPS56144246A (en) | 1981-11-10 |
| JPS6011136B2 true JPS6011136B2 (ja) | 1985-03-23 |
Family
ID=12759401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55046871A Expired JPS6011136B2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011136B2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-11 JP JP55046871A patent/JPS6011136B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56144246A (en) | 1981-11-10 |
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