JPS60107430A - 車両用スリップ防止装置 - Google Patents
車両用スリップ防止装置Info
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- JPS60107430A JPS60107430A JP58216508A JP21650883A JPS60107430A JP S60107430 A JPS60107430 A JP S60107430A JP 58216508 A JP58216508 A JP 58216508A JP 21650883 A JP21650883 A JP 21650883A JP S60107430 A JPS60107430 A JP S60107430A
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- Japan
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- slip
- wheel speed
- fuel
- driving wheel
- judgment
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K28/00—Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
- B60K28/10—Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle
- B60K28/16—Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle responsive to, or preventing, skidding of wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D35/00—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
−１一
本発明は車両用スリップ防止装置に関するものであり、
特に車両の発進時あ・るいは加速時の過大なスリップを
防１トする車両用スリップ防止装置に関する。
特に車両の発進時あ・るいは加速時の過大なスリップを
防１トする車両用スリップ防止装置に関する。
［従来技術］
従来、例えばスリップ時にエンジンの燃料カットを行な
い、エンジントルクを抑える車両用スリップ防止装置が
提案されている。
い、エンジントルクを抑える車両用スリップ防止装置が
提案されている。
しかしながら、一般にエンジンに燃料を供給してからエ
ンジントルクを発生するまでには遅れが存在し、この遅
れはエンジン回転数によって変化する。つまり、エンジ
ン回転数が高いときは遅れは小さく、逆にエンジン回転
数が低いときは遅れは大きい。従って、エンジン回転数
が低いときに路面摩擦係数が著しく低い路面等で急激な
スリップが発生した場合、燃料カットによるスリップ抑
制が始まるまでに過大なスリップを生じ車両が不安定に
なると言った問題があった。
ンジントルクを発生するまでには遅れが存在し、この遅
れはエンジン回転数によって変化する。つまり、エンジ
ン回転数が高いときは遅れは小さく、逆にエンジン回転
数が低いときは遅れは大きい。従って、エンジン回転数
が低いときに路面摩擦係数が著しく低い路面等で急激な
スリップが発生した場合、燃料カットによるスリップ抑
制が始まるまでに過大なスリップを生じ車両が不安定に
なると言った問題があった。
［発明の目的１
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、−２−
その目的とするところは燃料供給量の制御と共に点火遮
断を行うことにより走行安定性と加速性、ドライバビリ
ティの向上を図るスリップ防１Ｆ装置を提供することに
ある。
断を行うことにより走行安定性と加速性、ドライバビリ
ティの向上を図るスリップ防１Ｆ装置を提供することに
ある。
［発明の構成］
かかる目的を達成するための本発明の構成は第１図の基
本的構成図に示す如（、 駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段ａと、従動輪
速度を検出する従動輪速度検出手段すと、上記従動輪速
度に基づいて設定された第１スリップ判定レベルを駆動
輪速度が越えるか否かを判定する第１スリップ判定手段
Ｃと、 上記従動輪速度に基づいて上記第１スリップ判定レベル
より高く設定された第２スリップ判定レベルを駆動輪速
度が越えるか否かを判定する第２スリップ判定手段ｄと
、 上記第１スリップ判定手段Ｃの判定に基づいて燃料供給
量を制御すると共に、第２スリップ判定手段ｄの判定に
基づいて点火遮断制御を行うトルク制御手段ｅとを備え
ることを特徴とする車両用−３− スリップ防止装置を要旨としている。
本的構成図に示す如（、 駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段ａと、従動輪
速度を検出する従動輪速度検出手段すと、上記従動輪速
度に基づいて設定された第１スリップ判定レベルを駆動
輪速度が越えるか否かを判定する第１スリップ判定手段
Ｃと、 上記従動輪速度に基づいて上記第１スリップ判定レベル
より高く設定された第２スリップ判定レベルを駆動輪速
度が越えるか否かを判定する第２スリップ判定手段ｄと
、 上記第１スリップ判定手段Ｃの判定に基づいて燃料供給
量を制御すると共に、第２スリップ判定手段ｄの判定に
基づいて点火遮断制御を行うトルク制御手段ｅとを備え
ることを特徴とする車両用−３− スリップ防止装置を要旨としている。
［実施例］
以下に本発明を、実施例を挙げて図面と共に説明する。
第２図は本発明のスリップ防止装置の構成図である。図
において１は駆動輪速度を検出する駆動輪速度センサ、
２は従動輪速度を検出する従動輪速度センサ、３はスリ
ップ発生時には燃料カットを行なうマイクロコンピュー
タからなるスリップ制御装置、４はエンジンの運転状態
に応じてエンジンに適切な燃料を供給する燃料供給装置
、５はエンジンの点火を行う点火装置である。そして、
スリップ制御装置３において３１はスリップ判定等の演
算を行なう中央処理ユニット（以下ＣＰＵと呼ぶ）、３
２は速度センサ１，２のパルス幅を計数するカウンタ、
３３は速度センサ１，２の信号を入力する入力装置、３
４は演算結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメ
モリ（以下ＲＡＭと呼ぶ）、３５は演算プログラムや制
御データを記憶しているリードオンリーメモリ（以下Ｒ
Ｏ−４− Ｍと呼ぶ）、３６は燃料供給装置４、点火装置５へ制御
信号を出力する出力装置である。
において１は駆動輪速度を検出する駆動輪速度センサ、
２は従動輪速度を検出する従動輪速度センサ、３はスリ
ップ発生時には燃料カットを行なうマイクロコンピュー
タからなるスリップ制御装置、４はエンジンの運転状態
に応じてエンジンに適切な燃料を供給する燃料供給装置
、５はエンジンの点火を行う点火装置である。そして、
スリップ制御装置３において３１はスリップ判定等の演
算を行なう中央処理ユニット（以下ＣＰＵと呼ぶ）、３
２は速度センサ１，２のパルス幅を計数するカウンタ、
３３は速度センサ１，２の信号を入力する入力装置、３
４は演算結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメ
モリ（以下ＲＡＭと呼ぶ）、３５は演算プログラムや制
御データを記憶しているリードオンリーメモリ（以下Ｒ
Ｏ−４− Ｍと呼ぶ）、３６は燃料供給装置４、点火装置５へ制御
信号を出力する出力装置である。
スリップ制御装置３は速度センサ１及び２の速度信号か
らスリップを判定し、スリップ発生時には、燃料供給装
置４に対し、燃料カットを行ってエンジントルクを減少
させスリップを抑えるよう出力装置３６より指令する。
らスリップを判定し、スリップ発生時には、燃料供給装
置４に対し、燃料カットを行ってエンジントルクを減少
させスリップを抑えるよう出力装置３６より指令する。
更に実施例では、スリップ制御装置３は速度センサ１及
び２の速度信号に基づいて過大なスリップを判定し、過
大なスリップが発生したときに、点火装置５に対し、点
火カットを行って、直ちにエンジントルクを減少させ過
大なスリップを抑えるよう出力装置３６より指令する。
び２の速度信号に基づいて過大なスリップを判定し、過
大なスリップが発生したときに、点火装置５に対し、点
火カットを行って、直ちにエンジントルクを減少させ過
大なスリップを抑えるよう出力装置３６より指令する。
尚、駆動輪速度センサ１は駆動輪速度検出手段ａに、従
動輪速度センサ２は従動輪速度検出手段すに、スリップ
制御装置３、燃料供給装置４及び点火装置５は第１スリ
ップ判定手段Ｃ１第２スリップ判定手段ｄ、トルク制御
手段ｅに夫々該当する。
動輪速度センサ２は従動輪速度検出手段すに、スリップ
制御装置３、燃料供給装置４及び点火装置５は第１スリ
ップ判定手段Ｃ１第２スリップ判定手段ｄ、トルク制御
手段ｅに夫々該当する。
次に、マイクロコンピュータを用いたスリップ−５−
制御装置３の詳細な動作を第３図のフローチャートによ
り説明する。まず、処理が開始されると、ステップ１０
０にて駆動輪速度センサ１の出力から駆動輪速度Ｖｗを
演算し、ステップ１０１にて従動輪速度センサ２の出力
から従動輪速度ＶＶを演算し、更に、ステップ１０２に
て従動輪速度ＶＶをに倍（Ｋ＝１．１〜２）ｌ、Ｔ第１
スリップ判定レベルｙｔとする。続くステップ１０３に
て駆動輪速度ＶＷと第１スリップ判定レベルＶｔを比較
してスリップを判定し、ＶＷ≦Ｖｔが成立しスリップ無
しと判定されたならば、ステップ１０８にとび、燃料カ
ット信号をリセツ１へし、出力装置３６を通じて燃料供
給装置４に対し通常の燃料供給を行なうよう指令する。
り説明する。まず、処理が開始されると、ステップ１０
０にて駆動輪速度センサ１の出力から駆動輪速度Ｖｗを
演算し、ステップ１０１にて従動輪速度センサ２の出力
から従動輪速度ＶＶを演算し、更に、ステップ１０２に
て従動輪速度ＶＶをに倍（Ｋ＝１．１〜２）ｌ、Ｔ第１
スリップ判定レベルｙｔとする。続くステップ１０３に
て駆動輪速度ＶＷと第１スリップ判定レベルＶｔを比較
してスリップを判定し、ＶＷ≦Ｖｔが成立しスリップ無
しと判定されたならば、ステップ１０８にとび、燃料カ
ット信号をリセツ１へし、出力装置３６を通じて燃料供
給装置４に対し通常の燃料供給を行なうよう指令する。
続くステップ１０９にて点火カット信号をリセットし出
力装置３６を介して点火装置５に対し通常の点火を行う
よう指令し、ステップ１００に戻る。
力装置３６を介して点火装置５に対し通常の点火を行う
よう指令し、ステップ１００に戻る。
一方、ステップ１０３においてＶｗ ＞Ｖｔが成立しス
リップ有と判定された場合には、ステップ１０４にて燃
料カット信号をセットし、出力装置−６− ３６を介しく燃料（Ｊｔ給装置４にλ・１し燃料カット
を行うよう指令する。次にステップ１０５にて従動輪速
度ＶＶをに′倍（Ｋ＜Ｋ−；に−＝１．２〜２．５）し
て第２スリップ判定レベルＶＳとし、ステップ１０５に
で駆動輪速度ＶＷと第２スリップ判定レベルＶＳを比較
して現在発生しているスリップが過大なスリップである
か否かを判定する。
リップ有と判定された場合には、ステップ１０４にて燃
料カット信号をセットし、出力装置−６− ３６を介しく燃料（Ｊｔ給装置４にλ・１し燃料カット
を行うよう指令する。次にステップ１０５にて従動輪速
度ＶＶをに′倍（Ｋ＜Ｋ−；に−＝１．２〜２．５）し
て第２スリップ判定レベルＶＳとし、ステップ１０５に
で駆動輪速度ＶＷと第２スリップ判定レベルＶＳを比較
して現在発生しているスリップが過大なスリップである
か否かを判定する。
このステップ１０５にてＶｗ≦ｙｓが成立し過大なスリ
ップではないと判定されるとステップ１０９にとび、点
火カット信号をリセットし出力装置３６を介し点火装置
５に対し通常の点火を行うよう指令し、ステップ１００
に戻る。
ップではないと判定されるとステップ１０９にとび、点
火カット信号をリセットし出力装置３６を介し点火装置
５に対し通常の点火を行うよう指令し、ステップ１００
に戻る。
一方、ステップ１０６にてＶｗ＞Ｖｓが成立し過大なス
リップが発生していると判定されるとステップ１０７に
て、点火カット信号をセットして、出力装置３６を介し
て点火装置５に対して点火を停止するよう指令し、ステ
ップ１００に戻り、以下、同様な処理が繰り返し実行さ
れる。尚、この場合、点火カットは１〜３点火弄姿程度
でありエンジンあるいは触媒等にはほとんど悪影響はな
い。
リップが発生していると判定されるとステップ１０７に
て、点火カット信号をセットして、出力装置３６を介し
て点火装置５に対して点火を停止するよう指令し、ステ
ップ１００に戻り、以下、同様な処理が繰り返し実行さ
れる。尚、この場合、点火カットは１〜３点火弄姿程度
でありエンジンあるいは触媒等にはほとんど悪影響はな
い。
−７−
その結果、スリップの無い場合は通常の燃料供給及び点
火が行われ、スリップ発生時には燃料カットが行われ、
更にスリップが過大になったときには燃料カットと共に
点火カットが行われる。
火が行われ、スリップ発生時には燃料カットが行われ、
更にスリップが過大になったときには燃料カットと共に
点火カットが行われる。
第４図に本実施例の動作例を示す。図において、実線波
形は駆動輪速度ＶＷ、実直線は従動輪速度Ｖｖ、点線は
第１スリップ判定レベルＶｔ、第２スリツプ判定レベル
ＶＳ、一点鎖線は燃お１カツトのみ行われたときの駆動
輪速度ＶＷを夫々表わす。
形は駆動輪速度ＶＷ、実直線は従動輪速度Ｖｖ、点線は
第１スリップ判定レベルＶｔ、第２スリツプ判定レベル
ＶＳ、一点鎖線は燃お１カツトのみ行われたときの駆動
輪速度ＶＷを夫々表わす。
定速走行時には駆動輪速度ＶＷと従動輪速度Ｖｖは等し
い。時点ｔａにおいて加速が開始されると駆動輪速度ｖ
Ｗは急激に増加し従動輪速度Ｖｖはほぼ直線的に増加す
る。時点ｔｂにて、駆動輪速度ＶＷは、従動輪速度ＶＶ
により定められる第１スリップ判定レベルＶｔと等しく
なり時点ｔｂを過ぎると、燃料カットが開始されるが燃
料応答遅れによりエンジントルクは減少せず、駆動輪速
度ＶＷは増加する。時点ｔｃにて駆動輪速度Ｖｗは第２
スリップ判定レベルＶＳと等しくなり、時点ｔｃを過−
８＝ ぎると燃料カットと共に点火カットが行われる。
い。時点ｔａにおいて加速が開始されると駆動輪速度ｖ
Ｗは急激に増加し従動輪速度Ｖｖはほぼ直線的に増加す
る。時点ｔｂにて、駆動輪速度ＶＷは、従動輪速度ＶＶ
により定められる第１スリップ判定レベルＶｔと等しく
なり時点ｔｂを過ぎると、燃料カットが開始されるが燃
料応答遅れによりエンジントルクは減少せず、駆動輪速
度ＶＷは増加する。時点ｔｃにて駆動輪速度Ｖｗは第２
スリップ判定レベルＶＳと等しくなり、時点ｔｃを過−
８＝ ぎると燃料カットと共に点火カットが行われる。
従来、第４図の一点鎖線に示す如く駆動輪速度ＶＷがオ
ーバーシュートし過大なスリップを生じ、車両が不安定
となり危険であった。
ーバーシュートし過大なスリップを生じ、車両が不安定
となり危険であった。
しかし実施例では、過大なスリップの発生を検出した場
合には制御応答遅れが非常に少ない点火カットを極く短
期間燃料カットと共に行うことにより、エンジントルク
を減少させスリップを抑えるため駆動輪速［Ｖｗは急激
に減少する。時点ｔｄにて再び駆動輪速度Ｖｗは第２ス
リップ判定レベルＶｓと等しくなり点火カットは停止さ
れ通常の点火が実行され燃料カットのみが実行され駆動
輪速度ＶＷは徐々に減少する。
合には制御応答遅れが非常に少ない点火カットを極く短
期間燃料カットと共に行うことにより、エンジントルク
を減少させスリップを抑えるため駆動輪速［Ｖｗは急激
に減少する。時点ｔｄにて再び駆動輪速度Ｖｗは第２ス
リップ判定レベルＶｓと等しくなり点火カットは停止さ
れ通常の点火が実行され燃料カットのみが実行され駆動
輪速度ＶＷは徐々に減少する。
時点ｔｅになると駆動輪速度ＶＷは第１スリップ判定レ
ベルｙｔと等しくなり燃料カットは停止され通常の燃料
供給が行われ、駆動輪速度ＶＷは徐々に加速される。時
点ｉｆにて再び第１スリップ判定レベルＶｔと等しくな
り、時点ｔ「を過ぎると再び燃料カットが再開され、エ
ンジントルクは抑制され駆動輪速度ＶＷは抑えられ、第
１スリツプ判−〇 一 定レベルＶ１に近づいてゆく。このような処理が繰り返
し行われ駆動輪速度ｖｗは第１スリップ判定レベルＶｔ
近傍に保持されることとなる。
ベルｙｔと等しくなり燃料カットは停止され通常の燃料
供給が行われ、駆動輪速度ＶＷは徐々に加速される。時
点ｉｆにて再び第１スリップ判定レベルＶｔと等しくな
り、時点ｔ「を過ぎると再び燃料カットが再開され、エ
ンジントルクは抑制され駆動輪速度ＶＷは抑えられ、第
１スリツプ判−〇 一 定レベルＶ１に近づいてゆく。このような処理が繰り返
し行われ駆動輪速度ｖｗは第１スリップ判定レベルＶｔ
近傍に保持されることとなる。
以上詳述した如く、本実施例は、駆動輪速度ＶＷが従動
輪速度ＶＶを所定倍した第１スリップ判定レベルＶｔを
越える場合には燃料カットを行い、更に駆動輪速度ＶＷ
が第１スリップ判定レベルより高く設定された第２スリ
ップ判定レベルＶＳを越える場合に点火カットを行うよ
う構成されている。
輪速度ＶＶを所定倍した第１スリップ判定レベルＶｔを
越える場合には燃料カットを行い、更に駆動輪速度ＶＷ
が第１スリップ判定レベルより高く設定された第２スリ
ップ判定レベルＶＳを越える場合に点火カットを行うよ
う構成されている。
このため、過大なスリップが発生した場合にはエンジン
トルクを充分抑制しスリップを抑え得る。
トルクを充分抑制しスリップを抑え得る。
尚、本実施例では、マイクロコンピュータの代わりにア
ナログ回路を用いてスリップ制御して良く、またエンジ
ン回転数に応じて、燃料カットを行なう気筒数を切替え
て燃料カットしても良く、エンジン回転数に応じて、各
気筒への燃料供給量を切替えても良い。即ち、エンジン
回転数が高い時には燃料カットを行ない、低い時には空
燃比を大きくすることによって、エンジントルクを減少
−１０− させるものであっても良く、いずれも本発明の要旨を越
えない限り本実施例に限定されるものではない。
ナログ回路を用いてスリップ制御して良く、またエンジ
ン回転数に応じて、燃料カットを行なう気筒数を切替え
て燃料カットしても良く、エンジン回転数に応じて、各
気筒への燃料供給量を切替えても良い。即ち、エンジン
回転数が高い時には燃料カットを行ない、低い時には空
燃比を大きくすることによって、エンジントルクを減少
−１０− させるものであっても良く、いずれも本発明の要旨を越
えない限り本実施例に限定されるものではない。
［発明の効果１
本発明は、従動輪速度に基づいて第１スリップ判定レベ
ルと第１スリップ判定レベルより高い第２スリップ判定
レベルどを設定し、駆動輪速度が第１スリップ判定レベ
ルを越える場合に燃料カットを実行すると共に、第２ス
リップ判定レベルを越える場合に点火カットを実行する
よう構成している。
ルと第１スリップ判定レベルより高い第２スリップ判定
レベルどを設定し、駆動輪速度が第１スリップ判定レベ
ルを越える場合に燃料カットを実行すると共に、第２ス
リップ判定レベルを越える場合に点火カットを実行する
よう構成している。
このためエンジン回転数が低く、路面摩擦係数が低い路
面等を走行する場合に制御応答遅れにより発生する過大
なスリップを迅速に抑えられる。
面等を走行する場合に制御応答遅れにより発生する過大
なスリップを迅速に抑えられる。
また上述した場合以外もスリップを良好に抑えられるこ
とはいうまでもない。
とはいうまでもない。
従って燃料の制御応答遅れにより発生する過大なスリッ
プを抑え、駆動輪速度を良好に抑制し、走行安定性の向
上を図り得る。
プを抑え、駆動輪速度を良好に抑制し、走行安定性の向
上を図り得る。
また、加速性・ドライバビリティが確保され得−１１−
ると言った効果もある。
そして、忠発進時に発生する不快なスリップ音を抑え得
ると言った副次的効果もある。
ると言った副次的効果もある。
第１図は本発明の基本的構成図、第２図【ｊ、実施例の
ブロック図、第３図は実施例の制御プログラムのフロー
ヂャート、第４図は実施例の作動状況を示すグラフを夫
々表す。 １・・・駆動輪速度センサ ２・・・従動輪速度センサ ３・・・スリップ制御Ｉ装置 ４・・・燃料供給装置 ５・・・点火装置 ３１・・・ＣＰＵ ３２・・・カウンタ ３４・・・ＲＡＭ ３５・・・ＲＯＭ 代理人 弁理士 足立 勉 他１名 −１２−
ブロック図、第３図は実施例の制御プログラムのフロー
ヂャート、第４図は実施例の作動状況を示すグラフを夫
々表す。 １・・・駆動輪速度センサ ２・・・従動輪速度センサ ３・・・スリップ制御Ｉ装置 ４・・・燃料供給装置 ５・・・点火装置 ３１・・・ＣＰＵ ３２・・・カウンタ ３４・・・ＲＡＭ ３５・・・ＲＯＭ 代理人 弁理士 足立 勉 他１名 −１２−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段と、従動輪速
度を検出する従動輪速度検出手段と、上記従動輪ｉ！！
度に基づいて設定された第１スリップ判定レベルを駆動
輪速度が越えるか否かを判定する第１スリップ判定手段
と、 上記従動輪速度に基づいて上記第１スリップ判定レベル
より高く設定された第２スリップ判定レベルを駆動輪速
度が越えるか否かを判定する第２スリップ判定手段と、 上記第１スリップ判定手段の判定に基づいて燃料供給量
を制御すると共に、第２スリップ判定手段の判定に基づ
いて点火遮断制御を行うトルク制御手段とを備えること
を特徴とする車両用スリップ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58216508A JPS60107430A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 車両用スリップ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58216508A JPS60107430A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 車両用スリップ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60107430A true JPS60107430A (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=16689522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58216508A Pending JPS60107430A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 車両用スリップ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60107430A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62101852A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-12 | Mazda Motor Corp | 車両のスキツド制御装置 |
| EP0334370A2 (en) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Excess slip control device for driving wheel |
| JPH03179140A (ja) * | 1989-11-18 | 1991-08-05 | Mercedes Benz Ag | 駆動滑りの調整方法 |
| US5283742A (en) * | 1988-03-23 | 1994-02-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Excess slip control device for driving wheel |
| JP2017114226A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | マツダ株式会社 | 車両用挙動制御装置 |
| WO2017111089A1 (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
| WO2017111088A1 (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
| JP6252998B1 (ja) * | 2016-09-09 | 2017-12-27 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
| JP6252999B1 (ja) * | 2016-09-09 | 2017-12-27 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP58216508A patent/JPS60107430A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH01290934A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-11-22 | Honda Motor Co Ltd | 駆動輪の過剰スリップ制御装置 |
| US5283742A (en) * | 1988-03-23 | 1994-02-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Excess slip control device for driving wheel |
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