JP2873460B2 - 車両走行制御装置 - Google Patents

車両走行制御装置

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JP2873460B2 JP1168395A JP16839589A JP2873460B2 JP 2873460 B2 JP2873460 B2 JP 2873460B2 JP 1168395 A JP1168395 A JP 1168395A JP 16839589 A JP16839589 A JP 16839589A JP 2873460 B2 JP2873460 B2 JP 2873460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は燃料供給制御と自動変速制御を行う車両走行
装置に関し、 F/C(フューエルカット)復帰時のショックを緩和す
ることを目的とし、 所定のF/C条件が成立すると燃料供給をカットし、所
定のF/C復帰条件が成立すると燃料供給を再開する燃料
供給制御装置と、車速とスロットル開度の関係から自動
的に変速段を決定する自動変速制御装置とを備える車両
走行制御装置において、前記燃料供給制御装置は加速要
求によって前記F/C復帰条件が成立すると該自動変速制
御装置に対しF/C復帰信号を送出し、該自動変速制御装
置は該F/C復帰信号を受けると一時的に現在のシフト位
置より1段高いシフト位置を選択するように制御するよ
うに構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は燃料供給制御と自動変速制御を行う車両走行
制御装置に関する。
燃料供給制御装置は吸入空気量に応じた燃料を供給す
る基本制御の他に、空燃比制御やF/C制御等を行う。
自動変速制御装置は車速とスロットル開度の関係から
トランスミッションのシフト位置を自動的に決定する制
御を行う。
〔従来の技術〕
燃料供給制御装置によるF/C制御は所定のF/C条件を満
たしたとき、例えば走行中にスロットル全閉としたとき
エンジン回転数が所定値以上あると、インジェクタから
の燃料噴射を停止して燃料消費を削減しようとするもの
である。
F/C状態はドライバがアクセルを踏んでスロットルを
開くと、加速の意志有りと判断されて強制的に解除され
る。このF/C強制復帰時、つまり走行中の燃料供給再開
時はエンジン回転数及びトランスミッション回転数が高
い状態で燃料供給が再開されるため、トルクの急激が変
化が生じて搭乗者に大きなショックを与える。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の燃料供給制御装置と自動変速制御装置は独立し
たシステムであるため、上述したF/C強制復帰時のショ
ックを緩和することができない。
本発明は、自動変速制御装置側の制御を利用して、F/
C強制復帰時のショックを緩和しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明のシステム構成図で、Aは電子式の燃
料供給制御装置、Bは自動変速制御装置である。これら
の制御装置A,Bはマイクロコンピュータで実現される
が、必ずしも独立したマイクロコンピュータを使用する
場合だけでなく、1つのマイクロコンピュータの異なる
プログラムとして実現される場合もある。
燃料供給制御装置Aではスロットル開度TAを使用す
る。これは自動変速制御装置B側でも使用するので、例
えば3ビットのパラレルデータとして制御装置AからB
へ転送する。制御装置Bでは車速も必要とするので、こ
れを車速センサから入力する。
〔作用〕
自動変速制御装置Bは車速とスロットル開度TAの関係
からシフト位置を決定するマップを持ち、本来は燃料供
給制御装置Aとは独立して動作する。
燃料供給制御装置Aとして燃料噴射制御装置を例にと
ると、この制御装置Aは吸入空気量を検出してそれに対
応する燃料をインジェクタから噴射させる制御を行なう
が、エンジン回転数が高い状態でスロットル全閉(アイ
ドルスイッチON)になると、吸入空気量検出とは関係な
くインジェクタから燃料噴射を停止する。これがF/C
(フューエルカット)である。
このF/C状態はスロットル全閉から開(アイドルスイ
ッチOFF)になると解除する。このとき本発明では自動
変速制御装置B側へF/C復帰信号を送り、通常の変速制
御とは異なるF/C復帰時の制御を行わせる。F/C復帰信号
は燃料噴射制御装置A内で所定のフラグを立て、これを
自動変速制御装置B側で参照させる形で実現できる。自
動変速制御装置Bはこのフラグがセットされていたら、
通常制御で選択するシフト位置より1段高いシフト位置
を短時間(例えば0.4〜0.8秒)だけ選択し、F/C復帰時
のトルクを低下させてショックの発生を緩和する。
〔実施例〕
第3図は燃料噴射制御方式のエンジンシステムの実例
を示している。図中、1はエンジンで、その付近にスパ
ークプラグ2とインジェクタ3が配置される。このエン
ジン1の吸気系から排気系にかけて吸気温センサ4、ス
ロットルポジションセンサ5、バキュームセンサ6、ク
ランク角センサ7、水温センサ8、O2センサ9、排気温
センサ10等が配置される。
11はスパークプラグ2の点火制御とインジェクタ3の
噴射制御を行うエンジン・コントロール・コンピュータ
で、その入力には上述したセンサ4〜10の他に車速セン
サ12、ニュートラル・スタート・スイッチ(A/T車の場
合)13、エアコン(A/C)14、スタータ15、バッテリ16
等がある。
このコンピュータ11はイグナイタ17を通してスパーク
プラグ2を制御する。この他に排気温が異常に上昇した
ら排気温警告ランプ18を点灯し、またアイドル回転数を
安定させるために、スロットル19を迂回するアイドル回
転数制御用バルブ20の開度を制御する。燃料ポンプ21を
駆動するためにサーキット・オープニング・リレー22に
通電するのも制御内容の1つである。
第4図は第3図の燃料噴射制御系をブロック化して示
したものである。コンピュータ11はCPU31を中心にアナ
ログ入力用のインタフェース32とデジタル入力用のイン
タフェース33を備え、インタフェース32で取り込んだ信
号はA/Dコンバータ34でデジタル化してCPU31に入力す
る。
CPU31はメモリ35を備え、定電圧電源36で動作する。3
7は排気温センサ10の出力から排気温が異常値に上昇し
たか否かを検出する回路、38は該異常値に達したとき排
気温ランプ18を点灯させる駆動回路、39はインジェクタ
3、リレー22、バルブ20、イグナイタ17を制御する各信
号の出力インタフェースである。インジェクタ3の数は
気筒数に対応し、6気筒では#1〜#6の6本である。
コンピュータ11はインジェクタ3の噴射制御の他にプ
ラグ2の点火制御も行うため、第1図の燃料噴射制御装
置Aはその一部ということになる。自動変速制御装置B
はこのコンピュータ11の一部で実現されることもあれ
ば、別のマイクロコンピュータで実現される場合もあ
る。
第2図は本発明の一実施例を示すフローチャートで、
ステップS1〜S4は燃料噴射制御装置A側の処理、ステッ
プS5,S6は自動変速制御装置B側の処理である。
ステップS1はF/C状態においてF/C復帰条件が成立した
か否かを判定する処理である。判定結果がY(イエス)
のときはステップS2でスロットルの状態変化を判定す
る。これは前回の処理時にスロットルOFF(閉)で今回
がスロットルON(開)のとき、換言すれば前回の処理時
にアイドルスイッチONで今回が該スイッチOFFとなった
場合、アクセルが踏まれて加速が開始されたものと判定
し、ステップS3でフラグを1にセットする。これ以外の
ときはステップS4で該フラグを0にクリアしておく。以
上が燃料噴射制御装置A側の処理である。
これに対し自動変速制御装置B側ではステップS5で上
記のフラグをチェックし、0であれば通常の制御を続け
るが、1であればステップS6のシフトアップトルクダウ
ン制御を行う。このシフトアップトルクダウン制御は通
常の制御より1段高いシフト位置に一定時間だけシフト
する内容である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、燃料供給制御によ
るF/C強制復帰時のショックを、自動変速制御側のエン
ジン負荷軽減制御(前述のシフトアップトルクダウン制
御)で緩和できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図、 第2図は本発明の実施例を示すフローチャート、 第3図は燃料噴射制御方式のエンジンシステムの一例を
示す構成図、 第4図は燃料噴射制御系のブロック図である。 図中、Aは燃料供給制御装置、Bは自動変速制御装置で
ある。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−62941(JP,A) 特開 昭61−122040(JP,A) 特開 平1−294923(JP,A) 特開 平1−229145(JP,A) 特開 平1−42849(JP,A) 特開 昭62−131832(JP,A) 実開 平1−67364(JP,U) 実開 昭62−82446(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のF/C条件が成立すると燃料供給をカ
    ットし、所定のF/C復帰条件が成立すると燃料供給を再
    開する燃料供給制御装置(A)と、車速とスロットル開
    度の関係から自動的に変速段を決定する自動変速制御装
    置(B)とを備える車両走行制御装置において、 前記燃料供給制御装置(A)は、加速要求にって前記F/
    C復帰条件が成立すると該自動変速制御装置(B)に対
    しF/Cが復帰信号を送出し、 該自動変速制御装置(B)は該F/C復帰信号を受けると
    一時的に現在のシフト位置より1段高いシフト位置を選
    択するように制御することを特徴とする車両走行制御装
    置。
JP1168395A 1989-06-30 1989-06-30 車両走行制御装置 Expired - Lifetime JP2873460B2 (ja)

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JPH0332940A JPH0332940A (ja) 1991-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762941A (en) * 1980-10-03 1982-04-16 Nissan Motor Co Ltd Lock-up controlling system for automatic transmission mounted on engine provided with fuel-cut system

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JPH0332940A (ja) 1991-02-13

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