JPS5991761A - 最尤復号器 - Google Patents

最尤復号器

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JPS5991761A
JPS5991761A JP20042682A JP20042682A JPS5991761A JP S5991761 A JPS5991761 A JP S5991761A JP 20042682 A JP20042682 A JP 20042682A JP 20042682 A JP20042682 A JP 20042682A JP S5991761 A JPS5991761 A JP S5991761A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/067Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing soft decisions, i.e. decisions together with an estimate of reliability

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、3値信号として受信された信号を2値の符号
に識別する際に、より符号誤シが少なくなる様、最尤復
号する復号器に関するものである。
〔従来技術〕
2値の符号信号を3値の符号信号に変換し、伝送あるい
は記録を行う場合がある。3値信号は、直流成分を含ま
ない様に構成する事が可能であシ、特に直流を伝送ある
いは記録できない、又はしにくい様なシステムに用いら
れる例が多い。
2値の信号から3値の信号への変換の方法は、たとえば
(1)1が発生するたびに+1.−1と交互に変換し、
0は0のままとする、(2)0から1に変化する時に+
1,1から0に変化する時に−1とし、同一レベルが継
続する時はOとする、などの方法がある。3値から2値
への逆変換は、まず受信信号−io、5.−0.5のし
きい値を用いて+1゜0に識別し、上記変換の逆変換を
行えばよい。
一般に受信信号には雑音が重じようしているために、上
記の識別の過程でいわゆる符号誤シが生じる。符号誤り
をより少なくする識別方法として最尤復号法が知られて
いる。3値信号に対する最尤復号法は、)(、Koba
yashi HApplication ofprob
abilistic ])ecoding  to ]
)igita1Magnetic Recording
 3ystems : IBMJournal  of
 Re5earch and ])evelopmen
tJan、、1971  に詳しく述べられているが要
点を以下に記す。
上記(1)、(2)に示した3値信号は、+1になれば
次は0か−1になり、−1になれば次はOか+1になる
性質がある。すなわち、次が0か−1になる状態(これ
1oddとする)と0か+1になる状態(これをeve
nとする)の2つの状態がある。
各状態の確率に相当する値を尤度と呼び、より高い尤度
を選択してゆく方法を最尤復号法と呼ぶ。
時刻nの状態oddの尤度’rmo(n)、状態eve
nの尤度をm、(n)とし、受信値をylとすると、雑
音がガウス分布に従う場合にはmo(n+1)=maX
imo(”)、ml(n)+yIl−0,5)  −(
1)rnx(n+1)=maX(’no(”)  yv
=  0.5.”x(nH・−C2)が成立する。ここ
でmax (A、 B )はAとBの大きい方をとる、
との意味である。
上式は以下全意味する。時刻n十iで状態がoddの場
合に、時刻nでは状態がoddの場合とevenの場合
があり得る。時刻nでod’dの確率がm、(n)、e
 ”、/ e nの確率がm、(n)であると考えた場
合に、oddおよびevenの状態が時刻n+1でod
dHなシ得る確率は各々mo(n)。
”E(n) +yn  o、sである。この理由は上記
の文献に詳述されており、ここでは説明を省略する。実
際に時刻n+1でoddになるのは、これらの確率の大
きい方であるから、これ’t”o(n+1)とするのが
(1)式でおる。(2)式のmx (n+1 )につい
ても同様である。すなわち、mO+ ”z K適癌な初
期値を与えれば、各時刻毎の受信値を用い、各状態の尤
度が得られ、がっ”aX(A、 B )においてA。
Bのいずれが大きいかにより、2つの隣接した時刻間に
状態の変化があったかどうかが分る。たとえば、(1)
式でmQ (n)>mz (n)+y、 −o、sの場
合には、時刻n十iがoddであれば、時刻nもodd
であり、’no(n)<mx(n)−+−)’、  0
.5  ノ”A合KB、時刻n+1がod、dであれば
、時刻nはevenである。
この様に、状態の変化の様子を各時刻毎に図示してゆく
と、第1図のトレリス、嵌崗と呼ばれる図が得られる。
各時刻間には必らず2本の線が存在するが、あるものは
途中で途切れ、Φるものは連続する。この内、連続した
ものを、正しい状態の変化と推定し、この状態にもとづ
いて、各時刻の復号値を推定してゆく方法が最尤復号法
である。
最尤復号法により、たとえば受信した信号対雑音比が1
3dBの場合には、通常の復号法による符号誤り率は約
10−3であるが、とh−tz約10−5に改善できる
と言われている。
最尤復号法を実現する従来知られている回路構成を第2
図に示す。受信端子1に3値の受信信号yl1与える。
メモリ2.3には尤度mo(n)。
m、(n)が一時記憶されている。4,5は尤度計算回
路で各々、”1i(n) + Ym  O,5、および
mo(l  yn  o、sを求める。比較回路6,7
は各各、mo(n)とm”(n) +yn  O,5,
l1lz(n)とmQ (n ) −y++−0,5の
大小を判定し、選択回路8゜9は比較結果を用いてその
大きい方を出力する◇この出力結果が、(1)、 (2
)式のmo (n+1)、rng(n+1)に相当する
から、これらを次の尤度としてメモリ2.3に記憶する
。一方、上記の比較結果音用いて、復号値推定回路10
により出力端子11に復号値を得る。復号値推定回路1
0の詳細は上述の文献に述べられており、ここでは省略
する。
状態の変化の推定全第2図の回路で行うと、以下の問題
が生じる。状態の変化は、メモリ、尤度計算回路、比較
回路、選択回路を用いた閉回路よシ得られる。この様に
、回路数が多く、回路規模が大きくなると言った欠点が
ある。また、閉回路であるために全体の動作速度は、各
回路の遅延時間の総和で制限される。すなわち、回路数
が多いことはt高速動作を実現しにくい要因にもなって
いる。
〔発明の目的〕
本発明は、3値信号に対する最尤復号器に占める状態推
定部を実現する回路を簡略化し、全体の回路規模を縮少
すると同時に、回路の高速動作を〔発明の概要〕 と全特徴とする。
更に詳しく言えば、「0または正、0または負」のレベ
ルの〈シ返しよシなる3値信号と、上記3値信号の2種
の状態の尤度差を入力とし、1デ一タ周期後の尤度差お
よび上記状態の変化の有無を出力する状態推定部と、上
記状態の変化の有無を入力とし2値の復号値を出力する
復号値推定部とで復号器を禍成したものである。
筐ず、本発明の詳細な説明する。
上記(1)、 (2)式の両辺より、各々m、(n)を
減する。また、新たに 3m(n)=mo(n)−mz(n)   −・・−・
−−−−・−−−−−(3)とおく。これよシ m(、(n−1−1)−m、(n)−max(3m(n
)、yl−0,5)・・川・(4)mii(n+1) 
”1lz(n)””aX(3m(n)  y n  o
、s 、 o )・・・・・・(5) を得る。さらに(4)、 (5)式の差を求めるとΔr
n(n+1)=max(3m (n) 、 )’m −
0,5)−max iΔm (n ) −y、  0.
5 、0 )・・・・・・・・・(6) を得る。
(6)式は上記(1)、(2)式と全く同じ機能を有す
る。
すなわち、3m(n)>Yカー0.5の場合には、時刻
11+1がoddであれば時刻nもoddでろシ、不等
式が逆になれば、時刻nはevenである。また、3m
(n)−3’、−0,5)0 の場合には、時刻n+1
がevenであれば時刻nはoddであり、不等式が逆
になれば時刻nはevenである。しかるに、ここで一
時記憶すべき値は尤度差Δm(n)のみとなシ、従来必
要としていた値の半分となる。
さらに、(6)式の()の中の大小関係により4つの場
合が生じる手をここで述べたが、夷はこれは下記の3つ
の場合で十分である。すなわち、〔1〕 3m(n)≧
Y、+0.5       ・・・・・・・・・(7)
(2)  y、+o、5〉3m(n))yll−0,5
−−−−・−・−・<8)〔3〕 3m (n )≦Y
、 −0,5・・・・・・・・・(9)さらに、状態の
変化を示す符号として、下記のdo (n+1) 、 
di (n+1) を11rたに考える。すなわち do(n+1)=0 :時刻n、n+1ともodddo
(11+1)=1 :時刻nはeven、n+1はod
ddi(n+1)=0 :時刻n、n−1−1ともev
endg(n+1)=t :時刻nはOdd、n−1−
1はevenこれらと、(6)式を用いると各場合の状
態推定部の結果は以下の様に求まる。
〔1〕  3m (n+x ) = y、 +0.5 
   ・・・叩・・・・・α0do(n+1)=0  
      由由・旧・・(ロ)dE(n+1)=1 
       ・・・・・・・・・・・・(6)〔2〕
 3m(n+1>=ΔmCn)     −・・・−団
・−・−α3do(n+1)=0        ・・
・・旧・団・α呻di(n+1):=0       
  ・旧・川・川(至)〔3〕  3m (n+1) 
= y、−0,5−由由用DfjdoCn+1)=1 
        ・・・・・・・・・・・・αηdx(
”+1)=0         ・・・・・・・・・川
(至)以上の本発明の原理によれば、尤度差Δmのみを
記憶すれi−t’、受信値y、との大小関係よシ決まる
3種の場合に応じて、次の尤度差と、状態変化の有無が
1.tO−08)式により自動的に与えられる。
〔発明の実施例〕
第3図に本発明による最尤符号器の第一の実施例の構成
を示す。ここでは、入力端子12の受信値y1はA/D
変換器13で2進行号に変換される。Y、Ifi4ビッ
ト程度で量子化しても、量子化しない場合の最尤復号器
の性能に比べて、劣化は極めて少ない。また、(10,
(ハ)、(ト)式より、Δmはy3の1/2の振幅変化
しかなくy、*4ビットで量子化すれば、Δmは3ビツ
トで与えられる事が分る。14′はROM (Read
 On ly Memory )であり、Ynの4ビツ
トとΔm(n)の3ビツトの合計7ビツトを番地入力と
している。またROMの出力idJm(n+1)の3ビ
ツト、do(n+1)。
d、(n+1)各1ビツトの合計5ビツトである。また
、ROMの各番地のデータは、(7)〜(9)式の場合
に応じて切〜Q8)式で与えられるものである。
Δm (n+1 )は3ビツトのラッチ15にデータの
周期毎に一時記憶され、次の時刻のROMの番地入力と
して使われる。状態変化を示す結果do(n+1) 、
 di(n+1)は端子16,17.1:り出力さn、
後に述べる復号値推定部の入力として用いられる。
第3図を第2図と比較すると明らかな様に、第一の実施
例は入カフビット、出力5ビツトの通常規模のROM3
ビツトのラッチのみで構成され、回路規模は極めて小さ
い。また、回路の動作速度もROMとラッチの2回路の
遅延のみで制限され、高速化が容易に(はかれる。
信号全高速に処理する方法として、信号を複数の系列に
分割して、並列に処理する多相処理で行うことができる
。最尤復号の場合には、尤度は1時刻前の尤度と受信値
より求めるために、これを分割して並列処理はできない
。しかし、本発明の第3図の構成を拡張すれば、多相処
理が可能となの構成を示すもので2相処理により高速化
をはかったものである。
(7)、(財)式によりΔm(n)、y1全与えれば\
Δm(n−1−1)、do(n+i)、dE(n+1)
  が求まるが、ここで得らnたΔm(n+1)  と
次の時刻に得られるyn+1によりΔm (n+2 >
 、 ctOCn+2 )、 dg (n+2)が求ま
ることは容易に理解できる。そこで、受信値Y、に偶数
時刻のy2i+と奇数時刻のY2にや!に分けて考え、
Y2k + y2に+1とΔm(2k) ’に与え、Δ
m(2に+2)、do(2に+1)、do(2に+2)
、(IK(2に+1 ) 、 d z (2に+2) 
 を得る数表を作るごとができる。第4図において、入
力端子12に与えられた受信値ynは、A/D変換器1
3で2追打号化され、ソフトレジスター18を用いて直
並列変換されy2にとY2に+x  に分割される。R
OM14’は上述の数表を格納したもので、Δrn(2
k)、 Y2に+yzk+lk’ti地とし、Δm(2
に+2)’irラッチ15K、do(2に+1)、do
(2に+2)kシフトレジスタ19に、di(2に+1
)、a、(2に+2)全シフトレジスタ20に出力する
。ラッチ15は受信1直ynのデータ周期の2倍の周期
で動作するために、第3図と同一速度のROMとラッチ
を用いれば、全体の動作速度は第3図の2倍に高速化で
きる。なお、do’(2に+1)、do(2,に+2)
、dr、(2に+1)。
d K (2に+’2 )はシフトレジスタ19.20
で並直列変換されてdo (n+ 1 ) + dE 
(n+ 1 )  として端子17.18に出力δれ、
全体としては第3図と同一の入出力関係を持つ状態推定
部として動作する。
すなわち、第4図の構成は、大容量のROM(y。
全4ビツトとすれば、番地が11ビツト、データ出力は
7ビツト)は必要とするが、2相処理と等価な動作を災
現しておシ、動作速度が2倍に向上している。さらに大
容量のROM’に用いれば、同様の)jjc埋で3相、
4相などの処理も可能である。
第3図、第4図では、Y、’74ビットで童子化する例
を述べた。このピット数金減せば所要の回路規模はさら
に少なくなるが、反面量子化誤差により最尤復号法の効
果が少なくなる。ここでは、3ビツトの量子化の例を考
えてみる。すなわち、+1と−1の間のレベルを8個の
代表値で表わすことKなる。たとえば、代表値の例とし
てel、5,515 が適当である。ところで、±0.5ケしきいイ直として
、受信1直y1を+1.0.−1に判定する通常の復号
法から容易((想像できるが、受信値y、が土0.5近
傍の値をとる時が最尤復号法による符号誤りの改善が太
きい。何故ならば、もし雑音がなければ、受信;直y1
は±1,0の31直しかない。
また、雑音が小さい時はynは土1,0の近傍に集中し
、雑音による符号誤りは発生しない。また、本来0とな
るべき受信値が、たとえば+1近傍の値をとる程の大き
な雑音はめったに発生しないし、発生したら最尤復号法
を用いたとしてもこれ’kOと判定する事は困難である
。したがって、通常の復号法では符号誤りとなるが、最
尤復号法では正しく復号される可能性のめるのは、受信
値が±0.5近傍の場合である。
そこで、量子化の際の代表値を、前述の様に等間隔にと
らず、±0.5近傍を他よ1fflかくする。
たとえば とする。この場せの符号誤シ率の測定結果を第5図に示
すが、同じ8個の代表値を等間隔に選んだ場合よりも符
号誤シ率の改善が犬8<、16個の代表値を用いた場合
の特性に近づく事が分る。
本発明の構成の実施例は、第3図と同一である。
この場合に、A/D変換器は4ビツトを用い、yllと
しては4ビットヲ考えるが、ROM14の中になylは
3ビツト相当になシ、Δmは2ピツトとなる。したがっ
て、ROMの番地は4+2=6ビツト〜出力はdOとd
、を加えて2+(IX2)=4ビットとなシ、先に第3
図全周いて説明した数値例よりは入出力とも1ビツト少
なくなる。特にROMの容量が1/2X415=0.4
倍になるなど、性能劣化が少なくて回路規模を小さくで
きる。
第6図はアナログ回路で状態推定部を実現する実施例で
ある。端子13に与えられるy、はNPNトランジスタ
21のベースに接続されるが、バイアスを適当に設定す
ることにより、上記べ一δの電位’1Y11−0.5に
選ぶ。NPNトランジスタ22のベースにはΔm(n)
’に接続し、両トランジスタのエミッタを共通に接続す
ると、エミッタにはmax(Δm(n) l yll 
−0,5)−εが得られる。ここでεはトランジスタの
ベース、エミッタ開成位差である。一方、yllはNP
N)ランジスタ23のベースにも接続し、バイアスの設
定によpベース電位−iy、+0.5とする。トランジ
スタ23のエミッタ電位はy、+0.5−εとなる。さ
らに、トランジスタ21.22のエミッタ=zPNPト
ランジスタ24のベースに、トランジスタ23のエミッ
タ=’fPNP)ランジスタ25のベースに接続し、ト
ランジスタ24.25のエミッタを接続すると、エミッ
タより、m(max(Δm(n) + Yn  O,5
)−ε。
y、+o、5−t )+ε=tnin (maxiΔm
(”) + yn  o、5) 。
y、+o、s)  が得られる。ここで、調(A、B)
とはA、Bの小さい方、の意味である。上記間【)を(
7)〜(9)式の場合に応じて計算してみると、いずれ
の場合も(10、Q3 、 Qft式で表わせるΔm(
n+1)に一致することが分る。すなわち、トランジス
タ24.25のエミッタよりΔm(n−1−1)が得ら
れる。
これを標本低保持回路26で、−データ周期間保持し、
トランジスタ22のベースに、次の時刻の尤度として供
給する。なお、トランジスタ21゜22のペース電圧の
大小全比較器27で、ざらにトランジスタ21,23の
ベース電圧の大小を比較器28で判定すれば、各々do
 (n+ 1) 、d、(n + 1)が得られるので
、端子16.17に出力する。第6図の構成では、エミ
ツタヲ接続した2個のスイッチ回路と標本値保持回路で
尤度を求める閉回路が成シ立っており、藁速化が容易に
達成しやすい。
また、この様な構成は、(3)〜α印式で表現される。
本発明の原理によシ可能になっているものである。
以上の実施例においては、受信信号y、より、状態変化
の有無を示す符号do(n+1)、dπ(n+1)を得
る状態推定部について述べた。ここで、do(n+i)
、 ax(n+1) *用いた復号値の推定について述
べる。ここで、本来の3値信号は、復号値が1になる度
に+1.−1と変化し、0の時は0になる場合を例にと
る。第7図にevenとoddの2つの状態間の変化、
do(n+1)、 ax(n+1)と復号値の関係の実
例を示す。これよす復号値全得るには (1)  do(n+1)k仮の復号値とする。
0)たたし、do(n+1)=1となった場合には、前
回do(n+1)とdi(n+1)の論理和が1になっ
た時刻のdo(n+1)’r反転する。
とすれば良い。これを実現する実施例が第8図である。
入力端子29.30に与えられたdo(n+1)。
di+(n+1)ノ内、do(n+1)はN段のD形フ
リップ70ツゾ31−1〜31−Nで遅延される。一方
、ORゲート32で得られるdo(n+1)+ciE(
n+1)も、N段のD形フリップフロップ33−1〜3
3−Nで遅延される。do$−よびdo’+d、が共に
1となる位置がANDゲート34−1〜34−Nで俟出
され、その時刻のdoはBxclusive  ORゲ
ー) 35−1〜35−Nで反転される。この結果が次
段の7リツプフロツプ31−2〜31−Nに転送される
が、その直後、フリップ70ツブ31.33−t、駆動
する1デ一タ周期間隔のクロックを端子36にもらい、
このクロックの後半で、フリップフロップ33−2以後
の内容をOとする。この結果、フリップフロップ33は
すべて0か、あるいは前回のdo+dg=1となった時
刻のみが1となっており、d□=1となる度にその時刻
のdoが反転され、出力38に復号値としてとシ出され
る。なお、Nが有限であるために、do=1となった時
には、前回のdo+dE=lなる情報が7リツプフロツ
プ33−N全通9過ぎてしまっている場合がある。その
際は端子39に2m (n )を入力し、この正負を比
較器40で判定し、尤度の尚い状態を現在の状態と推定
する方法が、前述の文献に述べられているが、この効果
については本発明には直接関係がないので省略する。
以上では、受信信号として3値信号が得られる例を示し
た。しかし、受信信号は2値信号であっても、これ全3
値信号に変換後、最尤復号することによ多、2値信号の
ままで復号するより符号誤シ率を改善できる場合がある
2値信号を3櫃信号に変換する方法として、2値信号を
一定時間遅延し、原2値信号に加算あるいは減算する方
法がある。
たとえば、2値信号としてFM信号を考える。
FM信号とは、たとえばデータの変化点では必らずレベ
ルが変化し、データが0の際にはデータの中央でも変化
するものである。また、上記一定時間として、データ周
期Tの1/2全考える。この時の原データ、FM信号お
よびT/2遅延されたFM信号との和を第9図Ql)、
←)、0に示す。(C)より明らかな様に、原データが
1となる毎に±1と変化し、原データがOの時は0とな
る3値信号が得られておL(b)k直接復号する代りに
、(C)ffi本発明の最尤復号器を用いて信号する事
が可能である。
また、次の実施例として、N几2の2値信号を考え、一
定遅延時間としてデータ周期Tk考える。
この際の、原NRZ信号と、T遅延されたN几Z信号の
尭ヲ第9図(d)、(e)に示す。(e)より明らかな
様に、原データが0から1あるいは1から0に変化する
毎に±1と変化し、その他はOとなる3値信号が得られ
、やはり本発明の最尤復号器を用いて復号できる。たた
し、(e)と(→の関係は、(C)と(a)の関係とは
若干異なるため、(e)では第8図の復号推定部で復号
後の符号を積分することで(a)の符号が得られる。
コノ他、2値信号として、Modified FM。
Miller 5quareと呼ばれる符号など、多く
の符号に本発明が適用できる。
なお、信号を一定時間τたけ遅延して原信号と加減算す
ると言うことは、 ある。このフィルタ操作により、原信号に含まれる雑音
の周波数分布が変化し、全雑音電力が増加する場曾もあ
り、減少する場合もある。フィルタ操作で雑音が増力口
してしまっては3値化して最尤復号する効果がlぐなる
が、原信号の雑音が高周波に多い場合にば2cos−の
特性のフィルタで雑音が減少するために、原信号と遅延
信号の加算操作により、また原信号の雑音が低周波に多
い場合には25in−の特性のフィルタで雑音が減少す
るために、原信号と遅延信号の減算操作により、フィル
タ操作による雑音増加を発生させることなく3値化でき
、最尤復号の効果を発揮できる。この様に、加減算のい
ずれを選ぶか、あるいは遅延時間でとして何を用いるか
は、加減算による雑音増加がなるべく少なくなる様に、
あるいは加減算により雑音が減少する様に決めれば良い
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明においては、3値信号を最尤復
号する復号器の状態推定部において、従来、尤度計算、
比較、選択、一時記憶の4動作が必要であったものを、
2つの状態の尤度差を用いることで、最初の3動作を一
括して実現することが可能になった。こ几により、全体
の回路規模が縮少する他、上記4動作の総遅延時間で制
限されていた動作速度の同上ケはかることが可能になっ
た。さらに、従来、不可能であった多相化による並列処
理も可能になり、これによっても一層の動作速度の向上
がはかれるようになった。また、3値信号の重子化の際
に、不等間隔の量子化を行えば、さらに回路規模を小さ
くでさる様になった。
この結果、符号誤り率の改善に効果がある復号法ではあ
るが、回路規模が複雑で、高速動作は難しいとさ扛てい
た最尤復号器の問題点を解決できる様になった。
さらに、復号前に3値信号に変換することにより、本発
明の最尤復号器の効果を2値信号の復号にも利用できる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は3値信号の状態変化を示すトレリス線図、第2
図は従来の最尤復号器の構成を示す図、第3図、第4図
、第6図、第8図はいずれも本発明による最尤復号器の
実施例の構成図、第5図は、本発明の符号誤シ率に及ぼ
す効果の実測例、第7図、第9図は本発明の・1ぎ号変
化金示す図である。 1.12.13,29,30,36.39・・・入力端
子、11,16,17.38・・・出力端子、2゜3・
・・メモ1バ 4,5・・・尤度計算回路、6,7゜2
7.28.40・・・比較回路、8,9・・・選択回路
、10・・・復号値推定部、13・・・A/D変換器、
14゜14′・・・RO1’VI、15・・・ラッチ、
18・・・直並列変換器、19.20・・・並直列変換
器、21,22゜23.24.25・・・トランジスタ
、26・・・標本値保持回路、31,33.41・・・
D形フリップフロ。 ツブ、32・・・ORゲート、34・・・ANDゲート
、35・・・排他的ORゲート、37・・・NANDゲ
ート。 第 1 図 +*II               yt−t  
   yt     −yttt′″fJ 2 区 第 3 冴 j 第 4−2 遁 5 図 4開対雑挺b(dす 第    乙   しイ] y 7 口 d、    ρ  / θ  / 6  θ  θ θ
 θ /  ρdp     ρ  0  θ ρ  
θ  /  り  6  /  θ ρdo −rdE
    ρ   /   θ   /   θ   /
   ρ  θ  /   /  ρ4a号櫃 θ θ
 θ / 6 θ θ θ / /第 82 第 q 2 (e)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、「0または正、0または負」のレベルのくシ返しよ
    りなる3値信号と、上記3値信号の2樵の状態の尤度差
    を入力とし、1デ一タ周期後の尤度差および上記状態の
    変化の有無を出力とする状態推定部と、上記状態の変化
    の有無を入力とし2値の復号値全出力とする復号値推定
    部を有してなる事を特徴とする最尤復号器。 2、上記3値信号の2進符号値と、上記尤度差の2進符
    号値を番地とし、1デ一タ周期後の尤度差の2進符号値
    と上記状態変化の有無の符号値を出力符号とするメモリ
    より上記状態推定部が構成された$を特徴とする第1項
    記載の最尤復号器。 3、上記3値信号の2進符号値系列の隣接した複数の符
    号値と、上記尤度差の2進符号値の上記複数値毎の値と
    を番地とし、上記複数値データ周期後の尤度差の2進符
    号値と、上記複数値データ周期間の上記状態変化の有無
    を出力符号とする事を特徴とする第2項記載の最尤復号
    器。 4、上記3値信号の2進符号は、上記正および負の信号
    レベルの中心近傍の量子化を他より細かくした事を特徴
    とする第2項記載の最尤復号器。 5、上記状態推定部は、3値信号と尤度差をペース入力
    としエミッタを共通接続した2個のNPNトランジスタ
    と、上記共通エミッタおよび上記3値信号をベース入力
    としエミッタを共通接続した2個のPNP )ランジス
    タと、上記PNPトランジスタのエミッタ出力を1デ一
    タ周期遅延する回路とよシなる事を特徴とする第1項記
    載の最尤復号器。 6、上記3値信号は、2値打号系列と、上記2値打号系
    列を一定時間たけ遅延した系列との和または差よシ合成
    されたことを特徴とする第1項記載の最尤復号器。
JP20042682A 1982-11-17 1982-11-17 最尤復号器 Granted JPS5991761A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563582A (ja) * 1991-03-15 1993-03-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 辞書編集的に符号化/復号化する方法と装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0563582A (ja) * 1991-03-15 1993-03-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 辞書編集的に符号化/復号化する方法と装置

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