JPS5990661A - 塗装ガンの洗浄装置とその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は塗装用ロボット等による自動塗装における、塗
装ガンのノズルに付着する塗料を自動的に洗浄する塗装
ガンの洗浄装置に関するものである。

〔発明の背景技術とその問題点〕

従来塗装作業は作業環境が悪いのでロボット等を使用す
る自動化の傾向にあるが、塗装ガンに塗料が付着してノ
ズルが詰シ易く、このため吹付けが十分に行われない場
合に製品の塗装不良が発生し易い欠点がある。第１図の
塗装ガンのノズル部１分紮切断拡大正面図で示すように
、あらかじめシンナー等の溶剤で適切外粘度に調整した
塗料１は、中央のニードル２とこの周囲をかこっ九ノく
イブ状のノズル８との間の環状の隙間、４に矢印５方向
に供給される。また、エアーはノズル８の先端８ａの回
シの吹出孔６から吹出されて、ノズル８の先端８ａで噴
霧化され被塗装製品（図示せず）Ｋ吹き付けられ塗装さ
れる。ところが若干の塗料１はノズル８の端面口シに付
着し、この付着塗料１ａはシンナー等の溶剤が気化する
ことにより更にノズル８の端面口シに固着してしまい、
塗装時間の経過と共に付着塗料１ａの層が累積して、ノ
ズル（図示せず）の塗装不良を生じるという欠点があっ
た。更にノズル８の端面回りに固着した塗料１ａを除去
する為に、その都度自動塗装装置を停止して作業を行な
わなければならず、勿論塗装不良の被塗装製品も塗装補
修は手作業で行う必要がある等の欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記した事情に鑑みて成されたもので、従来の
欠点を改良し、塗装装置の塗装ノズルに付着した塗料を
自動洗浄する塗装ガンの洗浄装置を提供する事を目的と
するものである。

〔発明の実施例〕

本発明につき一実施例を図面を参照して説明する。第２
図は本発明の塗装ガンの自動洗浄装置を示す概略図で第
８図は第２図のト」線に沿う矢視平面図、第４図は塗装
ガンと洗浄装置の一部切断要部拡大正面図である。但し
前記した従来と同一部分は同一符号を用い詳細な説明は
省略する。

３の洗浄時は第２図でボすように、塗装カンＪの本体及
びノズル３は腕８の作動で洗汀１槽９内上部に垂直に停
止し、塗装ガン７のノズル３先端は下側に向けられる。

しかしで、洗浄４９内のノズル８の先端からＦ方に間隙
なへだてて、第３図に示す環状のパイプ１０の上側回）
に斜め上刃に向けて小孔ｋを穿った洗浄用ノズル１２を
設け、その環状のパイプ１０と連通する弯曲状のパイプ
１８で連通支持し、この湾曲状のパイプ１３とポンプ１
４のシンナー等の吐出口と連西する配管１５で連結しで
設ける。壕だポンプ１４により沈澱槽１６で溶解した塗
料を沈澱させたシンナー等の洗浄液１７を、」二記した
環状のパイプ１０内に送りこみ、第４図で示すように環
状のパイブト℃回りに斜め上方に向けて背った小孔←の
洗浄用ノズル１２から、シンナー等の洗浄液１７が矢印
１８で示す斜め上方に噴射する。しか（，２て、塗装ガ
ン１０のノズル端面回υに付着した塗料１ａを、洗浄後
のシンナー等の塗料１が混ざりた洗浄液１７は、洗浄槽
９内に溜りオーバーフロー用の配管１９を通って沈澱槽
１６内に戻る。

−また、ｔ（＜５図は塗装ガンのノズル洗浄シーケンス
の例を示すタイムチャートで、２０は塗装と塗装ガン７
の作動曲線、及び２１は洗浄′ｅ１７の噴射のポンプ１
４の作動曲線である。ａはそれぞれ一個の被塗装物（図
示せず）の塗装経過時間、ｂは塗装の停止時間、Ｃは塗
装ガンが洗浄装置に移動し洗浄液１７で塗装ガン７のノ
ズル８端而回９に付着した塗料１ａを洗浄する時間を示
す。またｄはポンプ１４の停止中で、ｅはポンプ１４が
作動し洗浄液１７による洗浄中を示し、ポンプ１４ハ塗
装ガンエのノズル８が移動し洗浄装置の所定位置に来る
時間を前に作動して洗浄を開始するように設定しである
。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば塗装ガンのノズル端面回りに付着し
た塗料は時間の経過とともに乾燥固着するが、塗料が固
着する時間よりも短時間の間隔で洗浄を繰り返すことに
より、付着した塗料を除去することができ、更に洗浄す
る間隔の時間で塗装できる被塗装物の数は、洗浄する時
間の間隔に対して１個の被塗装時間が短い場合は、１個
捷たは複数個となるが、１個の塗装時間がながい場合に
は、１個の被塗装物の塗装を中断して塗装ガンのノズル
の洗浄を行なう事も可能である。捷たロボット等による
自動塗装装置に適用すれば従来のようにロボット等の自
動塗装装置を停止させ手作業で塗装ガンを洗浄する手間
が省け、また、塗装不良を手作業で補正塗装する必要も
ない優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は塗装ガンのノズル要部切断正面図、第２図は本
発明の一実施例を示す塗装ガンノズルの洗浄装置の概略
図、第３図は第２図のトＩ線に沿う矢視平面図、第４図
は塗装ガンの洗浄装置要部の円筒状のパイプからなる洗
浄用ノズルとの関係を示す一部切断正面図、第５図は洗
浄シーケンスの一例を示すタイムチャートである。 １・・・塗料、１ａ・・・付着した塗料、２・・・ニー
ドル、３・・・ノズル、３１・・・ノズルの先端、７・
・・塗装ガン、９・・・洗浄槽、１０・・・環状の／く
イブ、１２・・・洗浄用ノズル、１４・・・ポンプ、１
５．１．９・・・配管、１６・・・沈澱槽、１７・・洗
浄液、１８・・・矢印（噴射方向）、 ２０・・・塗装と殖装ガンの作動画７廟、２１・・・ポ
ンプの作動曲線、 ａ・・・堕装経過時間、ｂ・・・塗装の停止時間、Ｃ・
・・洗浄時間、ｄ・・・ポンプ停止中、ｅ・・・洗浄中
。 （７８１７１代理人　弁理士　則　近　憲　佑　（ほか
１名）第１図 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ポンプで圧送される塗料の洗浄液を環状のパ
   イプに穿設した洗浄用ノズルから噴射し、塗装ガンのノ
   ズルに付着した塗料を洗浄する事を特徴とする塗装ガン
   の洗浄装置。
2. （２）　　塗装の停止時間に塗装ガンの洗浄ガンの洗浄
   を行なうことを特徴とした塗装ガン洗浄方法。
3. （３）　　塗装時間中に適宜停市時間を設けて塗装ガン
   の洗浄を行なう特許請求の範囲第２項記載の塗装ガンの
   洗浄方法、
4. （４）適当口直の塗装停止時間に塗装ガンの洗浄を行な
   う特許請求の範囲ｔＪ４２項記載の塗装ガン洗浄装置っ