JPS5986928A - 通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコードレス電話システムの如き通信システムに
おける基地局を識別−する方法に関するも同波数帯域が
行政当局により所定の用途に割当てられるような対外的
な制約があるために、成る環境を多数の通信システムに
よって共用する必要性が高まりつつある。投入ものユー
ザが成る環境を共用しなければならない個所では、各ユ
ーザが互いに区別し得るようにする必要がある。従って
、何等かの形態の識別情報が、必要である。

無線ページングでは屡々シダナリング用に割当てられる
チャネルに基地局から識別信号を規則的な間隔で伝送し
ている。ページングの目的には斯かるチャネルをそのシ
ステムによってのみ使用されるチャネルとすることがで
き、また、さらに大規模な通信システムでは上記チャネ
ルを初期交信するためにだけ使用することができる。従
来、これらの通信システムは通常僅か１つの基地局を有
するように設計されており、従って種々の通信システム
間での混信の惧れはなかった。しかし、幾つもの通信シ
ステムが成る周波数帯域を共用している場合には、一方
のユーザに属する基地局が他方のユーザに属する基地局
と同じ瞬時に同一シグナリングチャネルに識別信号を送
出する場合に混信が生ずる慣れがある。

上述したような問題を回避するために、成るチャネルを
共用する各基地局がそれら基地局のシグナリング情報を
基地局識別信号と一緒に異なる時間間隔で伝送する方法
がある。この場合には各基地局およびその基地局に関連
する各ページング受信機に上記時間間隔および基地局識
別信号を記憶させておき、（１）識別信号が送出される
時点を知り、（１１）基地局を識別し得るようにする必
要がある。

ページングおよびコードレス電話の如き通信システムで
は、ページング受信機および電話送受器への給電を蓄電
池により行なっている。受信機／送受器が待機状態；に
ある際の蓄電池の寿命を延ばすために、その主要受信部
はそれが信号を受信する際の時間以外はスイッチ・オフ
させることができる。代表的には、基地局識別情報およ
び他の情報のシグナリングは１００周期毎の期間の内の
１周期の期間、例えば５００　ミＩＪ秒毎の周期の内の
５ミリ秒の期間に伝送することができる。さらに鴫成る
基地局が成る受信機／送受器を実際に呼出している際に
は、その受信機／送受器が必要な情報をすべてできるだ
け速く獲得し得るようにする必要がある。しかし、上述
した方法では受信機のデユーティサイクルが１：１００
であるため、例えば送受器が何等かの情報を送出し得る
ようになるまでには、上述した１００７周期分の期間待
機させる必要がある。これがため、斯かるシグナリング
時間は煙くするのが望ましい。識別情報および他の情報
の伝送期間は伝送すべき情報量によって決定され、従っ
て、伝送すべき識別情報の量を減らせば、シグナリング
に係わる全周波数を増大させることができる。

本発明は、成るシダナリングチ゛ヤネルを少なくとも１
つの他の通信システムと共用している通信システムにお
ける基地局を識別する方法にあって、各基地局がそれぞ
れ所定のシーケンスに基いて定められる時間間隔で信号
バーストを伝送し、これらの伝送される各信号バースト
が前記シーケンスにて送られている信号とそのつぎの信
号との間の時間間隔を示す情報を含んでいる基地局識別
方法において、受信機が前記伝送される所定のシーケン
スから該受信機の基地局を決定し、これにより受信機そ
のものをその関連する基地局と同期させることを特徴と
する。

基地局とその基地局に関連する受信機との間の同期をと
るのに所定のシグナリングシーケンスを用いるようにす
れば、各別の基地局識別信号をその都度送出する必要が
ないため、シグナリング時間を短くすることができ、こ
れにより消費電力も節約される。順次受信される信号間
の平均時間間隔を短くすれば、成る受信機が呼出される
場合に、その受信機の応答速度も速くなる。

本発明の好適例によれば、受信機によって受信信号間の
実際の時間間隔と、内的に記憶させた所定のシーケンス
とを比較して、受信信号のシーケンスと内的に記憶させ
たシーケンスとの間にて成されるマツチングに基いて前
記受信機がその基地局と同期するか否かを決定するよう
にする。

さらに本発明の他の好適例によれば逐次受信される連続
する信号間の時間間隔が、前もって伝送される１次期伝
送信号“に対して内的に・記憶させたシーケンスの時間
間隔に対応するか否かを確めることによって前記マツチ
ングを成すようにする。

さらに、逐次受信される２つの連・続する信号バースト
間の時間間隔が所定シーケンスの所定の時間間隔に基く
場合には、受信機が待機モードを採り、このモードでは
順次受信される信号の時間間隔の間に受信機がスイッチ
・オンされて、信号バーストを受信するようになる。そ
うでない場合には、その信号が所望基地局からの信号で
ないことを意味する。しかし、順次受信される信号の時
間間隔と、所定シーケンスに基いて予じめ定めた時間間
隔とが一致しない場合には、順次受信される信号の時間
間隔が一致するまで受信機をスイッチ・オンさせたまま
とする。

本発明による基地局識別方法を実施する通信システムは
、送信機と；該送信機に結合されて、伝送されている信
号とつぎに伝送すべき信号との間の時間間隔を表わす情
報を含む同期信号バーストを発生せしめる手段と；前記
送信機が所定コードに基いて定められた時間間隔で順次
信号バーストを伝送するように送信機を制御せしめるた
めの所定のコーディング手段；とを含む基地局と：該基
地局を所定シーケンスにて伝送される時間間隔がら決定
する手段および基地局に同期させるための手段を有して
いる受信機：とを具えていることを／＃徴とするもので
ある。

図面につき本発明を説明する。

本発明をコードレス電話システムにつき説明するが、こ
のシステムは他の同様なシステムと共に成るシグナリン
グチャネルを共用する環境にて作動させるものである。

斯様な環境は、互いに両立させることはできないにして
も、同時に同じシグナリングチャネルを共用し得るコー
ドレス電話システムを種々の階が有している大きなオフ
ィスの建物とすることができる。

複数のコードレス電話システムで成るシグナリングチャ
ネルを共用するにはっぎの８つの条件を満足させる必要
がある。即ち、 （１３各システムは信号の全伝送時間の内の例えば１％
のような最少量の有効シグナリング時間を占めるように
する。

（２）各コードレス送受器（ハンドセット）はそれ固有
の基地局からのメツセージを識別し得るようにする。

（３）　　システム間にて混信が繰返えさないようにす
るために、それぞれのシステムは同じ規則的な時間間隔
では信号を送出しないようにする。

上記条件（１）および（３）は、各システムがそれぞれ
異なる所定のシーケンスを有するようにし、各システム
のシグナリングのインターバルを所定のインターバルと
することによって満足させることができる。さらに、シ
グナリングは例えば５００ミリ秒毎に５ミリ秒のような
１チ以下の有効シグナリング時間で行なうことができる
。

上記条件（２）は基地局が送信する信号に基地局識別情
報を組込むことによって満足させることができる。斯様
な識別情報は代表的には１６ビツトの信号とすることが
でき、このような信号によれば６５．５８６個のシステ
ムを識別することができ、しかも９，６キ四ビット／秒
の代表的な伝送速度でのシグナリングに必要な時間は１
．７ミリ秒となり、この時間は、 復調器（送受器〕を基地局に同期させるための先頭の１
６ビツトと； 基地局識別用の１６ビツトと； 呼出情報用の９ビツトと； 所定シーケンスにおけるつぎの信号がいつ到来するかを
指示するための６ビツト（この信号を便宜上１バツター
ネキスト“信号と称する）；とから成るフォーマットの
信号を送出するための全時間の約１／８を占める。

本発明による通信システムによれば、１６ビツトの基地
局識別情報を送出する必要がなくなる。

その理由は、受信されて順次発生する信号間の時間間隔
が以前のバーストまたはパルス情報で伝送されたパツク
ーネキスト信号で指２定された時間間隔に対応するかど
うかを確めることによって、送受器が正しい基地局に同
期したか否かを非常に確実に確めることができるからで
ある。送受器がその基地局からの信号を受信するように
なる初期の期間中、その送受器は絶えず附勢されるが、
送受器が一旦その基地局と同期がとられると、この送受
器のモードは切換えられ、送受器は基地局がらのつぎの
信号が予期される際にだけスイッチ・オンされるように
することができる。理論的には、基地局と送受器とが一
旦同期すると、バッターネキスト信号は余分となるが、
実際にはあらゆる作動条件下にて同期状態を維持せしめ
るためにバッターネキスト信号は伝送する必要がある。

第１図は慣例の電話交換９１０を慣例の技法で基地局１
２に結合させるコードレス電話システムの一部を示すブ
ロック線図である。各基地局には同期状態或いは準同期
状態にて作動させる単一の送信機または数個配置される
送信機を設けることができる。各基地局には２５０個ま
での蓄電池給電式の送受器１４を関連させることができ
、これらの送受器の内の１つだけを第１図に示しである
。

基地局１２と各送受器１４との間の通信はデュプレック
ス無線リンクにより行なう。作動中基地局はすべての送
受器に所定の時間間隔で信号を送出して、システムを同
期させるようにする。シグナリングは所定のインターバ
ルで成されるため、蓄電池給電式の送受器は信号が予期
される際にだけ附勢するようにすることができる。成る
送受器がアドレスされたことをその送受器に瞥告するま
での時間が長びかないようにするために、シグナリング
は１秒間に少なくとも２〜８回行ない、しかも数ミリ秒
と云う短い時間持続させる必要がある。

そのようにしないと、蓄電池の寿命が短くなるからであ
る。大きなオフィスまたは企業体には幾つもの別個のコ
ードレス電話システムがあるので、他のコードレス電話
システムの基地局によって送受器に誤ったシグナリング
が成されないようにするために、各システムはそのシス
テムが受信している所定のシグナリングシーケンスがそ
のシステムに対する特殊な所定のコーディングシーケン
スに対応するか否かを正確に確認し得るようにする。

従って、基地局を識別するのに所定のシグナリングシー
ケンスを用いるので、各別の基地局識別情報を送出する
必要性（これには余分な時間がかかる）がなくなる。図
示の例では、基地局に設けるＲＯＭ１６として示すコー
ドプラグにコーディングシーケンスを含ませ、システム
の各送受器１４にも同様なＰ、０Ｍ１６’（第８図）を
設ける。ＲＯＭは同じ速度、例えば９．６キロ一ビツト
／秒でクロックさせる必要がある。基地局１２と送受器
１４との間の無線リンクの範囲は短いため、所定コード
は成る局部領域に独特なものとしさえすれば良いが、実
際にはシステムをどこにでも設置し得るように全国的な
ものとするのが望ましい。

基地局１２はデュプレクサ（送受切替器）１８を具えて
おり、これにより電話交換機１０と送信機２０との間お
よび電話交換機１ｏと受信機２２との間を結合させる。

ＲＯＭ１６は送信機２ｏに接続する。アンテナ２４を他
のデュプレクサ２６に接続する。このデュプレクサも送
信機２０の出力端子と受信機２．．２の入力端子に接続
する。

送信機２０はＲＯＭ１６に記憶させた所定のタイミング
シーケンスに基いて附勢され、この送信機は 先頭の１６ビツトと； 呼出情報の９ビツトと； パツクーネキスト信号から成る６ビツト；とを含む信号
を伝送する。

全部で８１ビツトの信号を９，６キロヒツト／秒の速度
で直列的に送出する場合、その伝送に要する時間は約３
．２ミリ秒であり、これは基地局識別信号を含む場合に
要する５ミリ秒の伝送時間よりもずっと短い。

第２図は６４個のパルスから成り、所定の時間間隔で繰
返すシグナリングパターンの一部を線図的に示したもの
である。本例では各パルスの最大持続時間を３．２　ミ
ＩＪ秒とするが、各パルスの開始時点間の間隔は、その
特定コードレス電話システムに割当てられる所定のコー
ドに基いて変化するものとする。びかし、送受器１４に
おける蓄電池の消費量を節約するために、平均間隔はパ
ルス持続時間の約１００倍、例えば８２０　ミＩＪ秒と
すべきである。実際上、各パルスは上述した情報を含む
ディジタルバースト信号から成るものである。

前述したように、成る特定のコードレス電話システムの
各送受器１４はその基地局と同じ所定のシグナリングパ
ターンを記憶しており、成る送受器１４が一旦その基地
局と同期すると、その送受器は適当な瞬時にターン・オ
ンして基地局からの信号を受信する。

第８図は送受器の一例を示すブロック線図である。アン
テナ２８をデュプレクサ２９に接続し、このデュプレク
サには受信機８０および送信機３２も接続する。受信機
８０はバックーネキスト信号の内の直列の６ビツトを分
離せしめる手段を具えている。これらの６ビツトを用い
て受信機を渦部ぜしめると共に、送受器の残りの部分を
適当な時点にスイッチ・オンさせて、基地局からのっぎ
のバッターネキスト信号の受信に備えるようにする。基
地局１２と送受器］４とが同期する場合には、送受器１
４が基地局からのシグナリングに対応する時間間隔で附
勢されるようになり、しかも送受器の使用者は彼の送受
器が彼の基地局に同期したことをかなり確実に知ること
ができる。現在あるシステムの範囲内に別の所定コード
に基いてシグナリングする他のコードレス電話システム
があっても、システム間、即ち同じ瞬時にシグナリング
する２つ以上の基地局間においては、これらの基地局が
同じバッターネキスト信号を発生したり、或いは一方の
基地局がシグナリングを開始して、他方の基地局がその
シグナリングの伝送路の一部となるため、混信が繰返し
生ずることはめったにない。それにも拘らず、混信が生
じ得ると云う現実はシステムの設計に際して考慮すべき
ことである。

新規に設置されたコードレス電話システムまたは停止さ
せていたコードレス電話システムのスイッチ・オン時に
はすべての送受器をその関連する基地局に同期させる必
要がある。さもなければ送受器が正しい瞬時に附勢され
なくなる。成る特定システムの無線受信区域で作動させ
る各フードレス電話システムに対する所定のコーディン
グを相違させれば、成る特定基地局の特定シーケンスの
シグナリング間隔を単に識別するだけで、別個の基地局
識別信号を送出しなくてもその基地局を十分に識別する
ことができる。システムをデッドスタート（ａｅａａ　
５ｔａｒｔ　）の状態でスイッチ会オンさせる場合には
、送受器１４を例えば１０秒またはこれらの送受器が基
地局から信号を受信するまでのような成る制御時間まで
絶えずスイッチ・オンさせるようにする。このような状
態にて送受器１４は基地局からバッターネキスト信号を
受信する。つぎの信号までの実際の時間間隔が、受信バ
ッターネキスト信号を復号化することにより予期される
時間間隔と一致しない場合には、他のバツクーネキスト
信号がビック−アップされて、受信サイクルが繰返えさ
れるまで送受器はデッド−スタート状態に留まる。予期
した時間間隔と実際の時間間隔とが一致する際には、送
受器がそれに関連する基地局に同期したものと高度の確
度で見なすことができる。その信頼度を改善するために
、・チェックは２〜８回の時間間隔に対して繰返すこと
ができ、これらが一致する場合に、送受器はその正規の
作動状態に変化する。

上述した例ではバッターネキスト信号をシーケンスにお
ける次期到来信号に関連させるようにしたが、パツクー
ネキスト信号はシーケンスにおける２番目以降の信号に
関連させ、連続バックーネキスト信号を以前に受信され
たバッターネキスト信号と並列に処理するようにするこ
ともできる。

しかしこのような並列処理操作は回路が複雑とな。

ると云う欠点がある。

【図面の簡単な説明】

楢】図はコードレス電話システムの基地局の一例を示す
ブロック線図； 第２図は各々がバースト情報を表わす６４個の１゜パル
スから成るシグナリングパターンの一部を示す線図； 第８図はコードレス電話システムに用いられる送受器の
一例を示すブロック線図である。 １０・・・電話交換機　　１２・・・基地局°１４・・
・送受器　　　　１６，１６’・・・ＲＯＭ１８・・・
デュプレクサ　２０・・・送信機２２・・・受信機　　
　　２４・・・アンテナ２６・・・デュプレクサ　２８
・・・アンテナ２９・・・デュプレクサ　３０・・・受
信機３２・・・送信機。 フルーイランペン７アブリケン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　成るシグナリングチャネルを少なくとも１つの他の
   通信システムと共用している通信システムにおける基地
   局を識別する方法にあって、各基地局がそれぞれ所定の
   シーケンスに基いて定められる時間間隔で信号バースト
   を伝送し、これらの伝送される各信号バーストが前記シ
   ーケンスにて送られている信号とそのつぎの信号との間
   の時間間隔を示す情報を含んでいる基地局識別方法にお
   いて、受信機が前記伝送される所定のシーケンスから該
   受信機の基地局を決定し、これにより受信機そのものを
   その関連する基地局と同期させることを特徴とする基地
   局識別方法。 ＆　特許請求の範囲ｌ記載の方法において、受信機によ
   って受信信号間の実際の時間間隔と、内的に記憶させた
   所定のシーケンスとを比較して、受信信号のシーケンス
   と内的に記憶させたシーケンスとの間にて成されるマツ
   チングに基いて前記受信機がその基地局と同期するか否
   かを決定することを特徴とする基地局識別方法。 ＆　特許請求の範囲２記載の方法において、逐次受信さ
   れる連続する信号間の時間間隔が、前もって伝送される
   １次期伝送信号”に対して内的に記憶させたシーケンス
   の時間間隔に対応するか否かを確めることによって前記
   マツチングを成すようにしたことを特徴とする基地局識
   別方法。 毛　特許請求の範囲１〜３の何れか１つに記載の方法に
   おいて、受信機のスイッチオン時に、該受信機がその基
   地局と同期するまでは該受信機を十分に附勢したままと
   し、該受信機が情報受信のために他のチャネルに切替っ
   ていない場合には、成る信号バーストの受信時とつぎの
   信号バーストの開始時との間に前記受信機を待機モード
   に復帰させるようにすることを特徴とする基地局識別方
   法。 五　基地局識別用の通信システムにおいて、該システム
   が、送信機と；該送信機に結合されて、伝送されている
   信号とつぎに伝送すべき信号との間の時間間隔を表わす
   情報を含む同期信号バーストを発生せしめる手段と；前
   記送信機が所定コードに基いて定められた時間間隔で順
   次信号バーストを伝送するように送信機を制御せしめる
   ための所定のコーディング手段；とを含む基地局と：該
   基地局を所定シーケンスにて伝送される時間間隔から決
   定する手段および基地局に同期させるための手段を有し
   ている受信機：とを具えるようにしたことを特徴とする
   通信システム。 ＆　特許請求の範囲５記載の通信システムにおいて、受
   信機が該受信機の基地局と同様にコード化される所定の
   コーディング手段を含むようにしたことを特徴とする通
   信システム。