JPS5986620A - 吸水性の低いウレタン配合組成物 - Google Patents

吸水性の低いウレタン配合組成物

Info

Publication number
JPS5986620A
JPS5986620A JP57196409A JP19640982A JPS5986620A JP S5986620 A JPS5986620 A JP S5986620A JP 57196409 A JP57196409 A JP 57196409A JP 19640982 A JP19640982 A JP 19640982A JP S5986620 A JPS5986620 A JP S5986620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
component
catalyst
water absorption
polyurethane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57196409A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawai
孝夫 河合
Takamichi Oota
高道 太田
Hideyo Noda
野田 英世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP57196409A priority Critical patent/JPS5986620A/ja
Publication of JPS5986620A publication Critical patent/JPS5986620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポリウレタン配合組成物に関する。
更に詳しくは、吸水性の低いポリウレタン成形品のRI
M反応成形配合組成物に関する。
一般に、ウレタンRIM成形品の原料として用いられる
ポリオール成分は、その高化学反応性を要求するために
末端エチレンオキサイド成分(以下EOという。)の含
有率を多くして(通常15〜30%)いるために、EO
による水の吸水性があり、更に屋外でこれを使用する場
合、例えばポリウレタンRIMバンパー成形の場合では
、成形品の使用中に水による膨潤−収縮の繰返しが生じ
て、そのために歪の発生を起したり、また凍結水分のた
めに表面剥離のおそれがある。この対策のために、成形
品の吸水率をできるだけ低くするということが強く要請
されている。
すなわち、この発明は従来のポリウレタンRIMバンパ
ーの吸水率約5%の改良目標値を4%以下、好ましくは
3%以下と設定し、種々その配合組成゛   について
研究した結果、ポリウレタンを構成するインシアネート
成分に着目、特にこれのメチレンビス(4−フェニルジ
イソシアネート)(以下MDIという)のカーポジイミ
ド変性による液化に際して特定の触媒を用いることによ
りこの発明を完成するに至ったものである。
すなわち、この発明は、ポリオール成分、鎖伸長剤、必
要により発泡剤、整泡剤、および触媒等とイソシアネー
ト成分とを反応させてなる。ポリウレタンRIM反応に
おいて、イソシアネート成分として、メチレンビス(4
−フェニルジイソシアネート)をカーポジイミド変性し
て液状化するにあたり、下記一般式で示される触媒を用
いることを特徴とする吸水性の低いポリウレタン配合組
成物。
(但し、R1−R3はアルキル基であって、その炭素原
子数が2以上である。)にある。
ここにいうポリウレタンRIM反応とは、ポリオール成
分、鎖伸長剤、イソシアネート成分、必要により触媒、
発泡剤、および整泡剤等を使用してRI M (Rea
ction Inject、ion Molding)
反応、すなわち射出・混合・硬化反応を行なわせるもの
である。この発明において用いるポリオール成分は、高
活性度が必要であるために、末端EOでキャップされた
ポリオール又は末端アミン基を有するポリオールが用い
られる。そして。分子量は800〜10000好ましく
は2000〜7000で、官能基数は2〜6であり、普
通のものが用いられる。鎖伸長剤は分子量20〜100
がよく、官能基数は2〜5のものが用いられる。具体的
には、エチレングリコール、1.4−ブタンジオール、
プロピレングリコール、ソルビトール及びエチレンジア
ミンが一般的に用い3− られる。また飽和、不飽和基を有するアルキル基含有化
合物で末端OH基を有し、その官能基数は2以上が好ま
しい。具体的化合物としては、■、4−ポリブタジェン
、1,2−ポリブタジェンでそれぞれ末端OH含有化合
物であり、更に、HO−(CH2nOHで示されるが分
子量1000〜5000のものであるポリオレフィンポ
リオール等がある。
次に触媒としては、主として3級アミン系が一般的であ
って、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、
モルフォリン、トリエチルアミン、NNジメチルベンジ
アミン、及びジアザ−ビシクロ−ウンデセン、他に金属
系では有機酸とPb、 Zn。
Ni、 Co%Snとの塩があり1例えばオクチル酸第
−錫、及びナフテン酸コバルト等がある。発泡剤として
は、CC1a F、 CHCl3 、及びCHCl2 
F等がある。
また、水と−NCO基による炭酸ガス発生による発泡作
用もある。整泡剤としては、シリコン系のものが一般に
使用され、通常の界面活性剤の使用も可能である。
次にこの発明の要点の一つであるイソシアネー4− ト成分は液状である必要があり、そのために通常はMD
Iをカーポジイミド変性したものが使用される。特にこ
の変性触媒として、一般式で示される。(it〜R3は
アルキル基であって、その炭素原子数が2以上の場合で
あり、好ましくは04以上であるものである。) その具体例としては、トリメチルホスフェート、トリエ
チルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオク
チルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリク
レジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、タ
レジルフェニルホスフェート、ジフェニルモノオルソキ
セルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、
トリブトキシエチルホスフェート、及びトリスクロロエ
チルホスフェート等がある。その添加量は、0.1〜3
.0%、好ましくは0.3〜1.0%である。そしてと
のカーポジイミド変性MDIの作成方法は、例えば特公
昭45−7545号公報記載の方法が代表的である。
次に、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
実施例1 (1)液状MDIの作成 M D I (NCO%=33.6%)を約60℃に加
熱、溶解し、撹拌しつつ第1表に示す各種のトリアルキ
ルフォスフェートを配合表にしたがって添加した。
第1表 注)TMP:l〜リメチルフオスフエートTEPニトリ
エチルフォスフェート TBPニトリブチルフォスフェート このようにして得られた混合物をかきまぜつつ。
200〜201℃に2〜6時間保った後、室温(約20
℃)に冷却し、2日放置した後漏過して目的とする液状
MDIを得た。
(2)ウレタン組成物の製造 第2表に示すポリオール成分、鎖伸長剤、触媒等を下記
配合割合において、均一に混合したA成分と、上記(1
)にて作成した各種インシアネート成分をB成分として
、これらを混合後、直ちにモールドにて(温度65±5
℃、モールドサイズ20抛mX 300mm X 3 
mm厚)加熱(70°±5℃×10分)を行い、吸水性
サンプル板を作成した(比重: 1.00士0.02、
曲げモジュラス3200kg/ i )。
第2表 注)比較例は未変性MDIを使用 上記平板より50mm平方の板を切り出し、120℃7
− ×60分間乾燥器中で乾燥し、直ちにシリカゲルの入っ
たデシケータ中にサンプルを入れて冷却した後、40℃
X 240 h r温水中に浸漬して、その前後の重量
変化より吸収率を測定した結果、NCOが適当(27〜
31%)で液状MDI変性化触媒の種類の適正(C2以
上、好ましくは04以上)のものの吸水率の低いことを
確認した。
また、これを結果を第1図、第2図および第3図にて図
示した。
配合; ポリオール      100重量部 エチレングリコール   17 7/ DABCO33−LV      O,9II上記にN
COIndex=110%になるように各種ジイソシア
ネート成分を添加した。
注1) ポリオール:スチレン10%、アクリロントリ
ル10%、エチレンオキサイド22.5%8− のPPG主鎖のポリマーポリオール(OH価=24.5
.2官能) 注2)  NCOIndex : NC0モル10Hモ
ル=110%、NCO過剰にて使用 注3)  DABCO33−LV :三共社製ウレタン
化触媒実施例2 以下の第3表に示すポリオール成分、鎖伸長剤、液状ポ
リブタジェン(出光石油社製R−45HT、OH価=4
7)、及び触媒を均一に混合した成分と、実施例1(1
)にて示したイソシアネート成分をB成分として、実施
例1(2)と同様に吸水性サンプル板(比重: 1.0
0±0.02)を作成した。
この平板を使用して実施例1と同様にして吸水性を測定
した。
第3表 実施例3 実施例2に示す各種配合を用いて同様にRIM成形機(
クラウス・マツファイ社製、P U80/40−4 K
−F−A−B液温30±5℃、モールド温度65±5℃
、モールド大きさ300n+m X 450mm X 
3 mm厚)によって、吸水性テスト用平板(射出より
脱型までの時間40秒)を作成した。この平板により実
施例1と同様に吸水性を測定した結果は第4表のとおり
である。
(以下空白) 第4表 実施例4 第5表に示すポリオール成分、鎖伸長剤及び触媒等を均
一に混合したA成分と、実施例1で示したインシアネー
ト成分をB成分として、実施例3と同様に、吸水性テス
ト用平板を作成した(比重1.00±0.02)。
この平板を使用して実施例1と同様に吸水性及び引張強
度を測定した結果は第5表のとおりであ11− る。この結果、ポリオール中のEO含有量が少ない場合
には強度が不足し、反対に多すぎると吸水率が悪くなっ
ている。
第5表 12一 実施例5 第6表に示すポリオール成分(実施例と同じポリオール
)、鎖伸長剤、ポリオレフィンポリオール(三菱化成社
製、ポリテールHA、 OH価=48)触媒等を均一に
混合したA成分と、実施例1で示したイソシアネート成
分をB成分とし、実施例3と同様に吸水性テスト用平板
を作成した(比重=1.00±0.02)。
次に、この平板を使用して実施例1と同様にして、吸水
性、引張試験を実施した結果を第6表に示した。これに
よると同様にポリブタジェンの場合と同様に、30%以
上となると伸びの著しい低下を示した。
(以下空白) 第6表
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1におけるNC0%と触媒の種類、吸水
率との関係を示すグラフ、第2図は実施例2におけるポ
リブタジェン添加量と伸び、吸水率との関係を示すグラ
フ、第3図は実施例3におけるポリブタジェン添加量と
伸び、吸水率との関係を示すグラフ、第4図は実施例4
におけるポリオール中のE○含有%と破断伸び、吸水率
との関係を%と破断伸び率、吸水率の関係を示すグラフ
である。 特許出願人  東洋ゴム工業株式会社 15− NC0% 16− 項状a該惑βaf 手続補正書(方式)・ 1.事件の表示 昭和57年特許願第196409号 2、発明の名称 吸水性の低いウレタン配合組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 4、補正命令の日付 昭和58年2月2日 (昭和58年2月22日発送) 5、補正の対象 6、補正の内容 明細書節1頁3行目記載の発明の名称 「吸水性の低いポリウレタン配合組成物」とあるを「吸
水性の低いウレタン配合組成物」に訂正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)ポリオール成分、鎖伸長剤、必要により発泡剤、整
    泡剤、および触媒等とインシアネート成分とを反応させ
    てなるポリウレタンRIM反応において、イソシアネー
    ト成分として、メチレンビス(4−フェニルジイソシア
    ネート)をカーポジイミド変性して液状化するにあたり
    、下記一般式で示される触媒を用いることを特徴とする
    吸水性の低いポリウレタン配合組成物。 (但し、R1−R3はアルキル基であってその炭素原子
    数が2以上である。) 2)イ) NC0%が27〜31%のカーポジイミド変
    性液状ジイソシアネートと、 口)エチレンオキサイド含有率15〜25%、分子量1
    500〜10000官能基数2〜6ケのポリオールと。 ハ)分子量500〜5000好ましくは1000〜30
    00、官能基数2ヶ以上の飽和・不飽和のアルキル基含
    有化合物5〜30部(但しポリオール+ポリアルキル基
    含有化合の総和 100部当り)、好ましくは10〜25部とを少くとも
    共使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の吸水性の低いポリウレタン配合組成物。
JP57196409A 1982-11-08 1982-11-08 吸水性の低いウレタン配合組成物 Pending JPS5986620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57196409A JPS5986620A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 吸水性の低いウレタン配合組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57196409A JPS5986620A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 吸水性の低いウレタン配合組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5986620A true JPS5986620A (ja) 1984-05-18

Family

ID=16357375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57196409A Pending JPS5986620A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 吸水性の低いウレタン配合組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5986620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168424A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 M D Kasei Kk ポリウレタン成形体の製造法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51122023A (en) * 1975-04-03 1976-10-25 Ici Ltd Process for converting isocyanate group of purified organic isocyanate to carbodiimide group

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51122023A (en) * 1975-04-03 1976-10-25 Ici Ltd Process for converting isocyanate group of purified organic isocyanate to carbodiimide group

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168424A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 M D Kasei Kk ポリウレタン成形体の製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3850495T2 (de) Polyurethanschaumstoffherstellung.
US4327204A (en) Process for producing polyurethane elastomer by mixing a hardener composition with an isocyanate composition
JPS6368625A (ja) アルコキシシラン基を末端に持つ湿分硬化性ポリウレタンの製造方法
EP0124753B1 (en) One-component polyurethane adhesive compositions
JPS58950A (ja) 低温貯蔵安定性液体ジフエニルメタンジイソシアネ−ト
US2858296A (en) Vulcanization of polyurethane elastomers with diisocyanates
JP2020079418A (ja) ビスマスベースの触媒
CA1225786A (en) Process for the production of polyurethane urea elastomers
JP2007523983A (ja) スズ及び遷移金属を含まないポリウレタンフォーム
JPH0641272A (ja) 改質芳香族ポリイソシアネートおよび硬質発泡材料を製造するためのその使用
JPH03106922A (ja) 相溶化活性水素化合物―アルキレングリコール組成物
EP0116309A1 (en) Flexible polyurethane foams having high indentation load deflection prepared from polyol blends
EP0268906A2 (en) Compatibilized blends of alpha, omega-alkylene glycols and polyether polyols and process for preparing the same
EP0199021A2 (en) Nucleation of urethane compositions
DE4032148A1 (de) Verfahren zur herstellung von zelligen formkunststoffen
JPS5986620A (ja) 吸水性の低いウレタン配合組成物
US3228914A (en) Preparation of polyurethane elastomers
TW412547B (en) Two-stage process for producing semi-rigid solid polyurethane moulded items
JP3476001B2 (ja) 難燃性ポリウレタン樹脂組成物
EP1265940A2 (en) Aromatic amine curatives and their use
EP0884340B1 (en) Process for the preparation of flexible polyurethane foam with improved fire-behaviour
JP2885896B2 (ja) ウレタン発泡体用触媒
DE10247789A1 (de) Zellige Polyurethanelastomere, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
US3640886A (en) Toluene diisocyanate compositions
JPS6248988B2 (ja)