JPS5982452A - パイルメリヤス地 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパイルループを形成したメリヤス地に関するも
のである。

従来のパイ／ｌ／　／ｌ／−１を有するメリヤス地は、
地編糸の表側又は裏曲のみにパイル糸を配して同時に編
成したものであった。

このため糸の贅手を大きくｊ〜なけれ汀牛地に厚みが出
す、パイルループも粗らなものに見え保温性が充分に得
られない欠点が１？）つた。また、糸の番手を大きくす
るためｒｃｉＬ編針の間隔を必然的に大きくしなければ
ならない為、＝ｉｎｉ組織そのものが疎いものとならざ
るを得ない欠点があった。

他方、肌着としてのメリヤス地は、肌合いが良く吸湿性
が充分に得られない欠点があった。また。

糸の番手を大きくするためには編針の１！１１４を必然
的に大きくしなければならない為、編組織そのものが疎
いものとならざるを得ない欠点かめった。

他方、肌着としてのメリヤス地は、ｄｌｊ　合いが良く
吸湿性、保温性に秀れているため綿糸などの天然繊維を
用いるのが良いとされているが、綿糸は洗濯すると収縮
する欠点があシ、洗濯によってもほとんど収縮性を示さ
ないエステル本の化学繊維糸を用いると肌合いが悪く吸
湿性、保温性に乏しり１１ル荒れなどを起す欠点がある
。

本発明の目的は、上記のような糸の番手全人きくしなけ
れば生地の厚みと保温性を充分に得られなかった欠点を
解決しようとする点にある。

上記目的を達成するために、本発明は、地編糸１全中糸
とし、その表裏に表パイル糸２及び裏パイル糸３を配し
てこれら三者で組織ループＡ２編成し、組織ループＡ形
成外で表裏のパイル糸２゜３によって形成した表パイル
ルー１４、裏パイルルー１５の何れをも絹地の裏目側に
形成したことを特徴とする。

従って１本発明ＩＪ、細手の糸を使用し、宙なる組織を
編成できるものであシながら、地編糸を中糸とするもの
でるるからこれを私み込むようにして配設した表裏のパ
イルポのｇｉ織的な乱Ｉｔが少なく、かつ、これら表裏
のパイル糸によって形誠されたバイルループ全倒れも編
成編地の裏目側に位Ｕするよう形成しであるので％編地
の表目ｊｌｌｌは従来のメリヤス地と同じ表組織が得ら
れ、しかも表目側に形成されたパイルループは柾めてｔ
ａ殖状態のものか得られるので、細手の糸による極めて
柔軟性に富んだメリヤス地が、編組織を鴨にしてノくイ
ルルー１が゛抜けにくくほつれにくい状態で、厚平地の
風合いを持ち、吸湿性と保温性とに秀れたものが得らｔ
するに至ったのである。

また、中糸としての地組゛糸を吸水乾燥による収縮性の
少ないポリエフチルやナイロン等の化学繊維糸とし１表
裏のパイル糸を肌合いのよい綿糸のような天然繊維とす
ることによって、洗濯による収縮性の１氏い、しかも、
肌荒れの起きないメリヤス地が得られるという顕著な効
果も期待−ｒることかできるに至ったのである。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の最も基本的な編組織を示すもので、
地編糸１としてポリエステル単撚糸を用い、この地編糸
１を中糸として、その表側（表裏は編組織の表裏を基準
とする）と裏側とに綿の単撚糸を用いて表パイル糸２と
裏パイル糸３を表糸裏糸として配し、これら三本の糸を
、第２図に示す第一シンカー板６によって先ず裏パイル
糸３をヒゲ針８に係止し、次いで第８図に２」（す第二
シンカー板７によって地編糸１と表パイル糸２を揃えて
同時にヒゲ針８に係止する（一枚のシンカー板で三本の
糸を一度にヒゲ針８に係止してもよいが。

シンカー編機を用いる場合はヒゲ針に対するシンカー板
の運動量に制約があるので、二枚のシンカー板を用いた
二段掛けで説明した〕ことによって、周知ｔｖシンカー
編ミにょシｍ織ルーフ゛（ニードルループ）Ａを形成す
る。このとき、シンカー板６．７に、（る表裏のパイル
ルー１糸４４　止ｒｊｌ）９．１０の係止位鉛を地編糸
係止部１１の係止位崗よシも下方になるよう構成してお
くことによって、表裏のバイルループ４，６を編組織の
裏１１側に来るように形成する。第１図において表裏の
バイルループ４９６が何れもクロヌ状のループとなって
いるのは、パイル糸に撚糸を用いた場合Ｖこ祿：り戻シ
ｉｃよる自然形を示したことによる。− 以上のようにして編成したパイルメリヤス地は、編地の
表目側は通常のメリャヌ編ｔＪを黄−シ、るところのな
い編目（平編目）となり＋１！Ａ目側には各氾；ｄ目毎
に２本のバイルループが形成され／こ編１１ｂ、となる
。

このようにして得られたパイルメリヤスｊ（！＋　ｔｔ
、ｔ　。

パイルループが何れの編目にも、その編ＩＥＩ　＝ｍに
２本宛形成されていることによって厚みのある肌ざわシ
のよいものであって、がっ、表卦両面ともに綿糸が出て
いるので、肌荒れなどを起しにぐい、しかも再三洗涌の
必要な幼児用肌着の素材として最も適したものとなる。

なお１本発明は、上記実施例に示した編組織の変形例と
して次のようにしたものであってもよい。

地組織は周知のタック編手段によって編組織を変形して
もよく、パイ＃ループ適宜目毎に飛ばして編成してもよ
い。又パイルルー１を適宜月毎に出さなくともよい。こ
のようにするとまだ趣きの父りた編地のものが得られる
。表パイル糸２または裏パイル糸３の何れかまたはその
両糸を２本または８本の糸で編成してもよい。このよう
にするとよシ一層の厚手風の編地が得られる。シンカー
板の表裏のパイル糸係止凹部の上下位置全変更すること
によって、パイルループの長さを変えたものとしてもよ
い。まだ、パイルループは一部またはその全部を切断加
工したシ起毛加工したものとしてもよい。更に、上記の
三種の糸をそれぞれ色彩の異ったものとしてもよい。本
発明のパイルメリヤス地は肌着用のみに限定されるもの
ではなく、外衣用編地としても用いることができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるパイルメリヤス地の実施例を示
す編組織の拡大図で、編地の裏目側を表わす平面図、第
２図及び４１８８図はシンカー板によるヒゲ針への係止
状態を示す側面図である。 １・・・・・・地　編　糸　　　　２・・・・・・表パ
イル糸３・・・・・・裏パイル糸　　　４・・・・・・
衣パイルルー１５・・・・・・裏パイルループ 特許出願人　　　　和　１）安　輝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　地編糸（１）を中糸とし、その表燻に表パイル糸（
   ２）及び裏パイル糸（３）を配して、これら三者で組織
   ルーフ”（Ａ）を編成し、組織ループ（Ａ）形成外で表
   裏のパイル糸（２）　（３）　　によって形成しり表パ
   イルループ（４）、裏バイ／Ｌ／ループ（６）の何れを
   も編地の裏目側に形成したことを特徴とするバ。 イルメリヤス地。 ２　表パイル糸（２）または及び裏パイル糸（３）が複
   数本の糸からなる特許請求の範囲第１項記載のパイルメ
   リヤス地。 ３　地編糸（１）を化学繊維とし、表パイル糸（２）又
   は及び裂パイル糸（３）を天然繊維とした特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載のパイルメリヤス地。 ４　表パイルループ（４）と裏パイルループ（６）との
   ループの長さを父更してなる特許請求の範囲第１項乃至
   第８項のいずれかに記載のパイルメリヤス地。 ５　表パイルループ との双方または何れか片方を切断しである特許請求の範
   囲第１項乃至第．８項のいずれか次記載のパイルメリヤ
   ス地。 ６　パイルループ 許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載のパイ
   ルメリヤス地。