JPS5981143A - メチルメタクリレ−ト系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体及びその製造方法 - Google Patents

メチルメタクリレ−ト系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体及びその製造方法

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JPS5981143A
JPS5981143A JP57192079A JP19207982A JPS5981143A JP S5981143 A JPS5981143 A JP S5981143A JP 57192079 A JP57192079 A JP 57192079A JP 19207982 A JP19207982 A JP 19207982A JP S5981143 A JPS5981143 A JP S5981143A
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small
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Noboru Takeda
武田 登
Masayuki Hashimoto
公志 橋本
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメチルメタクリレート(以下MMAと略す)系
樹脂バラ状緩衝性小形発泡体及びその製造方法に関し、
さらに詳しくは密度、破損減耗度及び圧縮回復率が特定
範囲の値てらって、集金させたとき優れたずり緩衝性能
を発揮しうるMMA系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体及び
その製造方法に関するものである。
従来、内容物にかかる外応力を合成樹脂発泡体のもつ緩
衝能で吸収(−で内容物の保護を図る緩衝包装としては
、例えば外応力をそれぞれ発泡体の破壊変形で吸収する
破壊緩衝、発泡体の弾性変形で吸収する弾性緩衝、発泡
体相互のずシ変形で吸収するバラ状緩衝の方法などが知
られている。これらの方法は、吸収しだい外応力の大き
さや内容物の性質、あるいは用いる発泡体の特性などに
よって適宜選択され、緩衝設計が行われている。
前記の緩衝方法の中のバラ状緩衝方法においては−例え
ば三次元に湾曲したひも状のポリスチレン小形発泡体を
外箱と内容物の間にバラ状の1ま詰め込んだとき、ひも
状発泡体は互いにからまり合って大きな空間をもつ見掛
かさ容積の大きい保持部を形成し、それにかかる外応力
は保持部を構成する発泡体相互のすり変形によって吸収
するとい、つた緩衝能を発揮する(特公昭42−45’
12号公報)。この緩衝方法の特色は、一定形状に成形
された′成形品を用いる方法と異なり、小形発泡体をバ
ラ状の個々のまま内容物の外形に合わせて筺用し、かさ
容積の大きな保持部を形成することにあって、経済的な
緩衝方法としても知られている。
このバラ状緩衝方法に利用される、ひも状以外の形状を
有する発泡体としては、例えば縦、横、厚みの三軸方向
の断面のいずれかが、S、O,Y、H,T、8、白字状
などの形状を有する小形発泡体などが広く知られている
(特公昭47−30102号公報、゛特開昭54−14
9580号公報)。
これらの小形発泡体として、ポリスチレンを密度約10
〜60Kg/nlに発泡した硬質発泡体が、表面の平滑
性や剛性的強じん性などの面で優れていることから多用
されている。
しかしながら、近年、ポリスチレン発泡体を焼却すると
きに生じる多量の煤煙を嫌うことから、燃焼時の煤煙の
少ないMMA系樹脂を発泡させて、これに代替させよう
とすることが試みられている。
例えばMMA系樹脂のもつ発泡の困難性を緩和するため
に、MMA系樹脂内にスチレン系樹脂成分を共存させて
発泡体を得る方法が提案されている(特公昭51−24
307号公報、特公昭51−27264号公報)。
しかしながら、この技術をそのまま利用して小形発泡体
を作成し、これをずシ緩衝包装に用いて運搬、輸送に供
するとき、廃泡体にかかる内容物の衝撃荷重や〈9返し
の震動衝撃によりで、発泡体の折損や破損が多発しそ荷
動きが生じ、目標どおりのすり緩衝能を発揮することが
できず、この小形発泡体は実用に供するには十分に満足
しうるものではない。この現象は小形発泡体の形状がひ
も状である場合、特に著しい。
本発明者らは、前記の現象は発泡適性の悪い樹脂を無理
な状態で発泡させるときに生じる気泡構造の内部ひずみ
や表面状態によるものであり、またその現象はMMA系
樹脂発泡体全般の問題であると考え、M′MA系樹脂の
本質に合った新しい発泡方法を開発することによって、
従来、発泡剤を含有することが困難とされ、また発泡剤
とともに押出しても良質彦発泡体が得られないとされて
いたM’MA系樹脂から成る、実用的に優れたバラ状緩
衝性を発揮しつる小形発泡体を提供すべく鋭意研究を重
ねた結果、発泡前の樹脂の含水率が発泡に影#全与える
こと、また密度、破損減耗度及び圧縮回復率が特定範囲
の値であるMMAMM系樹脂う状小形発泡体がその目的
を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明は、密度10〜60 Kg / tr
?、破損減耗度15〜50%及び圧縮回復率10〜60
%の範囲の値を有し、かつかさ高集合体を形成しうる形
状構造を有するMMA系樹脂バラ′$緩衝性小形発泡体
、及び該小形発泡体を製造するに当知まず溶融押出工程
においてMMA系樹脂に揮発性有機発泡剤を混線含有さ
せたのち、この混線物を押し出し可及的速やかに40℃
以下の温度に冷却して発泡性MM’AMMA系樹脂体を
形成させ、次いでこの小形体を65〜80℃の温度をM
する温水中において、5〜60分間応力緩和を行い、続
いて該小形体を密封容器内に充填してその含水率を0.
5〜1.8重量%の範囲に調湿したのち、基材樹脂の変
形温度以上の温度に加熱して発泡させることを特徴とす
るMM’A糸樹脂バラ状緩衝性小形元泡体の製造方法を
提供するものである0本発明において用いられるMMA
系樹脂としては、好1しくはメタンIJ [メチル単位
85重量%以上を含有するホモポリマー、コポリマー、
ターポリマー及び混合ポリマーなどが挙げられる。寸だ
、MMA系樹脂に15重量%以下の量で含有しうる他の
単量体単位としては、例えばメタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチルなどのメタクリル酸アルキルエステル単
位、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチルなどのアクリル酸アルキルエステル単位、スチレ
ン、α−メチルスチレンなどのビニル芳香族炭化水素単
位などが挙けられる。
これらのMMA系樹脂の中で、特にメタクリル酸メチル
とアクリル咳アルキルエステルとの共重合体が、機械的
強度や血・j候性などに優れていることから亀本発明の
発泡体用の基材樹脂として好ましい。
また、本発明において用いられる揮発性有慎発泡剤は、
常圧における沸点が一30〜100℃の範囲内にある炭
化水素類が好ましく、このようなものとしては、例えば
プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石
油エーテルなどの脂肪族炭化水素、シクロペンタン、ジ
シクロヘキザンなどの環状脂肪族炭化水素、塩化メチル
、塩化エチル、臭化メチル、ジクロロジフルオロメタン
、1.2−ジクロロテトラフルオロエタン、モノクロロ
トリフルオロエタンなどのハロゲン化炭化水素が挙げら
れる。
次に1本発明の製造方法の詳細について、添附図面に従
って説明する。
第1図は本発明の製造工程図であって、この図に示すと
おり、まず前記のMMA系樹脂を所定量の核剤や滑剤と
ともに押出機に供給し、との押出機系内で前記の発泡剤
と混株混合して調温後系外へ押し出す。このように発泡
剤の樹脂への含浸を押出機系内で行うのは、樹脂中に発
泡剤を均質含浸させるためであシ、これによって従来発
泡剤の含浸が実質的に不能といわれていたPMMAMM
A系樹脂も0]′能である。この際混線効果のよい押出
機を用いて系内に滞留時間を比較的長く設定することか
望ましく、また、基材樹脂の吸水率を0.2%以下に調
整しておく゛ことが、気泡分布を均一に揃えるだめの発
泡剤の分散をよくする上で望ましい。さらに押し出は、
樹脂の発泡や発泡剤の逸散が極力少なくなるような条件
下で行うことが望ましい。
次に、このようにして押し出された発泡剤含有4I/1
脂は冷却槽へ導いて可及的速やかに40℃以下の温度に
冷却固化したのち、小形に切断して発泡性MMA系樹脂
の小形体を形成させる。通常、MMA系樹脂においては
押出系で発泡剤と混練した樹脂をその−1ま押出発泡さ
せると気泡径が大きくかつ不(iijいなものになるの
で、本発明においてはいったん冷却固化して発泡性樹脂
小形体する。
この際、冷却は40℃以下の冷水を用いて速やかに行い
、樹脂小形体を発泡させないようにすること力i重要で
ある。まだ、小形体への切断は、必要に応じ冷却前又は
冷却中に行うことも、できる。
g 2− (a)図は、従来の押出発泡法で得られたM
MA系樹脂発泡体断面の電子顕微鏡写真であって蔦この
図から分るように押出発泡法で得られたMMA系樹脂発
泡体は、平均気泡径が大きく、かつ不揃いでボイド部分
の発生も認められる。この現象は、樹脂の流動的粘弾特
性が気泡成長条件に適しておらず、MMA系樹脂は従来
の押出発泡法では均質な発泡が行われ難いことを示して
いる。
次に、前記で得られた発泡性MMA系樹脂の小形体を温
水槽に導き、65〜80℃の温度を有する温水中におい
て、押出−冷却過程に生じたひずみ応力を緩和させる(
アニール工程)。この処理は樹脂小形体が無拘束な状態
で行われ、該樹脂小形体に十分な水分を与えるために6
5〜80℃の温水中で行われる。
このようにして温水中で応力緩和処理された発泡性MM
A系樹脂小形体を調湿槽の密封容器内に充填してその含
水率を0.5〜1.8重量%の範囲に調湿する0この操
作は水分を樹脂中に均質に分散させ、かつ含水率が一定
範囲内になるように調湿するためのもので、小径気泡の
揃った低WV発泡体を得る上で必女な操作でめる。
第3図は、基材樹脂として85℃の熱変形温度を有する
、メタクリル酸メチル単位88重量%とアクリル酸メチ
ル単位12重量%を含有した共重合体を、発泡剤として
n−ペンタンを用いた場合の発泡性樹脂の含水率と得ら
れた発泡体の気泡径及び密度との関係を示すグラフであ
る。この図から判るように含水率が0.5重量%未7両
では発泡体の気泡径は大きくなりすき1一方]、8重量
%を超えると発泡体の密度が犬きくなシすぎて、本発明
の目的とする元?包1本が得られない。
この調湿操作は)密封容器内に充填した発泡性樹脂小形
体に調湿、調温した気体を循環させることによって行わ
れ、その最適条件は使用する基材樹脂の棟団や発泡剤の
種類により左右されるが、温度を而めすさると発泡剤の
逸散量が増すので、常温に近い低温で2〜3日間といっ
た長時間で行うことが望ましい。また、この操作をバリ
ヤ性小袋の中で行って、貯厭工程の一部とすることもで
きる。
次に、前記のづ閑作で調湿された発泡性樹脂小形体を、
水蒸気又は熱風によって基材樹脂の変形温度以上の温度
に加熱して発泡させ、目的とするバラ状緩衝性小形発泡
体を得る。得られた発泡体の気泡径や密度は発泡温度に
よってがなり左右され、小径気泡を有する低密度発泡体
を得るためには、85〜110℃の範囲の加熱温度が好
ましく、特に、この範囲内においてより高温で短時間加
熱することか車首しい。
第4図は、発泡温度、時間と得られた発泡体の密度との
関係を示すグラフであり、ポリスチレンの場合と対比し
て示している。第4図がら刊るようにポリスチレンの場
合はある程度加熱を継続しても、低密度捷で発泡が進み
安定するのに対し、MMp、予樹脂の場合は、加熱の継
続がたちまち収縮現象につながるので、発泡体の密度の
調節は加熱温度を変えることによって行うことが望まし
い。
このような本発明の製造方法を用いることによって、目
的とする密度10〜60 Ky / n? 、破損減耗
度15〜50%及び圧縮回復率10〜6o免を有し、か
つかさ商業合体を形成しうる形状構造を有するMMA系
、i#f脂バラ状緩衝性小形発泡体を得ることができる
第2−(b)図は本発明方法によって得られた発泡体断
面の電子顕微説写真、第2−(c)図は本発明方法にお
いて調湿操作を行わずに得た発泡体のそれであって、こ
れらの図から分るように、本発明方法によって得られた
発泡体は、前記の直接押出発泡して得た発泡体(第2−
(a)図)や調湿操作を行わずに得た発泡体と比戟して
その表面構造及び気泡壁の内部構造が相違している。
例えは、第2−(b)図の発泡体表面は、押しつぶされ
た形の比較的厚い気泡J模でな9、発泡体内部の1固々
の気/fM INもしっかりとこれを支えるように形成
されているのに対し、第2−(C)図の発泡体表面の気
泡j模は薄く、そhを支える内部気泡膜の個々にも屈曲
がみられる0 −本発明者らは、このような発泡体の構造を適確に示す
指標について棟々検討した結果、発泡体の構造は密IW
、平均気泡径の他に、気泡分布、独立気泡率1気泡形状
1気泡膜のしわ一気泡膜の厚み1気泡内圧1表面部気泡
の膜厚などの1事々の状態が存在し、かつこれらが組合
わさって発泡体の特性を司っており、これらすべての計
測化や正確な文章表現が困難であるので、別の構造指標
として破損減耗度及び圧縮回復率を採用することにしだ
ここでいう破損減耗度は、動的緩衝特性(’JISZ−
0235)試験機を用い、15X15x、15crnの
箱に厚さ6tMで詰込かさ密度となるように試料を入れ
て、60ctnの而きから51/cr/rの応力を1分
間隔で連続5回落下したのちの破損した試料重量を測゛
定し、次に示す式で求めた値である。
壕だ、圧縮回復率は、JISZ−0234−A法に準じ
15X15x15t1nの圧縮箱に詰込かさ密度の数値
となるように試料を入れ、圧縮速度12±3mm/M#
で50%圧縮佼の残留ひずみ量(8%)を測定し、次に
示す式で求めた値である。
本発明のMMA系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体は、密度
10〜60Kp/m’、破損減耗度15〜50%及び圧
縮回復率10〜60%を有し、かつかさ高集合体を形成
しうる形状構造を有するものであって、このような特性
を有するバラ状小形発泡体は、第1表に示すように良好
なずシ緩衝性能を有している。
第1表は、本発明の小形発泡体をすり緩衝の実用に供し
たときの緩衝性能を比較品と対比して示すものである。
第    1    表 第1表から分るように、緩衝材として採用される発泡体
の密度がlθ〜60Kg/n?であっても、破損減耗度
が15係未満では内容物の表面に傷が付きやすく、また
破損減耗度が50係を超えると緩衝能が低下して内容物
の破損率が高くなる。
また、密度がlO〜60Kg/lri、破損減耗度が1
5〜50係の範囲内にあっても、圧縮回復率が10〜6
0係の範囲外では緩衝性能が悪く内容物の破損率が高く
なる。
本発明の小形発泡体は、かさ高集合体を形成しつる形状
構造を有するものであシ、特に単位空間に対する樹脂量
を最小限にする観点からはひも形状のものが、包装時の
充填の容易性を重視する観点からはS形、C形、8字形
などの形状を有するものが好ましい。
本発明のMMA系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体は、密度
、破損減耗度及び圧縮回復率が特定範囲の値であり、か
つかさ高集合体を形成しうる形状構造を有していて、そ
れを集合させたとき良好なすり緩衝能を発揮し、緩衝材
として優れたものである。また、本発明の発泡体は基材
樹脂としてMMA系樹脂を用いているため、ポリスチレ
ン発泡体と異なp焼却時における煤煙の発生量が少ない
。゛ 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお、例中における発泡体密度、平均気泡径、詰込かさ
密度の測定、及び緩衝材としての実用試験の評価は次の
方法に従った。
(1)発泡体密度 重量W(Kq)を測定した発泡体の体積■(−)をピ□
クツメーターで測定し、次式により求めた。
発泡体密度(Kg/i)=  □ ■ (2)平均気泡径 発泡体の一方向と、それと直行する同一平面上における
縦方向及び横方向の3方向のある長さt(胴)当りの気
泡の数を読み、次式により求めた。
ただし、小数点以下2桁を四捨五入する。
tは2咽以上とする。
(3)詰込かさ密度 内寸30X30X30crnの容器に試料を入れて29
.6 X 29..6crnの上蓋をのせ、1.7?/
lriに相当する静荷重下で厚さが30crnとなるよ
うに満たしたときの試料の重量W (Kg)を測定し、
次式により求めた。
(4)緩衝材としての実用試験評価方法■ 被包装物 壁かけ電池時11(s社製、外枠は合板木調仕上げスチ
ロール樹脂、総重量1.9Kg、大きさ30×40×5
0、許容加速度−落下高さ60crnで50G) @ 梱包形態 A式ダンボール箱(AフルートK 220、内寸45 
X 55 X 15 cm )の中央に被包装物を位置
させてかさ密度に相当する緩衝材を詰込み、該被包装物
を個装した。完成断面図を第5図に示す。
θ 輸送方法 各緩衝材ごとに10個の前記梱包物を用意し、トラック
便で鈴鹿〜東京間を往復し、た。荷の積み降しは鈴鹿及
び東京で一度づつ行った。(鈴鹿〜岡崎は国道1号線を
、岡崎〜東京は東名高速を走路とした) O評価方法及び基準 ・被包装物の傷つきは外枠のすシ傷の発生及び表面状態
の変化を観察して評価した。
・変形破損はガラス部のひび割れ、針の曲シ、外枠の角
及び稜などの変形破損を検査して評価した。
実施例1 熱風循環式の乾燥機を用いて70℃で24時間乾燥シた
MMA系樹脂ペレット(メタクリル酸メチル単位92重
量係及びアクリル酸メチル単位8重量係を含有した共重
合体、熱変形温度87℃、吸水率0.08 % )を、
滑剤であるステアリン酸カルシウム0.2重量%ととも
に230℃に調整された押出機に自動供給して熱可塑化
したのち、押出機に接続され160℃に調整された混合
機に圧送し、一方MMA系樹脂100重量部に対して1
0重量部のn−ペンタン発泡剤をこの混合機に圧入して
MMA系樹脂と発泡剤とを混練する。次いでこの混線物
を混合機に接続した細ノズルから押し出し、30℃の水
で急冷しながら引き取り、細断して径1+am、長さ5
0mmの細ひも状の発泡性小形体を得た。次にこの小形
体を80℃の温水中で5分間アニールしたのち、10℃
で100係の湿度を有する密封容器内に充填し、72時
間調湿した。この調湿発泡性小形体の含水率は0.5重
量%であった。
これを95℃の温水中で20秒間加熱した。得られた小
形発泡体は密度60.に9/iで0.3mmφの均一な
気泡を有するものであシ、そのm1面の電子顕微鏡写真
を第2− (b)図に示す。
この小形発泡体の構造指標は、詰込かさ密度12 Kg
 / tt?にあって、圧縮回復率10係、破損減耗度
15%を示しだ。この小形発泡体を用い、詰込か′さ密
度12Kg/iに揃えて前記の実用緩衝評価試験を行っ
たところ、被包装物の傷つきや変形破損をまったく与え
ない良好な緩衝性能を発揮した。
比較例1 実施例1におけるアニール工程、調湿工程を省略し、発
泡条件をioo℃のスチームで1分間加熱に変更する以
外は、実施例1とまったく同様の方法を用いて小形発泡
体を得た。
得られた小形発泡体は密度60Kg/m’で平均気泡径
0.8mmφの不均一な気泡であシ、その断面の電子顕
微鏡写真を第2−(c)図に示す。
この小形発泡体の構造指標は詰込かさ密度13Kq/m
’にあって、圧縮回復率7係、破損減耗度18%であっ
た。この小形発泡体を用い前記の実    ゛用緩衝評
価試験を行ったところ、被包装物の外枠にすシ傷が生じ
たもの1個、ガラス部にひび割れが発生したものが2個
あり、このものは不満足な緩衝性能を示す発泡体であっ
た。
実施例2 実施例1で得た小形発泡体を20℃で3日間熟成したの
ち、95℃の温水中で20秒間加熱して2次発泡を行っ
た。
得られた発泡体は密度19Kg/lrlで0.5叫φの
均一な気泡を有するものであった。このものの構造指標
は、詰込かさ密度7に27−にあって、圧縮回復率15
係、破損減耗度43係であった。この小形発泡体を用い
て前記の実用緩衝評価試験を行ったとζろ、1個の段ボ
ール箱の被包装物が中央から隅にl crn移動してい
たが、いずれも被包装物の傷つきや変形破損を与えない
良好なものであった。
比較例2 比較例1で得た小形発泡体を20℃で3日間熟成したの
ち、ioo℃のスチームで1分間加熱して二次発泡を行
った。
得られた発泡体は密度20kg/n?で平均気泡径1.
0咽φの不均一な気泡であった。このものの構造指標は
詰込かさ密度9に9/dにあって、圧縮回復率10襲、
破損減耗度58チであった。この小形発泡体を用いて実
用緩衝性評価試験を行ったところ、2個の段ボール箱中
の被包装物が中央から隅に3〜5m移動しておシ、外枠
の角、稜のつぶれたものが2個、そのうちガラスのひび
割れが1個あり、他に外枠のすり傷の発生したものが3
個あって、このものは内容物保護に適さないものであっ
た。
実施例3 実施例1におけるアニール工程を65℃の温水中で1時
間及び調湿工程を25℃で100チの湿度において48
時間行うことに変更する以外は、実施例1と同様にして
含水率14重量係の調湿発泡性小形体を得た。この小形
体を100℃のスチームで20秒間加熱した。得られた
小形発泡体は密度40 kg/ iで0.1 ynmφ
の均一な微細気泡を有し、その構造指標は詰込かさ密度
10 kg/ rn’にあって、圧縮回復率55%、破
損減耗度20%であった。
この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝性評価試験を行
ったところ、被包装物に傷つきや変形破損を与えない良
好な緩衝性能を示した。
実施例4 実施例3で得た小形発泡体を20℃で3日間熟成したの
ち、100℃のスチームで20秒間加熱して2次発泡を
行った。
得られた発泡体は密度ttky/++?で0.25II
IIllφの均−表気泡を有しており、このものの構造
指標は詰込かさ密度6kf/I11’にあって、圧縮回
復率60%、破損減耗度50チであった。
この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝性評価試験を行
ったところ、被包装物に傷つきや変形破損を与えない良
好な緩衝性能を示した。
比較例3 実施例1におけるアニール工程、調湿工程を省略するこ
とと、及び発泡条件を100℃のスチームで1分30秒
間加熱することに変更する以外は、実施例1と同様にし
て小形発泡体を得だ。この小形発泡体を20℃で3日間
熟成したのち、95℃の温水で1分30秒間加熱して2
次発泡を行った。
得られた発泡体は密度121y/rr/で平均気泡径1
.3闘φの不均一な気泡であり、その構造指標は詰内か
さ密度7kg/Jにあって、圧縮回復率」5チ、破損減
耗度65チであった。
この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝性評価試験を行
ったところ、4個のダンボール箱中の被包i物が中央か
ら隅に3〜5crn移動しておシ、外枠の角、稜のつぶ
れ発生が3個、そのうち2個はガラスにひびが発生して
いた。その他外枠のすり傷の発生したものが4個あった
比較例4 実施例1におけるアニール工程を75℃の温水中で10
分間に、調湿工程を20℃で1(10%の湿度において
48時間に、発泡条件を90℃の温水中で1分間にそれ
ぞれ変更する以外は、実施例1とまったく同様にして小
形発泡体を得た。発泡前の調湿発泡性小形体の含水率は
1.3重量%であり、得られた小形発泡体は密度85 
k7/m’で0.1閣φの均一微細な気泡を有するもの
であった。この小形発泡体の構造指標は詰込かさ密度2
’ Okr/ +r/にあって、圧縮回復率68%、破
損減耗度12%を示しだ。
この小形発泡体を用い詰込かさ密度17 ky / m
’に揃えて前記の実用緩衝性評価試験を行ったところ、
被包装物の外枠にすり傷が生じたものが2個あり、この
ものは不満足な緩衝性能を示す発泡体でちった。
実施例5 実施[9す1におけるMMA系基材樹脂をスチレン単位
10重量%、MMA単位90重量%を含有した共重合1
41:(熱変形温度90℃)に、アニール工程を75℃
の温水中で10分間に、調湿工程を20℃で100チの
湿度において48時間に、発泡条件を100℃のスチー
ムで20秒間にそれぞれ変更する以外は、実施例1と同
様にして小形発泡体を得た。
発泡前の調湿発泡性小形体の含水率は1.2重量%であ
り、得られた小形発泡体は密度45に7/lrI″で0
.1mmφの均一微細な気泡を有していた。この小形発
泡体の構造指標は詰込かさ密度10 kg/ rn’に
おって、圧縮回復率30係破損減耗度17%を示しだ。
この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝性評価試験を行
ったところ、被包装物に傷つきや変形破損を与えない良
好な緩衝材であった。
実施例6 実施例1における発泡性小形体の形状をS字状(長さ8
 M、1] 4 +mn、厚み2問)に、アニール工程
を70℃の温水中で30分間に、調湿工程を20℃で1
00チの湿度において55時間に、発泡条件を100℃
のスチームで20秒間にそれぞれ変     ・更する
以外は実施例1とまったく同様にして小形発泡体を得た
。発泡前の調湿発泡性小形体の含水率は1.2重量%で
あり、得られた小形発泡体は密度40ky/y1/で0
.1閣φの微細な気泡を有していた。この小形発泡体を
20℃で3日間熟成したのち、100℃のスチュムで2
0秒間加熱して2次発泡を行った。得られた発泡体は密
度20に9/♂でo、ammφの気泡を有していた。こ
の小形発泡体の構造指標は詰込かさ密度12+y/rn
’にあって、圧縮回復率40係、破損減耗度28係を示
した。
この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝性評価試験を行
ったところ、傷つきや変形破損を与えない良好な緩衝性
能を示した。
比較ρIJ 5 熱風循環式の乾燥機において70℃で24時間′乾燥し
たMMA系闇脂ペレット(スチレン単位10重暇チ、メ
タクリル酸メチル単位90重量係を含有する共重合体、
熱変形温度90℃、吸水率0.08%)を滑剤であるス
テアリン酸カルシウム0.2重量係と核剤であるタルク
1重量%とともに、230℃に調整された押出機に供給
して熱可塑化したのち、押出機如接続され160℃に調
整された混合機に圧送する。一方MMA系樹脂100重
量部に対して20重量部のペンタンをこの混合機に圧入
してMMA系樹脂とペンタンとを混練し、この混線物を
混合機に接続した細ノズルから押し出して発泡させたの
ち、切断して径5順、長さ100鴫の発泡体を得た。
得られた発泡体は密度50ky/+T1′で平均気泡径
13.5mmφの不均一な気泡であった。この発泡体断
面の電子顕微鏡写真を第2−(a)図に示す。
寸だ、この小形発泡体の構造指標は、詰込かさ密度20
ky/n?にあって、圧縮回復率15チ、破損減耗度6
1係であった。この小形発泡体を用いて前記の実用緩衝
性評価試験を行ったところ、被包装物の外枠にすシ傷が
発生したものが2個、外枠の角のへこんだものが1個あ
り、この小形発泡体は内容物保護に適さないものであっ
た。
実施例 熱風循環式乾燥機において、70℃で24時間乾燥した
MMA系樹脂(メタクリル酸メチル単位88重量%、ア
クリル酸メチル単位12重量−を含有する共重合体、熱
変形温度85℃、吸水率(1,08%)を滑剤のステア
リン酸カルシウム0.2重量%とともに、230℃に調
整された押出機に自動供給して熱可塑化したのち、押出
機に接続され160℃に調整された混合機に圧送する。
一方MMA系樹脂100重量部に対して10重量部のn
−ペンタン発泡剤をこの混合機に圧入してMMA系樹脂
と発泡剤とを混練する。次にこの混線物を混合機に接続
した細ノズルから押し出し、30℃の水で急冷しながら
引き取り、細断して径1間、長さ10mmの細ひも状の
発泡性小形体を得だ。
次いでこの小形体を65℃の温水中で30分間アニール
したのち、0.3.0.5.0.8.1.0.1.2.
1.5.1.8.1.9重量%の含水率に調湿した発泡
性小形体をそれぞれ得た。
これらの調湿発泡性小形体それぞれを、100℃のスチ
ームで25秒間加熱して発泡させた。発泡性樹脂の含水
率と得られた発泡体の密度及びその気泡径との関係を第
3図に示す。
次いで、含水率1.0重量%の調湿発泡性小形体を、発
泡温度及び発泡時間を種々変えた発泡条件(100℃の
スチームで15.20.30秒、95℃の温水で15.
25.40.50秒、90℃の温水で1.1.5.2.
3分)で加熱発泡させた。
発泡温度、時間と得られた発泡体密度との関係を第4図
に示す。
実施例 ポリスチレン(熱変形温度85℃、吸水率0.03%)
を滑剤のステアリン酸カルシウム0.2重量%とともに
、200℃に調整されだ押出機に自動供給して熱可塑化
したのち、押出機に接続され150℃に調整された混合
機に圧入し、一方ポリスチレン100重量部に対し10
重量部のn−ペンタン発泡剤をこの混合機に圧入してポ
リスチレンと発泡剤とを混練する。次にこの混練物を混
合機に接続した細ノズルから押し出し、30℃の水で急
冷しながら引き取り、細断して径1fi、長さ10mm
の細ひも状の発泡性小形体を得た。次いでこの小形体を
65℃の温水中で30分間アニールしたのち、100℃
のスチームで0.5.111.5.2.3.5分間加熱
発泡させた。発泡温度、時間と得られた発泡体密度との
関係を第4図に示す。
第3図から明らかに、MMA系樹脂の適正発泡にとって
、発泡前の含水率の調整が如可に必要であるかが判る。
また、第4図から判るように、ポリスチレンめ場合は加
熱を継続すると、低密度まで発泡が進み安定するのに対
し、MMA系樹脂の場合は、加熱の継続はただちに収縮
現象につながるので、発泡体の密度の調節は加熱温度に
よって行う必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の態様を示す工程説明図、第2図
は発泡体断面の電子顕微鏡写真であって、第2−(a)
図は比較例5における従来の押出発泡方法で得られたM
MA系樹脂発泡体、第24 (b)図は実施91J 1
における本発明方法で得られたMMA系樹脂発泡体及び
第2−(c)図は比較例1で得られたMMA系樹脂発泡
体におけるそれぞれの断面の電子顕微鏡写真である。 第3図は実験例1における発泡性樹脂の含水率と得られ
た発泡体の気泡径及び密度との関係ケ示・、□ 、、、
・、        ′すグラン1.第4図ば声、′験
例″′1及び2における発泡温度、時、間六□得ちれた
憚轡体密度との関係を示す、′、′ グラフであ、る。  /′、゛ 第5図は夾施例及び比較例で用いた被包装物の梱包物の
断面図であって、符号1は被包装物、2はバラ状小形発
泡体である。 、・・、・ 、・ ″ :1  ′   □ 、 特許出願人  旭化成工業株式会社1111 、、、岱、埋入 阿 形 明 置    ・ □ □ □ 1 ゛。 □ □ □ 薯11襄 第4図 カロ愁時間(分) 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密度10〜60にり/−1破損減耗度15〜50係
    及び圧縮回復率10〜60%の範囲の値を有し、かつか
    さ高集合体を形成しうる形状構造を有するメチルメタク
    リレート系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体。 2 メチルメタクリレート系樹脂バラ状小形発泡体を製
    造するに当シ、まず溶融押出工程においてメチルメタク
    リレート系樹脂に揮発性有機発泡剤を混線含有させたの
    ち、この混線物を押1出し可及的速やかに40℃以下の
    温度に冷却して発泡性メチルメタクリレート系樹脂の小
    形体を形成させ、次いでこの小形体を65〜80℃の温
    度を有する温水中において、5〜60分間応力緩和を行
    い、続いて該小形体を密封容器内に充てんしてその含水
    率を0.5〜1.8重量%の範囲に調湿したのち、基材
    樹脂の変形温度以上の温度に加熱して発泡させることを
    特徴とする、密度10〜60F4/ゴ、破損減耗度15
    〜50%iび圧縮回復率lO〜60%の範囲の値を有し
    、かつかさ高集合体を形成しうる形状構造を有するメチ
    ルメタクリレート系樹脂バラ状緩衝性小形発泡体の製造
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701603A (en) * 1994-04-28 1997-12-23 Nec Corporation Radio apparatus having a plurality of antennas

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5124307A (ja) * 1974-07-24 1976-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Kankoseiinsatsubanno seizoho
JPS5127264A (ja) * 1974-08-30 1976-03-06 Hitachi Ltd Buhinnokewatashihoho

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