JPS5980480A - 低温融解助剤を含む変性されたビニルアセテ−ト接着剤組成物 - Google Patents

低温融解助剤を含む変性されたビニルアセテ−ト接着剤組成物

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JPS5980480A
JPS5980480A JP16271983A JP16271983A JPS5980480A JP S5980480 A JPS5980480 A JP S5980480A JP 16271983 A JP16271983 A JP 16271983A JP 16271983 A JP16271983 A JP 16271983A JP S5980480 A JPS5980480 A JP S5980480A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶剤の添加により変性された、酸性金属塩硬化剤を含む
、安定化されたビニルアセテート水性エマルジョン接着
剤に関する。
水性ポリビニルアセテート接着剤は、良好な接着、急速
な硬化、無色の接着及び良好な作業性などの優れた多数
の特性を持つ。貯蔵の間のゲル化に対してエマルジョン
を安定化するために加えられる親水性保護コロイドの存
在の故に、接着は極めて耐水性であるという訳ではない
保護コロイド、詳しくはポリビニルアルコールの存在に
より生じる水に対する敏感性は、米国特許A 3563
851(1971年2月16 8, W: B. Ar
mourら)に開示されているように酸性金属塩硬化剤
の添加により減少される。これら塩は、接着剤コーティ
ングつまりフィルムを架橋し、従ってその耐水性を高め
る。硬化剤の酸性の性質はまた、架橋の進行を促進する
。得られた接着剤は、水分に長い間さらされた後でもそ
の優れた接着特性と物理的構造を保持するので、特に戸
外での利用のために有用である。
塩含有系の基本的欠点は、接着剤が13℃(5!]’F
) 5 − より下の温度で物体上にフィルムを形成できないこと及
び極めてたやすく予備硬化できないこと(その密閉組立
時間は10分未満であった。)である。多くの工業的仕
様は、−1℃(30°F)のような低温でのフィルム形
成及び30分までの密閉組立時間を要求する。一般にト
リメチロールフェノール( TMP)として知うれイい
る2.4.6−トリス(ヒドロキシメチル)フェノール
をそのような系に加えることにより、この問題が解決さ
れた。低温融解点は下げられ、密閉組立時間は要求レベ
ルまで増加された,TMPにより与えられた性能改善は
、接着剤の高度の三官能性及びビニルアセテートコポリ
マーにより形成された架橋密度の増大によると考えられ
た。曹を含むポリビニルアセテート接着剤の熱硬化性及
び弾性の改善は、米国特許A3041301(1962
年6月26 El 、 W. B. Armour)に
報告されている。
数年前に冨の製造は中止され、多数の化合物が低温融解
助剤としての使用のためにテストされたがあまり良い結
果は得られていない。これらのうち、三官能性を低含量
で含む水溶性フエ 6 − ノール類が最良である。このフェノール類は一般に、ビ
ニルアセテートコポリマー中の官能基の含量が十分であ
れば架橋する。しかし、もし架橋が起きなかったら、そ
の存在は望ましくない可塑化効果を有し、これは接着結
合の耐水性、とくに沸騰水に対する抵抗性を減少する。
この問題は系をより不安定にすることによってのみ克服
されることができたが、すると系の貯蔵安定性が乏しく
なる。接着剤の性能もまた調和しない。更に別の欠点は
、フェノール類におはる遊離ホルムアルデヒドの存在で
ある。
従って、酸性金属塩硬化剤を含む、安定なビニルアセテ
ート接着剤系のだめの、改善された低温融解助剤のため
の研究が行われた。
本発明は、戸外での利用に適した、酸性金属塩硬化剤を
含む、変性された、安定化されたビニルアセテート接着
剤組成物であって、−1℃(30°F)のような低温度
でのフィルム形成特性、40分までの増加された密閉組
立時間、改善された貯蔵安定性及び満足な冷水及び熱水
抵抗性を特徴とするものを与える。
この戸外での利用に適した耐水性ビニルアセテート水性
接着剤は主として、 (a)  SO〜99%のビニルアセテート、1〜16
%のN−アルキロールアクリルアミド又はメタクリルア
ミド、及び0〜19%の、アクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル、α、
β不飽和ジカルボン酸、α、β不飽和ジカルボン酸のモ
ノ−又はジアルキルエステル、ハロゲン化ビニル、ハロ
ゲン化ビニリチン及ヒα、β不飽和カルボン酸のアミド
から成る群から選ばれたエチレン性不飽和モノマーから
成る安定化されたビニルアセテートポリマーの水性エマ
ルジョン、但しここで%は重量%であり、合計が100
であること、 (b)  硝酸クロム、過塩素酸クロム、塩化クロム、
硝酸アルミニウム及び塩化アルミニウムより成る群から
選ばれた金属塩硬化剤、但しこの硬化剤は接着剤組成物
の全重量100g当り0.003〜0.12グラム当量
の濃度で存在すること、(C)  アンモニア、アルキ
ルアミン及びアルキロールアミンより成る群から選ばれ
た、硬化剤に対してO〜1.7モル比の架橋禁止剤、及
び(d)  エチレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、エチレングリコールジアセテート及びテトラ
ヒドロフルフリルアルコールより成る群から選ばれた、
ポリマー固形分の1〜7重量%の濃度の低温融解助剤 の混合物より成る。
コールドプレス、ホットプレス、及ヒRF(高周波)接
着法を用いうる。
酸性金属塩硬化剤を含む耐水性接着剤のためにここで有
用な、安定化されたビニルアセテート7:N−メチロー
ルアクリルアミドコポリマー水性エマルジョンは、米国
特許A3301809(1967年1月31日、A、 
1. Goldbergら)に記載されティる。ココで
用いるのに適したポリマーは、主たる乳化剤又は保護コ
ロイドとしてポリビニルアルコールのような安定化剤を
用いて公知の水系エマルジョン重合法により作られる。
全モノマー仕込量 9− に対して2〜10重量%の量で用いられるポリビニルア
ルコールの存在は、安定な(ゲル化しない)水性エマル
ジョンの製造を可能にし、これから作られたフィルムは
明澄であり、粗粒がない。用いられるポリビニルアルコ
ールは、80〜90%加水分解されており、5〜25 
cps (20℃で4重量%の水溶液で測卸の範囲のヘ
プラー(Hoeppler)粘度を持つ。
重合は典型的には、攪拌下で還流温度で60〜80℃の
範囲で3〜6時間、ポリビニルアルコール、及びモノマ
ー仕込全量に対して0.1〜2重量%のフリーラジカル
触媒たとえば有機及び無機の過酸化物又は無機過硫酸塩
の存在下で行われる。好ましくはモノマー状N−アルキ
ロールアクリルアミドの水溶液が、乳化したビニルアセ
テートモノマーにゆっくりと加えられる。コポリマーは
典型的には、84〜99重量%のビニルアセテート及び
1〜64重量%のN−アルキロールアクリルアミド又は
メタクリルアミド好ましくはN−メチロールアクリルア
ミドを含む。三元ポリマーは典型的には、80〜98重
量%のビニルアセテ10− −ト、1〜16重量%のN−アルキロールアクリルアミ
ド又はメタクリルアミド好ましくはN−メチロールアク
リルアミド、及び1〜19重量%の前述のエチレン性不
飽和モノマーの一つを含む(パーセントは合計100と
する)。任意の不飽和モノマーの混合物を含むポリマー
も作ることができる。
好ましくはポリマーは1〜5重量%のN−メチロールア
クリルアミドを含む。水性エマルジョンは、40〜60
重量%の固形分含量を持ち、上述のコポリマーエマルジ
ョンは500〜10,000cpsの当初粘度(ブルッ
クフィールド粘度計でLVF #3スピンドルを用いて
60rpmで25℃で測定)を持つ。重合反応が実質上
完了した後に、生成物を冷却し、アンモニアのような揮
発性塩基の添加によりpHを4〜6のレベルに調節する
。これは時間と共に粘度が変化するのを少くするように
働く。このやり方で処理されたエマルジョンは1.最短
で6ケ月以上の使用可能時間を持つことが判った。他の
適当な揮発性塩基は、モルホリン、ジメチルアミノエタ
ノール及びトリエチルアミンを包含する。
ポリビニルアルコール以外の選択された化合物で安定化
されたビニルアセテ−)/N−7#キロ−ルアクリルア
ミドポリマー水性エマルジョンもまたここでの使用に適
してbる(たとえばVinac AXIO(商標)とい
う名でAir Products and Chemi
calsInc、から市販されているセルロース系で安
定化したビニルアセテート/N−メチロールアクリルア
ミド水性エマルジョンがあげられる)。典型的なセルロ
ース系安定剤は、ヒドロキシエチル及びカルボキシメチ
ルセルロースを包含する。
酸性金属塩硬化剤は、硝酸クロム、過塩素酸クロム、塩
化クロム、硝酸アルミニウム及び塩化アルミニウムより
成る群から選ばれる。この塩は、接着剤組成物の合計量
100g当り0.003〜0.12グラム当量の濃度で
存在する。好ましい金属塩は塩化アルミニウムであり、
O,OS〜0.12グラム当量の量で用いられる。硬化
剤は、調植物が使用される時に接着剤に加えることがで
き、あるいは架橋禁止剤と一緒により早く加えることが
できる。
加えられる金属塩の割合は、望む硬化の程度に依存する
。しかし、エマルジョン全重量すなわち全固形分と水の
100g当り約0.12グラム当量より多い硬化剤(無
水基準)を加えることは実際的でないことが判った。な
ぜなら、そのような過剰の濃度の硬化剤を含む接着剤調
製物は通常極めて腐蝕性であるからである。硬化剤濃度
の実際的下限は約0.003グラム当量である。なぜな
らこの量より少い硬化剤を含む調製物は通常耐水性が乏
しいからである。
ここで用いられる任意的な架橋禁止剤は、米国特許A4
085074(1978年4月188 、 M、 C,
Woo)及び再発行Re、 30576に記載されてい
る。典型的禁止剤は、アンモニア、アルキルアミン(た
とえばトリエチルアミン)、及びアルキロールアミン(
たとえばトリエタノールアミン及びN−メチルエタノー
ルアミン)を包含スる。これらが使用される場合、通常
0.1〜1.7の範囲の禁止剤:架橋剤のモル比となる
量で加えられる。これらは、重合反応の終了時に容器に
加えることができ、あるいは硬化剤より先に又は13− これと−緒に、後で加えることができる。これらの添加
は、接着剤の貯蔵安定性を改善する。
本発明の接着で用いられつる融解助剤は、エチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテ−) (Union 
Carbide 社よりメチルセロソルブアセテートと
して市販されている。)、エチレングリコールジアセテ
ート、及びテトラヒドロフルフリルアルコール(Qua
ker Qats社からTHFA (商標)という名で
市販されている。)から成る群から選ばれる。これらは
、コポリマー固形分重量に対して1〜7%、好ましくは
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート及び
エチレングリコールジアセテートの場合2〜5%、テト
ラヒドロフルフリルアルコールの場合5〜7%の量で存
在する。この溶剤は、硬化剤添加の前、後又は−緒に、
接着剤調製物に加えられる。その使用は低温融解点を一
1℃へ下げ、そして密閉組立時間を少くとも40分間へ
増大させ、しかし接着剤の施与から生じる接着結合の冷
又は熱水抵抗性つまり接着結合の強度に悪影響を及ぼす
ことがない。
14− 本発明の接着剤は、多くのタイプの固体基材とくに戸外
で用いられる木材の接着、飽充又は積層化において使用
できる。上述の接着剤をコーティングされた基材を接着
する時には、湿式結合法が用いられる。コーティングし
たての基材は、室温で30〜300psi(0,21〜
2.O7nm2)の圧力下で接着することができ、圧力
は0.5〜3時間加えられる。温度を高くすると共に、
圧力及び加圧時間の両者は比例的に減少されることは勿
論である。
以下の実施例において特記なき限り、部及びパーセント
は総て重量基準であり、温度はセ氏温度である。接着剤
の耐水性を評価するために用いられる湿式及び乾式テス
ト手順は、1部8インチ(0,32cm)厚さのかばベ
ニアの一表面に接着剤を7ミルの湿潤厚さに施与し、こ
のベニア三枚を22℃の温度で200psi(1,38
nm2)の圧力下で1時間冷時圧縮することにより作ら
れた三層かげ積層材について行われた。この積層材は、
1インチ×1インチ(2,54cm X 2.54cm
)の試験片に切断される(厚さは3部8インチ(0,9
5cm)である)。この試料は、米国商務省、Comm
ercial 5tandard PS−51−71で
定められたType I硬材プライウッド用のテスト手
順を用いてその耐水性を評価される。
試料を層剥離するのに要する引張剪断強度(psi又は
nm)は、インストロン引張試験機を用いて0.5イン
チ/分(1,27cm/分)の剪断速度で行われる。
引張剪断強度測定に続いて、試験片は木破損パーセント
の測定に付される。木破損パーセントは、接着剤層との
境界において木表面の全表面積の伺パーセントが、引張
剪断測定に付された間にむしり取られたかを示す。すな
わち木破損パーセントが高いことは、接着結合でなくて
木が破損されたのであるから、強い接着結合を示す。
実施例1 本例は、酸性金属塩硬化剤の存在下及び不存在下におい
て、ビニルアセテ−)/N−メチロールアクリルアミド
接着剤組成物中の融解助剤としての種々の溶剤の使用を
示す。
コポリマーは、98.5部のビニルアセテート及び1.
5部のN−メチロールアクリルアミドを全水性組成物に
対して1.6%の媒体及び高粘度ポリビニルアルコール
の混合物の存在下で水性エマルジョン重合により慣用の
やり方で作られる。このコポリマーを硬化剤(塩化アル
ミニウム)と混合し、低温融解点を一4℃(25°F)
へ下げるのに必要な最少の溶剤量を決定する。用いられ
る溶剤及び必要量を下記に示す。従来のフェノール系融
解助剤についての比較データを含めて示す。
17− −18− 結果によると、上述の溶剤の総てが、十分な量で用いら
れると一4℃へ低温融解点を下げるhマ ことができ、硬化剤が存在すると比較4多量が必要とな
る。試料の総ては、PS−51−71で測定して、最小
密閉集合時間(40分)を超える。しかし下記の例で見
られるように、溶剤のうち僅か三つのみが、必要な耐水
性を与える。
実施例2 本例においては、実施例1の変性ビニルアセテート/N
−メチロールアクリルアミド接着剤のいくつかについて
耐水性を測定し、従来のフェノール系融解助剤を含む同
じ接着剤のそれと比較する。評価された接着剤は、硬化
剤(Alcl、 5重量%)及び一般に用いられる比較
的効果的な融解助剤を望む低温融解点を与えるのに十分
な量で含むものである。テスト結果を下記の表に示す。
かばのための要求される最小耐水性のデータを表の下に
示す。
19− 668− −20− 結果によると、エチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、エチレングリコールジアセテート及ヒテト
ラヒドロフルフリルアルコビトールを含む接着剤は、特
に沸騰水抵抗性が劣り、冷水抵抗性は限界である。フル
フリルアルコール、エチレンクリコールモノエチルエー
テルアセテート、及びテキサノールを含む接着剤は、冷
水抵抗性がいく分良いが、しかし沸騰水抵抗性は同様に
劣る。エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールジアセテート、及びテトラヒド
ロフルフリルアルコールを含む接着剤は、望む低温融解
点を与えるのに十分な量(各々4%、3%及び6.5%
)で用いると、冷水及び熱水中で良好な抵抗性を示し、
また加圧浸漬サイクルで極めて良好な抵抗性を示す。こ
れらは、従来のフェノール系融解助剤より優れている。
アセテート及びジアセテートが、比較的低濃度の使用で
さえ(4%、3%対21− フェノール系6.5%)良好である。
実施例3 本例は、5重量%の塩化アルミニウムを含む別のビニル
アセテート/N−メチロールアクリル7 ミh”接着剤
におけるエチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート及びテトラヒドロフルフリルアルコールの使用を示
す。コポリマーはyinac AXIO(商標)を用い
、これは実施例1のコポリマーと似たビニルアセテート
であるが、しかしポリビニルアルコールでなくセルロー
ス系で安定化されている。4重量%のエチレングリコー
ルモノメチルエーテルアセテートの添加により低温融解
点は一1℃(30’F)であり、6.5重量%のテトラ
ヒドロフルフリルアルコールの添加によりそれは一4℃
(39’F)である。この接着剤で作られたかばベニア
積層材の耐水性は良好である。エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテートを用いたテスト結果は、室温
テストで482psi/65%木破損、加圧浸漬サイク
ルテストで27%psi/36%木破損、沸騰サイクル
テストで263psi/38%木22− 破損である。テトラヒドロフルフリルアルコールを用い
た結果は、各々のテストについて575psi/ 10
0%、315psi/64%、291psi151%で
ある。
実施例4 本例は、種々のTg値を持つ種々のビニルアセテートポ
リマーに対する種々の量のエチレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテート(EGMMEA’)の添加による
低温融解点への影響を示す。テストされるポリマー、用
いる溶剤の量、低温融解点(酸性金属塩硬化剤の不存在
下)を下記に示す。
結果によると、エチレングリコールモノメチルエーテル
アセテートの添加は、0℃(32°F)より上のTgを
持つホモポリマー及びそのコポリマーの低温融解点を下
げるのに有効である。しかしこの添加は、当初の低いT
g(−29℃、−20°F)を持つ三元ポリマーの低温
融解点には効果がない。
5重量%の塩化アルミニウム及び3.5重量%のエチレ
ンクリコールモノメチルエーテルアセテートを用いて調
製し、耐水性を評価すると、実施例1のビニルアセテー
ト/N−メチロールアクリルアミドコポリマーのみが、
満足な耐水性及び低下された低温融解点(−4℃、+2
5°FIX)の両者を与える。ビニルアセテート三元ポ
リマーを含む調製物は耐水性であるが、しかし上述した
ようにその低温融解点は変らず、溶剤の量を増しても0
℃(32°F)に留る。他の積層材は失敗した。すなわ
ちそれは加圧浸漬サイクル及び沸騰サイクルテストの間
に自発的に剥がれた。
以上をまとめると、耐水性ビニルアセテート/N−アル
キロールアクリルアミド接着剤のための低温融解助剤と
して有用な三つの選ばれた溶剤が得られた。
特許庁長官 若杉和夫 殿 1、 事件の表示 昭和58年特許願第162719  号2、 発明の名
称 低温融解助剤を含む変性されたビニルア七テート接着削
組成物 3、補正をする者 事件との関係   出願人 4、代理人 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1f(虎の門電気
ビル)〔電話03 (502) 1476 (代表)〕
明細書の発明の詳細な説明の欄 乙補正の内容 (1)  特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)  明細書第14頁第10行の「好ましくは」を
「好ましくは2〜6.5%、より好ましくは」触維持時
間(cloyea a8semb17 time )つ
まシ接着削をコーティングされた二つの表面をその自重
以外に圧力をかけないで保持する時間」と補正する。
(4)  同第6頁第5行及び第10行、及び同第14
頁第17行の「密閉組立時間」を「接触維持時間」と補
正する。
別紙 2、特許請求の範囲 ■、 耐水性のビニルアセテート水性接着剤組成物にお
いて、 (a)80〜99チのビニルアセテート、1〜16チの
N−アルキロールアクリルアミド又はメタクリルアミド
、及び0〜19チの、アクリル酸、メタクリル酸、アク
リル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル、a、β不
飽和ジカルボン酸、aIβ不飽和ジカルボン酸のモノ−
又はジIルキルエステル、ハロケン化ビニル、ハロゲン
化ビニリチン及びα、β不飽和カルボン酸のアミドから
成る群から選ばれたエチレン性不飽和モノマーカラ成る
安定化されたビニルアセ−y−−トボリマーの水性エマ
ルジョ/、但しここで係は重量係であシ、合計が100
であること、 (b)  硝酸クロム、過塩素酸クロム、塩化クロム、
硝酸アルミニウム及び塩化アルミニウムより成る群から
選ばれた金属塩硬化剤、但しこの硬化剤は接着剤組成物
の全重量1001当J) 0.003〜0゜12グラム
当量の濃度で存在すること、 (cl  アンモニア、アルキルアミン及びアルキロー
ルアミンよシ成る群から選ばれた、硬化削に対してO〜
1.7モル比の架橋禁止剤、及び (d)  エチレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、エチレングリコールジアセテート及ヒテトラヒ
ドロフルフリルアルコールより成る群から選ばれた、ポ
リマー固形分の1〜7重量係の濃度の低温融解助剤の混
合物より主として成り、その低温融解点が低められてい
ることを特徴とする接着剤組成物。
2 ビニルアセテートポリマーが、安定化剤としての親
水性保護コロイドの存在でエマルジョン重合により作ら
れたN−メチロールアクリルアミドを1〜5重量係含む
コポリマーであり、硬化削が塩化アルミニウムであり、
融解助剤が2〜6゜5チの濃度で存在する特許請求の範
囲第1項記載の接着剤組成物。
3 架橋禁市削がO,,1〜0.7モル比のアンモニア
、トリエチルアミン、トリエタノールアミン又はN−メ
チルエタノールアミンである特許請求の範囲第2項記載
の接着剤組成物。
4 ビニルアセテートコポリマーが1〜2重量係のN−
メチロールアクリルアミドを含み、かうコポリマー固形
分重量に対して2〜12チのポリビニルアルコールの存
在下でエマルジョン重合によシ作られたものであり、こ
のポリビニルアルコールは80〜90%加水分解されて
おり、4重量係水溶液として20 ’Cで測定して約5
〜25 cpsのヘプラー粘度を持つ特許請求の範囲第
3項記載の接着剤組成物。
5 低温融解点が一1℃以下であシ、接触維持時間が少
くとも約40分間であシ、低温融解助剤がエチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート又はエチレングリ
コールジアセテートである特許請求の範囲第2項又は第
3項記間が少くとも約40分間であシ、低温融解助剤が
2〜5チの量のエチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート又ハエテレ/グリコールジアセテートである
特許請求の範囲第4項記載間が少くとも約40分間であ
り、低温融解助剤がエトラヒドロフルフリルアルコール
である特許請求の範囲第2項又は第3項記載の接着削組
間が少くとも約40分間であり、低温融解助剤が5〜7
%のテトラヒドロフルフリルアルコールである特許請求
の範囲第4項記載の接着剤組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、耐水性のビニルアセテート水性接着剤組成物におい
    て、 (a)  79〜99%のビニルアセテート、1〜16
    %のN−アルキロールアクリルアミド又はメタクリルア
    ミド、及び0〜19%の、アクリル酸、メタクリル酸、
    アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル、α、
    β不飽和ジカルボン酸、α、β不飽和ジカルボン酸のモ
    ノ−又はジアルキルエステル、ハロゲン化ビニル、ハロ
    ゲン化ビニリデン及びα、β不飽和カルボン酸のアミド
    から成る群から選ばれたエチレン性不飽和モノマーから
    成る安定化されたビニルアセテートポリマーの水性エマ
    ルジョン、但しここで%は重量%であり、合計が1oo
    であること、(b)  硝酸クロム、過塩素酸クロム、
    塩化クロム、硝酸アルミニウム及び塩化アルミニウムよ
    り成る群から選ばれた金属塩硬化剤、但しこの硬化剤は
    接着剤組成物の全重量100g当り0.003〜0.1
    2グラム当量の濃度で存在すること、(C)アンモニア
    、アルキルアミン及びアルキロールアミンより成る群か
    ら選ばれた、硬化剤に対して0〜1.7モル比の架橋禁
    止剤、及び(d)  エチレングリコールモノメチルエ
    ーテルアセテート、エチレングリコールジアセテート及
    びテトラヒドロフルフリルアルコールより成る群から選
    ばれた、ポリマー固形分の1〜7重量%の濃度の低温融
    解助剤 の混合物より主として成り、その低温融解点が低められ
    ていることを特徴とする接着剤組成物。 2、 ビニルアセテートポリマーが、安定化剤トしての
    親水性保護コロイドの存在でエマルジョン重合により作
    られたN−メチロールアクリルアミドを1〜5重量%含
    むコポリマーであり、硬化剤が塩化アルミニウムであり
    、融解助剤が2〜6.5%の濃度で存在する特許請求の
    範囲第1項記載の接着剤組成物。 3、  架橋禁止剤が0.1〜0.7モル比のアンモニ
    ア、トリエチルアミン、トリエタノールアミン又はN−
    メチルエタノールアミンである特許請求の範囲第2項記
    載の接着剤組成物。 4、 ビニルアセテートコポリマーが1〜2重量%のN
    −メチロールアクリルアミドを含み、かつコポリマー固
    形分重量に対し32〜12%のポリビニルアルコールの
    存在下でエマルジョン重合により作られたものであり、
    このポリビニルアルコールは80〜90%加水分解さi
    ており、4重量%水溶液として20℃で測定して約5〜
    25cpsのヘプラー粘度を持つ特許請求の範囲第3項
    記載の接着剤組成物。 5、低温融解点が一1℃以下であり、密閉集合時間が少
    くとも約40分間であり、低温融解助剤カー1− fレ
    ンクリコールモノメチルエーテルアセテート又はエチレ
    ングリコールジアセテートである特許請求の範囲第2項
    又は第3項記載の接着剤組成物。 6、低温融解点が一4℃以下であり、密閉集合時間が少
    くとも約40分間であり、低温融解助剤が2〜5%の量
    のエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート又
    はエチレングリコールジアセテートである特許請求の範
    囲第4項記載の接着剤組成物。 7、低温融解点が一1℃以下であり、密閉集合時間が少
    くとも約40分間であり、低温融解助剤がテトラヒドロ
    フルフリルアルコールである特許請求の範囲第2項又は
    第3項記載の接着剤組成物。 8、低温融解点が一4℃以下であり、密閉集合時間が少
    くとも約40分間であり、低温融解助剤が5〜7%のテ
    トラヒドロフルフリルアルコールである特許請求の範囲
    第4項記載の接着剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563851A (en) * 1965-04-26 1971-02-16 Nat Starch Chem Corp Water resistant vinyl acetate copolymer adhesive compositions
JPS5055649A (ja) * 1973-09-19 1975-05-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563851A (en) * 1965-04-26 1971-02-16 Nat Starch Chem Corp Water resistant vinyl acetate copolymer adhesive compositions
JPS5055649A (ja) * 1973-09-19 1975-05-15

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