JPS5977146A - 歯付きベルトのジヨイント方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トが走行中にベルト切断又は歯欠損が発生した時その場
で修理可能な応急対策用歯付きエンドベルトのジヨイン
ト方法に関するものである。

従来の歯付きベルトのジヨイント方法はジヨイント形態
としてベルトの画先端部を凹凸形にして相互係合し、前
記両端を相互に留めるのに歯形部に連結ピンをベルトに
直角な横方向に挿入する方法があるが、これはベルト両
先端部を凹凸形に形成するのに手間がががり又ベルト強
力との関係から連結ビンを数十歯と多く入れなければな
らない欠点があり、走行中のベルト切断又は歯欠損の１
″′の応急対策としては充分なものとは云えながっＩこ
。

本発明はかかる問題に着目し、従来の歯付きベルトのジ
ヨイント方法を改善し、ベルト両端部を単に突合せてそ
の突合せ部を特殊形状のジヨイント金具で連結すること
により、ジョイント操作Ｅ簡易迅速ならしめると共に従
来通りのジヨイント効率を保持し、がっブーりその他の
付属機器の損傷を防止しつるジヨイント方法を提供する
ことＰ口内りとする。

即ち、本発明の特徴とするところは、ゴム弾性体中に低
伸度高強力の抗張体ロープ号並列状に埋設した歯付きベ
ルトの画先端側部を所定幅所定長さだけ切断除去して矩
形状突出部を形成し、該突出部の歯部にパイプを挿入す
ると共に、突出部同志を突き合せて該突合せ部をジヨイ
ント金具で連結する点にある。

以下１更に本発明を添付図面にもとづいて説明する。

第１図は未発明方法における歯付きエンドベルトの矩形
状突出部の斜視図、第２図及び第４図は本発明方法に使
用するジヨイント金具の斜視図、第３図及び第５図は本
発明に係るジヨイント方法の各実施例である。

又、第６図は第５図の部分側面図、第７図乃至第９図は
更に未発明方法の種々の変形実施例である。

以下・これら各図について順次、説明すると、先ず、第
１図において、（１）はベルト先端側部を所定幅、所定
長さだけ切断除去した矩形状突出部を示し、該突出部（
１１の歯部（３）には鉄、アルミ等の合金又は合成樹脂
よりなるパイプ（４）を良好な荷重伝達能力を得るため
抗張体（２）に出来るだけ近接して埋め込み配置する。

パイプ（４）は通常、ベルト歯部（３）のはソ中心に水
平に挿入されるべきで、その大きさはベルト強力に応じ
１〜１２％とするのが望ましい。

！２図は前記の如きベルト両先端矩形状突出部＋１１を
突合せ、該突合せ部をシミインド金具（ａＪで接合する
のに使用する金具の１例であり、ジヨイント金具（ａＪ
は夫々の先一部にボルト穴（７）を形成せる一対の逆Ｕ
字形係止部材（５）の上部を支持板（６）で連結一体化
して構成され、通常、その材質は鉄、アルミ等の合金又
は合成樹脂よりなり、形状は厚み０．５〜３．０％、巾
はジヨイント金具がベルト巾よりはみ出ることがない様
な寸法である。ジヨイント金具ピッチは、ジヨイント金
具を用いてジヨイントしたベルトを巻きかけた時、噛合
い長目となるので、ベルト歯ピッチより少し短かくする
事が好適である。

次に第３図は上記第１図の如きエンドベルト及び第２図
の如きジヨイント金具を用いて連結せしめたジヨイント
状態を図示している。このジヨイント方法は同図より明
らかなようにエンドベルトの内矩形状突出部＋Ｉ＋、　
（１１を相互に突き合せ、前記ジヨイント金具（ａＪを
、ボルト（８）を用いて係止部材（５）のボルト穴（７
１ならびにエンドベルトの歯部（３）のパイプ（４）の
穴に挿入固定しジヨイントしている。

第４図〜第６図は上記ジヨイント方法の更に変形実施例
に係るジヨイント金具およびジヨイント方法を示す。こ
の方法は一般的にベルトピッチが大きいときに使用する
ことが望ましいものである。

第４図に示すジヨイント金具（ｂ）は夫々の先端部にボ
ルト穴θ７）を形成せる左右対称の湾曲状係止片（１５
）を中央部で一部本ね合わせて一側の係止板となしたも
ので、これをエンドベルト両側に配し、それら係止板中
央部をコの字形支持板θ６）のボルト穴θつに連結一体
化し、ボルト０８）によって固定する。

このジヨイント金具の材質、厚み、巾は前記第２図と同
様である。

第５図は上記第４図のジヨイント金具ご用いてエンドベ
ルトを連結せしめた状態を図示したものでジヨイント方
法はエンドベルト矩形状突出部［＋０１　。

（１０）を相互に突合せ、ジヨイント金具（ｂ）をポル
）　（１８１ヲ用いてエンドベルトの歯部（１３）のパ
イプ（４）の穴ニ挿入固定しジヨイントしている。

このジヨイント方法は、その特徴としてプーリ噛合時に
曲がりやすくよく噛み合うが、張力がかかった時に第６
図に示す様にジヨイント部がくの字形に変形しやすい難
がある。しかしこれは支持板（１６）の幅を従前の第２
図のシミインド金具支持板（６）の巾よりも広くするこ
とにより防止可能である。

第７図〜第９図は本発明に係る更に別の比較的低い負荷
の周期伝動に使用した変形実施例のジヨイント方法ひ示
す。

この方法は歯付きベルト歯部（２３）の全歯或は数歯お
きに鉄、アルミ等の合金又は合成樹脂よりなるパイプ（
２４）を埋めこんでおき、埋めこんだベルトがある部分
で切断あるいは歯欠損した場合、補修用予備の歯（２５
）を歯欠指部分と取りかえ、従前の第２図のジヨイント
金具（ａＪを複数個使用して同様の操作によって第９図
のようにジヨイントする。

なお上記の如き各ジヨイント方法は夫々の態様に応じて
適宜、選択適用される。

以上の如く未発明に係る歯付きベルトのジヨイント方法
はゴム製歯付きベルトの両端部を所定幅。

所定長さだけ切断除去して矩形状突出部を形成し、該突
出部を突合せにして特殊形状のジヨイント金具で連結す
る方法であり、次のような種々の利点を有している。

ｆｉ＋　　ジヨイント操作が簡単で、ベルト切断時ジヨ
イント金具で簡易迅速にジヨイントすることが可能であ
る。

（２）　　ジヨイント効率を従来通り保持することがで
きる。

（３）べ／ｌ／　）　先端ｍ＋ジヨイント金具の厚さ以
上に切込んでいるのでジヨイント金具の接触による竹馬
機器の破損分防止することができる。

（４ン　　長尺のオープンベルトを適宜切断ジヨイント
して任意長さのエンドレスベルトとすることができる。

等である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法における歯付きエンドベルト矩形状
突出部の斜視図、勇２図及び第４図は未発明方法に使用
するジヨイント金具の斜視図、第３図及び第５図は夫々
未発明に係るジヨイント実施例の部分斜視図、第６図は
第５図の使用態様を示す部分側面図、第７図乃至第９図
は本発明方法に係る別の変形実施例の斜視図である。 （ａＪ　（ｂＪ・・・ジヨイント金具。 ［＋１．　（１０１・・・矩形状突出部−＋３＋、（＋
ａ＋　、（２３１・・・突出部歯部。 ＋４）、　（２４＋・・・パイプ。 ［５１−°°逆Ｕ字形係止部材。 ［６１，（ＩＱＩ・・・支持板。 （１句・・・湾曲状係止片。 第１図 ｆｆ１３図 ］ ８ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　ゴム弾性体中に低伸度高強力の抗張体ロープを並列
   状に埋設した歯付きベルトの画先端側部を所定幅所定長
   さたけ切断４失して矩形状突出部を形成し、該突出部の
   歯部にパイプを挿入すると共に、突出部同志を突き合せ
   て該突合せ部をジヨイント金具で連結することを特徴と
   する歯付きベルトのジヨイント方法。 ３、　ジヨイント金具が夫々の先端部ｌこボルト穴を形
   成せる一対の逆Ｕ字形係止部の上部を支持板で連結一体
   化した金具である特許請求の範囲第１項記載の歯付きベ
   ルトのジヨイント方法。 ３　ジヨイント金具が夫々の先端部にボルト穴を形成せ
   る左右対称の湾曲状係止片をその中央部で重ね合せ形成
   した係止板を両側に配し、それら一対を中央部において
   コの字形支持板で互いに連結一体化したジヨイント金具
   である特許請求の範囲第１項記載の歯付ベルトのジヨイ
   ント方法。