JPS6113092A - ホース クランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非常に高い引き締めカに抵抗できるクランプ
構造に関する。

本発明が関連する型式のクランプ構造は、通常二つのカ
テゴリー、すなわち無端型クランプと開放型クランプに
入る。本発明は特に後者の型式のクランプに関する。こ
れらの開放型のクランプ構造には、クランプを被給付物
体の周シに引き締めることができる以前に重なり合うバ
ンド端部の間に成る種の機械的連結部が必要である。そ
れにより、クランプの引き締めは種々の仕方で、例えば
いわゆるスクリュー型機構によシ、捷だは゛ゝエテッヵ
ー“耳として知られるようになった本出願人の米国特許
２，６１４，３０４および本出願人の米国特許８．０８
２．４９８に開示された、可塑的に変形可能な一個また
は複数の耳によりなしとげることができる。

特に本発明は、外側バンド端部の孔に係合する内側バン
ド部分から外方へ延びるフックにょる重なシ合うバンド
部分の間の機械的相互連結部を用い、かつクランプ構造
を被締付物体の周りに引き締めるための一つまたは複数
のいわゆる゛エテツ力−“耳を用いたクランプ構造に関
する。このようなりランプ構造は二つの問題に直面して
いる。一方では、バンド部分が重なり合う結果として生
ずるクランプ構造の内径に沿った段部またはずれが、ク
ランプ構造体を取りつけたときに起こりうる洩れの原因
になりうる。

しかしながら、この問題は、本出願人の先の米国特許４
．８１５．３４８に開示されたいわゆる無段クランプ構
造によシ解決された。そのようなりランプ構造が直面す
る第二の問題は、−庇取シつけられたときのその十分な
保持能力である。これは、一方では、耳の意図された補
償機能を危険にさらさずにクランプを耳の可塑性変形に
よシ閉じることができる力の大きさに依存し、また他方
では、耳を変形させてクランプバンドを収縮させるだめ
の高い力に抵抗できる機械的連結部の能力に依存する。

両方の面の改良が、これまでに、本出願人の米国特許８
，４０２，４．３６に開示された゛エティッ力−“耳の
架橋部に補強溝を設けることによりなしとげられた。こ
れらの従来技術の補強溝は、クランプ構造の軸線を含む
平面における架橋部分の横断面で見て多かれ少なかれＶ
形の輪かくを有し、かつ上から見て多かれ少なかれカヌ
ーまたは小さなこぎ船の形をしていた。これらの従来技
術の補強溝は非常に成巧であることが判明したが、実際
に比較的薄い厚さで用いられた゛ハイトレル（ＨＹＴＨ
ＥＬＬ）“のような常に増大する硬さの新しい可塑性材
料の開発によシ、完全な緊密性を確保するために常に増
大するクランプ力が必要である。

いっそう高い閉鎖力または引き締め力を加えることがで
きる能力が、本出願人の先の米国特許４，２９９，０１
２に開示された機械的連結部により相当に改良されてお
シ、その機械的連結部は、冷間変形された二つの支持フ
ックと、内側バンド部分から外方へ延びていてかつ外側
バンド部分に形成された対応する孔に係合するようにな
つているダブ状の案内フックとを有し、それによシ冷間
変形された支持フックがそれらの力係合面と対応する孔
との係合によシ作用可能になるようなときまで案内フッ
クが主として二つのバンド部分を互に向かって案内する
のに役立つ。

しかしながら、本出願人の先の米・国特許４、２９９．
０１２に開示された機械的連結部には、例えばこの特許
の第７図に開示されたクランプ構造体が通常子らなバン
ド材料から打ち抜かれて、経済的な理由のために製造場
所からその使用位置へ平らなブランクとして輸送され、
そしてその使用位置でそれらのブランクが例えば本出願
人の先の米国特許Ａ　４．４２５．７８１に開示されて
いるように、横締付物体の組立前にほぼ円形に予備成形
されることから生ずる不利益が伴なう。

平らなブランクの製造に使用される自動機械では、案内
フックの角度は同一のダイを使用するので同じである。

このように、平らなブランクでは、案内フックは常に所
定の角度を有する。

しかし々から、この角度は、クランプ構造の直径に依存
して取付状態で変化する。このため、それからクランプ
の組立状態で案内フックの角度に最適な条件を維持する
だめに特別な注意と可能な補修的な作用が必要になる。

さらに、どんな著しい引き締め力も吸収するように意図
されて々い案内フックが、この以前の特許では、バンド
材料から打ち抜かれたほぼ長方形のタブ状部材により形
成され、それによシバンド材料に対応する孔が残されて
いる。このことは、次いで、平らなブランクをほぼ円形
のクランプに曲げたときに、バンド材料が、打ち抜かれ
た案内フックにより減少された範囲内でバンド材料が座
屈する傾向になる。

従って、本発明の主目的は、前述した欠点を避け、かつ
同時に自動車工業でアクシャルプーツと関連して使用さ
れるような、比較的薄くて非常に硬いプラスチックホー
ス材料の場合でさえも、取りつけられたクランプの完全
な緊密性を確保するために常にいっそう高い閉鎖力また
は引き締め力を使用できるクランプ構造を提供すること
である。

その下にある問題を解決するには、本発明によシ、クラ
ンプ構造が、架橋部分の長さと幅の少なくとも相当部分
に対応する長さと幅を有する、ほぼさら形の比較的浅い
輪かくの補強手段を備えた耳を用い、かつ重々り合う内
側と外側のバンド部分の間の機械的連結部が少なくとも
二つのフックを有し、そのうち一方が冷間変形された支
持フックであり、他方が、ほぼクランプバンドの長手方
向に延びるタブ状部材により形成された案内と支持の組
合わせフックである１　ようにすれば良い。

以下、本発明を実施例について図面によシ詳細に説明す
る。

種々の図を通じて同様な参照数字を同様な部品を示すた
めに用いである。特に耐１図を参照すると、参照数字１
０によシ全体的に示されたクランプ構造は、取付状態で
互に重なるように意図された内側バンド端部１２と外側
バンド端部１３とを有するクランプバンド１１を有する
。

内側バンド部分１２は舌状部１５で終っておシ、この舌
状部は、押し出された部分１６と段部１７と１８により
形成されたチャンネル状凹所に係合して、本出願人の先
の米国特許 ４、８１５．３４８に開示されたクランプの段無内側輪
かくを形成するようになっている。

さらに、クランプ構造１ｏは、参照数字２゜により全体
的に示された耳を有し、この耳は、架橋部２２によシ相
互に連結されたほぼ外方へ延びる二つの脚部２１からな
り、次いで架橋部２２には参照数字２３によシ全体的に
示された補強手段が設けられている。補強手段２３は、
比較的浅い、ほぼさら形の凹所の形をしておシ、との凹
所は、底部２４ならびに底部２４を残りの押し下げられ
てない架橋部２２と連結する長手方向および横方向連結
部分２５と２６を有する。図面から分かるように、底部
２４はその長さと幅の少なくとも相当部分にわたって比
較的平らである。しかし寿から、所望ならば、底部はわ
ずか外曲率、特に比較的大きい曲率半径を有する凹面の
曲率を有しても良い。

第１，３および５図から分かるように、長手方向連結部
分２５と横方向連結部分２６が底部２４、！−残シの押
し下げられてない架橋部２２に対してほとんど９０’の
角度で延びている。好捷しい実施例では、この角度は９
０’の角度とわずかに約２００だけ異なる。連結部分２
５と２６は、底部２４へ、および残シの押し下げられて
々い架橋部２２へ比較的、Ｊ・さい曲率半径の丸味のつ
いたかどを経て移行する。これらの曲率半径は同じでも
良いし、または互に異なっても良いし、１だ与えられた
がどで一定長さの曲率半径である必要もない。

底部２４にょシ占められた面積は、補強されて々い架橋
部によシ占められた面積の少なくとも３５％でなければ
ならないが、その約４０％と約６０５Ｘの間を占めるの
が好捷しい。

本発明による耳２ｏの使用にょシ、脚部２１の長さを、
これまで使用された長さに比較して、耳構造の保持能力
または温度および／または圧力変化のだめのその補償特
性を減損せずに減少させることができる。このことは、
比較的厚い材料をクランプバンドに用いて、クランプの
収縮中耳構造に加えることができる引き締めカをさらに
増加させる場合にも轟ではまる。

重なシ合う内側および外側バンド部分１２と１３の間の
本発明による参照数字３ｏにより全体的に示された機械
的相互連結部は、一つまたは複数の冷間変形されたフッ
ク３１１図示の実施例では二つのそのような冷間変形さ
れたフック３１を有し、これらのフックは力係合当接面
を有し、かつ本出願人の先の米国特許 ４．２９９，０１２に開示されたように構成されている
。

この最後に述べた特許に記載されているように、冷間変
形された各支持フック３１は、力係合当接面８２になる
ほぼ横に延びる切シロの範囲内を除いてそのすべての側
にバンド材料の隣接する部分と一体である。支持フック
３１は、本出願人の最後に述べた特許に開示されたよう
に外側バンド部分の長方形孔３６に係合するようになっ
ている。本発明によシ、冷間変形された支持フック８１
に加えて、案内と支持の組合わされたフック３３が設け
られておシ、このフックは内側バンド部分１２から打ち
抜かれて押し出され、かつバンド材料の外側面に対しほ
ぼ直角に延びている。外側バンド部分１３には、案内と
支持の組合わせフック３３を受け入れるために比較的狭
いスロット３７が設けられている。

案内機能を行なうために、内側バンド部分１２の自由端
と反対側に面する案内と支持の組合わせフック３３の後
縁３４が後方に傾斜していて、クランプ構造を被締付物
体の周シに引き締めるときに内側および外側バンド部分
１２と１３を互に向かって案内する。案内と支持の組合
わされたタブ状のフック３３ならびにスロット３７は、
バンドの長手方向中心軸線の範囲内に位置するのが好ま
しい。このため、案内と支持の組合わせフック３３の両
側に等しくない量のバンド材料が残されるが、これは、
その一方の側の面積が、打ち抜かれた案内と支持の組合
わせフック３３の面積に対応する開口の存在により減少
されることによる。案内と支持の組合わせフックは、例
えば対応する輪かくの開口を残して平行四辺形の形をし
ている。しかしながら、案内と支持の組合わせフック３
３の輪かくと形状は、当業者にとって周知の特別な必要
条件と調和するように図面に示したものと異なっても良
い。

組立中に、案内と支持の組合わせフック３３をスロット
状孔３７を通して突出させ、その後クランプの引き締め
を耳２０の可塑的変形によシ、例えば脚部２１の内端に
加えられた空気圧ペンチを用いて開始する。その結果生
ずる円周方向に向けられた閉鎖力まだは引き締め力の結
果として、傾斜した案内および力係合面３４によシ内側
および外側バンド部分１２と１３が互に向かって移動し
、ついには連続する引き締め中、冷間変形された支持フ
ック３１がそれぞれの孔８６との保合により引き締め力
を吸収するように有効になる。このように、案内と支持
の組合わせフック３３がその特別な輪かくと構造の理由
により、案内機能を行なうだけではなく、その支持機能
が冷間変形された支持フック３１によシ助けられるまで
支持機能も行なう。しかしながら、冷間変形された支持
フック３１が有効になった後でさえ、案内と支持の組合
わせフック８３が支持機能を援助し続ける。なぜなら、
その案内と支持の組合わせフック３３が長手方向に向い
た力を曲がらないで吸収し続けるからである。さらに、
曲げと支持の組合わせフック３８の範囲内のバンド材料
の部分で座屈する可能性が、案内と支持の組合わせフッ
クの一方の側に存在する相当量のバンド材料により与え
られる抵抗によシ効果的に排除される。

さらに、案内と支持の組合わせフック３３によれば、例
えば本出願人の米国特許３，２８６．９１４に開示され
ているようにクランプ構造の開いた端部の間にリベット
締め作用によシ永久的な機械的連結部を設ける可能性が
与えられる。

実際に一つの特別々クランプで、次の表により示された
ように同じ材料を用いて耳の閉鎖力を増大させることが
できた。

試料　バンド寸法　平均引張強さ　　閉鎖力　　緊密性
δＢ Ａ　　　９　ｘ　０．８ｍｍ　　４７０　Ｎ／ｍｒｎ　
　　３８０ｋｐ　Ｏから１．８ｂａｒＢ　　　９Ｘ０．
８ｍｍ　　４７ＯＮ／ｍｍ　　　　４６０ｋｐ　Ｏから
　２ｂａｒＣ９Ｘ　Ｏ，８ｍｍ　　４７０　Ｎ、／ｍｍ
　　　　５５０ｋｐ　Ｏから２．２ｂａｒＤ　　　１０
　Ｘ　１　ｍｍ　　５００　Ｎ／ｍｍ　　　　８００ｋ
ｐ　Ｏから８．４　ｂａｒ（４＋ヘローズが３．４ｂａ
ｒで破裂する）ここで、Ａは、米国特許４，２９９，０
１２による従来技術の補強溝と機械的相互連結部を有す
るクランプである。

Ｂは、本発明による補強耳と米国特許 ４．２９９，０１２による機械的相互連結部を有するク
ランプである。

Ｃは、本発明による補強耳と本発明による機械的相互連
結部を有するクランプである。

Ｄは、本発明による補強耳と本発明による機械的相互連
結部を有する、いっそう厚くて幅の広い材料を用いたク
ランプである。

前述の表から分かるように、本発明によれば、機械的連
結部が抵抗できる、耳に加えられる閉鎖力または引き締
め力を相当に増加させることができるだけではなく、い
っそう幅が広くて厚いバンド材料を許し、次いでこれに
より耳に加　　４・えられる閉鎖力をさらになお増加さ
せることができる。

さらに、本発明による補強された耳によれば、耳を従来
技術の補強部の場合よシもいっそう低くしておくことが
できる。例ＡとＢの高さが６．２ｍｍに達したのに対し
、例ＣとＤの高さは５ｍに減らすことができる。

本発明を具体化するクランプの試験が示す所によれば、
本発明による耳の架橋部に補強部があるクランプは、耳
に従来技術の補強部があるクランプに比較してクランプ
の強度を約１５０％増加させることができる。

本発明による実施例を一つだけ示しかつ述べたけれども
、本発明はこれには限定されず、当業者にとって周知の
多数の変更と修正が可能であると理解され、従ってここ
に示しかつ述べた細部に限定しないで特許請求の範囲に
より包囲されるすべてのそのような変更と修正をカバー
するつもシである。

【図面の簡単な説明】

第１図は被締付物体の上へ組立てる前の、しかし円形に
予備成形された、本発明による開放型クランプ構造の斜
視図、第２図は第１図に示したクランプ構造の部分の側
面図、第３図は平らに延ばされた、第１図のクランプ構
造の平面図、第４図は第２図と同様な側面図であるが、
組立状態の内側と外側バンド部分を示す図、第５図は第
４図の組立てられたクランプ構造の平面図である。 １２・・−内側バンド部分　１３・・・外側バンド部分
２０…耳　　　　　　　２１・・・脚部２２・・・架橋
部　　　　　２３・・・補強手段２４・・・底部 ３１・・・冷間変形されたフック ３２・・・力係合当接面

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）内側バンド部分と外側バンド部分を有するクラン
   プバンドと、外側バンド部分の自由端近くの孔と係合す
   るようになつている内側バンド部分の自由端近くの外方
   へ突出するフツクを有する機械的な相互連結手段と、変
   形可能な耳を含む、少なくとも一つのフツクが対応する
   孔に係合したときにクランプ構造を引き締めるための手
   段とを備え、各耳は、ほぼ外方へ突出する二つの脚部と
   前記脚部の間の架橋部を有し、前記架橋部には補強手段
   が設けられ、前記フツクの少なくとも一つが、力−係合
   当接面を有する冷間変形されたフツ クであるのに対し、他のフツクが、内側バンド部分の自
   由端と反対側に面するその後縁により形成された傾斜し
   た案内および支持面を有する案内と支持の組合わせフツ
   クである、非常に高い引き締め力に抵抗できる開放型ク
   ランプ構造において、前記の補強手段が、架橋部の長さ
   と幅の相当部分にわたつて延びるほぼさら形の凹所の形
   をしていることを特徴とするクランプ構造。
2. （２）前記のさら形の凹所は、ほぼ平らな底部と、ほぼ
   長手方向と横方向に延びている連結部とを有し、これら
   の連結部は底部と残りのくぼんでない架橋部に対して９
   ０°に近接する角度を形成している、特許請求の範囲第
   １項に記載のクランプ構造。
3. （３）前記の連結部が比較的小さい曲率半径の丸味のつ
   いたかどで底部と残りのくぼんでない架橋部へ移行して
   いる、特許請求の範囲第２項に記載のクランプ構造。
4. （４）前記の案内と支持の組合わせフツクは、バンドの
   ほぼ長手方向に延びていてバンド材料から打ち抜かれた
   タブ状部材である、特許請求の範囲第１項から第３項ま
   でのうちのいずれか一つに記載のクランプ構造。
5. （５）前記の案内と支持の組合わせフツクがほぼ平行四
   辺形の輪かくを有する、特許請求の範囲第１項から第４
   項までのうちのいずれか一つに記載のクランプ構造。
6. （６）案内と支持の組合わせフツクを受け入れる孔が比
   較的狭いスロツトであり、相当な引き締め力を吸収でき
   るようにスロツトの周りに相当な材料が残されている、
   特許請求の範囲第１項から第５項までのうちのいずれか
   一つに記載のクランプ構造。
7. （７）前記の案内と支持の組合わせフツクの一方の側に
   その他方の側よりもいつそう多くのバンド材料が残され
   ている、特許請求の範囲第１項から第６項までのうちの
   いずれか一つに記載のクランプ構造。
8. （８）外側バンド部分の外方に段のついたくぼんだ範囲
   に係合するように作用可能な内側バンド部分の自由端の
   舌状延長部を有する別の手段を備えた、特許請求の範囲
   第１項から第７項までのうちのいずれか一つに記載のク
   ランプ構造。