JPS597673Y2 - 配管断熱層保護カバ−用エレメント - Google Patents

配管断熱層保護カバ−用エレメント

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JPS597673Y2
JPS597673Y2 JP8621979U JP8621979U JPS597673Y2 JP S597673 Y2 JPS597673 Y2 JP S597673Y2 JP 8621979 U JP8621979 U JP 8621979U JP 8621979 U JP8621979 U JP 8621979U JP S597673 Y2 JPS597673 Y2 JP S597673Y2
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JP
Japan
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insulation layer
ring
piping
shaped
engaged
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JP8621979U
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JPS564088U (ja
Inventor
史朗 金尾
Original Assignee
東拓工業株式会社
因幡電工株式会社
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Publication date
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 セパレートタイプの冷・暖房機における、室内機と室外
機とを結ぶ冷・熱媒流動用の配管に対する断熱層のよう
に、比較的小径の配管に対する断熱層にあっては、一般
にこの断熱層を配管外周面に密着させ、又雨水などから
保護するために、その外周部に粘着テープを巻付けてあ
るが、この粘着テープは太陽熱の直射とか気温変動、風
雨などの影響によって老化や破断ないしは、粘着性低下
等を受けやすく、その結果、断熱層への雨水浸入を許し
て断熱性能の低下など所期の保護機能を長期保持できな
い欠点があった。
又、テープを多数回に亘って巻付ける作業は大変煩わし
く手間のかかるものであった。
本考案は、主として上記のような雨水浸入による断熱性
能低下ならびに作業性の低下の問題に着目したものであ
って、雨水浸入を確実に防止して所期の断熱性能を長期
に亘って維持することができ、しかもこれに加えて、取
扱いが簡便で施工性、作業性の非常に優れた配管断熱層
保護カバー用エレメントを提供せんとする点にその目的
がある。
以下先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は、施工対象の一例としてのセパレート
タイプの冷房機における、室内機6と室外機7と結ぶ冷
媒流動用配管(往復2管)8,8を被覆した断熱層9,
9、ドレンホース10、配線11の組に対し、複数個の
保護カバーエレメントE・・を外嵌させ、かつ隣接する
もの同志を互いに連結することにより一連の保護カバー
Aを構或した状態を示す。
前記各エレメン}Eは、第3図〜第6図に示すように、
軸芯方向に伸縮自在であるとともに二次元方向では勿論
、三次元方向でも屈曲自在であり、しかも伸長状態、収
縮状態、および屈曲状態がどのようになっていてもその
姿勢を安定的に自己保持することができるように、その
隣接する斜辺1a,lb・・の長さを交互に異にして構
或した蛇腹状本体1と、この蛇腹状本体1の軸芯方向両
端に一体的に連設した第一および第二の接続用筒部2,
3とをその上要構或とし、第一接続用筒部2および第二
接続用筒部3には夫々、隣接エレメントEの第二接続用
筒部3および別の隣接エレメントEの第一接続用筒部2
を内嵌および外嵌したときに、これら嵌合両筒部2,3
および3,2を抜止め状態に互いに弾性係合する係合部
4および被係合部5を突出形或してある。
但し、係合部4は周方向全長に亘るリング状に、又被保
合部5は周方向に間隔を隔てた複数箇所において形或し
たノツチ5a・・の組合せをもって構或し、かつ、ノツ
チ5a・・は、概略において半球状、詳しくはこの半球
の筒軸芯方向の内端面を筒軸芯に対し垂直又はほぼ垂直
な面5a′に形或し、これに対応して、この面5a′に
エレメント抜け出し方向で対向するリング状係合部4の
面も垂直又はほぼ垂直な面4′に形或してある。
第一筒部2の内径は、第二筒部3の外径と等しいか、或
いは若干大きくしてある。
又、第一筒部2の外端は、第二筒部3を内嵌挿通しやす
いようにするためのテーパ一部2aに形或されている。
各エレメントEは、その全体がポリプロピレンなどの合
戒樹脂材から一連一体的に構或されている。
前記配管8等は、通常比較的長く、かつ屈曲しているも
ので、このような配管8に対する断熱層9等に対してエ
レメン}Eを外嵌挿通するに際しては、第4図のように
最小長さに収縮させた状態で内嵌側の第二筒部3を先行
させながら、所要位置まで挿通移動させれば、断熱層9
が配管8に対応して長くかつ屈曲していても、容易かつ
迅速に挿通することができる。
エレメントEは、これを所要位置まで挿通移動させたの
ちに、その位置での断熱層9等の姿勢(直線状、屈曲状
、その度合など)に合わせて伸長させる。
次に二番目のエレメントEを前記と同様に挿通し、その
、第二筒部3を先に挿通させた一番目のエレメントEの
第一筒部2に内嵌し、かつ夫々の複数ノツチ5a・・か
らなる被係合部5とリング状の一つの保合部4とを弾性
的に係合させ、しかる後に二番目のエレメン}Eを前記
と同様にして伸長させ、以後複数のエレメン}E・・に
対し同様の作業を繰り返すことで、断熱層9等全体に対
する保護力バーAを構或する。
仮に保護カバーAをして、複数のエレメントE・・に分
割するのではなく、その全体が一連一体の長尺物として
構或した場合には、断熱層9等が長くかつ屈曲するが故
に、挿通が極めて困難になるが、本考案では上述の如く
複数のエレメントE・・に分割して個々のエレメントE
を短くし、しかも個々のエレメンi−Eをその蛇腹状本
体1において収縮できるようにしてあるから、挿通作業
を極めて能率良く遂行できる。
又、屈曲断熱層9に対する姿勢追従性も極めて良好であ
る。
更に、運搬、保管に際しても、最小長さに収縮してコン
パクトにまとめることができ、しがも軽量であるから取
扱い上非常に便利である。
そして、とりわけ、第一筒部2と第二筒部3とが比較的
広い面積において嵌合し、しかも密着状態で嵌合するか
ら、外嵌側の第一筒部2を隣接エレメントの内嵌側の第
二筒部3に対して上位に位置する状態で連結するといっ
た形態をとることも相俟って、複数エレメントE・・に
分割したにも拘わらず、断熱層9に対する雨水浸入を確
実に防止することができるのである。
又、係合部4と被係合部5とは弾性嵌合し、しかも係合
部4の垂直面4′と、被係合部5を構或する複数ノツチ
5a・・の垂直面5a’・・とが筒軸芯方向で互いに対
向するから、隣接エレメン}E,Eの引抜き外力に対し
て大なる引抜け阻止力を発現できる。
それでいて、挿入嵌今に際しては、ノツチ5a・・の挿
入先端面が半球状の面であり、かつ前記テーパ一部2a
との関係において、容易に挿入することができる。
つまり、挿入しやすく、抜け出しにくいのである。
第7図は、前記ドレンホース10を保護カバーA外に導
出するための構造を示し、適当な一つのエレメン}Eに
おいて、その第二筒部3を延長し、この延長部分に対し
、前記と同様に隣接エレメントEの第一筒部2を外嵌さ
せるとともに、基端部分に孔2bを形威して、この孔2
bからホース10を外部に導出させたものである。
尚、第一筒部2を延長してこれに孔2bを形或するも良
い。
ドレンホース10の外部導出の構造として、第8図、第
9図に示すような開閉式継手E′を用いても良い。
これは軸芯方向一端側が他部分に比して若干径大となっ
ている半割円筒部材e, eをその径大部で相対開閉
可能に一体連設したもので、径大部の外側に互いに係脱
可能な突起状係止部12と門形被係止部13とを連設し
かつ径大部内周面には、エレメンl−Eにおける第二筒
部3の被係合部5を係合する凹周溝14を形或し、又径
小部遊端側の外周面には、エレメン}Eにおける第一筒
部2の係合部4に係合する凸周条15を形戊し、かつ径
小部にドレンホース10を外部に導出するための切欠き
16を形威したものである。
第10図は第一筒部2、第二筒部3の径を大とし、第二
筒部3の内周面に保形用リング17を嵌合する一方、第
一筒部2の外周面にバンド18を巻回止着したものであ
る。
即ち、前述した実施例のものでは、隣接斜辺1a,lb
・・間には十分大きな空気断熱空間が形戊されていても
、筒部2,3の接続箇所での空気断熱空間は小さいもの
となっていたのを、この第10図の構或をもって、筒部
2,3接続箇所でも十分大きな空気断熱空間が確保でき
るように工夫したのである。
第11図は、内嵌側の接続用筒部3に形成すべき被保合
部5・・の周方向で隣接するもの同志間にこの被保合部
5・・の高さよりも低いリング状の被係合凸部5b・・
を形戒したもの、換言すれば、周方向全長に亘る被保合
凸部の複数箇所を局部的に外方へ突出させることにより
前記被係合部5・・を形或したもので、前記被係合凸部
5b・・が、外嵌側の接続用筒部2に形或されたリング
状保合部4に対し周方向の広い範囲に亘って嵌合すると
ともに被係合部5・・がリング状保合部4に対して強力
に嵌合するので、大なる抜出し防止作用が期待し得る。
以下、種々の実施例に関して述べてきたが、本考案の要
旨は、配管断熱層9に外嵌させて隣接するものの端部同
志を互いに嵌合連結することにより、前記配管断熱層9
に対して一連の保護カバーAを構或するエレメントEを
軸芯方向に伸縮かつ屈曲自在で、しかもそれぞれの姿勢
を自己保持可能な蛇腹状本体1とその両端に一体連設し
た接続用筒部2,3とから構或してある配管断熱層保護
カバー用エレメントであって、一方の接続用筒部2にリ
ング状の保合部4を形或するとともに、他方の接続用筒
部3に両筒部の嵌合状態において、前記リング状保合部
に対して弾性係合可能な被保合部5を前記筒部3周面に
周方向に間隔を隔てて複数個突出形威し、前記リング状
係合部4と前記被保合部5とのエレメント抜け出し方向
での対向面をともに筒軸芯に対して垂直又はほぼ垂直な
面に形或してあることを特徴とする配管断熱層保護カバ
ー用エレメントに存し、実施例で詳しく説明した通り、
隣接エレメン}E,Eの両筒部2,3を比較的広い面積
において、しかも密着状態で嵌合するから、保護力バー
Aを複数エレメン}E・・に分割したにも拘わらず、断
熱層9に対する雨水浸入を確実に防止でき、この断熱層
9をして所期の断熱性能を長期に亘って維持させること
ができるに至った。
又、従来の如く粘着テープを多重巻きする場合に比し、
単にエレメントE・・を挿通ずるだけで良いから配管に
対する施工能率を大巾に高めることができる。
そして、殊に、伸縮かつ屈曲自在で、それぞれの姿勢を
自己保持する蛇腹状本体1によって、比較的長く、しか
も屈曲している配管8に対する断熱層9を外嵌挿通する
に際しても、最小長さに収縮維持する状態で片手で容易
かつ迅速に挿通操作でき、外嵌挿通後には、配管8及び
断熱層9の屈曲形状に合わせてその蛇腹状本体1を伸長
させることによって容易に姿勢変更維持し得て、しかも
、エレメントEの両端の接続用筒部2,3の内、一方の
筒部2にリング状保合部4を、他方の筒部3には、その
周面に周方向に間隔を隔てて複数個突出形威した被係合
部5を形或してあって、更にそれらの保合部4と、被係
合部5の夫々エレメント抜け出し方向での対向面をとも
に筒軸芯に対して垂直又はほぼ垂直な面に形威してある
ために、複数のエレメントを配管8及び断熱層9に対し
前述のように外嵌させた状態で、連結するのに、各姿勢
維持されたエレメントは余分な復元力が加わらずに容易
に連結操作ができながらも、リング状係合部4を形或し
た筒部2よりも、周方向に複数個の被係合部5を突出形
或した筒部3の方が変形しやすいために、双方の筒部2
,3どうしの嵌合は至って容易にでき、且つ、係合部4
と被係合部5との係合は強固に維持され得るものである
尚、本考案エレメントの適用対象は、冷房機における配
管断熱層に限られるものでないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る配管断熱層保護カバー用エレメント
の実施例を示し、第1図は施工例の一例としてセパレー
トタイプの冷房機に適用した状態の概略斜視図、第2図
は第1図の場合の配管断熱層の概略断面図、第3図は上
記エレメントを伸長状態で接続した場合の断面図、第4
図は使用前収縮状態の断面図、第5図は二次元方向で屈
曲させた場合の側面図、第6図は三次元方向で屈曲させ
た場合の側面図、第7図はドレンホース導出手段の断面
図、第8図、第9図はドレンホース導出用の継手の開状
態、閉状態を示す側面図、第10図は別実施例に係る断
面図、第11図は被保合部についての応用変形例を示す
部分斜視図である。 1・・・・・・蛇腹状本体、2,3・・・・・・接続用
筒部、4・・・・・・係合部、5・・・・・・被係合部
、5a・・・・・・ノツチ、9・・・・・・配管断熱層
、A・・・・・・保護力バー E・・・・・・エレメン
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管断熱層9に外嵌させて隣接するものの端部同志を互
    いに嵌合連結することにより、前記配管断熱層9に対し
    て一連の保護力バーAを構或するエレメン}Eを軸芯方
    向に伸縮かつ屈曲自在で、しかもそれぞれの姿勢を自己
    保持可能な蛇腹状本体1とその両端に一体連設した接続
    用筒部2,3とから構威してある配管断熱層保護カバー
    用エレメントであって、一方の接続用筒部2にリング状
    の保合部4を形或するとともに、他方の接続用筒部3に
    両筒部の嵌合状態において、前記リング状保合部4に対
    して弾性係合可能な被係合部5を前記筒部3周面に周方
    向に間隔を隔てて複数個突出形威し、前記リング状係合
    部4と前記被係合部5とのエレメント抜け出し方向での
    対向面をともに筒軸芯に対して垂直又はほぼ垂直な面に
    形或してある配管断熱層保護カバー用エレメント。
JP8621979U 1979-06-21 1979-06-21 配管断熱層保護カバ−用エレメント Expired JPS597673Y2 (ja)

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JPS564088U JPS564088U (ja) 1981-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2683716B2 (ja) * 1993-12-14 1997-12-03 未来工業株式会社 エアコン用冷媒管ジョイント部保護カバー

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JPS564088U (ja) 1981-01-14

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