JPS597668A - 反転装置を有するソ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複写機等に接続され、複写機等より排出さ
れた用紙を仕分は又は丁合を行なう場合必要に応じて選
択的に用紙の表裏前後を反転して収納ビンに排出するこ
とのできる反転装置を有するソーターに関する。

複写機や印刷機等で多数の原稿又は原版より複写又は印
刷（以下複写で代表する）を行って書類を作製する場合
は、コピーを各頁１枚ずつ頁順に重ねて一部ずつ揃える
いわゆる丁合作業が必要である。この作業は手間と時間
を要し、又落丁等のミスの発生も多い。そこで、この作
業を自動的に行なうために複写機に接続して複写機より
排出さレタ：Ｉ　ヒーを多段に設けられた収納ビン（棚
）毎に各原稿に対するコピーを１枚ずつ排出して、複写
の完了と同時に丁合が完了するようにしたソーターが使
用されるようになった。又、折込み頁や他の複写機や印
刷機で作った写真やカラーコピー等を挿入して一部とす
るような場合は、各原稿に対応するコピー毎に別の収納
ビンに排出してスタックし、コレータに掛けて丁合を行
なう。上記いずれの場合も用紙の表裏が１つのビンの中
で、又は各ビン毎に変化すると誤丁の原因になる。

従来は複写機は片面複写が通常であり、その場合はソー
ターは多段に設けたビンの片側に設けられた用紙排送路
を一方向に搬送されるコピーを信号に応じて分離爪で変
向させて対応する収納ビンに裏面を上にして排出しスタ
ックすることにより行なわれていた。

分離爪の設は方とその作動方法には種々あるが、各ビン
毎に分離爪とこれを変位させるソレノイドとを設け、信
号に応じてコピーを排出すべきビンに対応するソレノイ
ドを作動させ通常時は用紙を用紙搬送路を通過させる位
置に保持されている分離爪を、用紙をビンの方にそらせ
るように案内する位置に変位させて、そのビンに用紙を
排出するようにした方式が移動部材の慣性質量が小さく
高速処理に適している。

最近、用紙の片面及び両面に選択的に複写することので
きる両面複写機が実用されるようになったが、両面複写
の場合は用紙の表面に複写を行った後複写機内で表裏前
後を反転して両面トレイにスタックし、原稿を裏返し又
は取替えて、上記の両面トレイ内にスタックされた用紙
を給紙して裏面に複写を行ない複写機より排出されるの
で、これを上記構成のソーターで各収納ビンに排出する
と、両面コピーを行った用紙は表裏前後が片面複写のも
のと逆になるので不都合を生ずる。

これを解決する目的で従来提案されているソーターとし
ては、収納ビン群を横に２列に並べて設けその両側に夫
々用紙の搬送装置を設け、片面複写を行なった用紙と両
面複写を行った用紙とを互いに相対する搬送路を一方は
表面がビン群に向くようにして搬送し、他方は裏面がビ
ン群に向くように搬送して所定のビンにそらせて排出す
ることにより表裏の向きを揃えるようにしｋものが提案
されているが、ビン群を横に２列に設けその両側に搬送
装置を設けたことにより所要スペースが大きくなる欠点
があった。

この発明は、両面複写機に接続して使用することのでき
るソーターの従来のものの上述の欠点にかんがみ、収納
ビン群の片方にのみ用紙搬送路を設け、さらに選択的に
用紙の表裏前後を反転できる装置を設け、片面コピーを
行った用紙はそのま５分離爪により収納ビンに排出して
スタックし、両面コピーを行なった用紙は表裏前後を反
転した後側のビンに排出してスタックすることが可能で
あり、又必要に応じて複写した原稿順と逆の頁順に丁合
することも可能な構成が簡単で大きなスペースを要しな
いソーターを提供することを目的とする。

以下、本発明を、その実施例を示す図面にもとづいて詳
細に説明する。

第１図は本発明によるソーターの実施例の全体の概略構
成を示す図であり、図示しない複写機から奥基準又は中
央基準で排出されたコピー用紙Ａはソーター１００の受
入ローラ３１，３２により寄せ部３４に排出され、斜向
コロ３３により　操作者から見て手前側の基準ブロック
に寄せられ、中間ローラ対３５．３６に挟持搬送されて
湾曲部ガイド８ｉ３７により、上下方向に一定の間隔を
置いて多段に設けられた用紙収納ビン群６ａ、　６ｂ・
・・・・の一方の側に上下方向に伸びる主搬送路１５に
導かれる。主搬送路１５は第２図に詳細に示す如く各収
納ビン６ａ、　６ｂ・・・・・に対応して設けられ、主
搬送路１５（５搬送される用紙を収納ビンに案内する作
動位置と主搬送路を通過せしめる非作動位置とに切換可
能に各収納ビン毎に設けられた分離爪４ａｅ　４ｂ・・
・・・の主搬送路側案内面とガイド板１５ａ、　１５ｂ
・・・・・に挾１れて形成されている。

上記の分離爪４ａ、　４ｂ・・・・・は夫々機枠に軸支
された軸１９ａ、　１９ｂ・・・・・に固定されており
、これらの軸はその端部に固定された回転腕ｉ４ａ、　
１４ｂ・・・・・、その一端に取付けられたばね１２ａ
、　１２ｂ・・・・・を介してソレノイド８ａ、　８ｂ
・・・・・に接続されている。通常時は分離爪４ａ。

４ｂ・・・・・は回転蝕１４ａ、　１４ｂ、・・・・・
の他の一端に取付けられたばね１０ａ、　１０ｂ、・・
・・・の作用により非作動位置に保持され、電気的指令
によりあるビンに対応するソレノイドに通電さたプラン
ジャが吸引されるとばね、回転腕を介して軸が回動され
そのビンに対応する分離爪が作動位置に変位して、主搬
送路を搬送されてきた用紙を当該ビンに案内するように
なっている。主搬送路１５を挾んで各分離爪４ａ、　４
ｂの尖端付近の位置に搬送ローラ対１ａ、　ｌｂｗ　２
ａ、　２ｂ＊・曲が設けられている。

さて、本発明においては、第２図に示す如く収納ビン群
が上下段２群に分けられており、（図では簡略化して全
収納ビンの数を４個とし上段群・下段群を夫々２個とし
て示したが実際は収納ビンの数はｌＯ数個もしくはそれ
以上設けられるのが普通である。）上段群収納ビン６ａ
、　６ｂに対応する分離爪４ａｅ　４ｂは作動位置にお
いて主搬送路１５′ｆｆ：土から下に向って搬送される
用紙を収納ビン６ａ、　６ｂにそらせるに適した形状に
され、それらの先端部の範囲に設けられた搬送ローラ対
１ａ、　２ｂ　ｒ　ｕｂ、　２ｂは用紙を土から下へ搬
送する方法にのみ回転するようになっている。一方、下
段群収納ビン６ｄ、　６ｅに対応する分離爪４ｄ、　４
ｅは作動位置において主搬送路を下から土へ搬送される
用紙を収納ビン６ｄ、　６ｅにそらせるのに適した形状
にされ、それらの先端部の範囲に設けられた搬送ローラ
対１ｄ、　２ｄ；ｌｅ、　２ｅは選択的にいずれの方向
にも回転可能となっている。

なお、ローラｌｂ、　２ｂ　とｌｄ、　２ｄの間にはロ
ーラ対１ｃ。

２ｃが設けられているが、必らずしもなくてもよい。

主搬送路１５は最下位の搬送コロ１ｅｖ２ｅ　よりさら
に先の方に伸びて反転部１６’ｉｚ形成し、その先端に
は用紙サイズに応じて位置を変らることのできるストッ
パ１７が設けられている。ローラ対１ｅ、　２ｅのニッ
プ部よシストツバ１７迄の長さｔｌは用紙の長さより短
かく調整可能とされており、用紙の前端がストン／％　
Ｆ　７に当接した状態で用紙の後端はなおローラ対ｌｅ
ｅ　２ｆに挾持されかつ分離爪４ｅの先端には掛らない
ようになっている。

この装置は以上の如く構成されているので、表面を土向
きにして受入コロ対３１．３２に挿入された用紙Ａは、
図において右側に表面を向は主搬送路１５に送り込まれ
る。したがって信号に応じて上段群の収納ビン６ａ、６
ｂに対応するソレノイド８ａ又は８ｂが作動し分離爪４
ａ又は４ｂが作動位置にもたらされた場合は用紙はロー
ラ対１ａ、　２ａ又はｌｂ、　２ｂによりＮで示す如く
表面を下に向けて収納ビン６ａ又は６ｂに排出され、先
に入った用紙の裏面の土に次に入った用紙の表面が重な
ってスタックされる。

下段群の収納ビン６ｄ＊　６ｅに用紙をスタックする場
合は、−たん全部の搬送ローラ対１ａ、２ｂ；・・・・
）　ｌｅ。

２ｅを用紙を土から下に搬送する方法に回転させて用紙
Ｂを主搬送路１５内をストッパ１７に前端が当接する迄
送る。用紙前端がストッパ１７に到達したことがセンサ
１８により検知されると下段群のローラ対ｉｄｔ　２ｄ
　Ｈｌｅｅ　２ｅは逆転するとともに排出すべきビンに
対応する分離爪がソレノイドにより作動し、後端が排送
ローラ対ｌｅｅ　２ｅに挾持された用紙は逆方向に送ら
れ分離爪に案内されてビン６ｄ又は６０に図中「で示す
如く受入ローラ３１．３２における土面を土に向けて排
出され、先の用紙の土面の土に次の用紙の下面が重なっ
た状態でスタックされる。

したがって、片面裸写によるコピーの丁合には上段群の
ビンを使用し、両面複写によるコピーの丁合には下段群
のビンを使用することにより頁順に揃えることができる
。

又同一原稿によるコピーを裏面を土にして揃える場合に
は上段群のビンを使用し、表面を土にして揃える場合は
下段群のビンを使用して容易に行なうことが出来る。

以上の如く、本発明によれば、用紙収納ビン群の片側の
みに用紙搬送分離装置を設けて、選択的に用紙を表裏前
後反転して別の収納ビンに排出することができるので、
両面複写機に接続して自動的に丁合を行なうことができ
、又この機能をもつた従来の゛ソーターに比して所要ス
ペースが少なくて済む。以上両面複写機に接続した実施
例について、説明したが、本発明は両面印刷用紙の丁合
を行なうソーターにも使用できることは云う迄もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のソーターの概略全体構成を示
す断面図、第２図はその分陣反転部の詳細を示す断面図
である。 ｌａ、　２ａ　＋　ｌｂｔ　２ｂ”・”　’−ラ対４ａ
、　４ｂ・・・分離爪 ６ａ、　６ｂ・・・用紙収納ビン １５・・・主搬送路 １６・・・反転部 １７−・・ストツバ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機等に接続され、複写機等より排出された用紙を仕
   分は又は丁合を行なうソーターであって、上下方向に間
   隔を置いて多段に設けられた用紙収納ビンと、該収納ビ
   ンの片側に上下方向に伸びて複写機等より排出された用
   紙を搬送４る主搬送路と、該主搬送路を搬送される用紙
   を各収納ビンに案内する作動位置と主搬送路を通過せし
   める非作動位置とに切換え可能に各収納ビン毎に付設さ
   れた分離爪と、作動位置にある上記分離爪の案内面を経
   由して用紙を主搬送路から各収納ビンに搬送するローラ
   対とを有するソーターにおいて、上記収納ビン群を上段
   群と下段群とに分け、上段群収納ビンに対応する各分離
   爪は作動位置において、主搬送路を土から下に向って搬
   送される用紙を収納ビンに案内するに適した形状をなし
   、これに対するローラ対は主搬送路を挾むローラ対とし
   て設けられ、用紙を上から下に搬送する方向に回転する
   ようになっており、下段群収納ビンに対応する各分離爪
   は作動位置において主搬送路を下から土に向って搬送さ
   れる用紙を収納ビンに案内するに適した形状をなし、こ
   れに対するローラ対は主搬送路を挾むローラ対として設
   けられ、いずれの方向にも選択的に回転するようになっ
   ており、主搬送路は最下位のローラ対より先に少くとも
   用紙の後端がそのローラ対に挾持されかつ最下位の分離
   爪先端にはか＼らない状態で用紙前端を阻止するストッ
   パを設けた反転部を有することを％黴とするソーター。