JPS5973207A - 数値制御タレツト旋盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、割り出し軸線の周りに回転可能でありまた摺
動自（ｒに案内されるタレノ｝　ｈ？り手中で回転する
よう」ＩＶ．リイ・ｊけられた二［具タレットを具備し
、さらにｆｌｉｌ廁１１］幾構によって監視されるタレ
ント割υ出し駆動装置を具備し、その上また制御機構に
よって監視される？｝７９子駆動装置を具備する数値制
御（ＮＣ）タレット旋盤に関する。

従来技術 従来公知のタレット旋盤（例えばドイツ特許第２、４０
１，０８３号参照）においては、それと連繋する制御機
構を持った第１のモータが、供給運動と、タレットを担
持するスリーブのような滑９子の進路の測定のために設
けられ、この制御機構は、直線状の物差しか又は滑り子
を移動させるボールローラスピンドルに連結され回転測
定の角度を数字で表示するようにして進路測定が行われ
るようにしたリゾルバ（ベクトル分析や合成に用いる演
算器）を具｛＋！ｉｉすることができる。もう１つの、
油圧モータの形式のモータが工具タレットを回転させ又
は割り出す役目をし、そして和尚大きな駆動力と複雑な
油Ｌ［一制御弁が、工具を具えたタレットを加速し制動
するために必要であり、これらの装ばか短い割り出し時
間とタレットのｉｔ−｛確な位置決めとを保証するよう
にして比較的大きな質量を形成することになる。

発明の目的及び効果 本発明の基礎にある目的は、数値制御（ＮＣ）タレット
旋盤における工具タレットを割り出すのに必要な費用を
減少することにあった。初めに述べた種類の旋盤から離
ノ゛シて、この目的は、滑り子駆動装置（スリーブ駆動
装置）によって｛ｈ成されかつ滑り子側動制御機構によ
って監視されているタレット割り出し駆動装置と、滑り
子駆動装置とタレットとの間に設けられ前方に押され又
は後方に引かれるときだけにタレットの望ましくない回
転を阻止するようにした係脱可能な駆動カップリングと
による本発明によって、達成される。本発明の装置は１
．１駆動モータが省かれるだけでなく制御費用がほんの
少ししか必要とされないが、その］’Ｊｌ山は、タレッ
トの回転角度とタレット滑り子（スリーブ）の進路との
間に定まった関係があったならば、どんな、場合にも必
−波な、タレット滑り子の送りのための進路測定と位置
決め機構がまた、工具タレットの割り出しと位置決めと
全監視するためにも用いることができるからである。そ
の上さらに、滑り子！ｌ＜動装置はまた、タレットのだ
めの短い割り出し時間、すなわちタレットの回転中の７
に具りＶットの迅速な加速と減速と全保証するために必
要な動力【容易に提供する。

発明の構成 本発明の旋盤の好適な実施態様において、特にコンパク
トな、すなわちタレット滑り子の移動方向に比較的短い
構成部分が、割り出し駆動軸をタレット滑９子の案内方
向に平行に配列することとタレット割り出し歯車装置を
タレット滑９子に連結しかつ移動可能とすることによっ
て得られ１．この割り出し駆動軸に借ってタレット割り
出し歯車装置の歯ｊＪ部部材移動し、この歯車部材は割
り出し駆動４々１）と一定の駆動関係にある。タレット
を前方に押しかつ回転させるモーフは、したがって、ど
うしても比較的長いものとなるタレント滑υ子（スリー
ブ）上の後方に位置させてはならない。

さらに、この構造は、タレット滑９子（スリーブ）のだ
めの送り部材としてタレット割シ出し歯車装置を収容す
るハウジングを用いる可能性をもたらす。この末端に向
かって、滑９子駆動装置には、公知の方法によって、タ
レットミル子の案内方向に平行に延出しかつタレット割
り出し歯車装置の歯車ハウジングに連結される本発明に
よるナツトを具えたボールローラスピンドルが設けられ
、タレット滑り子はさらにタレット割り出し歯車装置の
ハウジングに連結されしたがってこれと一緒に動かされ
る。

タレットを回転することなしにタレット滑り子（スリー
ブ）を移動させることができるようにするため、例えば
タレットとこれと同軸のタレット軸との間に駆動ツノノ
ブリングを配設することができる。タレット滑り子の移
動方向に平行な割り出し駆動軸を持った実施態様におい
ては、しかし、」−記の場合割り出し駆動軸を作動させ
ずにおくのが得策であり、そのため駆動カップリングを
割り出し駆動軸と？ｆｔり手駆動装置との間に設けるこ
とが推奨される。

本発明Ｐこよる旋盤の好適な実施態様においては、工具
タレットの不意の回転は、駆動カップリングが係合さね
ている時シこは解放されるように構成されている解放Ｔ
ｊＪ’　ｉｉヒなロック装置を介して回転が阻止されて
いるタレットに対して、駆動カップリングが非係合とな
っている時に、阻止さＪする。

駆動カップリングは、例えば、電磁式、空気式又は油圧
式に作！１ｉ２Ｉする爾伺きカップリングの形式とする
ことができる。しかし、このような歯付きカップリング
あるいはこ′１１．と類似のカップリングの分離は、駆
動カップリングとして摩擦カップリングを用いることに
よって行うことができる。微細な工具の矯正でさえも歯
付きカンブリングの分離に頼ることを考えずに可能とな
る。

本発明の旋盤の好ましい実施態様においては、駆動カッ
プリングとタレットロック装置のために、例えば最初に
この駆動力ラグリングと係合し次にこのロック装置を解
放するよう、１つの単一油圧シリンダが、通常の作動機
構に設けられる。

特に簡単な構造が、タレット滑り手玉の第１の環状歯車
とタレット上の第２の環状歯車とを具備するロック装置
と、ロック装置を解放するために割り出し軸線の方向に
移動可能なタレットと、タレットの軸方向の移動によっ
て係合離脱可能なタレットと同中心のロック装置、とに
より、得られる。

この原理は、その長手方向に移動可能な１つの軸上に取
り付けられかつタレット割り出し駆動装置の要素を構成
する歯が設けられたタレットにより、特に容易に理解さ
れるが、その理由はこの軸が同時にロック装置の部材又
はロック装置を構成するカップリングの部材を担持する
ことができるからである。もしもタレット軸上に設けら
れた歯に軸方向に必要な長さが与えられていたならば、
タレソト軸の移動は、この歯がタレット割り出し歯車装
置の次の１ｍ（τ１き車に係合するのを妨げない。

前に律べたように、滑り子駆動装置の制御は、本発明の
旋盤においては、タレット割り出しを監視する仕事を引
受けることができる。タレット割り出し位置が報告され
るのを可能とするためには、しかし、タレットを、その
回転角度位置を指示する段階的信号装置に連結すること
が得策である。

移動可能なタレノ）　１１＋金具えた本発明の旋盤にお
いては、段階的信号装置はまたタレッ）ｏツク装置の状
態を監視する仕事を引き受けることができ、そしてとの
タレット軸の末端に、特に有利な実施態様におけるタレ
ット軸は回転角度目印と走査装置さらに詳細には無接触
方法で作動する走査装置によって走査される少なくとも
１つの軸線方向位置目印とを担持する。

本発明の旋盤の！１ヶに有利な実施態様において、駆動
カップリングとタレットロック装置のための作動機構は
タレット滑り子（スリーブ）に一体化され、その末端に
タレット軸がピストンを担持し、タレット滑り子はこの
ピストンを収容するシリンダを形成しこれらは複動圧力
媒体シリンダを生じるように構成される。

タレット滑り子（スリーブ）又は滑り子駆動装置は、ど
のような場合においても、シンクロ形式（同期形式）に
することのできる進路測定機構が設けられているので、
駆動カップリングを非係合とした後にタレットの回転に
関連して滑り子の移動のための再補整をするのに何ら困
φＶがない。

実施例 本発明のその他の特徴、利点及び詳細は特許請求の範囲
及び以下の記載と本発明のタレット旋盤の成る特に有利
な実施態様を示す添付図面とから明らかとなる。

第１図及び第２図はへノドストノク（主軸台）１２が固
定して取り付けられている機械フレーム１０を示してい
る。この主軸台は、ワークピース（被加工物）１８を掴
むチャック１６を具えている作業スピンドル１４のため
の軸受としての役目をする。機械フレーム１０上に案内
２０が取り付けら７Ｌこの案内２０上に下方タレット滑
υ子２２が案内され、この滑り子２２は第２図に示され
ている２頭矢印の方向に移動可能である。乙の下方タレ
ット滑り子は上方タレット滑り子２４のための軸受とし
て利用でき、このタレット滑９子２４は通常スリーブと
呼ばれるものでその中に工具タレット２６が１１１＋線
２８の周Ｑに回転するよう取り付けられている。上方滑
υ子２４を軸線２８の方向に移動させる駆動装置と下方
階ｐ子２２を案内２０に借って移動させる駆動装置とは
簡略化のため第１図と第２図においては省略されている
。下方滑り子２２のための駆動装置はまた本発明の自動
ＮＣタレット旋盤においては従来の構造のものである。

上下の滑り子２２及び２４と工具タレット２６とよシな
る４７４成部月を持った第１の実施態様が、第３図から
第５図及び第６Ａ図、第７図を参照して詳ａ１に説明さ
れる。

第４図から明らかなように、下方滑り子２２は、作業ス
ピンドル１４の方向に見て、大略Ｕ字形の形状をしてお
り水平底部３４によって相互に連結された２つの垂直が
側面３０及び３２を持っている。底部の下側面に２つの
案内溝３６がありこれにより底部が案内２０の２つの案
内レール３８に沿って案内さ！する。下方滑υ子２２が
案内２０から上外して離れるのを阻止するために案内レ
ール３８をその底部に把持する抑止部材４ｏが下方滑り
子２２に取シイ」けられている。

割り出し駆動軸４４が多数スプライン付きの軸の形式で
取シ付けられ、下方滑り子２２の側面３−０　、３２中
で回転しかつ軸方向には動かないようにされている。側
面３２の後側に、ハウジング蓋４６を介して、電気モー
タ４８が取り付けられこのモータの駆動軸５０は割シ出
し駆動軸４４と同軸上にあって、過負荷滑シクラッチ５
２を介して歯付きベルト車５４を担持している。この歯
付きベルト車は、歯付きカップリング５６の形式の電磁
駆動カップリングの一方の半分に連結され割り出し駆動
軸４４がこのカップリングの他方の半分に連結され、歯
付きベルト車５４と割シ出し駆動軸４４との間の駆動連
結が中断されるようにさｔする。

第４図に示すように、下方滑り子２２の側面３０及び３
２に、回転ｎ］能であるが軸方向には動かないように、
ボールローラスピンドル５８が取υ付けらｊド〔おり、
このスピンドル５８はその後端に固定さｉしたもう１つ
の歯付きベルト車６０を有している。もう１つのハウジ
ング蓋６２が側面３２の後側に取り付けられボールロー
ラスピンドル５８で駆動されるリゾルバ（ベクトル分析
や合成に用いる演算器）を担持し、ボールローラスピン
ドル５８の軸受としての作用をしている。歯付きベルト
６６が歯付きベルト車５４及び６０上を走行しそれによ
り電気モータ４８がまた過負荷滑動クラッチ５２を介し
てボールローラスピンドル５８を駆動する。

ボールローラスピンドル５８のナツト６８が割ジ出し歯
車ハウジング７０に取り付けられ、このハウジング７０
が上方タレット渭シ子２４のための送り装置としての役
目をし滑り子２４に固定するように取り付けられている
。従って、ポールローラスピンドルル５８の回転は割り
出し歯車ノ・ウジ／グア０のボールローラスピンドル長
手方向の移動を生じそれによりまた上方滑υ子２４の軸
線２８の方向の移動を生じる。

第６Ａ図及び第７図は、スリーブとも称される上方タレ
ット滑り子２４が、中空シリンダによって構成されかつ
下方滑り子２２の側面３０及び３２中を摺動自在に案内
されることを示している。この滑り子２４は、その前端
にタレット２６が固定されている中空のタレット軸７２
のための軸受としての役目を持っている。上方滑り子２
４中で回転しかつその長手方向に移動するよう取り付け
られているタレット軸７２は、回転が阻止されるように
され、さらに詳しく云えば、２つの環状歯車７４及び７
６により、その第１の歯車７４が上方滑り子２４にまた
第２の歯車７６がタレット２６又はタレット軸７２にそ
れぞれ固定されることにより、上記回転が阻止されるよ
うになっている。

この回転阻止状態を解放するため、タレット軸７２が上
方滑り子２４に対して矢印Ｂ（第６Ａ図）の方向に移動
させらｉするが、この移動手段については以下に説明す
る。タレット２６を回転し又は割り出しするため、タレ
ット軸７２はその外周の中央部に歯７８を有しこの歯７
８が割り出し歯車ノ・ウジング７０内に配設されたタレ
ント割υ出し歯車装丁６８０と噛み合う。タレット割り
出し歯車装置は、割υ出し駆動軸４４上に移動可能であ
るがこれと共に回転するようこの軸４４に連結された駆
動歯付き車８２と、歯車・・ウジング７０中で回転する
よう取り付けられかつ駆動歯付き車８２と噛み合う第１
の中間歯車８４と、第１の中間歯車に連結された第２の
中間歯車８６と、割り出し歯車ハウジング７０中で回転
するよう同様に取り付けられかつタレット軸歯７８と噛
み合う出力歯付き車８８とよシ成り立っている。タレッ
ト軸歯は、タレット軸７２がタレット割υ出し歯車装置
８０に対し矢印Ｂの方向に移動することができるように
するため比較的長い形状となっている。従って、割り出
し駆動軸４４の回転は、タレット軸７２をタレット割り
出し歯車装置８０を構成する一組の歯車と共に回転させ
ることになり、上方滑り子２４とタレット軸７２は、割
り出し駆動軸４４とタレット軸７２との間の駆動連結を
中断することなしに、下方滑り子２２に対して軸線２８
の方向に移動させられる。

第４図から明らかなように割り出し歯車ノ・ウジング７
０上に、蝶着された複動空気シリンダ１０２を有する軸
受カラー１００が取υ付けられている・このシリンダの
ピストンロッド１０４がレバー１０６を作動させ、この
レバー１０６はロッド１０４に関節でつながれるととも
に一ヒ方タレット滑り子２４に取り付けられた軸受カラ
ー１０８に関節でつながれさらに蝶番ピン↓１０を介し
てタレット軸７２の肩部に接している。したがって、空
気シリンダ１０２の作動は、環状歯車７４．７６を相互
に分離させるためにタレット軸７２を矢印Ｂ（第６Ａ図
）の方向に移動させ、またこの空気シリンダの復帰行程
はタレット軸が不意に再び回転することのないようにす
るのに役立つ。

タレット割り出し歯車装置８０の出力歯付き車８８はタ
レッ）　４１１１：付７８と常に噛み合うだけでなく、
サイクルスイッチの形式の段階的信号装置１１４の駆動
山付き車１１２とも噛み合い、この信号装置Ｃ」、下方
溝υ子２２の側面３２に取シ付けられておりタレット２
６の回転に当りタレットの占める可能性のある各位置の
ために、タレット位置が確認できるよう記号化された信
号を発生する。このようなサイクルスイッチは公知であ
り段階信号装置１１４のこれ以上の詳細な説明は不必要
である。

しかし、駆動歯イτＪき車１１２上の歯の数はタレット
軸歯７８」二の歯数と同じでありそのため段階信号装置
１１４の１回転はタレット２６のＩＬ転と一致すること
に注意すべきである。

前述のように、タレット２６の割り出しと位置決めは、
しかし、下方タレット滑シ子２２と結合する進路測定機
構を介し、すなわち実施態様に示すようにリゾルバ６４
を介して制御され、これに対し段階信号装置１１４は単
に工具タレット２６の設定位置を報告し返す役目をする
だけである。

第６Ｂ図及び第８図から第１０図に示す実施態様は２つ
の点において第１の実施態様と相違している。駆動モー
タ４８と割り出し駆動軸４４との間に設けられ歯付きカ
ップリング形式の駆動カップリング５６に代えて、環状
歯車７４及び７６を分離させる手段と同様な上方タレッ
ト滑り子２４に一体とされた摩擦カンプリングが設けら
れ、これら歯車７４．７６が同時に前記の摩擦カップリ
ングを作動させる役目をする。したがって、第６Ｂ図及
び第８図から第１０図においては、第１図から第７図に
おけるのと同じ参照数字が他の全ての部分に用いられ、
第２の実施態様が第１の実施態様と相違する特徴点だけ
が以下に説明される。

タレット軸７２は、上方タレット滑り子２４の中で回転
運動をしかつ軸方向には動かないように、ボール軸受１
２２によって保持された歯付き車ノ・ブ１２４を収容す
る外周溝１２０を具備している。歯付き車ハブはタレッ
ト割り出し歯車装置８０の出力歯付き車８８と噛み合い
また第１の摩擦ライニング１２６を担持しこのライニン
グ１２６は第２の摩擦ライニング１２８と共に摩擦カッ
プリング１３０を形成する。摩擦ライニング１２８を担
持するリング１３２が、タレット軸７２中にねじ込まれ
たねじ付き案内ボルト１３４によってタレット軸７２に
回転しないように取り伺けられているが、このリング１
３２は軸方向に移動円能であり、第８図に示すように、
摩擦カップリング１３０が非係合状態でリング１３２が
ねしく＝Ｊき案内ボルト１３４の頭部に対して寄りかか
つている時にすてに元応力が与えられている、タレット
軸７２」二に支持された付勢スプリング１３６の力を受
けている。従ってこの好適な実施態様においては、第１
の実施態様の駆動カップリング５６を持った場合のよう
に、歯付きカップリングの分離のために何の考慮もはら
う必要がない。さらに、摩擦カップリング１３０の形式
の駆動カップリングが上方タレット滑り子２４に収容さ
れている。

これはまた複動油圧シリンダ１４０に適用し、その作動
シリンダ１４２はシリンダ蓋１４４によって密閉された
上方滑り子２４で構成されかつピストン１４６を具え、
このピストン１４６はタレット軸７２においてタレット
０ＩＩ７２の肩部１４８とこれに取り付けられた保持リ
ング１５０との間に保持されタレノｌ−１１’ｌｌｌに
対して回転自在であるがその軸方向には動かないように
されている。このようにして、ピストン１４６中に配設
されたシール１５２は、タレット軸７２が上方タレント
滑り子２４中で回転された時その周辺方向には圧迫され
ず、ただタレットＩ抽７２が上方タレット滑シ子２４中
で移動した時に軸方向に圧迫されるだけである。ピスト
ン１４６の前方と後方とに位置する油圧シリンダ１４０
の２つのシリンダ区域は第６Ｂ図から明らかであり、こ
れに対しこれらのシリンダ区域に導通する油圧穴と油圧
路とは簡略化のため省略されている。

第６Ｂ図におけるピストン１４６の上方に位置するシリ
ンダ区域に圧油が供給されたならば、タレット軸歯２は
矢印Ｂの方向に下方に移動させられ、環状歯車７６が環
状歯車７４から解除される前に先ず２つの摩擦ライニン
グ１２８及び１２６が接触し、２つの環状歯車７４及び
７６によって形成されるロック装置が解放される前に工
具タレット２６が望ましくない回転をするのを確実に阻
止するようにする。タンク）　’ｌ’ｌｌｌ　７２が矢
印Ｂの方向にさらに前方に向かって押されると、環状歯
車７６は次いで環゛［ｋ歯車７４から解放され、摩擦ラ
イニング１２６及び１２８間の押圧力が増加して、電気
モータ４８にタレント割り出し歯車装置８０ｅ介してさ
らに工具タレット２６の割り出しを行うよう電流を通し
た時に、工具タレット２６を加速しまた制動するのに必
要な回転モーメントと制動モーメントが確実に伝達され
るような大きさの押圧力となる。摩擦カップリング１３
０を解放しかつ環状歯車７６を環状歯車７４に再び引き
寄せるために、第６Ｂ図のピストン１４６の下方に位置
するシリンダ区域に圧油が供給される。第６Ｂ図及び第
８図に示す好適の実施態様においては、環状歯車７６を
環状歯車７４から解放するのに必要なタレット軸７２の
進路は、摩擦ライニング１２６と１２８とを互いに接触
させるのに必要な進路の大きさの約１０倍であり、この
ようにして、摩擦カップリング１３０は、工具タレット
２６が不意に回転しないようにタレット軸７２の移動の
初めにすでに」−分に正しく密接されている。また、こ
のようにして、摩擦カップリング１３０と」ニ方タンッ
ト滑り子２４（スリーブ）とは、摩擦カップリング１３
０の係合中に衝撃のような応力に対して保護される。

第６Ｂ図、第９図、第１０図から明ら力・なように、こ
の好適の実施態様において番１、タンク）　４Ｑｈ７２
はその後端において、縁１６２により各々のｓｂ方向の
境界が定められた溝状の凹所の形をした回転角度目印１
６０の第１の走路を担持し、この縁１６２は後述のよう
に、タレット軸７２の１１１方へ押し出された位置を識
別するための軸方１町位置目印を構成し、この位置にお
いて、第６ＢＩ’Ｊ及び第８図に示す位置から、摩擦カ
ップリング１３０は係合し環状歯車７４と７６は互いに
解放される。タレット軸７２にはさらに単一の回転角度
目Ｅｌｌよりなる第２の走路が設けられ、これもまた溝
状の凹所の形をしている。回転角度目印１６０によって
ノ杉成される第１の走路と共同する第１の走査装置ｅ１
６６と回転角度目印１６４によって形成される第２の走
路と共同づ−る第２の走査装置１６８とがあり、これら
の走査装置は図示しない手段によって上方タレット滑り
子２４に、第９図及び第１０図に示す位置にかつ上方タ
レット滑υ子２４に対して動かないように、保持される
。回転角度目印１６０と１６４の全舷と配列とは工具タ
レット２６のＭｙ、シ得る割り出し位１４の数と位置と
に一致し、回転角度目印１６４は第２の走査装置１６８
を介してタレット２６のゼロ位置を指定し、これに対し
回転角度目印１６０と第１の走査装置１６６とは工具タ
レットのその他の割り出し位置への到達を示す。走査装
置１６６はまた回転角度目印１６０の縁１６２　ｆ、走
査し、そ！１によりタレット軸７２及びそれに従うタレ
ット２６が環状歯車７４．７６によってロックされた状
態にあるかそれともこれらの環状歯車が相互に離間し摩
擦カンプリング１３０が係合する前方に押された状態に
あるかを探知する。走査装置１６６と１６８とは無接触
方法で作動する公知のスイッチ例えば誘導近接スイッチ
である。摩擦カップリング１３０が係合し環状歯車７４
と７６が互いに離間しているかどうかを探知することが
できるようにするため、タレット２６がゼロ位置にある
時に、回転角度目印１６０によって形成される第１の走
路に対して、第９図による回転角度目印１６４の下方に
位置する縁１６２を持ったもう１つの回転角度目印１６
０を追加することができる。もう１つの考えられる方法
は背後すなわち第９図におけるタレット軸７２の上縁を
走査装置６８で走査することである０ タレットが回転する時にタレットｍり子の移動するのを
防止するため、本発明の範囲内において、滑り子駆動装
置とタレット滑υ子すなわち実施態様に示スポールロー
ラスピンドル５８を駆動する歯車部材との間にもう１つ
の作動可能なカンプリングを設けることができ、このよ
うな電磁カップリング１７０が第４図に示されている。

ここに示す実施態様は、タレットの回転を監視するため
にリゾルパ６４をさらに用いることができるという利点
を持っている。

上記のものはタレット・割９出し軸線がタレット滑ｐ子
の案内方向に平行に延びている実施態様を記載したのみ
である。しかしこれは本発明を理解するための必須要件
ではなく、タレット割り出し軸線は、例えば、タレット
滑９子の案内方向に傾斜して延びるようにしてもよく、
そして傘歯車装置を工具タレットを担持する軸とタレッ
ト割り出し駆動装置との間に取り付けてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の旋盤の高度に簡略化した前面図であっ
て、タレット割り出し軸線の方向に見た図、 第２図は同旋盤の頂面図、 第３図はタレットを担持する滑り子を持ったタレットの
頂面図、 第４図はタレット及びその滑υ子の側面図で第３図の矢
印Ａ方向に見た図であシ、 第５図はタレット割り出し歯車の図解的説明図、第６Ａ
図は上記の図面中に示された第１の実施態様の旋盤０２
５図の６−６線に沿う断面図、第６Ｂ図は第２の実施態
様の旋盤の第６Ａ図と同様な断面図、 第７図は第３図の７−７線による断面図、第８図は第６
Ｂ図の“Ｘ”で印した部分の拡大図、 第９図は第６Ｂ図に示す実施態様におけるタレット軸の
後端の拡大図、 第１０図はタレット軸と共同する走査装置の第９図の１
　ｏ、−１０線に沿う断面図である。 １０・・・機械フレーム、１２・・・ヘッドストック、
１４・・・作業スピンドル、１６・・・チャック、２０
・・・案内、２２・・・下方タレット滑ｐ子、２４・・
・上方タレット滑υ子、２６・・・工具タレット、４４
・・・割り出し駆動軸、４８・・・滑９子駆動装置、５
６，１３０・・・駆動カップリング、５８・・・ボール
ローラスピンドル、６８・・・ナツト、７０・・・歯車
ノ１ウジング、７２・・・タレット軸、７４．７６・・
・ロック装置、７８・・・肉、８０・・・割シ出し歯車
装置、１４０・・・シリンダ、１１４，１６０，１６４
，１６６．１６８・・・段階信号装置。 ４・ｊ６ 手続補正書（自発） 昭和５８年１１月２６０ １、ソ許庁長官　若杉和夫殿 １、事件の表示 昭和５８年　特許軸　　第１５０３９７号２、発明の名
称 数値制御タレ・・・ト旋盤 ３、補正をする者 事１件との関係　　特許出願人 ４、代理人 （外本名） ５、補正の対象 図面（第３図） ６、補正の内容 第３図を別紙のとおり補Ｉピする。 ７、添付書類の目録

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、割り出し軸線周りに回転自在でありまた摺動可能に
   案内されるタレット滑り手中で回転するよう取り刊けら
   れた工具タレットを具備し、さらにこの工具タンノｌ−
   ｉ（回転するよう制御機構によって監視されるタレット
   割り出し駆動装置と、タレット滑り子ｋ　、１８動させ
   るよう制御機構により監視される滑り手駆動装置とを具
   備するＮＣタレット旋盤において、タレット割９出し駆
   動装置は滑り手駆動装置（４８）によって構成されかつ
   ｍ逆子駆動制御機構（６４）によって監視され、さらに
   係脱可能な駆動カップリング（５６，１３のがｍ逆子駆
   動装置（４８）とタレット（２６）との間に設けられて
   いることを特徴とする数値制御タレット旋盤。 ２、　タレットｍ逆子（２４）の案内方向に平行に割り
   出し駆動軸（４４）が配設され、この軸に沿ってタレッ
   ト割り出し歯車装置（８０）の歯車部材（８２乃５移動
   でき、この歯車部材は常に割り出し駆動軸と駆動連結し
   ており、さらにタレット割り出し歯車装置はタレットｍ
   逆子（２４ンに連結しかつこれと共に移動＋１Ｊ能であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の旋盤。 ３　駆動カップリング（５６）が割り出し駆ｔｊｔｈ＠
   ｍ４）と滑り手駆動装置（４８）との間に設けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の旋盤。 ４　割り出し駆動軸（４４）はスプライン軸であり、歯
   車部材（８２）がこのスプラインｉｌｌ＋上に移動可能
   な歯付き歯車の歯付き車であることを特徴とする特許請
   求の範囲第２項記載の旋盤。 ５、滑り手駆動装置が、タレットｍ逆子（２４）の案内
   方向に平行に延出しかつタレット割り出し歯車装置（８
   ０ヤ歯車ハウジング（７０）に連結されているナラ）、
   （６ｓ）が設けられたボールローラスピンドル（５８）
   を具備し、さらにタレット滑り子（２４）はまたこの歯
   車ハウジング（７０）に連結されているεとを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項記載の旋盤。 ６、　タレット（２６）は解放可能なロック装置（７４
   ゜７６）を介して回転がｌ；ｌｉ止され、このロック装
   置は、駆動カップリング（１，３０）が係合された時解
   放されることを１特徴とする前記１特許請求の範囲各項
   中のいずれか１項に記載の旋盤。 ７　ロック装置（７４、７６）は、タレット（２６）と
   りＶノド滑り−ｒ（２４）（！：の間の係脱可能のカッ
   プリングであることをｔ１＃徴とする特許請求の範囲第
   ６項ｉ己載の旋盤。 ８　、駆動カップリングは摩擦カップリング（’１３０
   ）であることを特ｒ改とする前記１特許請求の範囲各項
   中のいずれか１項に記載の旋盤。 ９、　駆動カップリング（１３０汁ロツク装置（７４゜
   ７６）のために普通の作動機構（１４０）が設けられて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第６項又は第７項
   記載の旋盤。 １０　　ロック装置ｆｔがタレット渭シ子（２４）に固
   定された第１の環状歯ｕ’ｆ、（７４）とタレット（２
   ６）に固定された第２の環状歯車（７６）とを具備し、
   さらにタレッ）（２６）がロック装置を解放するため割
   り出し軸線（２８）の方向に移動可能であることを特徴
   とする特許請求の範囲第７項記載の旋盤。 １１　　タレット（２６’）が、長手方向に移動可能で
   かつタレット割り出し駆動装置の要素を構成する歯（７
   ８）を具備している軸（７２）上に取り付けられている
   ことをノドＪ徴とする特許請求の範囲第１０項記載の旋
   盤。 １２　　タレッ）（２６）が、その回転位置の角度を示
   す段階信号装置（１１４，１６０，１６４，１６６，１
   ，６８）に連結されていることを特徴とする特許の範囲
   各項中のいずれか１項に記載の旋盤。 １３　　タレット軸（７２）が、回転角度目印（１６０
   。 １６４）と少なくとも１つの軸方向位置目印（１６２）
   とを担持し、さらに少なくとも１つの走査装置（１６６
   ，１６８）が軸方向位置目印と回転角度目印とのために
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１１
   項又は第１２項記載の旋盤。 １４　　タレット軸（７２）がピストン（１　４　６）
   を担持し、タレソト滑υ子（２　４）がこのピストン全
   収容するシリンダ（１　４　２）を具備し、さらにこれ
   らのシリンダとビスｌ・ンとが複動圧力媒体シリンダ（
   １４のを形成することを牛）徴とする特／［請求の範囲
   第９項から第１１項中のいずノ１か１項に記載の旋盤。