JPS59710Y2 - 定温発熱体 - Google Patents

定温発熱体

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Publication number
JPS59710Y2
JPS59710Y2 JP1803079U JP1803079U JPS59710Y2 JP S59710 Y2 JPS59710 Y2 JP S59710Y2 JP 1803079 U JP1803079 U JP 1803079U JP 1803079 U JP1803079 U JP 1803079U JP S59710 Y2 JPS59710 Y2 JP S59710Y2
Authority
JP
Japan
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heating element
heater
constant temperature
temperature heating
heat
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Expired
Application number
JP1803079U
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English (en)
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JPS55117792U (ja
Inventor
守 宮本
啓二 白石
悦朗 幅田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被加熱物の移動による放熱面の温度変化を少
なく、かつ放熱面の表面温度が均一な温度分布になるよ
うに改良した定温発熱体を提供することを目的とする。
従来のヒータと正特性サーミスタとを積層してなる定温
発熱体は、放熱面の温度が安定状態になった場合、発熱
量の90%前後は正特性サーミスタで供給されている。
従来のこの種定温発熱体を第1図に示しており、1は金
属放熱板、2は絶縁シート、3は巻線ヒータ、4は巻線
ヒータ3の絶縁基板、5は絶縁シート、6は金属電極板
、7は正特性サーミスタ、8はこの正特性サーミスタ7
の位置決めのための孔部を有する絶縁板、9はバネ性電
極板、10は絶縁板である。
第2図にその回路構成図を示しており、11は放熱面、
12は電源である。
そして、正特性サーミスタ7は複数個並列に接続されて
いる。
この従来の定温発熱体では、その熱経路は第1図よりつ
ぎのようになる。
正特性サーミスタ7(熱源)→金属電極板6→絶縁シー
ト5→巻線ヒータ3の絶縁板4→絶縁シート2→金属放
熱板1→被加熱物(図示せず)。
ここで、絶縁材は必然的に熱抵抗が大きく、上記経路か
らすると3種類の絶縁材を経由しているため、被加熱物
の移動、例えば熱容量の大きい被加熱物を放熱面に置い
た場合には大きな熱流の変化が生じて熱抵抗の大きい絶
縁材の両面の温度差は大きく変化するため、本来の目的
である金属放熱板(放熱面)の定温性が失なわれる欠点
があった。
また、熱源が中央部に位置するため、第1図に示すとこ
ろの端部A、Cと中央部Bの温度差が大きいという欠点
を有していた。
本考案は上記のような従来の欠点を除去すべく創案され
たものであり、以下その一実施例について第3図および
第4図とともに上部と同一個所には同一番号を付して説
明する。
本考案では第3図および第4図に示すように、正特性サ
ーミスタフの電極板を兼ねてなる筒状をした金属板13
a内に上下に絶縁シーH3bを介在させて巻線ヒータ
13Cを巻いた絶縁基板13dを装着して構成されるヒ
ータ13を用いるところに特長を有するものである。
このように筒状の金属板13 aで巻線ヒータ13Cで
巻いた絶縁基板13dを絶縁シート13bを介して覆う
ことにより、従来正特性サーミスタフの電極板としての
み機能していた上記金属電極板6に代わる筒状の金展板
13 aに熱伝導機能を付加することによって、つぎの
ような熱経路となる。
すなわち、正特性サーミスタ7(熱源)→筒状の金属板
13 a→絶縁シート2→金属放熱板1→被加熱物とな
り、従来3種類の熱抵抗の大きい絶縁材を経由していた
ものが1種類となり、被加熱物の移動による放熱面の温
度変化が小さくなる。
また、熱源が中央部に位置していても熱伝導経路が筒状
の金属板13 aにより周辺からの加熱となり、放熱面
の端部A、Cと中央部Bの温度分布が少なくなる。
なお、本考案の回路構成図は第2図と同様である。
ついで、本考案と従来例の具体的な使用による効果の比
較を行うと、複写機等の定着用ヒータとして使用した場
合、放熱面上を常温のペーパーが連続的に通過すること
になる。
この例で放熱面の温度を比較すると、表1のようになっ
た。
また、放熱面の中央部Bと端部A、Cの温度分布の比較
を行うと、35mmのヒータ幅で表2のようになった。
本考案は以上のように構成されているものであり、定温
発熱体の長所を損なうことなく、欠点を補ない、用途の
拡大ができた点で有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例における定温発熱体の分解斜視図、第2
図は従来例および本考案に係る定温発熱体の回路構成図
、第3図は本考案に係る定温発熱体の一実施例を示す一
部切欠分解斜視図、第4図は同発熱体を構成するヒータ
の断面図である。 1・・・・・・放熱面(金属放熱板)、7・・・・・・
正特性サーミスタ、13・・・・・・ヒータ、13a・
・・・・・筒状の金属板、13b・・・・・・絶縁シー
ト、13C・・・・・・巻線ヒータ、13d・・・・・
・絶縁基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータと正特性サーミスタが放熱面に対し積層されてな
    る定温発熱体において、上記正特性サーミスタの電極板
    を兼ねてなり、巻線ヒータで巻いた絶縁基板を覆う筒状
    の金属板と、上記巻線ヒータと上記金属板とを電気的に
    絶縁する絶縁シートとで構成されたヒータを使用するこ
    とを特徴とする定温発熱体。
JP1803079U 1979-02-14 1979-02-14 定温発熱体 Expired JPS59710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1803079U JPS59710Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 定温発熱体

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JP1803079U JPS59710Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 定温発熱体

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JPS55117792U JPS55117792U (ja) 1980-08-20
JPS59710Y2 true JPS59710Y2 (ja) 1984-01-10

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JP5052572B2 (ja) * 2009-07-10 2012-10-17 秀夫 谷口 加熱ヘッドならびにそれを用いた加熱装置および加熱方法

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JPS55117792U (ja) 1980-08-20

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