JPS629673Y2 - - Google Patents
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- JPS629673Y2 JPS629673Y2 JP3214779U JP3214779U JPS629673Y2 JP S629673 Y2 JPS629673 Y2 JP S629673Y2 JP 3214779 U JP3214779 U JP 3214779U JP 3214779 U JP3214779 U JP 3214779U JP S629673 Y2 JPS629673 Y2 JP S629673Y2
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- Japan
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- electrode plate
- cylindrical
- heating body
- spacers
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- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数個の正特性サーミスタ素子を用い
てなる筒形ヒータに関するものである。
てなる筒形ヒータに関するものである。
筒形ヒータはヘアーアイロン等に用いるに適し
たものであるが、たとえばヘアーアイロンに用い
る場合には、毛髪の性質に個人差があることか
ら、個々の性質に応じて発熱温度を異ならしめる
ことが好ましい。しかしながら、従来のものにお
いては常に一定の温度になるものしか存在せず、
１個のヒータでは毛髪の性質に応じて最適条件を
選択することができないことから、いま一歩実用
性の点で問題があつた。
たものであるが、たとえばヘアーアイロンに用い
る場合には、毛髪の性質に個人差があることか
ら、個々の性質に応じて発熱温度を異ならしめる
ことが好ましい。しかしながら、従来のものにお
いては常に一定の温度になるものしか存在せず、
１個のヒータでは毛髪の性質に応じて最適条件を
選択することができないことから、いま一歩実用
性の点で問題があつた。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので
構造簡単にして発熱温度を可変とした筒形ヒータ
を提供することを目的とするものである。
構造簡単にして発熱温度を可変とした筒形ヒータ
を提供することを目的とするものである。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して詳述
する。
する。
第１図において、１はアルミニウム、銅、鉄等
の金属やセラミツク等の熱伝導部材からなる有底
円状の筒体、２はこの筒体内に配設された加熱体
であり、この加熱体２は第２図に示したように構
成されている。つまり、所定の間隔をおいてアル
ミナ、マイカ、耐熱性樹脂等の耐熱絶縁性部材か
らなる３個の絶縁スペーサ３，４，５が平面配置
され、これらのスペーサ３，４，５の一面側に真
鍮、ステンレス、銅等の金属からなる共通電極板
６がハトメ端子７により固着されるとともに、他
面側に前記共通電極板６と同等の材質からなる独
立電極板８，９が隣りあうスペーサ３，４および
４，５間に跨つて電気的に分離された状態で配置
され、ハトメ端子１０により固着されている。そ
して隣りあうスペーサ間であつて前記共通電極板
６と各独立電極板８，９との間に両面に電極の付
着された正特性サーミスタ素子１１，１２が挾持
され、各電極板６，８，９に半田、溶接、圧着、
ネジどめ等の適宜の手段により引き出し端子１
３，１４，１５が接続され、加熱体２が構成され
ている。この加熱体２の構成において、各電極板
６，８，９と正特性サーミスタ素子１１，１２と
の接触を良好にするため、共通電極板６と独立電
極板８，９との間隔を正特性サーミスタ素子１
１，１２の厚みよりも幾分小さくすることにより
弾性的に押圧挾持させることが好ましい。なお、
この加熱体２の構成は本考案を説明するための便
宜上のものであつて、スペーサの材質、数量等は
全く任意であり、特に数量については少なくとも
３個あればよい。また、電極板の材質も任意であ
るが、高温にさらされても酸化して変色しないも
のを選択することが望ましい。そのため、真鍮、
銅等を使用するには、その表面にNi，Ag等の金
属被膜を施しておくことが好ましい。さらには、
各電極板のスペーサへの固着手段は、耐熱性の接
着剤やネジどめ等によつてもよい。１６は前記加
熱体２を包囲する絶縁体であり、ポリイミド、シ
リコン等のシート、チユーブ等からなるものであ
る。１７，１８はアルミニウム、銅等の金属から
なる熱伝導体であり、前記絶縁体１６の外面と筒
体１内面に当接して配設されたもので、第３図に
示したように構成されている。つまり、平板状の
底部１７ａと筒体１内面形状に合致した形状の円
弧部１７ｂとからなる中空半円状のもので、円弧
部１７ｂの頂部にスリツト１７ｃを設けることに
より、弾性をもたせたものである。なお、加熱体
２のハトメ端子７，１０がスペーサ３，４，５面
および電極板６，８，９面より突出した状態で設
けられている場合には、この熱伝導体１７，１８
の底部１７ａにその突出部分を収納せしめる通孔
を設けておくことが望ましい。このように構成さ
れた熱伝導体１７，１８により加熱体２が筒体１
内に保持され、熱伝導体の弾性によつて加熱体２
の正特性サーミスタ素子１１，１２が各電極板間
に良好に挾持されるようになされているのであ
る。１９は加熱体２を筒体１内に封止するための
封止部材である。本考案の筒形ヒータは以上のよ
うに構成されるが、筒体１の形状は必ずしも有底
状のものに限らず、たとえば両端開口状のものに
封止栓をしたものでもよく、さらには両端開口状
のままで用いることも可能である。また、筒体１
の外形も円形に限らず角形等、被加熱体に設置す
る部分の形状に応じた適宜のものとすることがで
き、さらには筒体１外面に複数個の凸部を林立状
に設けるようにしてもよい。こうした場合は、た
とえばヘアーアイロン用のヒータとして用いた場
合に、ブラシ効果を併せもたせたものとすること
ができる。また、正特性サーミスタ素子１１，１
２の形状は上記実施例において図示された角形の
他、円形等の任意のものでよく、熱伝導体１７，
１８の形状も必ずしも中空半円状の弾性を有する
ものでなければならないことはない。つまり、加
熱体２の熱を良好に筒体１に伝達するものであれ
ばいかなるものでもよいのである。
の金属やセラミツク等の熱伝導部材からなる有底
円状の筒体、２はこの筒体内に配設された加熱体
であり、この加熱体２は第２図に示したように構
成されている。つまり、所定の間隔をおいてアル
ミナ、マイカ、耐熱性樹脂等の耐熱絶縁性部材か
らなる３個の絶縁スペーサ３，４，５が平面配置
され、これらのスペーサ３，４，５の一面側に真
鍮、ステンレス、銅等の金属からなる共通電極板
６がハトメ端子７により固着されるとともに、他
面側に前記共通電極板６と同等の材質からなる独
立電極板８，９が隣りあうスペーサ３，４および
４，５間に跨つて電気的に分離された状態で配置
され、ハトメ端子１０により固着されている。そ
して隣りあうスペーサ間であつて前記共通電極板
６と各独立電極板８，９との間に両面に電極の付
着された正特性サーミスタ素子１１，１２が挾持
され、各電極板６，８，９に半田、溶接、圧着、
ネジどめ等の適宜の手段により引き出し端子１
３，１４，１５が接続され、加熱体２が構成され
ている。この加熱体２の構成において、各電極板
６，８，９と正特性サーミスタ素子１１，１２と
の接触を良好にするため、共通電極板６と独立電
極板８，９との間隔を正特性サーミスタ素子１
１，１２の厚みよりも幾分小さくすることにより
弾性的に押圧挾持させることが好ましい。なお、
この加熱体２の構成は本考案を説明するための便
宜上のものであつて、スペーサの材質、数量等は
全く任意であり、特に数量については少なくとも
３個あればよい。また、電極板の材質も任意であ
るが、高温にさらされても酸化して変色しないも
のを選択することが望ましい。そのため、真鍮、
銅等を使用するには、その表面にNi，Ag等の金
属被膜を施しておくことが好ましい。さらには、
各電極板のスペーサへの固着手段は、耐熱性の接
着剤やネジどめ等によつてもよい。１６は前記加
熱体２を包囲する絶縁体であり、ポリイミド、シ
リコン等のシート、チユーブ等からなるものであ
る。１７，１８はアルミニウム、銅等の金属から
なる熱伝導体であり、前記絶縁体１６の外面と筒
体１内面に当接して配設されたもので、第３図に
示したように構成されている。つまり、平板状の
底部１７ａと筒体１内面形状に合致した形状の円
弧部１７ｂとからなる中空半円状のもので、円弧
部１７ｂの頂部にスリツト１７ｃを設けることに
より、弾性をもたせたものである。なお、加熱体
２のハトメ端子７，１０がスペーサ３，４，５面
および電極板６，８，９面より突出した状態で設
けられている場合には、この熱伝導体１７，１８
の底部１７ａにその突出部分を収納せしめる通孔
を設けておくことが望ましい。このように構成さ
れた熱伝導体１７，１８により加熱体２が筒体１
内に保持され、熱伝導体の弾性によつて加熱体２
の正特性サーミスタ素子１１，１２が各電極板間
に良好に挾持されるようになされているのであ
る。１９は加熱体２を筒体１内に封止するための
封止部材である。本考案の筒形ヒータは以上のよ
うに構成されるが、筒体１の形状は必ずしも有底
状のものに限らず、たとえば両端開口状のものに
封止栓をしたものでもよく、さらには両端開口状
のままで用いることも可能である。また、筒体１
の外形も円形に限らず角形等、被加熱体に設置す
る部分の形状に応じた適宜のものとすることがで
き、さらには筒体１外面に複数個の凸部を林立状
に設けるようにしてもよい。こうした場合は、た
とえばヘアーアイロン用のヒータとして用いた場
合に、ブラシ効果を併せもたせたものとすること
ができる。また、正特性サーミスタ素子１１，１
２の形状は上記実施例において図示された角形の
他、円形等の任意のものでよく、熱伝導体１７，
１８の形状も必ずしも中空半円状の弾性を有する
ものでなければならないことはない。つまり、加
熱体２の熱を良好に筒体１に伝達するものであれ
ばいかなるものでもよいのである。
このように構成された筒形ヒータは、その引き
出し端子１３，１４，１５を切換スイツチ等に接
続して、正特性サーミスタ素子のすべてに通電さ
せたり、所定の素子のみに通電させるようにする
ことにより加熱体２の発熱温度を調節するのであ
る。この場合、正特性サーミスタ素子の使用数量
を多くしたり、サイズ、抵抗値、抵抗急変点温度
等の異なる正特性サーミスタ素子を組合せること
により、温度調節範囲を拡大することができる。
出し端子１３，１４，１５を切換スイツチ等に接
続して、正特性サーミスタ素子のすべてに通電さ
せたり、所定の素子のみに通電させるようにする
ことにより加熱体２の発熱温度を調節するのであ
る。この場合、正特性サーミスタ素子の使用数量
を多くしたり、サイズ、抵抗値、抵抗急変点温度
等の異なる正特性サーミスタ素子を組合せること
により、温度調節範囲を拡大することができる。
本考案の筒形ヒータは以上のように構成されて
いるので、構造が極めて簡単であるにもかかわら
ず、１個のヒータで種々の発熱温度が得られ、そ
の用途が極めて拡大されるとともに、たとえばヘ
アーアイロンに用いると、毛髪の性質に応じた温
度が取り出せるので整髪効果が良好となる等の
種々のすぐれた効果を奏するのである。
いるので、構造が極めて簡単であるにもかかわら
ず、１個のヒータで種々の発熱温度が得られ、そ
の用途が極めて拡大されるとともに、たとえばヘ
アーアイロンに用いると、毛髪の性質に応じた温
度が取り出せるので整髪効果が良好となる等の
種々のすぐれた効果を奏するのである。
第１図は本考案筒形ヒータの一実施例の断面
図、第２図は本考案筒形ヒータに用いる加熱体の
斜視図、第３図は本考案筒形ヒータに用いる熱伝
導体の斜視図である。 １……筒体、２……加熱体、３，４，５……絶
縁スペーサ、６……共通電極板、７，１０……ハ
トメ端子、８，９……独立電極板、１１，１２…
…正特性サーミスタ素子、１３，１４，１５……
引き出し端子、１６……絶縁体、１７，１８……
熱伝導体、１９……封止部材。
図、第２図は本考案筒形ヒータに用いる加熱体の
斜視図、第３図は本考案筒形ヒータに用いる熱伝
導体の斜視図である。 １……筒体、２……加熱体、３，４，５……絶
縁スペーサ、６……共通電極板、７，１０……ハ
トメ端子、８，９……独立電極板、１１，１２…
…正特性サーミスタ素子、１３，１４，１５……
引き出し端子、１６……絶縁体、１７，１８……
熱伝導体、１９……封止部材。
Claims (1)
- 熱伝導部材からなる筒体と、この筒体内に配設
される加熱体と、この加熱体を包囲する絶縁体
と、この絶縁体外面と前記筒体内面に当接して配
設される熱伝導体とからなる筒形ヒータにおい
て、前記加熱体は、所定の間隔をおいて平面配置
された少なくとも３個の絶縁スペーサと、これら
のスペーサの一面側に固着された共通電極板と、
前記スペーサの他面側に固着されるとともに、そ
れぞれ隣りあうスペーサ間に跨つて配置され、か
つそれぞれ電気的に分離された独立電極板と、前
記隣りあうスペーサ間であつて前記共通電極板と
独立電極板との間にそれぞれ挾持された正特性サ
ーミスタ素子と、前記各電極板のそれぞれに接続
された引き出し端子とからなることを特徴とする
筒形ヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214779U JPS629673Y2 (ja) | 1979-03-12 | 1979-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214779U JPS629673Y2 (ja) | 1979-03-12 | 1979-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55131091U JPS55131091U (ja) | 1980-09-17 |
| JPS629673Y2 true JPS629673Y2 (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=28885106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3214779U Expired JPS629673Y2 (ja) | 1979-03-12 | 1979-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629673Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4497913B2 (ja) * | 2003-12-17 | 2010-07-07 | Ｓｕｍｃｏ Ｔｅｃｈｘｉｖ株式会社 | 単結晶半導体製造用ヒータ装置 |
-
1979
- 1979-03-12 JP JP3214779U patent/JPS629673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55131091U (ja) | 1980-09-17 |
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