JPS59681A - 時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は時計に関するものである。

従来、掛時計の時刻合せつまみは時計の裏側に設けられ
ているものが多いが１時計を外してから時刻合せを行な
う必要があり１面倒であった。また、この裏側に設けら
れた時刻合せつまみは常時回転するものが多く、つまみ
が壁面の突起物等に接触すると時針が止まる欠点がある
。そのため、壁面との間に十分な隙間をとる必要があり
、壁にぴったりと合着した時計を作れなかったシ１時計
全体が厚くなったシするなどの欠点がある口また、従来
の掛時計として、下方に時刻合せ手段を設けたものもめ
るが、この場合輪列と噛み合う歯車や回転を直角方向に
変えるための部品が必要になシ、＃＃造が複雑になるば
かりか、薄型化に対しても妨げとなっていた。

したがって、この発明の目的は、薄型化を図るとともに
、時刻合せを行ない易くした時計を提供することである
。

この発明の一大施例を第１図ないし第７図に示す。図に
おいて、１は透明の前面カバーでロシ。

方形の外周枠２の円孔２ａに嵌入されている。文字板３
は前面カバー１の裏側に若干の隙間を介して配置されて
外周枠２に固定されている。前面カバー１は中央の内面
に一体の固定歯車４を有し。

外面に環状係合突部５を有している。時計ムーブメント
６はキャップ状のムーブメントケース７内に固着されて
おシ、ムーブメントケース７は前面カバー１の環状係合
突部５に適当な力以上で回転可能に嵌着されている。ム
ーブメントケース７は。

手で回転させるときに滑らないように、外周にローソク
）＃Ｉ７ａが切られており、中央部には電池収納凹部７
ｂがある。電池蓋８はムーブメントケース７に嵌着され
、電池９の交換のときに開閉される。ムーブメント６の
分針軸１０はムーブメントケース７および固定歯車４の
中心と一致しており、固定歯車４を貫通している。分針
軸１０の先端には分針ブツシュ１１が圧入固定されてい
る。

分針プツシ−１１は一対の固り止め片１１ａと偏心カム
ｌｌｂとを有しておシ、分針１２は基端の取付孔１２ａ
で分針プンシー１１の固シ止め片１１ａに分針軸１０の
軸方向移動自在に係合している。時針１３はカム孔１３
ａで分針ブツシュ１１の偏心カム１１ｂに遊合し、かつ
固定歯車４と噛み合う内歯歯車１３ｂを有している。な
お、ムーブメント６内にはステンプモータと、このモー
タの駆動回路と。

歯車等が収納されている。

つきにこの時計の動作を説明する。分針軸１０はムーブ
メント６の駆動により、１時間に１回転する。したがっ
て、分針軸ｌＯに固着された分針ブツシュ１１とともに
、分針１２ｔＩ′ｉ、１時間に１回転する。分針１２は
回転方向に対しては規制され。

上下方向に対しては遊びをもっているので、文字板３と
前面カバー１との間が時針１３と分針１２の厚さよりも
若干広ければ無理なく駆動される。

分針プツシ−１１に設けられた偏心カムｌｌｂにより１
時針１３と一体の内歯歯車１３ｂが動かされる。

内歯歯車１３ｂが歯数１２枚で固定歯車４の歯数が１１
枚であるので、内歯歯車１３ｂは固定歯車４の周囲全転
がるように移動し、分針軸ｌＯの１回転で時針１３が１
／１２回転移動する。

時刻合せ全行なう場合は、ムーブメントケース７を手で
回転させる。これにより、ムーブメント６とともに分針
軸１０が文字板３に対して回転することにな９１分針１
２および時針１３を正しい時刻に合せることができる。

このようにムーブメントケース７を回すことにより時刻
合せが行なわれるので１時刻合せ用の部品が不要で構造
が簡単である。しかも、前面で時刻合せが行なえるので
１時計を壁から外す必要がなく、時刻合せが行ない易い
。また、時刻合せつまみとなるムーブメントケース７は
常時は前面カバー１に対して固定状態となるものである
ため。

他の物がムーブメントケース７に当たっても時計が止ま
ることがない。

しかも、ムーブメントケース７が前面に突出しているた
め、それだけ時計全体の厚さが薄くなる。

また、ムーブメントクースフを裏側に突出させる場合と
異なり１時計全体を壁面に密着して配置できるので、視
覚に対して薄型化の効果が大きい。

また、ムーブメント６がステップモータ弐等で分針軸の
停止位置が決まっている場合（例えば３０秒運針式では
１２０等分された停止位置をもつ）。

従来では時分針の取付けにおいて、文字板の目盛との関
係を決めて取付けを行なう必要があったが、この実施例
ではムーブメント６の全体が回転するので１分針１２ｔ
／′ｉ任意の位置に取付けることができ１組立作業性が
良い。

以上のようにこの発明の時計は、前面カバーにムーブメ
ントラ回転可能に取付けるとともに、前面カバーに設け
た固定歯車に噛み合って時針をカム駆動するようにした
ので、薄型化が図れ、しかも時刻合せが行ない易く、か
つ構造が簡単という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の正面図、＃Ｉ２図はその
断面図、第３図は同じくその部分拡大断面図、第４図は
同じくその分解斜視図、１８５図は同じくそのムーブメ
ントケースと電池を示す分解斜視図１Ｍ６図は同じくそ
の時分針と分針プッシヱとを示す分解斜視図、第７図は
同じくその固定歯車と時針との関係を示す断面図である
。 １・・・前面カバー、３・・・文字板、４・・・固定歯
車、６・・ムーブメント、７・・・ムーブメントケース
、９・・・電池、１０・・・分針軸、１１・・・分針ブ
ツシュ、　ｌｌｂ・・・偏心カム、１２・・・分針、１
３・・時針、　１３ａ・・・カム孔、１３ｂ・・・内歯
歯車 第２図 第４図 第６　図 １ｂ 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　裏面の中央に固定歯車を有する透明の前面カ
   バーと、この前面カバーの裏側に隙間を介して配置され
   て前記前面カバーと周縁部で結合された文字板と、前記
   曲面カバーの曲面に前記固定歯車と同心に回転可能に取
   付けられて分針軸が前記固定歯車を貫通して前記文字板
   側へ突出した時計ムーブメントと、前記分針軸に取付け
   られた分針と。 ＠配分針軸に取付けられた偏心カムと、この偏心かムに
   嵌合したカム孔と前記固定歯車に噛み合った内歯歯車と
   を有する時針とを備えた時計。
2. （２）　　＠記ムーブメントはムーブメントケース内に
   固定されてこのムーブメントケースを介して前記前面カ
   バーに回転可能に取付けられ、前記ムーブメントケース
   内に電池が収納された特ＩｆｅＦｇ求の範囲第（１）項
   記載の時計。