JPS5964609A - 補強ポリブタジエンの製造法 - Google Patents

補強ポリブタジエンの製造法

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JPS5964609A
JPS5964609A JP57174017A JP17401782A JPS5964609A JP S5964609 A JPS5964609 A JP S5964609A JP 57174017 A JP57174017 A JP 57174017A JP 17401782 A JP17401782 A JP 17401782A JP S5964609 A JPS5964609 A JP S5964609A
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F136/00Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/02Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/04Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F136/06Butadiene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、補強ポリブタジェンの新規な製造法に関す
るものである。
補強ポリブタジェンの製造法としては、不活性有機溶媒
中で、コバルト化合物と一般式AlRnX3−n(ただ
し、Rは炭素数1〜6゛のアルキル基、゛フェニル基ま
たはシクロアルキル基であシ、Xは)・ロゲン原子であ
シ、nは1.5〜2の数字である)で表わされるハロゲ
ン含有有機アルミニウム化合物とから得られるシス−重
合触媒の存在下に、1,3−ブタジェンを重合してシス
−1,4−ポリブタジェンを生成させ、続いてこの重合
系に、さらにl。
3−ブタジェンおよび/または前記溶媒を添加するかあ
るいは添加しないで、コバルト化合物と。
一般式Al!R3(ただし、Rは前記と同じである。)
で表わされる有機アルミ・ニウム化合物と、二硫化炭素
とから得られる1、2重合触媒を存在させて。
■、3−ブタジェンを重合する方法が公知である(特公
昭49−17666号)。
前記の方法は1.3−ブタジェン番シス重合後ひき続い
て1.2重合する方法であシ9重合装置の冷却能力に限
界があシ、単位時間当りの補強ポリブタジェンの収量が
小さいという欠点を有している。
補強ポリブタジェンの製造法として、シス重合と1,2
重合とを同時に行なう1,3−ブタジェンの1段重合法
が提案された(特開昭56−88408号)。
上記公報には、可溶性コバルト化合物、該コバルト化合
物1モル当91〜100モルの一般式AQR2X で表
わされるジアルキルアルミニウムハフイドおよび二硫化
炭素からなる触媒を使用し1重合溶媒中、該コバルト化
合物1モル当91モル以上の水が存在しない状態で1.
3−ブタジェンを重合する補強ポリブタジェンゴムの製
造方法が記載されている。
しかし上記の方法によって製造される補強ポリブタジェ
ンは、沸騰n−ヘキサン可溶分の分子量が実施例による
と極限粘度が0.4以下と小さく。
シス−1,4構造含有率も低い。また、沸騰n−ヘキサ
ン不溶分の融点も実施例によると重合温度が20℃と比
較的低いにも拘らず202℃以下であシ充分高くはない
本発明者らは、1,3−ブタジェンの1.2重合とシス
重合とを同時に行なうことができ沸騰n−ヘキサン可溶
分(シス1,4−ポリブタジェン)の分子量、シス含量
が高く、沸騰n−へキサン不溶分(1,2−ポリブタジ
ェン)の融点2分子量が高く優れた機械的性質を有する
補強ポリブタジェンの製造法について鋭意研究した結果
、この発明を完成した。
すなわち2本発明は1重合溶媒中で可溶性コバルト化合
物、有機アルミニウムハライド、トリアルキルアルミニ
ウムと水との反応物および二硫化炭素あるいはインチオ
シアン酸フェニルかうiiうれる触媒の存在下に1,3
−ブタジェンを重合して。
沸騰n−ヘキサン不溶分が5〜30係(重量裂。
以下同じ)、沸騰n−ヘキサン可溶分が95〜70%で
あるポリブタジェンを生成させることを特徴とする補強
ポリブタジェンの製造法に関する。
この発明の方法において、可溶性コバルト化合物は、使
用する重合溶媒に可溶なコバルト化合物であればどのよ
うなものでもよい。例えば、このような可溶性−のコバ
ルト化合物としては、コバルトのβ−ジケトン錯体また
はコバルトのβ−クト酸エステル錯体が好適に使用され
る。これらコバルト錯体の配位子のβ−ジケトンとして
は、一般式 %式%(1) (式中、RIおよびR2のそれぞれは、水素原子または
炭素数1〜3の脂肪族炭化水素基であ’)+R3および
R4のそhぞれは炭素数1−3の脂肪族炭化水素基であ
る。)のβ−ジケトン類があげられ、また。
配位子のβ−ケト酸エステルとしては、一般式%式%(
2) (式中r  R1r R2+ R3およびR4は前記と
同じである。)のβ−ケト酸エステルがあげられる。特
に好ましい錯体は、コバルト(…)アセチルアセトナー
ト、コバル) (Ill)アセチルアセトナート、コバ
ルトアセト酢酸エチルエステル錯体である。
また可溶性のコバルト化合物として、炭素数6以上の有
機カルボン酸のコバルト塩1例えばコバルトオクトエー
ト、コバルトナフチネート、コノくルトベンゾエートな
どを使用することができる。
さらに、可溶性のコバルト化合物として1例えばハロゲ
ン化コバルト錯体、すなわち一般式0式%() (式中、Xは)・ロゲン原子、特に好ましくは塩素原子
であり、nは2または3の整数であシ、Yは配位子であ
シ1mは1〜4の整数である。)で表わされる錯体も好
適に使用することができる。上式(3)において、配位
子としてはノ・ロゲン化コバルトと錯体を形成すること
が知られている任意の配位子2例えばピリジン、トリエ
チルアミン、トリブチルアミン、ジメチルアニリンなど
のアミン。
メチルアルコール、エチルアルコールナトのアルコール
およびN、N−ジメチルホルムアミド、  N、N−ジ
メチルアセトアミド、  N、N−ジエチルホルムアミ
ドなどのN、N−ジアルキルアミドなどを挙けることが
できる。特に好ましいノ・ロゲン化コノ・・・ト錯体と
しては、塩化コバルトピリジン錯体、塩化コ六ルトエチ
ルアルコール錯体を挙けることづできる。
さらに、可溶性のコバルト化合物として(]、、3−ブ
タジエン)[1−(2−メチル−3−ブテニル)−π−
アリル〕コバルトのようなオレフィン。
ジオレフィンのコバルト錯体を好適に使用することがで
きる。また、特開昭57−125206号公報に記載さ
れている方法によって不活性有機溶媒(重合溶媒)中で
1,3−ブタジェン存在下にコバルト化合物とトリアル
キルアルミニウムトラ反応させて得られるコバルトの1
,3−ブタジェン錯体を含む混合物をIn 5itu法
によシそのまま使用することができる。
この発明の方法において、有機アルミニウムハライドは
、一般式AQRnX3〜n(ただし、Rは炭素数1〜6
のアルキル基、フェニル基またはシクロアルキル基であ
り、xはハロゲン原子であり、nは1.5〜2の数字で
ある)で表わされる化合物である。有機アルミニウムハ
ライドとして、ジエチルアルミニウムモノクロライド、
ジエチルアルミニウムモノプロライド、ジイソブチルア
ルミニウムモノクロライドなどのジアルキルアルミニウ
ムハライドや、エチルアルミニウムセスキクロライドの
ようなアルキルアルミニウムセスキハライFなどを好適
に使用することができる。
この発明の方法において、トリアルキルアルミニウムは
一般式At!R3(ただし、Rはアルキル基塘たはシク
ロアルキル基である)で表わされる化合物であり2例え
ば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム
r  ) ’J n −フロビルアルミニウム、)’J
n−ブチルアルミニウム+Fリイソフチルアルミニウム
、)!Jri−ヘキシルアルミニウム、トリシクロヘキ
シルアルミニウムなどt挙げることができる。
この発明の方法において、トリアルキルアルミニウムは
水との反応物として使用される。トリアルキルアルミニ
ウムと水との反応は、1,3−ブタジェンの存在下また
は不存在下にトリアルキルアルミニウムの不活性有機溶
m(重合溶媒と同じでもよく異なっていてもよい)溶液
中に、攪拌下に水滴を加えた凱水を溶解した不活性有機
溶媒を加えた後、好適には0.1〜30分間程度攪拌を
続けることによって行なうことができる。トリアルキル
アルミニウムと水との割合は2モル比で0.5:l〜1
:1の範囲が好ましい。また、不活性有機溶媒とトリア
ルキルアルミニウムとの割合は。
不活性有機溶媒1tに対してトリアルキルアルミニウム
が0.1〜2ミリモルが好ましい。トリアルキルアルミ
ニウムと水との反応物は、不活性有機溶媒の溶液とし、
て重合系に加えられる。
この発明の方法においては、触媒成分として二硫化炭素
あるいはイソチオシアン酸フェニル、好ましくtユニ硫
化炭素が使用される。
1.3−ブタジェンの重合溶媒溶液用の重合溶媒として
は、形成される沸Am n−ヘキサン可溶分であるシス
−1,4−ポリブタジェンを浴解しつる有機溶媒であれ
は特に制限はないが、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、Q−ヘプタン、n−ヘキサンなど
の脂肪族灰化水素、シクロヘキサンなどの脂環族炭化水
素およびそれらのハロゲン化物1例えはクロルベンゼン
、○−ジクロルベンゼン、塩化メチレン、l、2−ジク
ロルエタン、  1,1.2− )ジクロルエタンなど
を挙げることができる。なかでもベンゼンを好適に使用
することができる。有機アルキルアルミニウムハライド
としてジアルキルアルミニウムハライドを使用する場合
には少量の水が必要であって、1.3−ブタジェンの重
合溶媒溶液中の水分の量は50m2/を以下、特に10
〜50 m9/l が好ましい。
重合触媒の使用量は、1,3−ブタジェン1モルに対し
て、可溶性コバルト化合物が0.01ミリモル以上であ
り、有機アルミニウムハライドが0.5ミリモル以上、
特に1ミリモル以上であることが好ましい。また、可溶
性コバルト化合物に対する有機アルミニウムハライドの
モル比(AP、/ Co )は5以上、特に15以上で
あることが好ましい。
また、1,3−ブタジェン1モルに対して、トリアルキ
ルアルミニウムと水との反応物はトリアルキルアルミニ
ウム換算で0.5ミリモル以上、特に1ミリモル以上で
あシ、二硫化炭素あるいはイソチオシアン酸フェニルが
0.00001〜0.01モルであることが好ましい。
また、有機アルミニウム・・ライドの量は可溶性コバル
ト化合物1モルに対して10〜500モル、特に20〜
200モルが好ましく、トリアルキルアルミニウムと水
との反応物の量はトリアルキルアルミニウム換算で可溶
性コバルト化合物1モルに対して5〜300モル。
特に10−100モルが好ましく、二硫化炭素あるいは
イソチオシアン酸フェニルの量は可溶性コバルト化合物
1モルに対して0.1〜500モル。
特に1〜500モルが好ましい。
前記触媒各成分の添加順序には特に制限はないが、1,
3−ブタジェンの重合溶媒溶液に有機アルミニウムハラ
イドを添加し、その後トリアルキルアルミニウムと水と
の反応物、可溶性コバルト化合物、ついで二硫化炭素あ
るいはイソチオシアン酸フェニルを添加する添加順序が
、沸騰n−ヘキサン不溶分の生成量が多く、シス含量の
高い沸騰n−へキサン可溶分を含む補強ポリブタジェン
を得ることができるために好ましい。
この発明の方法における重合温度は一20〜80℃7%
に20〜70℃が好ましく1重合圧力は常圧でもそれ以
上でもよく1重合時間は10分〜5時間の範囲が好まし
い。また2反応系における1、3−ブタジェンの濃度は
全重合溶液に対して5〜40重量係の範囲であればよい
この発明の方法においては、前述の条件で1,3−ブタ
ジェンを重合して沸騰n−ヘキサン不溶分が5〜30%
であシ、沸騰n−ヘキサン可溶分が95〜70%である
ポリブタジェンを生成させるのである。このようなポリ
ブタジェンはシス−1゜4ポリブタジエンの特性を保持
したままで優れた機械的特性を有する加硫物を与える補
強ポリブタジェンである。
沸11t#n−ヘキサン不溶分は、有機アルミニウムハ
ライドと、水とAl1の反応物の量、水とAQR8との
モル比、二硫化炭素の量などによシコントロールするこ
とができる。
前記の沸騰n−へキサン不溶分は、固有粘度(〔η))
(135℃、テトラリン中測定)が0.5〜5、特に1
〜5であシ、l、2構造含有率が85%以上であシ、融
点が200〜220℃であるものが好ましい。また、前
記の沸騰n−ヘキサン可溶分は、固有粘度(〔η))(
30℃、トルエン中測定)が1〜3であり、シス−1,
4構造含有率が90%以上であるものが好ましい。前記
の沸騰n−ヘキサン可溶分の固有粘度を適当な値とする
ために、公知の分子量調節剤1例えばシクロオクタジエ
ン(COD)またはα−オレフィン類を使用することが
できる。
この発明の方法によれば、l、3−ブタジェンの1段重
合法によって目的とする補強ポリブタジェンを得ること
ができるので1重合装置1つ当シのポリマー収量(単位
時間当シ、以下同じ)を大幅に改良することができるの
である。
また、この発明の方法を、可溶性コバルト化合物と有機
アルミニウムハライドとから得られるシス重合触媒を使
用して重合溶媒中で1,3−ブタジェンをそれ自体公知
の方法によって重合してシス−1,4ポリブタジエンを
生成させた後の重合系に適用する2段重合法によっても
補強ポリブタジェンを得ることができる。この場合には
、第2段目の重合において沸騰n−ヘキサン含量を1段
重合法に比べて高くする必要がある。この方法によって
も、第2段目の重合装置1つ当りのポリマー収量が大幅
に改良されるため、第1段のシス重合と第2段の重合と
の重合全体でのポリマー収量を改良することができるの
である。
重合反応終了後ポリブタジェン°を収得するにはイドと
反応するようなアルコール、水などの極性溶剤を大量投
入する方法、あるいは大量の極性溶剤に重合溶液を投入
する方法、塩酸、硫酸などの無機酸、酢酸、安息香酸な
どの有機酸、モノエタノールアミンやアンモニアを含む
少量の極性溶剤を重合溶液に投入する方法、塩化水素ガ
スを重合溶液に導入する方法などにより1,3−ブタジ
ェンの重合を停止した後、メタノールなどの沈澱剤を加
えるか、あるいはフラッジ−(水蒸気を吹きこむかまた
は吹きこまずして溶媒を蒸発除去する)して重合体を析
出させ9分離後乾燥してポリブタジェンを得ることがで
きる。
この発明の方法によシ得られるポリブタジェンは、従来
、天然ゴムや高シス−1,4−ポリブタジェンに用いら
れている既知の配合剤を配合することができる。
また、この発明の方法によシ得られるポリブタジェンを
天然ゴムや曲の合成ゴムとブレンドして使用することも
できる。
次に実施例および比較例を示す。実施例および比較例の
記載において、ポリブタジェンの沸騰n−ヘキサン不溶
分は、22の補強°ポリブタジェンを200m1!のn
−ヘキサンに室温で溶解させた後。
不溶分を4時間ツクスレー抽出器によって抽出し。
抽出残分を真空乾燥し、その重量を精秤して求めたもの
である。また、沸騰n−ヘキサン可溶分は。
上記のようにして得られたn−ヘキサン溶解分およびツ
クスレー抽出器による抽出器からn−ヘキサンを蒸発除
去した後、真空乾燥し、その重量を精秤して求めたもの
である。また、補強ポリブタジェンの沸騰n−ヘキサン
可溶分のシス−1,4−構造含有率は赤外吸収スペクト
ル(IR)により測定し、沸騰n−ヘキサン不溶分の1
,2−構造含有率は核磁気共鳴スペクトル(N114R
)により測定し、沸騰n−ヘキサン不溶分の融点(MP
)は自記差動熱量計(DSO)による吸熱曲線のピーク
温度によシ決定した。
また、補強ポリブタジェンの沸騰n−ヘキサン可溶分の
固有粘度(〔η〕)については30℃、トルエン中で測
定した値であシ、補強ポリブタジェンの沸騰n−ヘキサ
ン不溶分の固有粘反(〔η〕)については135℃、テ
トラリン中で測定した値である。
実施例1 空気を窒素で置換し、温度計、攪′拌棒、窒素ガス導入
管を備えた内容積2tのセパラブルフラスコ中に、乾燥
した1、3−ブタジェン85yを脱水ベンゼン860−
に溶解した1、3−ブタジェンのベンゼン溶液(水分1
.5ミリモル含有)を入れ。
液温を40℃に保ちながら、この1,3−ブタジェンの
ベンゼン溶液にジエチルアルミニウムモノクロリド4.
0ミリモル、トリエチルアルミニウムと水の反応物(H
20/Ag Et3二0.8’i’、モル比)をAP、
当り4ミリモル(ベンゼンの溶液7.4−とじて)加え
、さらに、コバルトオクトエート0.043ミリモル、
二硫化炭素0.13ミリモルを加え40℃で30分重合
した。
得られた7ボリマ一生成混合物に少量の2,6−ジ第3
 ブチ、ルー 4−メチルフェノールおよび塩酸を含む
1tのメタノールを加え重合反応を停止させた。析出沈
澱したポリマーをr集し、約20℃で減圧乾燥してポリ
ブタジェン37.1tを得た。
このポリブタジェンは、沸騰n−ヘキサン不溶分を12
.7%含み、沸騰n−ヘキサン不溶分の1゜2−構造含
有率が93.5%であシ、融点が205℃であシ、固有
粘度(〔η〕)が2.9であり、沸騰n−ヘキサン可溶
分のシス−1,4−構造含有率が96.8%であシ、固
有粘度(〔η〕)(トルエン。
30℃)が2.60であツタ。
実施例2〜4 トリエチルアルミニウムと水との反応物のH2o/Ap
、 Et、の比及び量を変化させた以外(・ま実施例1
と同様に重合した。結果を第1表C:示す。
実施例5 トリエチルアルミニウムと水との反応物のH20/AQ
Et3の比及び量を変化させ、コノ(ルトオクトエート
の代シにIn 5itu法で作製したコノ(ルトのブタ
ジェン錯体を使用し、た曲は実施例1と同様に重合した
コバルトのブタジェン錯体は、三方活栓付20〇−の三
角フラスコ中に50fnlVのlO重量係ブタジエンヲ
含むベンゼンを入れ、コノ(ルトオクトエート(ベンゼ
ン溶液)1.5ミリモル、トリエチルアルミニウム(ベ
ンゼン溶液)1.6ミリモルを室温中攪押下に加えて調
製した。第1表ζ二結果を示す。
実施例6 二硫化炭素の添加順序をジエチルアルミニウムクロリド
の前にした他は実施例1と同様C二行なった。結果を第
1表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重合溶媒中で可溶性コバルト化合物、有機アルミニウム
    ハライド、トリアルキルアルミニウムと水との反応物お
    よび二硫化炭素あるいはイソチオシアン酸フェニルから
    得られる触媒の存在下に1゜3−ブタジェンを重合して
    、沸騰n−ヘキサン不溶分が5〜30%、沸騰n−ヘキ
    サン可溶分が95〜′70%であるポリブタジェンを生
    成させることを特徴とする補強ポリブタジェンの!進法
JP57174017A 1982-10-05 1982-10-05 補強ポリブタジエンの製造法 Granted JPS5964609A (ja)

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