JPS595653Y2 - ラツク・ピニオン式ステアリング装置 - Google Patents
ラツク・ピニオン式ステアリング装置Info
- Publication number
- JPS595653Y2 JPS595653Y2 JP14486678U JP14486678U JPS595653Y2 JP S595653 Y2 JPS595653 Y2 JP S595653Y2 JP 14486678 U JP14486678 U JP 14486678U JP 14486678 U JP14486678 U JP 14486678U JP S595653 Y2 JPS595653 Y2 JP S595653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- rack
- pinion
- housing
- meshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラック・ピニオン式ステアリング装置にかかわ
り、特にそのラックとピニオンの間の噛合い調整に関す
る改良にかかわる。
り、特にそのラックとピニオンの間の噛合い調整に関す
る改良にかかわる。
ステアリングホイールによってステアリングシャフトに
加えられる操舵トルクをラツクバーの軸線に沿った往復
動運動に変える装置として、ハウジジングと、前記ハウ
ジングに回動式に装着されステアリングシャフトによっ
て回転駆動されるピニオンと、前記ハウジングを貫通し
て延び前記ピニオンと噛合って該ピニオンにより駆動さ
れるラック歯を備えたラツクバーとを有する如きラック
・ピニオン式ステアリング装置が知られている。
加えられる操舵トルクをラツクバーの軸線に沿った往復
動運動に変える装置として、ハウジジングと、前記ハウ
ジングに回動式に装着されステアリングシャフトによっ
て回転駆動されるピニオンと、前記ハウジングを貫通し
て延び前記ピニオンと噛合って該ピニオンにより駆動さ
れるラック歯を備えたラツクバーとを有する如きラック
・ピニオン式ステアリング装置が知られている。
この種のラック・ピニオン式ステアリング装置に於て、
ラツクバーのラック歯とピニオンの歯との噛合い位置に
於けるラツクバーとピニオンとの相対的位置をこれら部
品の製作誤差或いは組付け誤差に拘らず最適位置に設定
することができるよう、ラツクバーをそれがピニオンと
噛合う近傍に・於てハウジングに対し偏心スリーブを経
て支持し、偏心スリーブの回動位置を調整することによ
りラツクバーとピニオンの間の相対的位置を適宜調整す
ることができるよう構威されたラック・ピニオン式ステ
アリング装置が本件出願人と同一の出願人による先の特
許出願に係る特許第７７７６７３号（特公昭４９−４１
５３０号）に於て提案されている。
ラツクバーのラック歯とピニオンの歯との噛合い位置に
於けるラツクバーとピニオンとの相対的位置をこれら部
品の製作誤差或いは組付け誤差に拘らず最適位置に設定
することができるよう、ラツクバーをそれがピニオンと
噛合う近傍に・於てハウジングに対し偏心スリーブを経
て支持し、偏心スリーブの回動位置を調整することによ
りラツクバーとピニオンの間の相対的位置を適宜調整す
ることができるよう構威されたラック・ピニオン式ステ
アリング装置が本件出願人と同一の出願人による先の特
許出願に係る特許第７７７６７３号（特公昭４９−４１
５３０号）に於て提案されている。
本考案は、かかる偏心スリーブを用いたラック・ピニオ
ン式ステアリング装置に於て、偏心スノーブの回動位置
の調整をより容易に行うことができると同時にその調整
位置の設定が確実に保持され、また必要に応じて再調整
及び再設定を容易に行うことができるよう改良された偏
心スリーブの構造を有するラック・ピニオン式ステアリ
ング装置を提供することを目的としている。
ン式ステアリング装置に於て、偏心スノーブの回動位置
の調整をより容易に行うことができると同時にその調整
位置の設定が確実に保持され、また必要に応じて再調整
及び再設定を容易に行うことができるよう改良された偏
心スリーブの構造を有するラック・ピニオン式ステアリ
ング装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、偏心スリーブはその一
端に周縁に沿って多数の切欠きを形或されることにより
王冠状の凹凸部を形或され、ハウジングは偏心スリーブ
を受入れるスリーブ孔の一端に該偏心スリーブの前記凹
凸部に於ける凸部を受入れる多数の切溝を形或され、こ
れら多数の凸部と切溝との保合を選択することにより偏
心スリーブの回動位置の調整及びその設定がなされるよ
うになっていることによって達或される。
端に周縁に沿って多数の切欠きを形或されることにより
王冠状の凹凸部を形或され、ハウジングは偏心スリーブ
を受入れるスリーブ孔の一端に該偏心スリーブの前記凹
凸部に於ける凸部を受入れる多数の切溝を形或され、こ
れら多数の凸部と切溝との保合を選択することにより偏
心スリーブの回動位置の調整及びその設定がなされるよ
うになっていることによって達或される。
添付の第１図は本考案によるラツオ・ピニオン式ステア
リング装置の一つの実施例を示す断面図である。
リング装置の一つの実施例を示す断面図である。
図に於で、１はハウジングであり、該ハウジングにはピ
ニオン１が回動式に装着されており、図には示されてい
ないステアリングホイールよりトルク伝達機構を経て回
転駆動されるようになっている。
ニオン１が回動式に装着されており、図には示されてい
ないステアリングホイールよりトルク伝達機構を経て回
転駆動されるようになっている。
ハウジング１にはこれを貫通してラックパー３が設けら
れており、該ラツクバーはピニオン２と噛合うラック歯
４を有している。
れており、該ラツクバーはピニオン２と噛合うラック歯
４を有している。
ピニオン２と噛合う部分にてラックパー３はそれを挾ん
でピニオン２と対向する側にあるサドル要素５によって
支持されている。
でピニオン２と対向する側にあるサドル要素５によって
支持されている。
ハウジング１にはピニオン２とラック歯４との噛合部に
近接してスリーブ孔６が形或されており、該スリーブ孔
内にはスリーブ７が装入されている。
近接してスリーブ孔６が形或されており、該スリーブ孔
内にはスリーブ７が装入されている。
スリーブ７は第１図及び第１図に於る線ＩＩ−ＩＩによ
る断面を示す第２図に現われている如く偏心スリーブと
して構或されており、又特に図示の実施例に於ては第３
図に示す如くその一端部（第１図に於では右端部）に周
縁に沿って多数の切欠き７ａを形或されており、これに
よってその間に残された突出部７ｂを有する王冠状の凹
凸形状に形或されている。
る断面を示す第２図に現われている如く偏心スリーブと
して構或されており、又特に図示の実施例に於ては第３
図に示す如くその一端部（第１図に於では右端部）に周
縁に沿って多数の切欠き７ａを形或されており、これに
よってその間に残された突出部７ｂを有する王冠状の凹
凸形状に形或されている。
これに対応して、スリーブ｛Ｌ６の内端即ち第１図に於
で右端はスリーブ７の突出部７ｂを受入れる切溝６ａを
備えており、これによってスリーブ７はその凹凸７ａ，
７ｂの一刻みを単位とする角度毎にハウジング１に対し
相対的に回動された位置に設定され得るようになってい
る。
で右端はスリーブ７の突出部７ｂを受入れる切溝６ａを
備えており、これによってスリーブ７はその凹凸７ａ，
７ｂの一刻みを単位とする角度毎にハウジング１に対し
相対的に回動された位置に設定され得るようになってい
る。
所定の位置に装入されたスリーブ７は、スリーブ孔６の
入口部に形或された環状溝８に嵌込まれたスナップリン
グ９によって抜止めされる。
入口部に形或された環状溝８に嵌込まれたスナップリン
グ９によって抜止めされる。
かかる構或によれば、かかるラック・ピニオン式ステア
リング装置を構戒するハウジング１、ピニオン２、ラッ
クパー３、そのラック歯４に関する製作誤差があっても
、各製品についてスリーブ７の装着時の回動位置を適当
に調整することによって、ピニオン２とラック歯４の間
の噛合いを適正な値に調整しつ１ラツクパー３をハウジ
ング１に対し、従って又該ハウジングに回動式に装着さ
れたピニオン２に対し所定の調整された位置に確実に保
持することができ、使用にあたってラックパー３がピニ
オン２に対し相対的に変位してがたつきを生ずる問題を
有効に解決することができる。
リング装置を構戒するハウジング１、ピニオン２、ラッ
クパー３、そのラック歯４に関する製作誤差があっても
、各製品についてスリーブ７の装着時の回動位置を適当
に調整することによって、ピニオン２とラック歯４の間
の噛合いを適正な値に調整しつ１ラツクパー３をハウジ
ング１に対し、従って又該ハウジングに回動式に装着さ
れたピニオン２に対し所定の調整された位置に確実に保
持することができ、使用にあたってラックパー３がピニ
オン２に対し相対的に変位してがたつきを生ずる問題を
有効に解決することができる。
第１図は本考案によるラック・ピニオン式ステアリング
装置の一つの実施例を示す断面図、第２図は第１図に於
る線ＩＩ − ＩＩによる断面図、第３図はスリーブの
一つの実施例を示す斜視図である。 １・・・ハウジング、２・・・ピニオン、３・・・ラツ
クバー、４・・・ラック歯、５・・・サドル要素、６・
・・スリーブ孔、６ａ・・・スリーブ孔内端部の切溝、
７・・・スリーブ、７ａ・・・スリーブ端部の切欠き、
７ｂ・・・スリーブ端部の突起、８・・・環状溝、９・
・・スナップリング。
装置の一つの実施例を示す断面図、第２図は第１図に於
る線ＩＩ − ＩＩによる断面図、第３図はスリーブの
一つの実施例を示す斜視図である。 １・・・ハウジング、２・・・ピニオン、３・・・ラツ
クバー、４・・・ラック歯、５・・・サドル要素、６・
・・スリーブ孔、６ａ・・・スリーブ孔内端部の切溝、
７・・・スリーブ、７ａ・・・スリーブ端部の切欠き、
７ｂ・・・スリーブ端部の突起、８・・・環状溝、９・
・・スナップリング。
Claims (1)
- ハウジングと、前記ハウジングに回動式に装着されたピ
ニオンと、前記ハウジングを貫通して延び前記ピニオン
と噛合って該ピニオンにより駆動されるラック歯を備え
たラツクバーと、前記ラツクバーをそれが前記ピニオン
と噛合う近傍に於で前記ハウジングに対して支持するス
リーブとを有し、前記スリーブは偏心スリーブとして構
或され、その装着にあたってその回動位置を調整される
ことにより前記ラック歯と前記ピニオンの噛合いを調整
することができるよう構或されたラック・ピニオン式ス
テアリング装置に於で、前記スリーブはその一端に周縁
に沿って多数の切欠きを形或されることにより王冠状の
凹凸部を形或されており、前記ハウジングは前記スリー
ブを受入れるスノーブ孔の一端に前記スリーブの前記凹
凸部に於ける凸部を受入れる多数の切溝を形或されてお
り、これら多数の凸部と切溝との保合を選択することに
より前記スリーブの回動位置の調整及びその設定がなさ
れるようになっていることを特徴とするラック・ピニオ
ン式ステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14486678U JPS595653Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14486678U JPS595653Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5561073U JPS5561073U (ja) | 1980-04-25 |
| JPS595653Y2 true JPS595653Y2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=29123883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14486678U Expired JPS595653Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100452297B1 (ko) * | 2001-02-09 | 2004-10-12 | 주식회사 만도 | 스티어링장치의 랙부시 |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP14486678U patent/JPS595653Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5561073U (ja) | 1980-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7677131B2 (en) | Gear arrangement | |
| US5743145A (en) | Gear mechanism for adjusting backlash between bevel gears | |
| US4201120A (en) | Gear crank for bicycles | |
| US10611397B2 (en) | Steering device | |
| US4561324A (en) | Steering wheel | |
| US4538855A (en) | Adjusting arrangement for seat, particularly power vehicle seat | |
| EP3259504B1 (en) | Gearbox for electric assisted steering apparatus | |
| JPS63263166A (ja) | 軸に同軸的に取外し可能に結合される部材に対する軸の回転角度位置の微細調節装置 | |
| JPH07194451A (ja) | 調節可能な背もたれを持つ座席用継手装置 | |
| JP2013503768A (ja) | 車両シート用の駆動ユニット | |
| JPS5852646B2 (ja) | 調整可能な背「もた」れを有する座席用のヒンジ取り付け金具の調整伝動装置 | |
| JPH0640519Y2 (ja) | リクライニング装置 | |
| JP4523648B2 (ja) | ロッキング自転車の偏心装置 | |
| JPS595653Y2 (ja) | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 | |
| JPH09166185A (ja) | ２つの減速段を有する小型減速ギア | |
| JPS6358475B2 (ja) | ||
| JPH0646300Y2 (ja) | 釣用リールにおけるスプール軸の調心装置 | |
| JPS59184060A (ja) | ラツク・ピニオンギヤの支持装置 | |
| US4212482A (en) | Hub drive for bicycle speedometer | |
| JP2005312479A (ja) | 車両用シートリクライニング装置及びその製造方法 | |
| JPH0445705B2 (ja) | ||
| JPH0244634Y2 (ja) | ||
| JPH0515638Y2 (ja) | ||
| JPS5924189Y2 (ja) | 非回転体の取付装置 | |
| US3933121A (en) | TV channel number indicator |