JPS595233A - 複写機用走査機構制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコピー用紙サイズに係わシなく常に一定のタイ
ミングでスキャンニング開始ができるようにした複写機
用走査機構制御装置に関する。

複写機用走査機構制御装置として、例えば、原稿を載置
して移動する移動原稿台、あるいは移動するランプなら
びにレンズを有する移動光学系を備えた走査用移動機構
を有するものがおる。かかる走査用移動機構の移動に際
しては、ＤＣサーボモータ等の駆動モータによシ駆動し
、核駆勧モータに対する制御は演算手段ならびに速度比
較手段等含有した制御回路によって行なわれる。従来の
複写機用走査機構制御装置によれば、制御を容易にする
ことからスキャン長に関係なく一定の速度で復動するよ
うになっている。斯る構成において、原稿走査に基いて
感光体ドラム上に露光し、現像および転写工程の後定着
することによシコピーされる。コピー操作時、等倍コピ
ーモードにおいては、スキャン長と感光体ドラム上の露
光領域の長さ、換言すればコピー用紙の長さが対応して
いるが、縮倍率コピーモードにおいては、スキャン長に
対する感光体ドラム上の露光領域の長さを縮倍率比に応
じて変化させて縮倍率コピーを得ることができる。

しかし１、従来の複写機用走査機構制御装置にあっては
、スキャン長に比してコピー用紙の長さが犬になる拡大
時には復動時間の現像時間等に対する時間比が小になる
ことからスキャン開始位置に長くとどまってスキャン開
始を待つため、特定部分の温度上昇を招く恐れがあシ、
また、待ち時間が相違してくるためそれに対応した複雑
なコントロールが要求される。

本発明は上記に鑑みてなされたものであシ、スキャン開
始位置での待ち時間を無くすため、スキャンに要する時
間に対応した時間で戻すようにした複写機用走査機構制
御装置を提供するものである。

以下、本発明による複写機用走査機構制御装置を詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示し、複写機の操作を指令
するオペレータ信号あるいは複写機各部の状態に応じた
センサ信号等の信号入力があったとき、これらの信号を
処理あるいは演算し、これらに応じた制御信号を出力す
る例えばマイクロコンピュータを用いた信号処理部１と
、該信号処理部１よシ出力される制御信号に基づいてモ
ータ２ｖｆ−制御する制御部３とよシ構成される。信号
処理部１１モータ２および制御部３は、第２図に示す複
写機本体４内に収容され、モータ２によって原稿台５は
コピー用紙に応じた走査距離分だけ往復動する。

信号処理部１は、オペレータの操作にともなう各攬キー
よシの信号あるいは各部に設置されたセンサよシの信号
等を入力する入力インターフェース１１と、複写機の走
査機構制弧コピー制御、給紙制御等の処理ならびに必要
な演算を行うためのプログラムが格納される不揮発性の
メモリであるＲＯＭ　１２と、該ＲＯＭ　ｉ　２に格納
されたプログラムに従って処理、演算、制御指令出刃等
を行う中央処理装ｆｔ（ＣＰＵ）１３と、入力データ、
演算結果等を一時的に記憶する揮発性のメモリであるＲ
ＡＭ１４と、ＣＰＵ　１３の指令に基づき複数種の制御
信号を制御部３に出力する出力インタフェース１５とよ
シ構成される。

出力インタフェース１５は、スター）信号を出力するボ
ートＰ１と、コピースルモードに応じ、且つ、後述する
本発明の復動速度に応じた３種の縮倍率信号を出力 するボートｐ２　１　Ｐｓ　　ｌ　Ｐ４と、複数の用紙
サイズ（本実施例では３種の用紙サイズ）信号を出力す
るボートＰ８１ＰＭ　　ＩＰ？？有する。

また、制御部３は、モータ２に内蔵されたパルス発生器
２ａが出力するパルス信号（モータ２の回転数に応じた
周波数を発生する）を波形整形する波形整形回路３１と
、縮倍率信号に基いて縮倍率に応じた基準周波数信号を
出力する基準周波数発生回路３２と、前記縮倍率に応じ
た時定数の時定数信号を出力するマルチプレクサ３３と
、波形整形された前記パルス信号と前記基準周波数信号
を位相比較する位相比較器３４と、波形整形された前記
パルス信号を計数する第１カウンタ３５と、波形整形さ
れた前記パルス信号と前記時定数信号を比較する速度比
較器３６と、用紙サイズ信号に基いて用紙サイズに応じ
て予め定めた値の信号を出力する第２カウンタ３７と、
位相比較器３４および速度比較器３６の出力信号の加算
値と三角波発生器３８の基準三角波信号を比較する差動
増幅器３９と、第１および第２カウンタ３５，３７の出
力信号を比較する比較器４０と、出力インクフェース１
５のボート１からスタート信号が出力されて駆動スイッ
チ４１がオンしたとき（ＶＤは駆動電圧）差動増幅器３
９の出力に応じた速度と比較器４０の出力に応じた回転
方向信号に基いてモータ２を駆動制御する駆動回路４２
を有している。

以上の構成において、その操作を説明するにオペレータ
が指定した縮倍率の縮倍率信号が入力インタフェース１
１から信号処理部１へ入力するとＣＰＵ　１３で信号処
理され、その縮倍率に応じて出力インタフェース１５の
ボートＰｚｅＰ３あるいはＰ４の１つのボートからその
縮倍率に応じた制御信号が出力される。該制御信号を入
力した基準周波数発生回路３２およびマルチプレクサ３
３は縮倍率に応じた基準周波数信号および時定数信号を
出力する。

一方、用紙サイズ信号が入力インタフェース１１を介し
て信号処理部１へ入力するとＣＰＵ１３で信号処理され
、その用紙サイズに応じて出力インタフェース１５のボ
ー）ＰＨＩ　　＋Ｐ＠あるいはＰ７の１つのボートから
その用紙サイズに応じた制御信号が出力される。該制御
信号を入力した第２カウンタ３７はその用紙サイズに応
じた設定値を出力する。コンソール上のスタートボタン
が操作されると、同じように信号処理部１で信号処理さ
れ、出力インタフェース１５のボート１からスタート信
号が出力されて駆動スイッチ４１がオンする。しかし、
まだパルス発生器２ａがパルス信号を出力する状態にな
っていないため、第１カウンタ３５の計数値が第２カウ
ンタ３７の設定値よシ小さく、それによって比較器４０
がモータ２を走査方向に駆動する比較信号を出力する。

また、モータ２がまだ駆動されていないため、位相比較
器３４および速度比較器３６の出力加算値と基準三角波
信号の差信号を出力する差動増幅器３９の信号が増速方
向のものとなり、該信号と前記比較信号を入力した駆動
回路４２がモータ２を駆動し、それによって走査用移動
機構（図示せず）を走査方向に増速する。走査が進行し
て第１カウンタ３５の計数値が第２カウンタ３７の設定
値に達したとき比較器４０の出力が反転するため、反転
比較信号を入力した駆動回路４２によってモータ２が逆
（リターン）方向に駆動され、走査用移動機構がホーム
ポジションまで戻されて停止する。

ここで本発明による復動速度制御について説明する。

コピー用紙のサイズ毎に変わる縮倍率にかかわらず、１
コピーに要する時間を一定にするために、次に示す演算
式をＲＯＭ　１２にプログラムにしておき、コピー開始
前に起動させる。

復動速度υ　は次式で与えられるものとする。

υ　＝　Ｉ／（Ｔ　−ｔ　）　＝　Ｌ／ｌｙ＝　Ｌ／（
Ｔ　−−）　＝　Ｌ、に／（Ｋ−Ｔ−Ｌ）但し、　Ｔ：
１コピーの時間 ｔｘ：往動時間（縮倍率によシ異る） ｔｙ：復動時間 Ｌ：用紙サイズ に：縮倍率 ｔｘにＬ／Ｋ　　である。

このようにして算出されたｔ’ｙを基準周波数に変換し
、さらに、基準周波数を縮倍率信号（Ｐ２〜Ｐｇ　）に
変換し出力インタフェース１５より出力する。

縮倍率信号と、これに応当する復動速度υアの関係は、
予めテーブルとしてメモリに記憶させておき算出したｖ
ｙに応当する縮倍率信号を読み出すようにする。コピー
用紙サイズＬはオペレータによって指定されたものを入
力インタフェース１１よシ読込み、コピ一時間Ｔ１縮倍
率に等は予め設定されている。縮倍率信号を受ヴた制御
部３の動作は前述した通シであるので説明を省略する。

復動時間を算出するだめの信号処理部による処理の一例
を示したのが第３図のフローチャートである。

以上説明した通り、本発明の複写機用走査機構制御装置
によれば、コピーモード（拡大、縮小、等倍）によらず
用紙サイズ毎に常に一定のコピー速度が得られるように
したため、シーケンス制御をシンプル化しながら走査機
構のスキャン開始位置における待ち時間の増加を防ぐこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示すブロック図、第２図は
複写機の外観の一例を示す斜視図、第３図は本発明の処
理の一例全示す７０−チャートである。 符号の説明 １・・・信号処理部、　　２・・・モータ、　２ｍ・・
・パルス発生器、　３・・・制御部。 １需■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 縮倍率に応じて出力される基準周波数に基づいて駆動さ
   れるモータによシ走査機構を複写機の用紙サイズに応じ
   た走査距離だけ移動させる複写機用走査機構制御装置に
   おいて、 前記用紙サイズに応じて予じめ定めたコピ一時間に基い
   てスキャンユング時の復動速度を算出し、該算出値に基
   いて前記基準周波数を決定する手段を備えたことを特徴
   とする複写機用走査機構制御装置。