JPS595182Y2 - 汎用エンジンのコンタクトブレ−カ室 - Google Patents
汎用エンジンのコンタクトブレ−カ室Info
- Publication number
- JPS595182Y2 JPS595182Y2 JP11098379U JP11098379U JPS595182Y2 JP S595182 Y2 JPS595182 Y2 JP S595182Y2 JP 11098379 U JP11098379 U JP 11098379U JP 11098379 U JP11098379 U JP 11098379U JP S595182 Y2 JPS595182 Y2 JP S595182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact breaker
- air
- general
- breaker chamber
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、塵芥の侵入を防止した汎用エンジンのコンタ
クトブレーカ室の改良に関する。
クトブレーカ室の改良に関する。
汎用エンジンにおいてコンタクトブレーカ室は、コンタ
クトブレーカ、ポイントカムが配設されている関係上、
塵芥の付着による電気的接触不良を起こさないよう塵芥
の侵入を防止する必要がある。
クトブレーカ、ポイントカムが配設されている関係上、
塵芥の付着による電気的接触不良を起こさないよう塵芥
の侵入を防止する必要がある。
ところで゛、このコンタクトブレーカ室はコンタクトブ
レーカの作動によって室内の空気に脈動が発生し、塵芥
が外気とともに侵入しやすいものである。
レーカの作動によって室内の空気に脈動が発生し、塵芥
が外気とともに侵入しやすいものである。
上記対策として従来は、コンタクトブレーカ室の密閉度
を高めたり、或は空気の脈動によって室内に出入りする
空気容量とほぼ同容量の空気通路をコンタクトブレーカ
室と大気側に連通させて設け、この空気通路中の空気の
みを出入りさせるよう構成している。
を高めたり、或は空気の脈動によって室内に出入りする
空気容量とほぼ同容量の空気通路をコンタクトブレーカ
室と大気側に連通させて設け、この空気通路中の空気の
みを出入りさせるよう構成している。
然しなから、上記のいずれにあっても、構造が複雑とな
り、且つ塵芥侵入対策としては不完全であった。
り、且つ塵芥侵入対策としては不完全であった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ポイントカ
ムに摺接してカム面を清浄にするフェルト等の通気性を
有する清浄部材を介してコンタクトブレーカ室と連通ず
る空気溜りを形成し、この空気溜りに大気と連通ずる通
気口を設けたことにより、前記コンタクトブレーカ室内
に発生する空気の脈動による空気の出入を、空気溜りと
大気側との間で行なわせると共に、空気溜りからコンタ
クトブレーカ室内へ流入する空気をフェルト等の通気性
を有する清浄部材中を通過させることによって除塵し、
而かも構造を簡単にした汎用エンジンのコンタクトブレ
ーカ室を提供することを目的とする。
ムに摺接してカム面を清浄にするフェルト等の通気性を
有する清浄部材を介してコンタクトブレーカ室と連通ず
る空気溜りを形成し、この空気溜りに大気と連通ずる通
気口を設けたことにより、前記コンタクトブレーカ室内
に発生する空気の脈動による空気の出入を、空気溜りと
大気側との間で行なわせると共に、空気溜りからコンタ
クトブレーカ室内へ流入する空気をフェルト等の通気性
を有する清浄部材中を通過させることによって除塵し、
而かも構造を簡単にした汎用エンジンのコンタクトブレ
ーカ室を提供することを目的とする。
次に本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
汎用エンジン1は、クランクケース2から突出したクラ
ンクシャフト3にファン4を有するフライホイール5を
ナツト6及びスプリングワッシャ7にて軸着している。
ンクシャフト3にファン4を有するフライホイール5を
ナツト6及びスプリングワッシャ7にて軸着している。
上記フライホイール5の裏面側に位置するクランクケー
ス2の外周には、カバー8にて大気側と区画されたコン
タクトブレーカ室9が形成されている。
ス2の外周には、カバー8にて大気側と区画されたコン
タクトブレーカ室9が形成されている。
このコンタクトブレーカ室9は、カバー8とクランクシ
ャフト3との間に軸封部材10が配設され、大気側と密
閉されている。
ャフト3との間に軸封部材10が配設され、大気側と密
閉されている。
又、コンタクトブレーカ室9には、コンタクトブレーカ
11が配設されていると共に、このコンタクトブレーカ
室9のクランクシャフト3外周にポイントカム12が形
成されている。
11が配設されていると共に、このコンタクトブレーカ
室9のクランクシャフト3外周にポイントカム12が形
成されている。
空気溜り13は、上記カバー8を延出させてコンタクト
ブレーカ室9の外周方向に形成されている。
ブレーカ室9の外周方向に形成されている。
この空気溜り13とコンタクトブレーカ室9とは隔壁1
4にて区画されていると共に、上記ポイントカム12に
摺接してカム面を清浄にするフェルト等の通気性を有す
る清浄部材15を介して連通している。
4にて区画されていると共に、上記ポイントカム12に
摺接してカム面を清浄にするフェルト等の通気性を有す
る清浄部材15を介して連通している。
又、空気溜す13は、大気側と連通ずる通気口16を有
している。
している。
さらに、この空気溜り13は、コンタクトブレーカ11
の作動によって発生するコンタクトブレーカ室9内の空
気の脈動によりコンタクトブレーカ室9に出入りする空
気容量とほぼ同容量に形成されている。
の作動によって発生するコンタクトブレーカ室9内の空
気の脈動によりコンタクトブレーカ室9に出入りする空
気容量とほぼ同容量に形成されている。
而かして、上述の構成よりなる本考案によれば、上記コ
ンタクトブレーカ室内に発生する空気の脈動による空気
の出入を、通気口16及び清浄部材15を挿入している
隔壁14の孔を通して空気溜り13と大気側との間で行
なわせることができる。
ンタクトブレーカ室内に発生する空気の脈動による空気
の出入を、通気口16及び清浄部材15を挿入している
隔壁14の孔を通して空気溜り13と大気側との間で行
なわせることができる。
従って、塵芥が浮遊している大気は直接コンタクトブレ
ーカ室9内にはいることはないもので゛ある。
ーカ室9内にはいることはないもので゛ある。
又、上記空気溜りからコンタクトブレーカ室9内に入る
空気は、フェルト等の通気性を有する清浄部材15中を
通過することによって除塵される。
空気は、フェルト等の通気性を有する清浄部材15中を
通過することによって除塵される。
本考案は上述のように、ポイントカムに摺接してカム面
を清浄に保持するフェルト等の通気性を有する清浄部材
を介してコンタクトブレーカ室と連通ずる空気溜りを形
威し、この空気溜りに大気と連通ずる通気口を設けてな
るので、コンタクトブレーカ内は完全に防塵されてポイ
ントの電気的接触不良が防止されると共に、構造を簡略
化でき、而かも除塵部材とポイントカム清浄部材とを兼
用できる等の効果を有するものである。
を清浄に保持するフェルト等の通気性を有する清浄部材
を介してコンタクトブレーカ室と連通ずる空気溜りを形
威し、この空気溜りに大気と連通ずる通気口を設けてな
るので、コンタクトブレーカ内は完全に防塵されてポイ
ントの電気的接触不良が防止されると共に、構造を簡略
化でき、而かも除塵部材とポイントカム清浄部材とを兼
用できる等の効果を有するものである。
図は本考案の一実施例を示す要部断面図である。
図中符号8はカバー、9はコンタクトブレーカ室、11
はコンタクトブレーカ、12はポイントカム、13は空
気溜り、15は通気性を有するポイントカム清浄部材、
16は空気溜りの通気口を示す。
はコンタクトブレーカ、12はポイントカム、13は空
気溜り、15は通気性を有するポイントカム清浄部材、
16は空気溜りの通気口を示す。
Claims (1)
- コンタクトブレーカ、ポイントカム、このポイントカム
に摺接してカム面を清浄にするフェルト等の清浄部材と
を配設し、カバーにて大気側と区画した汎用エンジンの
コンタクトブレーカ室において、前記フェルト等の通気
性を有する清浄部材を介してコンタクトブレーカ室と連
通ずる空気溜りを形成し、この空気溜りに大気と連通ず
る通気口を設けたことを特徴とする汎用エンジンのコン
タクトブレーカ室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098379U JPS595182Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 | 汎用エンジンのコンタクトブレ−カ室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098379U JPS595182Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 | 汎用エンジンのコンタクトブレ−カ室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629277U JPS5629277U (ja) | 1981-03-19 |
JPS595182Y2 true JPS595182Y2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=29343491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098379U Expired JPS595182Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 | 汎用エンジンのコンタクトブレ−カ室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595182Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-11 JP JP11098379U patent/JPS595182Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629277U (ja) | 1981-03-19 |
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