JPS595162Y2 - 分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマ - Google Patents
分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマInfo
- Publication number
- JPS595162Y2 JPS595162Y2 JP1979052283U JP5228379U JPS595162Y2 JP S595162 Y2 JPS595162 Y2 JP S595162Y2 JP 1979052283 U JP1979052283 U JP 1979052283U JP 5228379 U JP5228379 U JP 5228379U JP S595162 Y2 JPS595162 Y2 JP S595162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pump
- load timer
- fixed shaft
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/10—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
- F02M41/12—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
- F02M41/123—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
- F02M41/128—Varying injection timing by angular adjustment of the face-cam or the rollers support
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/10—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
- F02M41/12—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
- F02M41/123—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
- F02M41/125—Variably-timed valves controlling fuel passages
- F02M41/126—Variably-timed valves controlling fuel passages valves being mechanically or electrically adjustable sleeves slidably mounted on rotary piston
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分配型燃料噴射ポンプのロードタイマに関する
。
。
従来、ディーゼル機関に使用される分配型燃料噴射ポン
プには、通常遠心調速機内に配設されて、機関負荷即ち
燃料噴射量に応じてポンプ吸入空間内の燃料の一部をポ
ンプの低圧側に逃し、その結果該吸入空間内の燃料圧に
より応動する噴射時期調整装置の進角量を減じて機関シ
リンダ内への燃料噴射時期を遅らせ、もって機関の燃焼
騒音を低減させたり機関のシリンダ内温度を低減せしめ
てＮＯｘの発生を抑制するロードタイマが設けられてい
る。
プには、通常遠心調速機内に配設されて、機関負荷即ち
燃料噴射量に応じてポンプ吸入空間内の燃料の一部をポ
ンプの低圧側に逃し、その結果該吸入空間内の燃料圧に
より応動する噴射時期調整装置の進角量を減じて機関シ
リンダ内への燃料噴射時期を遅らせ、もって機関の燃焼
騒音を低減させたり機関のシリンダ内温度を低減せしめ
てＮＯｘの発生を抑制するロードタイマが設けられてい
る。
一方、噴射時期調整装置は冷寒時における機関の始動性
を向上するために、例えば第１図に示すタイプのものが
提案され使用されている。
を向上するために、例えば第１図に示すタイプのものが
提案され使用されている。
この装置に依れば、後述するポンププランジャに取付け
られた図示しないカムテ゛イスクと係合するローラホル
ダ１をレバー２を介して円周方向に変位せしめる第１の
ピストン３の右端側に該第１のピストンより大きい受圧
面積の第２のピストン４が設けられ、該第２のビス１ヘ
ンの右端側には大気圧に連通ずる室５が形成されて、該
室内には第１ピストンの左端側のばね６より大きいセッ
ト荷重のばね７が装架されている。
られた図示しないカムテ゛イスクと係合するローラホル
ダ１をレバー２を介して円周方向に変位せしめる第１の
ピストン３の右端側に該第１のピストンより大きい受圧
面積の第２のピストン４が設けられ、該第２のビス１ヘ
ンの右端側には大気圧に連通ずる室５が形成されて、該
室内には第１ピストンの左端側のばね６より大きいセッ
ト荷重のばね７が装架されている。
機関の始動時には機関回転数に関連した燃料圧（送油圧
）が供給される図示しないポンプ吸入空間から同空間に
連通ずる通路８．９を介して該両ピストン間に画成され
る油室１０に供給される燃料圧は略零であるから、第２
のピストン４はばね７の力により左方に押されて第１の
ピストン３を左方即ち進角増方向に押圧変位せしめ、円
滑な機関の始動に必要な進角を確保する。
）が供給される図示しないポンプ吸入空間から同空間に
連通ずる通路８．９を介して該両ピストン間に画成され
る油室１０に供給される燃料圧は略零であるから、第２
のピストン４はばね７の力により左方に押されて第１の
ピストン３を左方即ち進角増方向に押圧変位せしめ、円
滑な機関の始動に必要な進角を確保する。
次いで、機関回転数が上昇すると、これに対応した油室
１０内の圧力の上昇により第２ピストンかは゛ね７に抗
して右方に変位してその最右端位置に押圧保持され、更
に機関回転数が上昇すると今度は第１ピストン３が左動
して通常の高速回転域における進角作用を行う。
１０内の圧力の上昇により第２ピストンかは゛ね７に抗
して右方に変位してその最右端位置に押圧保持され、更
に機関回転数が上昇すると今度は第１ピストン３が左動
して通常の高速回転域における進角作用を行う。
以上のように構成された噴射時期調整装置に前述したタ
イプのロードタイマを併用すると、これら同装置は共通
の流体圧力、即ち噴射ポンプの吸大空間内の燃料圧によ
り作動されるものであるから、噴射時期調整装置の作用
に支障を来たすと云う現象が生じている。
イプのロードタイマを併用すると、これら同装置は共通
の流体圧力、即ち噴射ポンプの吸大空間内の燃料圧によ
り作動されるものであるから、噴射時期調整装置の作用
に支障を来たすと云う現象が生じている。
例えば、第１図の噴射時期調整装置は第２図に示す如き
進角特性を有し、機関回転数の上昇過程においては、進
角量は始動時の値θ１を所定の回転数Ｎ４まで維持され
、Ｎ４からは増加するが、下降過程においては吸入空間
内の送油圧の低下に伴いピストン４を最右端位置に保持
したままピストン３が右動し進角はＮ４から漸減して所
定の回転数Ｎ３にて零となり、更に送油圧が低下すると
ピストン４が左動するからＮ２から再び上昇してＮ、に
て始動当初の進角量に戻る。
進角特性を有し、機関回転数の上昇過程においては、進
角量は始動時の値θ１を所定の回転数Ｎ４まで維持され
、Ｎ４からは増加するが、下降過程においては吸入空間
内の送油圧の低下に伴いピストン４を最右端位置に保持
したままピストン３が右動し進角はＮ４から漸減して所
定の回転数Ｎ３にて零となり、更に送油圧が低下すると
ピストン４が左動するからＮ２から再び上昇してＮ、に
て始動当初の進角量に戻る。
この噴射時期調整装置では、かかるヒステリシス曲線を
描くことによりアイドリング域を含む低速回転域にて過
大の進角を避けてノック音や黒煙の発生を防止している
が、かかる回転域においてロードタイマが作動している
と第１図において油室１０にかかる圧力が不足してピス
トン３がピストン４に押圧されて左方の進角方向に変位
したままとなり該低速回転域における所定の進角の減少
を得ることができない。
描くことによりアイドリング域を含む低速回転域にて過
大の進角を避けてノック音や黒煙の発生を防止している
が、かかる回転域においてロードタイマが作動している
と第１図において油室１０にかかる圧力が不足してピス
トン３がピストン４に押圧されて左方の進角方向に変位
したままとなり該低速回転域における所定の進角の減少
を得ることができない。
すなわち、前記ロードタイマが作動せずポンプ吸入空間
内の燃料が低圧側に逃げない状態においては、前記ポン
プ吸入空間内の燃料圧が第４図イの実線で示すように変
化し、回転数Ｎ２において所定の燃料圧Ｐｔ１が保持さ
れ、前記噴射時期調整装置は第２図に示すように作動す
る。
内の燃料が低圧側に逃げない状態においては、前記ポン
プ吸入空間内の燃料圧が第４図イの実線で示すように変
化し、回転数Ｎ２において所定の燃料圧Ｐｔ１が保持さ
れ、前記噴射時期調整装置は第２図に示すように作動す
る。
しかしながら、前記ロードタイマが作動すると、前記吸
入空間内の燃料の一部が低圧側に逃げ、これに伴ない該
吸入空間内の燃料圧が第４図イの破線で示すよう変化し
、前記回転数Ｎ２における燃料圧がＰｔ１よりも低下す
る。
入空間内の燃料の一部が低圧側に逃げ、これに伴ない該
吸入空間内の燃料圧が第４図イの破線で示すよう変化し
、前記回転数Ｎ２における燃料圧がＰｔ１よりも低下す
る。
この結果、前記噴射時期調整装置が第２図に示すように
作動し得なくなり、進角特性が損なわれる。
作動し得なくなり、進角特性が損なわれる。
従って、本考案に依れば、噴射ポンプの吸入空間内の送
油圧が所定値を超えたときのみ開弁する圧力設定弁をロ
ードタイマの燃料逃し通路に配設することにより該所定
圧力以下ではロードタイマの作用の影響を受けずに噴射
時期調整装置の作動を可能としたロードタイマを提供す
るものである。
油圧が所定値を超えたときのみ開弁する圧力設定弁をロ
ードタイマの燃料逃し通路に配設することにより該所定
圧力以下ではロードタイマの作用の影響を受けずに噴射
時期調整装置の作動を可能としたロードタイマを提供す
るものである。
本考案の一実施例を第３図を参照して説明すると、噴射
ポンプのハウジング１１の周壁に穿設された通孔１１
ａにはその先端部をポンプ吸入空間１２内に突出させて
遠心調速機の支軸を威す固定軸１３が固装されており、
該固定軸１３の先端部には図示しないポンプ駆動軸と噛
合係合するギヤ部材１４が回転自在に嵌装され、１対の
フライウェイト１６．１７が該ギヤ部材上に取付けられ
たフライウェイトホルダ１５により半径方向に開閉運動
可能に支承されている。
ポンプのハウジング１１の周壁に穿設された通孔１１
ａにはその先端部をポンプ吸入空間１２内に突出させて
遠心調速機の支軸を威す固定軸１３が固装されており、
該固定軸１３の先端部には図示しないポンプ駆動軸と噛
合係合するギヤ部材１４が回転自在に嵌装され、１対の
フライウェイト１６．１７が該ギヤ部材上に取付けられ
たフライウェイトホルダ１５により半径方向に開閉運動
可能に支承されている。
更に、スリーブ１８が該フライウェイｌ−１６，１７の
開閉に応じて滑動可能に固定軸１３に嵌装されている。
開閉に応じて滑動可能に固定軸１３に嵌装されている。
該スリーブ１８と固定軸１３先端部の周壁の各所定個所
には夫々ポー） １９．２０が穿設され、このうち固定
軸１３のポート２０は同軸内を貫通する軸孔２１と連通
している。
には夫々ポー） １９．２０が穿設され、このうち固定
軸１３のポート２０は同軸内を貫通する軸孔２１と連通
している。
該軸孔２１は固定軸１３の後端部にてやや大口径２１
ａに形成され、該大口径部２１ ａ先端内面にはボール
２２が該ボール２２と大口径部２１ ａ内に装着された
ばね座２３間に装架されたコイルばね２４により該内面
に押圧されて配設され、コイルばね２４とともに圧力設
定弁を構成している。
ａに形成され、該大口径部２１ ａ先端内面にはボール
２２が該ボール２２と大口径部２１ ａ内に装着された
ばね座２３間に装架されたコイルばね２４により該内面
に押圧されて配設され、コイルばね２４とともに圧力設
定弁を構成している。
固定軸１３の後端部周壁とハウジング通孔１１ ａの対
応個所には夫々孔２５．２６が互いに連通して穿設され
、軸孔大口径部２１ ａ内部をポンプの低圧側に連通ず
る通路２７に連通せしめている。
応個所には夫々孔２５．２６が互いに連通して穿設され
、軸孔大口径部２１ ａ内部をポンプの低圧側に連通ず
る通路２７に連通せしめている。
尚、スリーブ１８の先端に当接してスタートレバー２８
が支点部材２９により支承され、該スタートレバー２８
の回動により摺動可能にコントロールスリーブ３０がポ
ンププランジャ３１に嵌装されている。
が支点部材２９により支承され、該スタートレバー２８
の回動により摺動可能にコントロールスリーブ３０がポ
ンププランジャ３１に嵌装されている。
このスタートレバー２８はスタートスプリング３６およ
びテンションレバー３２を介して、コントロールレバー
３４によりセット荷重を可変に取付けられたガバナスプ
リング３３と係合し、該スプノング３３の荷重によりス
リーブ１８に当接している。
びテンションレバー３２を介して、コントロールレバー
３４によりセット荷重を可変に取付けられたガバナスプ
リング３３と係合し、該スプノング３３の荷重によりス
リーブ１８に当接している。
かかる構成において、機関回転数に関連したポンプ駆動
軸の回転に伴いギヤ部材１４を介してフライウェイトホ
ルダ１５、従ってフライウェイト１６．１７が回転する
と、スリーブ１８が固定軸１３の軸方向に変位する。
軸の回転に伴いギヤ部材１４を介してフライウェイトホ
ルダ１５、従ってフライウェイト１６．１７が回転する
と、スリーブ１８が固定軸１３の軸方向に変位する。
これによりスタートレバー２８を介してコントロールス
リーブ３０が変位してプランジャ３１の圧送行程中該コ
ントロールスリーフ゛３０とプランジャ３１内のカット
オフポート３１ａとの係合時間が変化して噴射量が変化
するようにされている。
リーブ３０が変位してプランジャ３１の圧送行程中該コ
ントロールスリーフ゛３０とプランジャ３１内のカット
オフポート３１ａとの係合時間が変化して噴射量が変化
するようにされている。
ここで、スリーブ１８の軸方向運動において、該スリー
ブ１８のポート１９が固定軸１３のポート２０に合致す
ると、図示しないフイードポンプによりポンプ回転数に
比例した送油圧が供線されている吸入空間１２内の燃料
の一部がこれらポー１−１９．２０から固定軸１３内の
通路２１を通り圧力設定弁を構成するボール２２に至り
、送油圧がはね２４のセット荷重を超えるとボール２２
をばね２４の力に抗して左方に押圧して圧力設定弁を開
弁せしめ、燃料は固定軸１３とハウジング１１内に夫々
形成された孔２５．２６並びに通路２７を通ってポンプ
の低圧側に逃げる。
ブ１８のポート１９が固定軸１３のポート２０に合致す
ると、図示しないフイードポンプによりポンプ回転数に
比例した送油圧が供線されている吸入空間１２内の燃料
の一部がこれらポー１−１９．２０から固定軸１３内の
通路２１を通り圧力設定弁を構成するボール２２に至り
、送油圧がはね２４のセット荷重を超えるとボール２２
をばね２４の力に抗して左方に押圧して圧力設定弁を開
弁せしめ、燃料は固定軸１３とハウジング１１内に夫々
形成された孔２５．２６並びに通路２７を通ってポンプ
の低圧側に逃げる。
ロードタイマのポート１９と２０とはＮＯｘの発生率が
比較的高い中負荷回転域にて合致するような位置に穿設
される。
比較的高い中負荷回転域にて合致するような位置に穿設
される。
しかし、例えばアイドリンク時のように、コントロール
レバー３４の設定位置によりガバナスプリング３３の設
定ば゛ね力が弱いときはポー） １９．２０同志が係合
する回転域の範囲が大きくなり、アイドリング域を含む
低速回転域においてもロードタイマが作用するため、吸
入空間１２内の燃料圧の低下により第１図に示す噴射時
期調整装置においては前述のようにかかる回転域におけ
るその所定の進角特性が損られる。
レバー３４の設定位置によりガバナスプリング３３の設
定ば゛ね力が弱いときはポー） １９．２０同志が係合
する回転域の範囲が大きくなり、アイドリング域を含む
低速回転域においてもロードタイマが作用するため、吸
入空間１２内の燃料圧の低下により第１図に示す噴射時
期調整装置においては前述のようにかかる回転域におけ
るその所定の進角特性が損られる。
従って、図示タイプの噴射時期調整装置では圧力設定弁
の開弁圧を開弁が該低速回転域以下では開弁しない値に
設定する。
の開弁圧を開弁が該低速回転域以下では開弁しない値に
設定する。
すなわち、本考案の圧力設定弁を設けた場合は第４図口
の破線で示すスリーブ１８のポート１９と固定軸１３の
ポート２０とが合致するロードタイマの作動時における
送油圧曲線がアイドル回転数Ｎ２以下において、同図に
実線で示すポート１９と２０とが合致しないロードタイ
マ非作動時における送油圧曲線と一致し、この結果回転
数Ｎ２において、噴射時期調整装置が第２図に示す特性
に従って作動し、正常な進角作用を行い得る。
の破線で示すスリーブ１８のポート１９と固定軸１３の
ポート２０とが合致するロードタイマの作動時における
送油圧曲線がアイドル回転数Ｎ２以下において、同図に
実線で示すポート１９と２０とが合致しないロードタイ
マ非作動時における送油圧曲線と一致し、この結果回転
数Ｎ２において、噴射時期調整装置が第２図に示す特性
に従って作動し、正常な進角作用を行い得る。
以上説明したように、本考案に依れば、ポンプ吸入空間
内に突設された固定軸の周壁と該固定軸に外嵌されてフ
ライウェイトの開閉に応じて該固定軸上を摺動するスリ
ーブの周壁とに夫々ポートを設け、これらポート同志の
係合により該吸入空出内の燃料を該ポートを介してポン
プ低圧側に逃１ように構成されて成る分配型燃料噴射ポ
ンプのし一ドタイマにおいて、前記ポーＩ・からポンプ
低丹側にかけて形成された燃料逃し通路に所定の正大で
開弁する圧力設定弁を設けたことにより、正大設定弁の
開弁圧を超える送油圧填では圧力設定力と噴射時期調整
装置をして夫々通常の作動をなさしめる一方、開弁圧以
下の送油圧填ではロードタイマの逃しポート同志が係合
していても噴射時用調整装置の作動に影響を与えずに済
み、特にアイドリング域を含む低速回転域における確実
な進方抑制作用も可能である。
内に突設された固定軸の周壁と該固定軸に外嵌されてフ
ライウェイトの開閉に応じて該固定軸上を摺動するスリ
ーブの周壁とに夫々ポートを設け、これらポート同志の
係合により該吸入空出内の燃料を該ポートを介してポン
プ低圧側に逃１ように構成されて成る分配型燃料噴射ポ
ンプのし一ドタイマにおいて、前記ポーＩ・からポンプ
低丹側にかけて形成された燃料逃し通路に所定の正大で
開弁する圧力設定弁を設けたことにより、正大設定弁の
開弁圧を超える送油圧填では圧力設定力と噴射時期調整
装置をして夫々通常の作動をなさしめる一方、開弁圧以
下の送油圧填ではロードタイマの逃しポート同志が係合
していても噴射時用調整装置の作動に影響を与えずに済
み、特にアイドリング域を含む低速回転域における確実
な進方抑制作用も可能である。
尚、使用条件、噴射ポンプ、噴射時期調整装置の仕様に
応じて圧力設定弁のばね２４の設定ばね丈（セット荷重
）を適当に変えて機関回転数に対するロードタイマの効
き初めを自由に変更することができる。
応じて圧力設定弁のばね２４の設定ばね丈（セット荷重
）を適当に変えて機関回転数に対するロードタイマの効
き初めを自由に変更することができる。
また、図示例では圧力設定弁を遠心調速機の固定軸内の
燃料逃し通路内に設けたが、ロードタイマ用燃料逃し通
路内であれば何処でもよく、例えば通路２７内に配置す
ることも可能である。
燃料逃し通路内に設けたが、ロードタイマ用燃料逃し通
路内であれば何処でもよく、例えば通路２７内に配置す
ることも可能である。
更にまた、圧力設定弁は図示されたボール弁タイプに択
らず他の型式のものでもよい。
らず他の型式のものでもよい。
第１図は従来の噴射時期調整装置の一例の断面図、第２
図は第１図の装置の進角特性を示すグラフ、第３図は本
考案の一実施例を示す断面図、第４図は従来のロードタ
イマと本考案のロードタイマの各送油圧特性を示すグラ
フである。 １２・・・・・・ポンプ吸入空間、１３・・・・・・固
定軸、１６゜１７・・・・・・フライウェイト、１８・
・・・・・スリーブ、１９゜２０・・・・・・逃しポー
ト、２１・・・・・・軸孔、２２・・・・・・ボール、
２４・・・・・・コイルばね、２５．２６・・・・・・
逃し孔、２７・・・・・・逃し通路。
図は第１図の装置の進角特性を示すグラフ、第３図は本
考案の一実施例を示す断面図、第４図は従来のロードタ
イマと本考案のロードタイマの各送油圧特性を示すグラ
フである。 １２・・・・・・ポンプ吸入空間、１３・・・・・・固
定軸、１６゜１７・・・・・・フライウェイト、１８・
・・・・・スリーブ、１９゜２０・・・・・・逃しポー
ト、２１・・・・・・軸孔、２２・・・・・・ボール、
２４・・・・・・コイルばね、２５．２６・・・・・・
逃し孔、２７・・・・・・逃し通路。
Claims (1)
- 機関回転数に関連した圧力が供給されるポンプ吸入空間
に連設され、所定の低回転数の範囲内において前記圧力
が所定圧以下のときに進角が増大する特性を有する噴射
時期調整装置を具備する分配型燃料噴射ポンプの前記吸
入空間内に突設された固定軸の周壁と該固定軸に外嵌さ
れてフライウェイトの開閉に応じて該固定軸上を摺動す
るスリーブの周壁とに夫々逃しポートを設け、これらポ
ート同志の係合により該吸入空間内の燃料を該ポートを
介してポンプ低圧側に逃すように構成されて戒る分配型
燃料噴射ポンプのロードタイマにおいて、前記ポートか
らポンプ低圧側にかけて形成された燃料逃し通路に所定
の圧力で開弁する圧力設定弁を設けたことを特徴とする
ロードタイマ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979052283U JPS595162Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマ |
| US06/139,739 US4342301A (en) | 1979-04-19 | 1980-04-14 | Distributor type fuel injection pump |
| DE3014313A DE3014313C2 (de) | 1979-04-19 | 1980-04-15 | Kraftstoffeinspritzpumpe für Brennkraftmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979052283U JPS595162Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55152358U JPS55152358U (ja) | 1980-11-04 |
| JPS595162Y2 true JPS595162Y2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=12910461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979052283U Expired JPS595162Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4342301A (ja) |
| JP (1) | JPS595162Y2 (ja) |
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Also Published As
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