JPS594767Y2 - 排ガス冷却用スプレ−装置 - Google Patents

排ガス冷却用スプレ−装置

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Publication number
JPS594767Y2
JPS594767Y2 JP12751979U JP12751979U JPS594767Y2 JP S594767 Y2 JPS594767 Y2 JP S594767Y2 JP 12751979 U JP12751979 U JP 12751979U JP 12751979 U JP12751979 U JP 12751979U JP S594767 Y2 JPS594767 Y2 JP S594767Y2
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JP
Japan
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valve
spray
exhaust gas
pipe
spray device
Prior art date
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Expired
Application number
JP12751979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5644867U (ja
Inventor
時生 高橋
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、排ガス温度降下用の冷却用スプレー装置に関
し、特に停電時において予備の冷却用水を排ガスに散布
できる様に構成したものである。
大形都市ごみ焼却炉等から発生する高温燃焼ガスを冷却
する手段としては、排ガス通路(特にガス冷却室)内に
高圧水を噴霧させるスプレー装置がある。
またこれらのスプレー装置の多くは、排ガスの温度を自
動的に検知しており、設定温度を越えた段階で自動的に
噴霧を始める様に自動制御されている。
そしてこれらの制御に当っては、スプレー用の高圧水導
入パイプに調節開閉弁を設け、該開閉弁を空気圧等の作
動媒体によって操作しているが、停電時これらの作動媒
体が停止して前記開閉弁の操作ができなくなり、前記温
度検知部材が設定温度に達してもスプレーを操作するこ
とができず、排ガスの温度を上昇させて排ガス通路を損
傷させたり或はスプレーによる洗浄ができなくなり公害
発生源となることがある。
従って停電したときは直ちに安全のための予備散水を行
なう様な装置の開発が望まれるが、同時にこれらの装置
は簡単に設けられるものであることが望まれる。
本考案はこれらに着目してなされたもので、従来のスプ
レー装置に予備スプレー用水槽および簡単な開閉弁およ
び切換弁を設けてこれらを満足させる様に構成したもの
である。
そしてこの様な本考案とは、スプレー用送水弁より上方
に予備スプレー用水槽を設け、その取り出しパイプをス
プレー用送水弁の導入側パイプに接続し、該接続部の近
傍において、取り出しパイプ側に停電によって開路する
弁を設けて構成したものである。
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明するが図は本考
案の具体的な実施の一例を示すもので、本考案はこれら
の図示例に限定されず前記および後述する記載の趣旨に
徴して構成部品を変更したり、配管の一部を変更しても
同様に実施することができる。
第1図は排ガス冷却装置を説明する構成説明図であって
従前のものを示す。
即ち排ガス通路1は耐火材からなる壁体2で囲繞され、
高温の排ガスが通る。
そして該ガス通路1内の適所にはスプレーノズル3が突
出若しくはスプレ一時のみ突出するように設けられ、該
スプレーノズル3は調節開閉弁4からパイプ3aを介し
て高圧水を導入する様に配置される。
開閉弁4には導入パイプ12および返還パイプ13が接
続され、導入パイプ12はスプレー用貯水槽10からポ
ンプ11を介してスプレー用水を開閉弁4に送り込み、
返還パイプ13はスプレーされなかった水を貯水槽10
に戻す。
なお開閉弁4の種別によっては返還パイプ13を用いず
一定圧の水をポンプ11から受は入れて開閉するものを
利用して構成することもてきる。
一方、圧縮空気源9に接続された送気バイブロを開閉弁
4の操作シリンダ一部5に連通し、該バイブロの管路中
に圧力調整弁7を設けるが、該調整弁7は温度検知部材
8によって開度調整される。
なお該開閉弁4は第2図に示す様に構成されている。
即ち弁座4aは常時スプレー用水の供給路を開く様に上
方向へ付勢されており、その閉路方向作動を操作シリン
ダ一部5に導入される空気圧によって行なうものである
この様に構成されたスプレー装置を用いて操業している
と、停電した時に、ポンプ11が停止してスプレー用水
の開閉弁4への供給も停止し、温度検知部材8が高温を
検知して調整弁7を閉じても、全くスプレーすることが
できない。
第3図は前記例に本考案を適用したスプレー装置の一例
を示す構成説明図で、前記開閉弁4より上方位置に予備
スプレー用水槽14を設置する。
そして該水槽14の底部に取り出しパイプ15を取り付
けると共にその他方側を前記スプレー用水導入パイプ1
2の一部に連接する。
又連接部の近傍で且つ取り出しパイプ15側には開閉弁
16を設け、該開閉弁16は通電時パイプ15を閉路保
持し、停電によって開路する様な電磁弁を利用する。
また該連接部の近傍でスプレー用水導入パイプの導入側
には、開閉弁17を設け、該開閉弁17は通電時(正常
運転時)開路保持し、停電時閉路する様な電磁弁とする
更に開閉弁4を操作する前記空気圧は停電と同時に零と
なって開閉弁4を操作しないものであることが望まれる
よって送気バイブロには停電と同時に残留空気を放出す
る様な弁を設けることが推奨され、弁18はその切換弁
を示す。
なお該切換弁18としては、通電時送気バイブロを開路
して保持し、停電によって空気を排気口18 aに放出
する様な三方切換電磁弁を利用する。
また開閉弁4の導入側に、停電時に閉路し、温度検知に
よって開路する調整弁19を設ければ停電中の予備スプ
1/−を排ガス温度によって制御することができる。
この様に構成する本考案スプレー装置では、平常運転時
(通電時)において開閉弁16が閉路して予備スプレー
用水槽14の水の流入を防ぐと共に、開閉弁17.18
および調整弁19が開路し、前記した様に作動してスプ
レーする。
そして停電すると開閉弁17が開路し、開閉弁16が開
路し、予備スプレー用水を導入パイプ12から開閉弁4
を介して導入する。
また調整弁19を設けるときは、予備水は、調整弁19
まで至っている。
また送気バイブロに設けた切換弁18によって作動空気
圧が零となるので第2図に示した弁4aが上昇して通水
路を完全に開いている。
即ち予備スプレー用水が送られると直ちにスプレーノズ
ル3に導く様に待機している。
そして前記調整弁19は、簡単なバッテリー類で作動す
るものであり、温度検知部材8が設定温度に到達しない
限り閉路しており、排ガスの温度が設定温度に達すると
開路して予備スプレー用水を開閉弁4に導入し、スプレ
ーノズル3から噴霧して排ガスを冷却する。
本考案スプレー装置はこの様に構成したから、停電によ
って上方に設けた予備スプレー用水をスプレーノズルに
導くことができると共に簡単な構成によって、停電時も
排ガスを冷却することができ、安価な設備で不安なく焼
却炉を操作管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は排ガス冷却装置の一例を示す構成説明図、第2
図は第1図に示した開閉弁4の構成説明図、第3図は本
考案冷却用スプレー装置の構成説明図で゛ある。 1・・・・・・排ガス通路、2・・・・・・壁体、3・
・・・・・スプレーノズル、4・・・・・・開閉弁、5
・・・・・・操作シリンダー、6・・・・・・送気パイ
プ、7・・・・・・圧力調整弁、8・・・・・・温度検
知部材、9・・・・・・圧縮空気源、10・・・・・・
スプレー用水槽、11・・・・・・ポンプ、12・・・
・・・導入パイプ、13・・・・・・循環パイプ、14
・・・・・・予備スプレー用水槽、15・・・・・・取
り出しパイプ、16.17・・・・・・開閉弁、18・
・・・・・切換弁、19・・・・・・調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排ガス減温用スプレーにおける送水弁の開度を調整可能
    に形成したスプレー装置において、該スプレー用送水弁
    より上方に予備スプレー用水槽を設け、その取り出しパ
    イプを前記スプレー用送水弁の導入側パイプに接続し、
    該接続部の近傍において、取り出しパイプ側に停電によ
    って開路する弁を設けて構成したことを特徴とする排ガ
    ス冷却用スプレー装置。
JP12751979U 1979-09-14 1979-09-14 排ガス冷却用スプレ−装置 Expired JPS594767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12751979U JPS594767Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 排ガス冷却用スプレ−装置

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JP12751979U JPS594767Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 排ガス冷却用スプレ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644867U JPS5644867U (ja) 1981-04-22
JPS594767Y2 true JPS594767Y2 (ja) 1984-02-13

Family

ID=29359378

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JP12751979U Expired JPS594767Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 排ガス冷却用スプレ−装置

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JPS5644867U (ja) 1981-04-22

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