JPS5939180B2 - エンキセイガスキユウチヤクザイ - Google Patents

エンキセイガスキユウチヤクザイ

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JPS5939180B2
JPS5939180B2 JP50147618A JP14761875A JPS5939180B2 JP S5939180 B2 JPS5939180 B2 JP S5939180B2 JP 50147618 A JP50147618 A JP 50147618A JP 14761875 A JP14761875 A JP 14761875A JP S5939180 B2 JPS5939180 B2 JP S5939180B2
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JP
Japan
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temperature
adsorbent
gas
phosphate
sulfate
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JP50147618A
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JPS5270995A (en
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宏彦 市川
博 西野
紀夫 相部
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5939180B2 publication Critical patent/JPS5939180B2/ja
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩基性ガスを選択的に除去する吸着剤に関す
る。
塩基性ガスの除去方法として従来から(I)水または酸
水溶液などによる吸収法、(■)白金系触媒による酸化
分解法(塩基性ガスがアンモニアの場合二NH3+イ0
゜−KN2+牙H20)、(III)シリカゲ゛ル、ゼ
オライトなどによる吸着法などが知られている。
しかしながら、(I)の吸収法は、低濃度の塩基性ガス
の完全除去は困難で、また大量の排水を生じ問題がある
(II)の酸化分解法では、約300℃以上の高温を必
要とし、イオウ化合物などの共存ガスによって触媒が被
毒される。
また酸化分解反応では、たとえば塩基性ガスがアンモニ
アの場合、NH3+腎02−NO十牙H20などの副反
応により窒素酸化物の生成が伴ない、二次公害の恐れが
ある。
(ill)の吸着法は吸着剤の塩基性ガス吸着容量が充
分でなく、また吸着剤に吸着した塩基性ガスを脱離する
には350°C以上の高温を要し、かつ吸着と脱離の繰
り返しによって、吸着剤の塩基性ガスの吸着能力が大幅
に低下するなどの欠点があった。
本発明者らは、上記のような問題点について種種検討し
た結果、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、
銅、亜鉛および錫から選ばれる一種以上の金属の硫酸塩
ならびに/もしくはハロゲン化物とホウ素の酸素化合物
とを組み合わせることによって塩基性ガスを効率的に吸
着し、かつ150〜250°Cといった低温で吸着した
塩基性ガスを完全に脱離でき、吸着と脱離を繰り返して
も塩基性ガスの吸着能力の低下が小さい吸着剤が得られ
ることを知見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は■クロム、マンガン、鉄、コバルト
、ニッケル、銅、亜鉛および錫から選ばれる一種以上の
金属の硫酸塩ならびに/もしくはハロゲン化物および■
ホウ酸もしくはホウ素の酸化物、■必要によりさらに無
機リン酸塩と、■担体とからなる塩基性ガス吸着剤であ
る。
本発明で用いられる金属硫酸塩としては、たとえば硫酸
第一クロム(CrS04)、硫酸第ニクロム(Cr2(
S04)3)、硫酸第一マンガン(Mn S 04 )
、硫酸第二マンガン(Mn2(S04)3)、硫酸マン
ガン(Mn(SO4)2)、硫酸第一鉄(FeS04)
、硫酸第二鉄第一鉄(FeSO4、Fe2(804)3
)、硫酸第一鉄(FeSO4)、硫酸第一コバルト(C
O8O4)、硫酸第二コバルI−(C02(804)3
)、硫酸ニッケル(NiSO4)、硫酸第一銅(Cu2
804 )、硫酸第二銅(CuSO4)、硫酸亜鉛(Z
nSO4)、硫酸第一錫(SnS04)、硫酸第二錫(
Sn(SO4)2)およびこれらの含水塩などがあげら
れる。
本発明で用いられる金属のハロゲン化物としては、たと
えば塩化第一クロム(CrC12)、塩化第ニクロム(
CrC13)、四塩化クロム(CrC14)、塩化第一
マンガン(MnC12)、塩化第二マンガン(MnC1
3)、四塩化マンガン(MnC1+)、塩化第一鉄(F
eC1□)、塩化第二鉄(FeC13)、塩化第一コパ
ル)(CoC1□)、塩(IJ−ニッケル(NiC12
)、塩化第一銅(CuC1)、塩化第二銅(CuC1□
)、塩化亜鉛(ZnC1゜)、塩化第一錫(SnC1z
)、塩化第二錫(SnC14)などの塩化物;たとえば
フッ化第−クロム(CrF2)、フッ化第ニクロム(C
r F 3)、四フッ化クロム(CrF4)、フッ化第
−マンガン(MnF2)、フッ化第二マンガン(MnF
3)、フッ化第−鉄(F e F 2 )、フッ化第二
鉄第一鉄(Fe 2F5 )、フッ化第二鉄(FeF3
)、フッ化第−コバルト(CoF2)、フッ化第二コバ
ルト(CoF3)、フッ化第−ニッケル(NiF2)、
フッ化第−銅(CuF)、フッ化第二銅(CuF2)、
フッ化亜鉛(Z nF 2 )、フッ化第−錫(SnF
2)、フッ化第二錫(SnF4)などのフッ化物;たと
えば臭化第一クロム(CrB T2 ) 、臭化第ニク
ロム(CrB T3 )、臭化第一マンガン(MnBr
2)、臭化第一鉄(FeBr2)、臭化第一鉄第二鉄(
Fe3Br3)、臭化第二鉄(FeBr3)、臭化第一
コバルト(CoBr2)、臭化第一ニッケル(NiBr
2)、臭化第一銅(CuB r )、臭化第二銅(Cu
B T2 )、臭化亜鉛(ZnBr2)、臭化第一錫(
SnBr2)、臭化第二錫(SnBr4)などの臭化物
;たとえばヨウ化第−クロム(CrI2)、ヨウ化第ニ
クロム(CrI3)、ヨウ化第〜マンガン(Mn■2)
、ヨウ化第−鉄(FeI2)、ヨウ化第二鉄(FeI3
)、ヨウ化第−コバルト(CoI2)、ヨウ化第−ニッ
ケル(NiIz)、ヨウ化第−銅(Cu I )、ヨウ
化亜鉛(Z n I 2)、ヨウ化第−錫(SnI2)
、ヨウ化第二錫(S n I 4 )などのヨウ化物お
よびこれらの含水塩などがあげられる。
本発明で用いられるホウ素の酸化物としては、酸素とホ
ウ素からなる無機化合物であれば如何なるものでもよく
、具体的には、たとえば二酸化ニホウ素、三酸化四ホウ
素(S403,2H20)、五酸化四ホウ素、三酸化ニ
ホウ素などがあげられる。
本発明で用いられる無機リン酸塩としては、たとえはリ
ン酸カリウム(K3PO4)、リン酸ナトリウム(Na
3PO4)、リン酸リチウム(L i 3PO4)、
リン酸カルシウム(Ca s (P 04 )2 )、
リン酸バリウム(Ba3(Fe4)2)、リン酸マグネ
シウム(Mg3(P 04 )2 )、リン酸第−クロ
ム(Cr3(’PO4)2)、リン酸第ニクロム(Cr
PO4)、リン酸コバルト(Co3(Fe4)2)、リ
ン酸第−マンガン(Mn3 (PO4)2 )、リン酸
第二マンガン(MnPO4)、ホルトリン酸銀(8ns
(PO4) 2 )、ピロリン酸錫(TI) (S
n2P20.)、ピロリン酸錫(s nP2O7)、オ
キシリン酸錫(Sn20 (PO4) 2 )、リン酸
第−鉄(Fe3(PO4)2)、リン酸第−マンガン(
Mn3(PO4)2)、リン酸第二鉄(FePO4)、
リン酸第二銅(Cu3(PO4)2)、リン酸ニッケル
(Ni3(PO4)2)、リン酸カドミウム(Cd3(
PO4)2)、リン酸第−水銀(Hg3PO4)、リン
酸第二水銀(H,gs(PO4)2 )、リン酸第−セ
リウム(Ce PO4)、リン酸第二セリウム(Ce3
(PO4)4 )、リン酸第−タリウム(T13PO
4)、リン酸トリウム(Th 3(PO4)4)、オル
トリン酸鉛(HKPbs (PO4)2)、ピロリン酸
鉛(■)(Pb2P207)、メクリン酸鉛(Pb (
PO3) 2 )、リン酸ビスマス(B I P O,
i )、などがあげられる。
本発明で用いられる担体としては、たとえばケイソウ士
、軽石、活性炭、シリカゲル、アルミナ、ゼオライトな
ど、あるいは、たとえば含水ケイ酸アルミニウムを主成
分とする粘土、たとえばカオリナイト(例;木槌粘土、
蛙石粘土、蛙目粘土、カオリン)、デツカサイト、ハロ
イサイト、セリサイト、パイロフィライト、モンモリロ
ナイト(例、ベントナイト、酸性白土)など化学反応の
吸脱着において通常用いられるすべての担体が使用でき
る。
その形状は粒状、破砕状、粉末状、繊維状など如何なる
ものでもよい。
本発明の吸着剤中、各成分の重量割合は、組成物全重量
を100%として金属硫酸塩もしくはハロゲン化物が約
0.5〜90%、好ましくは約1〜80%;担体が約1
0〜99%X好ましくは約20〜98係;ホウ酸もしく
はホウ素の酸化物が約0.05〜10%、好ましくは約
0.1〜5係である。
リン酸塩を用いる場合、その量は約0.5〜50係、好
ましくは約1.0〜45係である。
リン酸塩を加えることによって吸着剤の成型性、粒子強
度、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、
亜鉛および錫の硫酸塩ならびにハロゲン化物の熱安定性
などが一層向上する。
本発明の吸着剤の製造法は、担体として粘土を用いる場
合、金属硫酸塩ならびに/もしくはハロゲン化物、ホウ
酸もしくはホウ素の酸化物および粘土、必要によりさら
に無機リン酸塩を混合し、粉砕したあと、この粉砕混合
物に若干量の水を加え、充分練合する。
これをたとえば球状、円柱状などの形状に成型して約5
0〜150°C1好ましくは約70〜130℃で乾燥す
ることによりおこなわれる。
必要により不活性ガス(たとえばN2゜CO□なと)、
または酸素含有ガス(たとえば空気など)などの気流中
150〜500°Cで焼成してもよい。
活性炭などの多孔質担体を用いる場合、前述の金属硫酸
塩ならびに/もしくはハロゲン化物、ホウ酸もしくはホ
ウ素の酸化物、必要によりさらに無機リン酸塩を適当な
溶媒(たとえば、水、アルコール類など)に溶解し、多
孔質担体に含浸または散布した後、加熱乾燥する方法な
どによっておこなわれる。
また、必要により、不活性ガス(たとえばN2CO2な
ど)または酸素含有ガス(たとえば空気)などの気流中
、150〜500°Cで焼成してもよい。
塩基性ガスを吸着剤に接触させる場合、ガスの空間速度
は、約50〜10,000hr−1、好ましくは約20
0−5,000 hr ’であり、また温度は、約O〜
130℃、好ましくは約15〜100℃である。
ガスと吸着剤との接触は通常の気固接触形式でよく、た
とえば、流動床、移動床、固定床などいずれであっても
よい。
ここで、塩基性ガスとは、アンモニアおよび1分子中に
窒素原子を1ヶ以上有するアミン類を指すが、たとえば
メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミンなどのア
ルキルアミン類、ジメチルアミン、ジエチルアミン、メ
チルエチルアミンなどのジアルキルアミン類、トリメチ
ルアミン、ジメチルエチルアミン、メチルジエチルアミ
ン、トリエチルアミンなどのトリアルキルアミン類、ヒ
ドラジン、メチレンジアミン、エチレンジアミンなどの
アルキレンジアミン類、ヒドロキシルアミン、メタノー
ルアミン、エタノールアミンなどのヒドロキシアルキル
アミン類、アニリンなどの芳香族アミン類、ピリジンな
どの含窒素複素環式化合物などの沸点が200°C以下
のものについては特に本発明の効果が発揮される。
上記化合物を含有する気体の場合、塩基性ガスの濃度は
如何なるものでもよいが、約lppm〜100.000
p pmのものが好ましい。
塩基性ガスの吸着によってその除去効率が低下した吸着
剤は、加熱下で塩基性ガスを脱離すれば、塩基性ガスの
除去効率は回復し、再度塩基性ガスの除去操作に使用さ
れる。
この吸着剤の加熱再生に際し、再生温度は、100〜6
00℃、好ましくは約150〜450°Cであり、加熱
再生は窒素、炭酸ガスなどの不活性ガス、空気などの酸
素含有ガス、窒素酸化物含有ガスなどの雰囲気中でおこ
なわれる。
加熱再生を窒素酸化物含有ガス雰囲気でおこなう場合は
、(1)式に示すように加熱脱離してくる塩基性ガスを
無害なガスに変換できる。
(反応例:アンモニアの場合) 6NO+4NH3−5N2+6820 (1)また
加熱再生を空気などの酸素含有ガス雰囲気でおこなう場
合は、加熱脱離してくる塩基性ガスをマンガン系または
白金族系などの触媒層に流通すれば、(2)式で示す反
応で無害なガスに変換できる。
(反応例:アンモニアの場合) NH3+イ0□−イN2 + % H20(2)その他
、加熱脱離してくる塩基性ガスを銅系などの触媒層に流
通して窒素酸化物を生成させ、これを常法に従って硝酸
とする方法、また加熱脱離してくる塩基性ガスを冷却し
て高濃度の塩基性ガスを回収する方法などをおこなうこ
とができる。
本発明の吸着剤は、従来公知のものに比べてより低い温
度で再生が可能であり、塩基性ガスの吸着能力も太きい
などの利点がある。
また、二次公害を生じるおそれもない。
つぎに本発明の具体例として実施例をあげる。
実施例 1 各種金属硫酸塩(無水物換算)30wt転ベントナイト
69vit%sおよびホウ酸1wt%を混合粉砕し、こ
れに水を加えよく練合して2闘φの円柱状に成型し、1
000Cで乾燥した。
(A〜■)。各種金属硫酸塩(無水物換算)30wt%
およびベントナイt−70wt%を混合粉砕し、上記と
同様に成型、乾燥した(比較例A′〜1′)。
このようにして得られた吸着剤1077Iiを1.5c
rrLφのガラス製カラムに充填し、NNH3−100
ppを含む空気を空間速度4000hr’、温度260
℃で50時間流通しカラム出入口ガス中のNH3濃度を
JIs−に−0099(’ 69)の中和滴定・ド法で
測定し、各時間におけるNH3除去率を求め、その結果
を第1表に示した(第1回目NH3除去)。
つぎに、このカラムを環状電気炉内にセットし、空気を
空間速度100hr’(26°C換算)で流通しながら
、225°Cまで昇温し、この温度で1時間保ち、吸着
したNH3を脱離し、吸着剤を再生した。
この再生済の吸着剤を260°Cまで冷却して、前記と
全く同じ条件下でNH3除去テストを行なった(第2回
目NH3除去)。
この結果を第1表に示した。
実施例 2 硫酸第一鉄(無水物換算)65wt%X酸性白土34w
tLおよびホウ酸1wt%を混合粉砕し、これに水を加
えよく練合して2mmφの円柱状に成型し、100°C
で乾燥した(吸着剤J)。
硫酸第一鉄(無水物換算)65wt%および酸性白土3
5wt%を混合粉砕し、上記と同様に成型、乾燥した(
比較例J/) このようにして得られた吸着剤JおよびJ′の10m1
を1.5cITLφのガラス製カラムに充填して、NH
3−100ppmを含む空気を空間速度4000hr−
1、温度26℃で75時間流通した。
この際のNH3除去率を第2表に示した。
つぎに、このカラムを環状電気炉内にセットし、空気を
空間速度100hr’(26℃換算)で流通しながら、
150.200.250および300°Cの各湿度で1
時間加熱再生し、各温度でのNH3脱離量(回収量)を
測定し、同じ第2表に示した。
実施例1〜2から、ホウ酸を添加することによって、N
H3除去性能が向上するとともに加熱再生時のNH3の
脱離性が大幅に向上し、NH3吸着・加熱再生の繰り返
しに伴う吸着剤のNH3除去性能の低下を抑制できるこ
とがわかる。
実施例 3 実施例2の吸着剤J 10m/を、1.5Cr/Lφのガラス製カラム3本に
それぞれ充填し、実施例2と同じ条件で72時間NH3
除去テストを行なった。
これら3本のカラムを環状電気炉にセットし、各種の再
生テストを行なった。
(1)空気を空間速度100hr’(常温換算)で流通
しながら250°Cまで昇温し、この温度で1時間保持
した。
この間、脱離してくるNH3含有空気を10%MnO□
−A1□03触媒層に空間速度500hr’(常温換算
)、温度250℃で流通した。
吸着剤から脱離したNH3はMnO□−A1203触媒
で完全に酸化され、また窒素酸化物はほとんど生成しな
かった。
(反応(2)参照)(ii) (i)と同様に吸着し
たNH3を250℃で脱離した。
脱離してくるNH3含有空気流を二分して、一方を10
係CuO−Al2O3触媒層に空間速度250hr’(
常温換算)、温度450℃で流通し、NH3をNOに酸
化した。
このNO含有ガスを前記の二分したガスの残りと混合し
て、BET表面積670m2/gの活性炭層に空間速度
500hr’(常温換算)、温度200℃で流通し、N
H3とNOとを反応させ、無害のガスとした。
(反応(1)参照) (曲 1vo1%NOを含有する空気を空間速度100
h、r’(常温換算)で流通しながら250℃まで昇温
し、この温度で1時間保持した。
この間、カラムから流出するガス中にはNH3は含まれ
ていなかった。
(反応(1)参照)。実施例 4 第3表に示すような各種金属塩とホウ酸とを溶解した水
溶液を調製し、これらの液をBET表面積1170 m
2/ gの粒状活性炭に均一に散布し、110°Cで乾
燥した。
活性炭への担持量は金属塩が金属として1.0 ’Q−
a tom / gで、ホウ酸が0.2wt%であった
(K、−8)。
これと全く同じ操作で金属塩のみを金属として1.0
In’i−ajom/ g担持した活性炭を調製した(
比較例に′〜S/)。
金属塩の担持量: NiSO4: 15.4wt% FeSO4: 15
.2wt%NiCl2 : 13.Owt% FeCl
3 : 16.2wt%このようにして得られた吸着剤
10m1を1.5CTLφのガラス製カラムに充填し、
N H3−100ppmを含む空気を空間速度4000
hr ’、温度26°Cで50時間流通し、カラム出入
口ガス中のNH3濃度をJIs−に−0099(’69
)の中和滴定法で測定し、各時間におけるNH3除去
率を求め、その結果を第3表に示した。
(第1回目NH3除去)つぎに、このカラムを環状の電
気炉内にセットし、空気を空間速度100hr’(26
℃換算)で流通しながら、150℃まで昇温し、この温
度で1時間保ち、吸着したNH3を脱離し、吸着剤を再
生した。
この再生済の吸着剤を26℃まで冷却して、前記と全く
同じ条件下でNH3除去テストをおこなた。
(第2回目NH3除去)この結果を第3表にまとめた。
実施例 5 硫酸銅とホウ酸とを溶解した水溶液を調製し、この液を
アルミナ(水沢化学製、ネオビードD−4)、シリカゲ
ル(水沢化学製、シルビードB −1)、およびゼオラ
イト(米国リンデ社製13X)に均一に散布し、110
℃で乾燥した。
多孔質担体への相持量は硫酸銅が金属として0、5 j
ll(I−a t o m/ gの量で、ホウ酸が0.
15wt %であった。
(T〜■)上記と全く同じ操作で硫酸銅のみを金属とし
て0.5 tttti −a tom/ g担持した。
(比較例T′〜V/) このようにして得られた吸着剤10dを1.5篩φのガ
ラス製カラムに充填し、NNH3−100ppを含む空
気を空間速度2000 hr〜1、温度26℃で100
時間流通し、実施例4と同様な方法でNH3除去性能を
調べ結果を第4表に示した。
(第1回目NH3除去) つぎにこのカラムを環状電気炉内にセットし、空気を空
間速度100hr’(26°C換算)で流通しながら2
50℃まで昇温し、この温度で1時間保ち、吸着したN
H3を脱離し吸着剤を再生した。
この再生済の吸着剤を26℃まで冷却し、前記と全く同
じ条件でNH3除去テストをおこなった。
(第2回目NH3除去)この結果を第4表に示した。
実施例 6 実施例4の吸着剤PおよびP′各10m1について、実
施例4と同じ条件でNH3除去テストを50時間続けた
つぎに、これを電気炉で空気を空間速度100hr1(
26°C換算)で流通しながら100゜150、および
200℃の各温度で1時間加熱再生し各温度でのNH3
脱離量(回収量)を測定し、第5表に示した。
実施例4〜6から明らかなように、吸着剤にホウ酸を添
加することによって、NH3吸着後の吸着剤の再生が低
温で可能であり、かつNH3吸着、加熱再生の繰り返し
に伴う吸着剤のNH3除去性能の低下を抑制できること
がわかる。
実施例 7 実施例4の吸着剤Pの1077Ilを1.5cm、φの
カラム3本にそれぞれ充填し、実施例4と同じ条件で5
0時間、NH3除去テストをおこなった。
これら3本のカラムを電気炉にセットし、各種の再生テ
ストを行なった。
(1)空気を空間速度100hr’(常温換算)で流通
しながら150°Cまで昇温し、この温度で1時間保持
した。
この間、脱離してくるNH3含有空気を10%Mn02
−Al203触媒層に空間速度500hr’(常温換算
)、温度250℃で流通した。
吸着剤から脱離したNH3はMnO□−A1203触媒
で完全に酸化され、また窒素酸化物はほとんど生成しな
かった。
(反応(2)参照)(ii) (i)と同様に吸着し
たNH3を150℃で脱離した。
脱離してくるNH3含有空気流を二分して、一方を10
%Cu0−Al□03触媒層に空間速度250hr−1
(常温換算)、温度450℃で流通し、NH3をNOに
酸化した。
このNO含有ガスを前記の二分したガスの残りと混合し
て、BET表面積670m27gの活性炭層に空間速度
500hr’(常温換算)、温度200℃で流通し、N
H3とNOとを反応させ、無害のガスとした。
(反応(1)参照) (Ifり 1 vo1%NOを含有する空気を空間速
度100hr’(常温換算)、で流通しながら150℃
まで昇温し、この温度で1時間保持した。
この間、カラムから流通するガス中には、NH3は含ま
れていなかった。
実施例 8 第6表に示すような各種金属のハロゲン化物とホウ酸と
を溶解した水溶液を調製し、これらの液をBET表面積
1050m27gの粒状活性炭に均一に散布し、110
℃で乾燥した。
活性炭への担持量は金属として1.0m?−atom/
gで、ホウ酸が0.15wt%であった。
(a−i)これと全く同じ操作で金属のハロゲン化物の
みを金属として、1、0 ”’I−a t o m/
g担持した活性炭を調製した。
(比較例a′〜i/) このようにして得られた吸着剤LOm/を1..5Cr
rLφのガラス製カラムに充填し、トリメチルアミン−
100ppmを含む空気を、空間速度4000hr ’
、温度32°Cで50時間流通し、カラム出入口ガス中
のトリメチルアミン濃度をガスクロマトグラフィで測定
して、各時間におけるトリメチルアミン除去率を求め、
その結果を第6表に示した。
(第1回目トリメチルアミン除去)。つぎに、このカラ
ムを環状の電気炉内にセットし、空気を空間速度100
hr’(26°C換算)で流通しながら、175℃まで
昇温し、この湿度で1時間保ち、吸着したトリメチルア
ミンを脱離し吸着剤を再生した。
この再申請の吸着剤を32℃まで冷却して、前記と全く
同じ条件下でトリメチルアミン除去テストをおこなった
(第2回目トリメチルアミン除去)。
結果を第6表にまとめた。実施例 9 各種金属硫酸塩またはハロゲン化物(いずれも無水物換
算)25係、カオリン69宏三酸化ホウ素(B203)
1.0wt%、および各種リン酸塩(無水物換算)5係
を混合粉砕し、これに水を加えよく練合して、2mmφ
の円柱状に成型し、100°Cで乾燥した。
(j”q)また、金属硫酸塩またはハロゲン化物(いず
れも無水物換算)25係、カオリ770%およびリン酸
塩5係を混合粉砕し、上記と同様に成型、乾燥した。
(比較例j′〜イ)このようにして得られた吸着剤IQ
m/を1.5Cr/lφのガラス製カラムに充填し、モ
ノメチルアミン100 ppmを含む空気を、空間速度
4000hr’、温度26℃で50時間流通し、カラム
出入口ガス中のモノメチルアミン濃度をガスクロマトグ
ラフィで測定し、各時間におけるモノメチルアミン除去
率を求め、その結果を第7表に示した。
(第1回目モノメチルアミン除去) つぎに、このカラムを環状の電気炉内にセットし、空気
を空間速度100hr’(26℃換算)で流通しながら
、225°Cまで昇温し、この温度で1時間保ち、吸着
したモノメチルアミンを脱離し、吸着剤を再生した。
この再生済の吸着剤を26°Cまで冷却して、前記と同
じ条件下でモノメチルアミン除去テストをおこなった。
(第2回目モノメチルアミン除去)この結果を第7表に
示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ■クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅
    、亜鉛および錫から選ばれる一種以上の金属の硫酸塩な
    らびに/もしくはハロゲン化物および■ホウ酸もしくは
    ホウ酸の酸化物、■必要によりさらに無機リン酸塩と、
    ■担体とからなる塩基性ガス吸着剤。
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