JPS5938003A - 集成化粧単板の製法 - Google Patents
集成化粧単板の製法Info
- Publication number
- JPS5938003A JPS5938003A JP14828682A JP14828682A JPS5938003A JP S5938003 A JPS5938003 A JP S5938003A JP 14828682 A JP14828682 A JP 14828682A JP 14828682 A JP14828682 A JP 14828682A JP S5938003 A JPS5938003 A JP S5938003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- adhesive
- manufacture
- laminated
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）技術分野
この発明は低級原木を加工することによりより高級な銘
木単板を製造するための、いわゆる単板集成技術の分野
に属する。
木単板を製造するための、いわゆる単板集成技術の分野
に属する。
（ロ）背景技術
単板集成技術１よ、低級な原木よりロータリーレースな
どを用いて原料単板を製造し、つぎにこれを接着剤を介
在せしめつつ積層するとともに、凹凸面を有する型盤に
挾んで圧締してフリッチを造り、つぎにこれをスライス
することにより集成単板を製造することを内容としてい
る。
どを用いて原料単板を製造し、つぎにこれを接着剤を介
在せしめつつ積層するとともに、凹凸面を有する型盤に
挾んで圧締してフリッチを造り、つぎにこれをスライス
することにより集成単板を製造することを内容としてい
る。
ところで、集成単板を実際に製造する場合には、天然の
銘木により近付けるために前記の基本的な製法に具体的
な改良を施して要望される樹種に応じたパターン段重を
するのが常であるが、このような場合における種々の試
みがこの技術分野の一流をなしていると言えるのである
。
銘木により近付けるために前記の基本的な製法に具体的
な改良を施して要望される樹種に応じたパターン段重を
するのが常であるが、このような場合における種々の試
みがこの技術分野の一流をなしていると言えるのである
。
たとえばチーク材、ローズ材などは特有の縞模様を木目
として有するがこのような縞木目は単なる原料単板の染
色技術のみでは実現できない。そこで基本的な集成技術
に種々の改良が加えられることになるのである。
として有するがこのような縞木目は単なる原料単板の染
色技術のみでは実現できない。そこで基本的な集成技術
に種々の改良が加えられることになるのである。
以上に例示した縞木目を表現するためには、具体的には
以下のような方法が試みられていた。
以下のような方法が試みられていた。
（１）まず、低級原木（低級でなければならぬことはな
い）より、ロータリーレースなどを使用して原料単板を
製造する。この原料単板を必要に応じて脱色、予備染色
し、つぎにこの単板の表面に表現しようとする樹種のパ
ターンに応じた色ないし柄に捺染を施す。そしてこの捺
染単板を接着剤を介在させつつ積層すると共に、凹凸面
を有する型盤に挾んで圧締してフリッチとなし、このフ
リッチをスライスして目的の縞木目を有する集成化粧単
板を得ようとしていた。
い）より、ロータリーレースなどを使用して原料単板を
製造する。この原料単板を必要に応じて脱色、予備染色
し、つぎにこの単板の表面に表現しようとする樹種のパ
ターンに応じた色ないし柄に捺染を施す。そしてこの捺
染単板を接着剤を介在させつつ積層すると共に、凹凸面
を有する型盤に挾んで圧締してフリッチとなし、このフ
リッチをスライスして目的の縞木目を有する集成化粧単
板を得ようとしていた。
（２）しかし捺染を単板面に施すと、表面部分に染料が
残存し、或いはこれが後に使用する接着剤の内部への浸
透を阻害し、これらにより接着強度が低下し、スライス
時に接着不良を引き起すのである。
残存し、或いはこれが後に使用する接着剤の内部への浸
透を阻害し、これらにより接着強度が低下し、スライス
時に接着不良を引き起すのである。
（３）上記欠点を無くするために、原料単板の含水率を
低下させる方法が考えられるが、含水率を低下させると
、取り扱い時に単板が割れ易くなり、さらに単板が硬く
なるために圧締時に割れが発生すると言う欠点が生じた
。
低下させる方法が考えられるが、含水率を低下させると
、取り扱い時に単板が割れ易くなり、さらに単板が硬く
なるために圧締時に割れが発生すると言う欠点が生じた
。
（ハ） 発明の目的
この発明はチーク材、ローズ材に認められるような縞木
目を表現することを目的としてなされた（二） 発明の
開示 この発明は、原料単板を必要に応して脱色、予備染色し
、そして表現しようとする樹種の柄に応じた色に捺染を
施した単板となし、つぎにこの単板の表面および裏面の
みを乾燥して圧締に供することを特徴とする。すなわち
要約すれば圧締に供する単板の表面のみを乾燥すること
を特徴とするのである。ここで圧締に供する単板は原料
単板を、必要に応じて脱色、予備染色し、そして表現し
ようとする樹種の柄に応じた色に捺染を施した単板であ
る。
目を表現することを目的としてなされた（二） 発明の
開示 この発明は、原料単板を必要に応して脱色、予備染色し
、そして表現しようとする樹種の柄に応じた色に捺染を
施した単板となし、つぎにこの単板の表面および裏面の
みを乾燥して圧締に供することを特徴とする。すなわち
要約すれば圧締に供する単板の表面のみを乾燥すること
を特徴とするのである。ここで圧締に供する単板は原料
単板を、必要に応じて脱色、予備染色し、そして表現し
ようとする樹種の柄に応じた色に捺染を施した単板であ
る。
単板を乾燥する理由は、単板の表面の水分を除去し、接
着剤の浸透を良くすることになる。単板表面に水分が多
いと、接着剤が単板表面部のみでゲル化し、内部への浸
透が阻害され、充分な接着強度が得られない。
着剤の浸透を良くすることになる。単板表面に水分が多
いと、接着剤が単板表面部のみでゲル化し、内部への浸
透が阻害され、充分な接着強度が得られない。
単板表面の乾燥方法は同等限定はしない。温風、冷風、
赤外線加熱などの方法を使用すれば良いなお、上記以外
の集成化粧単板製造技術に必要な事項は常法に従うこと
で足りる。
赤外線加熱などの方法を使用すれば良いなお、上記以外
の集成化粧単板製造技術に必要な事項は常法に従うこと
で足りる。
（ホ） 実施例
南洋広葉樹ラブラの染色単板に、スミノール・ミーリン
グ３Ｇ（住人化学工業■製）３％水溶液を５０ｇ／−塗
布し、含水率を４５±３−に０１湿し、接着剤塗布時に
、単板の表裏面にエアーノズルにより、冷風を吹き付け
て乾燥した後、接着剤を１００ ｇ／ｎｆ塗布し、接着
強度を測定すると共に、凹凸面を有する型盤で積層圧締
してフリッチを得て、つぎにスライスし、スライス後の
接着強度を測定した。結果を□第１表に示した。
゛［比較例１１ 実施例１の４５±５％に調湿した単板□を用いて表裏面
乾燥なしで積層し、接着強度、スライス時の”不良率を
測定し、第１表に結果を表示した。
グ３Ｇ（住人化学工業■製）３％水溶液を５０ｇ／−塗
布し、含水率を４５±３−に０１湿し、接着剤塗布時に
、単板の表裏面にエアーノズルにより、冷風を吹き付け
て乾燥した後、接着剤を１００ ｇ／ｎｆ塗布し、接着
強度を測定すると共に、凹凸面を有する型盤で積層圧締
してフリッチを得て、つぎにスライスし、スライス後の
接着強度を測定した。結果を□第１表に示した。
゛［比較例１１ 実施例１の４５±５％に調湿した単板□を用いて表裏面
乾燥なしで積層し、接着強度、スライス時の”不良率を
測定し、第１表に結果を表示した。
実施例１の捺染単板を含水率２０±５％に調湿し、表裏
面乾燥なしで積層、圧締、スライスし、接着強度、スラ
イス時の不良率を測定し、第１表に結果を表示した。こ
の場合は接着不良は少なかったが割れ不良が多かった。
面乾燥なしで積層、圧締、スライスし、接着強度、スラ
イス時の不良率を測定し、第１表に結果を表示した。こ
の場合は接着不良は少なかったが割れ不良が多かった。
なお、接着強度は１ｍ厚の単板（圧締に供する単板と同
じもの）を２枚接着し、接着面と平行な方向に、１．５
■−７分の速度で引張り、破壊時の一度を測定した。
じもの）を２枚接着し、接着面と平行な方向に、１．５
■−７分の速度で引張り、破壊時の一度を測定した。
また、上記において使用した接着剤はウレタン樹脂系接
着剤アあった。
着剤アあった。
、 、 第１表
Claims (1)
- （１）集成単板の製法において、原料単板を必要に応じ
て脱色、予備染色し、そして表現しようとする樹種の柄
に応じた色に捺染を施した単板となし、つぎにこの単板
の表面および裏面のみを乾燥して圧締に供することを特
徴とする集成単板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14828682A JPS5938003A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 集成化粧単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14828682A JPS5938003A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 集成化粧単板の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5938003A true JPS5938003A (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=15449367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14828682A Pending JPS5938003A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 集成化粧単板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938003A (ja) |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP14828682A patent/JPS5938003A/ja active Pending
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