JPS5937687Y2 - 変位検出器 - Google Patents

変位検出器

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JPS5937687Y2
JPS5937687Y2 JP1978064362U JP6436278U JPS5937687Y2 JP S5937687 Y2 JPS5937687 Y2 JP S5937687Y2 JP 1978064362 U JP1978064362 U JP 1978064362U JP 6436278 U JP6436278 U JP 6436278U JP S5937687 Y2 JPS5937687 Y2 JP S5937687Y2
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JP1978064362U
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JPS54166349U (ja
Inventor
透 五十嵐
勝士 吉池
Original Assignee
株式会社三豊製作所
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、透光性のメインスケールとこのメインスケー
ルに対向されたインデックススケールとの相対的な動き
を発光素子と受光素子とにより読みとり計測する変位検
出器に関する。
従来のこの種測定器は、冷間引抜きにより形成された中
空細長ケース内にガラスなどからなるメインスケールを
長手方向に沿って配置し、このメインスケールに対向し
てインデックススケールを配置し、このインデックスス
ケールを前記ケースの長手方向に沿って形成された開口
から挿入された移動部材である検出機構の腕部にスライ
ダーを介して取付け、このスライダーに発光素子および
受光素子を設けて検出機構とケースとの相対移動を両ス
ケール間で形成される明暗として受光素子で検出して測
定するものである。
また前記スライダーは検出機構の腕部に線状ばねを介し
て移動自在に設けられるとともに、この線状ばねにより
一側に付勢され、該スライダーに設けた接触コマがメイ
ンスケールのスケール面およびスケール面と直交した側
面に当接されるようになっている。
これによりスライダーはメインスケールのスケール面と
側面とに案内されて移動することになり、メインスケー
ルのスケール部とインデックススケールのスケール部と
が対向した状態で移動できるようにされている。
しかし、このような従来の変位検出器にあっては、一本
の線状ばねによってのみメインスケールとインデックス
スケールを有するスライダーとの接触力が保たれるため
、スライダーの移動時に線状ばねが形状変形をきたし、
圧接力が変化してスライダーがメインスケールに対して
片側が浮上る場合がある。
このように、メインスケールとスライダーとの当接が不
確実になると、メインスケールの竪縞状の目盛部とスラ
イダーに取付けられたインデックススケールの竪縞状の
目盛部とが平行でなくなり、ミスカウントの原因となっ
ている。
本考案の目的は、スライダーとメインスケールとが相対
移動しても均一な圧接力でスライダーとメインスケール
とが当接し、ミスカウントのない変位検出器を提供する
にある。
メインスケールを設けたケースと、前記メインスケール
に対面するインデックススケールが設けられたスライダ
ーを取付けし前記ケースに移動可能に設けられた移動部
材とを有し、ケースと移動部材との相対移動変位量をメ
インスケールとインデックススケールの変位目盛量によ
り検出する変位検出器において、前記スライダーは前記
メインスケールの目盛面と前記インデックススケールの
目盛面との一定隙間を保持させる接触コマを介し、前記
メインスケールに移動可能に取付けられるとともに、両
スケールの目盛面を接近させる方向に押圧付勢させ前記
移動部材に対し回動可能に装着される線状ばねからなる
第1のばね手段を介して移動部材に連結されてなり、前
記メインスケールの目盛面に反対面と前記スライダーと
の間に装着され前記接触コマの接触面より小さな接触面
にて前記反対面に当接される接触片を有しかつ前記両ス
ケールの目盛面を接近させる方向にスライダーを押圧付
勢する第2のばね手段を設けることによシ、前記目的を
達成しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
冷間引抜き加工により形成されたケース1はほぼ方形の
中空断面を有するとともに、細長に形成され、さらに長
手方向の一側面に沿ってほぼ全長にわたり開口2を有し
ている。
前記ケース1の開口側の端面には移動部材としての検出
機構3が摺動部材4を介して当接され、ケース1の長手
方向に沿って移動可能とされている。
この検出機構3の下面に形成された腕部5は前記開口2
からケース1内に延設されている。
會た、前記開口2の近傍のケース1の外側面にはケース
1の長手方向に沿って一対のマグネット6が設けられ、
このマグネット6に該開口2を覆うように薄肉の鉄板か
らなる閉塞部材Tが吸着され、該開口2からケース1内
へ塵埃等が侵入するのが防止されている。
この際、検出機構3の腕部5が挿入される部分の閉塞部
材7は、該検出機構3に設けられるとともに両端が検出
機構3の下面に開口された側面山形の溝8内に挿入され
、この溝8により跨がれた状態の腕部5はケース1内へ
の挿入が可能となるようにされている。
前記ケー、!、1内の長手方向に設けられた溝9内には
、ガラスなどからなり、−側面に縦縞状の目盛10Aを
形成されたメインスケール10の下端辺が挿入され、接
着剤11などにより固定されている。
前記検出機構3の腕部5は前記メインスケール10の近
傍オで延長され、この先端二股部には一本のピアノ線な
どからなり第1のばね手段としての線状はね12を介し
てスライダー13が移動可能に取付けられている。
この線状ばね12は、自由状態においてはゆるい曲率を
もって下方に彎曲した形状とされ、ばね力を与えた組立
状態においては第3図に示されるようにほぼ直線状とさ
れている。
これによりスライダー13が所定方向すなわち前記メイ
ンスケール10の方向に付勢されるようになっている。
また、線状ばね12と腕部5との取付けは、腕部5の二
股状となった部分にそれぞれ設けられた貫通孔5A内に
線状ばね120両端がそれぞれ挿入されるとともに、一
方の端部がねし、5Bにより固定されて行なわれている
さらに線状ばね12とスライダー13との取付けは、側
面り字状の接触コマ取付部材13Aに固着されて肉厚の
発光素子取付部材13Bとともに該スライダー13を構
成する正面T字状の受光素子取付部材13Cに設けられ
た貫通孔13D内に、線状ばね12の途中が挿入される
とともに、ねじ13Eにより固定されて行なわれている
前記スライダー13の接触子取付部材13Aの前記メイ
ンスケール10に対向した面にはメインスケール10と
同様な縦縞状の目盛を有するインデックススケール14
が固定されている。
このインデックススケール14とメインスケール10と
を挾んだ状態で発光素子15と受光素子16とが配置さ
れている。
この際、発光素子15は前記接触コマ取付部材13Aの
L字の短辺に固着された発光素子取付部材13Bに、ま
た、受光素子16は前記接触コマ取付部材13AのL字
の長辺に固着された受光素子取付部材13Cに各2個固
着されている。
前記接触コマ取付部材13AのL字の内面すなわち前記
メインスケール10の目盛面およびこの目盛面に直交し
た側面に対向した面には、それぞれ低摩擦係数の樹脂か
らなる接触コマ17が複数個固定され、これらの接触コ
マ17は前記線状はね12の付勢力によりメインスケー
ル10の目盛面およびこの目盛面に直交した側面に当接
するようにされている。
前記発光素子取付部材13Bのメインスケール10の長
手方向両端面には、第2のばね手段としてのコイルばね
18の一端部が固着されるとともに、このコイルばね1
8の他端部には、ポリアセタール樹脂等の低摩擦係数の
合成樹脂からなる球状部材19が固定されている。
この接触片としての球状部材19は、コイルばね18の
付勢力によりメインスケール10の目盛面とは反対側の
面に当接され、その反力として接触コマ取付部材13が
第2図中矢印P方向に付勢され、接触コマ17のうちメ
インスケール10の目盛面側に位置する接触コマ17が
該目盛面に当接するように付勢されている。
このような構成において、ケース1および移動部材とし
ての検出機構3のいずれか一方を被測定物に取付け、他
方を固定して被測定物を移動すると、メインスケール1
0の目盛10Aとインデックスケール14の目盛との間
で明暗の縞模様が発生し、この縞模様を発光素子15と
受光素子16とで読み取って被測定物の移動量を読み取
り、測定を行なうものである。
この際、スライダー13は、第10付勢手段である線状
ばね12と第20付勢手段であるコイルばね18とによ
りメインスケール10を挾んだ両側で支持されているか
ら、スライダー13の接触コマ17とメインスケール1
0とは安定した圧接力で接触しつつ移動できる。
上述のように本実施例によれば、スライダー13の接触
コマ17とメインスケール10とを浮」ニリ等がなく安
定した密接状態で摺動させることができるから、メイン
スケール10の目盛10Aとインデックススケール14
の目盛との傾きによるカウントミスを防止できる。
曾た、第2の付勢手段としてのコイルはね18とメイン
スケール10の目盛面とは反対側の面とは球状部材19
を介して接触されているから、両者の接触は点接触とな
り摺動抵抗が少なく円滑な移動が可能となる。
次に、第4図は本考案の他の実施例を示すもので、前記
実施例と異なるのは、第20付勢手段としてのコイルは
ね18が発光素子取付部材13Bの両側に各2本取付け
られた点である。
この各2本のコイルばね18は、その先端に固定される
球状部材19が万い離れる方向となるよう、第4図中■
字形となるように発光素子取付部材13Bに取付けられ
ている。
この際、各球状部材19のメインスケール10との接触
位置は、図中裏面に位置する目盛10Aと干渉しない位
置になるようにされている。
このように構成することにより、長期の使用などにより
メインスケール10の表面に生ずるであろう球状部材1
9による条痕が、目盛10Aと重複することを防止でき
、受光素子16によるミスカウントを有効に防止できる
なお、実施にあたり、第2の付勢手段としてのコイルば
ね18は他の形状、例えば、板ばねなとでもよく、かつ
その取付は位置も発光素子取付部材13Bの両端面に限
定されず、該取付部材13のいずれの位置に取付けても
よい。
寸た、球状部材19はボールベアリングなど他の部材で
もよく、接触コマ17も樹脂に限らずボールベアリング
でもよい。
さらに接触コマ17はスライダー13と一体でもよい。
上述のように、本考案によれば、スライダーのメインス
ケールへの圧接力が安定し、ミスカウントに基づく測定
誤差の少ない変位検出器を提供できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る変位検出器の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は
第1図の徂=In線に沿う断面図、第4図は本考案の他
の実施例を示す発光素子取付部材部の正面図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・開口、3・・・
・・・検出機構、5・・・・・・腕部、10・・・・・
・メインスケール、10A・・・・・・目盛、12・・
・・・・第1の付勢手段としての線状ばね、13・・・
・・・スライダー 14・・・・・・インデックススケ
ール、15・曲・発光素子、16・曲・受光素子、17
・・・・・・接触コマ、18・・・・・・第2の付勢手
段としてのコイルばね。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)メインスケールを設けたケースと、前記メインス
    ケールに対面するインデックススケールが設けられたス
    ライダーを取付けし前記ケースに移動可能に設けられた
    移動部材とを有し、ケースと移動部材との相対移動変位
    量をメインスケールとインデックススケールの変位目盛
    量により検出する変位検出器において、前記スライダー
    は前記メインスケールの目盛面と前記インデックススケ
    ールの目盛面との一定隙間を保持させる接触コマを介し
    前記メインスケールに移動可能に取付けられるとともに
    、両スケールの目盛面を接近させる方向に押圧付勢させ
    前記移動部材に対し回動可能に装着される線状ばねから
    なる第1のばね手段を介して移動部材に連結されてなり
    、前記メインスケールの目盛面の反対面と前記スライダ
    ーとの間に装着され前記接触コマの接触面より小さな接
    触面にて前記反対面に当接される接触片を有しかつ前記
    両スケールの目盛面を接近させる方向にスライダーを押
    圧付勢する第2のばね手段を設けたことを特徴とする変
    位検出器。
  2. (2)前記実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記第2のばね手段はメインスケールの目盛が形成された
    部分からはずれた位置で該メインスケールに当接される
    ように設けられたことを特徴とする変位検出器。
JP1978064362U 1978-05-12 1978-05-12 変位検出器 Expired JPS5937687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978064362U JPS5937687Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 変位検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978064362U JPS5937687Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 変位検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54166349U JPS54166349U (ja) 1979-11-22
JPS5937687Y2 true JPS5937687Y2 (ja) 1984-10-19

Family

ID=28968407

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978064362U Expired JPS5937687Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 変位検出器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413615Y2 (ja) * 1981-04-02 1992-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339492Y2 (ja) * 1974-01-31 1978-09-25

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JPS54166349U (ja) 1979-11-22

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