JPS593725B2 - レトロフオ−カス型広角写真レンズ - Google Patents
レトロフオ−カス型広角写真レンズInfo
- Publication number
- JPS593725B2 JPS593725B2 JP53008001A JP800178A JPS593725B2 JP S593725 B2 JPS593725 B2 JP S593725B2 JP 53008001 A JP53008001 A JP 53008001A JP 800178 A JP800178 A JP 800178A JP S593725 B2 JPS593725 B2 JP S593725B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- group
- positive lens
- groups
- surface facing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/04—Reversed telephoto objectives
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は口径比1:2.5、画角85ζバツクフオーカ
スは全系合成焦点距離の1.5倍と一眼レフレツクスカ
メラに装着するのに充分な長さを持ち、諸収差を良好に
補正したレトロフオーカス型広角写真レンズに関するも
のである。
スは全系合成焦点距離の1.5倍と一眼レフレツクスカ
メラに装着するのに充分な長さを持ち、諸収差を良好に
補正したレトロフオーカス型広角写真レンズに関するも
のである。
本発明のレンズ構成は後述するが、本発明のレンズ構成
と類似のレンズ構成は例えば特開昭51−142317
であるが、特開昭51−142317は口径比1:4.
0、画角94昭であり、本願は口径比1:2.5、画角
85角と、画角は少し小さくして口径比を大きく発展さ
せたものである。
と類似のレンズ構成は例えば特開昭51−142317
であるが、特開昭51−142317は口径比1:4.
0、画角94昭であり、本願は口径比1:2.5、画角
85角と、画角は少し小さくして口径比を大きく発展さ
せたものである。
この場合画角が小さくなるので、非点収差、歪曲収差に
対しては有利になり、又所要のバツクフオーカスを得る
ためにも有利になる。しかし口径比が大きくなるので球
面収差、コマ収差に対しては不利になり、各レンズの度
の配合を大幅に変えないと諸収差をバランス良く補正す
る事は困難となる。しかし本願はこれら収差をバランス
よく補正し得たものである。以上の様に本発明は特開昭
51142317を参考にし、しかし特開昭51142
317とは設計思想の違うレンズ系を設計する事に成功
したものである。
対しては有利になり、又所要のバツクフオーカスを得る
ためにも有利になる。しかし口径比が大きくなるので球
面収差、コマ収差に対しては不利になり、各レンズの度
の配合を大幅に変えないと諸収差をバランス良く補正す
る事は困難となる。しかし本願はこれら収差をバランス
よく補正し得たものである。以上の様に本発明は特開昭
51142317を参考にし、しかし特開昭51142
317とは設計思想の違うレンズ系を設計する事に成功
したものである。
本発明のレンズ構成を説明すると、8群8枚構成レンズ
よりなり、第1群は正レンズ、第2群は物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズ、第3群は物体側に凸面を向
けた負メニスカスレンズ、第4群は両凸正レンズ、第5
群は両凸正レンズ、第6群は負レンズ、第7群は正レン
ズ、第8群は正レンズで構成され、絞りは第4群と第5
群の間に配置する。次に符号を定めて特徴を列記すると
、F:全系合成焦点距離 Fl.2...i:第1群までの合成焦点距離Rj:第
j面の曲率半径Dj:第j番目のレンズ肉厚又はレンズ
間隔Nk:第k番目レンズの屈折率νk:第k番目レン
ズのアツベ数 フ:第1群、第2群、第3群レンズのアツベ数の平均値
Σd:レンズ全長 とするとき、以下の条件を満足するレトロフオーカス型
広角写真レンズである。
よりなり、第1群は正レンズ、第2群は物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズ、第3群は物体側に凸面を向
けた負メニスカスレンズ、第4群は両凸正レンズ、第5
群は両凸正レンズ、第6群は負レンズ、第7群は正レン
ズ、第8群は正レンズで構成され、絞りは第4群と第5
群の間に配置する。次に符号を定めて特徴を列記すると
、F:全系合成焦点距離 Fl.2...i:第1群までの合成焦点距離Rj:第
j面の曲率半径Dj:第j番目のレンズ肉厚又はレンズ
間隔Nk:第k番目レンズの屈折率νk:第k番目レン
ズのアツベ数 フ:第1群、第2群、第3群レンズのアツベ数の平均値
Σd:レンズ全長 とするとき、以下の条件を満足するレトロフオーカス型
広角写真レンズである。
(1)フ〉50
以下各条件について説明する。
(1)の条件ν〉50は、レンズ系に入射する画角の大
きな光束と画角の小さな光束との倍率の色収差を少なく
するための条件であり、画角の大きなレンズになると、
光束の入射角度の違いにより倍率の色収差の発生状態が
変り、結像性能を悪化させる要因となるので、これを除
去しなくてはならない。
きな光束と画角の小さな光束との倍率の色収差を少なく
するための条件であり、画角の大きなレンズになると、
光束の入射角度の違いにより倍率の色収差の発生状態が
変り、結像性能を悪化させる要因となるので、これを除
去しなくてはならない。
特に第3群までは各レンズに対する入射高が大きいので
、基本的に色収差が発生し易く、νく50であると第3
群までで発生した色収差を第4群以降で極端に補正する
結果となり、倍率の色収差の補正は困難となる。11▼
1 ↓●≦J は、所要のバツクフオーカスを得るために重要なF条件
で、下限−よりも小さいときには、所要の1.5バツク
フオーカスを得るためには有利であるが、ペツツバール
の和の減少をまねき、非点収差、負の歪曲収差の発生の
原因となり好ましくない。
、基本的に色収差が発生し易く、νく50であると第3
群までで発生した色収差を第4群以降で極端に補正する
結果となり、倍率の色収差の補正は困難となる。11▼
1 ↓●≦J は、所要のバツクフオーカスを得るために重要なF条件
で、下限−よりも小さいときには、所要の1.5バツク
フオーカスを得るためには有利であるが、ペツツバール
の和の減少をまねき、非点収差、負の歪曲収差の発生の
原因となり好ましくない。
又F上限−よりも大きいときには、非点収差、歪曲1.
2収差などの収差補正には有利であるが、所要のバツク
フオーカスを得る事が困難となり好ましくないF (3)の条件1F12341〉−は、(2)及び(4)
の2゛ 0.35条件と関連し、第4群の焦点距
離を決定し、所要のバツクフオーカスを得るための手段
であり、FFl,2,3,4が正で一よりも小さいとき
には、所2” ′ 0.35要のバツクフオー
カスを得るためには不利となり易く、(2)及び(4)
の条件と関連して、1F1231及2?びIFl234
56lをさらに短い焦点距離にす?チ?))る事が望ま
れるが、非点収差、コマ収差の悪化をまねく原因となり
好ましくない。
2収差などの収差補正には有利であるが、所要のバツク
フオーカスを得る事が困難となり好ましくないF (3)の条件1F12341〉−は、(2)及び(4)
の2゛ 0.35条件と関連し、第4群の焦点距
離を決定し、所要のバツクフオーカスを得るための手段
であり、FFl,2,3,4が正で一よりも小さいとき
には、所2” ′ 0.35要のバツクフオー
カスを得るためには不利となり易く、(2)及び(4)
の条件と関連して、1F1231及2?びIFl234
56lをさらに短い焦点距離にす?チ?))る事が望ま
れるが、非点収差、コマ収差の悪化をまねく原因となり
好ましくない。
又Fl234が?PラF
負で一より小さいときには、所要のバツクフオ0.35
−ガスを得るためには有利となるが、第5群以降の正レ
ンズの負担が大きくなり、収差のバランスを崩す原因と
なるので好ましくない。
−ガスを得るためには有利となるが、第5群以降の正レ
ンズの負担が大きくなり、収差のバランスを崩す原因と
なるので好ましくない。
Fl23456〈0け、コマ収差補正と所要のバツ29
′?ツクフオーカスを得るための条件であり、 F Fl23456lが下限−よりも小さいときに童 ラ
2ツ PO.9は、所要のバツクフオーカスを得るため
には有利であるが、第7群レンズ、第8群レンズの焦点
距離が小さくなり、コマ収差、球面収差の増大をまFね
く。
′?ツクフオーカスを得るための条件であり、 F Fl23456lが下限−よりも小さいときに童 ラ
2ツ PO.9は、所要のバツクフオーカスを得るため
には有利であるが、第7群レンズ、第8群レンズの焦点
距離が小さくなり、コマ収差、球面収差の増大をまFね
く。
又上限一よりも大きいときには、所要の0.6バツクフ
オーカスを得るためには第7群レンズの焦点距離を大き
くして、第8群レンズの焦点距離を小さくするか、第6
群以降の発散光束のレンズ肉厚又はレンズ間隔を大きく
するなどの方法が考えられるが、前者は球面収差、コマ
収差をバランス良く補正する事が困難になり、後者はレ
ンズ全長が大きくなるので好ましくない。
オーカスを得るためには第7群レンズの焦点距離を大き
くして、第8群レンズの焦点距離を小さくするか、第6
群以降の発散光束のレンズ肉厚又はレンズ間隔を大きく
するなどの方法が考えられるが、前者は球面収差、コマ
収差をバランス良く補正する事が困難になり、後者はレ
ンズ全長が大きくなるので好ましくない。
(5)の条件1.5FくΣd〈1.8Fはレンズ系を小
型に保つための条件であり、Σdが上限1.8Fよりも
犬きいときにはレンズ系が大きくなるので好ましくない
。
型に保つための条件であり、Σdが上限1.8Fよりも
犬きいときにはレンズ系が大きくなるので好ましくない
。
又下限1.5Fよりも小さいときにはレンズのコバ厚が
必要以上に小さくなり、結果として製作可能なレンズ系
を得る事が出来なくなる。本発明にかかるレンズは、前
記(1)から(5)の条件を満足し、充分なバツクフオ
ーカスを保ち、諸収差を良好に補正した口径比1:2.
5、画角85レトロフオーカス型広角写真レンズである
。次に本発明の実施例1(第1図χ実施例2(第3図)
をF=100についての数値で示す。実施例 1
必要以上に小さくなり、結果として製作可能なレンズ系
を得る事が出来なくなる。本発明にかかるレンズは、前
記(1)から(5)の条件を満足し、充分なバツクフオ
ーカスを保ち、諸収差を良好に補正した口径比1:2.
5、画角85レトロフオーカス型広角写真レンズである
。次に本発明の実施例1(第1図χ実施例2(第3図)
をF=100についての数値で示す。実施例 1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 8群8枚構成レンズよりなり、物体側より第1群は
正レンズ、第2群は物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズ、第3群は物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズ、第4群は両凸正レンズ、第5群は両凸正レンズ、
第6群は負レンズ、第7群は正レンズ、第8群は正レン
ズで構成され、絞りは第4群と第5群の間に配置する構
成であつて、全系合成焦点距離をF、第j面の曲率半径
をr_j、第j番目のレンズ肉厚又はレンズ間隔をd_
j、第k番目レンズの屈折率をn_k、第k番目レンズ
のアツベ数をν_kとするとき、次の諸元を有するレト
ロフォーカス型広角写真レンズ。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 2 8群8枚構成レンズよりなり、物体側より第1群は
正レンズ、第2群は物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズ、第3群は物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズ、第4群は両凸正レンズ、第5群は両凸正レンズ、
第6群は負レンズ、第7群は正レンズ、第8群は正レン
ズで構成され、絞りは第4群と第5群の間に配置する構
成であつて、全系合成焦点距離をF、第j面の曲率半径
をr_j、第j番目のレンズ肉厚又はレンズ間隔をd_
j、第k番目レンズの屈折率をn_k、第k番目レンズ
のアツベ数をν_kとするとき、次の諸元を有するレト
ロフォーカス型広角写真レンズ。 ▲数式、化学式、表等があります▼
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008001A JPS593725B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | レトロフオ−カス型広角写真レンズ |
US06/002,135 US4217034A (en) | 1978-01-27 | 1979-01-09 | Retrofocus type wide angle photographic lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008001A JPS593725B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | レトロフオ−カス型広角写真レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54101320A JPS54101320A (en) | 1979-08-09 |
JPS593725B2 true JPS593725B2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=11681132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53008001A Expired JPS593725B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | レトロフオ−カス型広角写真レンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4217034A (ja) |
JP (1) | JPS593725B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4382662A (en) * | 1979-06-08 | 1983-05-10 | Minolta Camera Co., Ltd. | Inverted telephoto type wide angle lens system |
JPS57156087U (ja) * | 1981-03-27 | 1982-09-30 | ||
CN101369047B (zh) | 2008-04-28 | 2010-12-08 | 深圳市大族激光科技股份有限公司 | 光学镜头 |
CN100593742C (zh) * | 2008-04-28 | 2010-03-10 | 深圳市大族激光科技股份有限公司 | 光学镜头 |
CN101414047B (zh) * | 2008-04-28 | 2010-06-09 | 深圳市大族激光科技股份有限公司 | 光学镜头 |
CN110471168B (zh) * | 2019-08-19 | 2022-01-07 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN110515183B (zh) * | 2019-08-19 | 2021-06-29 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN111007622B (zh) * | 2019-12-13 | 2021-09-28 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 摄像光学镜头 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864927A (ja) * | 1971-12-08 | 1973-09-07 | ||
JPS4912821A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-02-04 | ||
JPS4940127A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-15 | ||
JPS49120631A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-18 | ||
JPS51142314A (en) * | 1976-05-29 | 1976-12-07 | Copal Co Ltd | Shutter blade opening and closing device in an electric shuttering app aratus |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51142317A (en) * | 1975-05-22 | 1976-12-07 | Asahi Optical Co Ltd | Compact wide angle lens of retrofocus type |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP53008001A patent/JPS593725B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-01-09 US US06/002,135 patent/US4217034A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864927A (ja) * | 1971-12-08 | 1973-09-07 | ||
JPS4912821A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-02-04 | ||
JPS4940127A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-15 | ||
JPS49120631A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-18 | ||
JPS51142314A (en) * | 1976-05-29 | 1976-12-07 | Copal Co Ltd | Shutter blade opening and closing device in an electric shuttering app aratus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54101320A (en) | 1979-08-09 |
US4217034A (en) | 1980-08-12 |
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