JPS5937131B2 - 金属ウエブ展伸機械 - Google Patents

金属ウエブ展伸機械

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JPS5937131B2
JPS5937131B2 JP2287978A JP2287978A JPS5937131B2 JP S5937131 B2 JPS5937131 B2 JP S5937131B2 JP 2287978 A JP2287978 A JP 2287978A JP 2287978 A JP2287978 A JP 2287978A JP S5937131 B2 JPS5937131 B2 JP S5937131B2
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JP
Japan
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arm
web
machine
belt
arms
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JP2287978A
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アンドリユ−・スゼゴ
ヴイクタ−・カレイ
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EXPLOSAFE SA
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EXPLOSAFE SA
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転スリツト機械で予め細長に切られている
ウエブから開放網展伸材を形成しこれらに一列の平行不
連続スリツト線を設ける展伸機械の改良に関する。
特に、本機械は、他の種類の展伸材の生産にも使用され
るが、ジヨセフ・スゼゴ名義の英国特許第113168
7号に記載されているような展伸アルミ網を製造するた
めに使用される。従来の回転スリツトウエブ展伸機械は
、スリツトウエブを通すようにした垂直方向及び水平方
向に末広にされた縁部を有する1対の展伸腕を備え、ウ
エブは末広縁部に横方向にはまり該縁部間で拡げられて
ウエブのスリツトを広げてひし形網にしていた。
しかし、この従来の機械は多くの欠点を有し、本発明に
よりこれら欠点は解消された。以下詳述に説明する。本
発明の第1の特徴によれば、展伸機械の展伸腕は調節可
能な接続部材により副枠に取付けられて腕の縁部間の角
度を増減させ、前記副枠は他の調節可能な接続部材によ
り主枠に取付けられて、腕に沿うウエブの送り方向を縦
方向に延長する枢軸線を中心に副枠を傾動させるように
なつている。
これにより、展伸腕間の角度が必要に応じ種々の傾斜角
に調節され所望の網形状を有する展伸網を得る一方、機
械の主枠を適当に一側または他側に傾動することによつ
て機械からの展伸出力ウエブを水平面で送ることができ
る。上記特許に記載の目的にたいしては、展伸製品は重
ねた連続層として置かれ金属網梱包を形成し、この操作
は、製品を巻取り、これを折り畳みまたはウエブから切
断された分離シートを積重ねたりして行つても、ウエブ
を水平面で送ることによりきわめて都合よく行うことが
できる。さらに、展伸製品の出力ウエブが傾斜すると、
一側に引張られるかまたは自重により変形して梱包の形
状が悪くなり密度がきわめて不揃いになる。展伸機械か
ら展伸ウエブを直接水平に送ることによつて、ウエブを
水平に回復するための案内が不要となり、このことは特
に、薄い金属箔が使用され、展伸ウエブが比較的弱くて
傷がうけやすく変形する場合に重要である。なるべく、
機械の副枠の傾斜軸線は展伸腕上のウエブ送りより離れ
て中心に延長することにより、展伸材の走行線は副枠軸
線が傾斜したとき移動しないようにする。本発明の他の
特徴によれば、ウエブの縁部をその走行時展伸腕に沿つ
て保持し搬送するグリツパを有する展伸機械を提供し、
これらグリツパは縦みぞと、縦みぞに平行で縁部を縦み
ぞに押圧する被駆動無端刀身部材とを有する被駆動無端
ベルトより成り、ウエブ縁部はベルトと刀身部材との間
の前記みぞにつかまれる。
これらつかみ装置はウエブの縁部を能率的かつ確実に保
持し、また特に、前述の特許に記載した、厚みが千分の
5ないし12インチ(0.127〜0.30411)の
箔等薄い箔の金属ウエブの展伸に際し有用である。従来
の展伸機械では、ウエブの縁部は典型的に、展伸腕の長
手に沿つて配置された組の被駆動つかみローラによつて
保持されているが、これらローラでは、必然的にローラ
間に隙間がありまた非支持点において箔のつかみ不良、
変形及び損傷を生ずるので、薄い箔の縁部を適切に支持
し保持できない。本発明の構成によれば、箔はその全走
行中にわたり確実かつ均一に支持することができる。本
発明のさらに他の特徴によれば、展伸機械は、コイル状
スリツト金属ウエブ材を回転可能に取付ける支持構造体
を有し、案内部材が、コイル支持構造体とスリツトウエ
ブを直接腕に送る展伸腕との間に配置されている。
薄い金属箔の展伸時、展伸機械のすべての速度は、比較
的弱い箔が高速運転中に生ずる応力に耐えることができ
ないため必ず制限される。しかし箔はかなりの高速でス
リツト(細長い切れ目を入れること)でき、典型的には
箔がスリツトできる速度は最大展伸速度の約3倍である
。従つて、箔をスリツトした後、なるべく、箔を巻取つ
てスリツトコイル材とし、少数のスリツト機械より製造
したコイル材を多数の展伸機械へ送ることにより全体の
生産量が増大する。なるべく、展伸腕へ送るウエブの案
内部材は、コイル支持構造体と展伸腕との間に回転不能
に支持された円滑な棒であり、ウエブは棒にはまり、棒
は展伸腕に沿うウエブの送り方向にたいし非垂直に傾斜
されている。なるべく、棒の軸線代展伸腕に接近する区
域においてウエブの全体面に平行または整列される。
展伸腕が、その末広角が調節され全体として傾斜して出
力展伸ウエブを水平に維持するように配置される場合に
をζ このウエブ送り案内構成によれば、展伸腕が傾い
たとき入力するスリツトウエブを傾ける必要はない。さ
らに、展伸機械がコイル状スリツト金属ウエブから送ら
れる場合、展伸腕が傾くとき重いコイル材を重力に抗し
て上下に移動しなくてもよい。本発明の他の特徴によれ
ば、夫々支持腕に取はずし可能に固定される部材として
の展伸腕を有する展伸機械を提供し、これら支持腕はこ
れらを互いに近づけ又は離して横方向に調節させる装置
によつて機枠に接続される。
これにより、機械の調節により幅の異なる入カウエブを
受入れることができる。支持腕間の間隔を調節するとき
に艮 1組の代りの展伸腕部材を機械に使用して展伸腕
の入口端でウエブ材を良好に支持することができる。こ
の構成により、ウエブの縁部をつかんで接触する無端ベ
ルトを使用し展伸腕に沿つて金属ウエブを搬送する。新
しい1組の展伸腕が機械に代用されたとき、ウエブが所
望通りに展伸されてから確実にウエブを解放させるのに
必要なベルトのつかみ面の長さ調節は、ベルトを掛けた
プーリの位置を調節し、または必要に応じ、長さの異な
るベルトに代えれば容易に行うことができ、ベルトは、
横方向に延長する駆動軸によつて都合よく駆動され、こ
れら駆動軸は展伸腕の支持腕と一緒に横方向に調節され
るように配置することができる。これにより、幅の異な
るウエブを受入れる機械の据付けるための調節手順がき
わめて簡単になる。特に幅の異なる展伸材に適用される
一実施例によれば、上にウエブを支持し上方にウエブが
、機械を通過するとき、はまる各展伸腕の表面は少なく
とも腕の後方から前方に延長しかつその長手の主要部分
にわたる区域において円滑な表面とされ、さらに、ウエ
ブは、展伸腕の円滑面と、展伸腕に沿つて走行しかつ円
滑面に押圧される被駆動ベルトとの間の各縁につかまれ
ながら搬送される。このつかみ構成はウエブの縁部を能
率的かつ確実に保持し、また特に、前述の特許に記載し
た、厚みが千分の5ないし12インチ(0.127〜0
.304m11)の箔等薄い箔の金属ウエブの展伸に際
し有用である。さらにまた、ベルトには幅の異なる金属
ウエブを受入れることができる。つぎに、本発明の種々
の特徴を具体化する展伸機械を添附図面を参照して実施
例について詳細に説明する。
各図面において同じ符号は同じ部分を示すことにする。
本機は主枠20と、水平軸線22を中心に主枠上で回動
する副枠21とを有する。一端において主枠20は直立
部材23を支持し、ここで副枠の水平軸24は軸受26
内で自由に回動する。この端部において、副枠21には
、軸24を接続した板27が形成されている。副枠の反
対側には、垂直に間隔をおいた水平の1対の引張棒29
によつて端板27に接続された大体D形の取付け部分2
8(第7図にも示す)が構成されている。
副枠の取付け部分28は固定ボルト32によつて主枠2
0の垂直延長部31の片側に支持され、取付け部分28
を延長部31の突起33゛−に緊定する。
固定ボルト32は突起33の円弧状みぞ穴34に入つて
いる。取付け部分28はその下端に円弧状突出キー36
を有し、このキーは主枠20に固定されているわん曲キ
ーみぞチヤンネル37内で摺動する。
キーみぞチヤンネル37とみぞ穴34の曲率中心は軸2
4と同軸線に配置されることによりこの軸線を中心とし
て副枠21は回転できる。この水平軸線を中心に副枠を
傾けるために、ハンドル車38がねじ付軸39に設けら
れ、このねじ付軸は回動継手42を介し取付け部分28
に結合されたねじ付スリーブに係合している。
コイル状スリツト金属材の保持体は側板43と、前後部
引張棒44,46とを有し、前部引張棒44はその端部
が主枠20上の軸受47内で摺動する。
後部棒46はキープロツク48を有し、このキープロツ
クは主枠20に接続された水平チヤンネルキ一案内みぞ
49内で摺動し、それで保持体全体が左右に移動できる
ようになつている。プロツク51は側板43に接続され
、軸受52を支持し、この軸受に軸53が挿通し、この
軸にはコイル材が巻かれている。プロツク51のヒンジ
部分54ぱ緊定ねじ56によつて所定位置に解放可能に
保持され、新しいコイル材が保持体におかれると軸53
を機械から上昇させる。スリツト・ウエブ材58の送り
を正しく整列させておくため、主枠20にはウエブの送
りに隣接して1対の縁部検出器59が設置されている。
これらにより、主枠20と保持体の一方の側板43との
間に接続された油圧シリンダ60の作動を制御しかつ、
縁部検出器59からの信号に応答して保持体を横方向に
移動することによつてスリツト・ウエブ58は副枠21
の水平軸線に整列される。コイル材保持体の軸53には
ブレーキを備えウエブの引張りを保つと共に送り過ぎな
いようにしてある。側板43上のブレーキドラム66に
は摩擦帯67がかけられ、一端は側板43に固定されて
いる。帯67の他端に分銅68を支持して帯をドラム6
6と摩擦係合保持している。ドラム66は軸64と、歯
車63と、上歯車62とを介して軸53に接続している
。側板43はまた、ローラ71を支持する柱69を担持
し、このローラには副枠21に向けてウエブが掛つてい
る。
使用されるコイル材保持体は機械の残部とは異なるユニ
ツトとして分離できる形式である。
これにより、新しいコイル材と代える場合に切換え手順
が容易となると共に、コイル材保持体を使用して金属ス
リツト機械から送られたスリツト箔を巻取ることができ
る。第1図において、主枠20は継目72に沿つて分離
できる2つの半部分20aと20bに分割されている。
ラツチ73によりこれら枠部分を解放可能に一体に保持
している。保持体から、ウエブ58は白−ラ74の下を
通り、このローラの一端は端板27の軸受76に軸架さ
れ他端はD形取付け部分28の延長部になつている。そ
の後ウエブ58頃引張棒29に接続された端部支持部材
78に回転不能に固定された円滑な円形断面棒77を通
る。この棒77の軸線は、ウエブがその後1対の末広展
伸腕81,82に達する区域79におけるウエブの面と
平行になつている。棒77の上面は腕81,82の後端
縁と整列し、その軸線は展伸腕81,82に沿うウエブ
の走行方向にたいし傾斜して、ウエブを、コイル材保持
体よりのその最初の横送り方向から腕81,82へ向け
なおすようにしてある。コイル材保持体と展伸腕81,
82とが互いに垂直に配置されている場合の例では、棒
77の軸線は腕81,82に沿う最終走行方向にたいし
45度傾斜している。回転不能の棒77でなくローラを
使用した場合、ウエブはローラに沿つて上方へ除行しや
すくなりウエブがずれて繰出されることが分つた。
第1図から第10図に示す実施例において、取付け部分
28には、横筋かい84により接続された1対の間隔を
おいた平行外側板83が固定されている。
側板83の内側に&ζ 1対のハウジング86が接続さ
れ、このハウジングは、かみ合部よりウエブ58を引入
れる被駆動ゴム面付ローラ87を支持している。ローラ
87の前方には、上下の横方向に延長する軸88が外側
板83の間に延びて接続されている。
第4図、第9図及び第10図に示すように、これら軸8
8は1対の内側板89を摺動可能に支持し、これら内側
板89のブツシング91には軸88を挿通する。これら
板は、軸88の表面上の平坦部93に係合する止ねじ9
2によつて所定の間隔をおいて固定される。これら摺動
可能な内側板89は展伸腕81,82を支持することに
より展伸腕の横間隔が調節できるようになつている。
この調節を制御するために、外側板83から内方に延長
するボルト94が設けられ、その端部95は内側板89
の内にねじ込まれている。ボルト94の外端部は、ボル
ト94に固定され外板83に係合するカラー96によつ
て外板83内で軸線方向に移動しないよう保持されてい
る。展伸腕81,82を支持した支持腕101は内側板
89の内側に枢着されている。
第4図及び第9図に示すように、ボルト102は、各側
板89及び支持腕101の外壁を貫通している。ボルト
102の外端にナツト103を支持し、各ボルト102
の内端は円板104を支持し、この円板は、腕101の
外壁を貫通するピン106を介して支持腕101の外壁
に固定されている。ナツト103を弛めると、支持腕1
01は展伸腕81と82と一緒にボルト102の軸線を
中心に上下に傾動する。ボルト102の前方に、各内側
板89は円弧状みぞ穴107を有し、このみぞ穴を介し
て支持腕はさらに、緊定ボルト108によつて内側板8
9に接続されている。
このボルト108は支持腕101と展伸腕81,82を
回動調節する前に弛めなければならない。みぞ穴107
に沿つて目盛線が設けられ腕81または82の角度を指
示する。第5図及び第9図に示すように、展伸腕81と
82は外縁に沿つて、例えば溶接によつて支持条片10
9に固定され、これら条片109は、支持腕101の外
側にボルト締めされた条片111にボルト110によつ
て固定されている。展伸腕82は大体三角形状平板であ
り、末広内縁に沿う夫々互いに対向した縁フランジ11
2,113を有する。
展伸腕81,82の後縁は平行して重なつてわずか段状
になつている。ウエブ58の平面と、展伸腕81,82
に接近する区域にたいし、左側腕81はウエブの縦方向
走行方向に上向きに傾斜する一方、右側腕は下向きに傾
斜している。展伸腕81,82はまた横方向に水平にも
傾斜する。展伸腕81,82を構成する平板は、夫々の
支持腕101が回動支持ボルト102を中心に回動する
平面にたいし垂直になつている。
従つて、入カウエブが展伸腕に入る地点における入カウ
エブの初期面にたいし展伸腕81,82が上向き及び下
向きに傾斜すると、展伸腕81,82の内縁は、展伸腕
の入口端から出口端への方向に横縦両方向に、内縁部が
重なる地点から末広になる。展伸腕81,82各々は、
ウエブの走行時その縁部を保持して展伸腕に沿つて搬送
するつかみ装置を備えている。
第1図ないし第10図の実施例において、このつかみ装
置はみぞ付無端ベルト114,116と、これらみぞ付
ベルトと協同する刀身状無端ベルト117,118とを
有する。第6図に示すように、ベルト114は、例えば
鋼よりなる板状金属リンク119を有し、これらリンク
は、ベルト用駆動スプロケツトと係合する歯付突起12
1を有する。ベルト114,116として標準モールス
音無しチエーンを使用することができる。みぞ122が
各ベルトの外側に加工されている。第5図に明示するす
ように、みぞ付ベルト114,116は展伸腕81,8
2の外縁に近接して走行し、さらに、保持縁部分124
を有する案内棒123によつて位置決めかつ案内される
これら案内棒123はボルト126によつて支持腕ワイ
ヤ1に固定されている。第3図及び第4図に示すように
、みぞ付ベルト114,116は支持腕101の後端の
スプロヶツト127,130に掛けられ、支持腕101
の前端に取付けた遊びプーリ128に掛けられ、さらに
、支持腕101に沿う中央のブラケツト131に支持さ
れた引張り遊びプーリ129に掛け渡されている。
引張りプーリ129はブラケツト板131のみぞ穴13
2内に可動に支持されることにより、みぞ付ベルトの張
力が調節される。支持腕101は、この腕101に沿う
種々の位置で遊びプーリ128を支持する縦方向に間隔
をおいた複数個のソケツトを備えている。これにより、
ベルト114,116のつかみ走行部の有効長さが調節
されるので、ベルト114,116とのつかみ接触が離
脱する地点を調節して、幅の異なるウエブを機械上に展
伸させることができる。実施例において、引張プーリ1
29を支持するブラケツト131が腕101に取除し可
能に取付けられているので、腕の長さが異なるブラケツ
トを代用して、ベルト114,116のため長さの異な
る新しいベルトに代えることなく、ベルト114,11
6の有効つかみ走行部の長さを大幅に変えることができ
る。みぞ付ベルト114,116と協同する無端刀身状
ベルト117,118は、支持腕101の後端に接続さ
れた駆動プーリ132,133に掛けられ、さらに、支
持腕101の前端のみぞ穴137に調節可能に取付けら
れた夫々引張りプーリ134,136に掛けられている
第1図、第4図及び第5図に示すように、みぞ付ベルト
114,116は刀身状ベルト117,118にたいし
垂直方向に走行する。
作動時、ウエブはローラ87から前方に送ら板その縁部
は、スプロケツト127,130がみぞ付ベルト114
,116を押圧して刀身状ベルト117,118に接触
させる地点でつかまれる。板81,82の外縁に隣接し
て、刀身状ベルト117,118は、支持条片109と
間隔条片11との間に形成されたみぞ内を走行する。つ
ぎに第3図において、ベルト114,116,117,
118の駆動機構が示されている。
モータ138は歯車箱141を介しプーリ139を駆動
する。ベルト142は、平歯車144を回転する主駆動
プーリ143に駆動力を伝達し、この平歯車は、展伸腕
81を支持した隣接支持腕101の横方向に延長する軸
146に支持されている。平歯車144は、スプロケツ
ト127を回転する平行軸148を駆動する平歯車14
7と咬み合い、みぞ付ベルト114の内側の歯127と
の咬み合いによりみぞ付ベルト114を駆動する。軸1
48上のかさ歯車149はかさ歯車152を介して垂直
軸151を駆動し、この軸151屯刀身状ベルト117
を駆動するプーリ132にベルト154を介して接続さ
れたプーリ153を回転する。主駆動プーリ143は、
スプロケツト車158を回転するチエーン157を駆動
するスプロケツト車156と共軸に接続し、このスプロ
ケツト車158は、展伸腕81,82に向けてウエブ5
8を送るゴム被覆ローラ87の一方に軸159を介して
接続されている。
ローラ87は一端で相互咬み合う歯車161,162を
介し一体に結合されている。他端においてローラ87の
1つから延長する軸163はスプロケツト164を駆動
する。軸163は、軸167に接続されたスプロケツト
車166に、チエーン165を介して接続されている。
平歯車169,171を介して駆動される横軸168と
、かさ歯車172,173を介し駆動される垂直軸17
1とを含む、ベルト114,117について既設した機
構と大体同じ機構を介して、軸167はみぞ付ベルト1
16と刀身状ベルト118とを駆動する。なお、ゴム被
覆送りローラ87を駆動するチエーン157はさらに、
軸177と1対のかさ歯車178とを介して動力取り去
り軸176に結合されたスプロケツト車174を駆動す
る。
この動力取り去り軸176は、展伸機械からの展伸金属
出カウエブを多層塊体に構成する駆動装置に使用されま
たは、この装置の作動を展伸機械の作動と同期する働き
を有する。第9図及び第10図は、展伸腕81を支持す
る展伸機械側のみぞ付ベルト114と刀身状ベルト11
7用駆動機構の構成を詳細に示す。図に示すように、主
駆動プーリ183は横駆動軸146と一体に、外側板8
3に接続された軸受179に支持されている。駆動軸1
48は、内側板89に接続された支持腕101に固定さ
れた軸受181,182に支持されている。側板89の
位置を横方向に調節させるためには、駆動軸148を主
駆動プーリ143にたいし調節する手段がなければなら
ない。
この手段を達成するに艮ブラケツト184を介して内側
板89に接続された軸受183の一端に軸146を支持
し、主駆動プーリ143に内設されたキー部材187に
よつて主駆動プーリ183と軸146との双方にキー付
けされた円筒スリーブ186内に軸・゛146を摺動調
節可能に設け、スリーブ186の軸方向に延長するみぞ
穴に貫通し、さらに軸146の軸方向みぞ188に係合
させればよい。軸146は、該軸・14゛6を軸受18
3の内側レースにたいし保持するCクリツプ189によ
りブラケツト184によつて軽く保持され、内側レース
の他側は軸146の大径端部191に係合している。軸
受183の外側レースはCクリツプ192によつて、ブ
ラケツト184に接続されたカツプ193内に軽く押圧
される。軸146がスリーブ186内で自由に摺動する
ので、軸は、内側板89の位置が調節されるとき、プラ
ケツト184と、側板89と、軸148と一緒に横方向
に移動する。
機械の反対側には、同じような見込代を設けて平歯車1
69をスプロケツト車166にたいし横方向に調節でき
るようにしなければならない。
このために&ζ軸の板89にたいする軸方向の移動にわ
ずかに対抗する内側板89上の軸受に軸167を支持し
、さらに自由な相対的軸方向移動を行わせる機構を介し
軸167をスプロケツト車166にキー止めすればよい
。作動を説明すると、コイル材57からプレスリツト・
ウエブ58は、被駆動送りローラ87のかみ合い部を介
して前方に送られ、上展伸腕82と下展伸腕81との間
の入口帯域に達し、ここで、ウエブを展伸腕81,82
に沿つて前方に引く2組の刀身状ベルト117,118
とみぞ付ベルト114,116とによつてウエブ縁部が
つかまれる。
金属ウエブ58が刀身状ベルト117,118によつて
ベルト114,116のみぞ内に押圧されて変形させる
縁部つかみ作用は第5図に示されている。ウエブは、左
側展伸腕81の上面上及び右側展伸腕82の下面上に縦
方向に運ばれる。左側展伸腕81がウエブ58の初期面
にたいし上向きに傾斜し右側展伸腕82が下向きに傾斜
すると、展伸腕81,82の内縁部は横方向及びウエブ
の初期面と垂直な方向の両方向に末広になる。ウエブが
前進していくと、展伸腕の内縁部に横方向にはまり込む
。第8図はスリツト金属箔58の展伸状態を示し、この
金属箔における長さが均一な一列の平行縦スリツト19
4ば等間隔の平行縦列に配置さ板隣接列のスリツトは互
いに縦方向に千鳥状になつている。
展伸腕81,82の末広がりにより、ウエブ58に横向
き張力が生じ、ウエブ58が展伸腕の縁部にかかる帯域
に沿つて、スリツト194を広げてひし形の網にする。
ウエブ58が展伸腕81,82の平坦面に接触している
区域において、ウエブ58は変形されずに支持されてい
るので、ウエブ58が展伸腕の縁部にはまるまでスリツ
ト194は広がらないでいる。大きさと配向を均一にし
たひし形の網を得るために&ζ横方向に隣接するスリツ
ト194が段をなす角度と平行になるよう展伸腕81,
82の縁部をスリツト194にたいし傾斜させて展伸腕
81,82を配置することが望ましい。
この配向は第8図に示されている。ウエブの横展伸度、
すなわち、はじめのウエブと比較した展伸ウエブの幅の
増大は、展伸腕81,82をボルト102の軸線を中心
に互いに接離するよう揺動することによつて変えること
ができる。
ポルト102の軸線を中心にして支持腕101を傾ける
ことによつて腕81,82の傾斜角を調節すると、展伸
ウエブが2組のベルト114,117と116,118
間から離れる場合、展伸腕81,82の前端は傾斜軸線
を中心に揺動するので、調節が行われるに伴い一方の腕
は上昇し他方の腕は下降する。調節が終ると、機械の副
枠21はハンドル車38を回転することによつて軸線2
2を中心に傾くことにより、出力展伸ウエブ面を水平状
態に回復する。機械を調節して幅の異なるウエブを使用
するには、内側板89の位置を調節し、調節ボルト94
を使用して内側板89を支持腕101及び2組のつかみ
ベルト114,117と116,118と一緒に互いに
近づき又は離れるよう移動させればよい。
展伸腕81,82の後縁部が重なつてウエブに不当なひ
ずみが生じないように、または入口の展伸腕間に生ずる
隙間によりウエブが支持されなくなつてその結果ウエブ
の非支持部分が広がつて網の向きが不揃いにならないよ
うにするため、横方向調節をするとき展伸腕81,82
の代りに新たな組の展伸腕が必要となる。土述のように
、ウエブのスリツト線及び展伸腕の内縁間の配向を一定
に維持することが望ましい。
従つて、幅は異なるがスリツト線の大きさと形状が同じ
ウエブを展伸する場合には、機械において代用される展
伸腕ははじめの展伸腕と幾何学的に同じにする。前述の
ように、機械における新しい組の展伸腕を比較的容易に
代えるには、ボルト110を弛め、使用中の展伸腕81
,82をはずし、さらに、ボルト110を入れる穴を設
けた支持条片109を備えた新たな組の展伸腕を挿入す
ればよい。
新たな組の展伸腕を機械に取付けるとき、ベルト114
,117と116,118の有効つかみ走行部の長さを
変えることにより、ウエブが展伸腕の前端から離れる地
点でウエブを離脱させる必要がある。この調節を行うに
は、みぞ付ベルト116を支持する前部遊びプーリ12
8の位置を移動させればよく、これらプーリ128は支
持腕101にこの目的のために設けてあるソケツトの他
方に移動される。引張ブーリ129の位置も調節して、
ベルト114,116の張力を保ち、必要に応じてプー
リ129の支持ブラケツト131を長さの異なるブラケ
ツトと交換する。つぎに、第11図ないし第19図に示
す実施例について説明する。
この実施例において、ウエブの縁部&亀狭い変形線(み
ぞ122の線)に沿つてつかまれないで、平滑面と幅広
ベルトとの間の各縁部でつかまれている。この幅広ベル
トは幅の異なるウエブを受入れるので、展伸腕の横方向
間隔を調節しなくてもよい。従つて、この実施例におい
て、幅枠21の取付け部分28には、この取付け部分2
8に直結された1対の支持側板210を有する。各板2
10は直角下部後方延長部221を有し、この延長部を
介し板210がボルト222により取付け部分28に固
定される。
板210は三角形条片223によつて外側に締付けられ
ている。板210の上部は円筒状横控え224により、
その下部は矩形チャンネル横控え226によつて接続さ
れている。2個のゴム被覆ローラ78は板210上に垂
直方向に摺動可能に取付けられ、板210間に延長する
制御棒225は上ローラの上下の移動を制御する働きを
する。
この制御棒225は各板210に回転可能に取付けられ
、各端部に、上ローラの取付け部に接続された偏心ピン
を支持することによつて、棒225が回転すると、上ロ
ーラ87は上方に移動して下ロールから離れウエブ58
を機械内に容易に通し、その後、再び閉じてウエブを確
実につかむことができる。作動・・ンドル225aは棒
225に接続されて棒225を回転する。ローラ87の
前方で、第17図に明示するように、ウエブ58は、ロ
ーラ87のかみ合い部と整列した1対の案内板227,
228間に支持され案内される。図面では便誼上、案内
板227,228を支持する構造は第1図には示されて
いない。案内板227は断面がチヤンネル状横控え22
6に接続された間隔をおいた1対の腕229に支持され
ている。案内板228は、腕232に枢着された横方向
に間隔をおいた1対の腕231に支持されて案内板22
8は案内板227に近づき及び離れるように揺動される
。各腕232は、回転調節可能の取付け部を介して円筒
状横控え224に接続されている。案内板228は、ば
ね荷重トグル・リンク仕掛の作動により手で案内板22
7に近づき及び離れるように移動できる。前記リンク仕
掛けは、案内板228の中央部分に枢着された棒236
と、肘部238で棒236に枢着され、緊定ねじ234
によりクランプ233間の円筒状横控え224に固定さ
れている割クランプにそれ自身枢着されている欅237
とを有する。トグル・リンク仕掛け236,237の2
部分は引張ばね241によつて一体に押圧されかつ、実
線で示す密閉位置から、案内板228が揺動して開いて
ウエブ58の先端を機械内に送り込ませる破線で示す位
置まで、手動杆242によつて移動される。第17図に
示すように、案内板227,228の前後端部には丸み
が付けられ、機械に通される薄箔が損傷しないようにし
てある。
クランプ239を弛めると、案内板228の位置が調節
されてこれを案内板227と平行に整列させる。
展伸腕81,82を支持する1対の中空矩形断面支持腕
101は、案内板227,228の前方に側板210の
内側に支持されている。
第17図及び第18図に示すように、各腕101は、こ
の腕101の外壁の円弧状みぞ穴244を貫通する2本
のボルト243により側板210に支持されている。各
支持腕101はその隣接側板210にドエルピン246
を介し枢着され、このドエルピンの位置は第17図、第
18図及び第19図に示すように、側板89を垂直に貫
通する孔内にそして腕101の壁を一部貫通しかつ支持
腕101に溶接された小さいプロツク245を貫通する
孔内に設けられている。
支持腕101の円弧状みぞ穴244はドエルピン246
と同心的にされているので、ボルト243を弛めると、
支持腕101間の角度は、ドエルピンにより形成される
枢軸線を中心に腕を揺動すれば調節できる。これら2本
のドエルピン246は同軸線的になつているので、展伸
腕81,82と一緒に支持腕101は共通軸線を中心に
回転する。第11図に示すように、展伸腕81,82各
々はボルト247によつて支持腕101に固定され、こ
のボルト247は展伸腕の後端または入口端の円形孔内
にはまりかつ、展伸腕がそれ自身の平面で揺動できる枢
軸点として作用し、一連のボルト248はボルト247
と同心をなす短かい円弧状みぞ穴249を貫通して、ボ
ルト247を中心とする展伸腕81,82の夫々支持腕
101にたいする揺動を規制しながら調節する。
各腕には微調節部材が設けられてこの調節を制御するよ
うになつている。この調節部材は、第11図及び第15
図に示すように、腕101に接続されたブラケツト25
2を貫通するねじ251より成る。ねじ251の軸方向
の移動は、ねじ251に接続されかつプラケツト252
の両側に当接するボス253により規制される。ねじ2
51は展伸腕82に固定されたブロツク256内で回転
自在のドエル254にねじ込まれている。プロツク25
6に孔257を設け、ブロツク256をねじ251にた
いし規制して揺動させるだけのすきまを残して前記孔に
ねじ251を入れる。腕81を支持腕101にたいし横
方向に移動させるように、きざみ付ノブ255を設けて
ねじ251を回動する。ウエブ58の縁部を保持してこ
れを展伸腕に沿つて搬送するつかみ装置は無端弾性ベル
ト258より成り、このベルトは、ウエブ58が走行す
る腕81または82の表面に接触する外縁に隣接して展
伸腕に沿つて走行する。
各ベルト258は、支持腕101の内側に取付けられた
プーリ259と261に、展伸腕の両端において支持さ
れている。
展伸腕の後端のプーリ259は駆動されるが、前端のプ
ーリ261ぱ遊びプーリとなつている。プーリ259,
261とベルト258の内面は協同リブを備えてベルト
と確実に係合して確実に駆動させる。第16図に示すよ
うに、ベルト258は複合構造で、内側リブ付耐摩耗層
262と、例えば、ネオプレン・ゴム等軟性弾性材を付
着した展伸されるウエブに良く当接する薄い外面層とか
ら成る。夫々展伸腕81または82に隣接したベルト2
58の走行面は展伸腕に向けて押圧され、一連の圧カシ
ュ一264によつてウエブ58との摩擦係合を増大させ
る。
これらシユ一264は各個シユ一間に小さい間隔をおい
てベルトの全長に沿つて配置され、各シユ一は、ゆるや
かに上向きにわん曲した端部266を有する平坦な金属
板より成り、ベルト258のリブ縁がシユ一の端縁に捕
促されないようにしてある。各シユ一264は中央柱2
67にゆるく保持され、この中央柱はシユ一の平面と平
行とされかつ外端部は接続部材によつて支持腕101の
内側に固定されている。
各柱267はその内端部にボルト268を受入れて案内
条片269を保持しており、この案内条片はシユ一26
6の内縁に沿つて延長すると共にベルト258の側縁に
一部重なつて係合しベルト258を案内しかつその横方
向への移動を規制している。柱267は、狭い中央部分
271と、この部分271のいずれかの側に間隔をおい
た1対の周みぞ272を有する。
各シユ一の中央に案内プロツク273が固定され、この
プロックの自由端に中央みぞ穴274が形成されこれに
首部分271を軽く摩擦するように受入れている。案内
プロツク273の側面は首部分271の端部肩と摩擦係
合する。割ピン276が案内ブロツク273の自由端を
貫通しているので、案内プロツク273はシユ一266
と一緒に柱267にゆるく保持される。柱267の各み
ぞ272に堅いワイヤばね277の湾曲部分を受入れ、
ばねの端部がシユ一266を展伸腕81に押圧して、ば
ね圧をベルト258に加えウエブ58の縁部をつかんで
展伸腕81にたいし保持する。
ベルト258の張力を調節するため、第14図に示すよ
うに各遊びプーリ261には縦方向に調節可能な支持部
材を有する。
支持腕101にはその内外側にみぞ穴278,279を
形成し、これに、プーリ261の車軸を受入れる円筒状
取付け部材281を収容する。取付け部材282,28
3は内側に、間隔をおいた肩板282,283を有し、
これら肩板は支持腕101のみぞ穴278の縁部を摺動
押圧している。プーリ261と共に取付け部材281の
縦方向の位置調節は調節ボルト284により行われ、こ
のボルトの頭部は支持腕101の端壁に係合し、そのね
じ付軸部は取付け部材281のねじ付孔287に係合す
る。ベルト258と圧カシユ一構造には山形断面のカバ
ー288ないし保護板がかぶせられ、このカバーはねじ
289で支持腕101にねじ止めされている。
ウエブ58が走行する腕81と82の表面、すなわち、
左側腕81の上面と腕82の下面とは少なくとも、各腕
の後端または入口端から前方に延長する腕の主要長手に
沿つて円滑な面になつている。
これら表面は研摩されるかまたは研摩されたクロムめつ
き面となつている。または、これら表面は、例えばテフ
ロン被覆等低摩擦プラスチツク被覆などの低摩擦被覆に
されて、被展伸ウエブを腕81,82上を円滑に摺動さ
せる。なお、この構成によると、被展伸薄箔の損傷、変
形または摩耗が少なくなる一方、少なくともベルト25
8の全幅が展伸腕面にかかる場合、ウエブの縁部が良好
につかまれて保持することができる。しかし、第11図
に明示するように、展伸腕81,82の前端において、
ベルト258は腕81,82の傾斜内縁をこえて延長し
、この区域において、ベルト258と腕81または82
との間でつかまれる箔58の幅はいく分小さくなる。箔
の縁部が早く離れないようにするため、展伸腕81と8
2にはベルト258に隣接する表面の前端でみぞを付け
て、摩擦的把持を向上させることができる。加工の便誼
上また円滑面端部が代えられるために、把持を良好にす
るにはみぞが不要であるかまたは、みぞが特定の箔を不
当に損傷、変形または摩耗する場合に仄第15図及び第
15a図に示すように、展伸腕にみぞ290が形成され
ている別個の端片81a,82aを設ける。これらみぞ
290は支持腕101と平行に延長しかつ、のこぎり歯
外形をなしそれらの傾斜面に勾配を付けて端片81a,
82aの内縁から離して箔が横方向に後退しないような
形状とする。端片81a,82aは、ボルト300によ
り微調節装置のプロツク256にたいし固定することに
よつて腕81,82の主要部分と当接するように保持さ
れかつ、さらに支持腕101の前端においてボルト24
8によつて支持腕101に保持されている。つぎに第1
2図を参照すると、ベルト258及びローラ87の駆動
機構が示されている。
以下に述べるものを除き、この機構は第3図に示した前
記構成と同じである。この例では、軸146は側板89
の外側のブラケツト291に軸架されている。歯車14
4は、ベルト258を駆動するプーリ259を回転させ
る支持腕101に軸架されたZU平行軸148上の平歯
車147と咬み合う。
スプロケツト164は、チエーン165を介して、一方
の側板210の外側のブラケツト292に軸架された軸
167に接続されているスプロケツト車166に結合さ
れている。軸146,167は互いにかつ、展伸腕81
,82が揺動する中心となるドエルピン246と共軸に
されることにより、展伸腕の角度が調節されると、歯車
147と171は、駆動係合を失うことなく夫々歯車1
44と169を中心に揺動する。機械の作動は一般に、
第1図ないし第10図に示す実施例について述べた通り
であるが、ウエブの縁部がベルトと腕との間につかまれ
るまで案内板228ははじめ開放位置にありローラ87
は分離された位置にある。
その後、案内板228とローラ87とは密閉位置に回復
し、それで、機械がその後運転されると、ローラ87は
ウエブを前進させ案内板227,228はウエブの送り
を円滑にしてこれを、腕の後縁と整列した展伸腕81,
82にたいし直送する。案内板227と228との間の
間隔は使用されるウエブ58の厚みにより選定されるの
で、ウエブ58はこれら案内板間を自由に走行できしか
も変位することなく確実に案内される。その後、第1図
ないし第10図に示す機械について前述した方法と同じ
方向で展伸が行われる。なお、本例によれば、ひし形の
網を均一な大きさと配向にするための、前述せる腕81
,82の部分の調節は微調節部材251を使用して行わ
れる。ウエブの横方向展伸度、すなわち、もとのウエブ
と比較して展伸ウエブの幅の増大を変えるには、ドエル
ピン246の枢軸線を中心に展伸腕81,82を互いに
接離して揺動すればよい。
第11図ないし第19図に示す展伸機械は幅の異なる入
カウエブを処理することができ、幅の許容変化範囲は使
用されるベルト258の横幅の約2倍である。
これら限度内において、ウエブの縁部はベルト258間
の重なり区域と展伸腕81,82との間でつかまれる。
ベルト258を前端の展伸腕81,82の内側傾斜縁を
こえて延長するように支持した図示の形式が特に有利で
あるのは、非展伸縁を残さずかつ非展伸製品の平面から
ウエブの縁部を変形せずにウエブをその全幅にわたり展
伸させるからである。
第16図に示すように、展伸腕の前端に向けて、ベルト
258は展伸腕の内側傾斜縁をこえて内方に延長する。
実際に、第16図に示すように、展伸材291は急勾配
をなし、展伸腕81の縁部にはまる地点でベルト258
より離れるので、ウエブの自由展伸に支障をきたさない
。第16図に示す区域の前方において、ウエプ58の縁
部分は腕81,82の傾斜内縁にはまり、そして、第3
図について上述したように、腕81,82の内縁とウエ
ブ58のスリツトとの間の適切な角度配向により、ウエ
ブ58の縁部分は、ウエブが機械の前端部に達する前に
展伸していたように、ウエブの介在部分と同じ所定程度
に展伸される。燃料容器に防爆充填材として使用される
展伸ウエブの製造には、好ましくは、例えば、厚みが0
.0005から0.012インチ(0.0127〜0.
304mm)のアルミ合金箔等の金属を使用する。
最適な耐爆性を得るためには、なるべく、所定の網寸法
を有する網を使用する。なるべく、展伸網は、最大幅寸
法、すなわち、縦方向近接網の縦方向最極端間の距離(
第3図において距離A−A)が1/8から11/4イン
チ(3.18〜31.8mm)で、小幅寸法、すなわち
、横方向対向接続部分の中間間の測定距離(接続部分2
92と293の中心間の距離)が1/16から5/8イ
ンチ(1.59〜15.9mm)で、より幅(寸法B−
B)が1/32から7/32インチ(0.8〜5.5m
m)である。なるべく、箔の横方向寸法を、スリツト線
にたいし横方向に延長する方向に約284パーセント展
伸する。この展伸により、箔はスリツト線の縦方向に延
長する方向にそのもとの寸法の約87パーセントだけ収
縮する。例示にすぎないが、上記展伸度では、はじめ1
41/4×12インチ(362×305mu)(面積と
して171平方インチ)の箔片は401/2×101/
2インチ(1060×266mm)(面積として425
平方インチ)展伸することになる。
これは面積が248パーセント展伸することを表わす。
防爆充填材として使用される、製造された展伸網は重ね
た層として置かれ梱包を形成してその後、燃料容器内の
内部空間を占める充填材塊として使用される。
この梱包を形成するには、例えば、展伸網を巻取つて円
筒状コイルにして、これを折畳み、またはウエブを切断
して均一な条片にした後積み重ねる。
【図面の簡単な説明】
第1図は展伸機械の第1実施例を示す斜視図、第2図は
第1図の矢印Aより見た本機のコイル材保持体の側面図
、第3図は本機の機械的駆動機構を示し、第4図は第1
図の線4−4についての本機の展伸腕の一つを示す側面
図、第5図は第1図の線5−5についての展伸腕の横断
面図、第6図はウエブ搬送装置におけるベルトの詳細図
、第7図は第1図の線7ー7についての本機の主枠及び
副枠の垂直断面図、第8図は第1図の8で丸く囲んだ部
分におけるスリツト箔が展伸腕の傾斜線にはまり込んだ
詳細図で第3図と同じ用紙に示されており、第9図は第
1図の線9−9についての展伸腕の支持構造を示す部分
横断面図、第10図は第9図の線10−10についての
展伸腕支持体の垂直断面図、第11図は第2実施例によ
る展伸機械の斜視図、第12図は第11図に示す機械に
おけるウエブ搬送無端ベルトの駆動機構の詳細図、第1
3図は第11図の線13−13についての展伸腕の横断
面図、第14図は展伸腕の出力端における無端ベルトの
支持体を示す第11図の線1414についての部分断面
図、第15図は展伸腕の調節機構の平面図、第15a図
は第15図の線15a−15aについての横断面図、第
16図は展伸腕の部分図、第17図は本機の入力側にお
ける無端ベルト及び展伸腕の支持機構を示す第11図の
線17−17についての部分断面図、第18図は第11
図の線18−18について上展伸腕の外側を示した第1
7図と同様な部分断面図、第19図は第11図の線19
−19についての展伸腕の後ろから見た図である。 〔主要部分の符号の説明〕、20・・・・・・主枠、2
1・・・・・・副枠、29,44,46・・・・・・引
張棒、38・・・・・・ハンドル車、43・・・・・・
側板、58・・・・・・スリツト・ウエブ材、60・・
・・・・油圧シリンダ、71,74・・・・・・ローラ
、77・・・・・・棒、81,82・・・・・・展伸腕
、83・・・・・・外側板、87・・・・・・ゴム被覆
ローラ、89・・・・・・内側板、101・・・・・・
支持腕、114,116・・・・・・みぞ付ベルト、1
17,118・・・・・・刀身状ベルト、123・・・
・・・案内棒、142,154・・・・・・ベルト、2
10・・・・・・支持側板、229,232・・・・・
・腕、258・・・・・・無端弾性ベルト、262・・
・・・・耐摩耗層、263・・・・・・外側層、269
・・・・・・案内条片、277・・・・・・ワイヤばね
、288・・・・・・カバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直方向および水平方向に末広になつた縁部を有す
    る1対の展伸腕で、その展伸腕に沿つてスリットウェブ
    がウェブの各縁で、該展伸腕と該展伸腕に沿つて走行し
    そして該展伸腕に向けて押圧される被駆動ベルトとの間
    につかまれて搬送されるごとき展伸腕を備え、該ウェブ
    は該末広縁部を越えて横方向に滑ると共にウェブのスリ
    ットを広げて菱形の網目とするように該縁部の間で広げ
    られ、前記各展伸腕81、82は、該腕81、82の各
    末広縁部間の角度を大きくしたり、小さくしたりできる
    如く調節可能な接続部材243、244によつて枠28
    、210、20、31に取りつけられた金属ウェブ展伸
    機械において、各展伸腕81、82の表面は、少なくと
    も該腕の後方から前方に延び且つその長手の主要部分に
    渡る区域において円滑な面とされ、前記のベルト258
    は軟質且つ弾性のもので又該ベルトは、該ベルト(第1
    1〜第19図)の内側に対して作用する押圧手段264
    により該腕に向け押圧されることを特徴とする金属ウェ
    ブ展伸機械。 2 該ベルト258は内側耐磨耗性層262と該ウェブ
    は押圧する軟質弾性よりなる外層263とを有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の機械。 3 ベルト258は前端部に於いて各展伸腕81、82
    の末広縁部をこえて延長し、そしてこの端部で展伸腕8
    1、82がウェブ19に磨擦接触するための縦方向のみ
    ぞ290を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の機械。 4 みぞ290は鋸歯状断面のものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項に記載の機械。 5 展伸腕81は調節可能な接続部材243、244に
    より副枠28、210に取りつけられて該腕81の縁部
    間の角度が広げられ又は減少させられるようになつてお
    りそして該副枠28、210は他の調節可能な接続部材
    36、37および32、34により主枠20、31に取
    りつけられて副枠は腕81に沿うウェブの運動の方向を
    縦方向に延長する枢軸線22を中心に傾動することがで
    きるようになつていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の機械。 6 枢軸線22はウェブ79が展伸腕81に沿つて運動
    するときの該ウェブの中央を延びることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項に記載の機械。 7 展伸腕81は平坦で、円滑面を有する三角板より成
    り、各板は縦方向枢軸線22を横ぎつて延びる横軸線2
    46を中心に回動するように支持されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の機械。 8 各展伸腕81、82は、手段101、248によつ
    て支持され、それにより展伸腕は、枢軸線247を中心
    として腕自身の平面内で腕を回動することにより限定さ
    れた範囲内で調節され得ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1、2、3、4、5、6又は第7項に記載の機械
    。 9 スリット金属メタルウェブ材料のコイル57を回転
    可能に取りつけるための支持構造体20bおよび該コイ
    ル支持構造体20bと展伸腕81との間にあり、該スリ
    ットウェブを腕に直接に送るための案内手段71、74
    、77、87を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載の機械。 10 コイル支持構造体20bと展伸腕81との間に非
    回転的に支持されかつ展伸腕81に沿うウェブ送り方向
    にたいし非垂直方向に傾斜した円滑な棒77を有し、送
    りウェブは該棒のまわりを滑ることによつて横走行方向
    から縦走行方向に向けられるようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項に記載の機械。 11 棒77は、展伸腕81に接近する区域79におい
    てウェブの全体面に平行または整列せしめられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の機械。 12 コイル支持構造体20bは機械の主枠20aに通
    常接続されるが分離できるようになつていることを特徴
    とする特許請求の範囲第9項、第10項または第11項
    に記載の機械。
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