JPS5936353Y2 - 切屑誘導装置 - Google Patents

切屑誘導装置

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Publication number
JPS5936353Y2
JPS5936353Y2 JP13574477U JP13574477U JPS5936353Y2 JP S5936353 Y2 JPS5936353 Y2 JP S5936353Y2 JP 13574477 U JP13574477 U JP 13574477U JP 13574477 U JP13574477 U JP 13574477U JP S5936353 Y2 JPS5936353 Y2 JP S5936353Y2
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JP
Japan
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chip
tube
chips
pipe
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP13574477U
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English (en)
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JPS5461387U (ja
Inventor
誠 菊地
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Filing date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は切屑を切屑受箱まで誘導するための切屑誘導装
置に関するもので、その目的とするところは、空気流に
よって切屑を誘導管の内面に触れさせることなく、円滑
に排出できるようにしたことである。
例えばアルミニウム、塩化ビニール、ナイロン等の比重
の小さい材料を精密切削するものにおいては、切屑が空
間に浮遊しながら機械周辺に飛散するため、一般に吸塵
装置が利用される。
ところが上記したような材料の切屑は吸塵管の内壁に引
掛りやすく、しかも切屑が一旦引掛るとそれが引金とな
って次々に切屑の塊が拡大し、ついには吸塵作用が不能
となる問題がある。
本考案は上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、切屑を管の内壁に触れさせることなく、空気流によっ
て円滑に排出できるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図および第2図は本考案装置を備えた精密旋盤を示
し、この旋盤のベッド10上には主軸台11が設置され
ている。
主軸台11には主軸12が回転可能に軸承され、この主
軸12の先端にチャック13が取付けられている。
チャック13には例えばアルミニウム、塩化ビニール、
ナイロン等の比重の小さな工作物Wが取付けられるよう
になっている。
またベッド10上にはテーブル14が摺動可能に載置さ
れ、このテーブル14上に工作物Wを加工するためのバ
イト15を保持した刃物台16が設置されている。
バイト15はテーブル14の摺動によりチャック13の
半径方向に送られて工作物Wを加工し、これによって工
作物Wより細かくて軽い切屑が生出される。
前記主軸台11にはチャック13の外周を覆うカバー1
7が固着され、このカバー17に切屑誘導管18が固着
されている。
切屑誘導管18の一端には工作物加工部に対応する切屑
受は口19が形成され、誘導管1Bの他端は前記ベッド
10に形成された切屑取出口20に対応されている。
切屑取出口20の下方には切屑受箱21が設置され、こ
の切屑受箱21に工作物Wの加工によって生出された切
屑が前記切屑誘導管18を経て回収されるようになって
いる。
前記切屑誘導管18は第3図および第4図に示すように
2重管構造をなし、この内管23と外管24との問い環
状室25は同格の空気入口を介して圧縮空気供給源に接
続されている。
切屑誘導管18の内管23には円周上等角度間隔に複数
個の空気流出孔26が内管23の中心部に向いかつ切屑
排出方向に所定角度傾斜して穿孔されている。
このような円周上複数個の空気流出孔26を一組とする
孔群が内管23の軸線方向に所定の間隔を有して複数組
形成されている。
従って切屑誘導管18の環状室25に圧縮空気が供給さ
れると、この圧縮空気は複数個の空気流出孔26を介し
て内管23内に導入されるが、空気流出孔26は前述し
たように内管23の中心部に向いかつ切屑排出方向に傾
斜されているため、各組の円周上複数個の空気流出孔2
6より流出された空気流が内管23の中心部において衝
突し、これらが合流して内管23の中心部に切屑排出方
向に向う連続した空気流が形威される。
このような空気流により切屑削加工によって生じた切屑
が切屑受口19より切屑誘導管18内に吸引され、しか
もその切屑は中心部に向う空気作用によって内管23の
周面に接触することなく、中心部に形成された空気流に
のって切屑受箱21に向って円滑に誘導排出される。
次に本考案の他の実施例を第5図および第6図に基いて
説明する。
28は2重管構造をなす切屑誘導管を示し、この切屑誘
導管28の内管29と外管30との間の環状室31に圧
縮空気が供給されるようになっている。
切屑誘導管28の内管29にはその軸線方向に間隔を有
して複数個の空気流出孔32が内管29の接線方向に向
いかつ切屑排出方向に所定角度傾斜して穿孔されている
従って切屑誘導管28の環状室31には圧縮空気を供給
すると、圧縮空気は複数個の空気流出孔32を通って内
管29内に導入される。
ここで空気流出孔32は前述したように内管29の接線
方向に向いかつ切屑排出方向に傾斜されているため、内
管29の内周に沿った螺旋状の空気流が複数列形成され
、内管29の内周はぼ全域に空気膜が形威される。
これにより切屑は内管29の周面に触れることなく、螺
旋状に流れる空気流にのって切屑受箱まで誘導される。
このように本考案は、切屑誘導管内に複数の空気孔を管
の中心方向あるいは接線方向に向かいかつ切屑排出方向
に所定角度傾斜して開口させ、これら空気孔より流出さ
れる空気流により切屑を切屑誘導管の内壁に触れさせな
いように誘導排出するようにした構成であるので、例え
ばアルミニウム、塩化ビニール、ナイロン等の比重の小
さな材料の切屑においても、従来のように切屑が吸塵管
の内壁に引っかかって吸塵不能となるようなことがなく
、きわめて円滑に排出できる効果がある。
しかも前記切屑誘導管は2重管構造をなし、その内管と
外管との間に圧縮空気供給源に接続された環状室を形威
し、この環状室より前記複数の空気孔に圧縮空気を分配
するようにしたので、複数の空気孔への圧縮空気の供給
を簡単な構成によって行い得る効果も併せて奏せられる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた精密旋盤の一部断面した正
面図、第2図はその上面図、第3図は本考案の一実施例
を示す切屑誘導管の断面図、第4図は第3図のIV−I
V線断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す切屑誘
導管の断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図で
ある。 18、28・・・・・・切屑誘導管、21・・・・・・
切屑受箱、26゜32・・・・・・空気流出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削加工によって生ずる切屑を切屑受箱まで誘導する装
    置にして、一端が切削加工部位に向けて開口された切屑
    誘導管を設け、この切屑誘導管を2重管構造としてその
    内管と外管との間に圧縮空気供給源に接続された環状室
    を形成し、前記切屑誘導管の内管にこの内管の中心方向
    あるいは接線方向に向かいかつ切屑排出方向に所定角度
    傾斜する複数の空気孔を貫通させ、これら空気孔より切
    屑誘導管内に導入される空気流により切屑を切屑誘導管
    の内面に接触させることなく前記切屑受箱に向けて誘導
    するように構成したことを特徴とする切屑誘導装置。
JP13574477U 1977-10-08 1977-10-08 切屑誘導装置 Expired JPS5936353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13574477U JPS5936353Y2 (ja) 1977-10-08 1977-10-08 切屑誘導装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13574477U JPS5936353Y2 (ja) 1977-10-08 1977-10-08 切屑誘導装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5461387U JPS5461387U (ja) 1979-04-27
JPS5936353Y2 true JPS5936353Y2 (ja) 1984-10-06

Family

ID=29106324

Family Applications (1)

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JP13574477U Expired JPS5936353Y2 (ja) 1977-10-08 1977-10-08 切屑誘導装置

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JP (1) JPS5936353Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723207Y2 (ja) * 1988-03-14 1995-05-31 積水化学工業株式会社 切断装置
JPH0719768Y2 (ja) * 1989-05-15 1995-05-10 積水化学工業株式会社 切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5461387U (ja) 1979-04-27

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