JPS5936041Y2 - タイマ−回路 - Google Patents

タイマ−回路

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JPS5936041Y2
JPS5936041Y2 JP17739179U JP17739179U JPS5936041Y2 JP S5936041 Y2 JPS5936041 Y2 JP S5936041Y2 JP 17739179 U JP17739179 U JP 17739179U JP 17739179 U JP17739179 U JP 17739179U JP S5936041 Y2 JPS5936041 Y2 JP S5936041Y2
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JP
Japan
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circuit
comparator
capacitor
resistor
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP17739179U
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English (en)
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JPS5695149U (ja
Inventor
克正 皆川
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は負荷を短時間遅延して起動させるとともに、負
荷の通電が切られた後、負荷の再通電を所要時間阻止す
るようにしたタイマー回路に関するものである。
本案を適用するタイマー回路は例えば第1図に示す空気
調和機の制御回路に使用されるものである。
第1図に於いて、1は交流電源、2は運転スイッチ、3
は風速切換スイッチ、FMは運転スイッチ2及び風速切
換スイッチ3を介して交流電源1に接続されるファンモ
ータ、CMは運転スイッチ2及び常開のリレースイッチ
X1を介して通電されるコンプレッサモータ、4は過電
圧吸収素子、5は降圧トランス、6は整流回路、7は定
電圧回路、8は室温センサ9及び温度設定用抵抗10を
含むブリッジ回路11と、ブリッジ回路11の出力端子
12.13の電圧を比較する比較器14とからなるサー
モ回路、TCはサーモ回路8からの出力電圧が保護抵抗
15を介して供給されるタイマー回路であり、その出力
はリレースイッチX1制御用のリレーXに供給される。
タイマー回路TCは運転スイッチ2の投入時にファンモ
ータFMの起動電流とコンプレッサモータCMの起動電
流とが重なるのを防止するために、サーモ回路8の出力
が出てから、例えば゛3秒間程度遅れてリレーXを作動
させるようにしファンモータFMとコンプレッサモータ
CMの順序起動がなされるようにしなければならない。
又、タイマー回路TCは運転スイッチ2の開放、若しく
は室温が設定温度に到達してサーモ回路8の出力がなく
なることにより、コンプレッサモータCMが停止した際
、運転スイッチ2が再投入され、或いは室温が上昇して
サーモ回路8から出力が供給されても、3分間位はコン
プレッサモータCMが再起動しないようにする必要があ
る。
というのは、空気調和機の冷媒回路(図示せず)は高低
圧バランスがとられるまでに、約3分間必要のため、こ
の間にコンプレッサモータCMを強制始動させると、コ
ンプレッサモータCMを焼損させる必要があるからであ
る。
ところで、此種のタイマー回路は従来から種々考案され
ており、PUTを用いたテ゛イスクリートタイプのもの
や2個の比較器を用いたものが知られている。
前者の場合、プリント基板の取付面積を広くとるばかり
でなく、組立て時間が長くかかる欠点を有する。
後者の場合、サーモ回路8に用いる1個の比較器と合わ
せて合計3個となり比較器が1個のみのものや2個及び
4個を組合わせたものをそれぞれ1素子として市販され
ていることから、4個の組合わせのものを使用するには
無駄が生じ、1個のものと2個の組合わせのものの2素
子を使うには設置面積の問題が残ることになる。
本考案は上述の事実に鑑みてなされたものであり、1個
の比較器を用いて所期の2種の時限出力を得るようにし
て他の回路構成に使用される比較器との組合わせ及び個
々の時間設定を容易にし、設置面積の縮少を図るととも
に安価に構成したタイマー回路を提供することを目的と
する。
第2図は本考案の一実施例を示し、第1図の空気調和機
の制御回路に使用するタイマー回路TCの具体例を示す
ものである。
11,12はサーモ出力が供給される母線であり、母線
11.12間に直列の抵抗R1及び第1コンデンサC1
からなる充電回路16と、直列抵抗R2,R3からなる
基準電圧発生回路17とが接続されている。
Dlは抵抗R1に並列接続されたダイオードである。
18は電源端子18A、18B第1入力端子181.第
2入力端子182及び出力端子183を備えた比較器で
あり、電源端子18A、18Bはそれぞれ母線11,1
2に接続され第1入力端子181は抵抗R4を介して充
電回路16の出力点161に接続され、第2入力端子1
82は抵抗値の大なる抵抗R5及び第2コンデンサC2
の並列回路を介して基準電圧発生回路17の出力点17
1に接続されている。
又、比較器18の出力端子183及び第1入力端子18
1の間に抵抗値の比較的大なる帰還抵抗RFが接続され
、出力端子183及び第2入力端子182間に抵抗値の
小さい抵抗R6及びダイオードD2が直列接続され、第
1入力端子181及び第2入力端子182間にダイオー
ドD3が接続されている。
又、比較器18の出力端子183は抵抗R7を介してN
PN)ランジスタ19のベースに接続され、トランジス
タ19のエミッタは母線12は、又コレクタはリレーX
を介して母線11にそれぞれ接続されている。
而して、今、母線11.12間に第1図のサーモ回路8
の出力電圧が供給され、コンデンサCI。
C2に残留電荷がないものとすると比較器18の出力端
子183は低電圧となり、トランジスタ19はオフ状態
になる。
まず、第1コンテ゛ンサC1は抵抗R1を介して充電が
開始する。
この時、充電回路16の出力点161はコンテ゛ンサC
1の充電に伴なって、抵抗R・1と抵抗R4及び帰還抵
抗RFとの分圧で決まる電圧値まで徐々に上昇する。
尚、第2コンデンサC2は充電径路がなく充電が行なわ
れていない。
そして出力点161の電圧が基準電圧発生回路17の抵
抗R2,R3にて決まる出力点171の電圧を上回り、
比較器18の第1入力端子181の入力電圧が第2入力
端子182の入力電圧より高くなると、比較器18は出
力端子183に母線11の高電圧が現われ、トランジス
タ19を導通させる。
この結果、リレーXが通電され、負荷であるコンプレッ
サモータCMが起動する。
本実施例ではコンデンサCI、C2がともに電荷のない
状態から母線11,12の間に直流電圧が加わると3秒
後にリレーXが作動するようにしである。
比較器18の出力端子183が高電圧になることにより
、出力端子183がダイオードD2及び抵抗R6を介し
てコンデンサC2に充電電流が流れるとともに出力端子
183、帰還抵抗RF及びダイオードD3の径路にても
コンテ゛ンサC2に充電電流が流れ、抵抗R6の抵抗値
が小さく、且つ抵抗R5が抵抗R3よりも抵抗値がはる
かに高いことから、第2コンデンサC2はほぼ母線11
の電圧近くまで図示極性に瞬時充電される。
又、第1コンデンサC1にも出力端子183、帰還抵抗
RF及び抵抗R4を介して充電電流が流れ、第1コンテ
゛ンサC1の充電電圧も更に引き上げられる。
この間、比較器18の第1入力端子1810入力電圧は
ダイオードD3の順方向電圧降下分だけ、常時第2入力
端子182の入力電圧より高く保たれ、且つ第2コンデ
ンサC2の充電完了後もダイオードD3には抵抗R5と
抵抗R3を介して電流が流れてダイオードD3はオン状
態を持続するのでダイオードD3の順方向電圧降下分だ
け第1入力端子181の入力電圧が第2入力端子182
の入力端子より高く保たれて比較器18の出力端子18
3が高電圧の状態に維持される為、第2コンデンサC2
の充電完了後も比較器18は安定動作を続ける。
運転スイッチ2が切られるか、室温が設定温度に到達し
てサーモ回路8の出力がなくなると、リレーXの通電が
切られてコンプレッサモータCMが停止するとともに第
1コンデンサC1はダイオードDI、第1図の保護抵抗
15及びサーモ回路8の比較器14を介しダイオードD
3の順方向電圧降下分以上の電圧が瞬時に放電されるの
で、比較器18の第1入力端子181と第2入力端子1
82の電圧レベルが反転して出力端子183が高レベル
から低レベルに変わる。
一方、第2コンテ゛ンサC2は高抵抗R5を介して徐々
に放電し、約3分後に放電を完了するようにしである。
従って第2コンデンサC2の放電が終了する前に母線1
1,12に再びサーモ出力が供給されると、第1コンテ
゛ンサC1は抵抗R1,R4及び帰還抵抗RFで決まる
所定のバイアスレベルまで充電されるが、比較器18の
第2入力端子182の入力電圧が第2コンテ゛ンサC2
の残留電圧骨だけ出力点171より高められているため
、比較器18の出力端子183は低いままである。
そして第2コンデンサC2の放電が終了し、第1入力端
子181の入力電圧が第2入力端子182の入力電圧を
上回ると、比較器18は出力端子183に高電圧を出し
、トランジスタ19を導通させてリレーXを再通電させ
る。
本実施例では母線11,12への給電からリレーXを作
動させるまでの3秒間の時限出力を得るのに第1コンテ
゛ンサC1が比較的抵抗値の大なる帰還抵抗RFにてバ
イアスされるようにしたから、比較器18のノイズによ
る誤動作が少ないとともに出力点161のバイアスレベ
ルが高められ、基準電圧発生回路17の設計を容易にす
るとともにコンデンサC1に小容量の安価なものが使用
できる。
又、比較器18から高電圧出力が出ると同時に、第2コ
ンテ゛ンサC2は主に抵抗値の小なる抵抗R6を介して
瞬時充電されるので、確実に3分間の放電時間が得られ
るようにしてあり、運転スイッチ2の頻繁な繰返し操作
に対しても十分対処し得る。
尚、ダイオードD2.D3はともに第2コンデンサC2
の放電電流が抵抗R5以外に流れるのを阻止する働きを
有し、ダイオードD2は小抵抗R6を第1コンデンサC
1のバイアスレベルに無関係にする働きを有している。
本考案は上述の如く、負荷を短時間遅延して起動させる
第1の時限出力と、負荷の通電が切られた後、負荷の再
通電を所要時間阻止する第2の時限出力とを得るタイマ
ー回路を一個の比較器を用いて構成したので、設置面積
を小さくでき、他の回路構成の1個の比較器と組合わせ
て2個1組の素子を使うことができるなど、融通性に富
んだものとなる。
しかも運転スイッチが切られるか、サーモ回路の出力が
なくなると第1コンテ゛ンサがダイオードの順方向電圧
降下分以上の電圧が瞬時に放電されることにより比較器
の第1入力端子と第2入力端子の高圧レベルが反転して
出力端子が高レベルから低レベルに変わり、この低レベ
ルは第2コンデンサが放電し終わるまで維持されるので
、運転スイッチもしくはサーモ回路の出力が瞬間的に切
れても確実に比較器からタイマー出力を取り出すことが
できる。
又、個々の時間設定が設計を複雑にすることなく、容易
且つ確実に得られるとともに極めて安価に構成されてお
り、空気調和機の制御回路などに優れた効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用可能な空気調和機の制御回路を示
す電気回路図、第2図は本考案の一実施例を示す電気回
路図である。 TC・・・・・・タイマ回路、16・・・・・・充電回
路、17・・・・・・基準電圧発生回路、161.17
1・・・・・・出力点、18・・・・・・比較器、18
1・・・・・・第1入力端子、182・・・・・・第2
入力端子、183・・・・・・出力端子、CI、C2・
・・・・・コンデンサ、R1−R7・・・・・・抵抗、
RF・・・・・・帰還抵抗、D2.D3・・・・・・ダ
イオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電圧信号が供給される直列の抵抗及び第1コンデ゛
    ンサの充電回路と、前記入力電圧信号が供給される複数
    個の直列抵抗からなる基準電圧発生回路と、前記充電回
    路の出力点に第1入力端子が接続され、且つ前記基準電
    圧発生回路の出力点に抵抗及び第2コンデンサの並列回
    路を介して第2入力端子が接続された比較器と、該比較
    器の出力端子及び第1入力端子間に接続される帰還抵抗
    と、前記比較器の出力端子及び第2入力端子間に接続さ
    れる抵抗及びダイオードの直列回路と、前記第1及び第
    2入力端子間に接続されるダイオードとから成り、前記
    第1コンデンサよりも第2コンデンサの放電時間を長く
    設定し、前記比較器の出力端子からタイマー出力を取り
    出すようにしたことを特徴とするタイマー回路。
JP17739179U 1979-12-20 1979-12-20 タイマ−回路 Expired JPS5936041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17739179U JPS5936041Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 タイマ−回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP17739179U JPS5936041Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 タイマ−回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695149U JPS5695149U (ja) 1981-07-28
JPS5936041Y2 true JPS5936041Y2 (ja) 1984-10-04

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ID=29687974

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JP17739179U Expired JPS5936041Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 タイマ−回路

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JPS5695149U (ja) 1981-07-28

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