JPS5934542B2 - タンクロ−リに於けるタンクの固縛装置 - Google Patents
タンクロ−リに於けるタンクの固縛装置Info
- Publication number
- JPS5934542B2 JPS5934542B2 JP53095128A JP9512878A JPS5934542B2 JP S5934542 B2 JPS5934542 B2 JP S5934542B2 JP 53095128 A JP53095128 A JP 53095128A JP 9512878 A JP9512878 A JP 9512878A JP S5934542 B2 JPS5934542 B2 JP S5934542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- chassis frame
- lorry
- frame
- lashing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタンクローーの車体に対するタンクの固縛装置
の改良に関する。
の改良に関する。
従来のタンクローーにあつては、シャーシフレームに対
し、タンクは直接、又は間接にセットプレート或いはＵ
ボルト等を用いて、しつかりと固定する構成のものが多
い。
し、タンクは直接、又は間接にセットプレート或いはＵ
ボルト等を用いて、しつかりと固定する構成のものが多
い。
従つて走行中に於ける車体の振動がタンクヘ伝わり、タ
ンク内の積荷に種々な悪影響を及ぼす。また剛性の高い
タンクとねじれ等の変形を生じるシャーシフレームとが
結合されているところから走行中に生じるシャーシフレ
ーム側からの衝撃的なねじれ変形力が結合部分各所に加
わり、この力が繰り返し加えられることによつて終には
結合部分の緩み、或いは破損を来し、重大な事故に発展
する危惧もある。本発明は上述の点に鑑み発明されたも
のであつて、剛性の高いタンクをシャーシフレームに固
縛するに当つて、車体の振動を極力吸収すると共にシャ
ーシフレームのねじれ変形等には無理なく対処して長期
に亘り、安定した機能を発揮する適切なタンクローーに
於けるタンク固縛装置を提供しようとするものである。
ンク内の積荷に種々な悪影響を及ぼす。また剛性の高い
タンクとねじれ等の変形を生じるシャーシフレームとが
結合されているところから走行中に生じるシャーシフレ
ーム側からの衝撃的なねじれ変形力が結合部分各所に加
わり、この力が繰り返し加えられることによつて終には
結合部分の緩み、或いは破損を来し、重大な事故に発展
する危惧もある。本発明は上述の点に鑑み発明されたも
のであつて、剛性の高いタンクをシャーシフレームに固
縛するに当つて、車体の振動を極力吸収すると共にシャ
ーシフレームのねじれ変形等には無理なく対処して長期
に亘り、安定した機能を発揮する適切なタンクローーに
於けるタンク固縛装置を提供しようとするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば１は
車輌のシャーシフレーム、２はこのシャーシフレーム上
に固着されたサブフレームで両者間にはクッション材３
が介装される。
車輌のシャーシフレーム、２はこのシャーシフレーム上
に固着されたサブフレームで両者間にはクッション材３
が介装される。
４はサブフレーム２を介し、塔載されるところのタンク
本体、５、６、Ｔはタンク本体４の中央部並びに前後端
部に於いてその下半に対し装着したアウトリガである。
本体、５、６、Ｔはタンク本体４の中央部並びに前後端
部に於いてその下半に対し装着したアウトリガである。
而して、中央部アウトリガ５にはサブフレーム２の上面
に対応して取付座８を設け、この取付座８とサブフレー
ム上面に固着した取付座９を重合させて両者をボルトナ
ット等の止具１０を以つて強固に結合する。
に対応して取付座８を設け、この取付座８とサブフレー
ム上面に固着した取付座９を重合させて両者をボルトナ
ット等の止具１０を以つて強固に結合する。
タンク前後端部のアウトリガ６、Ｔではタンク中心線真
下に位置して、該中心線に平行する支軸１１を設け、こ
れを左右サブフレーム間に架装した桁部材１２に枢支す
る一方、サブフレーム２の側方に位置して当該サブフレ
ーム２に取着した支承板１３とアウトリガ６、Ｔ間にゴ
ム資材等よりなる弾性体１４を介装して連結する。
下に位置して、該中心線に平行する支軸１１を設け、こ
れを左右サブフレーム間に架装した桁部材１２に枢支す
る一方、サブフレーム２の側方に位置して当該サブフレ
ーム２に取着した支承板１３とアウトリガ６、Ｔ間にゴ
ム資材等よりなる弾性体１４を介装して連結する。
この弾性体１４はタンク本体の横振れ、即ち支軸１１を
中心とする動きを吸収するためのもので、その適切有効
な例としては、第４図に示す様に常態に於いて直立姿勢
を採り、タンク本体４を支持する構成、或いは第５図に
示す様に支軸１１を中心とする円弧の接線方向に向けて
おき、タンク本体４の横振れ動に対向してタンク本体４
を支持する構成のもの等、種々が考えられる。また、前
記支軸１１による枢支部には支軸１１を中心とする動き
によつてねじり反力を生じる周知構成のねじりばね装置
１５が装設される。上記構成によりして、車輌の走行時
の振動、或いはシヤーシフレームのねじれ等はシヤーシ
フレーム１とサブフレーム間に介装したクツシヨン材３
で吸収する他、タンク前後端部に於いてはアウトリガ６
，７とサブフレーム２とを連結するところの支軸１１を
中心とする動きを許容しつつ支承板１３とアウトリガ６
，７間に介装した弾性体１４並びに支軸１１に装設した
ねじりばね装置１５によつて吸収し、タンク本体４の振
動を軽減するのであるが、特に本発明に於いてはシヤー
シフレームのねじれ変形が最小とされるタンク中央部で
はタンク本体とサブフレームとを直接的に固定したこと
によつてタンク本体のシヤーシフレームに対する固縛力
は充分な強度を有し、衝突時等に於いても、タンクが離
脱する様な不安はない。
中心とする動きを吸収するためのもので、その適切有効
な例としては、第４図に示す様に常態に於いて直立姿勢
を採り、タンク本体４を支持する構成、或いは第５図に
示す様に支軸１１を中心とする円弧の接線方向に向けて
おき、タンク本体４の横振れ動に対向してタンク本体４
を支持する構成のもの等、種々が考えられる。また、前
記支軸１１による枢支部には支軸１１を中心とする動き
によつてねじり反力を生じる周知構成のねじりばね装置
１５が装設される。上記構成によりして、車輌の走行時
の振動、或いはシヤーシフレームのねじれ等はシヤーシ
フレーム１とサブフレーム間に介装したクツシヨン材３
で吸収する他、タンク前後端部に於いてはアウトリガ６
，７とサブフレーム２とを連結するところの支軸１１を
中心とする動きを許容しつつ支承板１３とアウトリガ６
，７間に介装した弾性体１４並びに支軸１１に装設した
ねじりばね装置１５によつて吸収し、タンク本体４の振
動を軽減するのであるが、特に本発明に於いてはシヤー
シフレームのねじれ変形が最小とされるタンク中央部で
はタンク本体とサブフレームとを直接的に固定したこと
によつてタンク本体のシヤーシフレームに対する固縛力
は充分な強度を有し、衝突時等に於いても、タンクが離
脱する様な不安はない。
タンク前後端部に於いては、タンクの横振れ及びシヤー
シフレームのねじれ変形を許容する自由度を有するが、
ここではねじりばね装置並びに弾性体の介装により極力
常態を保持する作用があるから、悪路走行時に於ける車
体のバウンド等に起因し、シヤーシフレームのねじれ変
形による過大運動エネルギーも悉く吸収し、積荷に悪影
響を与えず、また構成部材各部に無理を生じさせないも
のである。又、タンク固定はアウトリガ方式としたこと
により、車輌のシヤーシフレームの幅員が異なる場合（
車輌メーカが異なる場合等）でもタンク自体は共通化が
出来てタンクのストツクも可能となる。以上説明した様
に、本発明の装置はタンクローリのシヤーシ側とタンク
側の振動系が異なつても、この振動を吸収して車輌の乗
心地を向土すると共に積荷への悪影響もなくすることが
でき、又剛性の高いタンク側とねじれ変形等を常時生起
するシヤーシ側との固縛に充分な強度を有する土に各部
材に無理を与えず、耐久力が大きく、車輌の安全運行に
寄与し、また各種タンクローりに簡便に実施できて汎用
性も高い等の種々の効果を奏する技術発明である。
シフレームのねじれ変形を許容する自由度を有するが、
ここではねじりばね装置並びに弾性体の介装により極力
常態を保持する作用があるから、悪路走行時に於ける車
体のバウンド等に起因し、シヤーシフレームのねじれ変
形による過大運動エネルギーも悉く吸収し、積荷に悪影
響を与えず、また構成部材各部に無理を生じさせないも
のである。又、タンク固定はアウトリガ方式としたこと
により、車輌のシヤーシフレームの幅員が異なる場合（
車輌メーカが異なる場合等）でもタンク自体は共通化が
出来てタンクのストツクも可能となる。以上説明した様
に、本発明の装置はタンクローリのシヤーシ側とタンク
側の振動系が異なつても、この振動を吸収して車輌の乗
心地を向土すると共に積荷への悪影響もなくすることが
でき、又剛性の高いタンク側とねじれ変形等を常時生起
するシヤーシ側との固縛に充分な強度を有する土に各部
材に無理を与えず、耐久力が大きく、車輌の安全運行に
寄与し、また各種タンクローりに簡便に実施できて汎用
性も高い等の種々の効果を奏する技術発明である。
第１図は本発明装置を適用したタンクローりの全体図、
第２図はタンク中央固定部の拡大断面図、第３図はタン
ク前端部の枢支部をタンク長手方向に見た一部切欠拡大
断面図、第４図、第５図はタンク前後端部の弾性体介装
構成を示す拡大断面図である。 １・・・・・・シヤーシフレーム、２・・・・・・サブ
フレーム、３・・・・・・クツシヨン材、４・・・・・
・タンク本体、５，６，７・・・・・・アウトリガ、８
，９・・・・・・取付座、１０・・・・・・止具、１１
・・・・・・支軸、１２・・・・・・桁部材、１３・・
・・・・支承板、１４・・・・・・弾性体、１５・・・
・・・ねじりばね装置。
第２図はタンク中央固定部の拡大断面図、第３図はタン
ク前端部の枢支部をタンク長手方向に見た一部切欠拡大
断面図、第４図、第５図はタンク前後端部の弾性体介装
構成を示す拡大断面図である。 １・・・・・・シヤーシフレーム、２・・・・・・サブ
フレーム、３・・・・・・クツシヨン材、４・・・・・
・タンク本体、５，６，７・・・・・・アウトリガ、８
，９・・・・・・取付座、１０・・・・・・止具、１１
・・・・・・支軸、１２・・・・・・桁部材、１３・・
・・・・支承板、１４・・・・・・弾性体、１５・・・
・・・ねじりばね装置。
Claims (1)
- １ シャーシフレーム上にクッション材、サブフレーム
を介して、タンク搭載したタンクローリに於いて、タン
ク中央部をサブフレームに固定すると共に、タンク前後
端部ではタンク中心線真下に於いて、該中心線に平行す
る支軸を介し枢支連結し、この枢支部には、ねじりばね
装置を含み、枢支部側方には横振れ防止用弾性体を介装
したことを特徴とするタンクローリに於けるタンクの固
縛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53095128A JPS5934542B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | タンクロ−リに於けるタンクの固縛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53095128A JPS5934542B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | タンクロ−リに於けるタンクの固縛装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5522548A JPS5522548A (en) | 1980-02-18 |
| JPS5934542B2 true JPS5934542B2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=14129178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53095128A Expired JPS5934542B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | タンクロ−リに於けるタンクの固縛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934542B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0271063U (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-30 | ||
| US4927066A (en) * | 1988-12-02 | 1990-05-22 | Louis Hemmerich | Gas and oil truck tank mounting strap replacement kit |
| DE102018123033B4 (de) * | 2018-09-19 | 2021-12-16 | Lindner & Fischer Fahrzeugbau GmbH | Lagervorrichtung zur lagerung eines fahrzeugaufbaus an einem fahrzeugrahmen sowie lageranordnung mit einer solchen |
-
1978
- 1978-08-03 JP JP53095128A patent/JPS5934542B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5522548A (en) | 1980-02-18 |
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