JPS5933890Y2 - 内燃機関用エアクリ−ナエレメント - Google Patents

内燃機関用エアクリ−ナエレメント

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JPS5933890Y2
JPS5933890Y2 JP1978028993U JP2899378U JPS5933890Y2 JP S5933890 Y2 JPS5933890 Y2 JP S5933890Y2 JP 1978028993 U JP1978028993 U JP 1978028993U JP 2899378 U JP2899378 U JP 2899378U JP S5933890 Y2 JPS5933890 Y2 JP S5933890Y2
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filtration
air
internal combustion
air cleaner
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靖彦 中村
淑夫 山川
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トヨタ自動車株式会社
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
    • B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/24—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies
    • B01D46/2403—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
    • B01D46/2411—Filter cartridges
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
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    • B01D46/24—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は内燃機関のキャブレタおよびインテークマニホ
ールドから蒸発する燃料蒸気を吸着し、大気への炭化水
素の放出を防止するようにした内燃機関用エアクリーナ
エレメントに関するものである。
従来技術 従来は（１）エアクリーナケースの内部に配置した空気
清浄用濾過エレメントを２つまたはそれ以上に分割し、
その１つに粒状活性炭を組込むもの、（２）濾過エレメ
ントのヒダ折りしたｒ材のヒダの間に粒状活性炭を詰め
たもの、（３）エアクリーナケースの入口管の内部やエ
アクリーナケース内のキャブレタ取付部の周辺部に粒状
活性炭を設置し、キャブレタおよびインテークマニホー
ルドから蒸発してエアクリーナ内に出て来る燃料蒸気を
吸着する構造が提案されている。
しかし、上記（１）乃至（３）のごとく粒状活性炭をエ
アクリーナケース内に組込むものにおいて、キャブレタ
の上に直接取付けられるエアクリーナケースの場合、エ
ンジンの振動が直接伝わり、粒状活性炭が振動で摩耗し
、微粉となってキャブレタへ吸込まれて、キャブレタの
性能を損なう恐れがあった。
また、上記（２）のように粒状活性炭を沢過エレメント
の空気清浄用Ｐ材でヒダ折りしたヒダの間に入れる場合
、その粒状活性炭の保持が複雑になること、また粒状活
性炭を詰めるのに手間がかかること、粒状活性炭が振動
で摩耗した場合空気清浄用濾過エレメントのＰ材の目詰
りを起こすこと等の問題があった。
考案の目的 そこで、本考案は上記の諸問題を解決するため、燃料蒸
気吸着用の活性炭素繊維を含むリング状の部材、このｒ
材の空気入口側・出口側に固定した不織布製補強層、該
補強層を有したＰ材の内側に配置した剛性ならびに通毎
性を有する補強部材、および部材の上下端、補強層の上
下端、補強部材の上下端を一体的に結合した端板を包含
する燃料蒸気吸着用ｒ過エレメントと、内燃機関の燃焼
室へ吸入される吸入空気清浄用のリング状のＦ材、およ
びこのｒ材の上下端に設けた端板を包含する吸入空気清
浄用濾過エレメントとを具備し、前記両濾過エレメント
の高さ寸法をほぼ同じとなし、この両沢過エレメントを
、前記燃料蒸気吸着用ｒ過エレメントを前記空気清浄ｆ
過エレメントの空気出口側に位置せしめるようにしてエ
アクリーナのケーシング内部に同心的に収容するととも
に、このケーシングと前記両沢過エレメントのそれぞれ
の前記端板との間をガスケットによりシールすることに
より、前述の諸問題を解決しようとするものである。
実施例 以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第１図乃至第５図において、１は内燃機関、２はインテ
ークマニホールド、３はキャブレータである。
４はエアクリーナで、ケース５、キャップ６、入口ｔ７
、エレメントガスケット８，９、ケースガスケット１０
、および吸入空気清浄用ｒ過エレメント１１と燃料蒸気
吸着用沢過エレメント１２で構成されている。
吸入空気清浄用ｒ過エレメント１１は従来から使用され
ているもので、塩化ビニール、ウレタン樹脂、鉄板等よ
りなる端板１３、孔あきの金属性補強部材１４、および
１紙、不織布等のヒダ折り加工されたリング状のｒ材１
５で構成されている。
一方、燃料蒸気吸着用濾過エレメント１２は鉄板、樹脂
板に接着材を盛った端板１６、Ｐ材補強用の金網、穴明
鉄板等よりなる金属製補強部材１７、活性炭素繊維１０
０％、または活性炭素繊維とセルロース繊維、合成繊維
の混合繊維より成るリング型のフェルト状Ｐ材１８、お
よび該Ｐ材１８の空気入口側、出口側にニードルパンチ
法により固定された不織布製補強層１９つ構成されてい
る。
この補強部材１７、Ｐ材１８、および補強層１９は端板
１６により一体化されており、燃料蒸気吸着用ｒ過エレ
メント１２は吸入空気清浄用ｒ過エレメント１１の内側
に同心的に配置しである。
なお、燃料蒸気吸着用ｒ過エレメント１２のＰ材を構成
する活性炭素繊維は、例えば、次のようにして製造する
。
即ち、レーヨン等の合成繊維、パルプ等の天然繊維を蒸
し焼きにして炭化し、この炭化したものを部分的に酸化
して繊維状の活性炭とし、これをほぐして例えばパルプ
に抄き合せて活性炭素繊維を含むＰ材１８を作る。
上記構成において、エアクリーナ４０入口管７を経て導
入された汚染空気は吸入空気清浄用濾過エレメント１１
０Ｐ材１５により清浄にされ、内燃機関１の燃焼室内に
吸入される。
一方、インテークマニホールド２、キャブレタ３で発生
した燃料蒸気は燃料蒸気吸着用ｒ過エレメント１２のＰ
材１８に吸着保持されこの吸着保持された燃料蒸気は内
燃機関１の運転時に清浄空気に運ばれて燃焼室内へ吸入
される。
従って、燃料蒸気が大気中へ放出されることはない。
第６図は、前述の実施例においてフェルト状のｒ材１８
に適当数のバイパス孔２０を穿設し、このバイパス孔２
０部分の活性炭素繊維がほつれてキャブツタ３側へ吸入
されるのを防止すべく、フェルト状のｒ材１８の空気出
口側における不織布製補強層１９の上面に更に不織布製
補強層２１を巻装した本考案の他の実施例を示すもので
ある。
この実施例によれば、ｒ材１８にバイパス孔２０を設け
たことにより燃焼蒸気吸着用ｒ過エレメント１２０通気
抵抗を小さくできるとともに、ｒ過表面積を大きくでき
る。
第７図は燃料蒸気吸着用沢過エレメント１２の１材１８
を紙状になしてヒダ折り加工した本考案の更に他の実施
例を示すものである。
なお、本考案は上記の各実施例に限定されるものではな
く、以下のごとく種々変形可能である。
（１） 吸入空気清浄用ｒ過エレメント１１はヒダ折
り加工して断面菊花状にしなくてもよく、その部材１５
の厚みを厚くしてプレート状にしてもよい。
（２）本考案のエアクリーナエレメントはキャブレタ３
を有する自動車内燃機関以外に電気式燃料噴射装置を有
する自動車内燃機関に用いることもでき、またオートバ
イ用内燃機関、農業発動機用内燃機関にも用いることが
できる。
考案の効果 以上述べたように本考案においては、活性炭素繊維を含
むｒ材１８により燃料蒸気吸着用濾過エレメント１２を
構成したから、従来のように燃料蒸気吸着体として粒状
活性炭を用（・る場合のごとく振動によって活性炭が摩
耗してキヤラクタ３に吸込まれてキヤラクタ３の性能が
損なわれるといった問題は全く生じない。
また、本考案においては、全体としてリング状の、燃料
蒸気吸着用濾過エレメント１２および吸入空気清浄用濾
過エレメント１１がエアクリーナ４のケーシング５，６
内にそれらの端板１３，１６によりガスケット８，９を
介してシール保持されているため、両ｒ過エレメント１
１，１２はケーシングに対して分離できるので、燃料蒸
気吸着用濾過エレメント１２と吸入空気清浄用ｒ過エレ
メント１１とを互いに分離構造にしたから、両エレメン
ト１１，１２０目詰まりや、エレメント１２の吸着性能
劣化によるエレメント交換を任意に行うことができ、よ
って交換コストを低減できるし、また、両ニレメンＮｌ
、１２の製造も別々の工程で行うことができ、製造時の
品質維持が容易である。
また、使用する内燃機関１の種類に応じてエレメント１
１の空気清浄性能、エレメント１２の燃料蒸気吸着性能
を独立して設計できる利点もある。
また、本考案では、上記両沢過エレメント１１゜１２の
高さ寸法をほぼ同じとし、該両ｒ過ニレメンＮ１，１２
を収容するエアクリーナ４のケーシング５，６と両沢過
エレメント１１，１２の各端板１３，１６との間を各々
ガスケット８，９によりシールしているため、燃料蒸気
吸着用ｒ過エレメント１２の上部とケーシングとの間に
空間が形成されることはな（、従って燃料蒸気を確実に
蒸気吸着用ｒ過エレメント１２に導くことができる。
更に、上記のごとく、両沢過エレメント１１゜１２はそ
の高さ寸法がほぼ同じであるため、エアクリーナ４のケ
ーシング５，６内への組付性がよく、またケーシング５
，６つ形状を濾過ニレメンＮ １，１２の高さに合わせ
てｆｉに変形させる必要もないのである。
また、本考案は不織布製補強層１９を活性炭素繊維を含
むＦ材１８の両側に固定しているため、該活性炭素繊維
を含むＰ材１８の全体の強度を向上でき、従って振動時
あるいは取扱時に該１材の破損を防ぐことができる。
また、上記１材１８を通過する空気によって活性炭素繊
維がほつれても、該繊維が内燃機関に吸入されるのを上
記不織布補強層１９で防ぐことができる。
更に、燃料上記吸着用濾過エレメント１２は、その構成
部品の上下端が端板により一体的に結合されているから
、取扱性、組付性がすこぶる良好となる。
また、上記ｒ過エレメント１２の活性炭素繊維は脆弱で
あるが、剛性を有した補強部材１７でその強度を補うこ
とができ、該エレメント１２の端板１６とケーシング５
，６との間にガスケット９を配してシールする際に荷重
が加わっても該繊維を含むｒ材１８の変形を防ぐことが
できる。
空気清浄用ｒ過エレメント１１を通過して清浄となった
空気が燃料蒸気吸着用濾過エレメント１２を通るため、
該エレメント１２が未清浄空気によって汚染されること
がなく、該エレメント１２の寿命を伸ばすことができる
。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案エアクリーナエレメントの一実施例を内
燃機関に搭載した状態を示す部分断面図、第２図は本考
案エアクリーナエレメントの一実施例を示す部分破断平
面図、第３図は第２図のＡ−断面図、第４図は第３図の
吸入空気清浄用濾過エレメントを示す断面図、第５図は
第３図の燃料蒸気吸着性能材の詳細を示す断面図、第６
図および第７図はそれぞれ本考案の他の実施例の要部を
示す断面図である。 １・・・・・・内燃機関、１１・・・・・・吸入空気清
浄用濾過エレメント、１２・・・・・・燃料蒸気吸着用
ｒ過エレメント、１５・・・・・・空気吸入清浄用Ｆ材
、１６・・・・・・端板、１７・・・・・・補強部材、
１８・・・・・・活性炭素繊維を含むｒ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料蒸気吸着用の活性炭素繊維を含むリング状のＰ材、
    このｒ材の空気入口側、出口側に固定した不織布製補強
    層、該補強層を有したｒ材の内側に配置した剛性ならび
    に通気性を有する補強部材、および部材の上下端、補強
    層の上下端、補強部材の上下端を一体的に結合した端板
    を含有する燃料蒸気吸着用濾過エレメントと、内燃機関
    の燃焼室へ吸入される吸入空気清浄用のリング状のｒ材
    、およびこのＰ材の上下端に設けた端板を包含する吸入
    空気清浄用濾過エレメントとを具備し、前記両ｒ過エレ
    メントの高さ寸法をほぼ同じとなし、この両ｒ過エレメ
    ントを、前記燃料蒸気吸着用濾過エレメントを前記清浄
    用濾過エレメントの空気出口側に位置せしめるようにし
    てエアクリーナのケーシング内部に同心的に収容すると
    ともに、このケーシングと前記両濾過エレメントのそれ
    ぞれの前記端板との間をガスケットによりシールするこ
    とを特徴とする内燃機関用エアクリーナニレメン ト。
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