JPS5933255Y2 - スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 - Google Patents
スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置Info
- Publication number
- JPS5933255Y2 JPS5933255Y2 JP1981018370U JP1837081U JPS5933255Y2 JP S5933255 Y2 JPS5933255 Y2 JP S5933255Y2 JP 1981018370 U JP1981018370 U JP 1981018370U JP 1837081 U JP1837081 U JP 1837081U JP S5933255 Y2 JPS5933255 Y2 JP S5933255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- bail arm
- rotor
- arm
- bail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 22
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
- A01K89/0108—Pick-up details
- A01K89/01081—Guiding members on rotor axially rearward of spool
- A01K89/01082—Guiding members shiftable on rotor
- A01K89/01083—Guiding members shiftable on rotor to wind position by rotor drive
- A01K89/01084—Guiding members shifted to unwind position by discrete manual operators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アウタースプール型魚釣用スピニングリール
のベールアーム反転装置に関する。
のベールアーム反転装置に関する。
従来上述ベールアーム反転装置に鮫いて、ベールアーム
を手動操作により糸巻取位置から糸放出位置に回動起立
し、未放出後、ハンドルの正回転によってベールアーム
を糸放出位置から糸巻取位置に自動的に反転復帰するよ
うに構成したものは知られている。
を手動操作により糸巻取位置から糸放出位置に回動起立
し、未放出後、ハンドルの正回転によってベールアーム
を糸放出位置から糸巻取位置に自動的に反転復帰するよ
うに構成したものは知られている。
しかし、ベールアームを糸放出位置から糸巻取位置にす
るのに、ハンドルを回転することによりローターを回転
せしめる伝達用歯車を介して自動的に行なう際、従来の
装置によるとローターを略１回転させる必要があってベ
ールアームの反転動作が緩慢であったり、又ベールアー
ムを糸巻取位置から糸放出位置に回転起立する際、少な
くとも１個以上のデッドボイドがある為、動作位置が限
定される等して糸巻取位置と未放出位置相互のベールア
ーム変更動作が行ない難かったり、又は速かに行なう事
ができない等の不具合があった。
るのに、ハンドルを回転することによりローターを回転
せしめる伝達用歯車を介して自動的に行なう際、従来の
装置によるとローターを略１回転させる必要があってベ
ールアームの反転動作が緩慢であったり、又ベールアー
ムを糸巻取位置から糸放出位置に回転起立する際、少な
くとも１個以上のデッドボイドがある為、動作位置が限
定される等して糸巻取位置と未放出位置相互のベールア
ーム変更動作が行ない難かったり、又は速かに行なう事
ができない等の不具合があった。
そこで本考案は、上述従来の事情に鑑みて検討の結果、
ベールアームを糸巻取位置から糸放出位置へ変更する際
、何れの位置にあっても速やかに行なうことができると
共に糸放出位置から糸巻取位置への反転は、ハンドルに
よりローターを僅かに回転することで速やかに行なうこ
とができるようにしたことを目的とするベールアーム反
転装置を得たものである。
ベールアームを糸巻取位置から糸放出位置へ変更する際
、何れの位置にあっても速やかに行なうことができると
共に糸放出位置から糸巻取位置への反転は、ハンドルに
よりローターを僅かに回転することで速やかに行なうこ
とができるようにしたことを目的とするベールアーム反
転装置を得たものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述する。
先ず、アウタースプール型スピニングリールは、第１図
、第２図に示したように、リール本体１にローター２は
管軸３によって回転可能に支持され。
、第２図に示したように、リール本体１にローター２は
管軸３によって回転可能に支持され。
該ローター２は、ハンドル４によって回転駆動されるメ
インギヤ５と、上記管軸３に刻設したピニオン６とが噛
合されていることによりハンドル４で回転駆動されるよ
うになっている。
インギヤ５と、上記管軸３に刻設したピニオン６とが噛
合されていることによりハンドル４で回転駆動されるよ
うになっている。
又、上記ハンドル４の回転力は、上記メインギヤ５を介
して前後往復動機構７を駆動しメインシャフト８に固定
して上記ローター２に外装しであるスプール９を往復運
動し、上記ローター２に対設した両アーム１０．１０’
に端部を枢着して配装しであるベールアーム１１に掛装
した釣糸（図示せず）をスプール９に均一に巻取るよう
に構成されている。
して前後往復動機構７を駆動しメインシャフト８に固定
して上記ローター２に外装しであるスプール９を往復運
動し、上記ローター２に対設した両アーム１０．１０’
に端部を枢着して配装しであるベールアーム１１に掛装
した釣糸（図示せず）をスプール９に均一に巻取るよう
に構成されている。
こ＼で、上記ベールアーム１１は糸滑りローラ１１ｃを
備えると共に、夫々端部にベールアームレバー１１ａと
ベールアームカム１１．ｂヲ有Ｌ、これらを段ビス１２
．１２’により回転可能に上記アーム１０，１０’に枢
着しである。
備えると共に、夫々端部にベールアームレバー１１ａと
ベールアームカム１１．ｂヲ有Ｌ、これらを段ビス１２
．１２’により回転可能に上記アーム１０，１０’に枢
着しである。
かくして本案のベールアーム反転装置Ａは次のように構
成されている。
成されている。
第１図ないし第４図に示したように、少なくとも一方の
アーム１０の先端部は、ロータ２の回転中心Ｏより周方
向へ大きく偏心して形成してあり、その先端部に設けた
取付座に上記ベールアーム１１の一端は上述のように枢
着してロータ１０の回転中心より大きく偏心させてあり
、一方性のアーム１０′にはバランスウェイト１３を装
着しである。
アーム１０の先端部は、ロータ２の回転中心Ｏより周方
向へ大きく偏心して形成してあり、その先端部に設けた
取付座に上記ベールアーム１１の一端は上述のように枢
着してロータ１０の回転中心より大きく偏心させてあり
、一方性のアーム１０′にはバランスウェイト１３を装
着しである。
こ＼でベールアーム１１の偏心量としてはスプールの半
径の３分の１以上の長さが好ましい。
径の３分の１以上の長さが好ましい。
上記ベールアームレバー１１ａとアーム１０間にはトー
ションバネ１４を介在させである。
ションバネ１４を介在させである。
。このトーションバネ１４は一端をアーム１０の穴１５
に掛止し、他端を第３図において矢印イ方向に捩じって
予備圧縮力を与えてベールアームレバー１１ａの穴１６
に掛止し組付けることにより、上記ベールアーム１１を
第３図中二点破線で示した糸巻取位置から実線で示した
未放出位置方向に回動させるよう弾撥付勢させている。
に掛止し、他端を第３図において矢印イ方向に捩じって
予備圧縮力を与えてベールアームレバー１１ａの穴１６
に掛止し組付けることにより、上記ベールアーム１１を
第３図中二点破線で示した糸巻取位置から実線で示した
未放出位置方向に回動させるよう弾撥付勢させている。
ソシて、ベールアームレバー１１ａとアーム１０の間に
は歯車１７をボス１８に嵌合して回転可能に配置し、該
歯車１７の上部に設けた突起１７ａと、ベールアームレ
バー１１ａの下部に設けた突起１１ａ′とを掛止して同
軸回転可能としである。
は歯車１７をボス１８に嵌合して回転可能に配置し、該
歯車１７の上部に設けた突起１７ａと、ベールアームレ
バー１１ａの下部に設けた突起１１ａ′とを掛止して同
軸回転可能としである。
上記歯車１７は、扇形歯車部１９ａと中心孔１９ｂと、
レバ一部１９ｃとを備えてなる第２タイミングギヤ１９
と噛合しである。
レバ一部１９ｃとを備えてなる第２タイミングギヤ１９
と噛合しである。
上記第２タイミングギヤ１９は、アーム１０から一体に
突設した軸２０に回転可能に嵌合してあって、このレバ
一部１９ｃにリンク２１の一端を枢着しである。
突設した軸２０に回転可能に嵌合してあって、このレバ
一部１９ｃにリンク２１の一端を枢着しである。
上記リンク２１の他端は、扇形歯車部２２ａと、中心孔
２２ｂと、レバ一部２２ｃとを備えてなる第２キツクギ
ヤ２２のそのレバ一部２２ｃと枢着しである。
２２ｂと、レバ一部２２ｃとを備えてなる第２キツクギ
ヤ２２のそのレバ一部２２ｃと枢着しである。
上記第２キツクギヤ２２は上記アーム１０の基端よりに
突設した突起２３に回転可能に嵌合しである。
突設した突起２３に回転可能に嵌合しである。
又この第２キツクギヤ２２は中心にボス２２ｄを一体に
立設してあって、アーム１０のカバー２４から外側へ突
出させ、その突出端にハンドレバー２５をビス２６止め
により固定してあり、該ハンドレバー２５によって第２
キツクギヤ２２は自由に回転操作できるようになってい
る。
立設してあって、アーム１０のカバー２４から外側へ突
出させ、その突出端にハンドレバー２５をビス２６止め
により固定してあり、該ハンドレバー２５によって第２
キツクギヤ２２は自由に回転操作できるようになってい
る。
又、上記第２キツクギヤ２２と、アーム１０に夫々設け
た掛止部２２ｅと２γには夫々の端部を掛止してバネ２
８が張設してあり、該バネ２８により上記第２キツクギ
ヤ２２を第３図において時計回り方向へ弾撥付勢させで
ある。
た掛止部２２ｅと２γには夫々の端部を掛止してバネ２
８が張設してあり、該バネ２８により上記第２キツクギ
ヤ２２を第３図において時計回り方向へ弾撥付勢させで
ある。
こヌで、上記第２タイミングギヤ１９とリンク２１と第
２キツクギヤ２２は死点を持つようなリンク機構に形成
してあって、第３図中二点破線で示した糸巻取位置から
ベールアーム１１を矢印口方向へ押圧して第２タイミン
グギヤ１９が図中矢印ホ方向に回転される時、リンク機
構は死点に達し、次に上記押圧を解くことにより、バネ
２８と、トーションバネ１４の反矢印イ方向への弾力に
よって上記死点を越え、ベールアーム１１は糸巻取位置
から未放出位置へ回転起立するようになっている。
２キツクギヤ２２は死点を持つようなリンク機構に形成
してあって、第３図中二点破線で示した糸巻取位置から
ベールアーム１１を矢印口方向へ押圧して第２タイミン
グギヤ１９が図中矢印ホ方向に回転される時、リンク機
構は死点に達し、次に上記押圧を解くことにより、バネ
２８と、トーションバネ１４の反矢印イ方向への弾力に
よって上記死点を越え、ベールアーム１１は糸巻取位置
から未放出位置へ回転起立するようになっている。
更に、上記リール本体１に対するローター２の取付部に
おして、上記アーム１０と直角方向のロータ一平面部２
ａには、第５図に示したように円弧状の第１タイミング
ギヤ２９が、その一端をネジ３０により枢着して半径方
向へ回動可能に配装しである。
おして、上記アーム１０と直角方向のロータ一平面部２
ａには、第５図に示したように円弧状の第１タイミング
ギヤ２９が、その一端をネジ３０により枢着して半径方
向へ回動可能に配装しである。
この第１タイミングギヤ２９ば、他端に歯車部２９ａを
有して、上記第２キツクギヤ２２と略直角配置で噛合し
であると共に、上記ネジ３０による枢着部の近傍にはキ
ック爪３１を軸３２にて回転可能に枢着しである。
有して、上記第２キツクギヤ２２と略直角配置で噛合し
であると共に、上記ネジ３０による枢着部の近傍にはキ
ック爪３１を軸３２にて回転可能に枢着しである。
上記キック爪３１は、そのバネ掛け３１ａと上記第１タ
イミングギヤ２９に設けたバネ掛け３３に夫々端部を掛
止して張設したバネ３４により第５図において、反時計
回り方向へ弾撥付勢させてあって、当該キック爪３１の
折曲部３１ｂは第１タイミングギヤ２９の内端面２９ｂ
と当接するようにしである。
イミングギヤ２９に設けたバネ掛け３３に夫々端部を掛
止して張設したバネ３４により第５図において、反時計
回り方向へ弾撥付勢させてあって、当該キック爪３１の
折曲部３１ｂは第１タイミングギヤ２９の内端面２９ｂ
と当接するようにしである。
こ＼で、上記第１タイミングギヤ２９ば、その歯車部２
９ａ側に弧状の長孔２９ｃを設けて、上記アーム１０に
ネジ３５にて摺動可能にサポートとすようにするとよい
。
９ａ側に弧状の長孔２９ｃを設けて、上記アーム１０に
ネジ３５にて摺動可能にサポートとすようにするとよい
。
更に、リール本体１のロータ−２取付部には上記キック
爪３１と噛合する第１キツクギヤ３６が鋸歯状の複数の
歯部３６ａ・・・を等間隔に周設して固定してあって、
キック爪３１がベールアーム１１、ベールアームレバー
１１ａ等の運動ト連動することにより、ベールアーム１
１の糸放出位置では歯部３６ａと接触し、−男系巻取位
置では離間して噛合しないようになっている。
爪３１と噛合する第１キツクギヤ３６が鋸歯状の複数の
歯部３６ａ・・・を等間隔に周設して固定してあって、
キック爪３１がベールアーム１１、ベールアームレバー
１１ａ等の運動ト連動することにより、ベールアーム１
１の糸放出位置では歯部３６ａと接触し、−男系巻取位
置では離間して噛合しないようになっている。
而して上記構成において、ベールアーム１１を第１図と
第３図中二点破線で示した糸巻取位置にある状態で、ベ
ールアーム１１を第３図の矢印口方向へ押圧スルト、ベ
ールアームレバー１１ａ、歯車１７、第２タイ□ングギ
ヤ１９に回転力は伝達され、第２タイミングギヤ１９は
同図中矢印ホの方向に回転し、レバ一部１９ｃとリンク
２１と第２キツクギヤ２２により構成されるリンク機構
は死点に達する。
第３図中二点破線で示した糸巻取位置にある状態で、ベ
ールアーム１１を第３図の矢印口方向へ押圧スルト、ベ
ールアームレバー１１ａ、歯車１７、第２タイ□ングギ
ヤ１９に回転力は伝達され、第２タイミングギヤ１９は
同図中矢印ホの方向に回転し、レバ一部１９ｃとリンク
２１と第２キツクギヤ２２により構成されるリンク機構
は死点に達する。
こＸで、上記矢印口方向の押圧を解くと、バネ２８の張
力と、トーションバネ１４の反矢印イ方向の弾力によっ
てリンク機構は死点を乗り越え、ベールアーム１１は第
３図中実線で示しだ糸放出位置へ回転起立する。
力と、トーションバネ１４の反矢印イ方向の弾力によっ
てリンク機構は死点を乗り越え、ベールアーム１１は第
３図中実線で示しだ糸放出位置へ回転起立する。
この時、第１タイミングギヤ２９はネジ３０を支点とし
てローター２の軸心方向へ回動するが、第１キツクギヤ
３６の歯部３６ａが第６図の位置にあっても、バネ３４
は伸びるのでキック爪３１は時計回り方向へ回動し、上
述のように糸放出位置となる。
てローター２の軸心方向へ回動するが、第１キツクギヤ
３６の歯部３６ａが第６図の位置にあっても、バネ３４
は伸びるのでキック爪３１は時計回り方向へ回動し、上
述のように糸放出位置となる。
又、第１キツクギヤ３６の歯部３６ａが第５図の状態に
あっても無論上述糸放出位置となるものである。
あっても無論上述糸放出位置となるものである。
上記糸放出位置から、糸巻取位置にベールアーム１１を
変更する時は、ハンドル４を正転（釣糸巻取方向の回転
）させると、ローター２は第５図において矢印へ方向に
回転するので第１キツクギヤ３６に接触しているキック
爪３１は矢印二方向に巻込オれる力を受けて反時計回り
方向に回動するので、この時折曲部３１ｂが第１タイミ
ングギヤ２９の内端面２９ｂに当接し、当該第１タイミ
ングギヤ２９に力が伝達され、その結果ネジ３０を中心
としてローター２の軸心より遠ざかる外側方向へ回動し
、ついには前述のリンク機構の死点を越える昔で押し出
される。
変更する時は、ハンドル４を正転（釣糸巻取方向の回転
）させると、ローター２は第５図において矢印へ方向に
回転するので第１キツクギヤ３６に接触しているキック
爪３１は矢印二方向に巻込オれる力を受けて反時計回り
方向に回動するので、この時折曲部３１ｂが第１タイミ
ングギヤ２９の内端面２９ｂに当接し、当該第１タイミ
ングギヤ２９に力が伝達され、その結果ネジ３０を中心
としてローター２の軸心より遠ざかる外側方向へ回動し
、ついには前述のリンク機構の死点を越える昔で押し出
される。
この時点でトーションバネ１４とバネ２８の弾撥力が上
記リンク機構により拘束されるので、ベールアーム１１
は第３図中に二点破線で示す糸巻取位置に反転復帰した
状態に、又第１タイ□ングギヤ２９と第１キツクギヤ３
６は第７図に示す干渉しない状態に夫々位置保持される
。
記リンク機構により拘束されるので、ベールアーム１１
は第３図中に二点破線で示す糸巻取位置に反転復帰した
状態に、又第１タイ□ングギヤ２９と第１キツクギヤ３
６は第７図に示す干渉しない状態に夫々位置保持される
。
以上説明したように本考案に係るスピニングリールのベ
ールアーム反転装置によれば、ベールアーム１１の糸放
出位置で、第１キツクギヤ３６と干渉し合うように第１
タイミングギヤ２９に枢着したキック爪３１は、バネ３
４の張力に抗して外側へ回動すると共に、従来例の如く
ボス等のプツトポイントはないから、ベールアーム１１
を糸巻取位置から糸放出位置に変更する際どの時点にあ
っても速やかに、かつ僅かにベールアーム１１を押圧す
るだけで極めて容易に行なうことができるものであり、
又ベールアーム１１を糸放出位置より糸巻取位置に変更
するには、ベールアーム１１の回転中心をローター２の
回転中心より大きく偏心させたことにより、ハンドル４
を僅かに回すだけで速やかに変更でき、かつ、ベールア
ーム１１の起立、反転を迅速にして容易ならしめること
ができ、更にベールアーム反転用の一連の部材は全てア
ーム１０に内装されて外部に露出するものではないから
糸掛り等のトラブル発生もない等この種リールの使用性
を従来例に比べて格段に向上できる実用的効果がある。
ールアーム反転装置によれば、ベールアーム１１の糸放
出位置で、第１キツクギヤ３６と干渉し合うように第１
タイミングギヤ２９に枢着したキック爪３１は、バネ３
４の張力に抗して外側へ回動すると共に、従来例の如く
ボス等のプツトポイントはないから、ベールアーム１１
を糸巻取位置から糸放出位置に変更する際どの時点にあ
っても速やかに、かつ僅かにベールアーム１１を押圧す
るだけで極めて容易に行なうことができるものであり、
又ベールアーム１１を糸放出位置より糸巻取位置に変更
するには、ベールアーム１１の回転中心をローター２の
回転中心より大きく偏心させたことにより、ハンドル４
を僅かに回すだけで速やかに変更でき、かつ、ベールア
ーム１１の起立、反転を迅速にして容易ならしめること
ができ、更にベールアーム反転用の一連の部材は全てア
ーム１０に内装されて外部に露出するものではないから
糸掛り等のトラブル発生もない等この種リールの使用性
を従来例に比べて格段に向上できる実用的効果がある。
尚上述実施例に示したように第２キツクギヤ２２にハン
ドルレバー２５を設けた場合は糸放出位置から糸巻取位
置への変更を上述ハンドル操作による自動とハンドルレ
バー２５による半自動により行うことができ、この種リ
ールの使用性をより向上できる。
ドルレバー２５を設けた場合は糸放出位置から糸巻取位
置への変更を上述ハンドル操作による自動とハンドルレ
バー２５による半自動により行うことができ、この種リ
ールの使用性をより向上できる。
第１図は本考案に係るベールアーム反転装置を備えたア
ウタースプール型スピニングリールの側面図、第２図は
同リールを一部断面して示した側面図、第３図は同ベー
ルアーム反転装置の拡大平平面図、第４図は同装置の拡
大縦断側面図、第５図は第４図におけるＶ−Ｖ線矢視図
、第６図、第７図は同装置における第１タイ□ングギヤ
と第１キツクギヤとの関係を夫々示したもので第６図は
その未放出状態を示し、第７図はその未巻取状態を示す
。 １・・・リール本体、２・・・ローター ４・・・ハン
ドル、１０．１０’・・・アーム、１１・・・ベールア
ーム、１４・・・トーションハネ、１γ・・・歯Ｌ１９
・・・第２タイ□ングギヤ、２１・・・リンク、２２・
・・第２キツクキヤ、２５・・・ハンドレバー ２８，
３４・・・バネ、２９・・・第１タイミングギヤ、３１
・・・キック爪、３６・・・第１キツクギヤ。
ウタースプール型スピニングリールの側面図、第２図は
同リールを一部断面して示した側面図、第３図は同ベー
ルアーム反転装置の拡大平平面図、第４図は同装置の拡
大縦断側面図、第５図は第４図におけるＶ−Ｖ線矢視図
、第６図、第７図は同装置における第１タイ□ングギヤ
と第１キツクギヤとの関係を夫々示したもので第６図は
その未放出状態を示し、第７図はその未巻取状態を示す
。 １・・・リール本体、２・・・ローター ４・・・ハン
ドル、１０．１０’・・・アーム、１１・・・ベールア
ーム、１４・・・トーションハネ、１γ・・・歯Ｌ１９
・・・第２タイ□ングギヤ、２１・・・リンク、２２・
・・第２キツクキヤ、２５・・・ハンドレバー ２８，
３４・・・バネ、２９・・・第１タイミングギヤ、３１
・・・キック爪、３６・・・第１キツクギヤ。
Claims (1)
- ローター２に対設した両アーム１０．１０’に反転自在
に枢着したベールアール１１を、ノ・ンドル４の正回転
によって糸放出位置から糸巻取位置に自動復帰するよう
にしたアウタースプール型スピニングリールのベールア
ーム反転装置であって、上記ベールアームはローターの
中心から大きく偏心させて、かつトーションバネ１４に
より、糸巻取位置から糸放出位置方向に回動しうるよう
弾撥付勢して上記アームに枢着し、該ベールアームと同
軸回転可能に設けた歯車１７と、リール本体１に対する
ローターの取付部において半径方向へ回動可能に一端を
枢着した第１タイミングギヤ２９を、上記アーム内に夫
々軸支して死点を有するよう相互にリンク２１で連結し
た第２タイミングギヤ１９及び第２キツクギヤ２２と夫
々噛合して連動連結すると共に、上記死点を越えて糸放
出位置方向へ回動可能に上記第２キツクギヤをバネ２８
により弾撥付勢し、更に上記第１タイミングギヤの枢着
点近傍には、リール本体に固定した第１キツクギヤ３６
と、ベールアームの糸放出位置では干渉し合い、糸巻取
位置では干渉しないようにバネ３４により弾撥付勢され
たキック爪３１を枢着して成ることを特徴とするスピニ
ングリールのベールアーム反転装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981018370U JPS5933255Y2 (ja) | 1981-02-11 | 1981-02-11 | スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
| US06/344,928 US4389027A (en) | 1981-02-11 | 1982-02-02 | Bail arm reversing device fishing spinning reels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981018370U JPS5933255Y2 (ja) | 1981-02-11 | 1981-02-11 | スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57133967U JPS57133967U (ja) | 1982-08-20 |
| JPS5933255Y2 true JPS5933255Y2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=11969816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981018370U Expired JPS5933255Y2 (ja) | 1981-02-11 | 1981-02-11 | スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4389027A (ja) |
| JP (1) | JPS5933255Y2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818478U (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | リョービ株式会社 | 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
| SE430295B (sv) * | 1982-12-15 | 1983-11-07 | Abu Ab | Anordning vid haspelrulle for manuell utfellning av bygeln till fritt lege for kast |
| GB2167631B (en) * | 1984-10-26 | 1988-04-20 | Ryobi Ltd | Spinning reel having improved bail arm mechanism |
| JPH0753496Y2 (ja) * | 1986-07-21 | 1995-12-13 | リョービ株式会社 | 魚釣用スピニングリールの軸受機構 |
| US4921188A (en) * | 1986-09-08 | 1990-05-01 | Smith Benny E | Spinning-type fishing reels with improved line handling |
| US4932616A (en) * | 1988-09-12 | 1990-06-12 | Berkley, Inc. | Bail release mechanism for a spinning fishing reel |
| US5379957A (en) * | 1991-05-14 | 1995-01-10 | Shimano Inc. | Spinning reel having balancer |
| FR2676887B1 (fr) * | 1991-05-31 | 1995-07-07 | Mitchell Sports | Moulinet de peche a recuperateur muni d'un dispositif de verrouillage et de rappel perfectionne. |
| JP2552460Y2 (ja) * | 1991-08-01 | 1997-10-29 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
| JP2553303Y2 (ja) * | 1991-08-26 | 1997-11-05 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
| EP0853879A3 (en) * | 1992-09-04 | 1998-10-14 | Daiwa Seiko Inc. | Spinning reel for fishing |
| US5842656A (en) * | 1992-12-04 | 1998-12-01 | Ryobi Limited | Spinning reel having improved rotary balance |
| EP0679332A1 (en) * | 1994-04-28 | 1995-11-02 | Ryobi Ltd. | Spinning reel |
| CA2161748A1 (en) * | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Masamitsu Miyajima | Fishline guide arrangement for spinning reel |
| US5613644A (en) * | 1995-01-30 | 1997-03-25 | Abu Ab | Bail mechanism in an open-face fishing reel of the fixed-spool type |
| US5713529A (en) * | 1995-04-10 | 1998-02-03 | Zebco Div. Of Brunswick Corporation | Balanced rotor spinning fishing reel |
| JPH08308444A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-26 | Shimano Inc | スピニングリール |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR994094A (fr) * | 1944-12-19 | 1951-11-12 | Perfectionnement aux moulinets de pêche à tambour fixe | |
| US2966314A (en) * | 1953-07-31 | 1960-12-27 | Mombur Georges | Spinning reels |
| US3342442A (en) * | 1965-01-11 | 1967-09-19 | Brantingson Sigurd | Fishing reel |
| FR2414869A1 (fr) * | 1978-01-20 | 1979-08-17 | Mitchell Sa | Moulinet de peche |
-
1981
- 1981-02-11 JP JP1981018370U patent/JPS5933255Y2/ja not_active Expired
-
1982
- 1982-02-02 US US06/344,928 patent/US4389027A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57133967U (ja) | 1982-08-20 |
| US4389027A (en) | 1983-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5933255Y2 (ja) | スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 | |
| US4579296A (en) | Apparatus for the disengagement and reengagement of the line spool in a fishing reel | |
| JP2547399B2 (ja) | 魚釣用リ−ルのクラツチ機構 | |
| US3301243A (en) | Engine starting devices | |
| JPH03195442A (ja) | 釣用リールのベール装置 | |
| JP4444871B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
| US3906816A (en) | Fishing reel with a disengageable one-way pawl and ratchet mechanism | |
| JP2537908Y2 (ja) | スピニングリール | |
| JPS5921664Y2 (ja) | 魚釣用リ−ルの糸フケ防止機構を備えたクリツク装置 | |
| JPH0441831Y2 (ja) | ||
| JP2553303Y2 (ja) | スピニングリール | |
| JP2536460Y2 (ja) | スピニングリールのストッパ装置 | |
| US5649671A (en) | Fishing reel with instantaneously disengageable non-return device | |
| EP2111754B1 (en) | Fishing spinning reel | |
| JP2000050772A (ja) | 魚釣り用スピニングリール | |
| JPH0610772Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
| JPH0511919Y2 (ja) | ||
| JP2585218Y2 (ja) | スピニングリールのストッパ装置 | |
| JPH0310856Y2 (ja) | ||
| JPH0310857Y2 (ja) | ||
| JPS6129266Y2 (ja) | ||
| JPH063188Y2 (ja) | 内燃機関始動装置 | |
| JPH0423412Y2 (ja) | ||
| JPH0310855Y2 (ja) | ||
| JPS646051Y2 (ja) |