JPS5932228Y2 - 端子ピン - Google Patents

端子ピン

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Publication number
JPS5932228Y2
JPS5932228Y2 JP12687678U JP12687678U JPS5932228Y2 JP S5932228 Y2 JPS5932228 Y2 JP S5932228Y2 JP 12687678 U JP12687678 U JP 12687678U JP 12687678 U JP12687678 U JP 12687678U JP S5932228 Y2 JPS5932228 Y2 JP S5932228Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
diode
terminal pin
units
arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP12687678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5543387U (ja
Inventor
敏夫 小野寺
建 谷村
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP12687678U priority Critical patent/JPS5932228Y2/ja
Publication of JPS5543387U publication Critical patent/JPS5543387U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フライバックトランスの2次側高圧コイル等
に用いられる端子ピンに関し、特に、高圧コイルを複数
のユニットに分割してこれらのコイルユニットをダイオ
ードを介して直列接続する際のコイル線材とダイオード
との接続に用いられる端子ピンの改良に関する。
先ず、本考案の説明に先立ち、テレビジョン受像機に用
いられるフライバックトランスについて第1図を参照し
ながら説明する。
この第1図にpいて、低圧の1次側コイル1と高圧の2
次側コイル2とでフライバックトランス3が構成される
わけであるが、2次側の高圧コイル2には、たとえば3
0KV程度の非常に高い電圧が印加されることから、第
1図に示すように、複数のユニツ)4a、4b、4cに
分割し、これらのコイルユニット4a、4b、4cをダ
イオード5a、5bを弁して直列接続することにより耐
圧を高めることが行なわれている。
このような高圧コイル2の外観形状は、たとえば第2図
に示すようなものとなり、コイルボビン6の鍔部7間に
上記コイルユニットを巻回形成するとともに、これらの
コイルユニットの間の溝部8にダイオード5a、5bを
配置している。
ところで、このようなコイルボビン形状では、ダイオー
ド5を配置するための溝部8が必要であることにより、
コイルボビン6の高さく軸方向の長さ)Hがその分高く
なり、フライバックトランスの外形寸法を太きくすると
いう欠点がある。
このため、一部のコイルボビン)4bを逆方向に巻回す
ることにより、第3図A、Bに示すように構威し、上記
溝部8を不要にするとともに、ダイオード5は第3図A
に示すように軸方向に配置することが行なわれている。
このような巻線構造によれば、2次側の高圧コイル2の
高さく軸方向の長さ)を低くでき、またコイルの浮遊容
量を少なくできる。
しかしながら、この第3図Aに示すようなコイルホビン
6’ノ鍔部7’の間隔は、ダイオード5′の本体の長さ
と同程度であることが多く、コイルの線材とダイオード
のリード線とをハンダ付けする際に釦けるダイオード本
体と・・ンダ付は点との距離を長くとることが困難であ
る。
このダイオード5′は、一般に半導体素子であシ、熱に
は極めて弱いため、ダイオード本体からある程度の距離
をもたせた位置でハンダ付けを行なうことが必要であシ
、上述のようにダイオード本体に近い位置でハンダ付け
を行なうと、ダイオードの特性劣化や破壊等の悪影響が
生じ、好ましくない。
本考案は、このような従来の実情に鑑みてなされたもの
であう、複数個のコイルユニットの一部を逆方向に接続
してフライバックトランスの外形寸法を小さくするよう
な高圧コイルの線材とダイオードのリード線とを接続す
る端子ピンであって、ダイオード本体から遠ざかった位
置で・・ンダ付けを行ない得るような端子ピンの提供を
目的とするものである。
以下、本考案に係る好ましい実施例について、図面を参
照しながら説明する。
第4図1よび第5図は、本考案の第1の実施例を示して
釦り、第4図は実施例としての端子ピン10を用いて成
るフライバックトランスの高圧コイル20を示す平面図
、第5図は上記端子ピン10のみを取シ出して示す斜視
図である。
これら第4図および第5図に釦いて、高圧コイル20は
、たとえば3個のコイルユニツ)21a。
21b、21cに分割され、コイルユニツ)21bカ他
のコイルユニツ)21a、21cに対して逆向きに巻回
されて釦り、これらのコイルユニット21a、21b、
21cは、それぞれダイオード22a、22bを介して
直列に接続されている。
ここで、コイルボビン23は、上記各コイルユニット2
1a、21b、21cを区分するための鍔部24a〜2
4dを有するとともに、コイルユニット21a、21b
、21cのそれぞれをさらに分割して耐圧向上を図るた
めの小鍔部25を有している。
次に、端子ピン10は、金属板等の導電体で形成されて
かり、コイルボビン23の鍔部24b。
24cの近傍に埋め込み固定するための脚部11と、コ
イルユニット21の線材の端部を巻き付けて電気的に接
続するための突部12と、ダイオード22のリード線2
6を・・ンダ付けして電気的に接続するための腕部13
とを一体的に有して成るとともに、この腕部13は、た
とえば端子ピン10の本体に対して折曲すること等によ
シ、ダイオード22から遠ざかる方向に延ばされている
さらに、上記脚部11は切り起し突片14を有してかり
、この切シ起こし突片14は埋め込み方向とは逆方向の
端部がやや切り起されていることから、端子ピン10に
抜は方向の力が加わっても切り起し突片14の先端が埋
め込み孔等の壁に引っ掛かり、抜は止め効果が得られる
突部12は、脚部13の両側部に2個形成されてトリ、
たとえば同一形状の一対の端子ピン10を用いる場合に
、一方を180°回転しても、コイルユニット21の線
材端部との接続を最短距離で行なえる。
この端子ピン10の突部12とコイルユニット21の線
材端部との接続は、単に線材を数回巻き付けるだけの、
いわゆるワイヤラッピング接続や、ハンダ付による接続
等を行なえばよい。
次に、腕部13には、先端部にダイオード22のリード
線26を挾み込むための切欠部15が形成されて釦り、
この切欠部15に釦いてリード線26との・・ンダ付は
接続がなされる。
この切欠部15は、ダイオード本体に対して端子ピン1
0の本体よりも遠い位置にあり、ハンダ付は点からダイ
オード本体1での距離をかせげる。
この腕部13は、端子ピン10の本体に対して、たとえ
ば4♂〜90°の角度をなすように折曲形成すればよく
、金属板等を切断あるいは打ち抜き力任した後に折曲し
たり、打ち抜きプレス加工時等に同時に折曲すればよい
このような端子ピン10をコイルボビン23に装着する
場合には、たとえば第4図に示すように、一対の端子ピ
ンをコイルボビン23の周方向の互いに異なる位置に配
置して、ダイオード26を鍔部24に対して斜めの方向
に支持すれば、ダイオード26本体とハンダ付は点との
間隔をさらに広くとれ好ましい。
勿論、第6図A、Hに示す他の具体例のように、コイル
ボビンの鍔部24に対して垂直な方向にダイオード22
を支持するような配置とすることも可能である。
この第6図で使用される端子ピン10は、上記第1の実
施例と同一物である。
以上のような構成を有する端子ピン10によれば、ダイ
オード22を支持するための1対の端子ピン10につい
て、それぞれの腕部13の・・ンダ付は点の間隔を広く
とることができ、ダイオード本体からハンダ付は点まで
の距離を長ぐとれる。
したがって、ダイオード22のリード線26を端子ピン
10の腕部にハンダ付けするときの熱による悪影響を極
めて小さく抑えることができるのみならず、リード線2
6が比較的長いことにより取り扱いも容易となり、・・
ング付は作業能率が向上する。
さらに、端子ピン10の脚部11の切り起し片14によ
り抜は止めがなされるため、埋め込み固定が容易かつ確
実に行なえる。
また、突部12が腕部13の両側部に形成されているた
め、1800回転しても、これらの突部12のいずれか
近い方にコイルユニット21の線材端部を巻き付は接続
することができ、同一形状で1対の端子ピン10を得る
ことができる。
さらに、腕部13の先端には、切欠部15が設けられて
かり、この切欠部15にダイオード22のリード線26
を挾み込んで仮止めすることができるため、ダイオード
22を装着するときの作業性も高まる。
次に、第7図は本考案の第2の実施例を示すものであり
、ダイオード22を第4図と同様に鍔部24に対して斜
めに配置する場合に、このダイオード22の配置方向に
沿って平行に腕部13′を延ばして形成された端子ピン
10を示している。
この場合も、腕部13はダイオード22から離れる向き
に延設されていることは勿論である。
他の構成は、上記第1の実施例と同様であり、同一の部
分に同一の参照番号を付して説明を省略する。
効果も第1の実施例と同様である。
な釦、本考案はこれらの実施例に限定されるものではな
く、たとえば突部12ば1個でもよいし、脚部11の切
り起し片や腕部13の切欠部15等は無くてもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る端子ピン
の特徴は、複数のユニットに分割された高圧コイルの各
コイルユニットを整流器を介して直列に接続するための
端子ピンにかいて、コイルボビンに埋め込み固定される
脚部と、上記コイルユニットの線材端部を接続するため
の突部と、上記整流器の本体から遠ざかる方向に延ばさ
れかつその先端部にて整流器のリード線と接続固定され
る腕部とを有して成ることである。
したがって、たとえばコイルユニットの一部を逆方向に
巻回して構成される高圧コイルであっても、ダイオード
のリード線のハンダ付は部分はダイオード本体から離れ
た位置とすることができ、ダイオードの取付作業が容易
に行なえるとともに、・・ンダ付けの際の熱によりダイ
オードへ及ぼす悪影響を極めて小さく抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はフライバックトランスの一例を示す回路図、第
2図は高圧コイルの一例の外観を概略的に示す平面図、
第3図A、Bは高圧コイルの他の例を示し、Aは回路図
、Bは概略平面図、第4図ないし第6図は本考案の第1
の実施例を示し、第4図は高圧コイルの外観を示す平面
図、第5図は端子ピン10のみを取り出して示す斜視図
、第6図は該端子ピン10の他の配置例を示し、Aは平
面図、Bは正面図、第7図は本考案の第2の実施例を示
す平面図である。 10 、10’・・・端子ピン、11・・・脚部、12
・・・突部、13・・−腕部、21・・・コイルユニッ
ト、22・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のユニットに分割された高圧コイルの各コイルユニ
    ットを整流器を介して直列に接続するための端子ピンに
    トいて、コイルボビンに埋め込み固定される脚部と、上
    記コイルユニットの線材端部を接続するための突部と、
    上記整流器の本体から遠ざかる方向に延ばされかつその
    先端部にて整流器のリード線と接続固定される腕部とを
    有して成ることを特徴とする端子ピン。
JP12687678U 1978-09-14 1978-09-14 端子ピン Expired JPS5932228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12687678U JPS5932228Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 端子ピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12687678U JPS5932228Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 端子ピン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5543387U JPS5543387U (ja) 1980-03-21
JPS5932228Y2 true JPS5932228Y2 (ja) 1984-09-10

Family

ID=29089119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12687678U Expired JPS5932228Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 端子ピン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842981Y2 (ja) * 1978-12-11 1983-09-29 富士写真フイルム株式会社 焼付装置の給版機構

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JPS5543387U (ja) 1980-03-21

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