JPS5931216B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS5931216B2
JPS5931216B2 JP2725574A JP2725574A JPS5931216B2 JP S5931216 B2 JPS5931216 B2 JP S5931216B2 JP 2725574 A JP2725574 A JP 2725574A JP 2725574 A JP2725574 A JP 2725574A JP S5931216 B2 JPS5931216 B2 JP S5931216B2
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JP
Japan
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wiring
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polycrystalline silicon
semiconductor substrate
diffusion
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JP2725574A
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公美 木村
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に、多層配線
構造を有する半導体装置の製造方法に関するものである
一般に、この種の多層配線構造を有する半導体装置とし
ては、ゲート電極に多晶シリコンを用いたいわゆるシリ
コンゲート電界効果半導体装置がある。
この半導体装置ではソース、ドレイン領域の形成時に、
これらの領域とは別にもう一つの拡散領域を半導体基板
内に設け、この拡散領域を配線領域として使用する場合
がある。また、上述した半導体装置は、半導体基板内に
設けられた拡散領域を配線領域として使用すると共に、
ゲート電極形成時に生じる多結晶シリコンを選択的に残
しておき、これを配線層として用いている。このように
、多結晶シリコンゲート電極並びに配線層として使用す
る半導体装置を製造する場合、多結晶シリコンを導体化
するため、多結晶シリコ5 ンに不純物拡散を行なう必
要がある。
一般に、この不純物拡散は工程の重複をさけるために、
半導体基板にソース、ドレイン領域及び上述した配線領
域を形成する拡散工程と同時に行なわれるのが普通であ
る。
0 しかしながら、多結晶シリコンヘの不純物拡散を半
導体基板に対する不純物拡散と同時に行なう方法では、
半導体基板内に設けられた拡散配線領域上部に位置する
多結晶シリコンを除去しなければ、配線領域を形成でき
ない。
このため、配線層5 域上に絶縁膜を介して多結晶シリ
コンによつて構成される配線層を搭載することは困難で
ある。従つて、この半導体装置では配線領域と配線層と
が重ね合わないように構成され、完全な多層配線構造が
望めず、装置の小型化を阻む一因となつo ている。本
発明の目的は半導体基板内の配線領域と、半導体基板上
に配置される配線層とを重ね合わせることができる半導
体装置の製造方法を提供することである。
5 本発明の他の目的はより高密度化が期待できる半導
体装置の製造方法を提供することである。
本発明は半導体基板内に配線領域を形成する方法におい
て、半導体基板の前記配線領域を形成すべき区域と絶縁
膜を介して交叉する上部配線層をo 形成する工程と、
この上部配線層の両側から該上部配線層下の前記区域内
の部分で拡散層が連続するように不純物拡散を行なうこ
とで前記配線領域を形成する工程とを有することを特徴
とするものである。5 本発明の特徴は配線領域が上部
配線層の両側からの不純物拡散によつて形成されること
にあり、このようにして形成された拡散領域は配線層の
下に設けられた絶縁層の下に横方向に拡がり、連続的な
伝導性を有する配線領域が形成できる。
また、同時に、配線層自身にも不純物拡散が行われ、配
線層として必要な導電性を持たせることができる。以下
、本発明を図面を参照して説明する。第1図A及びBは
従来の半導体装置の一例を説明するための断面図及び平
面図である。
第1図を参照すると、半導体基板1にはソース領域9及
びドレイン領域10のほかに、配線領域4が拡散により
形成されている。また、ソース領域9及びドレイン領域
10間の領域には、ゲート絶縁膜5及び多結晶シリコン
によつて構成されたゲート電極7が一部ソース、ドレイ
ン領域と重なるように設けられている。更に、半導体基
板1上の絶縁膜2には多結晶シリコンによる配線層8,
ざが形成され、且つ、配線層8,8′間を接続するため
に、アルミニウム金属膜からなる配線層12が設けられ
ている。このように、多層配線層を有する半導体装置を
製造する場合、まず、半導体基板1の表面上に二酸化ケ
イ素(SlO2)2を形成し、ソース、ドレイン領域、
ゲート領域に相当する部分の絶縁膜及び配線領域を設け
る区域の絶縁膜2を選択的に除去し、半導体基板1の表
面を露出させる。
次に、酸素雰囲気中で熱酸化して、ゲート絶縁膜5を形
成した後、全表面に多結晶シリコン膜を設ける。この多
結晶シリコン膜を選択的にエツチングし、ゲート電極7
及び配線層8,8′を形成する。更に、半導体基板1上
に被着された絶縁膜5ゲート絶縁膜となるべき部分を残
して除去し、配線領域4、ソース領域9、ドレイン領域
10に相当する部分の半導体基板を露出させる。このよ
うに、半導体基板1の表面が選択的に露出し、且つ、多
結晶シリコン層8,8′及びゲート電極7が外部にあら
れれている状態で不純物拡散を行なう。
これによつて、半導体基板1の露出面及び多結晶シリコ
ン面に不純物拡散、更には押込みが行なわれ、導電性を
有するソース領域9、ドレイン領域10、多結晶シリコ
ンゲート電極7及び多結晶シリコ7配線層8,8′が形
成される。次に、露出面全面に絶縁膜11を被着した後
、多結晶シリコン配線層8,8′の接続部分を開孔する
。続いて、アルミニウム金属配線膜を全面に被着した後
、これを選択的にエツチングし、多結晶シリコン配線層
8,8′を電気的に結合するアルミニウム金属膜配線層
12を形成する。上述した方法では、半導体基板上に拡
散領域を設ける工程と、基板上に配置された多結晶シリ
コンを導電性にする工程とを同時に行なつている。
従つて、拡散領域によつて構成される配線領域と多結晶
シリコン膜とが重なり合つた多層配線にすることは難し
い。第2図ないし第11図は本発明の一実施例を工程順
に示す図である。
ここでは電界効果トランジスタとしてPチヤンネルシリ
コンゲートMOSトランジスタの場合について説明する
。第2図を参照すると、N型シリコン基板101(例え
ば比抵抗6Ω・C7n)上に二酸化ケイ素からなる絶縁
被膜102が熱酸化法によつて厚さ8000A形成され
る。
次に、第3図に示すように、絶縁被膜102を写真蝕刻
法により選択的に開孔し、半導体基板101の表面を露
出させ、電界効果トランジスタの活性化領域103及び
配線区域104を決定する。この場合、二酸化ケイ素膜
102のエツチング液としては弗酸液が適当である。更
に、第4図に示すように、半導体基板101の露出した
領域103,104に、1000λの厚さの二酸化ケイ
素膜105を熱酸化により被着する。
なお、この場合、絶縁膜105としてはSi3N4,A
l2O3等であつてもよい。続いて、第5図のように、
絶縁膜102,105の全表面に、多結晶シリコン膜1
06をモノシラン(SiLI4)の熱分解によつて、厚
さ5000人形成する。次に、第6図A,Bに示すよう
に、写真蝕刻法により、多結晶シリコ7配線層106を
選択エツチングし、ゲート電極107及び多結晶シリコ
ン配線層108を決定する。
ダ工お、多結晶シリコン膜106のエツチングは硝酸一
氷酢酸一弗酸系エツチング液で行なう。この状態におい
て多結晶シリコン配線層108は第6図Aのように、配
線区域104上で絶縁膜105を介して、この配線区域
104と交叉している。また、多結晶シリコン゛配線層
108は第6図Bの平面図からも明らかな通り、配線区
域104と交叉する部分において、配線層の幅が狭くな
るように、即ち、半導体基板101の配線区域104の
一部が露出するようにエツチングされている。この実施
例では、8μの幅をもつ配線層108を配線区域104
との交叉部分において、3μずつの幅に分割し、配線層
108の内部に隙間を設けている。第7図A,Bは第6
図A,Bの次の工程を説明するための図であり、第7図
Aは第6図BOa一a′線に沿う断面図、第7図Bは第
6図B(7)b−V線に沿う断面図である。
第7図Aを参照すると、ゲート電極107の下に位置す
るゲート絶縁膜105を残して、他の活性化領域上の絶
縁膜が除去されている。また、第7図Bを参照すると、
多結晶シリコン膜108下の絶縁膜105だけを残して
他の部分の絶縁膜105を除去し、半導体基板101の
表面を露出させている。このように、ソース、ドレイン
を形成すべき領域109,110が露出し、且つ、配線
領域を形成すべき配線区域104の一部が露出した状態
で不純物を拡散し、拡散後、押込みを行なう。第8図A
及びBは不純物の拡散、押込みを行なつた後の状態を示
す図であり、それぞれ第7図A及びBに対応している。
図に示すように、半導体基板101の露出面にソース領
域の拡散層109′ドレイン領域の拡散層110汲び配
線領域の拡散層104′が形成される。このとき、多結
晶シリコン配線層108と絶縁膜105を介して交叉す
る配線区域104では、幅の狭い多結晶シリコン配線層
108の両端から不純物が押込まれるため、拡散預域が
横方向に広がり、第8図Bのように連続した不純物拡散
領域104′が得られる。このことからも明らかな通り
、幅の狭い多結晶シリコン層108の幅は拡散領域の横
方向の広がりを考慮して選ばれている。また、この不純
物の拡散、押込みによつて、多結晶シリコンゲート膜1
07及び多結晶シリコン膜108は導電性となり、電極
及び配線層としての機能をもつ。なお、この実施例では
N型シリコン基板に拡散される不純物として三塩化ボロ
ン(BCl3)を用い、拡散による層抵抗を50(Ω/
d)にした。次に、第9図に示すように、素子全面に、
モノシラン(SiI−114)と酸素(02)との化学
結合によつて、0.5μの厚さの絶縁被膜111を形成
し、写真蝕刻法により絶縁被膜111を選択エツチング
する。
これによつて、多結晶シリコン配線層108及び多結晶
シリコンゲート電極107が一部露出されるか、あるい
はJ配線領域104′、ソース領域105、ドレイン領
域110′の一部が露出され、次に形成されるアルミニ
ウム金属被膜による接続に備える。この状態で第10図
に示すように、アルミニウム等の金属被膜112が素子
の表面に1.0μ被着される。この後、第11図のよう
に、写真蝕刻法により、金属被膜112を選択エツチン
グし、配線層を形成する。なお、アルミニウム金属被膜
のエツチングは燐酸によつて行なつた。以上述べたよう
に、本発明によれば工程を増加させることなく、半導体
基板表面に拡散によつて形成される配線領域と多結晶シ
リコン層とを絶縁膜を介して積層することが可能である
従つて、半導体基板内の配線領域、多結晶シリコン配線
層及び金属被膜配線層の三配線層がそれぞれ絶縁被膜を
介して、同一部分に重なり合つた配線構造が得られ、高
密度の集積回路を製造することができる。また、本発明
では多層配線構造を従来の製造工程より少ない工程で同
一機能を有する半導体装置を製造することが可能である
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBは従来の半導体装置の構造を示す断面図
及び平面図、第2図ないし第11図は本発明の一実施例
を工程順に説明するための図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板内に配線領域を形成する半導体装置の製
    造方法において、前記半導体基板の前記配線領域を形成
    すべき区域と絶縁膜を介して交叉する上部配線層を形成
    する工程と、前記上部配線層の両側から該上部配線層下
    の前記区域内の部分で拡散層が連続するように不純物拡
    散を行ない前記配線領域を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2725574A 1974-03-11 1974-03-11 半導体装置の製造方法 Expired JPS5931216B2 (ja)

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JPS50120970A JPS50120970A (ja) 1975-09-22
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JPH0423510B2 (ja) * 1983-04-12 1992-04-22 Amada Co Ltd
CN106516620A (zh) * 2016-12-26 2017-03-22 贵阳普天物流技术有限公司 一种环形分拣机的驱动方法及装置

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JPS5441085A (en) * 1977-09-07 1979-03-31 Nec Corp Insulated gate field effect semiconductor device

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