JPS5931046B2 - 光学機械用羽根 - Google Patents
光学機械用羽根Info
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- JPS5931046B2 JPS5931046B2 JP50033194A JP3319475A JPS5931046B2 JP S5931046 B2 JPS5931046 B2 JP S5931046B2 JP 50033194 A JP50033194 A JP 50033194A JP 3319475 A JP3319475 A JP 3319475A JP S5931046 B2 JPS5931046 B2 JP S5931046B2
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- JP
- Japan
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- blade
- permanent magnet
- blades
- shutter
- sheet
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/02—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
- G02B26/04—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light by periodically varying the intensity of light, e.g. using choppers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/02—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/36—Sliding rigid plate
- G03B9/40—Double plate
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学機械用羽根、特に電磁力で駆動される光学
機械用羽根に関するものである。
機械用羽根に関するものである。
カメラ内部の構造をできるだけ部品の少ない簡単なもの
にすることは、カメラを軽量かつ小型にし、作動を確実
にして故障を少なくするばかりでなく、さらにはコスト
ダウンに寄与するもので、極めて重要であり、常に強く
要望されていることである。
にすることは、カメラを軽量かつ小型にし、作動を確実
にして故障を少なくするばかりでなく、さらにはコスト
ダウンに寄与するもので、極めて重要であり、常に強く
要望されていることである。
カメラ内部の各機構を機械的手段のみによつて作動させ
るのは構造が複雑となり、部品数が増大するばかりでな
く、故障を招く原因ともなるため好ましくない。
るのは構造が複雑となり、部品数が増大するばかりでな
く、故障を招く原因ともなるため好ましくない。
そのため、特に近年では、カメラの作動部の主要部分を
占めるシャッター、絞り等を電気的に制御し、作動させ
ることが注目され、既に周知のように電気回路によつて
制御されるシャッター、絞り等を備えたカメラが多数提
供されている。しかしながら、従来のこの種のカメラに
おいては、電気回路は各部の作動のタイミングを制御す
るだけであつて、実際の駆動はスプリング等の機械力に
よつているのが殆どであつた。
占めるシャッター、絞り等を電気的に制御し、作動させ
ることが注目され、既に周知のように電気回路によつて
制御されるシャッター、絞り等を備えたカメラが多数提
供されている。しかしながら、従来のこの種のカメラに
おいては、電気回路は各部の作動のタイミングを制御す
るだけであつて、実際の駆動はスプリング等の機械力に
よつているのが殆どであつた。
すなわち、シャッターセットなどの操作でスプリングカ
を蓄積し、そのスプリングカをロック部材で保持せしめ
ておき、電気回路によつて制御されるソレノイド等によ
つて所望の時にそのロック部材を外し、その蓄積された
スプリングカを解放しその力で作動部材を駆動するよう
になつているのが普通である。このように蓄積されたス
プリングカをソレノイドの作用で解放するようにしたカ
メラにおいては、露出制御は電気回路で行なうことがで
きるものの部材の運動の動力はスプリング等の機械力に
よつているため、機械的力を伝達するための運動伝達機
構が必要とされ、カメラの構造は相当複雑になり、製作
上コストも大きい。
を蓄積し、そのスプリングカをロック部材で保持せしめ
ておき、電気回路によつて制御されるソレノイド等によ
つて所望の時にそのロック部材を外し、その蓄積された
スプリングカを解放しその力で作動部材を駆動するよう
になつているのが普通である。このように蓄積されたス
プリングカをソレノイドの作用で解放するようにしたカ
メラにおいては、露出制御は電気回路で行なうことがで
きるものの部材の運動の動力はスプリング等の機械力に
よつているため、機械的力を伝達するための運動伝達機
構が必要とされ、カメラの構造は相当複雑になり、製作
上コストも大きい。
したがつて、部材の運動の動力をも電気特にコイルと永
久磁石の組合せ等の電磁力に求めようとする考えがある
。
久磁石の組合せ等の電磁力に求めようとする考えがある
。
しかしながら、コイルの，駆動力はコイルの巻数とコイ
ルを流れる電流の大きさによつて決定されるため、カメ
ラ内の限られたスペースに収納される電池等の小電源に
よつて駆動するためにはコイルの巻数を増やさねばなら
ず、したがつてコイルが極めて大きくなるため、従来は
実現困難であつた。
ルを流れる電流の大きさによつて決定されるため、カメ
ラ内の限られたスペースに収納される電池等の小電源に
よつて駆動するためにはコイルの巻数を増やさねばなら
ず、したがつてコイルが極めて大きくなるため、従来は
実現困難であつた。
本発明者は前にこのような現状に鑑みて、カメラ内の制
限されたスペースに配された小さい電源でも大きい電気
的１駆動力を発揮することを可能にする電源回路を発明
し、出願した。
限されたスペースに配された小さい電源でも大きい電気
的１駆動力を発揮することを可能にする電源回路を発明
し、出願した。
同発明者はこれによつて、電気的駆動力（コイルの電磁
力）でカメラ内の作動部材を高速で，駆動することを可
能にし、カメラ内の機械的構造を簡単にし、部品数を減
らしてカメラ製作上のコストを大巾に減らすことを目的
とするものであつた。本発明は前述のようなことに鑑み
、上記発明の電源回路で１駆動するのに好適で軽量かつ
コストの安い光学機械用羽根を提供することを目的とす
るものである。
力）でカメラ内の作動部材を高速で，駆動することを可
能にし、カメラ内の機械的構造を簡単にし、部品数を減
らしてカメラ製作上のコストを大巾に減らすことを目的
とするものであつた。本発明は前述のようなことに鑑み
、上記発明の電源回路で１駆動するのに好適で軽量かつ
コストの安い光学機械用羽根を提供することを目的とす
るものである。
すなわち本発明の光学機械用羽根は例えば黒色顔料を含
有せしめて、遮光性を有するようにした熱可塑性樹脂ま
たは熱硬化性樹脂の厚みのほぼ中央にフイルム状永久磁
石シートを封入してなることを特徴とするものである。
有せしめて、遮光性を有するようにした熱可塑性樹脂ま
たは熱硬化性樹脂の厚みのほぼ中央にフイルム状永久磁
石シートを封入してなることを特徴とするものである。
周知のようにシヤツタ一や絞りは必要に応じて１／５０
０秒、１／１０００秒というような極めて短い時間だけ
開放する場合があり、このような時のシヤツタ一羽根や
絞り羽根の運動速度は極めて大きい。
０秒、１／１０００秒というような極めて短い時間だけ
開放する場合があり、このような時のシヤツタ一羽根や
絞り羽根の運動速度は極めて大きい。
このような高速運動においては羽根の質量による慣性が
シヤツタ一羽根や絞り羽根の速度に影響し、始動時の遅
れや停止時の慣性運動までが問題となる。したがつてシ
ヤツタ一羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根（以後単に
羽根と称する）はでき得る限り軽いのが望ましい。従来
の羽根は厚さ０．０４ｍｍ程度の鉄鋼又は鉄系合金（ス
テンレス）等のシートから形成されていて、表面で光が
反射されないように、表面に黒色艷消しの塗膜を施して
あるのが殆どである。
シヤツタ一羽根や絞り羽根の速度に影響し、始動時の遅
れや停止時の慣性運動までが問題となる。したがつてシ
ヤツタ一羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根（以後単に
羽根と称する）はでき得る限り軽いのが望ましい。従来
の羽根は厚さ０．０４ｍｍ程度の鉄鋼又は鉄系合金（ス
テンレス）等のシートから形成されていて、表面で光が
反射されないように、表面に黒色艷消しの塗膜を施して
あるのが殆どである。
しかしながら、このような従来の金属羽根は、金属性で
あるが故にまた特にシヤツタ一兼用の絞り羽根などの場
合には複数枚の羽根が密接に重なり合つて摺動するため
、各羽根のエツジが鋭い刃物のような作用をして、前記
のような表面の塗膜を削りとつてしまう場合が多い。こ
の削りとられた塗膜は粉塵となつてレンズの表面に落下
し、フレア一を引き起こしたり、画質を低下させる原因
となつたりする。また金属光沢を消すために、艶消し塗
装をする作業も１枚１枚の羽根が僅か数１０ミクロンの
厚みであるために相当困難であり、またコスト高ともな
る。
あるが故にまた特にシヤツタ一兼用の絞り羽根などの場
合には複数枚の羽根が密接に重なり合つて摺動するため
、各羽根のエツジが鋭い刃物のような作用をして、前記
のような表面の塗膜を削りとつてしまう場合が多い。こ
の削りとられた塗膜は粉塵となつてレンズの表面に落下
し、フレア一を引き起こしたり、画質を低下させる原因
となつたりする。また金属光沢を消すために、艶消し塗
装をする作業も１枚１枚の羽根が僅か数１０ミクロンの
厚みであるために相当困難であり、またコスト高ともな
る。
更に、金属羽根の場合には、比重が最低でも７．０と相
当大きく、前記のように高速運動の際の質量による慣性
が問題となつていた。
当大きく、前記のように高速運動の際の質量による慣性
が問題となつていた。
特開昭４９−８４２３２号にはこのような欠点を除去し
、更に羽根を軽量化するために「非有機質の繊維材料に
、黒色顔料を配合した熱硬化性樹脂液を含浸せしめ、こ
れを硬化処理してなる成形物の表面に艷消し用の微小な
凹凸を設けたことを特徴とする光学機械用羽根」を使用
することを提案している。
、更に羽根を軽量化するために「非有機質の繊維材料に
、黒色顔料を配合した熱硬化性樹脂液を含浸せしめ、こ
れを硬化処理してなる成形物の表面に艷消し用の微小な
凹凸を設けたことを特徴とする光学機械用羽根」を使用
することを提案している。
このような合成樹脂製の羽根は軽量であり、遮光性を与
えたり、表面に反射が起こらないようにしたりする加工
が簡単であるなどの長所を有している。
えたり、表面に反射が起こらないようにしたりする加工
が簡単であるなどの長所を有している。
本発明の羽根はこのような合成樹脂製の羽根の厚みのほ
ぼ中央に永久磁石のフイルム状シートを封入（後に定義
する）して一体的にもしくはラミネート成形したことを
特徴とするものである。
ぼ中央に永久磁石のフイルム状シートを封入（後に定義
する）して一体的にもしくはラミネート成形したことを
特徴とするものである。
前記のような電磁力でシヤツタ一羽根や絞り羽根を高速
で駆動するためにはそれらの羽根が、機械的に１駆動す
る時以上に軽量であるのが望ましいのは言うまでもなく
、更に、各羽根の駆動のために各羽根に固定される永久
磁石が羽根の外面に露出していたのでは、羽根どうしや
他の部材との接触時に不都合であるため、このように羽
根内部に永久磁石を封入した羽根が望ましいのである。
さらに、本願に係る第２の発明は永久磁石を封入したプ
ラスチツク羽根の製造を容易にするとともに強度を増す
ために永久磁石に複数個の貫通孔を施したことを特徴と
するものである。
で駆動するためにはそれらの羽根が、機械的に１駆動す
る時以上に軽量であるのが望ましいのは言うまでもなく
、更に、各羽根の駆動のために各羽根に固定される永久
磁石が羽根の外面に露出していたのでは、羽根どうしや
他の部材との接触時に不都合であるため、このように羽
根内部に永久磁石を封入した羽根が望ましいのである。
さらに、本願に係る第２の発明は永久磁石を封入したプ
ラスチツク羽根の製造を容易にするとともに強度を増す
ために永久磁石に複数個の貫通孔を施したことを特徴と
するものである。
こうすることにより、フイルム状の永久磁石シートの上
下にあるプラスチツク材料が互いに連結し合つて破壊し
にくくなり、羽根の機械的強度が増大する。また、本願
に係る第３の発明は永久磁石を封入した羽根をプラスチ
ツク成形によつて製造するのを容易にするために、永久
磁石シートの表裏両面に複数個の高さの等しい突起を設
け、これによつて永久磁石シートがプラスチツクの厚さ
のちようど中央に封入されて成形されるようにしたこと
を特徴とするものである。以下図面を参照して、本発明
の一実施例について詳しく説明する。
下にあるプラスチツク材料が互いに連結し合つて破壊し
にくくなり、羽根の機械的強度が増大する。また、本願
に係る第３の発明は永久磁石を封入した羽根をプラスチ
ツク成形によつて製造するのを容易にするために、永久
磁石シートの表裏両面に複数個の高さの等しい突起を設
け、これによつて永久磁石シートがプラスチツクの厚さ
のちようど中央に封入されて成形されるようにしたこと
を特徴とするものである。以下図面を参照して、本発明
の一実施例について詳しく説明する。
第１図は本発明の羽根の一実施例を示す平面図、第２図
はそのｎ−線に沿つた縦断面図、第３図は第２図の羽根
に封入された永久磁石シートを示す平面図である。第１
図において本実施例の羽根１は例えばフオーカルプレン
シヤツタ一の先幕または後幕相当に使用されるもので長
方形をしており、第２図に示すようにプラスチツクシー
ト２の厚みの中央にその長さ方向に着磁された０．１〜
０，２ｍｍ厚のフイルム状永久磁石シート１０が封入さ
れている。
はそのｎ−線に沿つた縦断面図、第３図は第２図の羽根
に封入された永久磁石シートを示す平面図である。第１
図において本実施例の羽根１は例えばフオーカルプレン
シヤツタ一の先幕または後幕相当に使用されるもので長
方形をしており、第２図に示すようにプラスチツクシー
ト２の厚みの中央にその長さ方向に着磁された０．１〜
０，２ｍｍ厚のフイルム状永久磁石シート１０が封入さ
れている。
この永久磁石シート１０は複数個の貫通孔１１と高さの
等しい複数個の突起部１２を有している。この孔１１に
はプラスチツクシート２を形成するプラスチツク材料の
一部が上下から入り込んでいて、プラスチツクシート２
と永久磁石シー口０の剥離を防止して羽根１の強度を増
すとともに、羽根１を全体とレＣ軽くするためのもので
ある。また突起部１２は上下にほぼ同数、同じ高さに突
き出ていて、羽根１の成形時にプラスチツクシート２の
厚みの中央に永久磁石シート１０が正しく位置するよう
に成形時の型と永久磁石シートの間のスペーサの役をす
る。これによつて永久磁石シート１０はプラスチツクシ
ート２の厚みの中央に封入され、磁石シート１０の上と
下のプラスチツクの厚さの違いによる羽根の温度変化に
よる反りを防止することができる。プラスチツクシート
２はポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル
等の熱可塑性樹脂又はレゾール型フエノール樹脂、キシ
レン樹脂とフエノール樹脂の共縮合樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等
の熱硬化性樹脂にカーボンブラツク等の黒色顔料を含有
せしめて、遮光性を有するようにしたもので、羽根は多
少の剛性を必要とするので必要に応じて炭素繊維や硬質
ゴムなどの繊維状補強剤を含有せしめる。
等しい複数個の突起部１２を有している。この孔１１に
はプラスチツクシート２を形成するプラスチツク材料の
一部が上下から入り込んでいて、プラスチツクシート２
と永久磁石シー口０の剥離を防止して羽根１の強度を増
すとともに、羽根１を全体とレＣ軽くするためのもので
ある。また突起部１２は上下にほぼ同数、同じ高さに突
き出ていて、羽根１の成形時にプラスチツクシート２の
厚みの中央に永久磁石シート１０が正しく位置するよう
に成形時の型と永久磁石シートの間のスペーサの役をす
る。これによつて永久磁石シート１０はプラスチツクシ
ート２の厚みの中央に封入され、磁石シート１０の上と
下のプラスチツクの厚さの違いによる羽根の温度変化に
よる反りを防止することができる。プラスチツクシート
２はポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル
等の熱可塑性樹脂又はレゾール型フエノール樹脂、キシ
レン樹脂とフエノール樹脂の共縮合樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等
の熱硬化性樹脂にカーボンブラツク等の黒色顔料を含有
せしめて、遮光性を有するようにしたもので、羽根は多
少の剛性を必要とするので必要に応じて炭素繊維や硬質
ゴムなどの繊維状補強剤を含有せしめる。
なお、本実施例においては、第３図に示すように孔１１
および突起部１２を規則正しく並べたが、これらは前述
のような目的のものであるから、全体に亘つて設けられ
ていればランダムでもよいし、どのように並んでいても
よいし、その形状に制限はない。
および突起部１２を規則正しく並べたが、これらは前述
のような目的のものであるから、全体に亘つて設けられ
ていればランダムでもよいし、どのように並んでいても
よいし、その形状に制限はない。
場合によつては、これらの一切ない平面状永久磁石シー
トをプラスチツクの内部に封入して成形してもよい。ま
た、全体としての羽根の形状も、本実施例においては長
方形としたが、この形状は目的に応じて変えるべきもの
であることは言うまでもない。
トをプラスチツクの内部に封入して成形してもよい。ま
た、全体としての羽根の形状も、本実施例においては長
方形としたが、この形状は目的に応じて変えるべきもの
であることは言うまでもない。
なお、このような羽根の製造方法としては、所望の形状
に打ち抜いた永久磁石シートを黒色顔料、繊維補強剤等
を混入したポリマーとともに、この中央に位置するよう
に射出成形してもよいし、２枚のプラスチツクシートの
間に挾んでラミネートしてもよいし、その他従来公知の
種々の方法を使用することができる。また特にシヤツタ
一羽根や絞り羽根として使用する時には適当な方法で表
面を艶消し処理して使用するのが望ましい。
に打ち抜いた永久磁石シートを黒色顔料、繊維補強剤等
を混入したポリマーとともに、この中央に位置するよう
に射出成形してもよいし、２枚のプラスチツクシートの
間に挾んでラミネートしてもよいし、その他従来公知の
種々の方法を使用することができる。また特にシヤツタ
一羽根や絞り羽根として使用する時には適当な方法で表
面を艶消し処理して使用するのが望ましい。
また、多数の貫通孔を有する１枚の大きな永久磁石シー
トを２枚の大きな熱可塑性プラスチツクシートの間に挾
み、これを両面から加熱して前記貫通孔において上下の
シートを熱融着させ、その後その大きな３層からなるラ
ミネートシートを切断して複数枚の羽根を作るようにし
てもよい。
トを２枚の大きな熱可塑性プラスチツクシートの間に挾
み、これを両面から加熱して前記貫通孔において上下の
シートを熱融着させ、その後その大きな３層からなるラ
ミネートシートを切断して複数枚の羽根を作るようにし
てもよい。
この場合にはその切断面から永久磁石シートが露出する
ことになるが、このような場合も含めて本明細書におい
ては「封入」と称することとする。次に、本発明の一実
施例による羽根をシヤツタ一羽根に使用した例を第４〜
６図によつて説明する。第４図に示すように本実施例の
羽根２０は略長方形で一方の端部にくさび形切欠き２１
を有し、他方の端部付近に、長さ方向に着磁されている
永久磁石シート２２を封入して有している。
ことになるが、このような場合も含めて本明細書におい
ては「封入」と称することとする。次に、本発明の一実
施例による羽根をシヤツタ一羽根に使用した例を第４〜
６図によつて説明する。第４図に示すように本実施例の
羽根２０は略長方形で一方の端部にくさび形切欠き２１
を有し、他方の端部付近に、長さ方向に着磁されている
永久磁石シート２２を封入して有している。
その他は第１の実施例と全く同様である。第５および６
図は本実施例の羽根２０を２枚、いわゆるギロチンシヤ
ツタ一のシヤツタ一羽根として使用した例を示す平面図
および縮断面図である。第５および６図において、第４
図に示すような第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２
がシヤツタ一枠３０の２本のガイド溝３３，３４に別々
に摺動自在に挿入されている。
図は本実施例の羽根２０を２枚、いわゆるギロチンシヤ
ツタ一のシヤツタ一羽根として使用した例を示す平面図
および縮断面図である。第５および６図において、第４
図に示すような第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２
がシヤツタ一枠３０の２本のガイド溝３３，３４に別々
に摺動自在に挿入されている。
この２枚のシヤツタ一羽根３１，３２は遮光時には第５
図に示すように図示してないスプリング手段によつてス
トツパ一３１ａ，３２ａに当接せしめられている。また
、第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２の永久磁石シ
ート３５，３６とシヤツタ一枠３０の周囲に巻装されて
いる第１、第２のコイル３ｒ，３８との間に生ずる磁力
で第１のシヤツタ一羽根３１は左方へ、第２のシヤツタ
一羽根３２は右方へ前記スプリング手段の力に抗して摺
動せしめられるようになつている。この時両羽根３１，
３２のくさび形の切欠き３１ｂ，３２ｂがフイルムアパ
ーチヤ一ＦＡを開放以 フイルムを露光する。両羽根３
１，３２の復動すなわち、フイルムアパーチヤ一ＦＡを
再閉鎖する動作は前記スプリング手段の力で行なわれ、
このシヤツタ一のシヤツタ一速度は第１、第２のコイル
３ｒ，３８に通電する時間の長さを変えることによつて
制御される。更に高速のシヤツタ一速度を得るには第１
、第２のコイル３乙 ３８に逆極性の電流を流し、復動
も電磁力で行なうようにすればよい。なお、このシヤツ
タ一は第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２の走行す
る長さを段カム等の適当な手段で変えることによつて、
両羽根の端部のくさび形の切欠き３１ｂ，３２ｂが提供
する開口の大きさを変えることができ、これによつてシ
ヤツタ一と絞りを兼用するようにすることができる。
図に示すように図示してないスプリング手段によつてス
トツパ一３１ａ，３２ａに当接せしめられている。また
、第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２の永久磁石シ
ート３５，３６とシヤツタ一枠３０の周囲に巻装されて
いる第１、第２のコイル３ｒ，３８との間に生ずる磁力
で第１のシヤツタ一羽根３１は左方へ、第２のシヤツタ
一羽根３２は右方へ前記スプリング手段の力に抗して摺
動せしめられるようになつている。この時両羽根３１，
３２のくさび形の切欠き３１ｂ，３２ｂがフイルムアパ
ーチヤ一ＦＡを開放以 フイルムを露光する。両羽根３
１，３２の復動すなわち、フイルムアパーチヤ一ＦＡを
再閉鎖する動作は前記スプリング手段の力で行なわれ、
このシヤツタ一のシヤツタ一速度は第１、第２のコイル
３ｒ，３８に通電する時間の長さを変えることによつて
制御される。更に高速のシヤツタ一速度を得るには第１
、第２のコイル３乙 ３８に逆極性の電流を流し、復動
も電磁力で行なうようにすればよい。なお、このシヤツ
タ一は第１、第２のシヤツタ一羽根３１，３２の走行す
る長さを段カム等の適当な手段で変えることによつて、
両羽根の端部のくさび形の切欠き３１ｂ，３２ｂが提供
する開口の大きさを変えることができ、これによつてシ
ヤツタ一と絞りを兼用するようにすることができる。
次に、本発明の羽根を利用した２枚羽根の電動絞りの例
を第ｒ図に示す。第γ図において、電動絞り４０は図示
のような形状の第１、第２の絞り羽根４１，５１と第１
、第２のコイル５２刀）ら構成され、第１の絞り羽根４
１と第２の絞り羽根５１の間に形成される開口５０の大
きさを変化させることによつて絞り量を制御するもので
ある。
を第ｒ図に示す。第γ図において、電動絞り４０は図示
のような形状の第１、第２の絞り羽根４１，５１と第１
、第２のコイル５２刀）ら構成され、第１の絞り羽根４
１と第２の絞り羽根５１の間に形成される開口５０の大
きさを変化させることによつて絞り量を制御するもので
ある。
第１の絞り羽根４１はその右側の翼状部分に永久磁石シ
ート４３を有していて、その部分力幼メラ内に固定され
た第１のコイル４２内に挿入されている。
ート４３を有していて、その部分力幼メラ内に固定され
た第１のコイル４２内に挿入されている。
この永久磁石シート４３と第１のコイル４２は第１のコ
イル４２に通電した時互いに同極性となつて反発するよ
うに組み合わされている。また、第１の絞り羽根４１は
その下端部を軸４４に回動自在に軸支されていてバネ４
５によつて時計方向に付勢されている。したがつて、第
１のコイル４２に通電されて第１のコイル４２と永久磁
石シート４３とが反発し合うと第１の絞り羽根４１はバ
ネ４５に抗して反時計方向に回動し、その反発力とバネ
４５の力が”等しくなつた位置で停止する。
イル４２に通電した時互いに同極性となつて反発するよ
うに組み合わされている。また、第１の絞り羽根４１は
その下端部を軸４４に回動自在に軸支されていてバネ４
５によつて時計方向に付勢されている。したがつて、第
１のコイル４２に通電されて第１のコイル４２と永久磁
石シート４３とが反発し合うと第１の絞り羽根４１はバ
ネ４５に抗して反時計方向に回動し、その反発力とバネ
４５の力が”等しくなつた位置で停止する。
その反発力は第１のコイル４２を流れる電流の大きさに
よつて変化するから、電流の大きさを変えることによつ
て第１の絞り羽根４１の回動量を変えることができる。
第２の絞り羽根５１も全く同様になつていて、第２のコ
イル５２に通電することによつて時計方向に回動する。
したがつて、前記開口５０は第１、第２のコイル４２，
５２に流す電流を大きくすれば小さな絞りとなり、小さ
くすれば大きな絞りとなる。
よつて変化するから、電流の大きさを変えることによつ
て第１の絞り羽根４１の回動量を変えることができる。
第２の絞り羽根５１も全く同様になつていて、第２のコ
イル５２に通電することによつて時計方向に回動する。
したがつて、前記開口５０は第１、第２のコイル４２，
５２に流す電流を大きくすれば小さな絞りとなり、小さ
くすれば大きな絞りとなる。
このように本例の電動絞りは第１、第２のコイル４２，
５２に流す電流の大きさを変えることによつて、簡単に
絞りを制御することができ、特に自動露出制御に好適で
ある。以上詳しく説明したように本発明の光学機械用羽
根はプラスチツクシートの間に薄い永久磁石シートを封
入したものであるから、極めて軽量であり、コイルと永
久磁石の組合せによる電磁力で１駆動する装置に適して
いる。
５２に流す電流の大きさを変えることによつて、簡単に
絞りを制御することができ、特に自動露出制御に好適で
ある。以上詳しく説明したように本発明の光学機械用羽
根はプラスチツクシートの間に薄い永久磁石シートを封
入したものであるから、極めて軽量であり、コイルと永
久磁石の組合せによる電磁力で１駆動する装置に適して
いる。
しかも、コイルでなく永久磁石を埋め込んであるから、
羽根の中からリード線を出す必要もなく特に長ストロー
クで運動する部材に使用した場合特に有利である。
羽根の中からリード線を出す必要もなく特に長ストロー
クで運動する部材に使用した場合特に有利である。
もちろん、従来金属性であつた羽根をプラスチツク製と
したことによる製造コストの低下その他の効果を期待で
きるのは言うまでもない。
したことによる製造コストの低下その他の効果を期待で
きるのは言うまでもない。
第１図は本発明の１実施例の羽根の平面図、第２図はそ
の−線に沿つた断面図、第３図は第２図の羽根に封入さ
れた永久磁石シートを示す平面図、第４図は本発明の他
の実施例の羽根を示す平面図、第５図はその羽根を使用
したシヤツタ一の例を示す正面図、第６図はその−線に
沿つた断面図、第ｒ図は更に他の実施例の羽根を使用し
た電動絞りの正面図である。 １，２０，３１，３２，４１，５１・・・・・・羽根、
２・・・・・・プラスチツクシート、１０，２２，３５
，３６，４３・・・・・・永久磁石シート、１１・・・
・・・貫通子１１２・・・・・・突起、３３，３４，４
２，５２・・・・・・コイル。
の−線に沿つた断面図、第３図は第２図の羽根に封入さ
れた永久磁石シートを示す平面図、第４図は本発明の他
の実施例の羽根を示す平面図、第５図はその羽根を使用
したシヤツタ一の例を示す正面図、第６図はその−線に
沿つた断面図、第ｒ図は更に他の実施例の羽根を使用し
た電動絞りの正面図である。 １，２０，３１，３２，４１，５１・・・・・・羽根、
２・・・・・・プラスチツクシート、１０，２２，３５
，３６，４３・・・・・・永久磁石シート、１１・・・
・・・貫通子１１２・・・・・・突起、３３，３４，４
２，５２・・・・・・コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ほぼ一様な厚さを有する遮光性プラスチックシート
と、該プラスチックシートの厚みの中央に位置するよう
に該プラスチックシート内に封入されたフィルム状永久
磁石シートからなる光学機械用電磁駆動羽根。 ２ ほぼ一様な厚さを有する遮光性プラスチックシート
と、該プラスチックシートの厚みの中央に位置するよう
に該プラスチックシート内に封入されたフィルム状永久
磁石シートからなる光学機械用電磁駆動電磁駆動羽根に
おいて、前記フィルム状永久磁石シートが複数個の貫通
孔を有することを特徴とする光学機械用電磁駆動羽根。 ３ ほぼ一様な厚さを有する遮光性プラスチックシート
と、該プラスチックシートの厚みの中央に位置するよう
に該プラスチックシート内に封入されたフィルム状永久
磁石シートからなる光学機械用電磁駆動羽根において、
前記フィルム状永久磁石シートがその表裏に高さの等し
い複数個の突起を有することを特徴とする光学機械用電
磁駆動羽根。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50033194A JPS5931046B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 光学機械用羽根 |
| US05/665,185 US4060313A (en) | 1975-03-19 | 1976-03-09 | Electromagnetically driven optical blade |
| DE2611318A DE2611318C3 (de) | 1975-03-19 | 1976-03-17 | Elektromagnetisch angetriebene optische Lamelle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50033194A JPS5931046B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 光学機械用羽根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51107823A JPS51107823A (ja) | 1976-09-24 |
| JPS5931046B2 true JPS5931046B2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=12379664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50033194A Expired JPS5931046B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 光学機械用羽根 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4060313A (ja) |
| JP (1) | JPS5931046B2 (ja) |
| DE (1) | DE2611318C3 (ja) |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4213689A (en) * | 1979-03-22 | 1980-07-22 | Clapp Roy A | Electromagnetically actuated shutter mechanism for cameras |
| JPS6139382Y2 (ja) * | 1981-03-13 | 1986-11-12 | ||
| CH650868A5 (de) * | 1981-06-05 | 1985-08-15 | Volpi Ag | Vorrichtung zum beleuchten eines hohlraums. |
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| FR2542103B2 (fr) * | 1982-03-03 | 1985-10-31 | Loison Daniel | Systeme optique a reflexions pouvant etre adapte a l'appareil photographique, camera ou television permettant d'obtenir la reduction et la reproduction d'un espace avec perception du relief |
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| JPS4969131A (ja) * | 1972-11-01 | 1974-07-04 | ||
| JPS49105884A (ja) * | 1973-02-08 | 1974-10-07 |
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1975
- 1975-03-19 JP JP50033194A patent/JPS5931046B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-03-09 US US05/665,185 patent/US4060313A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-03-17 DE DE2611318A patent/DE2611318C3/de not_active Expired
Patent Citations (5)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2611318C3 (de) | 1984-05-10 |
| JPS51107823A (ja) | 1976-09-24 |
| DE2611318A1 (de) | 1976-09-23 |
| US4060313A (en) | 1977-11-29 |
| DE2611318B2 (de) | 1979-10-25 |
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