JPS5929186Y2 - ガス流路における安全弁装置 - Google Patents
ガス流路における安全弁装置Info
- Publication number
- JPS5929186Y2 JPS5929186Y2 JP18175679U JP18175679U JPS5929186Y2 JP S5929186 Y2 JPS5929186 Y2 JP S5929186Y2 JP 18175679 U JP18175679 U JP 18175679U JP 18175679 U JP18175679 U JP 18175679U JP S5929186 Y2 JPS5929186 Y2 JP S5929186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- flow path
- gas flow
- bellows
- valve ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガス流路内を流れるガスの流量が一定量を超
えたときにガス通路内に組み込んだ弁球が浮上して弁座
に密着し、ガスの流れを自動的に遮断してし４５所謂ガ
ス流路における安全弁装置の改良に関するものである。
えたときにガス通路内に組み込んだ弁球が浮上して弁座
に密着し、ガスの流れを自動的に遮断してし４５所謂ガ
ス流路における安全弁装置の改良に関するものである。
第３図は従来の安全弁装置であって、０１は弁球、０２
はシリンダー、０３は弁座、０４はスリット、０５はガ
ス流路を示し、ガス流路０５内を流れる流量が弁球０１
の前後に作用する差圧Ｐと弁球の重量Ｗにおいて、Ｐ＞
Ｗとなったときに弁球０１が浮上して弁座０３に密着し
、ガスの流れ全遮断する構成であって、一般にはヒユー
ズコックと称されるガス栓内に組み込１れている。
はシリンダー、０３は弁座、０４はスリット、０５はガ
ス流路を示し、ガス流路０５内を流れる流量が弁球０１
の前後に作用する差圧Ｐと弁球の重量Ｗにおいて、Ｐ＞
Ｗとなったときに弁球０１が浮上して弁座０３に密着し
、ガスの流れ全遮断する構成であって、一般にはヒユー
ズコックと称されるガス栓内に組み込１れている。
上記安全弁装置は、ホースがガス栓から外れて生ガスが
噴出したり、ホースが切断されたような際に効果を発揮
しているが、ガス器具内にＯＮ 。
噴出したり、ホースが切断されたような際に効果を発揮
しているが、ガス器具内にＯＮ 。
ＯＦＦ式の電磁弁を取り付けた場合等において誤作動す
ることがある。
ることがある。
この原因は、ＯＮ、ＯＦＦ式の電磁弁の場合には瞬時に
ガス流路が開放されるために、瞬間的に弁球０１の前後
に異常の際と同じように大きな差圧が生じて弁球が作動
してし４５ためである。
ガス流路が開放されるために、瞬間的に弁球０１の前後
に異常の際と同じように大きな差圧が生じて弁球が作動
してし４５ためである。
したがって、この誤作動を防止するためには、弁球０１
の作動タイミングを少し遅らせればよい。
の作動タイミングを少し遅らせればよい。
本考案は、弁球の作動を遅らせるための遅延機構を有す
る安全弁装置を提案するのが目的であり、その構成はガ
ス流路内に、このガス流路よりも小径のシリンダーを装
着し、シリンダーの上口はスリットを介してガス流路に
連通させると共にシリンダーの上口上であって前記スリ
ットの上方に弁座を形成し、前記シリンダー内に弁球を
浮上自在に組み込んで成るガス流路における安全弁装置
において、シリンダー４の一部に補助スリット５を開口
してこの補助スリットの下を下段シリンダー６となし、
下段シリンダー６の下端を閉塞し、この閉塞部の中心に
小孔を設け、下段シリンダ−６内底部に前記小孔に連通
している流入孔８を有し、その他が密閉されたベローズ
７を挿入固定し、弁球９を前記ベローズ７上に載置する
と共に弁球９及びベローズＩの位置関係を、下段シリン
ダー６内において補助スリット５よりも少なくとも弁球
９の中心が下位に位置するように設定して成るものであ
る。
る安全弁装置を提案するのが目的であり、その構成はガ
ス流路内に、このガス流路よりも小径のシリンダーを装
着し、シリンダーの上口はスリットを介してガス流路に
連通させると共にシリンダーの上口上であって前記スリ
ットの上方に弁座を形成し、前記シリンダー内に弁球を
浮上自在に組み込んで成るガス流路における安全弁装置
において、シリンダー４の一部に補助スリット５を開口
してこの補助スリットの下を下段シリンダー６となし、
下段シリンダー６の下端を閉塞し、この閉塞部の中心に
小孔を設け、下段シリンダ−６内底部に前記小孔に連通
している流入孔８を有し、その他が密閉されたベローズ
７を挿入固定し、弁球９を前記ベローズ７上に載置する
と共に弁球９及びベローズＩの位置関係を、下段シリン
ダー６内において補助スリット５よりも少なくとも弁球
９の中心が下位に位置するように設定して成るものであ
る。
上記のように構成すると、過大流量が発生した場合、補
助スリット５よりガスの流入が発生し、下段シリンダー
６と、ベローズＩとの間隙部の圧力と、末端ガス流入孔
８部の圧力との間に圧力差が生じ、そのためベローズＩ
が膨張し、弁球９を補助スリット５上に押し上げる。
助スリット５よりガスの流入が発生し、下段シリンダー
６と、ベローズＩとの間隙部の圧力と、末端ガス流入孔
８部の圧力との間に圧力差が生じ、そのためベローズＩ
が膨張し、弁球９を補助スリット５上に押し上げる。
このベローズ７の膨張速度は、流入孔８の口径、ベロー
ズ膜材質、厚す、及びストローク等により可変であり、
器具使用時の瞬時過大流時間、５０／１，０００秒を達
成出来る。
ズ膜材質、厚す、及びストローク等により可変であり、
器具使用時の瞬時過大流時間、５０／１，０００秒を達
成出来る。
その場合のベローズ７は、ゴムやプラスチック材料を使
用した一般的な薄膜成型品で製作出来る。
用した一般的な薄膜成型品で製作出来る。
定常的な過大流量においては、ベローズ７により押し上
げられた弁球９ば、従来の弁球と同様の作用でガスを遮
断する。
げられた弁球９ば、従来の弁球と同様の作用でガスを遮
断する。
以下本考案の実施例及びその作用を第１，２図に基づい
て説明する。
て説明する。
図において、１はガス流路、２は安全弁装置、３は弁座
、４は下端開口部を閉塞し、その中心に小孔をあけたシ
リンダー、５はシリンダー４において、その中間よりも
やや下位に開設した補助スリット、６は補助スリット５
の下位である下段シリンダー、Ｉは下段シリンダ−６内
底部に固定して設けた極く薄い柔軟な材質例えばゴムに
て成形さレタ密閉型のベローズにして、このベローズＩ
の下端にはガス流入孔８が開設してあり、このガス流入
孔８は前記小孔を介してガス流路に通じている。
、４は下端開口部を閉塞し、その中心に小孔をあけたシ
リンダー、５はシリンダー４において、その中間よりも
やや下位に開設した補助スリット、６は補助スリット５
の下位である下段シリンダー、Ｉは下段シリンダ−６内
底部に固定して設けた極く薄い柔軟な材質例えばゴムに
て成形さレタ密閉型のベローズにして、このベローズＩ
の下端にはガス流入孔８が開設してあり、このガス流入
孔８は前記小孔を介してガス流路に通じている。
９は前記ベローズＴ上であって下段シリンダー６内に載
置された弁球にして、この弁球９の中心は前記補助スリ
ット５よりも下位である。
置された弁球にして、この弁球９の中心は前記補助スリ
ット５よりも下位である。
１０は主スリットを示す。
上記実施例によると、過大流量が発生した場合、補助ス
リット５よりガスの流入が発生し、下段シリンダー６と
、ベローズ７との間隙部の圧力と、末端ガス流入孔８部
の圧力との間に圧力差が生じ、そのためベローズＩが膨
張し、弁球９を第２図に示すように補助スリット５上に
押し上げる。
リット５よりガスの流入が発生し、下段シリンダー６と
、ベローズ７との間隙部の圧力と、末端ガス流入孔８部
の圧力との間に圧力差が生じ、そのためベローズＩが膨
張し、弁球９を第２図に示すように補助スリット５上に
押し上げる。
このベローズ７の膨張速度は、流入孔８の口径、ベロー
ズ膜材質、厚さ、及びストローク等により可変であり、
器具使用時の瞬時過大流時間、５０／１．０００秒を達
成出来る。
ズ膜材質、厚さ、及びストローク等により可変であり、
器具使用時の瞬時過大流時間、５０／１．０００秒を達
成出来る。
その場合のパローズＩは、ゴムやプラスチック材料を利
用した一般的な薄膜成型品で製作出来る。
用した一般的な薄膜成型品で製作出来る。
定常的な過大流量においては、ベローズＩにより押し上
げられた弁球９は、従来の弁球と同様の作用でガスを遮
断する。
げられた弁球９は、従来の弁球と同様の作用でガスを遮
断する。
このように、過流量が生じたときに一旦ベローズ７が作
動して弁球９を補助スリット５上に押し上げ、その後１
だ過流量が継続しているときには今度は主スリット１０
と補助スリット５との間において弁球９に作用する差圧
で弁球９は浮上し、瞬間的な過流量の場合にはベローズ
Ｔの押し上げ作用時間内に結束してし１つので、弁球９
が異常時のように浮上してガスを止めることはない。
動して弁球９を補助スリット５上に押し上げ、その後１
だ過流量が継続しているときには今度は主スリット１０
と補助スリット５との間において弁球９に作用する差圧
で弁球９は浮上し、瞬間的な過流量の場合にはベローズ
Ｔの押し上げ作用時間内に結束してし１つので、弁球９
が異常時のように浮上してガスを止めることはない。
本考案は以上の如き構成と作用により、弁球９が瞬間的
な過流量時に作動してガスを止めることはない効果があ
る。
な過流量時に作動してガスを止めることはない効果があ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２図はベロ
ーズ作動時の断面図、第３図は公知例である。 １・・・・・・ガス流路、３・・・・・・弁座、４・・
・・・・シリンダー、５・・・・・・補助スリット、６
・・・・・・下段シリンダー７・・・・・・ベローズ、
９・・・・・・弁球、１０・・・・・・主スリット。
ーズ作動時の断面図、第３図は公知例である。 １・・・・・・ガス流路、３・・・・・・弁座、４・・
・・・・シリンダー、５・・・・・・補助スリット、６
・・・・・・下段シリンダー７・・・・・・ベローズ、
９・・・・・・弁球、１０・・・・・・主スリット。
Claims (1)
- ガス流路内に、このガス流路よりも小径のシリンダーヲ
装着し、シリンダーの上口はスリットを介してガス流路
に連通させると共にシリンダーの上口上であって前記ス
リットの上方に弁座を形成し、前記シリンダー内に弁球
を浮上自在に組み込んで成るガス流路における安全弁装
置において、シリンダー４の一部に補助スリット５を開
口してこの補助スリットの下を下段シリンダー６となし
、下段シリンダー６の下端を閉塞し、この閉塞部の中心
にＪＩＬを設け、下段シリンダ−６内底部に前言例＼孔
に連通している流入孔８を有し、その他が密閉されたベ
ローズＩを挿入固定し、弁球９を前記ベローズＩ上に載
置すると共に弁球９及びベローズＩの位置関係を、下段
シリンダー６内において補助スリット５よりも少なくと
も弁球９の中心が下位に位置するように設定して成るガ
ス流路における安全弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18175679U JPS5929186Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | ガス流路における安全弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18175679U JPS5929186Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | ガス流路における安全弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101272U JPS56101272U (ja) | 1981-08-08 |
| JPS5929186Y2 true JPS5929186Y2 (ja) | 1984-08-22 |
Family
ID=29692131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18175679U Expired JPS5929186Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | ガス流路における安全弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929186Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58114962U (ja) * | 1982-02-01 | 1983-08-05 | 矢崎総業株式会社 | 過流閉止弁 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18175679U patent/JPS5929186Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101272U (ja) | 1981-08-08 |
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