JPS5928597A - 炭素電極棒の電気メッキ方法及びそのメッキ装置 - Google Patents

炭素電極棒の電気メッキ方法及びそのメッキ装置

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JPS5928597A
JPS5928597A JP13653982A JP13653982A JPS5928597A JP S5928597 A JPS5928597 A JP S5928597A JP 13653982 A JP13653982 A JP 13653982A JP 13653982 A JP13653982 A JP 13653982A JP S5928597 A JPS5928597 A JP S5928597A
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安田 晴雄
Masao Imura
井村 征夫
Toshio Kojima
小嶋 俊雄
Akira Shiotani
塩谷 明
Takayuki Mizutani
水谷 孝行
Yasuro Iwai
岩井 康郎
Kunihiko Yoshida
吉田 国彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素電極棒又は接地俸などのような製品の母
材である炭素焼結体又は黒鉛体の円柱状又は多角形状の
憧状物(以下、単に炭素棒という)の表面にメッキを均
一に施す電気メツキ方法及びその装置並びにこれらの方
法及びその装置により得られた炭素′電極棒に関するも
のである。
従来、炭素電極棒の表面にメッキを施す方法及び装置は
次の通りである。
前記軍、極棒は通常、大量生産型のものであり、メッキ
時間は2〜′#時間におよぶため、そのメッキ方法及び
装置は必然的に一度に多数の飲素′Kttdl!棒を同
時にメッキする方法を採用せざるを得ながった。
従来方法はたとえは第1A図に示ずようなメッキ枠19
に10〜30本の炭素棒loをセットし、第2図に示す
如く、大きなメッキ俗@20中に多数のメッキ枠19を
浸漬し、導電性ブスバー23上で固定してメッキをする
方法である。そのためメッキ枠内ではそれぞれの炭素棒
は、I#X部2部上8並列に通電し、またそれぞれのメ
ッキ枠もブスバー28より並列通電されていた。
その結果、炭素電極%10に析出した金属メッキ量は一
つのメッキ枠においてはそれぞれ導電部19’と炭素棒
10との接点、メッキ浴槽2oでは導電性ブスバー28
とメッキ枠19との間の接点22の電気抵抗が均一にな
らないため、メッキ量が大きくばらついて、半均メッキ
量に対し極端にメッキの付かないもの或は他の2〜3倍
メッキ旭゛が付着するものがあった。このメッキ量のば
らつきを少くするために従来神々の対策がとられて来た
が、この接点においてはメッキ液の付着による汚れ、酸
化被膜、接触圧力の差などによる電気抵抗がばらつき、
その電気抵抗によるジュール熱によって温度が上昇する
と更にメッキ液等による接点腐蝕が加って更に加速され
るため、この電気抵抗を均一にする根本的な対策がない
まま今日に至っている。
これは被メッキ体が、炭素電極棒にかさらす多量生産品
であるメッキ製品に関しては共通な課題であり、メッキ
法の品質管理上の大きな間親点になっている。
更に炭素%枠棒の一端に凸部、他端に四部を有する接続
式炭素′#L極俸枠棒いては、上記メッキ猷のほらつき
に原因してメッキ膜の厚みにほらつきができる。この厚
みのはらつきは士Q、2mm位にも□達するため、この
接続式炭素′f4L極俸の枠棒時に凹凸部を嵌合させよ
うとしても完全嵌合が得られない。
このため本発明者らは、先に実公昭55−1808’4
号で提案しているように、「接続式炭素電極棒の凹形部
に長い割溝」を設け、それによりメッキの厚み誤差を吸
収することにより解決した。然し乍ら、上記考案による
電極棒は長い間に亘って業界では好評を得ているが、欠
点としては嵌合時に接続部が拡がること及び割溝が設け
られているため強度が低下する点などがある。これら従
来の解決手段に対してもメッキ後加工して厚み誤差をな
くす方法や割溝によらない方法も提案されている。
しかしながらこれらの従来方法は未だ完全なものになっ
ていない。これら従来法の欠点は何れも並列通電による
メッキ量のほらつきに起因するものである。
これに対して本発明は従来の並列通電によるメツキ一方
法に替えて直列通電によるメッキ方法及び装置を提案し
、これらによってメッキはらつきの少い炭素電極棒をう
るものである。
実際にこの直列通電方式が発明されなかったのは、従来
法の多量同時生産方式における大きなメツキ浴槽中での
同時メッキ方式からは、直列通電することは不可能であ
ったことに起因している。
これらの欠点を解決するため、本怪明者らは、大きなメ
ッキ浴槽の代りに陽極と被メッキ体である炭素棒を陰極
とした単位毎の密閉容器より成るメツキュニットを多数
並設させることとし、このメツキュニットを夫々電気的
に直列に接続する方法を瑠想した。
本発明のこの着想により、電極棒相互のメッキ量のばら
つきは、従来の1イ。以下になり電極棒のメッキ厚みの
誤差を±o、obmm以内におさめることができるよう
になった。
更にユニットを密閉式にし、このユニットの陰極と陰極
である被メッキ物の炭素棒との間隔を1〜10馴の範囲
とし、一端に1JL解液の人口を他端、。
に出口を設けて電解液を高速に移動すれば、′r+L極
表面に生成する境界膜を破り、高スピードで金属イオン
の供給が口j能になり、電流密度を大きくすることがで
きることを新規に知見した。これにより、電流密度をQ
、 5 A/dm”がら最高45 OA/dm2まで取
れ、電流密度に応じてメッキ時間を大巾に短縮できるこ
とを新規に知見した。
そCで本発明者等は、直列通電により雷1極棒の相互の
メッキ量のほらつきを減少させ、これに陽極の形状を陰
極である被メッキ体の炭素棒の外径と相似する形状とし
て、陽極と陰極とのIMj I#lをl〜lQmmの等
間隔に保つことによりメッキの厚み誤差を士Q、Q5m
mの範囲になるようメッキ膜を施すことができるように
なり、炭素電極棒の本体表面のメッキ膜を高精度で均一
に施すことができるようになった。接続式炭素電極棒の
凹凸部に施すメッキ法においても誤差の少ないメッキ膜
を施すことができ、完全触合のできる接続式炭素電極棒
を提供することができることを新規に知見した。
また、電流密度は0.5〜4.50 A/dm2に応じ
流速を1cm〜30m/SeCとし、好ましくは30〜
45 OA7dm  、流速60cm〜80m/sec
にすれは、従来の方法に比較し電流密度が約10〜15
0倍となりメッキ所要時間を20分〜1分の如〈従来の
約”10〜14.。に短縮することかできるよ共にメッ
キに要するメッキ設備並びにメッキコストを著しく低減
することができ極めて効率がよく電気メッキする方法及
びその装置並びに、これによりメッキ誤差のきわめて少
ない接続式炭素tmsi棒を提供するものである。
本発明は少くとも陽極となる容器と、この容器内の一定
の間隔を隔てて装入された炭素棒よりなる陰極としての
被メッキ体との間にメッキ液を満し循環させるようにし
たメツキュニットのm&個を、機械的に直列又は並列に
連結し、かつ少くと。、1も−の電源に電気的に直列接
続し、前記メツキュニットの夫々に電流を直列に通じ、
電流密度を0.5〜450 A/dm  とし、メッキ
液の流速を1 cm〜80■秒として循環させ、メッキ
液の流速に対1心して電流を制御し、メツキュニット内
に装入した1゜炭素棒の表面にメッキ膜を形成すること
を特徴とする炭素W、 j!#Mのメッキ方法に関する
ものである。
本発明の他の目的の−っは一端部は凸形を、他端部は凹
形をなし、一つの炭素電極棒の凸形部に、他の同形の炭
素′電極棒の凸形部を嵌合接続させることができる接続
式炭素電極棒において、少くとも@極を有する円筒形容
器内に炭素棒よりなる被メッキ体を装入し、陽極と陰極
としての被メッキ体との間隔を1〜19mmの範v++
ではけ等間隔に保持し、前記容器の1側に設けたメッキ
液装入口と他側に設けたメッキ液排出口との間にメッキ
液を流通させるようにし、かつ前記旬、枠棒の凸形部の
中間及び他側の凹形部の内方を基幹した複数個のメツキ
ュニットを機械的に直列又は並列に連結し、メッキ液を
直列又は並列に循環流通させるように、。
し、前記メツキュニットを電気的に電源に対して直列に
接紹;し電流密度を0.5〜45 OA/dm”とし、
メッキ液の流速をl cm〜alJIll/秒として循
環させ、メッキ液の流速に刈応して電流を制御し、メツ
キュニット内に装入した炭素棒の凸形部の先端部分1と
凹形部の内方部を残して部分的にメッキし、前記炭素棒
の凸形部の根本部分と、凹形部の周縁端部分に施される
メッキ膜は、その基部より先端又は内方に向けて手酌゛
のテーパーを市しているようメッキする炭素′#L極棒
の部分的電気メツキ方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的とするところは炭素棒とはば相似
する形状の陽極を有する容器であって、この容器は少く
とも被メッキ体である炭素棒を出し入れする開口部と、
その一端にはメッキ液の流入口と、その他端にはメッキ
液の流出口とを備え、かつ容器の複数個がそれぞれ直列
又は並列に8111械的に連結せられ、メッキ液が・直
列又は並列にl cm〜80m/秒の範囲の所定の流速
で循環するように構成し、被メッキ体である前記炭素棒
は′電源に対して電気的に直列接続され、電流密度が0
.51〜45 OA7dm  となるよう偶成したこと
を特徴とする戻素単枠棒のメッキ装置を提供するにある
本発明の史に池の目的とする所は、メッキ1換の厚み誤
差か±0゜Q5m1nの範囲にある高精度のメッキを施
した炭素′酸枠棒を提供するにある。
本発明の更に他の目的とする所は一端部は凸形を、他端
部は凹形をなし、一つの炭素′電極棒の凹形部に、他の
同形の炭素寛&!俸の凸形部奮獣合接続させることがで
きる接続式炭素電極棒において、。
前記凸形部の外表面の根本部分及び凹形部の内表面の周
縁端は、電fiI7i棒本体の外周表向と連続してテー
パー状の金用メッキ膜が形成されており、該電極棒の本
体外周表1n】のメッキ膜)Vみ及び前記凸形部の根本
部分と凹形部の周縁端部とのテーパー状のメッキ膜の基
部の厚みとが±0.051ffrnの誤差範囲にあるよ
う高精度のメッキ膜か施されて成る接続式炭素電極棒を
提供することにある。
以下本発明のメッキ方法の原理を、、説明すると次の通
りである。
本発明のメッキ法を直列通電方式にすると被メ゛ツキ体
へのメッキ析出量が、い1れの仮メッキ体においても等
しく Ir出し、はらつきが著しく少なくなる。その理
由は次の辿りである。第8図及び第4図は各々のメツキ
ュニットを機械的に並列及び直列に連結し、各ユニット
の電極は電気的にIR列に接続した状態を示す図である
。第′8図に示すものはメツキュニラFが開放式であり
、第4図に示すものは密閉式である。これらの第8図及
び第4図においで、各々のメツキュニットのもつ電気抵
抗をR1,R2,−・、、Rnとし、抵抗R1+ R2
,+・・・、Rnを直列につないだときの合成抵抗をR
1直列に接続した両端の電圧をv1陽極陰極間に流れる
電流を1とするとオームの法則により、■−v/Rとな
る。しかし夫々の被メッキ体に流れる電流は直列接続の
ときは途中の漏洩がない限り皆同じである。
即ち、夫々のメツキュニットの電気抵抗が異なる場合に
おいても、メツキュニットの夫々の端子の電圧をVl 
+ V2 + VB +・・・・とするとv−V、+V
2+V8− ・−+vn−IR□+IR2+lR8−・
−IRn−I(R1+R,十R8・・・拘、)−IRと
なる。即ちメツキュニットの夫々の端子の電圧は夫々の
電気抵抗に比例して異なった愉になるが、被メッキ体に
流れる電流1は一定であるから被メッキ体へのメッキ析
出量も等しくなる。
従来の並列ms、方式を第5図の模式図で説明すると前
記同様メツキュニットの電気抵抗をRo。
R、R、・、・、Rnとすると、これらを第5図8 の如く並列に接続した場合RI I R21・・・、R
nを流れる電流をそれぞれ工□、■2.・・・、■n1
陽枠、陰極の両端子間の電圧をVとすると、91/ダ]
接続においては、メッキユニ゛ノドσ)爺ミ子σノ電1
+、と両側のtt EEとは共通であるから、V −R
□1、− R,I、 −R8I、−・・・−Rnlnと
なる。R□、R2,・・・、Rnを合成した抵抗をRS
RをfMlれるTt T?l’l、を工とすると、次σ
つようになる。
I−I、+I、+I、十・・・+I    V−RIp つまり工は設定電流であり、1□、12.・・・、1□
1は仮メッキ体(炭素棒)に流れる電流である力)ら設
定電流は被メッキ体に流れる電流の総本Jである。
各−ニットの被メッキ体Gこ流れる′亀bitGよI、
−夙。
メッキ量もこの電流に比例した析出量となる力)ら、夫
々の被メッキ体へのメッキ析出1しま夫々σ)メ゛ンキ
ュニットの電気抵抗によりばらつきを生ずるのである。
よって前記の理由により、夫々の被メッキ体のメッキ析
出粗のばらつきを少くするには、複数個のメツキュニッ
トの電極を電気的に直列接続し、メッキ電流を各ユニッ
トで一定にすることか必要である。
しかしメツキュニット間の機械的接続即ちメッキ液の循
環配管は、直列、並列いずれでもよく、メッキ液の循環
量及び流速並びにメッキ液の液送圧力などが経済的であ
る方を選択すれはよい。
@極は被メッキ体である炭素細か丸棒の他多角形、半丸
形等の形状であってもよく、炭素棒の外形に相似した形
であると均一な厚みのメッキ膜か得られる。
さらに少くとも陽極となる部分をもった容器と炭素体よ
りなる陰極としての被メッキ体との間隔がほぼ等間隔に
保たれていることが車要であり、この間隔は1〜101
11111位に設定するのがよい。
この陽極と陰極との間隔は、後述するように電圧効率、
電流密度に応じたメッキ液の流速並びに流量、被メッキ
体の出入の難易さで、電気効率を経済性から総合的に定
められている。
メッキ膜の厚み誤差を±0.05mfn以内とするため
にはメツキュニットを電気的に直列配線して、被メッキ
体の相互のメッキの析出量をほらつきの少ないほぼ等し
い状態にする。陽極は被メッキ体の形状に相似形で、陽
極と陰極との間隔を1〜キ膜を形成することができる。
電流密度を0.5〜450 Vam  とし、メッキ液
の流速をI cm〜80■/抄として循環させ、メッキ
する場合、′電流V;度を大きくすれはする程、メッキ
時間は短縮され高速メッキが達成される。そして高速メ
ッキを達成するためには、メッキ液をできるだけ早く流
通させメッキに必要な金桝イメンを供給せねばならない
。第6図はメッキ液の流速と電流密度との関係を示した
ものである。メッキ液の流速と良好なメッキが得られる
電流密度ムとはメッキ浴槽の形式には関係なく、全く正
比例゛の相関関係がある。メッキ液は電流密度に対応し
て高速流通することが必要で、このために加用強制流通
が必要となる。
本発明の方法を実施するに当り好ましい電流密度とメッ
キ液の流速及びこれに要するメッキ時間との関係を示す
と次のようである。
第1表 上記表から明らかなように高速メッキをするためには、
電流密度を30〜4501/dm  とし、これに対応
してメッキ液の流速を60〜3000 cyiseC。
好ましくは′ftL極間隔を2〜5 mm位の比較的狭
くし、メッキ液の流速を電流密度と対応しで、痛めるこ
とにより高速電気メッキがJ能となるのである。
本発明において、1端邪に凸形部をもち、他端部に凹形
部を形成し、一つの炭素電極棒の門形部に他の同形の炭
素電極棒の凸形部を嵌合接続させて使用する接続式炭素
’[1極棒の電気メ゛ンキ方法においては、電気メツキ
膜の厚み誤差が±0.05ffLfl+となるような高
@度の電気メッキを施さないとその助合接続が不能又は
極めて困難となるおそれカミあり、陰極となる容体と陰
極となる被メ゛ツキ体との間隔を均等にする必要かある
このために、炭素′電極棒が固形油1川である場合は、
容器の陽極となる部分は円筒状とし、陽極と陰極との間
隔を等間隔とすることにより島精曳σ〕電気メッキを施
すことができる。
被メッキ体が単に円形断面の俸状体であるときは棒状体
の外周面の全面に亘り均一厚みのメッキ膜を施すことが
できる。しかし、本発明の他の目的の一つである接続式
炭素1!極棒を製造する場合は、炭素電極棒の1側の凸
形部の根本部分と他の凹形部の周縁端部とに部分的に施
すメッキ膜は前記凸形部の根本部分を凹形部の周縁端の
基部の厚み誤差が−t:0.05mmでありかつ、凸形
部の先端方向並びに凹形部の内端方向にゆくに従って、
膜1ψが薄くなってテーパー状となり、従って接続式電
極棒はその凸形部のテーパーと凹形部のテーパーと合せ
て両者が嵌合し易くなり、かつ一旦制合すると抜は難く
なる。これは炭素電極棒を茶器に挿入したとき、その凸
形部の根本部分及び凹形部の周縁端部にはメッキ液が滝
通し、凸形部の先端部及び凸形部の内方にはメッキ液が
流通し1(いように塞栓により密封することにより達成
され、炭素′に枠棒の凸形部の根本部と凹形部の周縁端
部とにテーパー状のメッキ膜ができるのである。この場
合、後述するように炭素電極棒の凸形部の根本部分及び
凹形部の周縁端部に被着したメッキ膜は凸形部の先端方
向及び凹形部の内方向にゆくに従って薄くなりテーパー
がつき凸形部と門形部が嵌合し易く、抜は爵くなるこれ
は主として電極間隔か遠くなるためである。
本発明の目的とする接続式炭素電極棒の凸形部の外表面
及び凹形部の内表面の全部にメッキ膜を施すことは好ま
しくない。またメッキ1模を形成するのは電極棒の凸形
部の根本部分と門形部の周縁端部にのみ限定されねばな
らない。この理由は電極棒の凸形部の外表面と凹形部の
内表面の全部にメッキ膜があった場合は電極棒の消耗に
伴い、凸凹の接続部が高温にさらされて、メッキが溶は
出し、凸凹の間に間隙か生じ嵌合力かなくなり抜は易く
なるので好ましくないからである。また、逆近まで消耗
しても嵌合力は保持されるがしかしそれが強固に嵌合し
た場合でも炭素質の固有抵抗が高いので、赤熱し、酸化
消耗をして使用不ロ■能となる。炭素電極棒の接続は、
両者が同時に満足することか必要であり、凸形部の根本
部分と凹形部の周縁端部分に部分的にメッキ膜を設け、
かつ凸形部の先端部分と凹形部の内方部分はメッキせず
、炭素質のままとすると凸形部と凹形部とを接続した際
に、凸形部、凹形部の夫々のメッキ膜が嵌合すると同時
に凸形部、凹形部の夫々の炭素質部分が嵌合されるので
ある。上記凸凹部の基部に施したメッキ膜の嵌合は主と
して新旧の電極棒間に多量の電流を流す機能を持ち−、
上記凸凹部の先端又は内方のメッキを施さない部分の炭
素質チーツク一部の嵌合は、嵌合力を最後まで保持する
1機能を有するために必要とするものである。
本発明に使用するメツキュニットは開放式の場合は加圧
強制流通によりメッキ液を高速流通することができない
ため電流落度0.5〜10 A/dm であり、メッキ
液の流速をl cm〜10 cm/秒の如く遅くシ、電
極間隙も5〜lQmmと広くしなG−1れはならず、メ
ッキ時間も1時間〜18時間を要し、高速メッキは期待
できない。従ってメツキュニラFは密閉容器中に被メッ
キ体である炭素棒を保持し、メッキ液を陽極と陰極との
間に強制高速流通ずるものでないと高速短時間メッキは
期待できない0 以下回向に基づいて本発明の方法及び袋側並びに得られ
る炭素電極棒の恰成及びメッキ膜の被着状況等の具体例
について密閉式メッキ法について説明する。
まず、第7図は本発明の炭素′電極棒のメッキ方法に直
接使用する装置の主要部の概要を示す平面図である。
」二記図向において、1はメツキュニットの陽極となる
中空円筒状の容器であり、この容器の内部は披メッキ体
である炭素棒とけは相似する中華円筒の形状をなしてい
る。
即ち、上記の炭素棒が円柱状の丸棒である場合・には、
上記容器lは口の丸棒よりもやや大きな内径を有する円
筒状であって、メッキ液に対して不溶性の陽極となる導
電性金属部をもった容器であればよい。また炭素棒が例
えは4角形、8角形等の多角柱等から成る場合には上記
容器lは少くとも内径が上記炭素棒よりもやや大きな相
(1ツ形をなした形状であればよい。
そして、上記円柱状物が例えは直径19 mtnの炭素
質から成る円柱状の電極棒である場合は、容器1の内径
は少くとも上記電極棒の直径19gmよりも2〜20朋
は大きく、容器1の中心部に上記電極棒が位置すれは容
器の内壁面と上記電極棒の表面との間隙距離が通常l〜
lQmm位になるように容器の大きさを設計すればよい
なお、上記電極間隙がl mm以下となるとメッキ液の
流通抵抗が大きくなり、液の送給ポンプ圧が太きなるた
め好ましくない。従って送給ポンプの容量も大きくしな
いと、所望とするメッキ液の流速が得られない。送給ポ
ンプ容量が大きくなるとエネルギーの消費が大きくなり
、工業的に不紅済である。
従って、上記寸法は電圧効率と被メッキ物表I11に境
界膜が発生しない範囲でかつこの間隙を流れるメッキ液
の流通抵抗が極端に晶くならない範囲で決定される。即
ち、゛電圧効率を左右するメッキ電圧はこの間隙の距離
に比例する液の電気抵抗部分と陰・陽画徐における界面
抵抗によるものの和で表わされる。従って、この間隙は
小さい方が液の電気抵抗による電圧降下は小さくなり電
圧効率がよくなる。また、界面抵抗も被メッキ物である
陰極或いは陽極表面の静止状態層と間隙中心部を流れる
高速のメッキ液の流速の速度勾配に対して反比例的な性
質を翁している。上記の電極間隙が大きいと液の流れが
6極の表向で層流になるため、6極の表面に形成される
境界膜が厚くなり、この境膜の厚みが大きくなるとその
境界膜又は層流内ではイオンの移動1ffl IJtが
小さくなり新しいイオンの供給が不足するために良好な
メッキかできなくなる。
これに対して従来はメッキ速度を上げるためメッキ液中
に空気を吹き込んだり被メッキ物を動転揺動するなどし
てこの境界膜を破っていたがこの方法ではせいぜい2〜
8倍の高速化が限度であった。
これに対して本発明は両極間のメッキ液の流速を1Cr
n〜80m/秒、好ましくは60 cm 〜30m/秒
の速度で移動させることにより両極表面と液流の間の速
度勾配を大きくし、両極表iTuに発生する層流域を非
′/itに薄くし、乱流状態でイオンの供給を豊冨にす
ることによりメッキの高ffi化を可能にできるのであ
る。
一方、液の流速を高くすれはする程、乱流域か増して層
流域が減少するので境膜は小さくなり、メッキ電圧は小
さくなるか、逆に高速の液流を得るためには液の流通抵
抗が大となるため断1f+1檀に逆比例して高圧を要す
るようになり、動力費か増大し更に気蕾摘造を維持する
ことも困鄭となって来る。このために前記の間隙1〜1
0 rrrm程度及び30 cm 〜60 cm/’?
5以上30 m/I−以下の適当な流速のときが高速メ
ッキのために最も良好な結果を得ることができる条件と
なる。
つまり本発明は被メッキ体と容器の内壁の形状とはほぼ
相似形であって、なるべく被メッキ体と容器内壁田1と
の間隙距離が小さくなり、かつ被メッキ体と容器内壁と
が接触することなく、シかもこれらの間隙を該メッキ溶
液が連続的に流シ)Jするスペース(電極間@)が十分
に大きく保たれているとメッキを短時間でかつ効率よく
施すことができるのである。
従って、上記容器lは仮メッキ体である電極棒の形状及
び長さ又は直径などの寸法をこ相応した形状を考慮して
設計することが必要である。
次に、このようにして形状と大きさか定まった容器を少
くとも2以上、妊ましくは5ないし20個位を第7図に
示すように並列的に配列する。
そしてこれら並列した複数個の容器lの先順位に配設さ
れた一つの容filの先端位置に該メッキ溶液の流入口
2を設け、かつこれら並列配置麹、シた複数の容′ff
rl内をメッキ溶液が連続して直列に流速するよう夫々
の容器lが連結管3によりそれぞれ適宜所定の位置で直
列又は並列に連結した一群の容器lを配設する。この連
結管を設ける適宜所定の位置はなるべく容器lの両端部
であることが好ましく、この両端のうち一端又は両端の
いずれもが容器本体と崩脱自在に係合されている態様に
おいては、それぞれの両端に係合する容器係合体4及び
5の位置であることが最適である。
その理由は、本発明のメッキ方法は電極が直列接続して
あり、その電極間隔が一定でかつ炭素棒と@極とが相似
形であり、該メッキ溶液が連続して複数個の容器内を一
定の流速で、かつどの容器の中のいずれの部分において
も均一に流動させることができるため、被メツキ体表面
のいずれの部分も高精度で均一に金属メッキし得るので
ある。
従って、上記メッキ溶液の流入口2はなるべく該容i1
の倫合体4又は5の一端部に設けることが団ましい。
そして、前記容器係合体4及び5が容器本体1と係合す
る側面のほぼ中央部には被メッキ体である炭素棒を容器
1の中でほぼ中央部に配置させるための突出した支持体
6及び7をそれぞれ備えていることが望ましい。しかも
、上記支持体6及び7は電気メッキに必要な電流通路を
兼ね備えているものとする。
■−M、L また、これらの並列されたμ数の容器lのそれぞれには
、そのほぼ両側部の装置に第8図及び第8A図に示すよ
うに11列に電流が流れる・ように電源11と直列接続
する口とが本発明の装置醒において重要な条件となる。
このようにすれば、各m極間抵抗のばらつきに関係なく
電気的に直列に連結されている仮メッキ体に流れる電流
を一定にすることができ、従って被メッキ体ごとに均一
なメッキを施すことができるようになる。
これは従来のメッキ法のように複数個の炭素棒が電気的
に並列に接続されていると、曲事は各接点の接触抵抗が
全く同じになることがあり得ないから被メッキ体(炭素
棒)個々に流れる電流が異なるからである。その結果、
破メッキ体(炭素棒、)に移行する全組1以後メッキ量
と呼ふフにもバラツキが生ずる。これに対して本発明に
おいてはメッキ時間を25〜150分の1にもできるの
で、この分だけ設備容量的に見て直列に接続することが
可能になりメッキ量のバラツキを減少することができる
一方、これらの並列された一部の他の後順位に。
配設された容器1の一部、たとえはこの茶器の該係合体
4又は5のいずれかの側面部の位置にメッキ溶液の流出
口8を設ける必要がある。
このようにしてatt成された本発明の装置において、
容器1の一端又は両端のいずれかの開口部IAより被メ
ッキ体である炭素棒を同容器1の内壁に被メッキ体10
(炭素棒)が接触しないように入れる。このとき、同容
器内のほぼ中央好ましくは被メ艮キ′体1oの表…1と
同容器1の内壁面のいずれの部分においても、これらの
間隙距離がたとえは1 ” 10 amO)%回内で均
等となるような位置に、上記被メッキ体が配置されるこ
とが望ましい。
なお、上記被メッキ体を容器内に押入するに際しては、
第7A図に示すように仮メッキ体1oである炭素棒を予
めそれぞれの容器の配設された間隔と相応するよう並列
的に配置して保持した搬送板12を機械的に進退させ自
動的に供給すること゛ができる。
そのためには、容″a1の少くとも一端又は両端は開口
しており、この開口部IAと係合体4又は5との間隙に
上記搬送板12に炭素棒の一端を支持した状態でC又は
Dの方向から平行移送されることが必要となる。
そして、被メッキ体である炭素棒lOの一端を支持する
係合体4又は5のいずれかが容器方向に前後移動するこ
とによって行うこともできる。
このようにして容器内に挿入された被メツキ体表向に該
メッキ浴液である硫酸鉛と硫酸との混合水浴液、即ち最
も安価で本発明に満合したメッキ溶液をl cm〜3 
m/seeの述度で上記被メツキ体表向にゲ16実に接
触させつつ、連続的に移動させ、前記仮メッキ体表面に
該メッキ金桝イオンが多量に供給されるよう該メッキ浴
液の流入口2から流出口8の方向へ流動させるのである
。その結果、電流密度は0.5〜450 A7’dm 
 、 g1fi連1 cm〜3 Qm/sea 、高速
メッキを目的とする場合には′屯m密度30〜450 
A/dm  57fi流速60Crn〜30m/SeC
とするのがよい。そのため本発明によれば、・炭紫棒の
被メツキ体表面は低速のメッキ方法によるメッキ速度の
約25〜150倍の極めて高速のメッキも可能となり、
従ってメッキ所要時間は従来の約25〜150分の1の
短時間とすることができるので、メッキ設備費もそれに
相応して著しく安価に低減できる。
第9A図及び第9B図並びに第9C図、第9D図に示す
ものは、本発明のメッキ方法及び装置を使用し、て得ら
れた接続式炭素電極棒の町端部を断面として示した。第
9A図においてその1側端部に形成された凸形部10A
の根本部分10Bと、その他O1!I端邪に形成された
凹形部100の周縁内側端部10Dに夫々銅メッキ等の
メッキ膜L4Aと14Bとが若干のテーパーをもって形
成されている状態を示しである。
第9B図に示すものは炭素電極棒1oの一側に設けた門
形部100の周縁内端部10Dを円筒状とし、凹形m1
ocのテーパ一部に対して若干の段部10Eを設けた実
施例を示すものである。
第9C図に示すものは、凸形部10Aは根本部10Bま
で同じ傾斜であり、凹形部100は周縁端部1’ODを
円筒状とし、門形部のテーノく一部10(Eに対して若
干の段部IUEを設けた場合を7J<す。
第9Dldに示すものは、凸形部10Aは根本部10B
まで同じ傾多)であり、凹形部toCは周縁端部10D
を外方に拡がる切落しを設け、凹形部100のテーパ一
部分がこの切落部につながっている場合を示す。実験に
よると、第9B図及び第9G図に示す段部を設けたもの
は、IRf′Al0Kを設けない第9A図、第9D図に
下すものよりも嵌り易く、抜は難い特徴があることか判
った。
また、凸形gtoAの根本部分10Bに施されたメッキ
膜14Aの外径D0と凹形部100の周縁内側端部10
Dに施されたメッキ膜14Bの内径り、との間に次の関
係を満たず範囲が、最も好ましい、嵌合状態となる。
Δ、[)−DニーD2  とすると 0≦ΔDく帆10市 つまり凸形部の根本部分の外径D□と凹形部の周縁端部
の内径D2とは等しいか、それよりも0.IO朋以内D
りの方がD2より大きいのが望ましい。その理由は凸形
部10Aと凹形部100が嵌合した際、炭素質部の嵌合
とメッキ膜部の嵌合が前記に述べた如く、両者が同時に
満足しなけれはならないからである。嵌合は凸形部10
Aの非メッキ部分(炭素質部)と凹形部100の非メッ
キ部分が嵌合することにより炭素電極棒の機械的な結合
が完全かつ容易になる。一方凸形部10Aの根本部!・
・10Bのメッキ膜14Aと門形部1000周縁内側端
部RODのメッキ族14Bの獣舎においては、両者のメ
ッキ膜の厚さのばらつきが大きいとm記の条件を満足す
る口とが不可能となり嵌合が困難となる。前記外径D 
と内径り、との差ΔDが零よりも小さいと凸形部と凹形
部の基部0メツキ膜は接触しなくなり、ΔDがo、lo
mmより大きいと凹形部の中へ凸形部の根本部分まで嵌
合することが困難となるからである。よってRiJ記の
条件の中にメッキ膜の厚みをi′l71J御することに
より、わずかの押2.1込力で両者のメッキ膜が圧接と
同時に銅σ−)展延性により変形し丁度よい嵌合力を保
ち、人容屋の11を流を発熱することなく新電4i!l
!棒から旧電極棒へiff電する口とがiJ能となるの
である。
このような接続式炭素電極棒を製造する装置(ま第10
図に示す通りである。第1O図において、■は陽極とな
る円筒部をもった容器を示し、こび)容器lの一方の開
口部IAより容器係合体4をあてがい、バッキング16
により密封して結合する。
容器係合体4にはメツキュニットlの開口端IAよりそ
の内部空洞中に回けて突出する棒状の被メツキ体支持体
6が設けられており、この支持体6の先端に4栓17を
設け、これを接続式炭素電極棒lOの101!lに形成
した凹形部100に成金して支持するようにし、この容
器係合体4の支持台12をシリンダー15(第7A図参
照量こより支持して炭素Km棒10をメツキュニットの
容器lの内部空洞10中に仲人する。
容器lの他側の開口部IBには他の容器係合体5がバッ
キング16により密封して結合されておリ、この他の容
器係合体5には内方に突出する被メツキ体支持体7が設
けられており、この被メツキ体支持体7の内+’dIは
円錐状の門孔部7Aが形成され、接続式炭素電枠棒1o
の一端に形成された凸形Il目OAが仲人されたときシ
ールリング18の個所でシールされ、シールリング18
より先方にある凸形+41s 10 Aはメッキされな
いようにメッキ液の流通を阻止するよう愕成する。7B
は必要に応じて設けたス上ツバ−であり、電極棒の凸形
1)ISIOAの先端を支持するものである。容器1の
1側の開【」部IAを閉基する容器係合体4にはメッキ
液流出口8が収けられており、他側の容器係合体5には
メッキ液流人1」2が設けられる。このメンキユニット
1を第8A図に不すように多数並列に配置して、連結管
8により各メツキュニットを直列に連結する。
このようにするとメッキ液は先順位のメツキュニット1
−Iより入り、順次1− Il、 ]、 −III 。
1−Ft+ 、・・・1−Nと直列に流通する。被メツ
キ体支持体6の外方中央より突出した電極6Aは電源1
゜11の負端子に、又導電体である被メツキ体支持体6
は導線18により電源11に接続されている。
メツキュニット1の容器の陽極となる導電体部分と被メ
ッキ体である炭素棒10との間隔は第10図に示すよう
に等間隔に保持されており、電極6Aの先端部分6Gは
被メッキ体10と’f4L気的に接続されており、陽極
σぐ容器と陰極の仮メッキ体との間にメッキ液が流通す
るとメッキができるのである。
また、炭素電極棒lOの凸形VAlOAの根本部分LO
Bのメッキ膜14A及び門形部100の周縁内側端部1
01)のメッキ膜14Bも同時にメッキされ、その基部
の厚さは±o、’o5mmの範囲内に制御することがで
きる。この場合このメッキ膜14Aと14Bとはその先
端及び内方端にゆくに従って夫々薄くなりテーパーした
形状となる。
第1O図に示す場合においては、塞栓17が奄極忰lO
の凹形部100に嵌合しているので、門形部100は図
示の段部10Fより内方部分はメッキ液の流通が阻止さ
れ、メッキされない状態となる。又他側の凸形部IOA
はシールリング18でその中間をシールされているので
、このシール点の先端部分はメッキされないため同形の
接続式炭素区極棒の凸形部と凹形部との嵌合が堅固にお
こなわれる。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例 1 直径16酷、長さが400 nLmの炭素棒を第7図に
示す本発明の装置内に挿入し、間隔を3.5−として硫
酸銅250 Q/lと硫酸359/lとの混合水溶液を
メッキ液として、これを8 crty’Seaの流坏で
供紐しつつ電流密度8Vdm2で3時間メッキを行った
。また第2図の従来法の開放型メッキ浴槽中で電極を並
列配置して電源に対して並列接続した場合であって平均
の電流!度が前記と同じ3 A/chn2で8時間メッ
キを行った。試別は100本としその結果全第11図及
び第2表、第3表に示す。
第11図は本発明の密閉浴槽、直列通電方式でメッキし
た場合と従来例の開放浴槽で並列通電方式メッキを行っ
た′蝋枠棒に夫々析出したメッキ量の分布図である。
第11図の分布図aは本発明の密閉浴槽で直列通電を行
ったときの電極棒に析出したメッキ量の分布であり、b
は従来法の開放浴槽で並列通電を行ったときの電極棒に
析出したメッキ量の分布である。並列通電は被メッキ体
である炭素棒の接点の接触抵抗をはじめとした柚々′電
気抵抗が夫々の被メッキ体である炭素棒に流れる電流を
ばらつかせてメッキ量のばらつきとなって113の広い
分布となった。本発明の直列通電は夫々の被メッキ体で
ある炭素棒へ流れる電流は一定であるので、はとんどば
らつきがなく、はぼ同量のメッキ量が得られた。
第2表は銅メツキ量のばらつき状態を偏差値で表わした
ものである。
fl! 8表は炭素電極棒を3等分し頭艮、中央部、後
部のそれぞれの麺メッキの1換厚のばらつき状態を#厚
の差(最大値と最小l1rti)を藺査したものである
第2表 第2表における平均重量は直列通電でも並列通電でも変
化はないが、メッキ量のばらつきを偏差値で見ると並列
通電の10分の1以下である。
第8表よりメッキ膜の厚みは直列通電においては炭素電
極棒のどの部分も均一で厚みのばらつきが少なく、膜厚
の差は小さいが並列通電においては頭部と後部に厚く析
出し又電極棒の個々の膜厚の誤差(最大値一般小値)は
大きい。
実施例 2 直径19mm、長さ4 Q Q m、mの炭素棒を第7
図に示す本発明の装置内に実施例1と同様に挿入し、電
極間隔を2amとして硫酸鉛250す/lと硫酸85g
7tの混合水溶液をメッキ液とし、電流密度を2A、/
dm  、 80 A7dm  、 60 A/dm 
 、 200 A、/dm 。
800 A/dm  、 450 A/dm  につい
てメッキ凰及びメッキの膜厚のばらつきを調査した。試
料は80本とした。電流密度に対応してそれぞれ流速は
0.02 m/sea 、 0.7 m/sea 、 
1.6 m/sea 、 l Om/sea 、 20
 m/sec 、 80 m/sec 、メッキ時間は
6時間、24分、12分、8.6分、2.4分、1.6
゛分に設定し実験した結果を第4表及び第5表に示す。
第4表は夫々の電流密度における銅メッキ垣のばらつき
を偏差値(δ/ X 100 )で表わしたものである
第5表は夫々の電流密度における翔メッキの膜jシの誤
差(最大値−最小値)で表したものである。
第  4  表 1≧に ■ ん ん ん 第5表 流密1 L 04 00L 第4表より低電流密度でも高電流密度においても、メッ
キ量及びその偏差値はほとんど変化なく、これに対する
電流密度による影響はみられなかった。
第5表においてもメッキ膜の厚みに対しては電流密度に
よる影菅はみられなかった。
以上の実験結果を綜合判断すると、本発明のようにメツ
4浴檜を密閉型とし、各ユニットの電極を電気的に直列
接続とし、かつ各ユニットを順次メッキ液が流通するよ
うに機械的に直列に連結してメッキすると′電流密度及
びそれに対応したメッキ液の流速、−メッキ時1川等の
条件に関係なく膜厚の誤差が±0.05gfi以下で、
かつメッキ量か一定となることが確認された。
実施例 8 的径19am、長さ480 rnthの第9B図に示す
接続式炭素電極棒を第1O図に示すメツキュニットと同
じ型の密閉型メンキ陪檜内に押入し、直列配線し間隔を
2 mmとして硫酸銅250す/l 、硫酸85 g/
/の混合水溶液をメッキ液とし、電流密度100 A/
dm″、流速は5 m/SeO、メッキ時間7.2分で
メッキを行った。又従来法の第2図の開放型メッキ浴槽
に第1B図の接続式炭素電極棒川のメッキ枠を使用し、
被メッキ体である炭素棒の凸形部の根本部分まで浸漬し
電流密度3 、/l、/dm  で4時間メッキをした
。メッキ液は密閉型浴槽のものと同じとした。試料(炭
素棒)は夫々50本とした。
次にその結果を示す。
第6表は第9B図の電極棒の凸形部の根本部分のメッキ
膜14Aと凹形部の周縁内側端部のメッキ膜14Bとの
夫々の厚みをtl 1 t2とし、試験しその膜厚の誤
差(最大(tm −k小値)で示したものである。
第7表は接続式炭素電極棒の凸形部と門形部とを実際に
嵌合し、この嵌合した炭素電、極棒をトーチに装着し、
電流1600Aで調相にアークを飛ばしながら実用テス
トを繰返した結果である。
(4) 凸凹部のいずれかのメッキ膜が厚すき′て嵌合
困難なもの (B)  メッキ膜の嵌合が不充分か又は接触してなく
て使用中に接続部が発熱したり、酸化消耗し折損したも
の (0)  嵌合も良好で、使用中も支障を起さす良好で
あったもの の8つに分類し試料50本のそれぞれの試験結果を示し
た。
第  6  表 第  7  表 第6表よりtl、t2のそれぞれの平均メ゛ツキ膜の厚
みは直列通電及び並列通電、ともほぼ等しl/)カ(、
膜厚誤差は直列通電の方が著しく小さく±0.05酎以
下に制御することができ、前記1区径差ΔD&ま0≦Δ
D<0.10fimの範囲内に十分入っていること力く
判った。
第7表における結果から、本発明のい1れの接続式電m
捧においては、嵌合状紳及び使用中σ〕状伸も良好であ
った。然し、従来法においては、メ゛ンキ膜の厚すぎる
ものや、薄すさるものがあり、これらの原因によるもの
が夫々16%及び18%あり嵌合状態及び便用中の状態
も良好なものは66%であった。
任って、本発明の接続式炭素電極棒によると、完全にか
つ容易に嵌合し、脱は輸<、高温焼純中においても脱落
が生ぜず、使用効率ioo%であることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は実験に使用したメッキ枠の+l
t造を例示する断面図、第2図は従来のメツキ装置図、
第8図は開放メッキ浴槽を並設し、メッキ液を並列に流
通させ、電極をilt源に対し直列接続したメッキ装置
を示す説明用断面図、第4図は密閉メッキ浴槽を直列に
並設し、電極を電源に対し1H列に接続し、メッキ液を
直列に順次循環させた本発明のメッキ装置を示す説明用
断面図、第5図は開放メッキ浴槽中に陰陽両電極を並列
配置し、両極の亀樟を電源に対して並列接続した従来の
メッキ装置の説明用断面略図、第6図は第8図(開放メ
ッキ浴槽、並列a電〕及び第4図(密閉メッキ浴槽、直
列通電)により試験したメッキ液の直達と電流密度との
関係をボす特性図、第7図、第7A図は本発明の炭素棒
の?i4J渉電気メッキ用装置の一例を示す平ll1I
図、第8図、第8A図は本発明の炭素棒の昼休電気メッ
キ装置において直列して電流が通電する状態を示す説明
図、第9A図、第9B図、第9C図、第9D図は本発明
の接続式炭素1i1.f!l!!棒の実施態様を示す一
部断面図、第1θ図は本発明の接続式炭素寛徐俸のメッ
キ装置の詳細を示す断101図、第11図は本発明のメ
ッキ方式と従来のメッキ方式とを比較したメッキ姐分布
図である。 ■・・・陽極となるメッキ容器(メ゛ンキュニ゛ント)
、2・・・メッキ液流入口、8・・・連結管、4・・・
容器係合体、5・・・他の容器係合体、6・・・被メ゛
ンキ体支持体、6A・・・被メ7ツキ体支持体の凹孔部
、7・・・他σ)被メツキ体支持体、8・・・メッキ液
出口、9・・・1川LJ MS、lO・・・炭素棒、1
1・・・電源、12A、12B・・・容器係合体の支持
台、120.・、メッキユニ′ントσ〕支持台、13・
・・電線、14・・・メッキ膜、IOA・・・電極棒の
凸形部、IOB・・・電極棒の凸形部の根本部分、10
0・・・電極棒の凹形部、lOD・・・電極棒凹形部の
周縁内端部、IOE・・・奄4!Ii俸凹形部の周縁内
端部内方に設けた段部、14A・・・箪柳俸凸形部の根
本部分のメッキ増、14B・・・′電極棒凹形+@Sσ
ノ周縁内端部のメッキj曽、15・・・油圧シリンダー
、16・・・バッキング、17・・・購栓、18・・・
シール1ノング、19・・メッキ枠、20・・・メッキ
浴僧、21・・・炭素棒の抑止め部、22・・・接点部
、28・・・導電部、24・・・メッキ液、25・・・
メッキ液人口、26・・・メッキ液出口、271.・陽
極。 第1A図 第2図 第3図 第00図 第9D図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 少くとも陽極となる容器と、この容器内に一定の間
    隔を隔てて装入した炭素棒よりなる陰極としての被メッ
    キ体との間にメッキ液を満し循環させるようにしたメツ
    キュニットの複数個を;−機械的に直列又は並列に連結
    し、かつ少くとも−の!源に電気的に直列配線で接続し
    、前記メツキュニットの夫々に電流を通じ、屯流密曳を
    0.5〜450 A/dm  とし、メッキ液の流速を
    1 cm〜3″0駒として循環させ、メッキ液の流速に
    対1心して電流を制御し、メツキュニット内に装入した
    炭素棒の表面にメッキ膜を形成することを特徴とする炭
    素電極棒のメッキ方法。 & 炭素棒の外形とはは相似する形状の陽°極を有する
    容器内にメッキ液が満されている特許請求の範囲第1項
    記載のメ謁キ方法。 & 容器は、密閉型もしくは開放型であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のメツを方法。 表 メッキ浴槽は密閉型の容器であって、この中に装着
    する陽極は、少なくとも不溶性iIl極である特許請求
    の範囲第1項記載のメッキ方法。 5 前記電流密度を80〜450 Vdm  とする特
    許請求の範囲第1項記載のメッキ方法。 6 メッキ液の流速を60cm〜a o m、”8+と
    じて循環させる特許請求の範囲第1項記載のメッキ方法
    。 7、 陽極と板メッキ体としての陰極である炭素棒との
    間隔がそれぞれの部分において1〜lQmmの範囲内で
    あってほぼ等間の距離に隔たれている特許請求の範囲第
    1項記載のメッキ方法。 B、 メッキ液は少く)なくとも硫酸銅と硫酸との混合
    水溶液であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のメッキ方法。 9 炭素棒の一部又は全部にメッキ膜をJ構成するに際
    し、被メッキ体である炭素棒を′電源に対し直列接続し
    て被メツキ電流を一定にすることと、陽極と炭素棒の間
    隔を一定とすることと、メッキ液流速を一定とするよう
    にする○とによりそのメッキ膜厚みの誤差を±0.05
    市の範囲に制御する特許請求の範囲第1項記載の炭素t
    !極俸のメッキ方法。 1〇  一端部は凸形を、他端部は凹形をなし、一つの
    炭素電極棒の凹形部に、他の同形の炭素′wL極棒の凸
    形部を嵌合接続させることができる接続式炭素電極棒の
    メッキ方法において、少くとも陽極となる部分を看する
    円筒形容器内に被メッキ体である炭素棒を装入し、陽極
    と陰極としての被メッキ体との間隔を1〜10酷の範囲
    でほぼ等間隔に保持し、01ノ記容器の1側に設けたメ
    ッキ液装入口と他側に設けたメッキ液排水口との間にメ
    ッキ液を循環流通させるように構成し、かつ前記電極棒
    の1側の凸形部の中間及び他側の凹形部の内方を塞栓し
    た複数側のメツキュニットを機械的に直列又は並列に連
    結し、メッキ液を直列又は並列に循環流通させるように
    し、前記メツキュニットを電気的に電源に対して直列に
    接続し、電流密度を帆5〜450 yam  とし、メ
    ッキ液の流速を1 cm〜36 mA少として循環させ
    、メッキ液の流速に対応して電かしを制御し、メツキュ
    ニット内に装入した炭素棒の凸形部の先端部分と凹形部
    の内方部分とを残して部分的にメッキし、前記炭素棒の
    凸形部の根本部分と凹形部の周縁端部分とに施されるメ
    ッキ膜はその基部より先端又は内方に向けて小W1;の
    テーパーが形成されるようメッキすることを特徴とする
    接続式炭素電極棒の部分的電気メツキ方法。 IL  前記電流密度を80〜450 A7dm  と
    し、メッキ液の流速を60cm〜s o m/3として
    循環させ、メッキ時間を25〜3分となるよう電流密度
    とメッキ液の流速とを対応させて設定し、そのメッキ膜
    の厚み誤差を±0.05mmの範囲に制御する特許請求
    の範囲第10項記載の電気メツキ方法。 11  炭素棒本体の外周表面のメッキ膜の厚み及び凸
    形部の根本部分と凹形部の周縁端部分のテーパー状メッ
    キ膜の基部の厚み誤差が±0.05酌の範囲内になるよ
    う制御してメッキ膜を施す特許請求の範囲第10項記載
    の電気メツキ方法。 1&−炭素棒とほぼ相似する形状の陽極を有する容器で
    あって、この容器は少くとも被メッキ体である炭素棒を
    出入れする開口部と、一端にはメッキ液の流入口と、他
    端に設けたメッキ液の光出口とを1IiI’え、かつ容
    器の複数個かそれぞれ直列又は並列に連結されており、
    かつこれら容器の複数個をメッキ液が直列又は並列にl
     cm〜301?!/T!l’の範囲の所定の流速でW
    4 mするように構成し、被メッキ体である前記炭素棒
    を電源に対して電気的に直列接続し、電流密度がO15
    〜450 A/dm  となるよう構成した口とを特徴
    とする炭素電極棒のメッキ装置。 14電流密度を30〜450 A/dm  とし、メッ
    キ液の流速を60cm〜80 m/seaで循環流通さ
    れるよう構成し、メッキ液の流速と電流密度とをできる
    だけ高く設定し、メッキ膜の)ν。 み誤差範囲が士U、05mmの範囲内となるよう構成し
    た特許請求の範囲第18項記載のメッキ装置。 1五 すくなくとも陽極である容器と、扱メッキ体とし
    ての陰極である炭素棒との間隔かそれぞれの部分におい
    て1〜lQmrnの範囲内でほぼ等間隔の距駐に保たれ
    ていることを特徴とする特#1M求の組曲第13項記載
    のメッキ装置。 16 一端部は凸形を、他端部は凹ルをなし、一つの炭
    素電極棒の凹形部に、他の同形の炭素電極棒の凸形部を
    嵌合接続させることかできる接続式炭素電極棒において
    、前記凸形部の外表面の根本部分及び凹形部の内表面の
    周縁端には、亀The本体の外周表面と連続してテ−パ
    ー状の金属メッキ膜が形成されており、該電極棒の本体
    外周表面のメッキ膜厚み及び前記凸形部の根本部分と凹
    形部の周縁端部とのテーパー状のメッキ膜の基部の厚み
    か±0.05門の誤差範囲にあるようメッキ膜か施され
    て成る接続式炭素電極棒。 1?、  接続式炭素電極棒において、凸形部の根本部
    分及び凹形部の周縁端部に施されたメッキ膜は、その基
    部より先端に向けて手酌のテーパーをなしている特許請
    求の範囲第16項に記載の接続式炭素電極棒。
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