JPS5928561B2 - 新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法 - Google Patents
新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法Info
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- JPS5928561B2 JPS5928561B2 JP6598381A JP6598381A JPS5928561B2 JP S5928561 B2 JPS5928561 B2 JP S5928561B2 JP 6598381 A JP6598381 A JP 6598381A JP 6598381 A JP6598381 A JP 6598381A JP S5928561 B2 JPS5928561 B2 JP S5928561B2
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- Japan
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- amino sugar
- copolymer
- formulas
- chemical
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、式:
(ただし、式中、nは、130から150の整数を示す
。
。
)で表わされる新規なアミノ糖コポリマー及びその製造
法に関するものである。
法に関するものである。
α−1・6一結合したグルコースのポリマーには、微生
物、例えばロイコノストック・メッセンテロイデス(L
eucOnOstOcmesenterOides)に
よつて生産されるデキストランがある。
物、例えばロイコノストック・メッセンテロイデス(L
eucOnOstOcmesenterOides)に
よつて生産されるデキストランがある。
デキストランは、それ自身血漿増量剤として有用である
が、その硫酸エステル(デキストラン硫酸)は、脂血清
澄作用を有し、血中のコレステロール、トリグリセリド
を低下させる。又抗ヒアルロニダーゼ作用及び繊維素溶
解作用も有しており、高脂血症や動脈硬化症の治療に有
効な薬剤として知られている。一方、動物組織中に存在
するムコ多糖類のヘパリンは、強い血液凝固抑制作用、
脂血清澄作用など広範な生理作用を有しており、その分
子中に、硫酸化されたアミノ糖、例えば、下記の如きユ
ニツトを有することが特徴的である。
が、その硫酸エステル(デキストラン硫酸)は、脂血清
澄作用を有し、血中のコレステロール、トリグリセリド
を低下させる。又抗ヒアルロニダーゼ作用及び繊維素溶
解作用も有しており、高脂血症や動脈硬化症の治療に有
効な薬剤として知られている。一方、動物組織中に存在
するムコ多糖類のヘパリンは、強い血液凝固抑制作用、
脂血清澄作用など広範な生理作用を有しており、その分
子中に、硫酸化されたアミノ糖、例えば、下記の如きユ
ニツトを有することが特徴的である。
(ただし、式中、XはH又はSO3−を示す。
)そこで、デキストランの如くα−1・6結合した糖鎖
を有し、しかもその分子中にヘパリンの如きアミノ基を
含む多糖及びその硫酸化物を合成できれば、種々の生理
的機能が期待できる。しかしながら、遊離のアミノ基を
有する多糖は、天然には産出しておらず、又アミノ糖単
糖の重合による多糖の人工的合成に関する報告は、現在
までされていない。そこで、本発明者らは、上記の主旨
に鑑み、鋭意研究を行つた結果、α−1・6結合した糖
鎖を有し、その分子中に、ヘパリンの如きアミノ基を含
むアミノ糖コポリマーを合成することに成功し、本発明
を完成するに至つた。
を有し、しかもその分子中にヘパリンの如きアミノ基を
含む多糖及びその硫酸化物を合成できれば、種々の生理
的機能が期待できる。しかしながら、遊離のアミノ基を
有する多糖は、天然には産出しておらず、又アミノ糖単
糖の重合による多糖の人工的合成に関する報告は、現在
までされていない。そこで、本発明者らは、上記の主旨
に鑑み、鋭意研究を行つた結果、α−1・6結合した糖
鎖を有し、その分子中に、ヘパリンの如きアミノ基を含
むアミノ糖コポリマーを合成することに成功し、本発明
を完成するに至つた。
以下に、本発明を詳述する。
本発明の出発物質の一つは、式:
(ただし、式中、Bnはベンジル基を示す。
)で表わされる3−アジド−1・6−アンヒドロ3−デ
オキシ−2・4−ジ一0−ベンジル−β−D−グルコピ
ラノース(7)であり、本発明者らによつてはじめて合
成された化合物である。以下に、その合成工程を示す。
(但し、式中、Bzは、ベンゾイル基、Bnは、ベンジ
ル基、Msは、メタンスルホニル基を示す。
オキシ−2・4−ジ一0−ベンジル−β−D−グルコピ
ラノース(7)であり、本発明者らによつてはじめて合
成された化合物である。以下に、その合成工程を示す。
(但し、式中、Bzは、ベンゾイル基、Bnは、ベンジ
ル基、Msは、メタンスルホニル基を示す。
:化合物(2)は、β−D−グルコピラノースより誘導
される1・6−アンヒトローβ−D−グルコピラノース
(1)を、ベンゾイルクロライドで処理することにより
、容易に得ることができる〔M.ごEr最EtalCO
liectiOnCzechOsiOvlChem.C
Omm皿.VOl.26、2542(1961)参照。
〕化合物(2)217を乾燥ピリジン500m1に溶解
し、氷冷する。
される1・6−アンヒトローβ−D−グルコピラノース
(1)を、ベンゾイルクロライドで処理することにより
、容易に得ることができる〔M.ごEr最EtalCO
liectiOnCzechOsiOvlChem.C
Omm皿.VOl.26、2542(1961)参照。
〕化合物(2)217を乾燥ピリジン500m1に溶解
し、氷冷する。
攪拌しながらメタンスルホニルクロリド197を滴下し
、徐々に室温にもどす。3時間後、反応混合物を大量の
氷水中にあけ攪拌すると、化合物(3)の粗結晶が析出
する。
、徐々に室温にもどす。3時間後、反応混合物を大量の
氷水中にあけ攪拌すると、化合物(3)の粗結晶が析出
する。
沢別、水洗、乾燥後、メタノールから再結晶すると白色
結晶177(収率68%)を得る。化合物(3)10y
をクロロホルム50m1にとかし氷冷する。
結晶177(収率68%)を得る。化合物(3)10y
をクロロホルム50m1にとかし氷冷する。
これに、金属ナトリウム47をメタノール60m1に溶
解して調製したナトリウムメトキシド溶液を、攪拌しつ
つ滴下する。
解して調製したナトリウムメトキシド溶液を、攪拌しつ
つ滴下する。
混合物を室温に一晩放置後、5%塩酸で中和し、減圧濃
縮乾固する。残渣を20m1アセトンで5回抽出し、抽
出液を減圧濃縮すると油状物を得る。シリカゲルのカラ
ムクロマトグラフイ(展開溶媒クロロホルム−メタノー
ル、100:1v/v)で精製すると化合物(4−a)
と(4−b)の混合物3.17(収率97%)を得る。
〔化合物(4−a)と(4−b)の混合物の物理的性質
〕IR(フイルム)(:RfL−1 :3400化合物
(4−a)と(4−b)の混合物6.7yを、乾燥した
テトラヒドロフラン300m1に溶かし、氷冷下、水素
化ナトリウム(純度60%)を、2.87加えて30分
間攪拌する。
縮乾固する。残渣を20m1アセトンで5回抽出し、抽
出液を減圧濃縮すると油状物を得る。シリカゲルのカラ
ムクロマトグラフイ(展開溶媒クロロホルム−メタノー
ル、100:1v/v)で精製すると化合物(4−a)
と(4−b)の混合物3.17(収率97%)を得る。
〔化合物(4−a)と(4−b)の混合物の物理的性質
〕IR(フイルム)(:RfL−1 :3400化合物
(4−a)と(4−b)の混合物6.7yを、乾燥した
テトラヒドロフラン300m1に溶かし、氷冷下、水素
化ナトリウム(純度60%)を、2.87加えて30分
間攪拌する。
次に、臭化ベンジル167を加え、室温で4時間反応さ
せる。氷冷した飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、3
0分攪拌後、200m1のエーテルで3回抽出する。抽
出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、生
じた油状物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフ(展
開溶媒ベンゼン一酢酸エチル20:1/v)で精製する
と、油状の化合物(5−a)と(5−b)の混合物が1
07(収率86%)得られる。〔化合物(5−a)と(
5−b)の混合物の物理的性質〕化合物(5−a)と(
5−b)の混合物107を、エタノール200m1と飽
和塩化アンモニウム水50m1の混合溶媒に溶かし、ア
ジ化ナトリウム17.57を加えて撹拌しつつ60時間
加熱還流する。
せる。氷冷した飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、3
0分攪拌後、200m1のエーテルで3回抽出する。抽
出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、生
じた油状物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフ(展
開溶媒ベンゼン一酢酸エチル20:1/v)で精製する
と、油状の化合物(5−a)と(5−b)の混合物が1
07(収率86%)得られる。〔化合物(5−a)と(
5−b)の混合物の物理的性質〕化合物(5−a)と(
5−b)の混合物107を、エタノール200m1と飽
和塩化アンモニウム水50m1の混合溶媒に溶かし、ア
ジ化ナトリウム17.57を加えて撹拌しつつ60時間
加熱還流する。
冷却後、蒸溜水500m1を加え、エタノールを減圧下
除去し、残つた水溶液をクロロホルムで抽出する。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると油
状物を得る。シリカゲルのカラムクロマトグラフ(展開
溶媒、ベンゼン−エーテル20:1v/v)で精製する
と、化合物(6−a)と(6−b)の混合物9.67(
収率81%)を得る。〔化合物(6−a)と(6−b)
の混合物の物理的性質〕U=【υυ 化合物(6−a)と(6−b)の混合物9.3yを乾燥
テトラヒドロフラン180m1に溶かし、氷冷する。
除去し、残つた水溶液をクロロホルムで抽出する。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すると油
状物を得る。シリカゲルのカラムクロマトグラフ(展開
溶媒、ベンゼン−エーテル20:1v/v)で精製する
と、化合物(6−a)と(6−b)の混合物9.67(
収率81%)を得る。〔化合物(6−a)と(6−b)
の混合物の物理的性質〕U=【υυ 化合物(6−a)と(6−b)の混合物9.3yを乾燥
テトラヒドロフラン180m1に溶かし、氷冷する。
水素化ナトリウム(純度60%)1.97を加え30分
攪拌後、臭化ベンジル11.57を加える。室温で3時
間攪拌後、氷冷した飽和塩化アンモニウム水溶液500
m1を加え、さらに30分攪拌する。この混合溶液をエ
ーテルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮すると油状物を得る。シリカゲルのクロマ
トグラフ(展開溶媒、ヘキサン−酢酸エチル5:1v/
v)で精製すると油状の化合物(7)8y(収率68%
)を得る。これは放置しておくと結晶化し、シクロヘキ
サンから再結晶が可能である。
攪拌後、臭化ベンジル11.57を加える。室温で3時
間攪拌後、氷冷した飽和塩化アンモニウム水溶液500
m1を加え、さらに30分攪拌する。この混合溶液をエ
ーテルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮すると油状物を得る。シリカゲルのクロマ
トグラフ(展開溶媒、ヘキサン−酢酸エチル5:1v/
v)で精製すると油状の化合物(7)8y(収率68%
)を得る。これは放置しておくと結晶化し、シクロヘキ
サンから再結晶が可能である。
(ただし、式中、Bnは前記に同じ。
)で表わされ、1・6−アンヒトローβ−D−グルコピ
ラノース(1)を、ベンジルプロミド等で処理すること
により容易に得ることができる。
ラノース(1)を、ベンジルプロミド等で処理すること
により容易に得ることができる。
かくして得られた化合物(7)、(8)を次の方法によ
り共重合、還元を行つて本発明の目的のアミノ糖コポリ
マーを得る。共重合反応は、化合物(7)、(8)を充
分に乾燥した溶媒に溶解し、ルイス酸を触媒として反応
させることにより行われる。
り共重合、還元を行つて本発明の目的のアミノ糖コポリ
マーを得る。共重合反応は、化合物(7)、(8)を充
分に乾燥した溶媒に溶解し、ルイス酸を触媒として反応
させることにより行われる。
溶媒としては、塩化メチレン、クロロホルム等が適当で
ある。ルイス酸としては、五フッ化リン、五塩化アンチ
モン、三フッ化ホウ素エーテラートが挙げられるが、収
率及び得られるコポリマーの立体規則性の点から五フツ
化リンが最適である。ルイス酸の使用量は、化合物(7
)、(8)の総モル数に対して、2,〜7モル%、特に
2〜3モル%が最適である。なお、化合物(7)と(8
)の混合比は、ほぼ等モル量を用いるのが適当である。
反応温度は、約−30〜−60℃が適当であり、重合時
間は、約40〜60時間が適当である。
ある。ルイス酸としては、五フッ化リン、五塩化アンチ
モン、三フッ化ホウ素エーテラートが挙げられるが、収
率及び得られるコポリマーの立体規則性の点から五フツ
化リンが最適である。ルイス酸の使用量は、化合物(7
)、(8)の総モル数に対して、2,〜7モル%、特に
2〜3モル%が最適である。なお、化合物(7)と(8
)の混合比は、ほぼ等モル量を用いるのが適当である。
反応温度は、約−30〜−60℃が適当であり、重合時
間は、約40〜60時間が適当である。
この重合反応は、真空中あるいは不活性ガス(例えば、
N2ガス)雰囲気中で行うのが好ましい。かくして、分
子中に、アジド基を有するアジド糖コポリマー(9)が
得られるが、次いでこれをバーチ還元する。
N2ガス)雰囲気中で行うのが好ましい。かくして、分
子中に、アジド基を有するアジド糖コポリマー(9)が
得られるが、次いでこれをバーチ還元する。
コポリマー(9)の還元は、液体アンモニア中、アルカ
リ金属により行う。
リ金属により行う。
アルカリ金属としては、カリウム、ナトリウム、リチウ
ムが挙げられる。アルカリ金属は、コポリマー中の1ユ
ニツトに対し、6原子以上加えることが必要で、通常、
その .・約3倍量であることが適当である。コポリマ
ー(9)は、予め適当な溶媒、例えば、1・2−ジ[ャ
<gキシエタン、ジグリム等に溶解しておいたものを加
える。反応温度は、約−70〜−80℃が適当であり、
反応時間は、約30分〜3時間が適当である。かくして
、本発明の目的のアミノ糖コポリマー(10)を得るこ
とができる。
ムが挙げられる。アルカリ金属は、コポリマー中の1ユ
ニツトに対し、6原子以上加えることが必要で、通常、
その .・約3倍量であることが適当である。コポリマ
ー(9)は、予め適当な溶媒、例えば、1・2−ジ[ャ
<gキシエタン、ジグリム等に溶解しておいたものを加
える。反応温度は、約−70〜−80℃が適当であり、
反応時間は、約30分〜3時間が適当である。かくして
、本発明の目的のアミノ糖コポリマー(10)を得るこ
とができる。
(ただし、式中、Bn.nは前記に同じ。
)以下に、本発明を実施例により説明する。実施例 1
1・6−アンヒトロー3−アジド−2・4−ジ0−ベン
ジル−3−デオキシ−β−D−グルコピラノース(7)
(0.2507、0.68mm01)と、1・6−アン
ヒトロー2・3・4−トリ−0ベンジル一β−D−グル
コピラノース(8)(0.2947、0.68mm01
)を重合アンプル中10−5mmHgの高真空で一夜真
空乾燥し、予め水素化カルシウムで乾燥した塩化メチレ
ン(1.0m0に溶解する。
ジル−3−デオキシ−β−D−グルコピラノース(7)
(0.2507、0.68mm01)と、1・6−アン
ヒトロー2・3・4−トリ−0ベンジル一β−D−グル
コピラノース(8)(0.2947、0.68mm01
)を重合アンプル中10−5mmHgの高真空で一夜真
空乾燥し、予め水素化カルシウムで乾燥した塩化メチレ
ン(1.0m0に溶解する。
重合管を液体窒素で冷却し、モノマー溶液が十分に凍結
した後、五フツ化リンを導入する。重合管を真空ライン
から切り離し、60℃のエタノール溶液中、1〜2分間
激しく振とうする。−60℃にて1時間反応後、重合ア
ンプルを開管し、メタノールを注いで反応を停止する。
この際、ポリマーが沈澱するので、これにクロロホルム
を、ポリマーが十分に溶解するまで加え、重炭酸ナトリ
ウム水溶液で中和し、水洗して、無水硫酸ナトリウムで
乾燥する。乾燥剤を沢別除去した後、沢液を濃縮して、
石油ベンジンを加えて再沈する。溶解、濃縮、再沈の操
作をさらに2回行ない、ベンゼンに溶解し、凍結乾燥を
行ないアジド糖コポリマー(9)0.44757(82
.3%)を得る。実施例 2 ポリマー(9)(0.20y)を、予め金属ナトリウム
により乾燥した1・2−ジメトキシエタン(10m1)
に溶解する。
した後、五フツ化リンを導入する。重合管を真空ライン
から切り離し、60℃のエタノール溶液中、1〜2分間
激しく振とうする。−60℃にて1時間反応後、重合ア
ンプルを開管し、メタノールを注いで反応を停止する。
この際、ポリマーが沈澱するので、これにクロロホルム
を、ポリマーが十分に溶解するまで加え、重炭酸ナトリ
ウム水溶液で中和し、水洗して、無水硫酸ナトリウムで
乾燥する。乾燥剤を沢別除去した後、沢液を濃縮して、
石油ベンジンを加えて再沈する。溶解、濃縮、再沈の操
作をさらに2回行ない、ベンゼンに溶解し、凍結乾燥を
行ないアジド糖コポリマー(9)0.44757(82
.3%)を得る。実施例 2 ポリマー(9)(0.20y)を、予め金属ナトリウム
により乾燥した1・2−ジメトキシエタン(10m1)
に溶解する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中、nは130から150の整数を示す。 )で表わされるアミノ糖コポリマー。 2 構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中、Bnはベンジル基を示す。 )で表わされる化合物と構造式:▲数式、化学式、表等
があります▼ (ただし、式中、Bnは前記に同じ。 )で表わされる化合物を、ルイス酸触媒存在下で共重合
させて、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中、Bnは、前記に同じであり、nは13
0から150の整数を示す。 )で表われる共重合体を得、該共重合体を、液体アンモ
ニア中、アルカリ金属で処理して、式:▲数式、化学式
、表等があります▼(ただし、式中、nは前記に同じ。 )で表わされるアミノ糖コポリマーを得ることを特徴と
するアミノ糖コポリマーの製造法。 3 ルイス酸が五フッ化リンである特許請求の範囲第2
項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6598381A JPS5928561B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6598381A JPS5928561B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57180603A JPS57180603A (en) | 1982-11-06 |
JPS5928561B2 true JPS5928561B2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=13302744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6598381A Expired JPS5928561B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928561B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5079353A (en) * | 1987-12-02 | 1992-01-07 | Chembiomed, Ltd. | Sialic acid glycosides, antigens, immunoadsorbents, and methods for their preparation |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6598381A patent/JPS5928561B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57180603A (en) | 1982-11-06 |
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