JPS592651B2 - 車両運搬車 - Google Patents

車両運搬車

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Publication number
JPS592651B2
JPS592651B2 JP12698979A JP12698979A JPS592651B2 JP S592651 B2 JPS592651 B2 JP S592651B2 JP 12698979 A JP12698979 A JP 12698979A JP 12698979 A JP12698979 A JP 12698979A JP S592651 B2 JPS592651 B2 JP S592651B2
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JP
Japan
Prior art keywords
deck
cross beam
vehicle
upper deck
cylinder device
Prior art date
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Expired
Application number
JP12698979A
Other languages
English (en)
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JPS5650828A (en
Inventor
正雄 丸山
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP12698979A priority Critical patent/JPS592651B2/ja
Publication of JPS5650828A publication Critical patent/JPS5650828A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多車種用の車両運搬車に関する。
一般に車両運搬車は、車台上の下段デツキと、上下に調
節可能の上段デツキとによって構成されており、法的規
制の高さおよび長さ内で、国産小型車を上下に3台ずつ
合計6台積載できるようになっている。
一方、一台でも多くの車を載せるべく種々の改良がなさ
れた結果、国産小型乗用車を7台積載できるように、上
下段の間に中段デツキを設けたものも実用に供されてい
るが、中型乗用車、小型トラック等をより多く効率的に
積載できないという欠点があり、また、より多くより効
率的に積載しようとすると、油圧シリンダの本数が増え
、荷台が複雑になるという欠点がある。
これをさらに説明すると、前部上段デツキ、中間上段デ
ツキ、後部上段デツキを有する公知の車両運搬車におい
ては、中型乗用車や小型トラックの積載のために、中間
上段デツキの後端と後部上段デツキの前端を切離す必要
が生じるが、このように切離しを行なうと、後部上段デ
ツキが中間上段デツキによる支持を失って後方へ反転し
てしまうという問題が生じる。
本発明は、簡単な手8段によって、このような問題を解
消することを目的とする。
以下、図面について本発明の詳細な説明する。
第1図において、1は車両運搬車の車台であって、この
車台1の後部は車輪2によって支持され、その前部はト
ラクタ3に連結されている。
車台1の前部1aは段状に高くなっており、その前端の
両側には、断面U字状のガイドレール4がその溝を内側
に向けて対向状に樹立されている。
同様に、車台前部1aの後端の両側にもガイドレール5
がその溝を内側に向けて対向状に樹立されている。
ガイドレール4,5の間には前部上段デツキ7が設けら
れている。
このデツキ7の前部両側から突出する被案内部材7aは
ガイドレール4の溝内で上下に摺動自在となっており、
したがってデツキ7の前部はガイドレール4によって案
内されることになる。
デツキ7の前部にはワイヤ8の一端が連結され、このワ
イヤは、ガイドレール4に支持されたブーIJ 9、1
0に掛は渡されて、他端が油圧シリンダ装置11のピス
トンランド11aの先端に連結されている。
したがって、シリンダ装置11の伸縮によって、デツキ
7の前部は下方または上方に移動する。
デツキ7の後端部はガイドレール5に案内されることな
く自由になっている。
この後端部には、ワイヤ12の一端が固定され、このワ
イヤ12はプーリ、13,14.15に掛けられて、他
端が、油圧シリンダ装置11の背後にかくれるため図示
されていない他の逆向きの油圧シリンダ装置16のピス
トンロッド16aの先端に連結されている。
したがって、油圧シリンダ装置16の伸縮によって、デ
ツキ7の後部は下方または上方に移動する。
ガイドレール5の前方にはそれと間隔をおいて、一連の
ストップピン挿入孔18を有する支柱19がガイドレー
ル5と一体的に設けられている。
したがって、油圧シリンダ装置IL16を操作してデツ
キ7の高さおよび傾斜を適当に決めた後、ストップピン
挿入孔18からデツキ7の下側にストップピンを挿入す
ることにより、デツキ7の位置は固定される。
車台1の中程にもガイドレール21が設けられており、
このガイドレールとその後部の支柱22は前後方向連結
梁23により前記ガイドレール5と一体的に連結されて
いる。
ガイドレール5の内側の溝の内部には、中間上段デツキ
25の前端部両側から突出する被案内部材25aが係合
しており、デツキ25の前部はガイドレール5に案内さ
れて上下動自在となっている。
被案内部材25aは、第2図に示すようにクロスメンバ
ー26の両端に固定されており、このクロスメンバー2
6の後部にピン27によりデツキ25の先端縁が枢着さ
れている。
したがって、デツキ25はクロスメンバー26に対して
角度変位可能である。
第1図に示すように、被案内部材25aには油圧シリン
ダ装置29のピストンロッド29aの上端が連結されて
おり、シリンダ装置29の伸縮によってデツキ25の前
部は上下動する。
デツキ25″の後部は対向する支柱22の間の位置にま
で達している。
このデツキ25の後部の高さを決めるために、支柱22
の前方に一連のストップピン挿入孔30を有する支柱3
1が固設されている。
したがって、ストップピン挿入孔30の任意のものにス
トップピンを挿入してデツキ25の下側に当てることに
よって、デツキ25の後部の高さは固定される。
なお、デツキ25の後部を上下動させる手段については
後述する。
前記ガイドレール21の内側の溝内には、中段デツキ3
3の前端部両側の被案内部材33Aが上下に移動自在に
案内されており、被案内部材33Aにはワイヤ34の一
端が固定されている。
このワイヤ34はブーIJ35,36に掛は渡されてそ
の他端が37で示す位置で前記連結梁23に固定されて
いる。
プーリ36は油圧シリンダ装置38のピストンロッド3
8aの先端に支持されており、したがって、油圧シリン
ダ装置38の伸縮によって、デツキ33の前端部は下降
および上昇する。
中段デツキ33の後端寄りと車台1との間には油圧シリ
ンダ装置40が介設されており、その下端は車台1に、
また上端はデツキ33の後端寄りに枢着されている。
したがって、油圧シリンダ装置40の伸縮によってデツ
キ33の後端部は上下動する。
デツキ33の後端部の高さを固定するために、ストップ
ピン挿入孔41を有する支柱42が設けられている。
車台1の後端部には、ピン43によってスライド柱44
の外柱44aが枢着されており、外柱44a内に摺動自
在にはめ込んだ内柱44bの先端はピン45によって後
部上段デツキ46に枢着されている。
一方、外柱44aおよび内柱44bに固定されたブラケ
ツ1−47.48の間には油圧シリンダ装置49が設け
られており、油圧シリンダ装置49の伸縮によって、油
圧シリンダ装置49とスライド柱44は平行状態を保っ
て共に伸縮し、後部上段デツキ46は上下に変位する。
前記中間上段デツキ25の後端部と後部上段デツキ46
の前端部とは、通常、第3図に示すような関係にある。
すなわち、後部上段デツキ46の前端にはピン51によ
ってクロスビーム52が枢着され、このクロスビームの
前側面から突出する爪状突起53が中間上段デツキ25
の後端から突出する突部54の下面に接している。
したがって、クロスビーム52および後部上段デツキ4
6の前端部が上下に動く払中間上段デツキ25の後部は
、ストップピンによる固定を受けていない限り、突起5
3に支持されつつ上下に動く。
トコろで、クロスビーム52の上下方向の移動は次に説
明する油圧シリンダ装置56(第1図、第4図)によっ
て行なわれる。
油圧シリンダ装置56のシリンダ56bは前記支柱31
等に上下方向に固定され、そのピストンロッド56aの
下端にはプーリブロック57が固設され、それに上下の
ブーIJ58,59が設けられている。
そして、一端を油圧シリンダ装置56等の固定部に連結
したワイヤ60が、プーリ58の下側から掛けられて上
方へ導かれ支柱22に支持したプーリ61に掛けられて
下方へ導かれ、同様に支柱22に支持したブー162に
掛けられた後、さらにプーリ59に上側から掛けられて
、他端を支柱31等の固定部に連結されている。
したがって、油圧シリンダ装置56の伸縮によりクロス
ビーム52および後部上段デッキ46前部が上下に変位
し、これによって中間上段デツキ25の後部も同方向に
変位することになる。
以上の構成において、例えば国産小型車を積載した時の
状態は第1図に示す通りで、中段デツキ33をも利用し
て7台が積載される。
これらの7台の車両は、C1,C2,C3,C4,C6
,C6,C7で示される。
これらの車両はその符号Cに付したサフィックス1乃至
7の順序積載されるものであり、その順序は第5図A乃
至りに示す通りである。
まず、第5図Aに示すように、3つの上段デツキ7.2
5.46を後方に下るように傾斜させ、歩み板65を車
台1の後端(戸かけ、車両をC1゜C2,C3の順序で
載せる。
次に、同図Bに示すように、3つの上段デツキおよび中
段デツキ33を上方へ上げて、車台1上の下段デツキに
車両を載せる空間を設ける。
そして、傾斜通板66を掛けて、車両C4を車台前部に
載せた後、同図Cに示すように傾斜通板66をはずして
車両C5を載せ、次いで中段デツキ33を後方へ向って
下降させ、傾斜通板67を利用して車両C6を中段デツ
キ33上に載せ、最後に同図りに示すように、車両C7
を載せた後、上段デツキ7.25.46および中段デツ
キ33を自動車にあたらないところまで下降させて積込
みが完了する。
荷下しは王道と逆の順序でなされる。
第6図は中型乗用車6台を積載した時の状況を示す。
この場合、中段デツキ33は使用されず、車両はり、乃
至D6の順序で第7図A乃至Eに示すように積載される
また、同図Aのように上段の3つのデツキ7゜25.4
6を後方に低くなるように傾斜させ、第5図Aの場合の
ように歩み板65を車台後端にかけ、前部上段デツキ7
上に車両D1を載せる。
次に、同図Bに示すように、前部上段デツキ7の後方を
上げ、車両D2の前部が車両D1の後部の下方へ入る位
置まで中間上段デツキ25上に車両D2を載せた後、同
デツキ25の後方を上げて支柱31にストップビンによ
り固定した後、後部上段デツキ46上に車両D3を積載
する。
この時も車両D3の前部が車両D2の後部の下側に入り
込むようになる。
次いで、油圧シリンダ装置56を作動させてクロスビー
ム52を下げ、後部上段デツキ46の前部をも下げる。
これによって、第7図Cの状態が得られる。
以上のように。
中間上段デツキ25の後部を上げて、後部上段デツキ4
6の前部との接触を解こうとすると、従来のものでは、
後部上段デツキ46が図において時計方向に反転してし
まうという問題があり、後部上段デツキ46の前端部の
中間上段デツキ25の後端による上方からの支持が必要
であった。
これに対し、本発明においては、後部上段デツキ46の
前端部が油圧シリンダ装置56により上下動自在でし′
かも任意の上下方向位置に固定可能のクロスビーム52
に連結されているので、後部上段デツキ46が後方へ向
って反転しようとしてもクロスビーム52によって反力
が生じ、反転は生じない。
第7図Cの状態は、車台1上に車両が載るように3つの
上段デツキおよび中段デツキ33を上げた状態で、この
状態において傾斜通板66を利用して同図りに示すよう
に車両D4を載せ、次いで、通板66をはずして同図E
のように車両D5.D6を乗込ませ、上段および中段デ
ツキを車両に当たらないところまで下げて積込みを完了
する。
荷下しは以上に述べたところとまったく逆に行えばよい
以上に述べたように、本発明では、中間上段デツキの後
端を後部−L段デツキの前端から切離しても、後部1段
デツキが後方に反転してしまうおそれがなく、これによ
って中型車を積載するための状態を、各デツキ特に後部
上段デツキにとらせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は一部の横
断面図、第3図は同じく要部の一部切除側面図、第4図
はクロスビームを上下に移動させる機構を示す図、第5
図は小型車の積載順序を示す図、第6図は中型車を積載
した状態を示す図、第7図は中型車の積載順序を示す図
である1・・・・・・車台、4°、5,21・・・・・
・ガイドレール、19.31.42・・・・・・ストッ
プピン挿入孔を有する支柱、7・・・・・・前部上段デ
ツキ、25・・・・・・中間上段デツキ、46・・・・
・・後部−L段デツキ、33・・・・・・中段デツキ、
51・・・・・・ピン、52・・・・・・クロスビーム
、53・・・・・・突起、54・・・・・・突部、56
・・・・・・油田シリンダ装置、60・・・・・・ワイ
ヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車台上に設けた下段デツキと、車台に対して上下に
    調節自在に設けた前部、中間および後部の3つの上段デ
    ツキとを有し、後部上段デツキの前端にはクロスビーム
    を取付け、このクロスビームが、中間上段デツキの後端
    部の下側に係合するようにし、さらにクロスビームには
    、それを上下方向に関して位置固定可能に移動させる駆
    動装置を連結してなる車両運搬車。 2 クロスビームと後部上段デツキの前端部とをピンに
    より枢着した特許請求の範囲第1項記載の車両運搬車。 3 クロスビームを位置固定可能に移動させる駆動装置
    を、クロスビームの上下にそれぞれ一端を固定し他端を
    固定構造物に固定したワイヤと、これらのワイヤを上下
    方向に変位させてクロスビームの上下方向位置を変える
    油圧シリンダ装置とにより構成してなる特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の車両運搬車。
JP12698979A 1979-10-02 1979-10-02 車両運搬車 Expired JPS592651B2 (ja)

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JP12698979A JPS592651B2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 車両運搬車

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JP12698979A JPS592651B2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 車両運搬車

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Publication Number Publication Date
JPS5650828A JPS5650828A (en) 1981-05-08
JPS592651B2 true JPS592651B2 (ja) 1984-01-19

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JP12698979A Expired JPS592651B2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 車両運搬車

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01199567A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Kirin Brewery Co Ltd 果汁の製造法
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BR9202103A (pt) * 1992-05-27 1993-11-30 Companhia Transportadora E Com Semi-reboque para transporte de veiculos automotores
GB9302602D0 (en) * 1993-02-10 1993-03-24 Wilson Frederick G Transport trailer with 2 vertically moving floors

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