JPS5925308A - 木質材料処理方法 - Google Patents

木質材料処理方法

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JPS5925308A
JPS5925308A JP13206182A JP13206182A JPS5925308A JP S5925308 A JPS5925308 A JP S5925308A JP 13206182 A JP13206182 A JP 13206182A JP 13206182 A JP13206182 A JP 13206182A JP S5925308 A JPS5925308 A JP S5925308A
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termite
woody material
treating
insect
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Hideo Ishida
石田 英生
Tadahiro Nagano
長野 征広
Yutaka Yoshimoto
裕 吉本
Takeshi Hamada
健 浜田
Saburo Ogawa
三郎 小川
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Sanyo Mokuzai Bofu KK
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Sanyo Mokuzai Bofu KK
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な木質材1!」用防虫防蟻剤およびそれ
を用いる木質材料処理方法に関する。
近年我国の木材需要の伸びは著しく、国内の森林資源は
枯渇化をきたし、南洋材、北米祠等の外相輸入にともな
って南洋材、特にラワン類を使用した場合のしラタキク
イムシの被害が増大し、又う■ノン頬以外でもデンプン
を多く含有する広葉樹、例えばケヤキ、コナラ材を使用
した場合の被害も目立ってぎた。
一方住宅地不足から都市近郊の展出林地を開拓して宅地
開発を行なう場合が多く、もともとシロアリの生そく地
に住宅を建築する為にシロアリによる被害も増大し、重
大な経済的損失を引き起している。又、石油危機以来、
住宅における省エネルギー化の意識が高まり、断熱材料
の多用、床下構造の変化等により、人間の生活環境が快
適になるに従い、ヒラクキクイムシ、シロアリ等の木材
加害虫が生育できる温湿度、環境条件が整い、これら木
材加害虫の被害増加の一因となっていると占える。
原木、竹材、製祠品、合板、パーティクルボー1−1東
成材等の木質材料は、そのずくれた特性、特色から、そ
のままで構造部材、土木用+A、電柱、枕木等に利用し
たり、建伺品、内外壁材、建築部月、家具等の様々な用
途に加工され利用されるが、その反面、有機物であるこ
とから、生物劣化特に昆虫による劣化を受けやすく、又
、その使用される用途がいずれの場合も長期間使用され
る場合が多い。例えば住宅の場合、10年以上好ましく
は50年の耐久性が必要とされ、又建築後に各住宅部材
に防虫防蟻処理することが困難な為、建築時に適用され
た防虫防蟻剤は10〜50年間にもわたる長期的な効力
特性か必要となる。従来より木質材利用防虫防蟻剤とし
てクロルデン、T −B HC,DDT、ディル1ニリ
ン等の有機塩素系薬剤が大量に使用されてきた。しかし
ながら、接着性、塗装性、吸湿性、鉄属食性、臭気、か
ぶれ、刺激性、人畜に対する安全性、価格、作業性等に
重大な欠点を有するものであった。例えばr −B T
−I Cは人畜に対する毒性、臭気、かぶれ、刺激性、
鉄属食性を有し、高濃度で薬剤を使用しなければ長1υ
J間の防虫防蟻効力にかiJ、又この場合接着性、塗装
性に悪影響をおよぼす等の欠点を有し、DDT、ディル
ドリンは特に蓄積性、難分解性を有し、特定化学物質に
指定され、使用及び製造が禁止されている。現在、代表
的な木質材料用防虫防蟻剤であるりじJルデンは高濃度
で使用した場合防虫防蟻効力は認められるが、人畜に対
する毒性、及び魚類に幻する毒性が高い等の欠点を有す
る。すなわち変異原性、発カン性試験に於て、陽性、急
性毒性L D 50値が経口で270〜570mg/k
g(う・ノド)、経皮で530〜700■/kg(う・
)I−)、魚毒性T L m値(48時間)がコイ0.
26ppm、ヒメダカO,l ppmと毒性が高い。又
クロルデンは揮散性が高く、木質材料に適用して長期の
効力接続性をもたせる為には、処理時に薬剤を大量に使
用する必要があり、作業者の安全性、利用者の安全性、
環境に与える影響等に問題があっノこ。
そこで長期間にわたる防虫防蟻効力に優れかつ安全な公
害発生の恐れの少ない木質材料用防虫防蟻剤の開発が、
当業者に重大かつ緊急な課題として果されている。
本発明者らは、木質+」材用防虫防蟻剤につき鋭意研究
を重ねた結果、下記構造式; で表わされる0、0−ジエチル−0−2,3−ジヒドロ
−3−オキソ−2−フェニル−6−ピリタシニルボスホ
ロチオエー1・(以下、本ホスl=ロチオニ−1−と略
称する)を含有する薬剤で木質材料を処理した場合、木
材加害虫に対する優れた防虫防)iJ果か発揮されるこ
とを見出した。本発明の防虫防蟻剤は、本)1<スホ[
1チオエートを有効成分として含有し、木材に適用され
たとき長期にわたり優れた防虫防蟻効果を持続し、かつ
低毒性で、少量でも有効であるので公害発生の危険が少
なら)安全なものである。
本、ポ;ζホ[1チオエートは農業用殺虫剤に有効な低
毒性有機燐剤として知られている。例えば、1ireu
i1の米国特許第2,759,937号に殺虫、殺ダニ
削として自効であることが記載され、特公昭51−1.
1568刊および11ケ公昭52−46288号にニカ
メイガおJ、びツマクロヨコハイの防除に用いることが
記載されている。一般に農薬は残留性が低いことを要求
される。ず)ぎわら、半減期が1年以上の農薬は農薬取
締法によって残留性農薬に指定され、使用法かごまかく
規制され、現在これに該当するものはほとんとない。従
ってjffI密の農薬の半減期は1年以内′(あり、本
ホスホじJチオニー1・の半減期は10〜301]であ
る。
これにりjして木質材料の防虫防蟻は、10〜50年思
十4)の長期効力持続性を必要とし、残留性かl0=3
0日である本ホスホロチオエートを長期りツカ持続性の
必要な木質材料用防虫防蟻剤に使用でき乙とは考えられ
なか−9た。ところが、予期υさることには、本発明者
らは、本ホスホロチ」−:+’−−1か木質材料に適用
したとき、極めて長期間に亘って木祠加害虫に対する防
虫防蟻効力を持続することを見出した。本ホスホロチオ
エート、フェニトロチオン等の農薬をガラス板等木質材
1:1以外の材ネー1に処理し、1ii41戻操作を行
なったl& J1fl常の殺虫効力を比較すると本ホス
ボロチオニーI−を含めてこれら農薬はいずれも1Ii
i1候操作の経過日数につれて効力が減少した。このこ
とは農薬の性質上容易に考えられることである。ところ
が本ホスホロチオニーI・は他の農薬と同様半θ訳期が
短かいにもかかわらす、木質材ト1に適用した場合にか
ぎり驚異的なりツカ持続性を示した。本ホスホロチオニ
ー1・と木質材料のこの特異な作用については本発明者
らも未だ解明するには至っていないかおそらく木質材料
のみが有する特有の構造、性状と本;jクスホロチオエ
−1・が特異的に作用した結果驚異的な効力持続性が発
揮されると;らえられる。ずなわら本ボスボロチオエー
トと木質材木−1の微細構造に由来する吸着、ヘミセル
ロース、多糖頬、オリゴマーとの複合作用なとが予想さ
れる。
本発明の木質材ネ4用防虫防蟻剤は本ホスホロチ」ニー
1−を有りJ成分として含有し、木質材料との作用によ
り驚異的な効力持続性を発(ルすることを!l!F徴と
°渠る。りl象害虫としてはキクイムシ科、ナガキクイ
ムシ+1、ヒラタキクイムシ利、シバンムシ手1、ナガ
シンクイムシ利等の甲虫類及びシ[)アリ類なと一般木
材加害虫が挙げられる。
本発明の木質材料用防虫防蟻剤の使用方法としこは、本
ボスボロチオエートをそのまま上記対象害虫にり・1す
る防虫防蟻剤として適用することもできるが、jm常の
製剤の方法に従って、適当な担体および必要に窟ルて種
々の補助剤と混合して、その使用目的により浦溶性剤、
乳剤、粉剤、粒剤、水和剤、可溶化剤、エアゾール剤、
くん煙剤、ペースト剤、マイクロカプセル化剤等に製剤
して使用する。製剤の性状を改善し、防虫防蟻効果を高
める為の補助剤として界面活性剤、安定剤、滑剤、固結
剤、増粘剤、浸透1足進剤等が挙げられる。むろん、り
1−Iルデン、7−BIIC,ヘプタノしlル、その他
自は燐系殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤との混合により
特性の効力向上をはかることができる。
製剤中の本発明の有効成分の組成割合は、製剤の形態、
使用目的及び処理法により適宜選1尺されるべきもので
特に限定されるものでないが、多くの場合、製剤中に0
.1〜80市量%含有すれば十分であり、使用時に適宜
希釈し/又そのまま使用する。
本発明の木質材利用防虫防蟻剤による木質月利の処理方
法としては塗布法、没?N法、加圧および減圧注入法、
接着剤混入法、拡散法等の処理技術を使用でき、被処理
機の種類、用途及び対象加^虫に応して適宜選択される
。使用薬剤量は適用する木質材料の種類、処理法及び対
象加害虫によって変わるが、塗布、浸漬、吹伺り等の表
面処理方法を適用する場合、ヒラタキクイムシ等の甲虫
灯1については5■/%以上、好ましくは10■/、(
以上であり、シロアリ顛に夕1しでは10■/M以に、
好ましくは20 ng / %以」二である。上限につ
いてbよMi11限はないが、特に大量施用の必要はな
く、保健衛生上の安全面からおおむね4 g/rrl以
下が9Jましい。薬剤使用量は、加圧注入の場合、ヒラ
タキクーfムノ等の甲虫類に対して0.1g/m以上、
好ましく 4J: 0.2 g / m 〜300 g
 / rr?、シ071Jt11に列してl g / 
rd以上、好ましくは10g〜5kg7口1′、又接着
剤混入法では、ヒラタギクイムシ等の甲虫類に対して1
0g/n?以上、好ましくは25 g/ m〜960g
/m、シロアリ類にスlしてはI Og / rd以」
ユ、好ましくは50 g/、n〜5kg/ n?あれば
良い。従来多用されていたクロルテンの使用量が塗布、
&潰、吹付し」の場合で4 g/ 、(以上、接着剤混
入法の場合960 g/m以上であるのと比較すると、
はるかに少ない薬量で目的を達成できる。
史に本ホスホロチオニ−1−の毒性は極めて低く、例え
ば急性毒性■、D501I!1が経口で769 +ng
/ kg(ラット)、経皮で2300■/kg(ラット
)であり、亜急性、慢性毒性試験に於ても異常は認めら
41.1”発ガン性、変異原4(1等の試験に於ても陰
性であった。又魚毒性試験に於てはT L mが48時
間でコイに幻して+2I)r)m、ヒメダカに対してl
 Q p p mである。哺乳動物に幻する毒性と実際
に本発明の薬剤を木質材料に処理した場合の防虫防蟻効
力を台する最低薬量から、本発明の木質+4料用防止防
蟻剤の有効成分である本ホスホロチオニー1・とクロル
テンの相対安全有9」係数−(木+A加害虫に自効な薬
量)/(ラノ1−のLr)50値)を比較すると、本ボ
スボロチオエートは木質材利用防虫防蟻剤として使用す
る場合おおむねクロルテンの60〜100倍の安全性が
あると言える。
本発明者らは本発明の防虫防蟻剤を特に木質桐材に適用
した場合少量でもその効力が長期にXVC持されること
を発見し、従来行なわれていた薬剤の多量処理による環
境汚染、人体に対する影響、生態系に与える影響等の問
題を解決し、かつ本発明の薬剤が木質+71利の特性を
失なわずに処理できることを確認し、本発明を完成した
ものである。
以下に本発明の木質(A材用防虫防蟻剤及びそれによる
木質材料処理法を実施例および実験例で説明する。なお
1部」はず−、て重量裁準である。
)く!イリ12リー1− 01gの本ボスボロチオエートをアセトンで希釈し−C
100mρとした。
フ;b焦(9肪2− 1gの本ホスホロチオニー1・およびIOgの界面活性
剤をキシレンで希釈して100mρとした。
入−4汐り一 本ホスホじ1チオエート     0.3部石浦コニー
チル        99.7部計  100  部 )q長座−4 本ボスボロチオエート    60部 界面活性剤         10部 ツタノール         300 部計 100部 実施例5 粉剤 ノドI?、スポじlチオエート    50会11鉱物
1」1敞粉末        45部界面活性剤   
       5部 計  1 00 pa+ 割1江( 本ホスホしlチオエート    0.1部イソプロパツ
ール     79.9部界面活性剤       −
2(]−一部計  100部 比較例1〜16 白油成分、添加剤およびt8剤を第1表にまとめて示す
。表中のW/Vは市け/容量の略で、例えば比較例1で
は0.2gのクロルテンを溶剤で100m7+に希釈し
たことを意味し、W/Wは重層/重量の帖で、例えば比
較例3では2部のクロルテンに溶剤を加えて合計100
部としたごとを意味する。
第1表 実施例 種々の材′#1上におりる各薬剤のりJ力比性い)ヒラ
タキクイムシを用いたリノカ比較:Jナラ材、合板、1
Jillル(東洋口紙No、5C)、ガラス板(各50
cJ)lにホールピペットご実施例1、比較例1,5,
11.15の薬剤をQ、 5 m 12ずつ均一に塗’
/iiする。
これら供試材を風乾I&40°Cの通風乾燥器に入れる
。経過時間毎にこれら供試材を取り出し、板上にアクリ
ル製リング(直i¥5cm)を2コ固定しこの中にヒラ
タキクイムシ成虫を50頭ずつ投入し、24時間後の供
試用の死亡数を観察した。結果を第2表に示す。
第 2 表 経過日数毎のヒラタキクイムシの死亡率(
%)〈11)チヒタゲナガシンクイムシを用いたり」力
比性 輸)の実験と同様薬剤を塗布し、40°c−401:1
間のdi(I侯り作を行なったスギ辺祠」−に)′クリ
ル製リング(直径5 cm )を固定し、この中に被害
材から採取したチビクケナガーノンクイムシを各20頭
ずつ放し、24時1ii1 i&の供試用の死亡率を観
察した。結果を第3表に示す。
第 3 表 チビクケナガシンクイムシの死亡率(%)
ガラス板上に薬剤を塗布し、i4候操作を行なった場合
、各薬剤とも効力に差はなく、経時的にリノカは減少し
た。ヒラタキクイムシが食害する代表的な木質材料であ
るラワン合板、コナラ材に各薬剤を塗槓1し、同様の耐
候操作を行なった場合、本発明の薬剤は格段に優れたす
J力持続性を示した。
また、供試用をチビタケナガシンクイムシに変えて行な
った実験においてもい)と同様のりJ果が(4Iられ、
木質材料に適用した場合の本ホスホロチオニー)−の特
異的な効力持続性が示された。
実施例 日本木材保存協会規格第8号、木材防虫剤の防虫効力試
験法il+に従って実施例1、実施例2の100倍希釈
液、2004?i希釈tlk、比較例2の100倍希釈
液、200倍希釈液などについて、防虫効力試験を行っ
た。デンプン含有量の高い、ご」ナラar<片(5x3
.5x1cm)に十記薬剤をホールピペットでQ、 5
 m 1.とり、塗布した。そのl& I 01EI間
室内で風乾し規格に定められたijJ候操作を行なうも
の行なわないものに分り、実験を行なった(表面処理試
験)。
架剤の’JJ力利定は同脇会規格第10号木材防虫剤の
性能基準に従った。性能基準は次に示す通りである。
す′1布、吹付り又は浸漬処理に用いる木材防虫剤の防
虫’Jフッカ平均発生虫数3t7M以下とする。
結果を第4表に示す。
本ホスボロチオエートと代表的防虫剤であるクロルデン
とを比較した場合、例えばクロルデンを20OnIg/
n?使用しても耐候1榮作時に13頭のヒラクキクイム
シが発生したのに対して、本ホスボロチオエートはその
1/40の薬剤量の5■/、lの使用でもしラタキクイ
ムシの発生を0に抑えた。
なお、比較例6,12.16の実験は、従来の農薬(フ
ェニトロチオン、ジメチル−2,2,2−1−リクt’
+0−1−ヒl”oキシボスホネー1.2−sec−ブ
チルフェニル−N−メチルカーハノート)が木質月相に
適用しても防虫効果がないことを示している。
実施例 実施例6(7)500倍希釈液、1000倍、2000
倍希釈液及び比較例6の1000倍希釈液をあらかしめ
栄養液を注入し乾燥させであるコナラ辺材(50X50
X4mm)に減圧注入した。注入量は150〜280 
kg/ %であった。この試片を室温で2週間放置後、
規定の耐候操作(40’C130日間通風乾燥)を行な
い、R,I+、75%、25°C±2°Cで調湿を行な
った後、各試片に直径2〜・251111、深さ15龍
の穴をあ番」た(各試片6穴)。
ハ:の中にヒラクキクイムシ幼虫を投入し、栓をし、2
5°(12℃、R,11,75%で2111間培養した
後、□l: X線にご幼虫の4)(態を観察した。その
後、又聞−の条(′1で培養を続け、無処理区の幼虫が
成虫と7′、1つ〕こ時点で実験を終了した。
効力判定の性能基準は次の通り。
加IL又は拡融処理に用いる木材防虫剤の防虫効力は平
均死生率95%以上とする。結果を第5表Cご示ず。
第5表 ヒラクキクイムノ幼虫の死生率(96)(加圧
処理試験) 、1発明の薬剤を加圧2−を入する場合、0.1g/r
n’廖1−の薬M+量であれば有効である。比較例6の
農・吏(ソエニト1.jチオン)の場合、約20倍の薬
剤(12(約2g / rl? )でも幼虫死亡率が低
く、一部が成虫になり他の木)rAに被害を広げる。
実施例 11本木材保存協会規格第8号木材防虫剤の9J力試験
を去(2)接着剤混入防虫剤の試験方法に従って実施例
4、比較例4,8,9.13の薬剤について実験を行な
った。合板の製造条件及び接着剤の配合条(’lは次の
通りである。
接着剤配合条件 ユリア樹脂   100部 小麦粉      19部 硬化剤      0.5部 水           9,7部 薬剤−<不壌腓ス淋比較例)0.8町 計  130部 、ill、]合11j1ねんど 20〜30p (ボイ
ズ)合板製造条件 塗布量  30g/尺1 合板厚み l−4−1m++ 冷圧 ]Okg/ cnl 、 15分熱圧120°C
、lQkg / c+d 、 60秒樹種;ホワイトラ
ワン辺材(コアには規格に定められた栄養〆1kを注入
しで ある。) 上記の配合条件は薬剤添加量200 g / n?の場
合であるが100g/醒、50g/125g/n?−,
10g / rr?(D場合はそれぞれ0.4 、0.
2 、0゜1.0.04部と薬剤量をへらし、そのかわ
り水を増やし全体で130部とした。JWPA規格10
号に定める性能X半を以下に示す。
合板用接着剤に混入する木材防虫剤の防虫効力は処理試
験体において平均発住虫数3頭以下劣化処理試験体にお
いて平均発生虫数5頭以下とする。
結果を第6表に示す。
第6表 本薬剤を接着剤に混入する場合、10 g / n?以
ヒの薬剤量で防虫効果が発揮された。クロルデンやフェ
ニトロチオンの場合、本薬剤の20倍の薬剤量でも加害
虫の発生を自効に阻止できない。
本ホスホロチオエートを有効成分とする薬剤で木質材料
を処理した場合、ヒラタキクイムシ等の木材加害虫に対
し長期間にわたって効果があることが確認された。
実施例 日本シロアリ対策協会規格第1号、防蟻効力試験方法(
ハ)総合試験を実施例2,2の10缶、50.100倍
希釈液、比較例3、比較例4の60倍、120倍希釈ン
皮、比較例5,6,10,11.14.15について行
なった。
又実験例4で作成した防虫合板を用いて同様の実験を行
なった。
試験結果を第7,8表に示ず。J T CA S ′N
15号に定める塗布、吹付り浸漬用薬剤の性能基準を以
下に示す。
(イ’) −3−1重量減少率 本薬剤は他の薬剤と比較して少量でもシロアリにり1し
て十分有効であった。
実施例 アカマツ辺ヰA30×30×200mmをプレナーにて
平〆昌に仕上げ、実施例2.3.2の10倍希釈、50
倍希釈、比較例2010倍希釈、比較例3,7,10.
14の薬剤については100g/、f塗布し、実施例6
の薬剤の50倍希釈、100倍希釈、200倍希釈液、
比較例6,12.16については減圧注入を行なった。
注入量は400〜530kg/イであった。試験体は各
10本供試し、処理試験体は1ケ月間室内で風乾し、そ
の後各試験体は土壌に30cm埋設し、1年後、2年後
これらステークの観察を行なった。
被害度の評価方法は農林水産省林業試験場で行なわれて
いる方法をとり、以下にこれを示す。
比較例の薬剤は耐候操作により劣(’B L、 、’5
’lj’oアリに刻していずれも高い死亡率を示すが食
害も受りやすく、実用に耐えない。これに反し本発明の
薬剤は例えば実74例2の10倍希釈〆ikでは死亡率
が高く、重量減少率も非常に低い。100倍希釈液でも
死亡率はやや落ちるものの、重量減少率は非常に低く保
たれ、即ち食害はほとんどなく、これは本ボスボロチオ
エートの1F¥食朋外作用に基づくものである。
処理試験体の重量減少率は、耐候1榮作の有無にかかわ
らす3%以下とする。ただし、無処理試験体平均重量減
少率が20%以下のときは、試験をやり直さなければな
らない。
第 7 表 シロアリ総合試験結果 被害度 観察状態 0 1珪全。
1  部分的に軽度の清書。
2  全面的に軽度の清書。
3 2の状態のうえに部分的にはげしい清書。
4  全面的にはげしい清書。
5  清書により形がくずれる。
結果を第9表に示す。
第9表 (11−)平均は被害度の総和/10本の平均被害塵で
ある。
本ボスボnチオニー(−を自効成分とする本発明の薬剤
は、実際の野外におりる長期的効力も比較例に示される
他のクロルデン等の薬剤と較べて格段にずくれているこ
とが本実験で示された。他の農薬がいずれも1年以内に
食害を受けるのにターj L゛ζ本発明の薬剤は木質材
料に使用した場合、シロアリに対して加圧注入で1 g
/n?以上、表面処理法ごlon1g/m以上で効果が
ある。
L;l J:の実験例を総合評価すると、本発明の木質
材料用防虫防蟻剤は、特に木質材料に適用した場合格段
にずくれた持続効力を示しく実験例1)、実状にそくし
たしラタキクイムシ、シロアリの効ノ月工(験において
もずくれた効力を示しく実験例2〜6)、木質材料用の
防虫防蟻剤として長期に渡るシJ力が実証された。
本発明の防虫防蟻剤は特に木質材料に適用した場合、他
の薬剤と比較して少量で同等又はそれ以」のすJ果か期
待できかつ優れた効力持続性が発揮されるので、少量の
薬剤で長期間十分な防虫防蟻’JJ果が得れる。以上の
点は単に経済的に有利であるのみならず、大量処理によ
り生ずる種々の望ましくなり副次作用を未然に防く意味
でも極めて自利である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造式 で表わされるO20−ジエチル−〇−2,3−シヒド[
    l−3−オキソ−2−フェニル−6−ビリダジニルホス
    ポ[Iチオエートを含有することを特徴とする木質材料
    用防虫防蟻剤。
  2. (2)木質材料を下記構造式: で表わされる0、0−ジエチル−0−2,3−ジヒドロ
    −3−オキソ−2−フェニル−6−ビリダジニルホスホ
    ロチオエートを含有する薬剤で処理することを特徴とす
    る木質材料処理方法。
  3. (3)処理を加圧注入法、減圧注入法、接着剤混入法お
    よび表面処理法のいずれかで行う特許請求の範囲第2項
    記載の木質材料処理方法。
  4. (4)  表面処理を塗布、4漬または吹付けによって
    行い、これにより木質材料に5’ng/I′I?以上の
    1−記ボスホロチオエートを含有させる特許請求の範囲
    第2項記載の木質材料処理方法。
  5. (5)加圧または減圧注入法により木質材料に0.1g
    /mI22上の上記ボスボロチオエートを含有させる特
    許請求の範囲第2項記載の木質材料処理方法。
  6. (6)接着剤混入法により木質材料に10g/m以上の
    上記ボスポロチオエートを含有させる特許請求の範囲第
    2項記載の木質材料処理方法。
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