JPS5924862Y2 - 気化器吸気装置 - Google Patents

気化器吸気装置

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Publication number
JPS5924862Y2
JPS5924862Y2 JP2923379U JP2923379U JPS5924862Y2 JP S5924862 Y2 JPS5924862 Y2 JP S5924862Y2 JP 2923379 U JP2923379 U JP 2923379U JP 2923379 U JP2923379 U JP 2923379U JP S5924862 Y2 JPS5924862 Y2 JP S5924862Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carburetor
air
cylinder
cooling
intake device
Prior art date
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Expired
Application number
JP2923379U
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English (en)
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JPS55130050U (ja
Inventor
滋 佐藤
献三 平松
Original Assignee
株式会社共立
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Publication date
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に寒冷地や降雪地における野外作業機用エン
ジンの気化器の結氷現象や、粉雪の吸入を防止するため
の簡易で実用的な装置を提供せんとするものである。
以下実施例について詳細な説明を行う。
第1図に本案実施例の乗用動力スキーの側面全貌を示す
第2図に本案要部の一部断面説明図を示す。
本案は、第1図に示す如き雪上の滑走用乗用動力スキー
等に取り付けた空冷エンジン対象の気化器、結氷現象や
、粉雪の吸入防止の為の実用的考案である。
本案実施機である乗用動力スキーは、通常の自転車の車
輪とスキーとを入れ替えた構造に類似し、車輪に化リス
キーによって雪上を滑走する。
具体的には、第1図に示す如く機枠1の前部にステアリ
ングハンドル2があり、その下端に前部スキー3を取着
し、操舵用の役をする。
後部には 縦枠4を設け、その下部に後部スキー5,6
を耐着し、前後に分ち、後スキー6にはラグ部材7を附
したキャタピラ−8が回動自在に設けられていて、前記
縦枠4の中間に取着するエンジン9に連結して連動可能
である。
このエンジン9は一般に開放的に取着し、外気に露呈し
ているから、スキーの滑走にしたがって周囲に雪粒を巻
き上げるようになり、気化器がこれを吸い込んで、燃料
混合比に影響を与え不調の原因をなし、また外気の温度
も低温であるから、気化器が結氷現象を起し運転不能の
場合も起る。
この様な事故を防止するためには、気化器の吸気として
直接外気を取り込むことを止めなければならない。
第2図に本案実施例の要部を図示するが、シリンダ10
は、空冷形シリンダであり冷却フィン11を付している
このシリンダ10の冷却のために、強制冷却用のファン
12を備え、エンジンの回転軸によって駆動される。
(図示せず)シリンダ10は周囲にカバー13.13’
を設けて囲み前記ファン12の送風を導いている。
カバー13はファン12とは反対側で外部に開口14シ
て排気する。
シリンダ10は、前記ファン12側に混合気吸入口15
を配設し、該吸入口15に連通ずる気化器用ケース16
を取り着けて、気化器(ダイヤフラム気化器)17を収
容して設けている。
気化器17は外部から遠隔操作されることは一般と変ら
ない。
気化器用ケース16は、周壁部18を設けてその間口端
縁に気密用パツキン材19を設けてカバー13′の内面
に内接して、気化器を冷却風通路と区画している。
かくてカバー13′の前記気化器17の吸気口28側を
開口20シて気化器17を露呈せしめてあり、ステー2
1を設けてナツト22を取着し、前記開口20に対し、
カバー蓋23をボルト24と一体の締螺子25によって
、締着可能ならしめている。
なお、前記ステー21を吹き返し防止板兼用としても良
い。
前記カバー蓋23が覆う前記開口20の一部に、吸気管
26をカバー13′の内側に設けてその一端の開口29
を前記カバー蓋23の内側にのぞませ、他端の開口を気
化器17用空気取入口27として前記シリンダ10の強
制冷却風供給側の冷却フィン11の外周附近にのぞませ
ている。
なお、本実施例は、雪上用であるのでエアークリーナを
省略している。
かくの如く構造することによって、本考案は下記の如き
作用効果を発揮する。
気化器17は、シリンダ10に取り付けられて、シノン
ダ力バー13′及び気化器用ケース16の内部に二重に
封入され、外気及び冷却風とは区画されている。
従って外気の影響は受けにくいことは明らかである。
また気化器17の正面はカバー蓋23を設けて着脱自在
とし、点検容易であるよう配慮されている。
次でエンジン9が運転状態になれば、ファン12の回転
によって起る強制送風は気化器用ケース16の周囲を通
過して、シリンダ10の周囲に達し、カバー13の開口
14側から排出される。
この構造は、気化器17周囲温度の激しい変動を防止し
、安定した気化器性能を維持し、安定した運転ができる
気化器17用空気取入口27の位置がシリンダ10に対
向して近接して設けられているので、前記の如く、強制
冷却風の通路中にあっても、風下に向いて開口している
ので防塵のために効果的な構造であり、シリンダ周囲の
暖気を吸入するので気温の変動も少い状態で気化器17
に空気を吸入せしめるのに効果がある。
このことは前記する如く気化器周囲の温度変動の少いこ
とと相まってエンジン性能を安定するのに役立っている
この如く本案では気化器は常に外気から遠い場所のカバ
ー内部で吸気するために、空気取入口27が強制送風路
中にあり、風下に開口して粉雪等を吸入する余地のない
構造が特徴である。
かくて本案によれば、気化器は低温の外気中で使用して
も、シリンダー周囲の暖気を吸入出来、温度の変動少く
管制され、塵埃はもとより粉雪を吸入することなく結氷
現象を防止し、安定したエンジンの運転を保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例の乗用動力スキーの側面全貌図。 第2図は本案要部の一部断面説明図。9・・・・・・空
冷エンジン、11・・・・・・シリンダ冷却フィン、1
7・・・・・・気化器、27・・・・・・空気取入口、
28・・・・・・吸気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空冷エンジン9の気化器17用空気取入口27をシリン
    ダ冷却用の強制冷却場供給側のシリンダ冷却フィン11
    にのぞましめると共に近接対向して設け、前記冷却フィ
    ン11周辺の温気を前記気化器17の吸気口28に導い
    て供給する気化器吸気装置。
JP2923379U 1979-03-09 1979-03-09 気化器吸気装置 Expired JPS5924862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2923379U JPS5924862Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 気化器吸気装置

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JP2923379U JPS5924862Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 気化器吸気装置

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Publication Number Publication Date
JPS55130050U JPS55130050U (ja) 1980-09-13
JPS5924862Y2 true JPS5924862Y2 (ja) 1984-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224740Y2 (ja) * 1981-03-26 1987-06-24
JPS58173756U (ja) * 1982-05-17 1983-11-19 富士ロビン株式会社 エンジンの吸気部構造
JPS58173732U (ja) * 1982-05-17 1983-11-19 富士ロビン株式会社 強制空冷エンジンにおける点火栓の取付部構造
JPS6112965U (ja) * 1984-06-27 1986-01-25 川崎重工業株式会社 頭上弁式空冷エンジン
JP2724500B2 (ja) * 1989-06-09 1998-03-09 ヤマハ発動機株式会社 雪上車のエンジン用吸気装置
WO2015163476A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社 エンジン

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JPS55130050U (ja) 1980-09-13

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