JPH0117137Y2 - - Google Patents

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JPH0117137Y2
JPH0117137Y2 JP12370183U JP12370183U JPH0117137Y2 JP H0117137 Y2 JPH0117137 Y2 JP H0117137Y2 JP 12370183 U JP12370183 U JP 12370183U JP 12370183 U JP12370183 U JP 12370183U JP H0117137 Y2 JPH0117137 Y2 JP H0117137Y2
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JP
Japan
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fan
grass
fan cover
air
blade
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JP12370183U
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JPS6031225U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフアンとフアンカバーとの間への芝の
噛み込みを有効に防止し得るようにした芝刈機に
関する。
従来の芝刈機のスクロール内の構造は第1図或
いは第2図に示す如くである。
即ち、第1図は芝刈機の底面図であり、ハウジ
ング1に形成したスクロール2内に、ブレード3
を回転自在に配設し、ブレード3によつて刈り取
つた芝を、ブレード3の回転によつて生じる風で
放出口4に送り込み、この放出口4からグラスバ
ツグ内に排出するようにしている。このような構
成とした場合、刈り取つた芝をグラスバツグまで
ブレードの回転によつて生じる風のみを利用して
送つているため、風量不足となりグラスバツグへ
の収率が低下し、且つブレードの回転を速くしな
ければならず、これが騒音発生の原因ともなつて
いる。
このため、第2図に示すように、スクロール2
内にブレード3と同軸に幅流フアン5を設け、こ
の幅流フアン5の周囲をフアンカバー6で囲んで
整流を行い、フアンカバー6のエアー吹き出し口
7からエアーを吹き出させ、前記第1図に示した
従来例の風量不足を補うようにしたものがある。
しかしながら、斯る構成とした場合には、幅流
フアン5とフアンカバー6の間の隙間Sに刈り取
つた芝が噛み込まれ、幅流フアン5の風量が低下
したり、騒音が発生することとなる。
本考案は上述した従来の芝刈機における不具合
を改善すべく成したものであつて、刈り取つた芝
が、フアンとフアンカバーとの間に噛み込まれる
ことなく、刈り取つた芝の収率を高め且つ騒音の
低減を図れる芝刈機を提供することを目的とす
る。
この目的の達成すべく本考案は風量不足を補う
ためスクロール内に取り付けたフアンを囲むフア
ンカバーのエアー吹き出し口にルーバーを設けた
ことを要旨とする。
以下に本考案の実施例を第3図乃至第5図に基
づいて説明する。
第3図は本考案に係る芝刈機の底部構造を示す
分解斜視図、第4図は同芝刈機の底面図、第5図
はエアーガイド部材の斜視図である。
芝刈機のハウジング10には下方に向つて開放
されたスクロール11が形成され、このスクロー
ル11の中央部には同じく下方に向つて開放され
たフアンカバー12が形成されている。そして、
フアンカバー12によつて囲まれる空間部に駆動
軸13が突出し、この駆動軸13にボルト14を
介してブレードホルダー15が固着され、更にこ
のブレードホルダー15の外側から幅流フアン1
6がフアンカバー12によつて囲まれる空間部内
に嵌め込まれる。そして、幅流フアン16を嵌め
込んだ状態で、更に外側から中間部材17を介し
てブレード18を幅流フアン16に当て、ボルト
19,19によつてブレード18及び幅流フアン
16をブレードホルダー15に共締め結着する。
この状態を第4図で示している。
また、前記フアンカバー12の一部には幅流フ
アン16からの風を吹き出すためのエアー吹き出
し口20を形成しており、このエアー吹き出し口
20には第5図に示すエアーガイド部材21を嵌
め込んでいる。このエアーガイド部材21は複数
の窓部22…に区画され、これら窓部22の縦枠
22a…から外側或いは内側にルーバー23…が
突設されている。これらルーバー23…の厚みは
幅流フアン16からのエアーを妨げない程度のも
のとし、且つ幅流フアン16からのエアーが放出
口24に向うように適当な角度をつけている。
以上において、エンジンを駆動すると駆動軸1
3が回転し、この回転に伴つて幅流フアン16及
びブレード18が一体的に回転する。そしてブレ
ード18の回転によつて芝が刈り取られ、刈り取
られた芝はブレード18の回転によつて発生する
風と、幅流フアン16の回転によつて発生しフア
ンカバー12によつて整流されエアー吹き出し口
20のエアーガイド部材21の窓部22から吹き
出す風によつて、スクロール11内を旋回しつつ
放出口24に送られ、放出口24を通つて図示し
ないグラスバツク等に収納される。
ここで、刈り取つた芝がスクロール11内を旋
回する際に、フアンカバー12のエアー吹き出し
口20に嵌め込んだエアーガイド部材21のルー
バー23が、窓部22から刈り取つた芝がフアン
カバー12と幅流フアン16との間に入り込むの
を防止する。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、風量不足を補うべくスクロール内にフアンを
配設し、このフアンをフアンカバーで囲むように
した芝刈機において、該フアンカバーのエアー吹
き出し口に芝の噛み込み防止用のルーバーを備え
たエアーガイド部材を設けたため、風量を十分に
確保しつつ、芝噛み込み等の不具合を発生するこ
となく、刈り取つた芝を放出口からグラスバツク
に収納することができる。したがつて芝刈りの効
率が大巾に向上するとともに、ある程度ブレード
の回転を抑えることができるので騒音の低減も図
れる等多くの効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の芝刈機の底面図、第
3図は本考案に係る芝刈機の底部構造を示す分解
斜視図、第4図は第3図に示した芝刈機の底面
図、第5図はエアーガイド部材の全体斜視図であ
る。 尚、図面中10はハウジング、11はスクロー
ル、12はフアンカバー、16はフアン、18は
ブレード、20はエアー吹き出し口、21はエア
ーガイド部材、22は窓部、23はルーバーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芝刈り取り用のブレードを回転自在に保持する
    スクロール内にフアンを収納するフアンカバーを
    設けた芝刈機において、前記フアンカバーのエア
    ー吹き出し口には芝噛み込み防止用のルーバーが
    設けられていることを特徴とする芝刈機。
JP12370183U 1983-08-09 1983-08-09 芝刈機 Granted JPS6031225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370183U JPS6031225U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 芝刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370183U JPS6031225U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 芝刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6031225U JPS6031225U (ja) 1985-03-02
JPH0117137Y2 true JPH0117137Y2 (ja) 1989-05-18

Family

ID=30282276

Family Applications (1)

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JP12370183U Granted JPS6031225U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 芝刈機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6447966B2 (ja) * 2014-06-02 2019-01-09 株式会社トリガー 刈払い用回転刃
JP6447967B2 (ja) * 2014-06-02 2019-01-09 株式会社トリガー 刈払い機
JP6368816B2 (ja) * 2017-03-24 2018-08-01 株式会社クボタ モーア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031225U (ja) 1985-03-02

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